作成者別アーカイブ: salama

【展覧会】横尾忠則現代美術館|Forward to the Past 横尾忠則 寒山拾得への道+and many more information|’22年4月9日-7月18日

01横尾忠則現代美術館

横尾忠則現代美術館
Forward to the Past 横尾忠則 寒山拾得への道
会  期  2022年4月9日[土]-7月18日[月・祝]
開館時間  10:00-18:00[入場は閉館の 30 分前まで]
休  館  日  月曜日(ただし月曜が祝日の場合は開館し、翌平日休館)
会  場  横尾忠則現代美術館
観  覧  料  一 般 700円、大学生 550円、70歳以上 350円、高校生以下 無 料
主  催  横尾忠則現代美術館([公財]兵庫県芸術文化協会)、神戸新聞社
──────────────
横尾忠則の最新作をご紹介します。これらは、新型コロナウィルス感染症の流行によって外出も人と会うこともままならなかった横尾が、アトリエに篭り、制作に打ち込むことで生まれました
「これまでの作品とは異なるタイプ」と作家がいうように、画家としての新たなステージを示すものとなるでしょう。中でも大きなテーマとなっている 寒山拾得 のモチーフは、中国は唐の時代の僧で、山に住み、詩を詠むも奇行を重ねるという特徴から数々の文学や美術に取り上げられてきました。俗世から離れ創作活動に勤しむ彼らの姿に横尾は何を見たのでしょうか。
本展では、これらの新作を一堂にご覧いただくとともに過去の作品を参照することで、作家自身が「朦朧体」と呼ぶ最新の様式こそが、実は数十年におよぶ絵画との格闘と模索の末に到達した理想の境地だったのではないかということを考察します

同時開催:YOKOO TADANORI COLLECTION GALLERY 2022 Part1
2022.4.9 sat. – 2022.7.18 mon.
会  期  2022年4月9日[土]-7月18日[月・祝]
開館時間  10:00-18:00 [入場は閉館の 30 分前まで]
休  館  日  月曜日 [ただし月曜が祝日の場合は開館し、翌平日休館]
会  場  横尾忠則現代美術館 4F  横尾忠則コレクションギャラリー * 2021年3月新設
観  覧  料  企画展のチケットでご覧いただけます。
* 本展のみのチケットは販売しておりません。
──────────────
昨年度の展示では、横尾忠則現代美術館がこの10年間で開催してきたすべての展覧会を振り返り、横尾がデザインしたポスターを一堂に並べたり、また特別展に連動した企画として、本の装丁や挿絵のデザインを紹介するなど、幅広いジャンルにまたがる横尾の活動の一端をご紹介しました。
2022年度の展示第一弾は、横尾がコレクションをしたマン・レイ(1890-1976)の作品を展示します。ダダイスト・シュルレアリストの芸術家として知られるマン・レイは、オブジェや絵画など多様なジャンルの作品を手がけましたが、中でも実験的な構図や技法を試した写真で知られています。横尾はマン・レイが撮った女性の写真シリーズを収集し、制作上のインスピレーションを得てきました。今回はそのシリーズとともに、横尾によるマン・レイをモチーフにした作品もあわせて展示します。

<横尾忠則現代美術館について>
横尾忠則現代美術館 同館URLゟ横尾忠則現代美術館は、兵庫県西脇市出身の美術家、横尾忠則からの寄贈・寄託作品を適切な環境で保管し、多くの人に鑑賞していただくため、兵庫県立美術館王子分館(旧兵庫県立近代美術館、村野藤吾設計)の西館をリニューアルし、2012年11月に開館しました(写真は同館 HPゟ)。
同館では、コレクションを軸に、国際的に高く評価されている横尾忠則芸術の魅力を国内外にアピールするとともに、横尾と関わりのある様々な分野のアーティストや、横尾作品に関連するテーマ展など、多彩な展覧会を開催します

通常の展示・保存機能の他にも、同館はユニークな設備を備えています。アーカイブルームでは、膨大な関連資料の保管・調査・研究を行います。横尾忠則の創作の秘密に迫る資料の数々は、その幅広い交流関係を反映し、まさに戦後文化史を物語る貴重なものだといえるでしょう
2021年に新設された横尾忠則コレクションギャラリーでは、横尾忠則の手元に保管されていた様々なアーティストの作品のほか、アーカイブ資料を交えた多彩な展示を行います。さらにオープンスタジオでは、レクチャーやワークショップ、コンサート、公開制作など、子どもから大人まで幅広い世代を対象とした、様々なイベントを展開していきます

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上参観を。
[ 詳細 : 横尾忠則現代美術館

【展覧会】大阪中之島美術館|開館記念特別展|モディリアーニ ─ 愛と創作に捧げた35年 ─|’22年4月9日-7月18日

中之島おもて 中之島うら

大阪中之島美術館
開館記念特別展
モディリアーニ ─ 愛と創作に捧げた35年 ─
会  期  2022年4月9日[土]-7月18日[月・祝]
休  館  日  月曜日(5/2、7/18 を除く)
      * 5月31日[火]より展示作品の一部が変わります
開催時間  10:00-17:00(入場は16:30まで)
会  場  大阪中之島美術館 5階展示室
観  覧  料  一 般 1800円、高大生 1500円、小中生 500円
問い合せ  大阪市総合コールセンター(なにわコール)
      06-4301-7285 受付時間 8:00-21:00(年中無休)
主  催  大阪中之島美術館、読売新聞社
──────────────
イタリア出身のアメデオ・モディリアーニ(1884-1920)はフランスに渡り、エコール・ド・パリの一員としてピカソや藤田嗣治などと共に活躍しました。祖国で学んだ堅実な絵画技法をもとに、芸術の都パリで個性的な作風を確立し、生涯に多くの肖像画を描きました。
モディリアーニによる人物像はアーモンド型の眼や細長い首をもち、内面的な本質を鋭く捉えます。わずか35歳で命尽きるまで精力的に描いた作品群は、世界中で今なお愛好されています。

本展では、国内外で所蔵されるモディリアーニ作品を中心に、同時代のパリを拠点に繰り広げられた新しい動向や、多様な芸術の土壌を示し、モディリアーニ芸術が成立する軌跡をたどります。
モディリアーニと20世紀前期のパリで開花した芸術は、新時代の幕開けを迎える躍動感に満ちています。その豊かな醍醐味を、新たな船出を迎えた大阪中之島美術館でお楽しみください。

みどころ

  1.  世界初公開の肖像画を含め、国内外のモディリアーニ作品約40点が集結。
    35歳で夭折したモディリアーニの作品は、それほど多くありません。本展では、フランス、イギリス、ベルギー、デンマーク、スイス、アメリカなどから選りすぐりを集め、さらに国内美術館等が所蔵する油彩画や水彩、素描が一堂に会します。なかでも、スウェーデン生まれの伝説的ハリウッド女優、グレタ・ガルボが生涯にわたって愛蔵した《少女の肖像》は世界初公開となります。
  2. 大阪中之島美術館所蔵の裸婦像と同じモデルを描いた作品が来日、大阪で初めての再会。
    大阪中之島美術館の約6000点のコレクションを代表する《髪をほどいた横たわる裸婦》。本展では、この作品のモデルと同一の女性を描いたアントワープ王立美術館(ベルギー)所蔵の《座る裸婦》が来日、大阪で初めての競演が叶います。
  3. モディリアーニとともに活躍した芸術家の作品を集め、大阪・中之島に「エコール・ド・パリ」の空間を再現。
    20世紀前期のパリで活動したモディリアーニは「エコール・ド・パリ」の一員として、ピカソやシャガール、藤田嗣治などと同世代です。本展では、そうした仲間たちの作品も多数紹介、彼らの交流をご紹介します。パリに吹いた新しい風とともに、モディリアーニ芸術が成立する軌跡をたどります。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上参観を。
[ 詳細 : 大阪中之島美術館  特設ウエブサイト

【展覧会】国立西洋美術館|自然と人のダイアローグ|’22年6月4日-9月11日

国立西洋01 国立西洋02

国立西洋美術館
自然と人のダイアローグ
会  期  2022年6月4日[土]-9月11日[日]
会  場  国立西洋美術館(東京・上野公園)
      110-0007 東京都台東区上野公園 7-7
開館時間  午前9時30分-午後5時30分(金・土は午後 8 時まで)
休  館  日  月曜日、7月19日[火](ただし、7月18日〔月・祝〕、8月15日〔月〕は開館)
主  催  国立西洋美術館、読売新聞社、NHK、NHK プロモーション
共同企画  フォルクヴァング美術館(Museum Folkwang)
問い合せ  TEL:050−5541−8600(ハローダイヤル)
──────────────
国立西洋美術館リニューアルオープン記念として、ドイツ・エッセンのフォルクヴァング美術館の協力を得て、自然と人の対話(ダイアローグ)から生まれた近代の芸術の展開をたどる展覧会を開催します。
フォルクヴァング美術館と国立西洋美術館は、同時代を生きたカール・エルンスト・オストハウス(1874-1921)と、松方幸次郎(1866-1950)の個人コレクションをもとに設立された美術館です。本展では開館から現在にいたるまでの両館のコレクションから、印象派とポスト印象派を軸にドイツ・ロマン主義から20世紀絵画までの100点を超える絵画や素描、版画、写真を通じ、近代における自然に対する感性と芸術表現の展開を展観します。
産業や社会、科学など多くの分野で、急速な近代化が進んだ19世紀から20世紀にかけて、芸術家たちも新たな知識とまなざしをもって、自然と向き合い、この豊かな霊感源から多彩な作品を生み出していきます。

足元の草花から広大な宇宙まで、そして 人間自身を内包する「自然」の無限の広がりから、2 つの美術館のコレクションという枠で切り出した、さまざまな風景の響き合いをお楽しみください。自然と人の関係が問い直されている今日、見る側それぞれの心のなかで作品との対話を通じて、自然をめぐる新たな風景を生み出していただければ幸いです。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上ご参加を
[ 詳細 : 国立西洋美術館

【展覧会】三沢市寺山修司記念館|映画公開50周年記念|特別企画展 2021 vol.2「書を捨てよ町へ出よう」|’21年10月30日-’22年5月29日|会期末最終案内

terayama01 terayama02

三沢市寺山修司記念館
映画公開50周年記念
特別企画展 2021 vol.2「書を捨てよ町へ出よう」

会  期  2021年10月30日[土]-2022年5月29日[日]
休  館  日  月曜(祝日のばあいは翌日)、12月29日ー01月03日
会  場  寺山修司記念館エキジビットホール
      青森県三沢市大字三沢字淋代平116-2955 tel.0176-59-3434
入 館 料  一般個人 550円(常設展330円+企画展220円)、高大生 110円、小中学生 60円
      * 土曜日は小中学生以下 無 料
──────────────
寺山の代表作のひとつ、映画「書を捨てよ町へ出よう」が公開されたのが1971年4月24日。今年で50年の節目である。撮影当時、22歳の青年だった「エイメイ」も古希を越えた。

寺山が遺した数々の惹句のなかでも、もっとも人口に膾炙(かいしゃ)した「書を捨てよ町へ出よう」。

この言葉をタイトルにもつ寺山作品は3つある。最初は1967年の評論集、翌年に舞台版初演、さらに翌年、1969年には約2ヶ月のロングラン公演が行われる。初期天井棧敷の転換点とも言えるこの作品は、時代性を色濃く反映し、そのエネルギーを取り込みながら膨張しつづけ、やがて、1971年の長編映画へと昇華していく。
もともとこの一節は、仏の作家、アンドレ・ジイドの『地の糧』(1897年)の序詞「ナタナエル」から引用されたものである。寺山はジイドの作品に、10代後半~20代前半の間に出会ったと思われ、「雑萃(ざっすい)」と名付けたアイディアノートにジイドの言葉を多数書き写している。そして、寺山の愛蔵書だった堀口大学訳『地の糧』(角川文庫 1953年)は、現在は当館に収められている。

