月別アーカイブ: 2022年10月

【展覧会】福知山市 佐藤太清記念美術館|福知山市・京都工芸繊維大学連携企画|かわいいチェコのポスターとマッチラベル|’22年10月29日-12月4日

京都工芸繊維大学

福知山市 佐藤太清記念美術館
福知山市・京都工芸繊維大学連携企画
かわいいチェコのポスターとマッチラベル
展示期間  2022年10月29日[土]- 12月4日[日]
会  場  福知山市 佐藤太清記念美術館(京都府福知山市字岡ノ32-64)
休  館  日  火曜日
入  館  料  大 人 220円 / 小中学生 110円 / 団体割引、障害者割引あり
      * 関西文化の日11月3日[木・祝]は入館料無料
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京都工芸繊維大学 美術工芸資料館の所蔵品である チェコスロヴァキア時代のポスターと当時の日用必需品であったマッチのラベル(個人蔵)を、福知山市 佐藤太清記念美術館 にて、一挙公開します。チェコスロヴァキアのグラフィックデザインの数々を見ていただき、チェコの人々の物づくりに対する意欲を感じとっていただければ幸いです。

◉ ギャラリートーク  * 申し込み、参加費無用。入館料のみで聴講可能
第1回  2022年11月 3日[木・祝] 13:30-
第2回  2022年11月20日[日]   13:30-

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上ご参観を。
[ 詳 細 : 京都工芸繊維大学美術工芸資料館   福知山市 佐藤太清記念美術館

【展覧会】京都工芸繊維大学美術工芸資料館|京都高等工芸学校開校120周年記念特別展|デザインの夜明け -京都高等工芸学校初期10年-|’22年10月3日-12月17日

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京都工芸繊維大学美術工芸資料館
京都高等工芸学校開校120周年記念特別展
デザインの夜明け -京都高等工芸学校初期10年-      
開催期間  2022年10月3日[月]-12月17日[土]
休  館  日  日曜日・祝日、10月22日[土]
開館時間  10-17時(入館は16時30分まで)
入  館  料  一 般 200円、大学生 150円、高校生以下 無 料
主  催  京都工芸繊維大学美術工芸資料館
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2022年は京都工芸繊維大学の前身校のひとつである京都高等工芸学校が開校して120年目の節目の年です。京都工芸繊維大学美術工芸資料館では、この節目の年を記念し、展覧会「デザインの夜明け ― 京都高等工芸学校初期10年 ―」を開催することとしました。
明治35年(1902)に京都高等工芸学校は開校します。京都の伝統工芸の近代化を理論的、技術的にバックアップすることが目的で、地元の伝統産業の担い手たちが設置を望んだ結果でした。初代の校長は、東京帝国大学で応用化学を学び、わが国の工芸の近代化に大きく貢献したドイツ人化学者ゴットフリート・ワグネル(1831-92)の元で研究を続けた中澤岩太(1858-1943)でした。
中澤は、明治33年には渡欧して、パリ万国博覧会を見学するほか、ヨーロッパの実業学校の視察をおこないました。パリでは洋画家で東京美術学校西洋画科の教授であった浅井忠(1856-1907)と出会い、開設する京都高等工芸学校の教員になるよう説得しました。

その後、京都高等工芸学校は順調に発展して、明治45年(1912)7月3日には、第8回目の卒業式に合わせて、開校10周年の記念式典を開催しました。そして、この記念式典に合わせて、7月3日から7日まで、校内全体をつかって、収蔵している標本、参考品や生徒作品の展示をおこないました。

本展覧会では、同窓会誌『済美』の記述によりながら、記念式典の折に展示をされた標本類などを展示するほか、初期の教員がヨーロッパから購入してきた参考品類、開校時に学校を軌道に乗せるために尽力をした初代校長中澤岩太以下、2代目校長となった鶴巻鶴一、図案科初代教員の浅井忠、武田五一、牧野克次、都鳥英喜らの作品類、生徒作品の数々を展示して、開校初期10年の京都高等工芸学校のあり方を振り返ってみたいと思います。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上ご参観を。
[ 詳 細 : 京都工芸繊維大学美術工芸資料館

【展覧会】東京都写真美術館|B1F 展示室|星野道夫 悠久の時を旅する|’22年11月19日-’23年1月22日

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東京都写真美術館
B1F 展示室
星野道夫 悠久の時を旅する
開催期間  2022年11月19日[土]- 2023年1月22日[日]
休  館  日  月曜日(月曜が祝休日の場合は開館、翌平日休館)、年末年始(12/29-1/1、1/4)
※ 12/28、1/2、1/3は臨時開館

料  金  一 般 1,000円/学生 800円/中高生・65歳以上 600円
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少年のころから北の自然に憧れ、極北の大地アラスカに生きた星野道夫。取材中に事故で亡くなり、25年以上を経た現在においても、心打つ大自然や動物の写真と美しい文章で、多くのファンを魅了しています。北極圏の大自然、そこに息づく野生動物や人々、そして語り継がれた神話……。星野は多くの「出会い」を通じて思索を深め、写真家として成長していきました。

本展では、20歳のときに初めて足を踏み入れたアラスカの村の記録から、亡くなる直前まで撮影していたロシアのカムチャツカ半島での写真までを一望すると同時に、貴重な資料展示を交え、旅を終えることなく急逝した星野道夫の足跡を辿ります。
本展は2012年にフジフイルムスクエアで開催された同名写真展を再構築し、あらたに代表作を加え、星野道夫の世界をより深く掘り下げました。 生誕70年にあたる2022年、未完の作品群から、「自然と人の関わり」を追い続けた星野の新たな旅に思いを馳せていただければ幸いです。

星野道夫|Hoshino Michio
1952年、千葉県市川市生まれ。19歳のときに目にしたエスキモーの村の空撮写真に惹かれ、村長宛に手紙を書く。20歳の夏休みにアラスカに約3カ月滞在。帰国後、アラスカへの思いが募り写真家の道を選ぶ。慶應義塾大学卒業後、動物写真家、田中光常氏の助手を2年間務める。1978年、アラスカ大学野生動物管理学部に入学。以後、アラスカの自然と人々をテーマに写真と文章で記録し発表。1996年8月、カムチャツカ半島で取材中にヒグマに襲われて急逝。アニマ賞・木村伊兵衛写真賞受賞。
https://www.michio-hoshino.com

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上ご参加を
[ 詳 細 : 東京都写真美術館

【展覧会】徳川美術館|企画展 鷹 狩|国 宝「源氏物語絵巻」全15巻のうち 「蓬生/柏木(二)」 特別公開|’22年11月12日-12月15日

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徳川美術館
企画展 鷹 狩
会  期  2022年11月12日 [土]- 12月15日[木]
開館時間  午前10時-午後5時(入館は午後4時30分まで)
休  館  日  月曜日
観  覧  料  一 般 1,200円・高 大 生 700円・小 中 生 500円
      * 毎週土曜日は 小・中・高生 入館無料
主  催  徳川美術館・名古屋市蓬左文庫
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鷹狩は飼い馴らした鷹を用いて獲物を捕らえる狩りで、日本でも古代から江戸時代にかけて、天皇や貴族、武士の間で好んで行われました。鷹狩は鷹〈を〉狩るのではなく、鷹〈で〉狩る点においても他の「狩り」とは異なる側面を持ちます。鷹や捕えた鳥は献上・拝領の対象となるなど儀礼的な側面がある他、鷹狩を行うための鷹を育てる技術や鷹場(たかば)などの支配も欠かせない要素のひとつです。
本展では、鷹狩に関わる人々や場にも焦点を当てつつ、鷹狩の世界を紐解きます。

★ 900年の時を超えて、平安の雅を今へと伝える国宝「源氏物語絵巻」。
  同館所蔵:国宝「源氏物語絵巻」全15巻のうち、「蓬生」と「柏木(二)」を特別公開
★ 本展会期内11月19日、特別イベント「トクガワナイトミュージアム PLEMIUM  源氏夜会」開催※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上観覧を。
[ 詳 細 : 徳川美術館・名古屋市蓬左文庫

【展覧会】静岡県立美術館|企画展 みる誕生 鴻池朋子展|’22年11月3日-’23年1月9日

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静岡県立美術館
企画展 みる誕生 鴻池朋子展
開催期間  2022年11月3日[木・祝]-2023年1月9日[月・祝]
開館時間  10:00 - 17:30(展示室の入室は 17:00 まで)
休  館  日  月曜日(月曜日が祝日・振替休日の場合は開館し、翌日休館)
      * 年末年始休館 ’22年12月27日[火]-’23年1月1日[日]。
ただし1月2日[月]と1月9日[月・祝]は開館。

観  覧  料  一  般:1,200円 / 70歳以上:600円 / 大学生以下:無 料
主  催  静岡県立美術館 / 静岡新聞社・静岡放送
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ロダン館の背後に広がる鬱蒼とした裏山へ分け入り、美術館からの《逃走ルート》を探しだすことから、ここ静岡での鴻池朋子の『みる誕生』が始まりました。
鴻池は、あらゆる身近なメディアを用いて、旅をし、地形や季節と共に作品をつくり、一貫して自身の足元から芸術の根源的な問い直しを続けてきました。「みる誕生」とは、生まれたての体になって世界と出会う驚きを表す鴻池の言葉です。
視覚だけではなく、観客は作品を、手で看(み)て、鼻で診(み)て、耳で視(み)て、そして引力や呼吸で観(み)て、眠っていた感覚を目覚めさせます。
今回は、実際に裏山の小径を整備し、美術館という硬直した建築と、疎遠になってしまった自然界に、観客の身体と想像力とで新たな通路を開いていきます。

また一方、国立療養所 菊池恵楓園 絵画クラブ「金陽会」の作品、多くの方々と手芸で綴る《物語るテーブルランナー》という他者の力、人間以外の造形力である《どうぶつの糞》にも加勢してもらい、美術館のコレクションと豊かに対話させます。
これまで芸術が特権的に提示してきた価値観、それによる文化と経済のグローバリズムの構造が、今、地球規模の問題とともに大きな転換期を迎えています。
本展は、前会場の高松市美術館から、そのリレーのバトンを引き継ぎ、この静岡の地でさらに変容を重ねます。芸術は、常に生き延びるために伸縮や宙返りを繰り返し、揺れ動いています。生きていることは、みな、時も光も全て違う。観客さえも、もはや人間だけではないのです。

