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【展覧会】府中市美術館|諏訪 敦「眼窩裏の火事」|’22年12月17日-’23年2月26日

諏訪展B2ポスターE181-2283《依代》
2016-17年 紙、パネルにミクストメディア 86.1×195.8cm 個人蔵
E181-2285《目の中の火事》
2020年 白亜地パネルに油彩 27.3×45.5cm 東屋蔵
E181-2290《Solaris》
2017-21年 白亜地パネルに油彩 91.0×60.7cm 作家蔵
諏訪展A4チラシ_A 諏訪展A4チラシ_B

府中市美術館
諏訪 敦「眼窩裏の火事」
会  期  2022年12月17日[土]- 2023年2月26日[日]
会  場  府中市美術館
      東京都府中市浅間町1丁目3番地(都立府中の森公園内)
時  間  午前10時 - 午後5時(展示室入場は 午後4時30分 まで)
休  館  日  月曜日(1/9は開館)、12/29[木]-1/3[火]、1/10[火]
観  覧  料  一 般 700円、高 大 生 350円、 小 中 生 150円
      * 未就学児および障害者手帳等をお持ちの方は無料
      * 企画展「諏訪敦『眼窩裏の火事』」観覧料金で常設展もご覧いただけます
T  E  L   ハローダイヤル 050-5541-8600
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緻密で再現性の高い画風で知られる 諏訪 敦 は、しばしば写実絵画のトップランナーと目されてきた。しかしその作品を紐解いていくと彼は、「実在する対象を、眼に映るとおりに写す」という膠着した写実のジャンル性から脱却し、認識の質を問い直す意欲的な取り組みをしていることが解る。
諏訪は、亡き人の肖像や過去の歴史的な出来事など、不在の対象を描いた経験値が高い。丹念な調査の実践と過剰ともいえる取材量が特徴で、画家としては珍しい制作スタイルといえるだろう。彼は眼では捉えきれない題材に肉薄し、新たな視覚像として提示していく。
この展覧会では、終戦直後の満州で病没した祖母をテーマにしたプロジェクト《棄民》、コロナ禍のなかで取り組んだ静物画の探求、そして絵画制作を通した像主との関係の永続性を示す作品群を紹介する。それらの作品からは、「視ること、そして現すこと」を問い続け、絵画制作における認識の意味を拡張しようとする画家の姿が、立ち上がってくる。

第1章 棄 民
死を悟った父が残した手記を手がかりに、幾人もの協力者を得ながら現地取材にのぞみ、諏訪はかつて明かされてこなかった家族の歴史を知り、絵画化していく。敗戦直後、旧満州の日本人難民収容所で母と弟を失った、少年時代の父が見たものとは。
第2章 静物画について
コロナ禍のさなか諏訪は、猿山修と森岡督行の3人で「藝術探検隊(仮)」というユニットを結成し、『芸術新潮』(2020年6〜8月号)誌上で静物画をテーマにした集中連載に取り組んでいた。静物画にまつわる歴史を遡行し制作された作品の数々。そこには、写実絵画の歴史を俯瞰した考察が込められている。
第3章 わたしたちはふたたびであう
人間を描くとは如何なることか? 絵画に出来ることは何か?
途切れることのない肖像画の依頼、着手を待つ制作途中の作品たち。ときには像主を死によって失うなど、忘れがたい人たちとの協働を繰り返してきた諏訪がたどり着いたのは、「描き続ける限り、その人が立ち去ることはない」という確信にも似た感覚だった。
1999年から描き続けてきた舞踏家・大野一雄は2010年に亡くなってしまう。しかし諏訪はさらに、気鋭のパフォーマー・川口隆夫の協力を得て亡き舞踏家の召喚を試み、異なる時間軸を生きた対象を写し描くことの意味を再検討する。

諏 訪  敦
画家。1967年北海道生まれ。
1994年に文化庁派遣芸術家在外研修員としてスペイン・マドリードに滞在。帰国後、舞踏家の大野一雄・慶人親子を描いたシリーズ作品を制作。制作にあたり、緻密なリサーチを行った上で対象を描くスタイルで、祖父母一家の満州引き揚げの足跡を辿った《棄民》シリーズなどを展開している。
成山画廊、Kwai Fung Hin Art Gallery(香港)など、内外で発表を続けている。2011年NHK『日曜美術館 記憶に辿り着く絵画〜亡き人を描く画家〜』で単独特集、2016年NHKETV特集『忘れられた人々の肖像〜画家・諏訪敦 “ 満州難民 ” を描く〜』が放送された。
2018年武蔵野美術大学造形学部油絵学科教授に就任。画集に『どうせなにもみえない』『Blue』など。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上参観を。
[ 詳 細 : 府中市美術館

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【展覧会】東京ステーションギャラリー|鉄道と美術の150年|’22年10月8日-’23年1月9日|東京ステーションギャラリー渾身の展覧会 !!|

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東京ステーションギャラリー
鉄道と美術の150年
開催期間  2022年10月8日[土]-2023年1月9日[月・祝]
休  館  日  月曜日[10/10、1/2、1/9は開館]、10/11、12/29 – 1/1
開館時間  10:00 - 18:00 * 金曜日は 20:00 まで開館 * 入館は閉館 30分前 まで
入  館  料  一 般 1,400円  高校・大学生 1,200円  中学生以下 無 料
      * 学生の方はご入館の際、生徒手帳・学生証を提示ください
チケット  チケット(日時指定券)購入は こちら
      当日券=東京ステーションギャラリー1階入口
*展示室内の混雑を避けるため日時指定制を導入し、各時間で入館人数の上限を設定しています
*館内でも当日券を購入できますが、土日祝など混雑時間帯は入館をお断りする場合があります
主  催  東京ステーションギャラリー[公益財団法人東日本鉄道文化財団]
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鉄道150年の歴史を、美術とともにたどる旅。
今年150周年を迎える日本の鉄道は、明治5(1872)年に新橋 ― 横浜間で開業しました。奇しくも「美術」という語が初めて登場したのも明治5年のことです*。鉄道と美術は、日本の近代化の流れに寄り添い、また時にはそのうねりに翻弄されながら、150年の時を歩み続けてきました。
この展覧会では、鉄道と美術150年の様相を、鉄道史や美術史はもちろんのこと、政治、社会、戦争、風俗など、さまざまな視点から読み解き、両者の関係を明らかにしていきます。
日本全国約40カ所から集めた「鉄道美術」の名作、話題作、問題作約150件が一堂にそろう、東京ステーションギャラリー渾身の展覧会です。
)それまでは「書画」などと呼ばれていた。北澤憲昭『眼の神殿』(美術出版社、1989年)

* 感染症予防対応のため日時指定券制推奨実施中。下掲詳細を確認の上ご参観を。
[ 詳細 : 東京ステーションギャラリー ]

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【展覧会】世田谷美術館|企画展 祈り・藤原新也|’22年11月26日-’23年1月29日

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世田谷美術館
企画展 祈り・藤原新也
会  期  2022年11月26日[土]- 2023年1月29日[日]
開館時間  10:00 - 18:00(入場は 17:30 まで)
休  館  日  毎週月曜日、12月29日[木]-1月3日[火]
      * 1月9日[月・祝]は開館、翌1月10日[火]は休館
会  場  世田谷美術館 1階展示室
主  催  世田谷美術館(公益財団法人せたがや文化財団)
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1944年に福岡県門司市(現 北九州市)に生まれた藤原新也。東京藝術大学在学中に旅したインドを皮切りに、アジア各地を旅し、写真とエッセイによる『インド放浪』、『西蔵(チベット)放浪』、『逍遥游記(しょうようゆうき)』を発表します。
1983年に出版された単行本『東京漂流』はベストセラーとなり、社会に衝撃を与えます。また同年に発表された『メメント・モリ』は、若者たちのバイブルとなりました。1989年には、アメリカを起点に西欧へと足をのばし、帰国後は自身の少年時代を過ごした門司港で撮影した『少年の港』をはじめ、日本にカメラを向けます。

そして旅のはじまりから50年後、現代の殺伐を伝えるニュースを背に、大震災直後の東北を歩き、コロナで無人となった街に立って、これまでの道程と根幹に流れる人への思いを「祈り」というタイトルに込めます。そして藤原の見た、人が生き、やがて死へと向かうさまは、現在形の〈メメント・モリ(死を想え)〉へと昇華され、新たな姿でわたしたちの「いま」を照らします。
藤原の表現活動で特筆すべきは、写真、文筆、絵画、書とあらゆるメディアを縦横無尽に横断し、それぞれの領域において秀でた表現を獲得していることにあります。
本展は、祈りをキーワードに、初期作から最新作までの作品を一堂に展示して、藤原新也の多彩な仕事を立体的に展開します。

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E182-2296Ⓒ Shinya Fujiwara
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【展覧会のみどころ】
● 公立美術館初の大規模個展
これまで写真サロンやギャラリーで数多くの個展が開催されてきましたが、公立美術館で大規模に開催される個展は今回が初めてです。200点以上の写真と言葉により、50年以上にわたる藤原の表現活動の軌跡を俯瞰する初の機会となります。
● 作家自身の眼で厳選された作品による、「祈り」の壮大な物語
本展は藤原の集大成ではありますが、主要な仕事を時系列で紹介する、たんなる回顧展ではありません。「祈り」というキーワードに基づいて、現在の視点から藤原自身が改めて厳選・編集した、新たなストーリーを持った展覧会です。
● 迫力の大画面写真と書き下ろしの文章
大きいものでは3mの大画面に引き伸ばされた写真に、本展のために書き下ろされた文章が美しいレイアウトで添えられています。広い空間に大迫力の写真と言葉が並び、書籍や写真集で「読む」のとは一味違う、展覧会ならではの鑑賞体験ができます。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上参観を。
[ 詳 細 : 世田谷美術館

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【展覧会】奈良国立博物館|式年造替記念特別展 春日大社 若宮国宝展 ― 祈りの王朝文化 ―|’22年12月10日- ’23年1月22日

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奈良国立博物館
式年造替記念特別展
春日大社 若宮国宝展 ― 祈りの王朝文化 ―
会  期  令和4年(2022)12月10日[土]- 令和5年(2023)1月22日[日]
会  場  奈良国立博物館 東・西新館
休  館  日  毎週月曜日(ただし 1月2日[月・休]、1月9日[月・祝]は開館)
      年末年始(12月28日-1月1日)、1月10日[火]
開館時間  午前9時30分-午後5時  * 入館は閉館の 30分前 まで
観覧料金  一 般 1,600円、 高 大 生 1,400円、 小 中 生 700円
主  催  奈良国立博物館、春日大社、朝日新聞社、NHK奈良放送局、NHKエンタープライズ近畿
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令和4年(2022)10月、春日大社の摂社、若宮神社の本殿(重要文化財)の 御造替 -ごぞうたい- が完了します。御造替とは、社殿を造り替え、神宝や調度品などを新調する事業で、古来、20年に一度を式年として行われてきました。本展覧会はこの大事業の完成を記念して開催する特別展です。
春日若宮神は、春日大社本社本殿に祀られる四神の御子神 -みこかみ- として、長保5年(1003)3月3日 巳 -み- の刻 に誕生したと伝えられています。御名を 天押雲根命 -あめのおしくもねのみこと-、あるいは五所王子(ごしょのみこ  五番目の神の意)といい、水徳の神、五穀豊穣神、さらには学問の神として広く信仰されてきました。毎年12月に行われる「春日若宮おん祭」は、大和一国を挙げた盛大な祭礼として全国にも知られ、保延2年(1136)の開始以来、およそ900年近い伝統を誇るものです。

奈良国博トップ国 宝 若宮御料古神宝類 銀鶴   奈良・春日大社

本展では、藤原摂関家をはじめ平安貴族が若宮神に奉納した太刀や弓、飾り物など、当時最高峰の技術を集めた工芸品から、壮麗な王朝文化の世界を感じていただき、また古来の祭礼や神事芸能の数々をご紹介いたします。さらに、過去、現在の御造替にかかわる器物や歴史資料を通して、これを支えた人々の熱意と努力の軌跡をふり返ります。本展が、日本文化の奥深さと素晴らしさを再確認していただく機会になればと願っております。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上観覧を。
[ 詳 細 : 奈良国立博物館