本展では、流れゆく時代感情を正確に切り取った「書を捨てよ町へ出よう」が象徴する寺山の表現哲学を、同名の評論集・舞台・映画それぞれの作品を追うことで明らかにしていきたい。
また、現代において一人歩きしている「書を捨てよ町へ出よう」というフレーズは、いまなお若者を煽動する旗印として使われる一方、寺山がこの言葉に託した真意が理解されているとは言い難い。しかし、寺山自身はたとえそれが誤読であっても、受け手がどのように作品を解釈し、考え行動するか、その作用をおもしろがっていた。 寺山が仕掛けた現象としての「書を捨てよ町へ出よう」がこれまでどのように社会で受容され、伝播してきたか。その全体像に迫る。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上参観を。
[ 詳細 : 三沢市寺山修司記念館

【展覧会】高島屋史料館|企画展 高島屋東別館・重要文化財指定記念展|大大阪の百貨店 第Ⅰ部 百貨店建築の登場/第Ⅱ部 大大阪モダニズム|’22年3月5日-7月4日|*第Ⅱ部 大大阪モダニズム  5月21日-7月4日 開催

オオサカ01 オオサカ02

高島屋史料館
企画展  高島屋東別館・重要文化財指定記念展
大大阪の百貨店
開催期間  2022年3月5日[土]-7月4日[月]
        ◉ 第Ⅰ部   百貨店建築の登場
        3月5日[土]-5月9日[月]
        ◉ 第Ⅱ部   大大阪モダニズム
        5月21日[土]-7月4日[月]
      * 本展は会期をⅠ部・Ⅱ部に分け、展示資料を一部入れ替えて構成します。
      * 会期は変更となる場合があります。
開館時間  10:00-17:00(入館は16:30まで)
休  館  日  火・水曜日
      * 5月12日[木]-5月20日[金]は展示替のため休館
会  場  高島屋史料館 企画展示室
      556-0005  大阪市浪速区日本橋3-5-25  高島屋東別館 3 階
      電 話:06(6632)9102
      入館無料
──────────────
いまから100年前の1922(大正11)年、高島屋は大阪・堺筋の長堀橋詰に近代ゴシック建築の大型店舗(長堀店)を開店 ── これが高島屋初の本格的百貨店の誕生でした。当時の堺筋には、三越、白木屋がすでに大店舗を構えており、さらに翌年には松坂屋が開店。市電も走る堺筋は「百貨店通り」と呼ばれ、大阪随一のメインストリ―トとして繁栄しました。
この時期、大阪は人口・面積で日本最大の都市に、世界でも有数の大都市「大大阪」となりました。
華やかで活気にあふれた「大大阪時代」の象徴のひとつが、堺筋に建ち並んだ百貨店建築でした。しかし、昭和初年、御堂筋の建設計画がはじまると、高島屋が南海店(現 大阪店)を開店するなど、在阪百貨店の地図は大きく変化することになりました。
近代都市「大大阪」の変貌を百貨店からみつめ直します。

重要文化財・高島屋東別館(旧松坂屋大阪店)
1966(昭和41)年、松坂屋が天満橋へ移転後、その建物は1968(同43)年に高島屋東別館となり、往時の姿をほぼ保ったまま存続してきました。2020(令和2)年、建物の歴史的価値を守り継ぎながら、リノベ―ション工事を完了。2021(同3)年8月、国の重要文化財(建造物)に指定されました。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上ご参加を。
[ 詳細 : 高島屋史料館

【展覧会予告】東京藝術大学大学美術館|特別展「日本美術をひも解く ── 皇室、美の玉手箱」|’22年8月6日-9月25日|前後期開催 / 展示替え・巻替え有り〼

東京藝術大学大学美術館0102東京藝術大学大学美術館

東京藝術大学大学美術館
特別展「日本美術をひも解く ── 皇室、美の玉手箱」
会  期  2022年8月6日[土]-9月25日[日]
       前期展示:① 8月06日[土]-8月28日[日]/ ② 8月6日[土]-9月04日[日]
       後期展示:① 8月30日[火]-9月25日[日]/ ② 9月6日[火]-9月25日[日]
      * 会期中、作品の展示替え および 巻替えがあります
開館時間  午前10時-午後5時  * 入館は閉館の30分前まで
休  館  日  月曜日(ただし、9月19日[祝]は開館)
会  場  東京藝術大学大学美術館(台東区・上野公園)
      110-8714 東京都台東区上野公園12-8
観  覧  料  一 般 2,000円、高・大学生 1,200円、中学生以下無料
主  催  東京藝術大学、宮内庁、読売新聞社
問い合せ  050-5541-8600(ハローダイヤル)
──────────────
じっと見る そっと見る  うつくしい 宝もの
本展は、宮内庁三の丸尚蔵館が収蔵する皇室の珠玉の名品に、東京藝大コレクションを加えた 82 件の多種多様な作品を通じて、「美の玉手箱」をひも解き、日本美術の豊かな世界をご覧いただくものです。代々日本の文化の中心に位置して美術を保護、奨励してきた皇室に伝わる多くの優品は、特筆すべき重要な存在です。
また、本展が開催される東京藝術大学は、前身である 東京美術学校 で 岡倉天心 が1890年に初めて体系的に日本美術史の講義を行った場所でもあり、以降、芸術の教育・研究機関として重要な役割をもちます。

本展は、このような歴史的背景をもつ両者共同ならではのアプローチで、貴重な美術品の数々の魅力をわかりやすくご紹介します。

* 本展は事前予約制ではありませんが、今後の状況により変更及び入場制限等を実施する可能性があります。参観前に最新情報を再度 下掲詳細 ページで確認ください。
* 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上参観を。
[ 詳細 : 東京藝術大学美術館  特設ウエブサイト

【展覧会】昭和女子大学 図書館|特別展 夏目漱石 修善寺の大患前後|’22年5月18日-7月20日

昭和女子大おもて昭和女子大うら
昭和女子大学
図書館特別展 夏目漱石 修善寺の大患前後
会  期  2022年5月18日[水]-7月20日[水]
開 催 地  154-8533 東京都世田谷区太子堂1-7-57
      昭和女子大学8号館3階 図書館コミュニティルーム
開 館 日  予約入館制 ── 開館カレンダーでご確認ください。
      * 日程を変更する場合があります。「お知らせ」にて最新情報も確認ください。
開館時間  9時-17時(図書館入館は、16時30分迄)
      入場・観覧:無料
問い合せ  libinfo@swu.ac.jp または 電話 03-3411-5128
──────────────
漱石 夏目金之助 の生涯五十年には、いくつかの転機がありましたが、そのうち最も深刻であったのは、明治四十三年(一九一〇)四十三歳の時の「修善寺の大患」でした。胃潰瘍の療養のため滞在していた、伊豆 修善寺温泉 菊屋旅館 において、同年八月二十四日の晩に大吐血し、三十分間の人事不省ののち、一命を取りとめて蘇生したからです。

昭和女子大学 図書館 近代文庫の収蔵品の中では「夏目漱石・芥川龍之介・久米正雄往復書簡」(折帖二冊、昭和三十五年〔一九六〇〕十一月購入)が、漱石関係の重要資料として内外に良く知られています。この書簡は、漱石の亡くなる年、大正五年(一九一六)の八月から九月にかけて、上総一宮に滞在していた帝国大学卒業直後の芥川龍之介と、久米正雄とのやりとりですが、折帖の「裏面」に、修善寺大患の滞在療治の費用に関する資料三種が貼付されているのです。

漱石の研究は日本近代文学において最も考究の盛んな領域ながら、これまで修善寺大患の費用についての情報は必ずしも多くありませんでした。
そこで、この貴重な資料の公開を中心に、修善寺大患の全容を捉えるべく、昭和女子大学近代文化研究所でプロジェクトが企図され、爾後四年を要した共同研究の成果を『夏目漱石 修善寺大患の前後 ― 昭和女子大学図書館近代文庫蔵 新資料を加えて―』として公刊するに至りました。

資料の所蔵元である昭和女子大学図書館では、本書の刊行を記念し、このたびの研究の美果を広く周知するため、(Ⅰ) 資料の様態、(Ⅱ) 修善寺菊屋旅館、(Ⅲ) 漱石の治療、(Ⅳ) 大患をめぐる人々、(Ⅴ) 当時の報道、(Ⅵ) 大患以後、の六部の構成によって、原資料の折帖はもとより、近代文庫蔵の漱石、および門下生、関係者の書物等、関連資料を展示し、「修善寺の大患」を立体的に再現する特別展を企画いたしました。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上参観を。
[ 詳細 : 昭和女子大学 昭和女子大学図書館

【展覧会】千代田区立日比谷図書文化館|特別展 鹿島茂コレクション2『稀書探訪』の旅|’22年5月20日-7月17日

20220412200344_00001 20220412200344_00002

千代田区立日比谷図書館 特別展
鹿島茂コレクション2『稀書探訪』の旅
会  期  2022年5月20日[金]-7月17日[日]
        前 期  5月20日[金]-6月19日[日]
        後 期  6月21日[火]-7月17日[日]
      * 前後期一部展示替えあり
休  館  日  6月20日[日]
開催場所  千代田区立日比谷図書文化館 1階 特別展示室
観覧時間  月曜日-木曜日:午前10時-午後7時
      金曜日:午前10時-午後8時
      土曜日:午前10時-午後7時
      日曜日・祝日:午前10時-午後5時
      * 入室は閉室の30分前まで
観  覧  料  一 般 300円、大学・高校生 200円
主  催  千代田区立日比谷図書文化館
────────────── 
ANA機内誌『翼の王国』にて連載された仏文学者 鹿島茂氏による「稀書探訪」。2007年4月号に第1回が掲載されて以降2019年3月号まで、実に12年間144回にわたる連載は、『翼の王国』ファンの間でも人気のページでした。
本展は、19世紀ロマン主義時代のイラストレーターによる挿絵本や、19世紀を中心とする地誌・風俗画、風刺画の入った新聞、モードのグラフィック資料など、1回1冊、144回の連載で採り上げられた、全144冊の稀少な書籍や資料を総覧する展覧会となります。フランス古書収集の喜怒哀楽を軽妙な語り口で綴る鹿島氏のテキストとともに、魅惑的な写真で展開された「稀書探訪」のページを飛び出して、稀覯本の数々が日比谷図書文化館の展示スペースに踊ります。

鹿島 茂(かしま しげる)プロフィール
フランス文学者。元明治大学教授。専門は19世紀フランス文学。
1949年、横浜市生まれ。1973年東京大学仏文科卒業。1978年同大学大学院人文科学研究科博士課程単位習得満期退学。元明治大学国際日本学部教授。『職業別パリ風俗』で読売文学賞評論・伝記賞を受賞するなど数多くの受賞歴がある。膨大な古書コレクションを有し、東京都港区に書斎スタジオ「NOEMA images STUDIO」を開設。新刊に『日本が生んだ偉大なる経営イノベーター 小林一三』(中央公論新社)、『フランス史』(講談社)などがある。

展示構成
1.グランヴィルとロマン主義時代のイラストレーターたち
2.19世紀パリ復元のための地誌・風俗画
3.19世紀の風刺的絵入り新聞・雑誌
4.19-20世紀のモードのグラフィック資料
5.フランスの絵本児童書
6.アール・デコの挿絵本
7.その他 イラスト入り雑誌・新聞
8.その他 挿絵本