鴻池朋子 Tomoko Konoike
アニメーション、絵画、絵本、彫刻などから手芸、おとぎ話、歌まで、あらゆる身近なメディアを用い、旅をして地形や季節と共に作品をつくり、一貫して芸術の根源的な問い直しを続けている。主な個展、2015-2017年「根源的暴力」神奈川県民ホールほか2会場(2016年芸術選奨文部科学大臣賞受賞)、「ハンターギャザラー」秋田県立近代美術館、2020年「ちゅうがえり」アーティゾン美術館(2020年毎日芸術賞受賞) 他。1960年秋田県生まれ。

※混雑が予想される土・日・祝日は予約優先制を実施しています。ご予約は当館ウェブサイトからお願いいたします。予約無しでご来場頂きますと、お待ち頂く場合や、混雑時にはご入場頂けない場合があります。
[ 詳 細 : 静岡県立美術館

【展覧会】東京ステーションギャラリー|鉄道と美術の150年|’22年10月8日-’23年1月9日|東京ステーションギャラリー渾身の展覧会 !!|

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東京ステーションギャラリー
鉄道と美術の150年
開催期間  2022年10月8日[土]-2023年1月9日[月・祝]
休  館  日  月曜日[10/10、1/2、1/9は開館]、10/11、12/29 – 1/1
開館時間  10:00 - 18:00 * 金曜日は 20:00 まで開館 * 入館は閉館 30分前 まで
入  館  料  一 般 1,400円  高校・大学生 1,200円  中学生以下 無 料
      * 学生の方はご入館の際、生徒手帳・学生証を提示ください
チケット  チケット販売は9月1日から チケット(日時指定券)購入は こちら
      当日券=東京ステーションギャラリー1階入口
*展示室内の混雑を避けるため日時指定制を導入し、各時間で入館人数の上限を設定しています
*館内でも当日券を購入できますが、土日祝など混雑時間帯は入館をお断りする場合があります
主  催  東京ステーションギャラリー[公益財団法人東日本鉄道文化財団]
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鉄道150年の歴史を、美術とともにたどる旅。
今年150周年を迎える日本の鉄道は、明治5(1872)年に新橋 ― 横浜間で開業しました。奇しくも「美術」という語が初めて登場したのも明治5年のことです*。鉄道と美術は、日本の近代化の流れに寄り添い、また時にはそのうねりに翻弄されながら、150年の時を歩み続けてきました。
この展覧会では、鉄道と美術150年の様相を、鉄道史や美術史はもちろんのこと、政治、社会、戦争、風俗など、さまざまな視点から読み解き、両者の関係を明らかにしていきます。
日本全国約40カ所から集めた「鉄道美術」の名作、話題作、問題作約150件が一堂にそろう、東京ステーションギャラリー渾身の展覧会です。
)それまでは「書画」などと呼ばれていた。北澤憲昭『眼の神殿』(美術出版社、1989年)

* 感染症予防対応のため日時指定券制推奨実施中。下掲詳細を確認の上ご参観を。
[ 詳細 : 東京ステーションギャラリー ]

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【展覧会】神奈川県立金沢文庫|特別展 法会への招待 ―「称名寺聖教・金沢文庫文書」から読み解く中世寺院の法会 ―|’22年12月2日-’23年1月29日

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中世歴史博物館 神奈川県立金沢文庫
特別展 法会への招待
―「称名寺聖教・金沢文庫文書」から読み解く中世寺院の法会 ―
会  期  令和4年12月2日[金]- 令和5年1月29日[日]
      ※ 文化財保護のため会期中一部展示替があります。
休  館  日  毎週月曜日(1月9日開館)、12月28日[水]- 1月4日[水]、1月10日[火]
観覧時間   午前9時 - 午後4時30分(入館は4時まで) 
観覧料金  一 般 500円、20歳未満及び学生 400円、65歳以上 200円、高校生 100円
会  場   神奈川県立金沢文庫
      236-0015 神奈川県横浜市金沢区金沢町142 電話:045-701-9069
主  催  神奈川県立金沢文庫
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中世日本の寺院では「法会-ほうえ」という仏教儀礼が開催されていました。僧侶の修学の成果を披露する法会、国家の安寧や個人の供養を目的とした法会、芸能的要素を持ち娯楽性の高い法会など、さまざまな形式、規模の法会が開催され、その一部は年中行事として定着し、現在まで連綿と続いています。
法会を遂行するために人、物、情報が集められ、また法会の開催を契機に古文書や聖教などの諸資料が生み出されていました。金沢北条氏の菩提寺で、多くの僧侶が集っていた「称名寺」に伝来し、現在は県立金沢文庫が管理する国宝「称名寺聖教・金沢文庫文書」は法会の所産ともいえる史料群です。
本展では「法会への招待」と題し、人と物が集まり、史料が生成する場としての法会という視点から、「称名寺聖教・金沢文庫文書」を読み解き、中世寺院法会の豊穣な世界をご紹介します。

運慶800年遠忌記念特別展「運慶 鎌倉幕府と三浦一族」は11月27日迄
※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上参観を。

[ 詳 細 : 神奈川県立金沢文庫

【展覧会】秋田県立美術館|特別展 画家 岸田劉生の軌跡展 ─ 油彩画・装丁画・水彩画などを中心に ─|’22年11月13日-’23年1月22日

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秋田県立美術館
特別展 画家 岸田劉生の軌跡展
── 油彩画・装丁画・水彩画などを中心に ──
開催期間  2022年11月13日[日]- 2023年1月22日[日]
開館時間  午前10時 - 午後6時まで
休  館  日  不定休(12月31日[土]- 1月2日[月])
観  覧  料  一 般:1,000円、高・大学生:800円(要学生証提示)、中学生以下 無 料
会  場  秋田県立美術館 3F ギャラリー
      010-0001 秋田市中通1丁目4-2
      Tel 018-853-8686・018-833-5809 / Fax 018-836-0877
主  催  岸田劉生展実行委員会
      (秋田県、AKT秋田テレビ、公益財団法人 平野政吉美術財団)
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岸田劉生(きしだ りゅうせい  1891-1929年)は、日本近代洋画を代表する画家のひとりです。
はじめ白馬会の洋画研究所で黒田清輝に師事し、その後、文芸雑誌『白樺』で後期印象派の作品と出会い、セザンヌやゴッホらの影響を受けた作品を制作します。娘・麗子が生まれてからは、愛情を込めて数多くの麗子像を描きました。この頃から、精緻な写実を追求し物や人物の存在を深く見つめる「内なる美」の探究へと進みます。また、中国の宋元画や南画、浮世絵など東洋的な美に惹かれ、それをみずからの芸術にも反映させようと取り組みました。

本展では、笠間日動美術館のコレクションを中心に、油彩画、水彩画、墨画、素描、装丁画などを展観します。38年という短い生涯において、多彩な芸術表現を展開した画家・岸田劉生の軌跡を、その作品から辿ります。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上ご参加を
[ 詳 細 : 秋田県立美術館

【イベント】いわき市立草野心平記念文学館|企画展 萩原朔太郎大全2022|― 詩の岬 ―|’22年10月8日- 12月18日

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いわき市立草野心平記念文学館
企画展   萩原朔太郎大全2022 ― 詩の岬 ―
会  期  2022年10月8日[土]- 12月18日[日]
会  場  いわき市立草野心平記念文学館
979-3122 福島県いわき市小川町高萩字下タ道1-39
電話:0246-83-0005  FAX:0246-83-2939
休 館 日  毎週月曜日、10月11日[火](10月10日[月・祝]は開館)

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朔太郎エンブレム群馬県出身の萩原朔太郎(1886-1942)は、口語自由詩を確立した詩人として知られます。雑誌「朱欒」で室生犀星(1889-1962)を知った朔太郎は、犀星、山村暮鳥(1884-1924)らと人魚詩社を設立し、1915年、詩誌「卓上噴水」を創刊しました。続いて、1917年に刊行した第一詩集『月に吠える』は、詩壇に大きな影響を与えました。
山村暮鳥は、1912年から1918年まで、伝道師として現在のいわき市平に居住する間、多くの詩人を見出し、いわき地域の詩風土を牽引しました。このころ、暮鳥が発行した雑誌「風景」「LE・PRISME」には、朔太郎も寄稿しています。暮鳥がいたころのいわきは、詩壇という海に突き出た突端の岬とも灯台ともいえるのではないでしょうか。
朔太郎の没後80周年を記念した朔太郎大全実行委員会主催による共同企画展「萩原朔太郎大全2022」参加展である本展では、大正初期のいわき地域が、口語自由詩が確立されていく現場であり、詩壇の最先端であったことを紹介します。

◉ 会期中の催し
記念講演会「私が出逢った詩人たち ─草野心平さんの思い出─」
日  時  2022年11月13日(日)14時-15時30分
出  演  萩原朔美氏(萩原朔太郎記念・水と緑と詩のまち 前橋文学館 館長)
会  場  文学館小講堂
聴  講  無 料
定  員  50名 要申し込み
◆申し込み方法
郵便往復はがきの往信面に「①11/131希望、②郵便番号、③住所、④電話番号、⑤聴講希望者氏名(2名まで)」を、返信宛名面に応募者の郵便番号、住所、氏名を明記の上、「〒979-3122いわき市小川町高萩字下夕道1番地の39 いわき市立草野心平記念文学館 朔太郎大全2022 11/13係」まで。

◆ 申し込み受付期間
9月26日[月]-10月31日[月]。当日消印有効。定員を超えた場合は抽選となります。
抽選結果を11月9日[水]までにご連絡します。往復はがき1枚で 2 名までの申し込みとなり、それ以上の人数を記入された場合は、無効です。「新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処方針」に基づき、定員が変更となる場合があります。