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【特別長期公開】奈良国立博物館 なら仏像館|特別公開 金峯山寺仁王門 金剛力士立像 ― 奈良・金峯山寺所蔵 ―|’2021年2月23日-仁王門修理完了まで(令和10年度予定)

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奈良国立博物館 なら仏像館
特別公開 金峯山寺仁王門 金剛力士立像
― 奈良・金峯山寺所蔵 ―
展示期間  令和3年(2021)2月23日[火・祝]-仁王門修理完了まで(令和10年度予定)
開館時間  令和3年(2021)11月16日[火]から当面の間
      午前9時30分-午後5時まで * 毎週土曜日および12月17日[金]は午後7時まで
      * いずれも入館は閉館の30分前まで
休  館  日  毎週月曜日(休日の場合は翌日。連休の場合は終了後の翌日)、12月28日-1月1日
      * その他、臨時に休館日を変更することがあります。
観覧料金  一 般 700円、大学生 350円、高校生以下および18歳未満の方は 無 料
──────────────
奈良県吉野町に位置する金峯山寺-きんぷせんじ-の重要文化財 木造金剛力士立像-こんごうりきし りゅうぞう)2 軀を、令和3年(2021)2月23日から特別公開しております。
この金剛力士像は、金峯山寺仁王門(国 宝)に安置される 像高 5 メートルに達する巨像で、彫刻部門の指定品の中では東大寺南大門像に次いで 2 番目に大きい像です。像内の銘文により、南北朝時代の延元3年(1338)から翌年にかけて 南都大仏師  康成-こうじょう-によって造られたことがわかっています。
同像は令和元年(2019)の夏に仁王門の修理のために搬出され、同館の文化財保存修理所へと移動して保存修理が進められました。保存修理は完了しましたので、金峯山寺仁王門(国 宝)の修理が完成するまで、奈良国立博物館 なら仏像館 にて展示公開することとなりました。

* 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上展観を。
[ 詳細 : 奈良国立博物館 本覧初出:2022年1月17日

YouTube  ならはくチャンネル|なら仏像館 特別公開「金峯山寺仁王門 金剛力士立像動画」】
Part1  搬入・展示編  ◉ Part2  解説編  ◉ Part3  解説編  ◉ Part4  解説編

【展覧会】東京都現代美術館|ウェンデリン・ファン・オルデンボルフ 柔らかな舞台|’22年11月12日-’23年2月19日

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東京都現代美術館
ウェンデリン・ファン・オルデンボルフ
柔らかな舞台
会  期  2022年11月12日[土]- 2023年2月19日[日]
開館時間  10:00 - 18:00(展示室入場は 閉館の30分前 まで)
休  館  日  月曜日(1月2日、1月9日は開館)、12月28日-1月1日、1月10日
会  場  東京都現代美術館 企画展示室 3 階
観  覧  料  一 般 1,300 円 / 大学生・専門学校生・65 歳以上900円 / 中高生500円 /小学生以下無料
助  成  オランダ王国大使館、モンドリアン財団
主  催  公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都現代美術館
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ウェンデリン・ファン・オルデンボルフ(1962年ロッテルダム生まれ、ベルリン在住)は、2017年ヴェネチア・ビエンナーレのオランダ館代表を務めるなど、オランダの現代美術を代表するアーティストの一人として、20年以上に渡り映像作品や映像インスタレーションを発表してきました。
彼女の映像は、他者との共同作業を通じて人々の関係を形成すると同時に、それによって形作られるものとして試行を重ね、シナリオを設定しない撮影に、キャストやクルーとして参加する人々が現れます。撮影の場という設えられた状況で、あるテーマについて人々が対話する過程で発露する主観性や視座、関係性を捉え、鑑賞者の思考との交差を指向します。

このたび当館で開催する国内初めての個展「柔らかな舞台」では、彼女の代表的な映像作品から新作まで6点を展示します。初期作品からは、17世紀のオランダ領ブラジルで総督を務めたヨハン・マウリッツの知られざる統治をめぐり、マウリッツの手紙などを読み上げながら議論する《マウリッツ・スクリプト》(2006年)、オランダによる植民地政策にラジオがもたらした影響についての対話と、インドネシア独立運動家スワルディ・スルヤニングラットが書いた手記「私がオランダ人であったなら」を読み上げる声とが交わる《偽りなき響き》(2008年)の2作品を紹介します。《マウリッツ・スクリプト》はマウリッツの旧居でもあるマウリッツハイス美術館で、《偽りなき響き》はオランダ領東インド(現在のインドネシア)に向けたラジオ放送に使われた放送局跡地で、DJ、看護師、政治学者、ラッパー、アーティスト、ジャーナリストなどが参加する公開撮影として行われました。このように、ある場所がもつ歴史的文脈、そして異なるバックグラウンドや専門分野を持つ人々の声は、ファン・オルデンボルフの作品において豊かな多声性をもたらす重要な要素となります。

◉ ウェンデリン・ファン・オルデンボルフ プロフィール
1962年ロッテルダム(オランダ)生まれ、ベルリン在住。シナリオや設定を作り上げる映像制作を、諸形態の作品を生み出すための方法であり言語として探究してきた。近年、ウッチ美術館(ポーランド、2021年)、ドス・デ・マヨ・アートセンター(マドリッド、2019-2021年)、第57回ヴェネチア・ビエンナーレオランダ館(ヴェネチア、2017年)などでの個展を開催したほか、ソンズビーク20->24(アーネム、2021年)、シカゴ建築ビエンナーレ(シカゴ、2019年)、世界文化の家(ベルリン、2019年)、シンガポール・ビエンナーレ(シンガポール、2019年)、あいちトリエンナーレ(愛知、2016年)、キーウ・ビエンナーレ(ウクライナ、2015年)など数々の国際展に参加。

※ 感染症予防対応実施中です。下掲詳細を確認の上ご参観を。
[ 詳 細 : 東京都現代美術館

【展覧会】静嘉堂文庫美術館|静嘉堂創設130周年・新美術館開館記念展Ⅰ|響きあう名宝 ― 曜変・琳派のかがやき ―|’22年10月1日-12月18日|後期展示開催仲

静嘉堂「響きあう名宝」ポスター(S)
静嘉堂文庫美術館
静嘉堂創設130周年・新美術館開館記念展Ⅰ

響きあう名宝 ― 曜変・琳派のかがやき ―
会  期  2022年10月1日[土]-12月18日[日]
        [前 期]10月  1日[土]-11月6日[日]
        [後 期]11月10日[木]-12月18日[日]
休  館  日  月曜日、11/8[火]、11/9[水]
開館時間  10:00-17:00 (入館は16:30まで)
      金曜日は18:00 (入館は17:30)まで
会  場  静嘉堂@丸の内 (明治生命館1階)
入  館  料    一 般  1500円、大 高 生 1000円、中学生以下 無 料
      障がい者手帳をお持ちの方(同伴者1名〈無料〉を含む)700円
会  場  静嘉堂@丸の内
問い合せ  050-5541-8600(ハローダイヤル)
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創設130周年を迎える静嘉堂は、美術館のギャラリーを世田谷岡本の地から、丸の内の重要文化財建築、明治生命館(昭和9年〈1934〉竣工)1階へ移転いたしました。
開館記念展第1弾となる本展では、静嘉堂が所蔵する全ての国宝を始め、茶道具・琳派作品・中国書画や陶磁器・刀剣などの選りすぐりの名宝を、新たな建築空間に合わせ4つのテーマで展観するものです。

昭和初期の代表的な近代洋風建築の、大理石を多用した重厚な建築美の中、高い天窓から自然光が差し込むホワイエを取り囲むように向き合う4つの展示室で、作品は数百年の歴史ある輝きを放ちながら互いの美を響かせあい、皆さまをお迎えいたします。
明治20年代の半ば、静嘉堂創始者の 岩﨑彌之助 は、丸の内で三菱のオフィスビル街建設を進めながら、その一角に「ミュージアム」なるものを造りたいと願いました。100年を超える創立者の夢が、いま花開きます。

02明治生命館外観重要文化財 明治生命館 昭和9年(1934)竣工

03-1国宝《曜変天目(稲葉天目)》国 宝 《曜変天目(稲葉天目)》 南宋時代(12-13世紀)

08国宝 《倭漢朗詠抄 太田切》国 宝 《倭漢朗詠抄 太田切》 平安時代(11世紀)

20国宝《与中峰明本尺牘》

国 宝 趙孟頫 《与中峰明本尺牘》 元時代(14世紀)

展示品画像はすべて「静嘉堂文庫美術館蔵」

* 日時指定予約券制 推奨実施中。下掲詳細を確認の上ご参観を。
[ 詳 細 : 静嘉堂文庫美術館  公式チケットオンライン予約〔 静嘉堂@丸ノ内 〕 ]

【展覧会】山種美術館|特別展 日本の風景を描く ― 歌川広重から田渕俊夫まで ―|’22年12月10日-’23年2月26日

山種美術館

山種美術館12

特別展  日本の風景を描く
― 歌川広重から田渕俊夫まで ―
会  期  2022年12月10日[土]-2023年2月26日[日]
会  場  山種美術館
開館時間  午前10時-午後5時 (入館は午後4時30分まで)
休  館  日  月曜日[1/9㈪ は開館、 1/10㈫ は休館、12/29㈭-1/2㈪ は年末年始休館]
入  館  料  一 般 1300円、中学生以下無料(付添者の同伴が必要です)
      ◉ 冬の学割
      大学生・高校生 500円 * 本展に限り、入館料が通常1000円のところ特別に半額
主  催  山種美術館、朝日新聞社

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日本の風景は古くから美術の題材として描き継がれてきました。特に19世紀、江戸後期には、街道が整備され人々の旅に対する意識が増し、日本各地の宿場や名所を捉えた歌川広重の浮世絵風景画が高い人気を得ます。明治に入ると、西洋の写実的な風景画が日本にもたらされたことや、日本各地の風土への関心が高まった風潮により、目の前に広がる身近な自然が描かれはじめます。さらに昭和の戦後には、抽象的な表現や画家の心に刻まれた景色も風景画に取り入れられるようになり、日本の風景の描かれ方が多様化していきました。

本展では、宿場や名所を中心に抒情豊かな風景を表した歌川広重の《東海道五拾三次》や《近江八景》、自然とともに日常を営む人々を取材した川合玉堂の《早乙女》、送電塔の立つ農村風景という現代的な情景を描き出した田渕俊夫の《輪中の村》などをご紹介します。風景画の名手たちが描いた数々の優品とともに、日本の風景の魅力をご堪能いただければ幸いです。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上観覧を。
[ 詳 細 : 山種美術館

【展覧会】根津美術館|企画展 遊びの美|’22年12月17日-’23年2月5日

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根津美術館
企画展 遊びの美
会  期  2022年12月17日[土]- 2023年2月5日[日]
休  館  日  毎週月曜日 *  ただし1月9日[月・祝]は開館、翌10日[火]休館
開館時間  午前10時-午後5時(入館は閉館30分前まで)
入  場  料    オンライン日時指定予約入館制
      一 般 1300円、学 生 1000円、中学生以下 無 料
      * 障害者手帳提示者および同伴者は200円引き
会  場  根津美術館 展示室 1・2
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「遊び」と聞いて、どのようなイメージが浮かぶでしょうか。歴史に目を向けてみると、公家が和歌の上達につとめた歌合や家の芸にまで高めた蹴鞠、武家が武芸の鍛錬として位置づけた乗馬や弓矢など、それらは単なる遊楽ではありませんでした。遊びは、人が楽しみながら社会の中でより良く生きる術を身に着ける手段であり、日々の暮らしに潤いを与え、生きるうえで欠かすことのできない存在なのです。
本展では文化としての遊びの諸相を、館蔵の絵画や古筆、なかでも屏風を中心にご紹介いたします。新春を迎えるにふさわしい、華やかな金屛風の競演をあわせてお楽しみください。