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上展観を。
[ 詳細 : 千代田区立日比谷図書文化館

【展覧会】京都工芸繊維大学 美術資料館|長谷川潔版画作品展|’22年5月9日-6月18日

京都芸工史料館

京都工芸繊維大学 美術資料館
長谷川潔版画作品展
開催期間  2022年2月11日[月]-4月23日[土]
      2022年5月9日[月]-6月18日[土] * 好評につき会期を延長します
休  館  日  日曜日・祝日
開館時間  10-17時(入館は16時30分まで)
入  館  料  一般 200円、大学生 150円、高校生以下 無 料
会  場  京都工芸繊維大学 美術工芸資料館
      606-8585 京都市左京区松ヶ崎橋上町 電話 075-724-7924
主  催  京都工芸繊維大学 美術工芸資料館
──────────────
本展覧会では、日本の近代版画を代表する銅版画家である長谷川潔(1891-1980)の作品を紹介します。神奈川県横浜市に生まれた長谷川潔は、日本で油彩や素描そしてエッチングの技法を学んだのち、1918年に版画技術習得のためにフランスへと渡ります。1923年からサロン・ドートンヌ(秋のサロン展)などに出品するようになり、25年にはパリで個展を開催するなど早くからパリで人気作家となります。
第二次世界大戦中には疎開を余儀なくされたり苦労も多かったようですが、1966年には フランス文化勲章、翌年には日本で 勲三等瑞宝章 を受勲するなど世界的な版画家としての地位を確立しました。渡仏後いちども日本に帰ることなく、1980年12月に パリで亡くなりました。

長谷川の版画で最も注目されるのは、マニエール・ノワール(メゾチント)と呼ばれる古典技法による作品です。17世紀半ばにオランダで考案された銅版画の技法で、主にイギリスで発達しましたが、版画技術の発展、様々な技法の開発の流れの中でいつしか廃れてしまい、20世紀にはヨーロッパでマニエール・ノワールを実践する版画家はいなくなっていました。この古い技法を長谷川は試行錯誤を繰り返しながら復活させたのです。
ニードル(針)で細い線を刻んでいくエッチングは、細かい線描表現が特徴ですが、ロッカーという器具で板全体にささくれを作り、それをヘラでならすことによって絵を描く マニエール・ノワール は複雑な明暗効果を生み出すことができます。特にその名前(マニエール・ノワール=黒の技法)が示している通り、背景部分を黒く沈ませることができるため、描かれている事物が浮かび上がるような、幻想的な効果をもたらすことができます。とりわけ長谷川が作り出す黒はただの漆黒ではなく、彼自身が「黒には七色の色がある」といったように、微妙な色調が現れています。
マニエール・ノワールで有名な長谷川ですが、ドライポイントやアクアチントなど、他の銅版技法にも積極的に取り組み、数多くの傑作を残しています。それらの技法による作品も黒の世界と合わせてご覧いただき、長谷川潔の銅版画をご堪能ください。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上参観を。
[ 詳細 : 京都工芸繊維大学 京都工芸繊維大学 美術工芸資料館 ]

【展覧会】松濤美術館 津田青楓 図案と、時代と、|’22年6月18日-8月14日

松濤おもて 松濤うら

松濤美術館
津田青楓 図案と、時代と、
会  期  2022年6月18日[土]-2022年8月14日[日]
        前 期:6月18日[土]-7月18日[月・祝]
        後 期:7月20日[水]-8月14日[日]
        * 会期中、一部展示替えがあります
休  館  日  月曜日(ただし、7月18日を除く)、7月19日、8月12日
入  館  料  一 般 800円、大学生 640円、高校生・60歳以上 400円、小中学生 100円
会  場  渋谷区立 松濤美術館
150-0046 渋谷区松濤2-14-14 電話: 03-3465-9421
主  催  渋谷区立 松濤美術館  

──────────────
工芸品の下絵として捉えられがちな「図案」。しかし明治から大正時代は「図案」は必ずしも何かに応用されるために描かれるのではなく、また「絵画」とも異なるものとして存在するようになった時代でした。
明治時代、ヨーロッパの美術やデザインが日本でも広く知られるようになると、それまでの伝統的な図案から脱却し、独自の創意をもって考案しようという機運が高まりました。職人の仕事とされていた図案制作に画家も携わるようになり、その芸術化が試みられた、いわば図案の変革期だったのです。

本展は、明治30年代に京都で多くの図案集を出版し、大正時代には夏目漱石らの本の装幀も手がけた 津田青楓(つだ せいふう 1880-1978)を軸に、図案集と図案に関する作品を紹介します。青楓は、明治13(1880)年に京都に生まれました。明治から大正、昭和時代と目まぐるしく変化する社会の中で、日本画、洋画、工芸、書など幅広い分野で活躍しました。明治36(1903)年には、青楓自身も図案の研究会を結成し、日本画の師である 谷口香嶠-たにぐち こうきょう-や、当時、京都に新たな美術やデザインをもたらした洋画家の 浅井 忠 を顧問に迎えて雑誌の刊行も行っていました。同年に刊行した図案集『うづら衣』では「自己は自己の図案をつくらねばならん」と制作にかける意気込みを語っています。
それまでの形にとらわれず、自己の表現としても制作されるようになった図案。津田青楓の作品を通し、職人の仕事から美術家の作品へと昇華された「図案」の世界をお楽しみください。

◉ 新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、土・日曜日、祝日、および8月9日[火]以降の最終週は「日時指定予約制」を予定しています。詳細は同館ホームページで告知されます。お出かけの際は、最新の情報をご確認ください。
[ 詳細 : 渋谷区立 松濤美術館 ] 

【展覧会】大倉集古館|特別展 芭蕉布 ─ 人間国宝・平良敏子と喜如嘉の手仕事 ─|’22年6月7日-7月31日

大倉おもて 大倉うら

大倉集古館
特別展 芭蕉布 ── 人間国宝・平良敏子と喜如嘉の手仕事 ──
会  期  2022年6月7日[火]-7月31日[日]
開館時間  10:00-17:00(入館は16:30まで)
休  館  日  毎週月曜日(祝日の場合は翌火曜日)
入  館  料  一般:1,300円、大学生・高校生:1,000円、中学生以下:無料
      * 学生証をご提示ください。
──────────────
芭蕉布-ばしょう ふ-とは 亜熱帯を中心に分布する植物・芭蕉からとれる天然繊維を原料とした、沖縄を代表する織物です。第二次世界大戦後に消滅しかけた芭蕉布の伝統技法を復興させ、現代へ繋いだ女性こそが平良敏子です。その功績により、2000 年には重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定されました。
本展では沖縄本土復帰 50 周年に寄せ、喜如嘉(キジョカ)に工房を設け、芭蕉布と共に生きる、平良敏子の情熱と手仕事をご紹介いたします。民藝運動の主唱者・柳宗悦に「今時こんな美しい布はめったにないのです。いつ見てもこの布ばかりは本物です」と言わしめた手織物の数々を約70 点にわたり公開します。
芭蕉の糸が織りなす透けるような風合い、古くから伝わる琉球藍や車輪梅の力強い色彩、バラエティに富んだ絣柄の世界をはじめとする芭蕉布の手わざの魅力を様々な角度からお楽しみください。

[ 詳細 : 大倉集古館

【展覧会+イベント】国文学研究資料館|特別展示「創立50周年記念展示 こくぶんけん〈推し〉の一冊」|’22年5月13日-8月31日

国文研50

国文学研究資料館
特別展示「創立50周年記念展示 こくぶんけん〈推し〉の一冊」
会  期  2022(令和 4 )年5月13日[金]-8月31日[水]
開  室  日
5月  13日㈮,16日㈪,18日㈬,20日㈮,23日㈪,25日㈬,27日㈮,30日㈪
6月  1日㈬,3日㈮,6日㈪,8日㈬,10日㈮,13日㈪,15日㈬,17日㈮,20日㈪,22日㈬,24日㈮,27日㈪,29日㈬
7月  1日㈮,4日㈪,6日㈬,8日㈮,11日㈪,13日㈬,15日㈮,20日㈬,22日㈮,25日㈪,27日㈬,29日㈮
8月  1日㈪,3日㈬,5日㈮,8日㈪,10日㈬,17日㈬,19日㈮,22日㈪,24日㈬,26日㈮,29日㈪,31日㈬
開室時間  午前11時-午後4時 * 入場は午後3時まで
場  所  国文学研究資料館1階 展示室
      190-0014 東京都立川市緑町10-3 TEL:050-5533-2984
主  催  国文学研究資料館
      入場無料 事前予約制
──────────────
国文学研究資料館、創立50周年記念展示では、次のようなコンセプトで展示を構成しています。
第1章の「〈推し〉の一冊」では、同館に所属している日本文学、歴史学およびアーカイブズ学研究者が「推し」とする、館蔵の作品を紹介するコーナーです。
情報系研究者は日本文学と連携した研究を紹介しています。同館所属の研究者を知っていただくとともに、それぞれの研究者の個性について作品を通じて感じてください。

第2章の「国文研をひらく」では、「自然を味わう」「あの人が書いた文字」「挿絵を楽しむ」「書物で国際交流」「古典と旅をする」「古典で遊ぶ」「今年記念を迎える本」というテーマを設け、展示ではあまり利用していない作品をご覧頂きます。
第3章の「国文研のこれまでとこれから」は、同館の歴史にまつわる資料を、写真とともに振り返ります。今回は同館が50年前に創立した時の、品川区戸越の建物の定礎に収められていた資料を主に展示します。

◉ 問い合わせ先
国文学研究資料館  学術情報課 事業係
TEL:050-5533-2984 FAX:042-526-8606
E-mail : jigyou[at]nijl.ac.jp(送信時に [at] を @ に置き換えてください)
※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上ご参観を。
[ 詳細 : 国文学研究資料館

【展覧会】クリエイションギャラリーG8|JAGDA新人賞展2022 佐々木拓・竹田美織・前原翔一|’22年5月31日-7月2日

20220516171600_00001 20220516171600_00002

クリエイションギャラリーG8
JAGDA新人賞展2022
佐々木拓・竹田美織・前原翔一
会  期  2022年5月31日[火]-7月2日[土]
時  間  11:00 a.m. -7:00 p.m.
      日曜休館 入場無料
主  催  クリエイションギャラリーG8
共  催  公益社団法人日本グラフィックデザイン協会
* 6月15日[水]は、ギャラリーの開館は 6:00 p.m. まで
* ギャラリー入口で、体温測定、手指消毒、マスク着用のご協力をお願いします。ご来場者様同士の社会的距離 2 m を確保いただき、37.5 ℃ 以上の発熱、咳・咽頭痛、全身倦怠感などの症状がある方は来場をお控えください。来場者多数の場合は入場制限をおこなうことがあります。
──────────────
1978年に発足した 公益社団法人 日本グラフィックデザイン協会(略称JAGDA)は、現在、会員数約 3,000名 を誇るアジア最大規模のデザイン団体として、年鑑『Graphic Design in Japan』の発行や、展覧会・セミナーの開催、デザイン教育、公共デザインや地域振興への取り組み、国際交流など、デザインによるコミュニケーション環境の向上のために様々な活動をおこなっています。
また、毎年『Graphic Design in Japan』出品者の中から、今後の活躍が期待される有望なグラフィックデザイナー(39歳以下)に「JAGDA新人賞」を授与しています。この賞は1983年来、デザイナーの登竜門として、いまや第一線で活躍する 119名 のデザイナーを輩出し、デザイン・広告関係者の注目を集めています。

40 回目 となる今回は、新人賞対象者 137 名の中から厳正な選考の結果、佐々木拓 Taku Sasaki・竹田美織 Miori Takeda・前原翔一 Shoichi Maehara の 3 名が選ばれました。本展では、ポスターやプロダクトなどを中心に、受賞作品および近作を展示します。