◆ 出演者プロフィール
萩原朔美(はぎわら さくみ)氏
1946年11月14日東京生まれ。映像作家、エッセイスト。多摩美術大学名誉教授。金沢美術工芸大学客員教授。母は小説家萩原葉子、母方の祖父は萩原朔太郎。1967年、寺山修司主宰の演劇実験室・天井棧敷の立ち上げに参加、俳優・演出家として活躍。1975年、月刊誌「ビックリハウス」をパルコ出版より創刊し、初代編集長を務める。著書に『「演劇実験室・天井棧敷」の人々』(2000年)『毎日が冒険』(2002年)『死んだら何を書いてもいいわ』(2008年)『劇的な人生こそ真実』(2010年)他多数。2016年4月より前橋文学館館長。2022年4月よりアーツ前橋アドバイザー。

萩原朔太郎大全2022
本展示は、没後80年の萩原朔太郎を介した展示を同時期におこなう「萩原朔太郎大全2022」事業に参加しています。
{ 活版 à la carte   萩原朔太郎大全2022 まとめ 

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上参観を。
[ 詳 細 : いわき市立草野心平記念文学館 「萩原朔太郎大全2022」公式サイト ]

【展覧会】福島県立美術館|企画展 没後200年 亜欧堂 田善|江戸の洋風画家・創造の軌跡|’22年10月29日-12月18日

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福島県立美術館
企画展 没後200年 亜欧堂 田善
江戸の洋風画家・創造の軌跡
会  期  2022年10月29日[土]- 12月18日[日]
        前期展示:10月29日[土]- 11月20日[日]* 会期中展示替があります
        後期展示:11月22日[火]- 12月18日[金]
休  館  日  毎週月曜、11月24日[木]
観  覧  料  一 般・大学生 1,000円、高校生 600円、小・中学生 400円
会  場  福島県立美術館
      960-8003 福島県福島市森合字西養山1番地 Tel. 024-531-5511
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現在の福島県須賀川市出身の 亜欧堂 田善(あおうどう でんぜん 1748-1822)、本名永田善吉は、江戸時代後期を代表する洋風画家の一人です。
40代後半で、彼は白河藩主・松平定信から才能を見出され、当時日本ではまだほとんど成功者がいなかった腐食銅版画(エッチング)の習得を命じられました。試行錯誤を続け、優れた製版技術を身に付けた田善は、のちには人体解剖図や世界地図などの実用的な銅版画を手掛けたほか、江戸の風物を活写した《銅版画東都名所図》などで忘れ難い足跡を残しました。とりわけ、その製版技術の高さは傑出しており、日本近世銅版画史における技法の大成者として高い評価を誇る存在です。


没後200年を記念して開催するこの展覧会は、亜欧堂 田善の銅版画をはじめ、《浅間山図屏風》(重要文化財・前期展示)などの肉筆の洋風画や、素描などにより、彼の画業を振り返ります。
亜欧堂 田善が目にしたであろう西洋版画や、同時代の絵師たちの作品もあわせて展示し、その表現の源泉と独自性を探ります。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上参観を。
[ 詳 細 : 福島県立美術館
[ 参 考: 活版 à la carte【展覧会】郡山市立美術館|郡山市立美術館開館30周年記念展 1|ノスタルジックジャーニー 記録する眼|豊穣の時代 ─ 明治の画家 亀井至一、亀井竹二郎兄弟をめぐる人々|’22年11月3日-’23年1月9日

【展覧会】長野県立美術館|戸谷成雄 彫刻 Toya Shigeo Sculpture ある全体として Entity|’22年11月4日-’23年1月29日

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長野県立美術館
戸谷成雄 彫刻 Toyaa Shigeo Sculptere
ある全体として Entity
会  期  2022年11月4日[金]- 2023年1月29日[日]
休  館  日  水曜日 *11/23は祝日のため開館、翌平日11/24休館、年末年始(12/28-1/4)
開館時間  9:00-17:00(展示室入場は16:30まで)
観  覧  料  一 般 1,000円、大学生及び75歳以上 700円、高校生以下又は18歳未満 無 料
      * 東山魁夷館及び長野県立美術館コレクション展との共通料金
      一 般  1,500円、大学生及び75歳以上  1,000円
会  場  長野県立美術館 展示室1 ・ 展示室2 ・ 展示室3
      380-0801 長野市箱清水1-4-4(善光寺東隣)
      TEL 050-5542-8600(ハローダイヤル)FAX 026-232-0050
主  催  長野県、長野県立美術館、戸谷成雄展実行委員会
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戸谷成雄(1947ー ・長野県上水内郡小川村)は、日本の現代彫刻を代表する存在として、「彫刻とはなにか」を問う根源的な思索を深めながら、精力的に作品を発表しています。
長野県での初めての個展となる本展では、戸谷成雄の初期から近年の作品まで代表作を含め約30点を、展覧会のコンセプトに合わせ、制作年に関係なく展示します。
本展では、その壮大な彫刻観へのいとぐちとして、「表面」や「構造」といった独自の彫刻概念に、日本語の言語構造への深い思索が反映されていることに焦点を当てます。この思索は、戸谷自身の言葉にしばしば表明されてきましたが、作品を目の前に語られる機会はあまり多くありませんでした。日本の社会について戸谷が常に抱く問題意識は、言語学や人類学の方法論をもちいて社会の構造のありかたを問うという、世界的な思想のながれに合致し、彫刻家自身の彫刻概念と共振しました。

1980年代半ばから始められた「森」シリーズに見られるように、チェーンソーで木材の表面を刻んだ大型の木彫作品がよく知られていますが、作品の基本的な考え方は、戸谷が彫刻家をこころざした1970年代にすでに形成されました。当時、国内外で展開されていた現代美術では、旧来の絵画や彫刻が事実上否定され、美術そのものの在り方が問われていました。戸谷はいわゆる制度として解体された彫刻を、時代や地域の枠を乗り越え、その起源から見つめ直しています。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上参観を。
[ 詳 細 : 長野県立美術館

【展覧会】佐倉市立美術館|没後35年 清原啓子銅版画展|’22年11月1日-12月18日

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佐倉市立美術館
没後35年 清原啓子銅版画展
展示期間  2022年11月1日[火]- 12月18日[日]
開館時間  午前10時 - 午後6時(入館は午後5時30分まで)
休  館  日  月曜日
会  場  〒285-0023 千葉県佐倉市新町210  佐倉市立美術館2階  展示室
観  覧  料       一  般  600円、大学・高校生  400円円、中学生以下  無 料
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清原啓子(1955-87)は1978年、多摩美術大学美術学部絵画科3年生の時に版画コースを選択、 千葉県ゆかりの銅版画家・深沢幸雄(1924-2017)らに銅版画を学びます。清原が初めて制作した《鳥の目レンズ》 を見て驚いた深沢は「清原君、君は大変な銅版画家になりそうだ。何かキラキラしたものが見えるんだよ、ひとつ頑張ってやってみないか」と語りかけたそうです。清原は深沢の期待通り、1982年には第50回日本版画協会展において最高賞である協会賞を受賞、1983年には初個展を開催するなど、 早い時期から注目を集めますが、1987年に31歳の若さで急逝してしまいます。

1980年代、清原は自作について「時代遅れ」と自嘲しながらも、幻想・幻視探求へと作風を確立させることに伴い、 技法を長い時間と忍耐が要求されるエッチングに集約していきます。後に深沢が「正に鏤骨(るこつ)、骨を刻むがごとく銅を刻んだのである。」と清原の約10年間の活動を振り返ったように、 ニードル(先端が針状に尖っている金属製の道具)による点と線を、ただならぬ密度で銅板に刻んでいたことから、 生前に制作された銅版画は未完成を含む30点のみでした。
本展では、作家が署名したオリジナル作品を中心として、関連資料(素描、試刷り、原版等)を併せて約80点を展示、 作家が人生をとおして追求した銅版画表現の魅力をお伝えいたします。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上ご参観を。
[ 詳 細 : 佐倉市立美術館

【展覧会】草雲美術館|早雲と江戸の絵師たち|’22年10月29日-12月25日

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草雲美術館
早雲と江戸の絵師たち
会  期  2022年10月29日[土]- 12月25日[日]
開館時間  午前9時 - 午後4時
休  館  日  月曜日、11月4日[金]、11月24日[木]
観  覧  料  一般・大学生・高校生 220円、小・中学生 無 料
会  場  早雲美術館
      栃木県足利市緑町2丁目3768番地(足利公園内) Tel/Fax:0284-21-3808
共  催  早雲美術館、画聖草雲会

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田崎草雲(1815-1898)の画業と遺徳を顕彰する「画聖草雲会」との共催で「早雲と江戸の絵師たち」展を開催します。
田崎早雲は、江戸時代から明治時代にかけて活躍した足利市ゆかりの画家です。田崎早雲は、谷文晁(1763-1840)を中心とした江戸中央画壇に身を置き、渡辺崋山(1793-1840)らの強い影響をうけ、画技に磨きをかけます。今回展示する画聖早雲会所蔵の《四季山水図》(早雲70歳前後の作)は、早雲の画技の精粋が凝縮された最高傑作とされる作品です。
本展では、谷文晁が足利学校で描いた《秋景山水》、渡辺崋山が足利の人物を描いた《岡田東塢図》など、彼らと足利とのゆかりを示す作品のほか、早雲をめぐる江戸の絵師たちの作品、彼らとの交流を示す資料、草雲の初公開作品を含む約20点を展示します。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上参観を。
[ 詳 細 :  栃木県足利市  草雲美術館