※ 感染症予防対応実施中。入館はオンライン日時指定予約制。下掲詳細を確認のうえ観覧を
[ 詳 細 : 根津美術館 ]  { 根津美術館 活版アラカルト まとめ }

【展覧会】高浜利也展|TAKAHAMA Toshiya Exhibition -いえあつめ-|’22年12月5日-12月24日

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高浜利也展
TAKAHAMA Toshiya Exhibition
-いえあつめ-
2022年12月5日[月]- 12月24日[土]
会 場:ギャラリーなつか & Cross View Arts * 日曜休廊
東京都中央区京橋3-4-2 フォーチュンビル 1F Phone 03-6265-1889
開廊時間
月-金:11:00 am – 6:30 pm
土  :11:00 am – 5:00 pm
日  : Closed
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《いえあつめ》
毎夏継続してきたものの、コロナ禍以降、実現できていない落石(おちいし)計画でのサイトスペシフィックなインスタレーション、『対話空間(=銅版の茶室)』の現地制作で積み上げられるはずであった石膏刷り銅版画(10cm角の立方体)を、紙に刷るという通常の手法で制作したうえで、ギャラリー空間に構成、展示する。

今回、北海道根室市落石岬の現地に石膏キューブを積み上げて朽ちさせるのではなく、ギャラリーというホワイトキューブにそれらの銅版画を展開するにあたって、多色刷りによるイリュージョンに依拠し、辺境の霧の中で銅が豊かに朽ちていくありさまを版画工房で想像、感応しながら制作した。来夏、落石計画は再開予定であり、これら紙に刷った銅版画作品も現地に展示する予定。
モチーフとなるイメージは “ Community on the move ” というタイトルで、各地で継続してきた現地調達の木片による積み木のワークショップで参加者たちが残していった家々のかたち、記憶を収集したものであり、その土地、土地でのエピソードを織り交ぜて様々な銅版画をシリーズ制作している。

高浜利也 プロフィール
 1966 兵庫県姫路市生まれ
1988 武蔵野美術大学卒業(造形学部油絵学科)
1990 武蔵野美術大学大学院修士課程修了(造形研究科美術専攻版画コース)
1997 長沢アートパーク・アーティスト・イン・レジデンスプログラムに参加
(兵庫県津名郡津名町長沢、文化庁、国際交流基金)
1998 タイ国立シラパコーン大学客員研究員(国際交流基金)(~ ’99)
1999 タイ国立シラパコーン大学客員研究員(ポーラ美術振興財団)(~ ’00)
2004 文化庁国内研修員
2005 タイ国立シラパコーン大学および同チュラロンコーン大学客員研究員(~ ’06)
(日本財団APIアジアフェローシップ)
2011~ 武蔵野美術大学教授

[ 詳 細 : ギャラリーなつか & Cross View Arts

【展覧会】高島屋史料館|特別展示 1909 現代名家百幅画会|予告 ’23年1月7日-2月13日

高島屋大阪2212

高島屋史料館
特別展示
1909 現代名家百幅画会
会  期  予告 2023年1月7日[土]- 2月13日[月]
開館時間  10:00 - 17:00(入館は 16 : 30 まで)
休  館  日  火・水曜日
会  場  高島屋史料館企画展示室
      556-0005 大阪市浪速区日本橋3-5-25 高島屋東別館3階 電 話:06-6632-9102
入館無料
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1909(明治42)年冬、高島屋は京都・大阪・東京の各店で、「現代名家百幅画会」を開催しました。これは、当時の著名画家100人に新作画(絹本尺五〈幅1尺5寸=約45㎝〉に統一)を依頼し、寄せられた100作を同じ表装で100幅の掛軸に仕立て、一堂に展観した高島屋初の展覧会でした。東西の100名家の新作を揃え、さらに “ 番外 ” として竹内栖鳳《アレ夕立に》(第3回文展出品)を会場内に特別陳列し、大いに話題を集めました。展覧会の成功は、1911(同44)年の高島屋美術部(美術品の展示・販売部門)の創設に結びつきました。
今回の特別展示では、近年発見された出品画4幅と共に「現代名家百幅画会」の再現を試み、その歴史的意義を考えます。
100年以上も前に高島屋が開いた前代未聞の展覧会をお楽しみいただければ幸いです。

◉ 展示作品
竹内栖鳳《アレ夕立に》1909(明治42)年 第3回文展出品
竹内栖鳳《小心胆大》1909(明治42)年 現代名家百幅画会出品
岸 米山《秋猿》1909(明治42)年 現代名家百幅画会出品 ※初公開
望月金鳳《月下遊狸》1909(明治42)年 現代名家百幅画会出品 ※初公開
都路華香《春雨図》1909(明治42)年 現代名家百幅画会出品 笠岡市立竹喬美術館寄託品

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上参観を。
[ 詳細 : 髙島屋史料館

【展覧会】高島屋史料館|企画展 画工画-がこう え|明治の画工、世界に挑む|’22年9月10日-12月19日|後半展示開催仲

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高島屋史料館
企画展 画工画-がこうえ
明治の画工、世界に挑む
会  期  2022年9月10日[土]-12月19日[月]
        〔第Ⅰ部〕 高島屋の画室
        9月10日[土]-10月24日[月]
        〔第Ⅱ部〕下画と染織品
        11月5日[土]-12月19日[月]
      * 会期は変更となる場合があります。
開館時間  10:00-17:00(入館は16:30まで)
休  館  日  火・水曜日
      *10月27日[木]-11月4日[金]は展示替のため休館
会  場  高島屋史料館 企画展示室
      〒556-0005 大阪市浪速区日本橋3-5-25 高島屋東別館3階
      電話:06-6632-910
      入館無料
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明治中期、京都の小さな呉服商であった高島屋は新しく貿易業を始めました。輸出したのは美術染織品。当時、「画工-がこう」と呼ばれた人々が描いた下画-したえ-をもとに、職人が染・織・刺繍を駆使して額絵や壁掛、屏風などに仕立てました。
高島屋の製品は世界各国の博覧会で高い評価を受け、異国の邸宅を彩る室内装飾品として続々輸出されました。世界市場を視野に入れた製品の下画は、伝統的な日本の絵画を基本としつつも、洋風のモチーフや構図を意欲的に取り込んだ斬新な画が多く見られます。

世界が認めた製品の下画を描いたのは誰か―。今に残る書簡や出勤簿から、岸竹堂、今尾景年、幸野楳嶺、竹内栖鳳ら、名だたる面々が手がけていたことが知られます。けれども、下画は下画であるが故に、署名も印も残されていません。そんな〝名も無き〟画工たちによる下画の数々と、稀少な製品の展観を通して、世界に挑んだ明治の画工の気概と矜持を感じていただければ幸いです。
※本展は会期をⅠ部・Ⅱ部に分け、展示作品のほとんどを入れ替えて構成します。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上参観を。
[ 詳細 : 髙島屋史料館
{新宿餘談}
本稿では大阪の「居職-いじょく 自宅で仕事をする職業。裁縫士・印判士など ⇔  出職-でしょく ほかに出かけて、そこで仕事をする職業。左官・屋根職・庭士の類」(広辞苑)などの業界用語の一環、「画工-がこう、画工画-がこうえ、下画-したえ」などを知ることができる。

業界用語とは、時代差・地域差も大きく、「版下-大阪/はんじた、関東/はんした」と昭和のころのオフセット印刷業界では呼んでいた。これも「居職ーいじょく 出職-でしょく」(広辞苑)を知ればなにほどのことも無い。令和のいまは、印刷版の製作は「プリプレス」を経て、単に「データ作製(業界内一部では制作)」となったらしい。版下職人であった「出職のひとつ-製版会社員」の一部は、居職に変わり、オンライン勤務となったらしい。

【展覧会】高島屋史料館 TOKYO|企画展 百貨店展 ―― 夢と憧れの建築史|’22年9月7日-’23年2月12日

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高島屋史料館 TOKYO
企画展 百貨店展 ―― 夢と憧れの建築史
展示期間  2022年9月7日[水]-2023年2月12日[日]
開館時間  11:00-19:00
休  館  日  月・火曜日(休館日が祝日の場合は開館します)、
      年末年始(12月26日[月]-2023年1月3日[火])
入  館  料  無 料
展示場所  高島屋史料館 TOKYO 4 階展示室(東京都中央区日本橋2-4ー1)
      ※5階旧貴賓室は、セミナー開催時のみ開館します。
セミナー  詳しくは こちら
監  修  浅子 佳英(建築家・編集者/PRINT AND BUILD)、菊地 尊也(建築研究者)
主  催  高島屋史料館 TOKYO
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本展は、近代的な百貨店・デパートメントストアが誕生した20世紀初頭から、大型商業施設が多数出現する現代までを、主に日本の百貨店建築のファサード、あるいはその空間の変遷に注目しながら、年表形式でたどろうとする試みです。
これは、通常は脇役に留まりがちな年表を主役にするという、挑戦的な展示でもあります。さらには、現代のショッピングモールが外観に装飾を持たず、内装に本質がある* ことを鑑みると、示唆に富むアプローチとも言えるでしょう。

特に注目するのは、戦前の実験的な百貨店建築です。当時の百貨店は、人々の憧れを誘うもので、単なるショッピングのための空間を超え、エンターテイメント、ひいては文化装置として機能していました。こうした百貨店の機能と役割は、その建築空間やファサードに色濃く現れました。
例えば、屋上庭園もその一つです。現在もターミナルビルとしてその存在感を放つ松屋浅草店(1931年、久野節設計)には、かつて屋上に本格的な遊園地と動物園が存在しました。
また現存しませんが白木屋日本橋店(1928年、石本喜久治設計)のファサードは、壁面にガラスを用いて、重厚な百貨店建築を脱しようとする非常にモダンなものでした。
2019年にグランドオープンした大丸心斎橋店(1922年心斎橋筋側・1933年御堂筋側、ヴォーリズ建築事務所設計)は、往時の百貨店建築の華やかさを今に伝える貴重なものといえるでしょう。

本展が、商業や消費活動がいかに現代の都市形成に深く関与してきたかを再認識する機会になるとともに、これからの未来の可能性を考える契機になれば幸いです。
* 東浩紀・大山顕『ショッピングモールから考える』幻冬舎,2016

※新型コロナウイルスの感染拡大状況等を踏まえ、臨時に休館日・開館時間を変更する場合があります。
[ 詳 細 : 高島屋史料館 TOKYO

【展覧会】国立西洋美術館|ピカソとその時代|ベルリン国立ベルクグリューン美術館展|’22年10月8日-’23年1月22日

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国立西洋美術館
ピカソとその時代
ベルリン国立ベルクグリューン美術館展
会  期  2022年10月8日[土]-2023年1月22日[日]
会  場  国立西洋美術館
      110-0007 東京都台東区上野公園7−7
主  催  国立西洋美術館、ベルリン国立ベルクグリューン美術館、東京新聞、TBS、共同通信社
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まだ見たことのないピカソ、35点が日本初公開。
ドイツ生まれの美術商 ハインツ・ベルクグリューン(1914-2007)は、1948年からパリで画廊を経営しながら自分自身のために作品を収集し、世界有数の個人コレクションを作り上げます。その多くは1996年以後、生まれ故郷であるベルリンのシャルロッテンブルク宮殿に面した建物の中で公開され、広く知られるに至りました。
コレクションの主要作品は2000年にドイツ政府により購入されましたが、これは同国の美術館史上最も高額な購入のひとつです。彼のコレクションを収める施設はベルクグリューン美術館と改称され、現在はベルリン国立美術館群の一翼を担っています。2007年にベルクグリューンが他界した後も、彼の遺族が美術館への支援を続け、多数の作品を寄託しています。

ベルクグリューンは晩年まで作品の購入と売却を続けながら、コレクションに際立った特色を持たせることに努め、最終的には、最も敬愛した同時代の4人の芸術家たち、ピカソ、クレー、マティス、ジャコメッティの作品に重点をおきました。ベルクグリューンの類い稀なる審美眼と情熱によって厳選された粒よりのコレクションは、創造性と生命力に溢れた20世紀の巨匠たちの芸術を集約しています。
ベルクグリューン美術館の開館以来、主要作品がまとめて国外に貸し出されるのは今回が最初で、来日する作品97点のうち、76点が日本初公開です。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上ご参加を
[ 詳 細 : 国立西洋美術館  展覧会公式 WebSite