[ 詳細 : クリエイションギャラリー G8

【根津美術館】根津美術館|企画展 阿弥陀如来|’22年5月28日-7月30日

根津06月根津美術館
企画展 阿弥陀如来
会  期  2022年5月28日[土]-7月30日[日]
休  館  日  毎週月曜日
開館時間  午前10時-午後5時(入館はいずれも閉館30分前まで)
入  場  料   オンライン日時指定予約
      一 般 1300円、学 生 1000円、中学生以下は 無 料
会  場  根津美術館 展示室 1・2
──────────────
誰もが知るほとけである “ 阿弥陀さま ”。この阿弥陀如来は、飛鳥時代にはすでに信仰されており、のちに浄土信仰が盛んになると、極楽往生へと導く救いのほとけとして、国中で崇められるようになりました。そして阿弥陀如来とその信仰は、日本仏教の展開とともに、実にさまざまな様相を見せ、仏教美術の柱のひとつとなっていったのです。
この展覧会では、館蔵の仏画を中心として、日本における阿弥陀信仰の歴史とその広がりを概観するとともに、高麗における作例もあわせて紹介いたします。この展覧会が、阿弥陀如来にかかわる美術の華麗で多様な世界を知る機会となれば幸いです。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上ご参観を。
[ 詳細 : 根津美術館 ] { 活版アラカルト まとめ }

【展覧会】土門拳記念館|特別展 木村伊兵衛と土門拳 ─「瞬間」と「凝視」の好敵手 ─|’22年4月8日-7月3日|*好評展示中

どもん01 どもん02

土門拳記念館
特別展 木村伊兵衛と土門拳
──「瞬間」と「凝視」の好敵手 ──
会  期  2022年4月8日[金]-7月3日[日]

休  館  日  会期中 無 休   * 展示替えなどのため臨時休館する場合があります
会  場  土拳拳記念館
      998-0055 山形県酒田市飯森山2-13(飯森山公園内)
入  館  料  一 般:900円、学 生:450円、小・中学生:無 料
主  催  公益財団法人さかた文化財団 土門拳記念館
──────────────
木村伊兵衛(1901-1974)と、土門 拳(1909-1990)は、ともに日本における近代写真/リアリズム写真の開拓者として知られています。
しかし、その人柄や作風は基本的に大きく異なっていました。木村が小型のライカカメラを愛用し、瞬間的なアングルから人間や風景をさりげなく、かつ流麗に捉えていったのに対し、土門は被写体を細部まで徹底的に凝視するかのような撮影プロセスと、緊張感のみなぎる作品によって、自己のスタイルを確立していきました。

1930年代初頭に、既に新進気鋭の写真家として注目を集めていた 8 歳年上の木村の作品から、まだ駆け出しで無名だった頃の土門は大きな刺激を受けたようです。その後も長年にわたり、土門は彼の存在を、いつかは追いつかなければならないライバル=好敵手として意識していました。
そして戦後、1950年代にはカメラ雑誌の月例審査を 2 人合同で行い、全国のアマチュア写真家のあいだに、リアリズム写真の一大ムーブメントを巻き起こすに至ります。


本展は、2021年に木村が生誕120年を迎えたことを記念して開催するものです。木村伊兵衛と土門 拳という、20世紀の写真史を振り返る上で欠かせない 2 人の代表作が一堂に会する空間で、それぞれの作品が放つ、豊かな個性と、彼らが生きた時代の空気を感じていただければ幸いです。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上参観を。
[ 詳細 : 土門拳記念館 ]  { 活版 à la carte 土門拳記念館まとめ }

【 YouTube [公式]土門拳記念館 03:20 】

【展覧会】泉屋博古館 京都・鹿ヶ谷|漆 ── 東洋の美を彩る素材|’22年5月28日-7月3日

泉屋博古館京都おもて 泉屋博古館02

泉屋博古館 京都・鹿ヶ谷
漆 ── 東洋の美を彩る素材
会  期  2022年5月28日[土]-7月3日[日]
休  館  日  月曜日
開館時間  午前10時-午後5時(入館は午後4時30分まで)
会  場  泉屋博古館(京都・鹿ヶ谷)
入  館  料  一般 800円、 高大生 600円、 中学生以下 無 料
      * 本展覧会の入場料で青銅器館もご覧いただけます
主  催  公益財団法人泉屋博古館、京都新聞
──────────────
中国・明時代の漆工品である 龍図堆黄円盆 および 双龍図堆黄長方盆 の修復完成を記念し、漆の美を探求する展覧会を開催します。
漆、それはアジアの人々が発見したふしぎな素材です。塗料・接着剤として用いられた漆は、長い時間をかけて地域ごとに独自の技法が磨き抜かれていきます。
本展では東アジアにスポットを当て、中国、朝鮮、そして日本で育まれた多彩な漆工品について、それを生み出した技法とともにご紹介します。
今回一挙に公開する住友コレクションの漆工品は、茶室、能舞台、香席、酒宴、書斎・・・・・・かつて様々な場に顔をのぞかせた「実用」の品でした。会場では、漆が彩った近代数寄者のくらしについても探ります。ただ、漆の美も時の流れによる劣化には逆らえず、何百年にもわたって愛玩して伝えていくには定期的な修復を必要とします。展示では修復後初公開となる 堆黄盆 を例として、最新の修復技術もご紹介いたします。

* 二年間ほどの改修工事をへて、泉屋博古館 東京 リニューアルオープン展開催中。
* 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上参観を。
[ 詳細 : 住友コレクション 泉屋博古館 ] { 活版 à la carte 過去ログ

【展覧会】世田谷美術館|ミュージアム コレクションⅠ|美術家たちの沿線物語 大井町線・目黒線・東横線篇|’22年4月23日-7月24日

せたび01 せたび02

世田谷美術館
ミュージアム コレクションⅠ
美術家たちの沿線物語
大井町線・目黒線・東横線篇
会  期  2022年4月23日[土]-7月24日[日]
開館時間  10:00-1::00(入場は17:30まで)
休  館  日  毎週月曜日  * 7月18日[月・祝]は開館、7月19日[火]は休館
会  場  世田谷美術館 2階展示室
観  覧  料  一般 200円/65歳以上 100円/大高生 150円/中小生 100円
──────────────
大正から昭和初期の郊外開発に端を発する東急大井町線、目黒線、東横線は、今日にいたる世田谷の街並みを形づくってきました。本展では村井正誠や宮本三郎など、沿線に住んだ美術家や文化人たちの創作と交流の足跡を辿ります。
また小コーナーでは「黒船館をめぐって―吉田正太郎と小川千甕」として、新潟県柏崎市にある「黒船館」関連作品を展示いたします。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上参観を。
[ 詳細 : 世田谷美術館

【展覧会】ミュゼ浜口陽三・ヤマサコレクション|色彩への招待|’22年5月14日-7月10日

やまさ01 やまさ02ミュゼ浜口陽三・ヤマサコレクション
色彩への招待
会  期  2022年5月14日[土]-7月10日[日]
開館時間  11:00-17:00 * 土日祝は10:00- (最終入館16:30)
会  場  ミュゼ浜口陽三・ヤマサコレクション
      103-0014 東京都中央区日本橋蛎殻町1-35-7
      Tel:03-3665-0251  Fax:03-3665-0257
入  館  料  大 人 600円、大学生・高校生 400円、中学生以下 無 料
主  催  ミュゼ浜口陽三・ヤマサコレクション
──────────────
浜口陽三(1909-2000)は、20世紀を代表する銅版画家のひとりです。1950年代にフランスにて “カラーメゾチント” という新しい銅版画の技法を編み出し、世界的に活躍しました。
浜口陽三の開拓した銅版画技法 “カラーメゾチント” は、黄、赤、青、黒の 4 つの色から作られています。色ごとに版を彫り分け、4 つの色版を紙に順に重ねて刷ることで作品が完成します。 一見すると絵具で描いたように見えますが、画面全体が意図的に構成された色の重なりによって制作されています。版面に広がる点描のような凹みは、限りなく繊細です。その凹みによって、作品に無数の色と奥行きが生まれます。
本展では浜口陽三の銅版画を約 50 点展示します。複雑に重なり合って生まれた、豊かな色彩の世界をご堪能ください。

[ 詳細 : ミュゼ浜口陽三・ヤマサコレクション ]

【展覧会】泉屋博古館東京|泉屋博古館東京リニューアルオープン記念展Ⅱ|光陰礼讃 ─ モネからはじまる住友洋画コレクション|’22年5月21日-7月31日

泉屋博古館東京01 泉屋博古館東京02

泉屋博古館東京
泉屋博古館東京リニューアルオープン記念展Ⅱ
光陰礼讃 ── モネからはじまる住友洋画コレクション
会  期  2022年5月21日[土]-7月31日[日]
休  館  日  月曜日(祝日の場合は翌平日休館)
開館時間  午前11時-午後6時(入館は午後5時30分まで)
      * 金曜日は午後7時まで開館(入館は午後6時30分まで)
会  場  泉屋博古館東京(東京・六本木)
入  館  料  一 般 1,000円 高大生 600円 中学生以下 無 料
主  催  公益財団法人泉屋博古館、日本経済新聞社
──────────────
泉屋博古館東京リニューアルオープンを記念しての館蔵名品展第二弾。
住友コレクションの一角を占める近代洋画は、住友吉左衞門友純(春翠)が明治30年(1897)の欧米視察中のパリで印象派の画家モネの油彩画2点を入手したことにはじまりますが、その一方で同時代のジャン=ポール・ローランスなどフランス・アカデミーの古典派絵画も収集しました。
19世紀末のフランス絵画は、印象派の台頭とともに古典的写実派が次第に衰退していく様相を示すことになりますが、住友洋画コレクションには同時代の印象派と古典派の作品がともに揃って収集されているところに特徴があります。

本展は、光を追い求めた印象派と陰影表現による実在感を追究した古典派を「光陰」と捉え、この「光陰」二つの流れから滋養を受けて展開した日本近代洋画の数々を絵画史の流れにそって紹介するものです。
「光陰」とは本来「歳月」や「月日」の謂いですが、明治・大正・昭和という激動の時代を経て今に伝わる作品たちがくぐり抜けてきた歳月にも思いを馳せていただければ幸いです。

[ 詳細 : 泉屋博古館東京<六本木>

【イベント】国立科学博物館 附属自然教育園|★企画展 自然教育園のカワセミ ~都心できらめく水辺の宝石~|’22年4月29日-6月30日|★企画展 オオタカの子育てを観察しよう|’22年5月3日-6月30日

科学博物館

国立科学博物館 附属自然教育園
企画展 自然教育園のカワセミ~都心できらめく水辺の宝石~
開 催 日  2022年4月29日[金]-6月30日[木]
休  園  日  毎週月曜日(5/2のみ臨時開園)
入  園  料  一般 320円、高校生以下・65歳以上・障害者のかたとその介護者1名まで 無料

開催場所  国立科学博物館 附属自然教育園
      108-0071 東京都港区白金台5-21-5
      お問合せ TEL:03-3441-7176
──────────────
美しいコバルトブルーの背をきらめかせて飛翔する、水辺の宝石 カワセミ。
都心の森 自然教育園では、過去に14回もの繁殖が確認され、その生態について研究されています。
私たちを魅了して止まないカワセミとはどんな鳥なのか。その生態や園内で撮影された写真作品を紹介します。
科博白金台

《国立科学博物館 科博メールマガジン第904号 2022年5月12日》
附属自然教育園内の池や水生植物園のあたりでは、運がよければカワセミを
見ることができます。この時期にみられる植物と一緒に、ぜひカワセミも探
してみてください!

kazari-upper科博自然教育03

[ 詳細 : 国立科学博物館 国立科学博物館 附属自然教育園 ] 

◉ 東京都心、港区白金台にある、貴重な自然です。地下鉄白金台駅からも至近です。
【 参考 YouTube 国立科学博物館公式チャンネル#1 自然教育園ってどんなところ?  2:05 】