【展覧会】小金井市立 はけの森美術館|丸山晩霞 日本と水彩画|丸山晩霞記念館所蔵作品を中心に|’22年11月12日-12月18日

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小金井市立 はけの森美術館
丸山晩霞 日本と水彩画 丸山晩霞記念館所蔵作品を中心に
会  期  2022年11月12日[土]-12月18日[日]
開館時間  午前10時-午後4時(入館は午後3時半まで)
休  館  日  月曜日・火曜日
観  覧  料  一般 500円、小中学生 200円
      (未就学児、また障害者手帳をお持ちの方と付添いの方一人は無料)
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丸山晩霞(1867-1942)は近代日本では珍しく、水彩画を専門とした画家です。晩霞は風景画、とりわけ山岳風景を得意とし、国内外の山々を巡るため、自らの足で旅を重ねました。本展では晩霞の故郷である東御市の丸山晩霞記念館の所蔵作品の中から、その足跡の一部を辿り、主として信州、ヨーロッパ、アジアの旅で生まれた作品を紹介します。
晩霞は旅をしながら当地の絵を描くことをこよなく愛しました。当時の資料を紐解くと、東京に居を構えながらも年中どこかに旅をしていたことが分かります。一方で残された言葉や作品からは、彼が水彩画を手掛けながらも「本当の日本画」を生むことに苦心していた様子が読み取れます。例えば1918年には「郷土的民族性」を求める「新日本画協会」を立ち上げ、同じ頃から日本画や和装の水彩画を制作するようにもなりました。旅を通じて海の外に広がる世界を自身の肌で感じていたからこそ、西洋由来の水彩画によって新たな「日本画」を創造しようとしたのかもしれません。

二階展示室では、晩霞と同じ時代を生きた、中村研一(1895-1967)の作品を展示します。そのまっすぐな気性のため、官展から距離を置いた晩霞に対し、中村は官展を舞台に自らの道を切り開きました。公立美術館の特色あるコレクションとしての、二人の作品の異なる魅力を味わって頂ければ幸いです。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上ご参観を。
[ 詳 細 : 小金井市立 はけの森美術館 ]
[ 参 考:活版 à la carte 【展覧会】丸山晩霞記念館|人生を変えた絶景 山と画家の出会い ─ 武井 清 / 千葉 潔 / 上田 太郎 / 春原 直人 / 丸山 晩霞|’22年10月29日-12月25日

東京都小金井市公式動画チャンネル
令和4年度 小金井市立はけの森美術館夏季展覧会「小山敬三展」関連企画アニメーションワークショップ「はけの森の生きものたちをつくろう!」作品・記録映像
【 関連動画 YouTube はけの森美術館 「はけの森に住む生きものたち」 04:30 】

【展覧会】丸山晩霞記念館|人生を変えた絶景 山と画家の出会い ─ 武井 清 / 千葉 潔 / 上田 太郎 / 春原 直人 / 丸山 晩霞|’22年10月29日- 12月25日

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丸山晩霞記念館
人生を変えた絶景
山と画家の出会い ── 武井 清 / 千葉 潔 / 上田 太郎 / 春原 直人 / 丸山 晩霞
展示期間  2022年10月29日[土]- 12月25日[日]
展示会場  389-0515 長野県東御市常田 ナガノケン トウミシ トキダ505-1  東御市文化会館内
入館時間  9:00 - 17:00 (最終入館 閉館30分前)
入  館  料  高校生以上 500円、障がい者割引 300円 (同伴者1名も同額)
休  館  日  毎週月曜日 / 11月29日(作品一部入れ替えのため)
主  催  東御市、丸山晩霞記念館  共  催 信濃毎日新聞社

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明治初頭まで、日本の山は信仰の対象あるいは修行や狩猟の場でした。しかし明治中期に、外国人によって西洋の近代登山が日本に紹介されると、登山はレジャーやスポーツとしてたちまち日本に広まっていきました。
山岳文化を広めるため、丸山晩霞らは山に登り風景を描き、紀行文などを書きました。こうして始まった日本人の山岳への憧れは、今日も数多くの人を魅了し続けています。
登山は楽しいものですが、道中は苦しくもあり、危険も伴います。それでも山に登るのは、路傍の可憐な花々の励ましや、登頂の喜び、そして絶景が待っているから。

山岳画家が、その圧倒的な美と荘厳さに感動して山を描くということは、丸山晩霞たちの時代と少しも変わっていないのではないかと思います。

本展は、山岳画のパイオニアである丸山晩霞に加え、ベテランの山岳画家である武井清、千葉潔、故上田太郎、そして今注目を集める東御市出身の春原直人の5人による山岳絵画展です。
迫力のある作品から、それぞれが描く山への思いを感じていただくとともに、来場された皆さんが、仲間や家族と登山した思い出、あるいはいつかは行ってみたいという憧れとともに、楽しくご覧いただければ、喜びこの上ありません。

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[ 詳 細 : 丸山晩霞記念館  同館 丸山晩霞とは

【展覧会】神戸市立小磯記念美術館|開館30年特別展 竹中郁と小磯良平|─ 詩人と画家の回想録(メモワール)─|’22年10月8日-12月18日

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神戸市立小磯記念美術館
開館30年特別展
竹中郁と小磯良平 ── 詩人と画家の回想録(メモワール)──
会  期  2022年10月8日[土]- 12月18日[日]
会  場  神戸市立小磯記念美術館
      658-0032神戸市東灘区向洋町中5丁目7
      * 六甲ライナー「アイランド北口(小磯記念美術館前)駅」下車すぐ
開館時間  10時00分 - 17時00分(入館の受付は16時30分まで)
休  館  日  毎週月曜日、10月11日〔ただし10月10日[月]は開館〕
入  館  料  一 般 1000円、大学生 500円、高校生以下 無 料
      * 学生証、生徒手帳などを持参ください。
      神戸市在住の65歳以上の方・500円 * 住所と年齢が証明できるものを持参下さい。
主  催  神戸市立小磯記念美術館、朝日新聞社
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神戸を代表するモダニスムの詩人・竹中郁と、画家・小磯良平は、1917(大正6)年、旧制兵庫県立第二神戸中学校(現・兵庫高校)で出会い、無二の親友となりました。竹中は関西学院(現・関西学院大)文学部英文科に進学、小磯は東京美術学校(現・東京藝大)を卒業後、ともにヨーロッパへ遊学し、帰国後は神戸で活躍しました。
本展では、竹中と小磯、そして彼らと関りの深い芸術家の作品から、約200点の資料や絵画を展示します。竹中の詩と小磯の絵画が共有する清冽な世界観、そしてそれを生んだ神戸の芸術的環境をたどります。中学時代に画家を夢見た竹中の戦後の絵画約40点もご覧いただきます。
* 11月15日(火曜日)より一部作品の展示替えがあります。

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[ 詳 細 : 神戸市立小磯記念美術館

【展覧会】土門拳記念館|第41回土門拳賞受賞作品展 ほか|’22年10月20日-’23年1月15日

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土門拳記念館
第41回土門拳賞受賞作品展 ほか
会  期  2022年10月20日[木]- 2023年1月15日[日]
時  間  午前9時ー午後5時(入館は午後4時30分まで)
休  館  日  12月から 毎週月曜日休館(祝日の場合は翌平日)
年末年始(12月29日-1月3日)は休館

会  場  土門拳記念館
998-0055 山形県酒田市飯森山2-13(飯森山公園内)

入  館  料  一 般:700円、学 生:350円、小・中学生:無 料
主  催  公益財団法人さかた文化財団 土門拳記念館
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◉ 古寺巡礼 Autumn Collection / Japanese Face -日本の貌ー
 主要展示室  カラー・モノクロ 108点
春(スプリング)、夏(サマー)、と展開してきた今年の古寺巡礼シリーズ。今回のオータム・コレクションは、古寺の雰囲気にゆったり浸るのに最適のシーズンかもしれません。容姿端麗な寺院から、もの想いにふけっていそうな表情の仏像まで、さまざまな古寺の姿をお楽しみください。

◉ 第41回土門拳賞受賞作品展 北島敬三「UNTITLED RECORDS」
  企画展示室Ⅰ カラー 約40点
リアリズム写真を確⽴した巨匠・⼟⾨拳の業績をたたえ、1981年に毎⽇新聞社が設⽴。その年に作品(写真集、展覧会など)を発表し、優れた成果をあげた写真家が対象となり、受賞作品は⼟⾨拳記念館にパーマネントコレクションされます。
北島敬三⽒は、全20巻からなる連続写真集『UNTITLED RECORDS』によって今回の⼟⾨拳賞を受賞。1999年から現在に⾄るまでの写真320点を収めたこのシリーズでは、北海道から沖縄まで⾜を運び、東⽇本⼤震災の被災地を含む⽇本各地の “遺棄されたように⾒える” ⾵景を撮影。⼀貫した視点と姿勢で撮影・選択されていることが⾒えてくる写真からは、⽇本中が被災地であるかのような錯覚すら覚えさせられます。21世紀の⽇本列島を急速に浸潤してゆく、⽇本の⾵景の解体する様を提⽰し続ける姿勢が⾼く評価され、今回の受賞に⾄りました。

◉ Japanese Faces - 希少プリントでたどる、日本の貌 -
  企画展示室Ⅱ モノクロ 30点
⼟⾨拳が撮影した「顔」の代表作といえば、昭和の著名⼈たちのポートレートを収めた『⾵貌』。ですが、本展では、⼈物から仏像、あるいは古美術品まで、⼟⾨のレンズが捉えた様々な被写体を “⽇本の貌” という視点のもとに展⽰いたします。また、近年寄贈された⽣前の⼟⾨拳本⼈が監修したと思われる『⾵貌』シリーズのプリント=「希少プリント」を、多数初公開いたします。“ オリジナルの写真 ” が放つ⼒をぜひ味わってください。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上参観を。
[ 詳 細 : 土門拳記念館 ]  { 活版 à la carte 土門拳記念館まとめ }