【展覧会】国立西洋美術館|版画で「観る」演劇|フランス・ロマン主義が描いたシェイクスピアとゲーテ|’22年10月8日-’23年1月22日

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国立西洋美術館
版画で「観る」演劇
フランス・ロマン主義が描いたシェイクスピアとゲーテ
会  期  2022年10月8日[土]- 2023年1月22日[日]
開館時間  9:30 - 17:30
      毎週 金・土曜日:9:30 - 20:00 * 入館は閉館の30分前まで
休  館  日  月曜日、10月11日[火]、12月30日[金]-2023年1月1日[日]、1月10日[火]
      (10月10日[月・祝]、2023年1月2日[月・祝]、1月9日[月・祝]は開館)
会  場  国立西洋美術館 新館2階 版画素描展示室
主  催  国立西洋美術館
観覧料金  一 般  500円、大学生  250円      * 本展は常設展の観覧券または「ピカソとその時代 ベルリン国立ベルクグリューン美術館展」観覧当日に限り、同展観覧券でご覧いただけます。
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18世紀後半から19世紀前半にかけて勃興したロマン主義運動は、文学・音楽・美術など分野を超えて展開し、なかでもフランス・ロマン主義においては外国文学を着想源とした情感豊かな作品が生み出されました。特に古典演劇の規範から外れた自由な構成で、運命や自然に抗い苦悩する人間の姿と心理を描いたシェイクスピアとゲーテの戯曲は様々な芸術家たちに影響を与え、美術においては画家ウジェーヌ・ドラクロワ(1798-1863年)とテオドール・シャセリオー(1819-56年)に霊感をもたらしました。

本企画では、当館所蔵作品より、ドラクロワ最初の文学主題版画とされる《魔女たちの言葉を聞くマクベス》をはじめ、ロマン主義版画における金字塔ともいうべき連作の数々―ドラクロワの〈ファウスト〉と〈ハムレット〉、そしてシャセリオーの〈オセロ〉―を展覧します。同時代の舞台表象の影響をうかがわせる一方で、いずれも場面にみなぎる感情の描出において独創性を有するこれらの作品は、まさに二人の画家の綿密な精読と豊かな想像の結実ともいうべきものです。
ドラクロワとシャセリオーによって命を吹き込まれた登場人物たち、そして鮮烈に描き出されたドラマの数々をご堪能ください。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上参観を。
[ 詳 細 : 国立西洋美術館

【展覧会】松伯美術館|上村淳之 文化勲章受章記念|こころの花鳥画 上村松篁・淳之展|’22年12月6日-’23年2月5日

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松伯美術館
上村淳之 文化勲章受章記念
こころの花鳥画 上村松篁・淳之展
開催期間  2022年12月6日[火]- 2023年2月5日[日] 
休  館  日  月曜日
      * 12月27日[火]-1月4日[水]は休館、1月9日[月・祝]開館、翌10日[火]休館
開館時間  午前10時 - 午後5時(入館は午後4時まで)
入  館  料  大人[高校生・大学生を含む]820円、小学生・中学生 410円
所  在  地  631-0004 奈良市登美ヶ丘2丁目1番4号 電話番号 0742-41-6666
主  催  公益財団法人 松伯美術館、産経新聞社
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上村松篁・上松淳之の花鳥画は、私たちの日常の空間を絹や紙の上に再現するものではありません。そこに描かれているのは、画家のこころの中に創られた美しい世界なのです。それゆえ、去年写生した花を今年も写生するのです。画家の心の成長とともに、新たな美が見えてくるというわけです。デッサン・写生とは、対象の形を正確に写すことにが目的ではなく、対象の本質を把握し、自分自身のこころの内面を確認する作業なのです。
絹や紙に岩絵具を塗っているから日本画であると、材料でしか日本画を定義できなくなっている現代ですが、松篁・淳之は、これこそが東洋画の本質であると、鳥や花と共に在る世界を描き続けてきました。
その画面を構成するのが、余白―具体性を持たない空間、淳之の言う「象徴空間」です。この象徴空間は気配であり空気であり、背後に目にみえないもの、実在や真理や精神といったものを含んでいます。
松篁のこころ、淳之のこころから創造された美しい世界を堪能していただきます。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上観覧を。
[ 詳 細 : 松伯美術館

【展覧会】足立涼子|形のことば― 自然のアルファベット、本の作品を中心に ―|会場:ギャラリー砂翁|’22年12月12日-24日

20221205151302_0000220221205151302_00001GALLERY SAOH & TOMOS
形の言葉|足立涼子
ADACHI RYOKO EXHIBITION
― 自然のアルファベット、本の作品を中心に ―

2022年12月12日[月]-24日[土]
※日曜休廊
11:00 -18:00
12月17日[土]・ 24日[土]は 17:00 まで

[ 詳 細 : GALLERY SAOH & TOMOS 足立涼子ADACHI  RYOKO ]

【展覧会】郵政博物館|企画展 卯年年賀状展|’22年12月6日-’23年1月9日

郵政博物館

郵政博物館
企画展 卯年年賀状展
会  期  2022年12月6日[火]- 2023年1月9日[月・祝]
休  館  日  12月12日[月]・19日[月]・28日[水]- 1月1日[日・祝]
開館時間  10:00-17:30 * 入館は 17:00 まで
会  場  郵政博物館
      131-8139   東京都墨田区押上1-1ー2   東京スカイツリータウン・ソラマチ 9 F
      TEL:03-6240-4311
入  館  料  大 人 300円 / 小中高校生 150円
主  催  郵政博物館
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2023年の干支は卯です。
一般的にうさぎといえば穏やかで温厚な小動物というイメージを抱く人が多いでしょう。昔からペットとして人気があり、室内でも飼いやすいということで、コロナ渦において人気が高まっています。
卯年はうさぎが跳ねることから「飛躍する」年、そして卯の字は、祭祀のときの肉を2つに裂いた形からできたとされていることから時代の区切り「契機になる」年だといわれています。
今回の展示では、干支の卯にあやかり、コロナから区切りとなる「契機になる」年に、更なる「飛躍する」年になるよう、卯年の年賀切手の意匠となる郷土玩具を紹介するとともに、日本漫画家協会所属の漫画家の先生方の描きおろし卯年の年賀状、日本絵手紙協会による「みんなの絵手紙年賀状展2023」の展示をします。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上観覧を。
[ 詳 細 : 郵政博物館

【展覧会】青梅市立美術館|館蔵企画展「没後30年ー藤本能道展」|’22年11月19日-’23年1月15日

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青梅市立美術館
館蔵企画展「没後30年ー藤本能道展」
会  期  2022年11月19日[土]- 2023年1月15日[日]
開館時間  午前9時 - 午後5時(入館は 午後4時30分 まで)
休  館  日  月曜日(ただし、1月9日[月]は祝日のため開館し、1月10日[火]は休館)
      年末年始12月29日[木]- 1月3日[火]
観  覧  料  大 人 200円、小・中学生 50円
      * 青梅市吉川英治記念館 との共通観覧券(大人600円、小人200円)を販売中。
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本展は当市に窯を構えた陶芸家・藤本能道(ふじもと・よしみち 1919-92年)の、没後30年を記念した展覧会です。当館には未完成品を含めて、約90点の作品が所蔵されており、ここ数年間、それらの調査を集中的に行ってきました。
本展ではこうした活動を踏まえて、これまで展示する機会が少なかった未完成作品も、色絵陶磁の名品や珍しいオブジェと合わせて展示します。青梅の雄大な自然を背景にした、藤本の創作の軌跡を、人間国宝に指定される契機となった、色絵磁器の技法の解説と合わせてお楽しみください。

◆ 作家紹介 藤本 能道-ふじもと・よしみち
1919年 現在の東京都新宿区大久保に誕生。
1941年 東京美術学校(現・東京藝術大学美術学部)工芸科図案部を卒業。
1942年 色絵磁器の加藤土師萌に師事。本格的に陶芸の道に進む。
1944年 色絵磁器の大家・富本憲吉に師事し、磁器の染付、上絵付けなどを学ぶ。
1947年 富本を中心に結成された新匠美術工芸会の創立に参加。
1956年 京都市立美術大学(現・京都市立芸術大学)専任講師に就任。モダンアート協会や走泥社へオブジェ作品を出品。
1962年 東京藝術大学助教授に就任。以降、同大教授、学長を歴任。
1973年 青梅市梅郷に築窯。色絵磁器の研究と制作に専念。
1986年 白磁を作る段階で着彩(釉描)した素地に色絵(加彩)を施す「釉描加彩」の開発により、重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定。
1992年 死去。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上参観を。
[ 詳 細 : 青梅市立美術館

【展覧会】パナソニック汐留美術館|つながる琳派スピリット ── 神坂雪佳|’22年10月29日-12月18日|後期展示も会期末

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パナソニック汐留美術館
つながる琳派スピリット ── 神坂雪佳
会  期  2022年10月29日[土]-12月18日[日]
      * 会期中、一部展示替えをします
         前 期:10月29日[土]-11月29日[火]
         後 期:12月  1日[木]-12月18日[日]
開館時間  午前10時-午後6時(入館は午後5時30分まで)
      * 11月4日㈮、12月2日㈮は 午後8時まで夜間開館(入館は午後7時30分まで)
休  館  日  水曜日(ただし11月23日[水・祝]は開館)
入  館  料  一般1000円、65歳以上900円、大学生700円、中高校生500円、小学生以下 無 料
主  催  パナソニック汐留美術館、東京新聞
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神坂雪佳(かみさか せっか 1866-1942)は、明治から昭和にかけ、京都を中心に活躍した 図案家・画家です。20世紀の幕開けと同時に、欧州で当時最先端の美術工芸を視察したことで、雪佳はあらためて日本古来の装飾芸術の素晴らしさを再認識し、「琳派」の研究に励みました。本展覧会は、「琳派」というテーマを通じて、多岐にわたる神坂雪佳の活動の真髄をひもときます。

「琳派」の起源は、江戸時代初期にさかのぼります。平安王朝の典雅な美に憧れ、その再興を目指した新しい芸術は、時を経て幕末から近現代にまで至る、世界的にも類まれな芸術の潮流となりました。中でも、本阿弥光悦、俵屋宗達、尾形光琳と尾形乾山、さらに酒井抱一、鈴木其一といった日本美術の歴史を彩る芸術家たちの偉業はよく知られているでしょう。
そして明治時代の京都に登場した神坂雪佳は、琳派の芸術に強い関心を寄せ、その表現手法にとどまらず彼らの活動姿勢にも共感し、自ら実践していきました。そのあり方から「近代琳派・神坂雪佳」とも呼ばれています。
雪佳の創作活動の大きな特徴は、暮らしを彩るデザインを提供し、空間のトータルコーディネイトをした点にあります。実用性の高い図案集の出版から、工芸品の意匠(デザイン)、調度品の装飾、絵画制作まで、実に幅広く仕事をのこしました。そして「光琳の再来」とも称される作風を築くとともに、京都産業界の振興、工芸界の活性化にも尽力しました。

本展覧会では、魅力的な琳派コレクションで知られ、神坂雪佳にも早くから注目し顕彰してきた京都・細見美術館の監修のもと、雪佳の代表的作品に加え、雪佳が手本とした琳派の美をうかがわせる本阿弥光悦、尾形光琳らの名品をあわせて、絵画・図案集・工芸品など約80点を展覧します(会期中、一部展示替えをします)。古典と近代的発想を融合させ、美術と意匠の二つの分野を自在に往来した「近代琳派・神坂雪佳」の多彩な世界をお楽しみいただきます。

※ 感染症予防対応実施中です。下掲詳細を確認の上ご参観を。
※ 本展終了後、パナソニック汐留美術館は改修工事のため ’23年4月上旬をメドに休館となります。
[ 詳細 : パナソニック汐留美術館 ]