【展覧会】大和文華館|朝鮮美術の精華-絵画と工芸-|’22年5月20日-6月26日|連続講座Ⅰ「写楽-美醜を超えて-」|

文華01 文華02

大和文華館
朝鮮美術の精華-絵画と工芸-
会  期  2022年5月20日[金]-6月26日[日]
会  場  大和文華館
      631-0034 奈良市学園南1丁目11番6号 TEL 0742-45-0544
休  館  日  毎週月曜日休館
開館時間  午前10時-午後5時(入館は午後4時まで)
入  館  料  一般 630円 高校・大学生 420円 小学・中学生 無 料
──────────────
アジア大陸の東端に位置する朝鮮半島には、長い歴史の中で高句麗、百済、新羅、高麗、朝鮮王朝などの国々が建ち、中国大陸の美術などを受容しながら、独特な芸術文化をそれぞれの時代に築きました。10世紀初頭に建国された高麗(918-1392)は、仏教を厚く信仰し、こんにち「高麗仏画」とよばれる、細緻で華麗な仏画などの優れた仏教美術を生み出したことで知られます。
また朝鮮王朝(1392-1910)は、500年あまりにわたって半島を統一し、その間に多彩な書画や工芸などが生まれました。儒教を国教とし、詩書画や書斎道具などの文人文化が栄えたほか、15世紀には、安堅-あんけん-をはじめとする宮廷画家達により、中国北宋の山水画を淵源とする荘厳な水墨山水が描かれました。更に素朴な味わいの民画や工芸、日本を訪れた朝鮮通信使ゆかりの墨画などがあります。

本展観では、朝鮮半島の歴史文化に育まれた様々な美術を、東アジアの国々との文化交流という観点からご紹介します。なお、陳列品のうち「漁村夕照・平沙落雁図」は、2018年の修理後、初の一般公開となります。修理を経たことで、細緻な筆遣いや瑞々しい水墨の調子などがより鮮明に鑑賞できるようになり、朝鮮王朝時代の水墨山水画の優れた技術をお楽しみいただけます。
kazari-upper文華03会期中のイベント
6月12日(日)午後2時より、講座 美術の窓 が開催されます。

連続講座「写楽-美醜を超えて-」
第1回「写楽登場の衝撃 ~寛政6年(1794)5月の鮮烈デビュー」
講師:大和文華館 館長 浅野秀剛
約10ヶ月の短い瞬間に、役者絵その他の作品を版行したのち、
忽然と姿を消した謎の浮世絵師「東洲斎 写楽」の画業について
大和文華館館長:浅野秀剛が4回に分けて講演します。
──────────────

【参加される方へのお願い】
◆定員100名(先着順)とさせていただきます。
◆講堂では必ずマスクの着用をお願い致します。
◆事前に、検温およびお名前・ご連絡先(電話番号)を確認させて頂きますので、ご理解・ご協力のほど宜しくお願い致します。──追加情報、随時アップの予定です(5月13日)。

<大和文華館 簡略紹介-同館 ウエブサイト 沿革 ゟ>
大和文華館航空写真 同館ウエブサイトゟ大和文華館正面写真 同館ウエブサイトゟ財団法人大和文華館は、奈良市学園前の閑静な住宅街に位置する美術館です。昭和35年(1960)、近畿日本鉄道(近鉄)の創立50周年を記念して開館しました。建築設計を担当したのは、日本芸術院会員、吉田五十八(よしだいそや 1894-1974)です。
大和文華館は蛙股池をのぞむ高台にあり、文華苑とよばれる自然苑に周囲をかこまれています。赤松の古木が出迎える門をくぐり、本館に通じる小径のゆるやかなカーブをのぼると、一歩ごとに、気持ちが美術鑑賞に向かって整えられていくのを感じるでしょう。
同館の建築は、外観は桃山時代の城郭をイメージさせる海鼠壁-なまこかべ、なかに入ると庫裡風の重厚な木組みにささえられた廊下がひろがり、明かり障子から差す優しい光につつまれ、ゆったりと展示場へいざなわれます。展示場中央に大胆にも設えられた竹の庭は、同館の大きな特色です。自然光を取り込む他に例のない展示空間が広がります。
[近鉄グループ関連の美術館は、この 大和文華館 のほかに、日本画中心の 松伯美術館、大阪都心部の あべのハルカス美術館 などがあります]

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上参観を。
[ 詳細 : 大和文華館 ]

【展覧会】樂美術館|樂歴代 特別展  茶碗が紡ぐ ものがたり|’22年4月29日-8月21日

樂美術館

樂美術館
樂歴代 特別展 
茶碗が紡ぐ ものがたり
会  期  2022年4月29日[金・祝]-8月21日[日]
会  場  公益財団法人 樂美術館 
      602-0923 京都市上京区油小路通一条下る TEL:075-414-0304
休  館  日  月曜日(但し 祝日は開館)
時  間  10:00-16:30 (入館は16時まで)
      * 新型コロナウイルス感染拡大防止のため、開館時間を変更する場合がございます。
料  金  一 般 1,100円、 大学生 900円、 高校生 500円、 中学生以下 無 料
      * 障がい者手帳ご提示の方 500円/介助者(1名様まで)無料
      * 入館に際してご予約は必要ございません。
──────────────
ヒトそれぞれの人生があるように、モノにもそれぞれの生きた道があります。
現存する道具を見てみても、様々な人との出会いがあり、大切にされ、それぞれの歩み方で、今に至ります。
例えば、樂茶碗の “ものがたり”。
いったいどんな道を辿ってあなたの前へやってきたのでしょう。
織田信長や豊臣秀吉が生きた安土桃山時代まで遡ります。
その時代の中、千利休と樂家初代長次郎が出会うことにより物語は始まります。
唐物や高麗物中心だった茶碗の中、新たな和物茶碗をと、樂茶碗は生み出されました
利休から少庵、そして宗旦と続き、現在の三千家と繋がっていきます。樂家もまた、三千家のお家元と共に、歩んでいくこととなります。
始まりの“ものがたり”から、現在に至るまで約450年。
1つ1つの茶碗にも “ものがたり” があります。
なにもお茶碗に添うエピソードというのは、格式高く大層なものばかりではありません。
人の手によって生まれた時から、その時代、その場所にいる人々が暮らしの中でお茶を飲み、人が繋がっていくことで、それぞれのお茶碗に“ものがたり”が積み重なっていくのです。
数百年も昔の出来事でさえ、目の前のお茶碗が紡いで見せてくれることがあります。
本展では、茶碗が長い時間の中、様々な出会いを経て紡がれて来た “ものがたり” に焦点を当て、樂歴代の作品の数々を展観します。人から人へと大切にされてきた道具への想いも感じて頂ければ幸いです。

[ 詳細 : 樂美術館

【展覧会】GOOD DESIGN Marunouchi # 99|パッケージの未来と可能性を探るエキシビション Vol.1「つながる」|’22年5月13日-29日

丸ノ内

GOOD DESIGN Marunouchi # 99
パッケージの未来と可能性を探るエキシビション
Vol . 1「つながる」
会  期  2022年5月13日[金]-29日[日]
      11:00-20:00 / 入場無料  * 最終日のみ19:00終了
会  場  GOOD DESIGN Marunouchi
──────────────
つながる – 今までとは違う存在へ。
パッケージの未来と可能性。
大量生産・大量消費を支えてきたこれまでのパッケージは、送り手の意図を表現した存在から、受け手の身近な世界を豊かにする存在に変わっていくのではないでしょうか。
本プロジェクトでは単に内容物を保護・加飾する包装材としてのパッケージにとどまらず、生産・流通の構造をも変革するような「パッケージの概念」を大きく変えていくことを目指しています。
“パッケージング・インクルージョン ” は、シュリンクラベル事業、タックラベル事業、及びソフトパウチ事業と、その装着機械とサービスまでを一貫してグローバルに展開する、パッケージングソリューションカンパニーである株式会社フジシールインターナショナルと、ドイツに本社を置き、国内外のさまざまな製品やパッケージに、転写箔をはじめとする製品が採用されている薄膜フィルムおよび周辺機器メーカー、クルツジャパン株式会社の 2 社が中心となり、これからの社会に求められるパッケージの価値について、様々な方々と考え共創する機会を広く社会に提示することを目的に立ち上げました。

エキシビションの第一弾は、パッケージの本質的な価値のひとつである「つながる」にフォーカスします。現在、第一線で活躍する、石田清志、小玉文、佐々木智也、真野元成、4 名のグラフィックデザイナーと共に、パッケージを介して「つながる」ことで、今までとは違う価値をつくり出すことに挑戦しました。
それぞれのデザイナーが少し先の未来を思い描き制作した作品を通じて、未来のパッケージの可能性を感じていただけたらと思います。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上参観を。
[ 詳細 : GOOD DESIGN Marunouchi  公式サイト ] 

【展覧会】鎌倉市 鏑木清方記念美術館|特別展 日本画の美 ─ 清方とゆかりの画家たち ─|’22年5月21日-6月26日

鏑木清方5月

鎌倉市 鏑木清方記念美術館
特別展 日本画の美 ── 清方とゆかりの画家たち ──
会  期  2022年5月21日[土]-6月26日[水]
開館時間  午前9時00分-午後5時00分(最終入館は午後4時30分まで)
      換気清掃時間 13:00-13:30(一時閉館。ご入館いただけません)
休  館  日  毎週月曜日、6月14日[火]
観  覧  料  一 般 450円、小・中学生 220円
──────────────
なにげない人の暮らしが描かれた清方作品には、細緻な筆の運びや、江戸前の粋でで絶妙な配色から生み出せる、豊な四季の香りが充溢しています。
清方は師・水野年方から作画の基礎を学び、やがて自ら浮世絵の研究に専念して独自の画境を築きました。その歩みは歌川国芳から水野年方、そして自身にまで至る歌川派の系譜をひくという自覚に端を発し、同氏との切磋琢磨や同時代を生きる日本画家たちの幅広い交流などに大きく影響を受けています。
本特別展では、日本画美術同好会コレクションの中から清方を中心に小杉放菴や山口蓬春など関連する画家たちによる優れた作品を紹介します。余白に漂う詩情や枯淡な黒の表現など、日本画ならではの美に触れていただけますと幸いです。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上展観を。
[ 詳細 : 鎌倉市 鏑木清方記念美術館 ]

【 YouTube 公式 動画でみる鏑木清方! 鎌倉市鏑木清方記念美術館 11:31 】

【展覧会】京都工芸繊維大学 美術工芸資料館|ヨーロッパの演劇ポスター ポーランド、ドイツ、ブルガリアを中心に|’22年5月9日-6月18日|* 好評につき会期延長

20220221y_flyer_fix

京都工芸繊維大学 美術工芸資料館
ヨーロッパの演劇ポスター ポーランド、ドイツ、ブルガリアを中心に
開催期間  2022年2月11日[月]-4月23日[土]
      2022年5月  9日[月]-6月18日[土] * 好評につき会期を延長します
休  館  日  日曜日・祝日
開館時間  10-17時(入館は16時30分まで)
入  館  料  一 般 200円、大学生 150円、高校生以下 無 料
主  催  京都工芸繊維大学 美術工芸資料館
──────────────
社会主義体制下の演劇ポスター
本展覧会では1960年前後から1990年頃までの、ポーランド、東ドイツ、ブルガリアの演劇ポスターを展示します。
第二次世界大戦後、社会主義体制下にあったこれらの国では、商業的なグラフィックデザインや広告は制作されず、映画、演劇、展示会、コンサート等、文化ポスターのデザインが発展しました。演劇は国家の助成をうけ、ストレートプレイや歌劇を中心に、人形劇や児童劇等も盛んな傾向にあり、国民の日常的な娯楽でもありました。多くの劇場には専属のデザイナーがおり、演劇ポスターが制作されました。

当館初公開のブルガリアポスター
第一部では、1950年代から1990年代までのポーランドの演劇ポスターを展示します。「ポーランド派」と呼ばれた芸術性の高いポスターは、海外でも高く評価され、諸外国の人々に影響を与えてきました。
第二部では、東ベルリンの劇場のためのポスターを中心に、写真を用いたポスターや、隣国ポーランドの影響を受け数多く制作された、イラストレーション主体のポスターを展示します。
第三部では、1980年代のブルガリアの演劇ポスターを展示します。当時のブルガリアのグラフィックデザインにおいて、演劇ポスターは重要な分野のひとつで、色数が少なく明快なイラストレーションのポスターが数多く制作されました。日本国内では現在まで、ブルガリアのグラフィックデザインを主眼とした展覧会はごく稀であり、当館においても今回が初めての展示となります。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上参観を。
[ 詳細 : 京都工芸繊維大学 京都工芸繊維大学 美術工芸資料館 ] 