【展覧会】松岡美術館|松岡コレクション めぐりあうものたち Vol. 2|’22年11月1日-’23年2月5日

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松岡美術館
松岡コレクション めぐりあうものたち Vol. 2
会  期  2022年11月01日[火]- 2023年02月05日[日]
        前期展示:11月01日[火]-12月11日[日]
        後期展示:12月13日[火]-02月05日[日]
展  示  室  松岡美術館
      108-0071 東京都港区白金台5-12-6 TEL:03-5449-0251
開館時間  10:00-17:00(入館は16:30まで)
      第一金曜日のみ 10:00ー19:00(入館は18:30まで)
休  館  日  毎週月曜日(祝日の場合は翌平日)、展示替え期間、年末年始
      詳細は「開館カレンダー」をご覧ください。
観  覧  料  一 般 / 1,200円、25歳以下 / 500円、高校生以下 / 無 料
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創設者 松岡清次郎は自らオークションや公募展に出向き、琴線にふれる作品とのめぐりあいを積み重ね、約2400点のコレクションを蒐集しました。また、清次郎が愛した芸術も様々な人やモノ同士のめぐりあいの上に成り立っています。

3会期連続で「出会い」をテーマとした企画展も、いよいよ最終回。Vol.3となる本展では、「明清陶磁 繚乱の美」「館蔵 中国明清絵画展」「幽玄の道」「中国青銅器 金文」を開催。所蔵品の主軸である陶磁器からは中国陶磁の集大成となる明清時代の作品を出品。また、清次郎が晩年、集中的に蒐集した明清絵画を一堂に会します。さらに中国伝来の芸能を起源とする能楽に関連した作品、金文に着目した中国青銅器をご紹介します。作品との出会い、また作品に内包された様々な出会いをお楽しみください。

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[ 詳 細 : 松岡美術館

【展覧会】台東区立書道博物館|企画展 中村不折コレクション|抵抗と恭順 ─ 激動の明末清初 ─|’22年11月1日-’23年1月22日

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台東区立書道博物館
企画展 中村不折コレクション
抵抗と恭順 ── 激動の明末清初 ──
会  期  2022年11月1日[火]- 2023年1月22日[日]
      会期中、一部展示替えがあります。
        前  期  11月1日[火]-12月11日[日]
        後  期  12月13日[火]- 1月22日[日]
会  場  台東区立書道博物館
      110-0003 台東区根岸2丁目10番4号 電話 03-3872-2645
観  覧  料  一  般・大学生  500円、 高、中、小学生  250円
開館時間  午前9時30分-午後4時30分(入館は4時まで)
休  館  日  月曜日、12月29日[木]-1月3日[火]、1月10日[火]
      * ただし1月9日[月・祝]は開館。
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17世紀の明時代末は、政治経済が混乱を極め、各地で農民による反乱が起きていました。農民反乱の指導者であった李自成は北京を陥落させ、明王朝は終焉を迎えます。一方、満洲地方では女真族が 後金 を建国し、国号を 清 とあらためました。清は李自成軍を駆逐し、満洲族による清王朝が確立します。
満洲族に支配権を奪われた明の遺民たちは、清王朝に抵抗するか、恭順するか、苦渋の選択を強いられました。波乱に満ちた当時の状況は書の作品にも反映され、胸中の激情を吐露したかのような特異な表現が見られます。
2007年、東京国立博物館と同館において「抵抗と恭順 一 明未清初の書人たち ー」を開催しました。再び、明末清初をテーマに東京国立博物館と時期を合わせて開催いたします。上野の山とその麓で繰り広げられる激動の明未清初の世界をご堪能ください。

東京国立博物館 東洋館8室 「明末清初の書画」
                2022年11月15日[火]-2023年1月29日[日]

※ 新型感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上観覧を。
[ 詳 細 : 台東区立書道博物館 ] [ 詳 細 : 東京国立博物館 東洋館  ]

【展覧会】愛知県陶磁美術館|特別展 平安のやきもの ─ その姿、うつろいゆく─|’22年10月29日-’23年1月15日

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愛知県陶磁美術館
特別展 平安のやきもの ── その姿、うつろいゆく──
会  期  2022年10月29日[土]- 2023年1月15日[日]
開館時間  午前9時30分-午後4時30分まで(入館は午後4時まで)
休  館  日  毎週月曜日   * ただし12月27日[火]-1月4日[水]は休館。
1月9日[月]開館、1月10日[火]休館

観    覧料  一 般 900円、高校・大学生 700円、中学生以下 無 料
主  催  愛知県陶磁美術館、中日新聞社
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平安時代 (8世紀末-12世紀)には、古代日本で最も豊かなやきもの文化が花開きました。平安のやきものは、奈良時代までに発達した技術と造形、それに珍重された金属器や中国陶磁の形が融合、さらに仏教文化の変遷のなかで、重層的なデザインの移り変わりをみせました。
本展では、緑釉・灰釉陶器という当時の二大陶器と、その系譜を引く国産陶器に焦点をあて、関連する須恵器や金属器、中国陶磁を交えつつ、平安のやきもの400年の魅力に迫ります。

展覧会のみどころ
◆古代と中世の転換期である平安時代において、目まぐるしい発展、変化を見せたやきものの魅力に迫ります。
◆平安の陶器の優品が一堂に会し、関連する金属器や中国陶磁等とともにそのデザインの変遷をたどります。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上観覧を。
[ 詳 細 : 愛知県陶磁美術館 ] 

【展覧会/イベント】国立科学博物館|特別展「毒」|’22年11月1日-’23年2月19日

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国立科学博物館
特別展「毒」
会  期  2022年11月1日[火]- 2023年2月19日[日]
会  場  国立科学博物館(東京・上野公園)
      所在地:110-8718 東京都台東区上野公園 7-20
開館時間  9時 - 17時 (入場は16時30分まで)
休  館  日  月曜日、12月28日[水]- 1月1日[日・祝]、1月10日[火]
      * ただし 1月2日[月・休]、 9日[月・祝]、2月13日[月]は開館
      * 会期等は変更になる場合があります *入場方法の詳細は公式サイトを確認ください
入  場  料  一 般・大学生:2,000円、 小・中・高校生: 600円
      * 未就学児は無料。障害者手帳をお持ちの方とその介護者1名は無料。
お問合せ  050-5541-8600(ハローダイヤル)・03-5814-9898(FAX)
主  催  国立科学博物館、読売新聞社、フジテレビジョン
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特別展「毒」とはー
「毒」は基本的にヒトを含む生物に害を与える物質として理解されています。しかし、毒のなかには単に毒にとどまらず、薬効をもつものもあります。「生物に何らかの作用を与える物質」のうち、人間にプラスに働くものを薬、マイナスに働くものを毒と呼んで、多様で複雑な自然界を理解し、利用するために人間が作り出した概念と考えることができます。人体に有用なものでも、摂りすぎると毒になることがあります。また、アレルギー反応にみられるように、感受性の高低によっても毒性は異なります。

本展では動物、植物、菌類、そして鉱物や人工毒など、自然界のあらゆるところに存在する毒について、動物学、植物学、地学、人類学、理工学の各研究分野のスペシャリストが徹底的に掘り下げ、国立科学博物館ならではの視点で解説していきます。
毒をテーマにした特別展は、国立科学博物館では初めての開催となります。自然界、そして人間の社会にはさまざまな毒が存在します。毒とそれに関わる生物との関係を知ることは、自然界の神秘と驚きに満ちた一面を知ると共に、現代社会を生きるうえで大きな助けとなると考えています。

日時指定予約制推奨:入場に際しては、公式サイトより日時指定予約が必要です。当日、博物館で販売する当日券での入場枠も設けておりますが、来場時にお待ちいただく場合や、入場枠が完売した際は入場できません。
[ 詳 細 : 国立科学博物館  特設公式サイト ] 

【展覧会】太田記念美術館|闇 と 光 ── 清親・安治・柳村|’22年11月1日-12月18日

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太田記念美術館
闇 と 光 ── 清親・安治・柳村
会  期  2022年11月1日[火]- 12月18日[日]
        前 期 11月 1 日[火]-11月23日[水・祝]
        後 期 11月26日[土]-12月18日[日]  * 前後期で全点展示替え
開館時間  午前10時30分-午後5時30分(入館は午後5時まで)
料  金  一  般 1000円 大高生 700円 中学生以下 無 料
問い合せ  150-0001 東京都渋谷区神宮前1-10-10  太田記念美術館
      ハローダイヤル 050-5541-8600
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今から約150年前の明治9年(1876)、小林清親(こばやし  きよちか  1847-1915)は、西洋からもたらされた油彩画や石版画、写真などの表現を、木版画である浮世絵に取り込むことによって、これまでにはない東京の風景を描きました。真っ暗な夜の街に輝くガス灯の光や、鮮やかな赤い色に染まった夕焼けの空など、光や影のうつろいを巧みに捉えた清親の「光線画」は大いに流行し、井上安治(1864-89)や、小倉柳村(おぐら りゅうそん 生没年不明)といった絵師たちも後に続きます。光線画の流行はわずか5年ほどという短い期間で去りますが、木版画の新しい可能性を切り開くものでした。近年注目される、大正から昭和の「新版画」の先駆けとも位置付けられるべきでしょう。
本展覧会では、小林清親を中心に、これまで紹介される機会の少なかった 井上安治 と 小倉柳村 が描いた光線画、約200点(前期と後期で全点展示替え)を展示します。
木版画だからこそ味わい深い、闇の色、光の色をお楽しみください。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上ご参観を。
[ 詳細 : 太田記念美術館

【展覧会】川越市立美術館|特別展 市制施行100周年・開館20周年記念特別展|小茂田青樹展|’22年10月22日-12月4日

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川越市立美術館
特別展
市制施行100周年・開館20周年記念特別展 小茂田青樹展
会  期  2022年10月22日[土]- 12月4日[日]
開館時間  午前9時-午後5時(入場は午後4時30分まで)
休  館  日  月曜日(ただし11月14日〔県民の日〕は開館)
観  覧  料  一 般 600円、大学生・高校生 300円、中学生以下 無 料
会場住所  350-0053 埼玉県川越市郭町2丁目30番地 1
      電話番号:049-228-8080(直通) ファクス:049-228-7870
主  催  川越市立美術館
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市制施行100周年・開館20周年記念特別展として、〈小江戸文化シリーズ〉5「小茂田青樹展」を開催いたします。
日本画が新たな表現を獲得してゆく大正から昭和にかけて最前線で活躍したひとりに、川越が誇る日本画家・小茂田青樹(おもだ せいじゅ、1891-1933)がいます。現在「蔵のまち」として親しまれている川越の中心地に生まれた青樹は、17歳になる年に上京し、今村紫紅や速水御舟ら気の合う仲間とこれからの日本画を模索する青春期を送ります。その後、再興日本美術院展への挑戦をとおして画家としての確固たる表現に目覚めてゆきますが、一層の活躍を期待された矢先に体調を崩し、41歳という若さで生涯を終えました。
青樹の歩んだ画道は決して平坦ではありませんでしたが、挫折の末にたどり着いた、自然観照に基づく写実性と装飾性の融合、濃密な色彩表現は、唯一無二の個性として現在もなお高く評価されています。