【展覧会】すみだ北斎美術館|北斎かける百人一首|’22年12月15日-’23年2月26日

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すみだ北斎美術館
北斎かける百人一首
会  期  2022年12月15日[木]- 2023年2月26日[日]
         前 期:2022年12月15日[木]- 2023年1月22日[日]
         後 期:2023年  1月24日[火]- 2023年2月26日[日]
開館時間  9:30 - 17:30(入館は 17:00 まで)
休  館  日  毎週月曜日、年末年始(12月29日-1月1日)
      * 開 館:1月2日[月・休]、1月3日[火]、1月9日[月・祝]
      * 休 館:1月4日[水]、1月10日[火]
会  場  すみだ北斎美術館 3 階企画展示室
      130-0014 東京都墨田区亀沢2丁目7番2号 TEL|03-6658-8936
主  催  墨田区・すみだ北斎美術館
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北斎最後の大判錦絵シリーズ「百人一首乳母かゑとき-ひゃくにんいっしゅうばがえとき」を中心に、江戸時代の『百人一首』事情も紹介しながら、北斎と門人たちが描いた『百人一首』にまつわる作品約105点を紹介する展覧会です。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上観覧を。
[ 詳 細 : すみだ北斎美術館

【展覧会】小平市 平櫛田中彫刻美術館|企画展「平櫛田中コレクションによる『人間国宝展』」|’22年12月2日-’23年2月12日

平櫛田中01 平櫛田中02小平市 平櫛田中彫刻美術館
企画展「平櫛田中コレクションによる『人間国宝展』」
会  期  2022年12月2日[金]- 2023年2月12日[日]
休  館  日  火曜日     * 12月27日 - 1月5日は休館
開館時間  午前10時-午後4時 (なるべく3時30分までに入館してください)
入  館  料  一 般 300円、小・中学生 1500円
会場住所  187-0045 東京都小平市学園西町1-7-5 電話 042-341-0098
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今年は、平櫛田中(ひらくし でんちゅう 1872-1979)の生誕150年です。
平櫛田中は彫刻家以外にも、陶芸家、金工家、木工家、人形師たちとの交流がありました。
本展では彼らとの交流の中で収集された工芸作品を、人間国宝の作家たちに焦点を当てて紹介します。
◉ 主な出品作家(予定) 荒川豊蔵、濱田庄司、香取正彦、内藤四郎、堀柳女 ほか

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上参観を。
[ 詳 細 : 小平市 平櫛田中彫刻美術館 ]

【展覧会】山梨県立美術館|米倉壽仁展 透明ナ歳月|詩情(ポエジイ)のシュルレアリスム画家|’22年11月19日-’23年1月22日

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山梨県立美術館
米倉壽仁展
透明ナ歳月 詩情(ポエジイ)のシュルレアリスム画家
会  期  2022年11月19日[土]- 2023年1月22日[日]
会  場  山梨県立美術館 特別展示室
      400-0065 山梨県甲府市貢川1-4-27 TEL:055-228-3322 FAX:055-228-3324
観  覧  料  一般 1,000円、大学生 500円、高校生以下 児童・生徒は無料(高校生は生徒手帳持参)
      * 県内65歳以上の方は無料(健康保険証等持参)
      * 障害者手帳をご持参の方、およびその介護をされる方は無料
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激動の時代であった20世紀をとおして、「芸術とは何か?」を思考し続けた米倉壽仁(よねくら・ひさひと 1905-1994年)。明治末期の山梨に生まれた米倉は、第一次世界大戦後のフランスから世界中に広がったシュルレアリスム(超現実主義)に独学で取り組んだ画家、詩人です。
シュルレアリスムとは、理性による制約や先入観を離れた人間の無意識下にあるものを表そうとする芸術運動をさします。米倉は、戦前から前衛画家が集った「美術文化協会」や、戦後に自身が結成した「サロン・ド・ジュワン」などで詩情あふれる幻想的な絵画作品を発表すると同時に、詩集『透明ナ歳月』(1937年)をはじめとする文芸作品にも取り組みました。

本展では、当館所蔵作品を中心に米倉のおもな画業をたどるとともに、福沢一郎や北脇昇といった米倉が関わった画家や、サルバドール・ダリやマックス・エルンストなど当時の日本の画家たちが影響を受けた海外画家の作品もあわせて展示します。
明治から平成の長きにわたる歳月を、自己の芸術の達成に捧げた1人の芸術家に迫ります。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上参観を。
[ 詳 細 : 山梨県立美術館

【展覧会】松坂屋美術館|ヨシタケシンスケ展かもしれない|’22年12月10日-’23年1月15日

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松坂屋美術館
ヨシタケシンスケ展かもしれない
会  期  2022年12月10日[土]- 2023年1月15日[日]
      * 2023年1月1日[月・祝]は休館日
開館時間  10時 - 18時 * 入館は閉館30分前まで
会  場  松坂屋美術館(松坂屋名古屋店 南館7階)
      460-8430 愛知県名古屋市中区栄3-16-1 松坂屋名古屋店 南館7階
      TEL 052-251-1111(大代表)
入  館  料  一般 1,000円/高・大生 700円/小・中生 400円
主  催  松坂屋美術館、メ~テレ、朝日新聞社、白泉社
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絵本作家としてのデビュー作『りんごかもしれない』(2013年)以降、大ブームを巻き起こしているヨシタケシンスケ。頭のなかに広がるアイデアや、クスッと笑える人のクセやしぐさなどを描き続け、人々をひきつけています。
初の大規模個展となる本展では、作家の発想の源であるスケッチや絵本原画、本展のためにヨシタケさんが立体物など役400点以上を展示し、作家の「頭の中」をのぞいてみます。
発想の豊かさに支えられた展示空間を、ぜひご体感ください。

※ 感染症予防対応のため日時指定入館券を採用中。感染状況ならびに予防対策のため、開催期間や時間、ご案内方法が変更となる場合があります。下掲詳細を確認の上参観を。
[ 詳 細 : 松坂屋美術館    ヨシタケシンスケ展かもしれない公式サイト〔外部リンク〕]

【展覧会】東京都庭園美術館|交歓するモダン 機能と装飾のポリフォニー|’22年12月17日-’23年3月5日

東京庭園美

東京都庭園美術館
交歓するモダン 機能と装飾のポリフォニー
Modern Synchronized and Stimulated Each Other
The Polyphony of Function and Decoration

会  期  2022年12月17日[土]- 2023年3月5日[日]
会  場  東京都庭園美術館
東京都港区白金台5-21-9 ハローダイヤル 050-5541-8600
休  館  日  毎週月曜日(ただし1/9は開館)、年末年始(12/28-1/4)、1/10
開館時間  10:00-18:00(入館は閉館の 30分前 まで)
観  覧  料  オンラインによる日時指定制です。 ご購入・ご予約は 下掲詳細参照。
チケット料金表
一般 1,400円、大学生(専修・各種専門学校含む) 1,120円、
中学生・高校生 700円、65歳以上 700円
主  催  公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都庭園美術館

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国やジャンルを越えた共鳴から生まれる、いくつものモダンの形
1910年代から30年代は、西欧を中心に日本を含む世界各地で様々なモダンの形が現われた時代でした。
機能主義に基づく「モダニズム」は、いまなお当時の中心的な動向とみなされていますが、一方で、大衆消費社会が進展したこの時代は、常に新しくあるために装飾することに価値が置かれた、儚き「モダニティ」の時代でもありました。実際、この対立的に捉えられることの多い二つの「モダン」はいくつものモダンの形をうちに含み、それらは複雑に関係しながら濃密な時代を作り上げていたのです。

当時の作家たちは、時間差なく情報を共有し、国やジャンルを越えて同期し合い、その範囲は、絵画、彫刻から、家具、食器、洋服、さらにそれらを収める建築や都市まで、いわば、私たちの生活空間、身体活動全般におよんでいます。
ウィーン工房は、フランスのファッションデザイナー、ポール・ポワレと刺激し合い、一方で、ロベール・マレ=ステヴァンなど同国のモダニストにも影響を与えました。その生活全般への眼差しはまた、日本の森谷延雄や斎藤佳三にも共有されるものです。同時性絵画で知られるソニア・ドローネーはファッションの仕事に専心し、ルネ・エルブストらモダニストは都市を彩るショーウィンドウデザインに大きな関心を払いました。そして、バウハウスでは女性作家が織物に新たな光を当て、また同校を離れた作家たちが、ブルク・ギービッヒェンシュタイン美術工芸学校を舞台に応用芸術教育に取り組むことになります。

1914年に勃発した人類史上初の世界大戦が象徴するように、この時代の最大の出来事は世界が一気に同期したということでした。その急速に変化する社会のなかで、作家たちがときに交わり、共鳴しながら探求したいくつものモダンの形を紹介します。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上ご参加を。
[ 詳細 : 東京都庭園美術館

【展覧会】鎌倉市 鏑木清方記念美術館|企画展 冬の輝き ─ 美人画と押絵羽子板 ─|’22年12月2日-’23年1月9日

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鎌倉市 鏑木清方記念美術館
企画展 冬の輝き ── 美人画と押絵羽子板 ──
会  期  2022年12月2日[金]- 2023年1月9日[月・祝]
開館時間  午前9時00分 - 午後5時00分(最終入館は午後4時30分まで)
休  館  日  毎週月曜日、12月29日[木]-1月3日[火]、1月9日[月・祝]は開館。
会  場  248-0005 神奈川県鎌倉市雪ノ下一丁目5番25号 
      tel. 0467-23-6405 fax. 0467-23-6407
観  覧  料  一 般  350円、小・中学生  150円
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鏑木清方は随筆で「冬をさう厭はしく思ふことはなかった。第一好きな雪が降る。」
(『鏑木清方文集四 春夏秋冬』)とつづり、落ち葉焚きや小雪の舞う黒田川など凛とした冬の美しさを好んで描きました。また、年の暮れから新年の賑わう街と人々の様子にも趣を感じ、古きよき新春の風景も作品や口絵に描きました。
本展覧会では、冬景色に取材した作品とともに、名押絵師・永井周山が清方作品を意匠化した押絵羽子板「明治風俗十二ケ月」をご紹介します。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上観覧を。
[ 詳 細 : 鎌倉市 鏑木清方記念美術館

【展覧会】茨城県天心記念五浦美術館|企画展 のぞいてみよう!! 東京美術学校課題画展|’22年12月10日-’23年2月5日

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茨城県天心記念五浦美術館
企画展 のぞいてみよう!! 東京美術学校課題画展
会  期  2022年12月10日[土]- 2023年2月5日[月]
会  場  319-1703  茨城県北茨城市大津町椿2083  TEL 0293-46-5311
休  館  日  月曜日 および 年末年始:12月29日[木]- 1月1日[日]
      ただし1月2日[月・振]、9日[月・祝]は開館、1月10日[火]は休館
開館時間  9:30 - 17:00(入場は 16:30 まで)
入  場  料  一 般 320円 / 満70歳以上 160円 / 高大生 210円 / 小中生 150円
      ※ 身体障害者手帳等提示の方、および付き添いの方(1人まで)は無料
      ※ 土曜日は高校生以下無料
主  催  茨城県天心記念五浦美術館
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明治20(1887)年、日本の伝統的な美術を学ぶ場として、現在の東京藝術大学美術学部の前身である東京美術学校が設立され、明治22(1889)年に開校しました。文明開化に伴う急速な西欧化に対し、日本独自の美術文化を守り、継承していく必要性を思案していた岡倉天心(1863-1913)は、その中心となって開設・運営に携わり、芸術家たちの育成に奮励しました。
天心ゆかりの地五浦に所在する当館では、東京美術学校の学生たちが授業や入学試験、進級試験等で描いたとされる課題画を2850点所蔵しています。
本展覧会では、当館が所蔵する課題画コレクションの中から、臨画(りんが)、デッサン、新案といった課題ごとに作品を紹介します。横山大観をはじめとする同校で学んだ学生時代の作品から、巨匠たちが若き日に積んだ研鑽の様子をご覧ください。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上展観を。
[ 詳 細 : 茨城県天心記念五浦美術館