【会員からの情報】長崎県立長崎図書館郷土資料センターが開館|令和4年3月27日

長﨑県立長﨑図書館日本二十六聖人記念館  宮田和夫
4月7日 12:47 ·
長崎県立長崎図書館郷土資料センターが開館しました!
諏訪神社がある公園の一角、かつて長崎県立図書館があった場所に、令和4年3月27日(日曜日)午前10時、長崎県立長崎図書館郷土資料センターが新たに開館しました(850-0007 長崎市立山1丁目 1-51 TEL 095-826-5257)。長崎県の行政、郷土資料をここ一カ所に集約したため、関連資料の検索、調査が格段に便利になりそうです。
地元紙の報道によると、郷土資料約19万冊をはじめとして、歴史的価値のある公文書等を所蔵しています。特に長崎歴史文化博物館に移されていた資料の一部(約5600点)が戻されたことは朗報です。
◉ 長崎歴史文化博物館から戻された資料の一覧リスト  PDF データー

諏訪公園がある周辺は環境もよく、調べごとの合間に散策するのもよいでしょう。スタッフの皆さんは親切ですし、館内も落ち着いて調べ事ができる環境が整っています。 長崎歴史文化博物館 もすぐ近くです。
長崎の郷土資料を調べたいときには、こちらを訪れることをお勧めいたします。日本二十六聖人記念館 からは徒歩で15分ほどの距離です。

[ 詳細 : 長崎県立長崎図書館郷土資料センター 

【展覧会】京都工芸繊維大学 美術工芸資料館|難波田龍起・津高和一・白髪一雄・草間彌生 ― 館蔵抽象絵画展 ―|’22年5月9日-7月2日

京都工芸02

京都工芸繊維大学 美術工芸資料館
難波田龍起・津高和一・白髪一雄・草間彌生 ― 館蔵抽象絵画展 ―
開催期間  2022年5月9日[月]-7月2日[土]
休  館  日  日曜日・祝日
開館時間  10-17時(入館は16時30分まで)
入  館  料  一 般 200円、大学生 150円、高校生以下 無 料
主  催  京都工芸繊維大学 美術工芸資料館
──────────────
京都工芸繊維大学美術工芸資料館には、本学OBで、現代美術の一大コレクターとして知られる大橋嘉一氏(1896-1978)により寄贈された抽象絵画のコレクションがあります。滋賀県出身の大橋氏は、本学の前身校のひとつである京都高等工芸学校の色染科を卒業したのち、現大橋化学工業株式会社を創設した実業家です。化学を志した大橋氏は、一方で現代美術を好み、2000点を超える優れた美術品を収集しました。また、画家志望の若い世代に積極的な支援もおこないました。
京都工芸繊維大学は「科学と芸術の出会い」を大学のテーマに掲げていますが、大橋氏の足跡もまた「科学と芸術」の素敵な出会いのひとつであるといえます。大橋氏のコレクションは、氏の没後、本学および国立国際美術館、奈良県立美術館に寄贈されました。

今回の展覧会では、大橋コレクションのなかから、抽象絵画の世界で独自のスタイルを確立した難波田龍起(1905-97)、津高和一(1911-95)、白髪一雄(1924-2008)の作品を選んで、20世紀半ばの絵画を巡るさまざまな試みの実態を見ていただきたいと思います。さらに、色鮮やかな作風で知られる草間彌生(1929- )の珍しい最初期の作品もご覧に入れます。
本展は、2021年秋に福知山市立佐藤太清記念美術館で開催した「京都工芸繊維大学美術工芸資料館名品展 浅井忠と近現代絵画の展開-具象から抽象へ」において大橋コレクションが注目されたため、展覧会の後半部分を拡大した展示にしたものです。
この展覧会を通して、京都工芸繊維大学が所蔵する多彩な現代美術をお楽しみいただければ幸いです。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上参観を。
[ 詳細 : 京都工芸繊維大学    京都工芸繊維大学 美術工芸資料館 ] 

【展覧会】長野県立美術館|マン・レイと女性たち|’22年4月21日-6月19日

ながの01 ながの02

長野県立美術館
マン・レイと女性たち
会  期  2022年4月21日[木]-6月19日[日]
休  館  日  水 曜
      * 但し、5月4日[祝・水]は開館。翌々日の5月6日[金]は休館。
開館時間  9:00-17:00(展示室入場は16:30まで)
観  覧  料  一 般 1,500円、大学生 及び 75歳以上 1,300円、高校生以下 又は 18 歳未満  無料
会  場  展示室2 ・ 展示室3
主  催  長野県、長野県立美術館
──────────────
20世紀を代表する芸術家の一人、マン・レイ。幅広いジャンルで活躍した作家は、写真でもその類稀な才能を発揮しました。
そんなマン・レイの写真を特徴づけるのが、独自の技法や、軽やかな撮影スタイル、そして長い生涯のなかで出会った女性たちの存在です。彼女たちはマン・レイにとっての “ ミューズ ” であると同時に、激動の時代を生きる自由な人間性の象徴でもありました。
本展では、写真を中心に、絵画やオブジェなど250点を超える選りすぐりの作品をご紹介します。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上ご参観を。
[ 詳細 : 長野県立美術館

【展覧会】神奈川県立近代美術館 鎌倉別館|生誕110年 松本竣介|【小企画】堀江 栞 ー 触れえないものたちへ|’22年4月29日-5月29日

20220419202202_00011 20220419202202_00012 20220419202202_00013

神奈川県立近代美術館 鎌倉別館
生誕110年 松本竣介
会  期  2022年4月29日[金曜・祝日]-5月29日[日]
休  館  日  月 曜
開館時間  午前9時30分-午後5時(入館は午後4時30分まで)
観  覧  料  一般 700円、20歳未満・学生550円、65歳以上350円、高校生100円、中学生以下 無料
──────────────
明治の末年に生まれ、日中戦争から太平洋戦争へと続く過酷な時代を画家として生きた松本竣介。西欧の古典絵画に影響を受けながらも新時代の絵画を求め、20年ほどの短い画歴のなかで多彩な展開を見せました。
生誕110年を記念して開催をする本展では、二科展初入選となった初期の黒い輪郭線による《建物》から、独自の静謐な都市風景の《橋(東京駅裏)》、代表作《立てる像》をはじめ、戦後、赤褐色の地色に粗い筆致で描いた《少女》まで、昭和前期の日本近代洋画壇に重要な足跡を遺し、時代を越えていまなお多くの人を魅了する松本竣介の油彩、素描約25点と彼が手がけた雑誌『雑記帳』の関連作家による挿画原画を当館のコレクションから厳選して紹介します。

展覧会の見どころ
1. 短い生涯において試行錯誤を繰り返し、多様な展開を見せた松本竣介の画業の変遷をたどりつつ、雑誌『雑記帳』編集者としての側面を紹介します。
2. 靉光、福沢一郎、長谷川利行、難波田龍起、金煥基、三岸節子、寺田政明、鳥海青児、恩地孝四郎、里見勝蔵ら、『雑記帳』創刊号から最終号までの14冊に掲載された31作家による31点の挿画原画を展示します。
. 松本竣介が街歩きの際につねに携えていたという小さな『スケッチ帖』。戦前から戦後の都市を記録したその貴重なスケッチをデジタル映像で公開します。

【小企画】堀江 栞 ー 触れえないものたちへ

企画概要
「心から好きなものを描き、その芯を確かな形として表したい」。1992年に生まれ、日本画の道に進んだ堀江栞は、そうした思いから動物や石、人形などの対象と向き合い、岩絵具特有の質感で描いてきました。24歳の時、フランスで暮らした経験から、人物画にも取り組み始めます。堀江によって描かれる人びとは、どこか寄る辺ない孤独にありながら、こちらに確かな眼差しを送り続けています。
「触れえないものたちへ」というタイトルには、こうした存在の内奥をめぐる作家の思索が込められています。自らの傍らにある他の存在。目には見えない個々の声に耳を澄ませるその姿勢は、堀江が幼い頃から私淑してきた松本竣介との対話に繋がっているのかもしれません。
本展では、初期から近作<後ろ手の未来>(2019-2021)を含む約30点を展覧し、次代を担う画家、堀江の創作の魅力を探ります。

展覧会の見どころ
1. 「松本竣介」展にあわせて、近年注目を浴びている若手作家・堀江栞の作品を、初期から最新作まで展覧します。
2. 動物や石、人といった対象に真摯に向き合い、岩絵具の粒子ひとつひとつを重ねて描いた本画約30点に加え、独自のアプローチによるドローイングも紹介します。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上ご参観を。
[ 詳細 : 神奈川県立近代美術館 鎌倉別館

【展覧会】太田市美術館・図書館|本と美術の展覧会 vol. 4|「めくる、ひろがる ー 武井武雄と常田泰由の本と絵とー」|’22年3月5日-5月29日/ 後期開催中:4月27日-5月29日

20220419202202_00004 20220419202202_00005

太田市美術館・図書館
本と美術の展覧会 vol. 4
「めくる、ひろがる ー 武井武雄と常田泰由の本と絵とー」
会  期  2022年3月5日[土]-5月29日[日]
      * 前 期:3月5日[土]-4月24日[日]/ 後 期:4月27日[水]-5月29日[日]
会  場  太田市美術館・図書館 展示室 1、2、スロープ
      373-0026 群馬県太田市東本町16番地30  TEL 0276-55-3036
開催時間  午前10時-午後6時(展示室への入場は午後5時30分まで)
休  館  日  月曜日
観  覧  料  一 般 300円、高校生以下および65歳以上は 無 料。
主  催  太田市、一般財団法人太田市文化スポーツ振興財団
──────────────
2017年から開催してきた「本と美術の展覧会」シリーズ。その第4弾は、本における重要な要素である「めくる」動作に着目し、童画家・武井武雄(1894-1983)と 版画家・常田泰由(1980-)の作品を紹介するものです。
本は、ページをめくるごとに物語が進展します。「めくる」ための手の動きと、物語の進行は不可分な要素として私たちの意識に知らず知らずのうちに内面化されているでしょう。私たちは、少ない言葉とイメージ(絵)で展開される絵本を読む時、次の展開への期待をもってページをめくって いた/ いる のではないでしょうか。ページを「めくる」という動作が不可欠な本の構造は、それだけで物語を想像させてしまう力を内包しているのかもしれません。

さて、日本において子どものための絵画を「童画」と名付け推進した武井武雄は、本にまつわる美術を多数手がけています。子ども向け絵雑誌の絵画をはじめ、本の装幀や、多様な素材と技法を駆使し、こだわりぬいて制作された刊本作品。いずれも本の内容と絵やデザインとが溶け合い一つになることが目指されています。

一方、常田泰由は、身の回りにあるかたちを見つめ、そのドローイングから版画、ペインティング、コラージュ、そして本など、多様な展開を見せています。特に近年多数制作している本の作品は、断片的なイメージが寄せ集められ、綴じられ、そしてぱらぱらとめくられることで単一の平面作品では得られない効果を生み出しています。
本展では、武井武雄と常田泰由の本の作品をはじめ、版画や水彩画、コラージュ、インスタレーションなどを展示します。各展示室では作品がめくられていく映像もご覧いただけます。二人の作家の本と絵とを行ったり来たりしながら、本と美術、二つの接点に思いを寄せてみてください。