本展では、各時代の代表作で画業の展開をたどるほか、主に昭和期における作品制作の実態や川越の関係にも迫ります。
同館では開館1周年以来19年ぶりとなる青樹展です。ルーツである川越の地で、静かながら情感溢れるその芸術世界をご堪能ください。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上参観を。
[ 詳 細 : 川崎市立美術館

【展覧会】一宮市三岸節子記念美術館|企画展「河鍋暁翠展-父・暁斎から娘へ、受け継がれた伝統-」|’22年10月22日-12月4日

きょうすい一宮市三岸節子記念美術館
企画展「河鍋暁翠展-父・暁斎から娘へ、受け継がれた伝統-」
会  期  2022年10月22日[土]-12月4日[日]
      * 10月22日[土]は正午から一般公開  * 会期中に展示替えを予定
会  場  一宮市三岸節子記念美術館 2階 一般展示室・実習展示室
      494-0007 愛知県一宮市小信中島字郷南3147-1
      TEL:0586-63-2892 FAX:0586-632893
開催時間  午前9時から午後5時まで(入館は4時30分まで)  
休  館  日  毎週月曜日、11月4日[金]、11月24日[木]
観  覧  料  一 般  1,000円、大高生  500円、中学生以下  無 料
      * コレクション展(常設展)観覧料を含む   * 割引などの詳細は下掲詳細参照
協  力  公益財団法人 河鍋暁斎記念美術館
主  催  一宮市三岸節子記念美術館、朝日新聞社
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明治時代から昭和時代初期にかけて活躍した女流日本画家・河鍋暁翠(かわなべ  きょうすい、1868-1935)。狩野派絵師でありながら、浮世絵のほか、流派にとらわれない作品を描いた絵師・河鍋暁斎(かわなべ きょうさい、1831-1889)の娘である暁翠は、数え5歳の頃、父・暁斎から絵手本を手渡され、幼いころから絵を学びます。
その後、暁斎の作品の彩色を任されるほどとなり、父の没後は仕事を引き継ぎ、暁斎の遺した未完の作品をも仕上げています。暁翠の流派は狩野派に留まらず、土佐・住吉派を吸収し、穏やかな美人画を代表とする上品で優美な作品世界を構築します。

これまで父・暁斎の名に隠れがちであった暁翠ですが、最近では、暁翠の活躍を描いた歴史小説『星落ちて、なお』(澤田瞳子著、2021年、文藝春秋)が第165回直木賞を受賞したことで注目が集まっています。
本展は、父の画技を受け継ぎながらひとりの日本画家として名を残した暁翠の作品を一堂に並べ、その画業の全貌を紹介する初の展覧会です。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上ご参観を。
[ 詳 細 : 一宮市三岸節子記念美術館 ]

【展覧会】大倉集古館|企画展 大倉コレクション ― 信仰の美 ―|’22 年11月1日ー’ 23年1月9日

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大倉02

大倉集古館
企画展  大倉コレクション ― 信仰の美 ―
会  期  2022年11月1日[火]- 2023年1月9日[月・祝]
      * 途中一部展示替あり:後期展示 12 月 6 日[火]から
開館時間  10:00 ー 17:00(入館は 16:30 まで)
休  館  日  毎週月曜日(祝休日の場合は翌火曜日)、年末年始(12/29-1/1)
入  館  料  一般 1,000 円、大学・高校生 800 円、中学生以下 無 料
会  場  大倉集古館 1F・2F 展示室
      105-0001 東京都港区虎ノ門 2-10-3(The Okura Tokyo 前)
      TEL : 03-5575-5711(代表) FAX:03-5575-5712
主  催  公益財団法人 大倉文化財団・大倉集古館
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大倉集古館を設立した実業家・大倉喜八郎(1837-1928)は、明治初年の廃仏棄釈によって仏像や仏画が寺社から流出し廃棄されてゆく状況を憂いて、それらの文化財の保護に尽力しました。喜八郎が蒐集した仏教美術作品には、釈迦信仰をはじめ、密教や浄土教信仰が生み出した美麗のほとけなど、中世から近世にいたる優品が数多くみとめられます。
本展ではこれらの日本仏教美術コレクションに焦点をあて、収蔵品を中心に信仰の歴史をたどり、そこに託された人々の祈りと美のかたちをご紹介します。
当館を代表する名品、国宝〈普賢菩薩騎象像〉を併せて公開いたします。

[ 詳 細 : 大倉集古館 ]

【展覧会】東京国立近代美術館|企画展 大竹伸朗展|’22年11月1日-’23年2月5日

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東京国立近代美術館
企画展 大竹伸朗展
会  場  東京国立近代美術館 1F 企画展ギャラリー、2F ギャラリー4
会  期  2022年11月1日[火]-2023年2月5日[日]
休  館  日  月曜日(1月2日、9日は開館)、年末年始(12月28日-1月1日)、1月10日[火]
開館時間  10:00-17:00(金曜・土曜は 10:00-20:00)
      * 入館は閉館30分前まで
観  覧  料  一 般 1,500円、大学生 1,000円
      * 高校生以下および18歳未満、障害者手帳をお持ちの方とその付添者(1名)は無料。
       それぞれ入館の際、学生証等の年齢のわかるもの、障害者手帳等を提示ください。
主  催  東京国立近代美術館、日本テレビ放送網
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大竹伸朗(1955- )は、1980年代初めに華々しくデビューして以来、絵画、版画、素描、彫刻、映像、絵本、音、エッセイ、インスタレーション、巨大な建造物に至るまで、猛々しい創作意欲でおびただしい数の仕事を手掛け、トップランナーであり続けてきました。近年ではドクメンタ(2012)とヴェネチア・ビエンナーレ(2013)の二大国際展に参加するなど、現代日本を代表するアーティストとして海外でも評価を得ています。

今年で開館70周年を迎える東京国立近代美術館でついに開催される大竹伸朗の回顧展は、国際展に出品した作品を含むおよそ500点を7つのテーマに基づいて構成します。あらゆる素材、あらゆるイメージ、あらゆる方法。作者が「既にそこにあるもの」と呼ぶテーマのもとに半世紀近く持続してきた制作の軌跡を辿るとともに、時代順にこだわることなく作品世界に没入できる展示によって、走り続ける強烈な個性の脳内をめぐるような機会となるでしょう。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上参観を。
[ 詳 細 : 国立近代美術館  特設公式 WebSite

【会員情報】ぢゃむ 杉本昭生さん|活版小本新作 ── 中島 敦『和歌でない歌』

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{ ぢゃむ 杉本昭生 活版小本 一筆箋 }

今回の「活版小本」は小説ではありません。
中島敦の『和歌(うた)でない歌』から34人を選び、
見開き1ページにその人の言葉とシルエット、かんたんな解説を加えたもので、
何と呼んでいいのかわからない代物です。
内容がこんなものなので、体裁が決められず、
ぐずぐずしていたら時間がたって、今になってしまいました。

版代の節約のため、しかたなく本文を2つ折りにしましたが、
紙が厚くなり、これは失敗でした。
何も決められないまま、タイトルに引かれて簡易な装丁にしましたが、
これも適正かどうか判りません。
というところで、作る時間より迷っている時間のほうがはるかに多かった
厄介な作品でした。まちがいなく消化不良の一冊です。
2、3ページ眺めて頂けたら幸いです。

行く秋

【 詳細 : ぢゃむ 杉本昭生 活版小本 】 { 活版アラカルト 活版小本 既出まとめ 

【展覧会】小平市 平櫛田中彫刻美術館|特別展「生誕150年 平櫛田中展」|’22年9月17-11月27日|

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小平市 平櫛田中彫刻美術館
特別展「生誕150年 平櫛田中展」
会  期  2022年9月17日[土]-11月27日[日]
休  館  日  火曜日 * 9月12日㈪-16日㈮、11月28日㈪-12月1日㈭は、展示替えのため休館
開館時間  午前10時-午後4時 (なるべく3時30分までに入館してください)
入  館  料  一 般 1000円、小・中学生 500円
会場住所  187-0045 東京都小平市学園西町1-7-5 電話 042-341-0098
※ 今回の特別展の図録を販売しています。ご希望の方は美術館の受付にてお申しつけください。──────────────
今年は、平櫛田中(ひらくし でんちゅう 1872-1979)の生誕150年です。それを記念して、全国各地の美術館や博物館に所蔵されている平櫛田中の作品を一堂に会し、明治から昭和にかけて、長きに渡る創作人生の中で生み出された珠玉の作品をご紹介します。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上参観を。
[ 詳 細 : 小平市 平櫛田中彫刻美術館