【展覧会】田辺市立美術館|特別展 稗田一穗展|’22年11月19日-’23年1月15日

タナベ 田辺02田辺市立美術館
特別展 稗田一穗展 
開催期間  2022年11月19日[土]- 2023年1月15日[日]
休  館  日  毎週月曜日(ただし1月9日は開館)・11月24日[木]
      12月28日[水]-1月4日[水]・1月10日[火]
開館時間  午前10時 - 午後5時(入館は 午後4時30分 まで)
観  覧  料  600円  * 学生及び18歳未満の方は無料です
お問合せ  田辺市立美術館 お問い合わせフォーム
      646-0015 和歌山県田辺市たきない町24-43 TEL 0739-24-3770
主  催  和歌山県立近代美術館・田辺市立美術館
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昨年3月に満100歳で亡くなった、和歌山県田辺市出身の日本画家、稗田一穗(1920-2021)の回顧展を和歌山県立近代美術館と田辺市立美術館の共同で開催いたします。
10代半ばで日本画家を志した稗田は、東京美術学校に学び、戦後、本格的に画家としての活動をはじめました。鳥を主要なモチーフとした、生命を寿ぐような素朴で力強い表現や、世界的な絵画動向を意識しつつ画材の特質も発揮した画面構成は、日本画の地平を拓くものとなります。
また60歳を迎える頃よりは、故郷、和歌山の熊野の地をモチーフにした、悠久の時間を想わせる荘厳な風景と、長らく生活を営んだ東京の成城の町をモチーフにした、詩情あふれる日常の風景が主要なテーマに加わり、個々の作品はもちろん、あちらとこちらを行きかうなかで、見る者を深い思索と想像に誘う独自の世界観を築きます。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上参観を。
[ 詳 細 : 田辺市立美術館

【展覧会】ギンザ・グラフィック・ギャラリー 第392回企画展|宇野亞喜良 万華鏡|’22年12月9日-’23年1月31日

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ギンザ・グラフィック・ギャラリー 第392回企画展
宇野亞喜良 万華鏡
2022年12月09日[金]- 2023年01月31日[火]
会 場
東京都中央区銀座7-7-2 DNP 銀座ビル1F
ギンザ・グラフィック・ギャラリー(ggg)
TEL:03-3571-5206/FAX:03-3289-1389
11:00 am-7:00 pm
休館:日曜・祝日・2022年12月28日[水]- 2023年1月5日[木]/ 入場無料
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今年3月、めでたく米寿(88歳)を迎えた宇野亞喜良。イラストレーター、グラフィックデザイナーとして1950年代から半世紀以上にわたり、“ 黄金の左腕 ” を武器に、常に時代の第一線で活躍してきた。特に1960年代-70年代は、寺山修司演出の天井桟敷公演をはじめ、アングラ系の劇団を中心としたサブカルチャーと深く結びつき、狂気や毒気、エロティシズム、情念を孕んだポスターやイラストレーション表現で一世を風靡。街に貼られた宇野のポスターが次々と剥がされたり、ポスターが先行して芝居の中身にまで影響を与えるようなことも実際に起こっている。

20世紀末には、これら60年代のポスターが再評価され、宇野の美しさの中にスキャンダラスな妖しさを含んだ耽美的な世界は、いよいよ円熟味を帯びた。なかでも、かわいらしさと妖艶さを併せ持つ少女像は、宇野の同世代から若い世代まで多くの支持を集め現在に至っている。最近になって宇野は、自分と時代の波長が再び合ってきたことを実感。1960年代当時、宇野が感じていた少女特有の可愛らしさに対する感覚が蘇り、自分の感じた少女像を自然に描けるようになったと言う。

「印刷というのはイラストレーションを確実に復元するんじゃなくって、出来上がったものがよければそれが一番いい」と、昔から印刷のマジックに強い関心を示してきた宇野。本展(1階会場)では、俳句と少女をテーマにした作品シリーズ約20点を、津田淳子氏による特殊印刷設計によって、異なる表現方法を試み、新たな作品に蘇らせます。地階会場では、刈谷市美術館のご協力の下、今回の印刷実験による新作の原点となる1960年代のポスター約50点を一堂にご覧いただきます。まさに会場は、最新作と初期作品とのシンクロニシティの場と化します。時代を超え、普遍的な魅力を放ち続ける少女像(万華鏡)をご堪能ください。

【 詳 細 : ggg ギャラリー  感染症予防・感染拡大防止の対策とお願い

【展覧会】サントリー美術館|京都・智積院の名宝|’22年11月30日-’23年1月22日

サントリー智積院

サントリー美術館
京都・智積院の名宝
会  期  2022年11月30日[水]- 2023年1月22日[日]
      * 作品保護のため、会期中展示替を行います。 * 会期は変更の場合があります
開館時間  10:00 - 18:00(金・土は 10:00 - 20:00)
      * 1月8日[日]は20時まで開館。 * いずれも入館は閉館の30分前まで
休  館  日  火曜日、12月30日[金]- 1月1日[日・祝]
      * 1月17日は18時まで開館
入  館  料  一 般   当日 ¥1,500、 大学・高校 生 当日 ¥1,000、 中学生以下  無 料
      * 障害者手帳をお持ちの方は、ご本人と介護の方1名様のみ無料
主  催  サントリー美術館、総本山智積院、朝日新聞社
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京都・東山に建つ 智積院-ちしゃくいん- は、弘法大師空海(774-835)から始まる真言宗智山派の総本山で、全国に末寺約3,000を擁します。高野山中興の祖といわれる興教大師覚鑁(1095-1143)の法統を受け継ぎ、後に隆盛を極めた紀伊国根来寺山内で室町時代中期に創建されました。天正年間には豊臣秀吉政権の下で一旦衰退しますが、その後、徳川家康の寄進を受け、江戸時代初期には現在の地に再興を遂げました。この地には元々、秀吉の夭折した息子・鶴松(棄丸)の菩提を弔うために建てられた祥雲禅寺があり、長谷川等伯(1539-1610)と息子・久蔵(1568-93)が描いた名高い金碧障壁画群も、智積院による手厚い保護を受けて今日まで大切に守り伝えられてきました。
本展は、国宝「楓図」「桜図」など、誰もが知る障壁画群を初めて寺外で同時公開し、桃山時代の絢爛豪華な抒情美にふれる貴重な機会となります。
また、国宝「金剛経」や重要文化財「孔雀明王像」の他、仏堂を荘厳する仏教美術の貴重な優品や、近代京都画壇を代表する堂本印象(1891-1975)による「婦女喫茶図」に至るまで、智積院が秘蔵する多彩な名宝を一堂に公開します。

※ 感染症予防対応実施中。開催日時等に変更の可能性があります。下掲詳細を確認の上観覧を。
[ 詳 細 : サントリー美術館

[ 参 考 : YouTube サントリー美術館「京都・智積院の名宝」 0:57 ]

【展覧会】アーツ前橋|萩原朔太郎大全2022 ─ 朔太郎と写真 ─|’22年11月19日-’23年3月5日

アーツ前橋

アーツ前橋
萩原朔太郎大全2022 ── 朔太郎と写真 ──
会  期  2022年11月19日[土]- 2023年3月5日[日]
出品作家  萩原朔太郎   萩原朔美/吉増剛造/木暮伸也
開館時間  10時00分 - 18時00分(入場は 17時30分 まで)
会  場  アーツ前橋 1Fギャラリー
      371-0022 群馬県前橋市千代田町5-1-16 電 話 027-230-1144
休  館  日  水曜日、年末年始 2022年12月28日[水]-2023年1月4日[水]
      * 2022年11月23日[水・祝]は開館し、11月24日[木]は休館
観  覧  料  無 料
主  催  アーツ前橋
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朔太郎エンブレム萩原朔太郎没後80年となる2022年に「萩原朔太郎大全2022」と題して、全国各地の52か所の文学館、美術館、大学等で萩原朔太郎をテーマとする展覧会が開催されます。アーツ前橋では「萩原朔太郎大全2022」の参加企画として、1Fギャラリーで「朔太郎と写真」を開催します。

萩原朔太郎にとって「写真」とは、「言葉」の他に詩心を表現するもうひとつの手段でした。17歳で初めてカメラと出会って以降、生涯を通じてカメラは常に朔太郎とともにありました。
本展では、朔太郎自身が撮った前橋を中心とする風景写真や、朔太郎の詩や写真などに触発されて制作された写真作品を紹介します。「写真」という「詩」以外の側面からのアプローチによって、朔太郎の人物像に迫っていきます。

【1】萩原朔太郎  《活動写真館通り》萩原朔太郎 活動写真館通り(大正時代)〔水と緑と詩のまち 前橋文学館 所蔵〕

【2】萩原朔太郎  《前橋公園のトンネル》萩原朔太郎 前橋公園のトンネル(大正11年ごろ)〔水と緑と詩のまち 前橋文学館 所蔵〕

【3】萩原朔太郎  《桑町通り》萩原朔太郎 桑町通り(昭和4年ごろ)〔水と緑と詩のまち 前橋文学館 所蔵〕【4】萩原朔太郎  《藤棚と池》萩原朔太郎《藤棚と池》大正末期   〔水と緑と詩のまち 前橋文学館 所蔵〕

萩原朔太郎大全2022
本展示は、没後80年の萩原朔太郎を介した展示を同時期におこなう「萩原朔太郎大全2022」事業に参加しています。
{ 活版 à la carte   萩原朔太郎大全2022 まとめ 

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上参観を。
[ 詳 細 : アーツ前橋  「萩原朔太郎大全2022」公式サイト
{新宿餘談} 
さすがに萩原朔太郎の生誕地:前橋での資料とあって、驚くほど巧みで、新鮮な写真が紹介されています。前橋での観覧がかなわぬとしても、ぜひともリンク先「アーツ前橋ウエブサイト」で、「萩原朔太郎自撮りの写真」のかずかずをご覧下さい。

【展覧会】横尾忠則現代美術館|横尾さんのパレット|’22年8月6日-12月25日|会期後半

横尾展ポスターポスターデザイン:横尾忠則

横尾忠則現代美術館
横尾さんのパレット
会  期  2022年8月6日[土]-12月25日[日]
開館時間  10:00-18:00[入場は閉館の 30 分前まで]
休  館  日  月曜日(ただし月曜が祝日の場合は開館し、翌平日休館)
会  場  横尾忠則現代美術館(兵庫県立美術館王子分館)
      657-0837 兵庫県神戸市灘区原田通 3-8-30
      Tel:078-855-5607(総合案内)/ Fax:078-806-3888
観  覧  料  一 般 700円、大学生 550円、70歳以上 350円、高校生以下 無 料
主  催  横尾忠則現代美術館([公財]兵庫県芸術文化協会)、神戸新聞社
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横尾作品の特徴である鮮やかな色彩に着目し、約40年の画家活動を振り返る展覧会。「ピンクガール」、「Y字路」、「A.W. Mandala」、「寒山拾得」など歴代の代表的なシリーズを含む作品を、テーマや様式から解放して色で分類、展示室をパレットに見立てたインスタレーションでヨコオワールドを再構築します。
また、使用済みのパレットや絵具など、作品が生まれる背景も合わせてご紹介します。
横尾さんの圧倒的な色の力を体感できるスペクタクルな空間をお楽しみください。

同時開催:YOKOO TADANORI COLLECTION GALLERY 2022 Part2
会  期  2022年8月6日[土]-12月25日[日]
開館時間  10:00-18:00 [入場は閉館の 30 分前まで]
休  館  日  月曜日 [ただし月曜が祝日の場合は開館し、翌平日休館]
会  場  横尾忠則現代美術館 4F 横尾忠則コレクションギャラリー * 2021年3月新設
観  覧  料  企画展のチケットでご覧いただけます。
      * 本展のみのチケットは販売しておりません。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上ご参観を。
[ 詳 細 : 横尾忠則現代美術館

【展覧会】京都 dddギャラリー 第234回企画展|GRAPHIC CUBE –フィルムポスター DNPグラフィックデザイン・アーカイブより|’22年11月29日-’ 23年1月15日