<出品作家>
武井武雄 Takei Takeo(1894-1983)童画家
長野県出身。本郷洋画研究所、東京美術学校西洋画科および同校研究科で学ぶ。1921年から絵雑誌『子供之友』(婦人之友社)等に子ども向けの絵を描き始め、翌年『コドモノクニ』(東京社)創刊に携わる。1925年、初個展「武井武雄童画展」(東京銀座資生堂画廊)を開催。この時初めて自身で創造した「童画」という言葉を用いる。1935年より刊本作品を制作し、生涯で139点を世に出した。

常田泰由 Tokida Yasuyoshi(1980- )版画家
長野県出身。2003年東京造形大学美術学科絵画専攻卒業、2006年愛知県立芸術大学大学院美術研究科油画専攻修了。2009年観瀾国際版画ビエンナーレ展(中国)。木版画を中心に国内外の美術館、ギャラリーで発表、美術館等で版画のワークショップを開催している。現在、武蔵野美術大学、東京造形大学非常勤講師。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上ご参観を。
[ 詳細 : 太田市美術館・図書館
⊕ 武井武雄の郷里、長野県岡谷市には「武井武雄の世界-イルフ童画館」がある。童画は武井の造語であり、イルフは「古い-フルイ」を逆読みしたものとされる。

【展覧会】文京区立 森鷗外記念館|特別展「読み継がれる鷗外」|’22年4月23日-7月31日

おうがいおもて おうがいうら

文京区立 森鷗外記念館
特別展「読み継がれる鷗外」
会  期  2022年4月23日[土]-7月31日[日]
      * 会期中の休館日 下掲詳細参照
会  場  文京区立 森鷗外記念館 展示室 1、2
開館時間  10時-18時(最終入館は閉館30分前)
観 覧 料  一 般 600円、中学生以下 無 料
──────────────   
2022年は、小説『舞姫』で知られる文豪・森 歐外(1862ー1922)の生誕160年・没後100年です。
歐外は島根県津和野町で生まれ、幼いころに漢学を、大学では医学を学び、陸軍軍医として衛生学の修学にドイツに留学し、日清・日露戦争では戦地に赴き、のちに陸軍軍医総監・陸軍省医務局長に就任。医学のみならず西欧文化を日本に広め、近代日本を代表する知識人として活躍しました。
歐外の著述は、創作や評論、翻訳などあわせて 1,300 以上に達します。明治・大正では文学者たちに師と仰がれ、昭和・平成を通しては文芸に加えて多分野にわたる業績についても見直されるなど、時代状況に従って、鷗外はさまざまな関心をもって読み継がれてきました。そのたびに、作品や人物像について新しい面が表れてくるのが、鷗外の魅力であり強さです。

本展では、歐外を敬愛する小説家・平野啓一郎が 8 人の作家や研究者を選出(青山七恵、コリーヌ アトラン、宇佐見りん、ロバート キャンベル、永井愛、中島隆博、平出隆、村田喜代子)、歐外を読み継ぎます。彼らが読み継いだ『雁』『山椒大夫』『ヰタ・セクスアリス』『鶏』『大塩平八郎』『鷗外日記』、小倉時代、大逆事件などを関連資料とあわせて展覧します。また、歐外を語った作家や、現代まで読み継がれてきた歐外訳『即興詩人』の変遷も紹介します。
歐外はこれからも時代の視点で読み継がれていくことでしょう。没後100年の現在でも古びない、読むべき魅力をお楽しみください。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上参観を。
[ 詳細 : 文京区立 森鷗外記念館

【会員情報】版画日和 小平彩見|東京・安曇野併合開催|東京展「窓と鳥」’22年4月30日-5月5日/ 安曇野展「遠い記憶の風景」’22年4月21日-6月30日

20220412212317_00001 20220412212317_00002

小平彩見木版画展 ── 東京・安曇野併合開催 ──
東京展 「窓と鳥」
安曇野展 「遠い記憶の風景」
4月中旬から、東京(根津)と安曇野で個展を開催します。
東京では 2 年ぶりの開催となります。
この 2 年もの間、コロナ禍により世界中の人々がストレスや
不安に満ちた日常を余儀なくされました。
更に今、戦争により衝撃と悲しみが世界中を駆け巡っています。
自分には何ができるのか
まずは「木版画作家」として、今の自分を「表現」し、
発表することを大切にしたいと思います。
今回の展示のメインビジュアルである「灯(あかり)の家」は、
学生時代以来の大作に挑戦しました。
感染症に気を付けながらお越し頂けたら幸いです。
kazari-upper

<東京展>
「 窓 と 鳥 」
期 間 2022年4月30日[土]-5月5日[祝]
時 間 13:00-19:00(最終日 /-17:00)
会 場 喫茶・ギャラリー りんごや
    113-0031 文京区根津2-22-7 TEL 03-5685-2456
    http://ringoya-galerie.com/
◉ 紅茶専門の喫茶店です。どうぞお茶も楽しんでください。
──────────────
<安曇野展>
「遠い記憶の風景」
期 間 2022年4月21日[木]-6月30日[木]

会 場 ほりでーゆ ~ 四季の郷 ラウンジギャラリー
    399-8211 安曇野市堀金島川11-1 TEL 0263-73-8500
    http://www.holiday-you.co.jp/
◉ 蝶ヶ岳温泉の湯もお楽しみください。

[ 詳 細: 版画日和  小平彩見

【展覧会】国立公文書館|令和4年 春の特別展|沖縄復帰50周年記念特別展 公文書でたどる沖縄の日本復帰|’22年4月23日-6月19日

20220421144715_00001 20220421144715_00002

国立公文書館
令和4年 春の特別展
沖縄復帰50周年記念特別展 公文書でたどる沖縄の日本復帰
会  期  令和4年4月23日[土]-6月19日[日]
開館時間  月-日曜日  午前9時15分-午後5時00分
会  場  国立公文書館 東京本館
入  場  料  無 料
──────────────
令和4年(2022)は、昭和47年(1972)に沖縄が日本に復帰して50周年を迎えます。これを記念して、戦後の沖縄の歩みと日本政府の沖縄に関する政策を、当館所蔵資料から描く特別展を開催します。
当館は国の行政機関から移管された歴史公文書等を所蔵しており、その中には、戦後アメリカの統治下におかれた沖縄の援助、復帰に向けた法制度の整備、復帰後の振興開発政策等の日本政府の沖縄に関する政策を示す資料が含まれています。 また、復帰を実現した佐藤榮作首相の資料の寄贈を受けています。これらの資料から、沖縄がどのように日本への復帰を果たしたか、また、復帰後の沖縄の歩みがどのようなものだったのかをご紹介します。

主な展示資料 ──

0404_01佐藤榮作日記
昭和40年(1965)8月、佐藤榮作は戦後の首相として初めて沖縄を訪問しました。この訪問で、「沖縄の祖国復帰が実現しない限り、わが国にとって戦後が終わっていない」と復帰実現への意欲を示しました。 画像は、昭和40年8月19日付の佐藤の日記です。
0404_02琉球諸島及び大東諸島に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定
昭和44年(1969)11月の日米首脳会談で1972年中の沖縄の施政権返還について原則的合意が成立し、この合意に基づく日米交渉が行われました。 その結果、昭和46年6月に琉球諸島及び大東諸島に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定が調印され、昭和47年5月15日にこの協定が発効することで沖縄の日本復帰が実現しました。 画像は、同協定の公布原本です。
0404_03沖縄国際海洋博覧会
復帰記念3大事業の1つである沖縄国際海洋博覧会は、昭和50年(1975)7月から昭和51年1月にかけて開催されました。会場内には試験的な交通システムである 
KRT* が導入されました。画像は、KRTの工事や運行の認可書類に添付されている KRT の写真です。
*Kobe Rapid Transit

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上ご参加を
[ 詳細 : 国立公文書館 ]

【展覧会】東京国立博物館|平成館 特別展示室|沖縄復帰50年記念 特別展「琉球」|’22年5月3日-6月26日

20220419202202_00006 20220419202202_00007 20220419202202_00008

東京国立博物館
平成館 特別展示室
沖縄復帰50年記念 特別展「琉球」
会  期  2022年5月3日[火・祝]-6月26日[日]
会  場  東京国立博物館 平成館(上野公園)
開館時間  9時30分-17時00分(入館は閉館の30分前まで)
休  館  日  月曜日
観覧料金  一 般 2,100円、大学生 1,300円、高校生 900円、中学生以下 無 料
      * 本展は事前予約不要です。
主  催  東京国立博物館、NHK、NHKプロモーション、読売新聞社、文化庁
共  催  沖縄県立博物館・美術館
お問合せ  050-5541-8600(ハローダイヤル)
展覧会公式サイト   https://tsumugu.yomiuri.co.jp/ryukyu2022/
──────────────
令和4年 (2022)、沖縄県は復帰50年を迎えます。かつて琉球王国として独自の歴史と文化を有した沖縄は、明治以降の近代化や先の戦争という困難を乗り越え、現在もその歴史、文化を未来につなげる努力を続けています。本展は、アジアにおける琉球王国の成立、および独自の文化の形成と継承の意義について、琉球・沖縄ゆかりの文化財と復興の歩みから紐解く総合的な展覧会です。

東京国立博物館は、明治期の沖縄県からの購入品に、その後の寄贈品を加えた日本有数のコレクションを収蔵しています。平成4年 (1992)、復帰20年の折には、特別展「海上の道」を開催するなど、これまで琉球の歴史と文化に関する研究や展示普及活動に努めてまいりました。こうした礎のもと、力強く輝き続ける琉球の歴史と文化を過去最大規模で展観します。

展覧会のみどころ
第1章 万国津梁-ばんこくしんりょう- アジアの架け橋
第2章 王権の誇り 外交と文化
第3章 琉球列島の先史文化
第4章 しまの人びとと祈り

※ 展示作品、会期、展示期間、開館日、入館方法等については、今後の諸事情により変更する場合がありますので、展覧会公式サイトなどでご確認ください。
[ 詳細 : 東京国立博物館 特設公式サイト

【展覧会】原美術館 ARC|雲をつかむ:原美術館/原 六郎コレクション|第1期(春夏季)’22年3月19日-9月4日|第2期(秋冬季)’22年9月10日-’23年1月9日

20220419202202_00009 20220419202202_00010 20220419202202_00015

原美術館 ARC Hara Museum ARC
雲をつかむ:原美術館/原 六郎コレクション
会  期  第1期(春夏季) 2022年3月19日[土]-9月4日[日]
      第2期(秋冬季) 2022年9月10日[土]-2023年1月9日[月・祝]
      * 特別展示室・観海庵は、第1期、第2期ともに会期中各1回の展示替えがあります
開館時間  9:30 am - 4:30 pm(入館は 4:00 pm まで)
休  館  日  木曜日(祝日と8月、12月29日を除く)、展示替え期間、1月1日
入  館  料  一般 1,100円、大高生 700円、小中生 500円、70歳以上 550円
会  場  原美術館 ARC Hara Museum ARC
      住所:〒377ー0027 群馬県渋川市金井2855-1
      tel:0279-24-6585 / fax:0279-24-0449
──────────────
今春より原美術館 ARCでは、「雲をつかむ:原美術館/原 六郎コレクション」展を開催いたします。昨年の「虹をかける」に続き、今年も作品制作や鑑賞のあり方の一端を表すことばを、当館の豊かな自然環境に求め、「雲をつかむ」と題し、「原美術館コレクション」(現代美術)と、「原六郎コレクション」(東洋古美術)を、春夏季と秋冬季の2期に分けて展観いたします。