【展覧会】東京都美術館|源氏物語と江戸文化 The Tale of Genji and Edo Culture|’22年11月19日-’23年1月6日

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東京都美術館
源氏物語と江戸文化
The Tale of Genji and Edo Culture
会  期  2022年11月19日[土]- 2023年1月6日[金]
前期展示:2022年11月19日[土]-2022年12月18日[日]
後期展示:2022年12月20日[火]-2023年 1月 6日[金]
会  場  東京都美術館 ギャラリーB
休 室 日  ’22年11月21日[月]、12月5日[月]、19日[月]、29日[木]-’23年1月3日[火]
開室時間  9:30 - 17:30(入室は閉室の30分前まで)
夜間開室  11月25日[金]、12月2日[金]、9日[金]、16日[金、23日[金]は
9:30-20:00(入室は 閉室30分前 まで)
観 覧 料  無 料
※ 事前予約なしで閲覧可能です。ただし混雑時に入場制限を行う場合があります
主  催  東京都、公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都美術館
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平安時代に紫式部が執筆した源氏物語は、江戸時代になると印刷技術の普及により、大衆に浸透します。人びとに広く受け入れられたことで、本文だけでなく、挿絵や註を付けたものから手軽く内容がわかるあらすじ本まで、源氏物語にかかわるさまざまな書物が出版されました。そして、江戸文化のなかで独自の発展を遂げ、例えば源氏物語を翻案した柳亭種彦著・歌川国貞(初代)画の『偐紫田舎源氏(にせむらさきいなかげんじ)』が人気を博しました。この他にも、物語で描かれた四季折々の美しい情景を、ハレの場や身の回りの品に取り入れました。
本展では、江戸文化のなかで多様な広がりを見せる源氏物語について、東京都江戸東京博物館のコレクションを中心にその一端をご紹介します。

◉ みどころ
1. 江戸東京博物館のコレクションを紹介
江戸東京博物館のコレクションから、源氏物語にかかわる絵画資料や着物の文様を染めるための型紙を展示します。(展示替えがあります)
2. 大衆化する源氏物語
貴族や武家を中心に読まれていた源氏物語は、江戸時代に大衆化しました。読みやすく工夫された書物が出版されたほか、物語を意匠化したデザインを用いた着物や工芸品が制作されました。江戸文化のなかでさまざまにアレンジされた源氏物語の書物や工芸品をご紹介します。
3. 源氏物語をもとにした新たな物語『偐紫田舎源氏』
江戸時代後期、源氏物語を翻案した『偐紫田舎源氏』は一大ブームとなり、錦絵などの題材となりました。髷の先が二つに割れた海老茶筅髷というユニークな髪型をした主人公・足利光氏-あしかがみつうじ-にご注目ください。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上展観を。
[ 詳 細 : 東京都美術館 ]

【展覧会】東京藝術大学大学美術館|2022 秋の教育資料展示 ─ 平櫛田中コレクションを中心に|’22年10月18日-10月28日|会期終了 上掲展示参考資料

平櫛田中藝大展

東京藝術大学大学美術館
2022 秋の教育資料展示 ── 平櫛田中コレクションを中心に
会  期  2022 年 10 月 18 日[火]- 10 月 28 日[金]
時  間  午前 10 時 - 午後 5 時(入館は閉館の 30分前 まで)
休  館  日  土・日・月曜日
会  場  東京藝術大学大学美術館 本館 展示室 1
観  覧  料  無 料
問い合せ  ハローダイヤル:050-5541-8600
主  催  東京藝術大学
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このたび東京藝術大学 大学美術館では「2022 秋の教育資料展示 ― 平櫛田中コレクションを中心に」を開催します。
教職員・学生など学内関係者向けに収蔵品の一部を展示し、教育参考資料として無料で観覧いただく試みですが、一般の方にもご入場いただけます。フロアでは平櫛田中(ひらくし でんちゅう 1872-1979)の彫刻作品群、壁面ケースでは、杉山寧や太田聴雨の本画・画稿を紹介し、制作や研究の一助となることを狙いとしております。
また、先年逝去された薩摩雅登先生(大学美術館教授)のこれまでの業績を偲び、先生ゆかりの15世紀ドイツの木彫、そして上原六四郎関連資料も併せて展示致します。
この機会にぜひご覧ください。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上参観を。
[ 詳 細 : 東京藝術大学大学美術館

【展覧会】練馬区立牧野記念庭園記念館|牧野富太郎生誕160年記念特別展|― 高知県立牧野植物園の資料より ―|’22年10月15日-12月18日

牧野01 まきの02練馬区立牧野記念庭園記念館
牧野富太郎生誕160年記念特別展
― 高知県立牧野植物園の資料より ―
会  期  令和4年(2022年)10月15日[土]-12月18日[日]
特別展示  午前9時30分-午後4時30分(入場無料)
会  場  練馬区立牧野記念庭園記念館 企画展示室
      178-0063 東京都練馬区東大泉6丁目34番4号
      特別展の問い合わせ:TEL:03-6904-6403   E-mail:makinoteien@mist.ocn.ne.jp
協  力  高知県立牧野植物園
開園時間  午前9時-午後5時
休  園  日  毎週火曜日
開園時間  午前9時-午後5時
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令和4年(2022年)は牧野富太郎生誕160年にあたる節目の年です。当園においては牧野博士の生誕を記念して、今年4月から1年の間に4回の記念特別展を開催する予定で、本展は第3弾になります。本展では、高知県立牧野植物園のご厚意により、同園の牧野文庫に収蔵される貴重な資料である、博士の描いた植物図や長年収集された書籍などを借用して展示いたします。

博士は幼いころから植物に親しみ、一生を植物研究に捧げました。具体的には、日本各地での植物の採集と押し葉標本の製作、植物の特徴を伝える緻密な植物図の制作と文章の執筆、あるいは植物分類学の研究に必要な書籍の渉猟などに励んだ人生でした。そして、分類学上の成果を『植物学雑誌』や『植物研究雑誌』などの専門雑誌に公表し、また、日本の植物誌をつくろうと取り組んだ『日本植物志図篇』などの図説集を出版しました。さらに、晩年には長年の研究が『牧野日本植物図鑑』(北隆館 1940年)に結晶し博士の代表作となりました。

こうした植物学における博士の功績を振り返るために、博士の努力の跡である牧野文庫の資料を本展で展示いたします。これらの資料は、博士の没後、牧野家により郷里の高知県に寄贈され牧野文庫となり、同文庫が大切に守りかつ広く利用に供してきたものです。本展の開催が牧野富太郎という植物分類学者に親しむ機会になれば幸いに存じます。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上ご参加を。
[ 詳細 : 練馬区 牧野富太郎生誕160年記念事業   牧野記念庭園情報サイト ]

【展覧会】細見美術館 HOSOMI MUSEUM|響き合うジャパニーズアート リンパ・若冲 × 鉄腕アトム・初音ミク・リラックマ|’22年9月6日-12月4日

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細見美術館 HOSOMI MUSEUM
響き合うジャパニーズアート
リンパ・若冲 × 鉄腕アトム・初音ミク・リラックマ

会  期  2022年9月6日[火]- 12月4日[日]
        前期展示:09月06日[火]- 10月10日[月・祝]
        後期展示:10月12日[水]- 12月04日[日]
開館時間  午前10時 - 午後5時(入館は午後4時30分まで)
休  館  日  毎週月曜日(祝日の場合、翌火曜日)
入  館  料  一般 1,400円 学生 700円   * 学生の方は学生証をご提示ください。
主  催  細見美術館、京都新聞
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琳派や若冲の世界と鉄腕アトム、初音ミク、リラックマなどのキャラクターが
時代を越えて融合 !
日本美の象徴といわれる琳派、そして傑出した個性の絵師、伊藤若冲。国内のみならず海外にも広く知られて人気の高いこれらの美術作品は、後世のクリエイターをも魅了し、創造の源泉となり続けてきました。
本展で細見コレクションの琳派・若冲作品とともにご紹介する 現代の日本画 -琳音 りんね-* には、日本のポップカルチャー を代表するキャラクターが、琳派や若冲など江戸時代の名画 の一場面を借り、あるいはモチーフの一部に成り代わって登場します。意表を衝くマッチングの妙、そして背景も主役も すべて手描きによって写し取った、絵師の筆技も見どころです。

世界に発信され多くの人々に愛される古今のジャパニーズアート、その融合をお愉しみください。
本展は、2021 年11月から2022年1月にかけて、国際交流基金の主催により、ミュンヘン五大陸博物館で開催された展覧会「RIMPA FEAT. MANGA:Japanische Malerei aus der Sammlung Hosomi」の帰国記念展です。

琳音  りんね *  とは
細見良行(細見美術館 館長)監修のもと、京都の呉服メーカーであり、日本画の工房でもある豊和堂のアートディレクター 山田晋也と、友禅絵師 平尾務が現代を描く日本画の制作プロジェクトです。

※ 感染症予防対応実施中です。下掲詳細を確認の上ご参観を。
[ 詳 細 :細見美術館

【展覧会】泉屋博古館 京都・鹿ヶ谷|特別展 木島櫻谷 ― 山水夢中 ー|’22年11月3日ー12月18日

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泉屋博古館 京都・鹿ヶ谷
特別展 木島櫻谷  ― 山水夢中 ー
会  期  2022年11月3日[木・祝]ー 12月18日[日]
休  館  日  月曜日
開館時間  午前10時 ー 午後5時(入館は午後4時30分まで)
入  館  料  一 般 1000円  高大生 800円  中学生以下 無 料
      * 本展覧会の入場料で青銅器館もご覧いただけます
会  場  住友コレクション  泉屋博古館  京都・鹿ヶ谷
主  催  公益財団法人泉屋博古館、公益財団法人櫻谷文庫、京都新聞、BSフジ、ライブエグザム

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近代の京都画壇を代表する存在として近年再評価が進む、日本画家木島櫻谷(このしま おうこく 1877-1938)。動物画で知られる彼ですが、生涯山水画を描き続けたことも見逃すことはできません。なにより写生を重んじた彼は、日々大原や貴船など京都近郊に足を運び、また毎年数週間にわたる旅行で、山海の景勝の写生を重ねました。その成果は、西洋画の空間意識も取り入れた、近代的で明澄な山水画を切り開くこととなりました。
一方、幼い頃より漢詩に親しみ、また古画を愛した彼は、次第に中華文人の理想世界を日本の風景に移し替えたような、親しみやすい新感覚の山水表現に至ります。
本展では屏風などの大作から日々を彩るさりげない掛物まで、櫻谷生涯の多彩な山水画を一望のもととし、確かな画技に支えられた詩情豊かな世界をご紹介します。
あわせて画家の新鮮な感動を伝える数々の写生帖、青年期より収集し手元に置いて愛でた古典絵画なども紹介し、櫻谷の根底にあり続けた心の風景を探ります。