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京都 dddギャラリー 第234回企画展
GRAPHIC CUBE –フィルムポスター DNPグラフィックデザイン・アーカイブより
会     期:2022年11月29日[火]- 2023年01月15日[日]
会  場:600-8411 京都市下京区烏丸通四条下ル水銀屋町620 COCON烏丸 3 F
     TEL : 075-585-5370 FAX:075-585-5369
開館時間:11:00 - 19:00 * 土日祝は 18:00 まで  入場無料
休  館 日:月曜日(祝日・振替休日の場合はその翌日)、祝日の翌日(土日にあたる場合は開館)
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19世紀末に映画という新しい娯楽が誕生してからほとんど時を移さず、その広告媒体としての映画ポスターも制作されるようになりました。それから現代にいたるまで古今東西を問わず、数えきれないほどの映画ポスターが生み出されています。映画には社会や思想、時好など、その時代ごとの潮流が投影されています。それらをグラフィックデザインはどう掬い取り表現し、伝えてきたのでしょうか。
映画や演劇、音楽などは、絵画や彫刻といった〈空間芸術〉との対比で、ある一定の時間経過を伴う〈時間芸術〉と呼ぶことができます。また身体表現や実演、行為など動きを伴う芸術であるともいえます。既存の芸術と呼応させるように、新しい芸術であるという意図を込めて映画を「第七芸術」と命名したのは R. カニュードです。誕生からまだ1世紀ほどしかたたない映画は、当初は大衆のための娯楽であるという域を超えず、芸術という扱いを受けてはいませんでした。カニュードは、リズムや動きを伴う新しい芸術の可能性を認め、このように命名したのでしょう。 その後、技術の進歩や社会への普及に伴い、娯楽性のみならず高い芸術性を兼ね備えた映画も生み出されるようになりました。映像や音楽、演技など様々な要素を内包する総合芸術と評されることも多く、現代では芸術の一分野として広く受け入れられていることは、疑うべくもありません。

「GRAPHIC CUBE」は、DNPグラフィックデザイン・アーカイブ収蔵のポスター作品をもとにしたシリーズ企画です。グラフィックデザインのもつ多面性を立方体になぞらえて、グラフィックデザインと表現する対象との関係、また対象同士の関係、見る人との関係など、さまざまな関係性を多角的・立体的にとらえる試みです。 その1回目である本展では、DNPグラフィックデザイン・アーカイブから、映画のポスターを選び展示します。時間芸術・総合芸術である映画を、どのように1枚のポスターの上に表現しているのか、グラフィックデザイナーがそれぞれに映画を咀嚼、分析し生み出した結晶ともいえるポスターの数々をご覧いただきます。 GRAPHIC CUBE はこれからもさまざまな対象を取り込みつつ、シリーズ化していく予定です。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上参観を。
[ 詳 細 : 京都 dddギャラリー ] 

【展覧会 予告】泉屋博古館東京(東京・六本木)|泉屋博古館東京 リニューアルオープン記念展 Ⅳ|不変/普遍の造形 ─ 住友コレクション 中国青銅器名品選|’23年1月14日-2月26日

青銅器02泉屋博古館東京(東京・六本木)
泉屋博古館東京 リニューアルオープン記念展 Ⅳ
不変/普遍の造形
── 住友コレクション 中国青銅器名品選
会  期  2023年1月14日[土]- 2月26日[日]
休  館  日  月曜日(祝日の場合は翌平日休館)
開館時間  午前11時 - 午後6時(入館は 午後5時30分 まで)
      * 金曜日は午後7時まで開館(入館は 午後6時30分 まで)
入  館  料  一 般 1,000円 高大生 600円 中学生以下 無 料
      * 障がい者手帳呈示の方は無料
会  場  泉屋博古館東京(東京・六本木)
主  催  公益財団法人泉屋博古館、日本経済新聞社
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泉屋博古館 東京館 のリニューアルオープン記念展の掉尾を飾るのは、住友コレクションの象徴、中国青銅器の名品たちです。
およそ3000年前の古代から受け継がれ、東アジアの美術工芸の源となった中国青銅器。造形や文様、銘文、鑑賞の歴史など、さまざまな角度からその魅力を余すことなくご紹介すべく、住友コレクションの選りすぐりの名品を一堂に会する特別な機会となっています。
また今回の記念展にあわせて 3 D 計測 を用いたデジタルコンテンツを制作し、展示会場にて公開いたします。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上参観を。
※ 泉屋博古館東京では入館の事前予約はおこなっていません。希望の日時にお越しください。
[ 詳 細 : 泉屋博古館(東京・六本木) { 活版 à la carte  泉屋博古館まとめ }

【展覧会】和泉市久保惣記念美術館|開館40周年記念 コレクションのあゆみ 第3部|重要文化財 源氏物語手鑑 ─ ときめきの源氏絵 ─|’22年12月4日-’23年1月29日|前後期二部制で「COVID – 19災禍」からの再開催

久保惣01 くぼそう02和泉市久保惣記念美術館
開館40周年記念 コレクションのあゆみ 第3部 
重要文化財 源氏物語手鑑 ── ときめきの源氏絵 ──
会  期  2022年12月4日[日]- 2023年1月29日
        {前期展示}2022年12月4日[日]- 12月25日[日]
        {後期展示}2023年  1月5日[木]-   1月29日[日]
会  場  594-1156 大阪府和泉市内田町三丁目6番12号 TEL 0725-54-0001
休  館  日  月曜日(祝日の場合は開館、翌平日休館)陳列替期間 年末年始
開館時間  午前10時 - 午後5時(入館は 4時30分 まで)
入  館  料  一 般 500円、高校生・大学生 300円、中学生以下 無 料
      * 各種障がい者手帳等を提示された場合、本人及び介助者1名様は無料
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和泉市久保惣記念美術館の開館40周年を記念した連続企画「コレクションのあゆみ」の第3部となる本展覧会では、重要文化財「源氏物語手鑑」(指定名称:「紙本金地著色 源氏物語図(光源氏手鑑)」)を、展示替えを行いながら 全80枚 を公開いたします。
本作品は、平成25年度に国の重要文化財に指定されたことを受け、平成26年度から4カ年をかけて保存補修事業を行いました。令和元年度(2020年1月-3月)には、修理完了を記念して全点を公開する展覧会を開催しましたが、新型コロナウィルス感染症拡大防止のため、会期半ばでやむなく閉幕となりました。展覧会の再開催を待ち望む多くの声や期待が寄せられたことを受け、このたび周年記念に合わせて再び全点公開を行います。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上参観を。
[ 詳 細 : 和泉市久保惣記念美術館

【展覧会】呉市立美術館|特別展 呉市制120周年 開館40周年記念|呉の美術 ─ 激動の時代を越えて||’22年11月26日-’23年1月29日

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呉市立美術館
特別展 呉市制120周年 開館40周年記念
呉の美術 ── 激動の時代を越えて
会  期  2022年11月26日[土]-2023年1月29日[日]
会  場  呉市立美術館  
      737-0028 広島県呉市幸町入船山公園内 TEL 0823-25-2007
開館時間  10:00 - 17:00 * 入館は 16:30まで
休  館  日  火曜日、年末年始(12月29日-1月3日)
入  館  料  一 般 1,100円、大学生 500円(要証明書)、高校生以下 無 料
主  催  呉私立美術館、呉市、呉市文化振興財団、中国新聞社
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広島県呉市制120周年・開館40周年の節目にあたり、呉の近現代美術史を振り返る展覧会。
呉市は、1902(明治35)年に呉湾に臨む宮原村・荘山田村・和庄村・二川町が合併して誕生した。当地は1889(明治22)年に旧海軍の呉鎮守府が開庁しており、海軍工廠が拡充されるなど、呉市は東洋一の軍港都市に成長していった。
全国各地から将兵、工員ほか多くの人々が流入して都市化が進み、軍都ながら多様な価値観を包含する近現代的精神が醸成され、革新的な独立美術協会系美術が隆盛するなどした。戦況の緊迫化により美術活動も統制されたが、終戦翌年には疎開中の中央美術家が中心の「芸南文化同人会」、地元美術家による「呉美術協会」が結成されて、美術の復興を牽引した。
戦後の呉市は、呉海軍工廠等の技術を礎に重工業都市として復興したが、美術文化も戦前の革新性や自由精神を引き継ぎ、様々な表現活動へと展開していった。

本展では、明治・大正期以降の呉市における近代的な美術の流れをたどり、手島呉東、南薫造、上田直次、朝井清、長田健雄、片岡京二、池田栄廣、船田玉樹、岡部繁夫ほか、郷土ゆかりの作家の作品約160点を紹介する。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上参観を。
[ 詳 細 : 呉市立美術館

【展覧会】大分県立美術館|大本山 相国寺と金閣・銀閣の名宝|’22年11月26日ー’23年1月22日

大分県美AA 大分県立美01大分県立美術館
大本山 相国寺と金閣・銀閣の名宝
会  期  2022年11月26日[土]ー 2023年1月22日[日]
開館時間  10:00 - 19:00(入場は 閉館の30分前 まで)
      * 金曜日・土曜日は20時まで開館
休  館  日  12月26日[月]
会  場  大分県立美術館 3階 展示室 B・コレクション展示室
観  覧  料  一 般 1200円、大学・高校生 800円、中学生以下 無 料
      * 障がい者手帳等をご提示の方とその付添者1名は無料
      * 学生の方は入場の際、学生証をご提示ください。
問合せ先  大分県立美術館 TEL:097-533-4500
主  催  公益財団法人大分県芸術文化スポーツ振興財団・大分県立美術館、日本経済新聞社

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京都の名刹・相国寺は、1382(永徳2)年に夢窓疎石を開山として、室町幕府3代将軍の足利義満が創建した寺院です。金閣(鹿苑寺)、銀閣(慈照寺)、大光明寺は、相国寺の塔頭寺院として知られています。大本山相国寺をはじめとしたこれらの寺院は、日本文化を代表する貴重な文化財を数多く守り伝えてきました。
本展覧会では、禅画や墨蹟、唐物や茶道具などの美術工芸品の他、雪舟、千利休、長谷川等伯、狩野探幽、伊藤若冲、円山応挙、本阿弥光悦、野々村仁清、尾形乾山ら、室町から江戸期の巨匠や、さらには大分県日田市出身の日本画家・岩澤重夫の金閣寺客殿障壁画まで、選りすぐりの寺宝をご紹介します。日本文化が誇る「美」の世界を存分にご堪能ください。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上参観を。
[ 詳 細 : 大分県立美術館  展覧会特設サイト
[ 関 連 :活版アラカルト【展覧会】 伊藤若冲生誕三〇〇年記念展[後期] 相国寺承天閣美術館 5月21日まで 杉本昭生さんとand more
[ 動 画 : YouTube  大分県立美術館OPAM『大本山 相国寺と金閣・銀閣の名宝』学芸員による見どころ紹介(インタビュアー:梶原史帆)21:49]

【上映会】田端文士村記念館|映画「HAZAN」無料上映会|板谷波山、かつて美しき日本人がいた|’22年12月18日

田端文士村波山

田端文士村記念館
お知らせ 12月田端ひととき散歩
映画「HAZAN」無料上映会
板谷波山、かつて美しき日本人がいた
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日本近代工芸界を牽引した陶聖・板谷波山。陶芸に身を投じたのち、田端に窯を築き、独自の作品世界を作り出すまでの情熱と夫婦愛を、淡々と、そして清々しく描いた感動作です。

2003 年作品/ 108 分
期  日  2022年12月18日[日] 13:00 開 演(12:30 開 場)
入  場  料  無 料
定  員  50名(抽選・全席自由)
申込方法  往復はがき、もしくは下掲詳細の ◆申込フォーム◆  からご応募ください
締  切  11月28日[月]必 着
はがき記入事項 往信用裏面… ① 講座名 ② 参加希望の開催日 ③ 住所 ④ 氏名(2名の場合は全員分) ⑤ 電話番号 ⑥ 年齢 返信用表面…応募者の住所・氏名
※ 1通につき1名(同居家族に限り2名まで可)。