「雲をつかむ」ということばは、「雲をつかむような話」といったように、漠然としてとらえどころのない様や、現実味のないことを意味し、少々ネガティブな印象を与えます。しかし、一般的な意味・解釈から解放すれば、非現実的と思われることにあえて挑戦する姿勢や、混沌とした状況や不透明な事象から、真実らしきものや本質とみなし得るものをとらえようとする意志を表す、ポジティヴなことばとみなすこともできます。
そのような「雲をつかむ」ということばを基に、現代美術ギャラリー A、B、C に展示される作品の多くは、作家が自己や美術や社会の本質をつかもうと、独自の理論・手法を編み出して制作した作品や、現実の再現ではなく概念を作品化したもの、具体的な像を結ばない抽象絵画や立体、不可解な光景が連なる多義的な写真作品などです。
一方、特別展示室・観海庵では、雲を描くことで場面を転換したり時の流れを表したりする日本近世絵画や、仏教絵画における雲の表現をご覧いただきます。また、円山応挙の『淀川両岸図巻』(下図)を巻き替えながら通年で展示。本図を描くための応挙の淀川体験と意図を、下図から読み解きます。
原美術館ARCの広い空には、西の山の向こうから雲が現れてはかたちを変えながら流れていきます。雲水を眺めながら作品の意図をつかもうと次から次へと考えを巡らせる ── ここは、そのような場所です。

出品作家(予定)
第1期(春夏季)2022年3月19日[土]-9月4日[日]
現代美術:エレーナ アルメイダ、井田照一、内倉ひとみ、笹口数、杉本博司、須田悦弘、ピエール スーラージュ、辰野登恵子、野村仁、ナム ジュン パイク、藤本由紀夫、宮脇愛子、森村泰昌、山口長男、吉田克朗、エドワード ルシェ、ジャン=ピエール レイノー、リチャード ロングなど
古美術:狩野派「蘭亭図」、円山応挙「淀川両岸図巻」(下図)、「仏涅槃図」など

第2期(秋冬季)2022年9月10日[土]-2023年1月9日[月・祝]
現代美術:榎倉康二、大野智史、加藤泉、白髪一雄、中村一美、鳴海暢平、堀浩哉、ジョナサン ボロフスキー、増田佳江、ジャック モノリー、トレイシー モファット、森弘治、横尾忠則、吉田克朗、李禹煥など
古美術:円山応挙「淀川両岸図巻」(下図)、「帰去来・放白鵬図」など

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上ご参加を
[ 詳細 : 原美術館 ARC ] 

【展覧会】東京都庭園美術館|アール・デコの貴重書|’22年4月23日-6月12日

庭園美術館

東京都庭園美術館
アール・デコの貴重書
会  期  2022年4月23日[土]-6月12日[日]
会  場  東京都庭園美術館(本館+新館)
      東京都港区白金台5-21-9  ハローダイヤル 050-5541-8600
休  館  日  毎週月曜日
開館時間  10:00-18:00(入館は閉館の30分前まで)
観  覧  料  一 般 1,400円、大学生(専修・各種専門学校含む)1,120円、
      65歳以上 700円、中学生・高校生700
      * オンラインによる日時指定制です。
主  催  公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都庭園美術館
──────────────
1933年に竣工した旧朝香宮邸(現・東京都庭園美術館本館)の建築としての魅力を存分にご堪能いただくため、今年度も建物公開展を開催いたします。年に一度、これまで毎回テーマを設けて様々な角度から建物公開展に取り組んでまいりました。今回は、1920ー30年代のアール・デコ期の貴重書に着目します。

1920年代の滞欧中、朝香宮夫妻は当時全盛期だったアール・デコの様式美に魅せられ、帰国しました。そしてこの白金の地に自邸を建設するに当たり、主要な部屋の内装設計をフランスの室内装飾家アンリ・ラパンに依頼し、ルネ・ラリックをはじめとしたデザイナーが参加するなど、フランス直輸入のアール・デコ様式を取り入れた邸宅が誕生しました。現在は美術館として活用していますが、内部の改造を僅かにとどめ、竣工時の様態を色濃く今に伝えます。

そうした背景から、当館ではフランスの装飾美術に関する書籍や雑誌、1925年のアール・デコ博覧会に関連した文献資料等を所蔵しています。本展では、当館が所蔵するアール・デコ期の貴重書を中心に、本館と新館それぞれに展示します。華やかなショーウインドウの写真集、博覧会やインテリアの特集雑誌、色鮮やかに表現された絵本など、当時の貴重書を通して装飾性豊かなアール・デコの世界へとご案内いたします。
また、本館では窓のカーテンを開け放ち自然の光を感じる空間で、家具や調度を用いた邸宅空間の再現展示をお楽しみいただきます。宮邸時代の雰囲気に想いを馳せながら、ぜひ建築や室内意匠にもご注目ください。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上ご参加を。
[ 詳細 : 東京都庭園美術館 ] 

【展覧会】新宿区立 漱石山房記念館|所蔵資料展 漱石のミチクサ ─『道草』草稿を中心に ─|’22年4月14日-7月3日

20220418142942_00001 20220418142942_00002

新宿区立 漱石山房記念館
所蔵資料展 漱石のミチクサ ──『道草』草稿を中心に ──
開催期間  2022年4月14日[木]-7月3日[日]
開催時間  午前10時-午後6時(入館は午後5時30分まで)
会  場  漱石山房記念館 2 階資料展示室
休  館  日  毎週月曜日
観  覧  料  一 般 300円、 小中学生 100円
主  催  新宿区立 漱石山房記念館(公益財団法人新宿未来創造財団)
──────────────
漱石の実体験を題材にした小説『道草』は、大正4(1915)年6月から9月まで
東京と大阪の朝日新聞に掲載されました。
新宿区は『道草』の草稿を所蔵しています。
書き潰し原稿の「草稿」は、日本近代文学館が所蔵する入稿原稿の「定稿」にも増して、
文字の挿入や塗りつぶしの跡が残り、小説の推敲過程を生々しく今に伝えます。
加えて、用紙の端に時おり書かれた英単語や、
故意に落としたかのようにも見える大胆なインクの染みは、
原稿を書き渋る漱石があたかも目前に出現するかのような臨場感を見る者に与えます。
本展示は、『道草』登場人物と漱石の親類縁者、小説のあらすじを整理した上で、
草稿、定稿、新聞、初版本の文章を並べて、小説『道草』の成立過程の一端をお見せします。
1行19文字詰めの「漱石山房」原稿用紙の上の、削って、移して、追加して、
紡ぎだされていく文章を実際に目にすれば、文豪の脳内をのぞき見した気分になれるかもしれません。
会場の一角には、令和3年度新収蔵品の一部も展示します。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上ご参加を。
[ 詳細 : 新宿区立 漱石山房記念館

【展覧会】練馬区立 牧野記念庭園記念館|牧野富太郎生誕160年記念特別展 植物に彩られた我が人生 ─ 牧野富太郎を描いたアート絵本『まきのまきのレター』|’22年4月9日-6月19日

20220418142942_00005 20220418142942_00006

練馬区立 牧野記念庭園記念館
牧野富太郎生誕160年記念特別展
植物に彩られた我が人生
── 牧野富太郎を描いたアート絵本『まきのまきのレター』
会  期  2022年4月9日[土]-6月19日[日]
企画展示  午前9時30分-午後4時30分(入場無料)
開園時間  午前9時-午後5時
休  園  日  毎週火曜日(5月3日[火]は開園、5月6日[金]が休園)
場  所  練馬区立 牧野記念庭園記念館 企画展示室
──────────
『まきのまきのレター』は、牧野富太郎博士(1862-1957)が現代の私たちに話しかけるかのようなことばと、それを表現する美しいイラストレーションが織りなすアート絵本です。
本展では、絵本の原画などを展示し、『まきのまきのレター』の世界を紹介します。また、原画を手掛けた佐々木香菜子氏が、本展のために制作された、牧野記念庭園を描いた作品と、春の庭をテーマにしたライブペイント(開連イベントを参照)の作品も展示します。
さらに、作中で語られる「花や草木に興味をもってほしい」という牧野博士の思いを受け、日常で見つけた花や草木の写真を広くインスタグラムで募集し、その写真をモニターで紹介します。
牧野記念庭園が一年で最も花で溢れる季節に、植物を愛した牧野博士の姿を美しい色彩で描いた作品をお楽しみください。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上ご参加を。
[ 詳細 : 練馬区立 牧野記念庭園記念館

【展覧会】高島屋史料館 TOKYO|まれびとと祝祭 ─ 祈りの神秘、芸術の力 ─|’22年3月2日-8月21日

20220418142942_00003 20220418142942_00004

高島屋史料館 TOKYO
まれびとと祝祭
── 祈りの神秘、芸術の力 ──
展示期間  2022年3月2日[水]-8月21日[日]
開館時間  11:00-19:00
休  館  日  月・火曜日
入  館  料  無 料
展示場所  高島屋史料館 TOKYO   4 階展示室
      東京都中央区日本橋2-4-1
      * 5 階旧貴賓室は、セミナー開催時のみ開館します。
監  修  安藤礼二( 文芸評論家・多摩美術大学教授)
主  催  高島屋史料館 TOKYO
──────────────
本展では、まれびとと祝祭を、現在の視点からとらえ直してみたいと思います。
古より人類は、幾度も疫病の脅威にさらされてきましたが、我々は祝祭(祭り)と、その時間的・空間的中心に現れるまれびと(来訪神)を信仰することにより、それらを乗り越える経験を重ねてきました。
感染症パンデミックにより、不可避的に閉ざされた関係を強いられている現在だからこそ、改めてまれびとと祝祭に目を向け、これら根源に立ち返ることが、現状を打ち破るヒントになるのではないかと考えます。

まれびととは、民俗学者であり国文学者でもあった折口信夫(1887-1953)が提唱した概念です。折口はそれを、祭祀などに、超現実の世界から現実の世界を訪れて、またもとの世界にかえってゆくという、人間を超えた存在としています。
そもそも時間や空間を一新する強大な力を持つまれびとは、もたらし/追いはらう、という両義牲を持つ存在でもありますが、それはすなわちまれびとが、異物としてもたらされた病でもあり、そしてその病を彼方へ追いはらって救いをもたらす神でもあるということを意味しています。
こうした一見相矛盾する概念が同居する状況を、古代から私たちの社会が内包してきたことは、コロナ禍によって混迷した状況を、いま一度立ち止まって考察する契機にもなるでしょう。そして同時にそれは、分野を超越して一つにつなぎ合わせるという、これからの芸術表現の可能性をも示すことになるでしょう。

※ 新型コロナウイルスの感染拡大状況等を踏まえ、臨時に休館日・開館時間を変更する場合があります。下掲詳細を確認の上ご参加を。
[ 詳細 : 高島屋史料館 TOKYO

【展覧会】東京都美術館|特別展 スコットランド国立美術館 THE GREATS 美の巨匠たち|’22年4月22日-7月3日

20220331175011_00001 20220331175011_00002 20220331175011_00003

東京都美術館
特別展  スコットランド国立美術館 THE GREATS 美の巨匠たち
THE GREATS : Masterpieces from the National Galleries of Scotland
会  期  2022年4月22日[金]-7月3日[日]
会  場  東京都美術館 企画展示室
休  室  日  月曜日   * ただし5月2日[月]は開室
開室時間  9:30-17:30(入室は閉室の30分前まで)
観  覧  料  一 般 1,900円 / 大学生・専門学校生 1,300円 / 65歳以上 1,400円
      * 本展は日時指定予約制です。詳細は展覧会 公式サイト をご覧ください
      * 高校生以下は無料(日時指定予約が必要です)
主  催  公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都美術館、毎日新聞社、NHK、NHKプロモーション
問い合せ  TEL:050-5541-8600(ハローダイヤル)
──────────
スコットランド国立美術館は、上質で幅広い、世界でも指折りの西洋絵画コレクションを有する美の殿堂です。
そんなスコットランドが誇る至宝の中から、ラファエロ、エル・グレコ、ベラスケス、レンブラント、レノルズ、ルノワール、モネ、ゴーガンなど、ルネサンス期から19世紀後半までの西洋絵画史を彩る巨匠たちの作品を展示します。さらに、同館を特徴づけるイングランドやスコットランド絵画の珠玉の名品も多数出品。それらを西洋美術の流れの中でご紹介します。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上ご参観を。
[ 詳細 : 東京都美術館 公式サイト