【田端文士村記念館】過去のイベントの記録
かこてん田端文士村記念館

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上参観を。
[ 詳 細 : 田端文士村記念館
[ 関 連 :【展覧会】泉屋博古館 東京|特別展 生誕150年記念 板谷波山の陶芸 ― 近代陶芸の巨匠、その麗しき作品と生涯|’22年11月3日-12月18日

【展覧会】泉屋博古館 東京|特別展 生誕150年記念 板谷波山の陶芸 ― 近代陶芸の巨匠、その麗しき作品と生涯|’22年11月3日-12月18日

泉屋博古館東京01 泉屋博古館東京02泉屋博古館 東京
特別展 生誕150年記念 板谷波山の陶芸 
― 近代陶芸の巨匠、その麗しき作品と生涯
会  期  2022年11月3日[木・祝]- 12月18日[日]
休  館  日  月曜日
開館時間  午前11時 - 午後6時(入館は午後5時30分まで)
      * 金曜日は午後7時まで開館(入館は午後6時30分まで)
会  場  泉屋博古館東京(東京・六本木)
      巡回情報 本展は泉屋博古館(京都・鹿ヶ谷)’22年9月3日-10月23日の巡回展です
主  催  公益財団法人泉屋博古館、日本経済新聞社
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近代陶芸の巨匠 板谷波山(本名・板谷嘉七)は、令和4年(2022)3月3日、生誕150年を迎えました。
明治5年茨城県下館町(現・筑西市)に生まれた波山(1872-1963)は、明治22年東京美術学校(現・東京藝術大学)彫刻科に入学、岡倉天心や高村光雲に師事しました。明治36年には東京・田端の地に移り、陶芸家「波山」として数々の名作を生みだします。昭和9年(1934)帝室技芸員に任命され、昭和28年には陶芸家初の文化勲章を受章しました。
波山は、理想の作品づくりのためには一切の妥協を許さず、端正で格調高い作品を数多く手がけました。代表作の一つ、重要文化財 《葆光彩磁珍果文花瓶(ほこうさいじちんかもんかびん)》は、大正6年(1917)波山芸術を愛した住友春翠によって購入され、泉屋博古館東京に継承されています。
この記念すべき年に、選りすぐりの名作と共に、波山が愛した故郷への思いや人となりを示す貴重な資料、試行錯誤の末に破却された陶片の数々を通して、「陶聖」波山の様々な姿を紹介いたします。波山の作品に表現された美と祈りの世界に癒され、彼の優しさとユーモアにあふれた人生に触れるひと時をお楽しみください。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上参観を。ともかく盛りたくさんのイベントです。
[ 詳 細 : 泉屋博古館(東京・六本木) { 活版 à la carte  泉屋博古館まとめ }
[ 関 連 :【上映会】田端文士村記念館|映画「HAZAN」無料上映会|板谷波山、かつて美しき日本人がいた|’22年12月18日

【展覧会】静岡県立美術館|《輞川図巻-もうせんずかん》修理後初公開|静岡県・浙江省友好提携40周年記念|輞川図と蘭亭曲水図|’22年11月22日- 2023年1月9日

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静岡県立美術館
《輞川図巻-もうせんずかん》修理後初公開 静岡県・浙江省友好提携40周年記念
輞川図と蘭亭曲水図
開催期間  2022年11月22日[火]- 2023年1月9日[月・祝]
開館時間  10:00 - 17:30(展示室の入室は 17:00 まで)
休  館  日  毎週月曜日(月曜日が祝日・振替休日の場合は開館し、翌日休館)
観  覧  料  当日券 一 般:300円/70歳以上・大学生以下:無 料
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このたび、2018年に収蔵された「輞川-もうせん-図巻」の3年にわたる修理が終了したことを記念し、「輞川図巻」の全巻初公開を行います。 「輞川図」は、唐代の詩人・画家である 王 維 が営んだ輞川荘を自らが描いたという故事に基づく主題で、中国や日本など、東アジアで幅広く人気を博し、盛んに描かれるようになりました。
このたび初公開する「輞川図巻」は、北宋・郭忠恕-かくじゅうじょ-が描いた「輞川図巻」を模刻した石刻本に基づいていますが、16世紀に蘇州で活躍した仇英の画風からの影響が認められ、その描写は緻密です。 本展では、「輞川図巻」とともに明代の蘇州で制作された新出作品などを出陳し、「輞川図巻」の魅力をご紹介します。
また、静岡県・浙江省友好提携40周年を記念して、浙江省にある蘭亭に注目し、王羲之-おうぎしが-蘭亭に文士41人を集めて修禊-みそぎ-を行った故事を描いた「蘭亭曲水図」を特集します。展示では、重要文化財・池大雅「蘭亭曲水図屏風」など、江戸時代の大作3点を並べることで、「蘭亭曲水図」のさまざまな表現をご紹介します。それに併せ、久隅守景、大雅ら「蘭亭曲水図」の作者の関連作品もご覧いただきます。

* 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上展観を。
[ 詳 細 : 静岡県立美術館

【展覧会】山種美術館|特別展 没後80年記念 ── 竹内栖鳳|’22年10月6日-12月4日|会期終了

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山種美術館
特別展 没後80年記念 ── 竹内栖鳳 
会  期  2022年10月6日[木]-12月4日[日]
会  場  山種美術館
開館時間  午前10時-午後5時 (入館は午後4時30分まで)
休  館  日  月曜日 〔10月10日[月]は開館、10月11日[火]は休館〕
入  館  料  一  般 1300円、大学生・高校生 1000円、中学生以下 無 料(付添者の同伴が必要)
主  催  山種美術館、日本経済新聞社
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動物を描けばその体臭までも表す
近代京都画壇の中心的存在として活躍した 竹内栖鳳(たけうち せいほう 1864-1942)。栖鳳は、円山・四条派の伝統を引き継ぎながらも、さまざまな古典を学びました。1900(明治33)年にパリ万博視察のため渡欧、現地の美術に大きな刺激を受けた栖鳳は、帰国後、西洋絵画の技法も取り入れ、水墨画など東洋画の伝統も加味して独自の画風を確立し、近代日本画に革新をもたらしました。
栖鳳の弟子・橋本関雪(かんせつ)によれば、動物を描けばその体臭まで描けると栖鳳自身が語ったというその描写力は、高く評価され、今なお新鮮な魅力を放っています。また優れた教育者でもあった栖鳳は、多くの逸材を育て、近代日本画の発展に尽くしました。

没後80年を記念し、山種美術館では10年ぶりに竹内栖鳳の特別展を開催します。
本展では、動物画の傑作にして栖鳳の代表作《班猫》〔重要文化財〕をはじめ、東京国立博物館所蔵の《松虎》(前期展示)、個人蔵の初公開作品を含む優品の数々とともに、その画業をたどります。さらに、京都画壇の先人たち、同時代に活躍した都路華香(つじかこう)や、山元春挙(やまもとしゅんきょ)のほか、栖鳳の門下である西村五雲(ごうん)、土田麦僊(ばくせん)、小野竹喬(ちっきょう)らの作品もあわせて紹介します。
また弟子の一人、村上華岳(かがく)による《裸婦図》〔重要文化財〕を特別に公開します。
近代日本画の最高峰といえる栖鳳の傑作の数々、そして京都画壇を代表する名だたる画家たちの名品をご堪能ください。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上観覧を。
[ 詳 細 : 山種美術館

【展覧会】高知県立美術館|合田佐和子展 帰る途もつもりもない|’22年11⽉3⽇-’23年1⽉15⽇

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高知県立美術館
合田佐和子展
帰る途もつもりもない
会  期  2022 年 11 ⽉ 3 ⽇[木・祝]- 2023 年 1 ⽉ 15 ⽇[日]
休  館  日  12月27日[火]- 1月1日[日]年末年始以外は無休(臨時休館があります)
観  覧  料  一般当日 1,200円・大学生 850円・高校生以下 無 料
時  間  9:00 - 17:00(⼊場は 16:30 まで)
会  場  高知県立美術館 781-8123 高知県高知市高須353-2 TEL 088-866-8000
主  催  ⾼知県⽴美術館(公益財団法⼈⾼知県⽂化財団)、⾼知新聞社、RKC ⾼知放送
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もう帰る途(みち)もつもりもなかった ── 晩年の手稿に残した言葉のとおり、立ち止まることなく作風を変化させ、激しくも華やかな生涯を駆け抜けた,、美術家・合田佐和子(1940-2016、高知出身)。
1965年の個展デビュー以来、合田はオブジェや絵画、写真などのメディアを横断しながら制作活動を展開しました。69年以降は 2 つの劇団、「状況劇場」の唐⼗郎と、「天井桟敷」の寺⼭修司と協働し、公演の「顔」となるポスターの原画や妖しい魅⼒に満ちた舞台美術を数多く⼿がけました。ポス ターはもちろん、その原画となった油彩画のほか、本展初公開となる舞台の美術セット(書き割り)の 構想画などの展⽰を通し、合⽥の仕事の奥⾏きを探ります。 その表現はアングラが隆盛した時代の空気を体現するに至ります。しかし、90年代からはそれまでの退廃的な作風を脱ぎ捨て、内省に基づく独自の制作論の実践へと移行。作品はパステル調の色彩に彩られ、まばゆい光に満たされていきます。

男性作家が大多数を占めていた時代において、社会通念や因習にとらわれない、自由奔放な暮らしのなかで花開いた合田の表現は、ファッションや映画、音楽などの領域と高い親和性を示し、様々な分野の表現者から熱く支持されました。
その一方で、同時代の美術動向や批評の言説からは距離をとり、ひとつのスタイルに留まらずに繰り広げられた仕事は、美術の「正史」への位置付けが困難であるがゆえに、個人的・趣味的なものと見なされ、正当に評価されてきたとは言い難い側面があります。

本展は作家の没後初にして、過去最大規模の回顧展です。
現代美術やサブカルチャーの文脈に依拠しない合田の作品群は、その劇的ともいえる作風の変遷をも含め、無二のオリジナリティに支えられています。本展では、初期のオブジェから、初公開となる晩年の鉛筆画シリーズまで、300点を超える作品や資料を体系的に検証し、美術家・合田佐和子の全貌に迫ります。

※ 感染症予防対応実施中です。下掲詳細を確認の上ご参観を。
[ 詳 細 : 高知県立美術館
{新宿餘談}サブカルだ、アングラだ、と、よもや当時を懐かしく思いおこすとは想像だにしなかった。当欄{活版 à la carte}には、天井桟敷:寺山修司 三沢市寺山修司記念館 の活動はできるだけ収録している。そしてこの「高知県立美術館」、目が離せない存在になっています。

【イベント】高知県立美術館|出前クラシック教室 & カラフルコンサート in 本山町・田野町・四万十町|’22年12月11日-’23年1月14日

故地県美

高知県立美術館
「JAPAN LIVE YELL project」アンサンブル・パレット
出前クラシック教室 & カラフルコンサート in 本山町・田野町・四万十町
文化庁 統括団体によるアートキャラバン事業(コロナ禍からの文化芸術活動の再興支援事業)「JAPAN LIVE YELL project」
高知ライブエール・プロジェクト
期  間:2022年12月11日[日]-2023年01月14日[土]
料金(共通):一 般 1,000円 / 中高大生 500円 / 小学生以下 無 料
主  催:高知県立美術館(〔公財〕高知県文化財団)、〔公財〕日本芸能実演家団体協議会

音  楽:

❶ 2022年12月11日[日]14:00開演
会  場:本山町プラチナセンター
共同主催:本山町教育委員会
❷ 2023年1月9日[月・祝]14:00開演
会  場:田野町ふれあいセンター
共同主催:田野町教育委員会
❸ 2023年1月14日[土]14:00開演
会  場:窪川四万十会館
共同主催:公益財団法人四万十公社
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高知県の学校へ本格的なクラシック音楽をお届けする「アンサンブル・パレット 出前クラシック教室」が10周年&100回を迎えたことを記念したコンサートを、本山町、田野町、四万十町にて開催します。
またコンサートに先駆けて、会場地域の小中学校にも出前教室を実施し、子供たちに生の音楽と触れ合う機会を提供します。

[ 詳 細 : 高知県立美術館