木島櫻谷(このしま おうこく 1877-1938)
明治後半から昭和前期まで、文展帝展で活躍した京都日本画壇の代表的存在。徹底した写生を基礎に、卓越した技術と独自の感性により生み出された叙情的で気品ある画風で、近年再評価の気運が高まっている。京都の伝統を継承しながら、西洋画の要素をも取り入れた、近代的で洗練されたスタイルは時代・国を超えて支持されている。とりわけ親しみやすい動物画で知られるが、生涯描き続きた山水画も秀逸。

◉ みどころ
◯ 動物画だけじゃない!! 注目の画家櫻谷、山水画への誘い
代表作、幅11m超の大山水《万壑烟霧(ばんがくえんむ)》は各地の写生を醸成させた理想のパノラマ。卓越した筆裁き、西洋画的感覚もみることができます。そのほか、かつての日本の風景を踏まえたどこか懐かしくも新しい山水の初公開品も多数登場します。
◯ 初公開の寺院障壁画とあわせて深まる理解
館外会場と位置づける 南陽院 では、櫻谷の山水障壁画を全室初公開します。櫻谷の世界観が凝縮した貴重な空間。その制作背景が本展で明らかにされ、本展でみた櫻谷山水画のエッセンスが南陽院に。本展と相互に補完しあう 南陽院 は、当館から徒歩10分です。(下掲詳細参照)
◯ 写生帖一挙大公開! ~ひたむきに歩いて描いた青年櫻谷
数十冊にのぼる珠玉の写生帖では、海に山に川と旅の中で刻々と移りゆく景色を絵筆でとらえていく櫻谷の感動の軌跡を追うことができます。もちろん、高い写生技術や筆の早さも超人級。古き良き日本の風景・風俗が記録されていることも見逃せません。
◯ 櫻谷が写生した場所はどこ?  SNSで大捜索中!
暇さえあれば京都近郊へ写生にでかけていた櫻谷。彼が写生帖にとどめた風景は、100年を経ていっそう魅力を増しています。彼が思わず足を止めた眺望とは?「#おうこく足跡探訪」としてその風景探しを呼びかけています。ぜひご参加を!
◯ この秋、ゆかりの地で櫻谷に会える! ~京都で櫻谷めぐり
期間中、櫻谷が自ら設計にかかわった衣笠の旧邸が公開されます。邸内では動物の写生帖や作品も展示されます。また櫻谷はじめ日本画家と密接に関わった老舗「宮脇賣扇庵」では、櫻谷も参加した天井画がいまなおのこる店舗で、櫻谷の扇面画展を開催。櫻谷の息吹を感じる京の散策をぜひ!

特別連携公開
特別展「木島櫻谷―山水夢中―」連携    南陽院本堂《木島櫻谷山水障壁画》特別公開
南陽院南禅寺塔頭のひとつである南陽院本堂障壁画50面は、若き日の木島櫻谷が手がけた山水の力作です。通常は非公開である同院が「木島櫻谷 ― 山水夢中―」展開催にあわせ限定公開されます。    2022年11月  3日[木・祝]ー 11月13日[日]
    11月23日[水・祝]ー 12月11日[日]
*月曜休/*拝観料: 1,000円、時間指定制/*取扱:イープラス

            購入は こちら から
**予約に関するお問い合わせは 075-771-6411 泉屋博古館へ(南陽院ではありません)**

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上参観を。ともかく盛りたくさんのイベントです。
[ 詳 細 : 泉屋博古館(京都・鹿ヶ谷) { 活版 à la carte  泉屋博古館まとめ }

【展覧会】サントリー美術館|美 – み – をつくし ― 大阪市立美術館コレクション|’22年9月14日-11月13日

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美 – み – をつくし ― 大阪市立美術館コレクション
展示期間  2022年9月14日[水]-11月13日[日]

開館時間  10:00-18:00(金・土は 10:00-20:00)
      * 9月18日㈰、22日㈭、10月9日㈰、11月2日㈬ は 20時まで開館
      * いずれも入館は閉館の30分前まで * 開館時間は変更の場合があります
休  館  日  火曜日  * 11月8日は18時まで開館
入  館  料  一  般  ¥1,500、大学・高校生  ¥1,000、中学生以下  無 料
      * 割引チケット各所で販売中。下掲詳細を確認。

主  催  サントリー美術館、毎日新聞社
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大阪市立美術館は、東京・京都に次ぐ日本で三番目の公立美術館として、昭和11年(1936)に開館しました。長年にわたり築かれたコレクションは、日本・中国の絵画や書蹟、彫刻、工芸など8500件を超え、時代も紀元前から近代まで実に多彩です。
とりわけ関西の財界人によるコレクションをまとめて収蔵する点に特徴があり、美術館の敷地も住友家から大阪市に本邸跡地が寄贈されました。

現在、大阪市立美術館の建物は、登録有形文化財(建造物)に指定されていますが、開館90周年(2026)を前に大規模な改修工事が行われることとなりました。そこで本展では、この長期休館を機に、各ジャンルから厳選された優品をご紹介いたします。大阪市立美術館でもそろって展示されることが滅多にない名品を、館外で一堂にご覧いただける初めての展覧会です。
展覧会名「美-み-をつくし」は、大阪市章にもかたどられる「澪標-みおつくし」になぞらえたものです。難波津の航路の安全のために設けられた標識「澪標」のように、美の限りをつくしたコレクションの世界へ身をつくしてご案内いたします。

※作品保護のため、会期中展示替を行います。展示開始から一ヶ月、好評展示展開中です。
※本展では一部の作品に限り撮影可能です。詳細は会場の案内をご覧ください。
※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上ご参加を
[ 詳細 : サントリー美術館

【展覧会】紙の博物館|企画展 抄紙会社開業|’22年9月17日-12月18日

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紙の博物館 
企画展 抄紙会社開業
会  期  2022年9月17日[土]-12月18日[日]
開館時間  10:00 - 17:00(最終入館16:30)
休  館  日  月曜日(祝日の場合は開館)、祝日直後の平日が休館日
入  館  料  大 人:400円、小中高生:200円
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明治8年(1875)12月16日、近代日本経済の父として知られる渋沢栄一の主導によって、東京・王子に大規模な西洋式製紙工場、抄紙会社(しょうしがいしゃ)が開業しました。
抄紙会社は、現在の王子ホールディングス株式会社、日本製紙株式会社のルーツであり、日本の製紙業界だけでなく、王子地域の発展にも大きな影響を与えました。
本展では、来年2023年に抄紙会社が設立されてから150年となるのを前に、抄紙会社設立から開業式前後の時期を取り上げ、王子に近代製紙業が花開いた背景を、当時の史料と共にご紹介します。

「飛鳥山3つの博物館」(紙の博物館・北区飛鳥山博物館・渋沢史料館)が見学できる3館共通券〔大人 800円・小中高生 320円〕(有効期限3ヶ月)も販売しております。

*「抄紙会社ってなあに」(小学生向け) 紙博03 紙博04

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上展観を。
[ 詳 細 : 紙の博物館

【展覧会】お札と切手の博物館|令和4年度 第2回特別展|加藤倉吉 ─ 飽くなき版画表現の追求|’ 22年10月12日-12月4日

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令和4年度 第2回特別展
加藤倉吉 ── 飽くなき版画表現の追求
開  催  日  令和4年(2022年)10月12日[水]-12月4日[日]
開催時間  9:30-17:00
休  館  日  月曜日
開催場所  お札と切手の博物館 2階展示室
      114-0002  東京都北区王子1-6-1  Tel : 03-5390-5194  Fax : 03-3911-8905114-0002
入  場  料  無 料
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加藤倉吉 -かとう くらきち- は、大正から昭和にかけて、お札や切手の原版彫刻に腕を振るった印刷局の工芸官(専門職員)です。
倉吉は、戦時中の印刷局が製造を担った膨大な数のお札、切手、証券類の原版彫刻のほとんどに携わりました。多忙を極めた厳しい時代に、彫刻部門のトップとして気概をもって業務に臨み、時代の要請に応えたのです。
また、こうした製品類とともに、在職中から退職後にわたって、いち凹版彫刻者として数々の肖像画や風景画も彫り上げています。その彫刻に当たっては、飽くなき探求心から、さまざまな製版技法や表現方法を研究、模索し続けました。

本展は、令和2年度 第2回特別展「加藤倉吉 最も多くの「顔」を彫り上げた男」の第2弾として、加藤倉吉の人となりと技を改めてご紹介するものです。今回特にご注目いただきたいのは、加藤倉吉を軸とした歴代の工芸官による様々な肖像画を比較しながらご鑑賞いただけるコーナーです。また、前回はご紹介しきれなかった数々の風景画についても、今回新たに展示します。
伝統の技を駆使したお札や切手、師弟による肖像画及び退職後の倉吉がより自由に彫り上げた風景画等の作品との対比も併せてお楽しみください。

※ 感染症予防対応実施中です。下掲詳細を確認の上ご参観を。
[ 詳 細 : お札と切手の博物館

【展覧会】千葉市美術館|つくりかけラボ09 大小島真木|コレスポンダンス|’22年10月13日-12月25日

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千葉市美術館
つくりかけラボ09
大小島真木|コレスポンダンス/ Correspondances
会  期  2022年10月13日[木]- 12月25日[日]
休  館  日  11月7日[月]、12月5日[月]
観  覧  料  無 料
会  場  千葉市美術館 4階子どもアトリエ
      260-0013 千葉市中央区中央3-10-8 TEL:043-221-2311
主  催  千葉市美術館
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つくりかけラボは、「五感でたのしむ」「素材にふれる」「コミュニケーションがはじまる」、いずれかのテーマに沿った公開制作やワークショップを通して空間を作り上げていく、参加・体験型のアーティストプロジェクトです。いつでも誰でも、空間が変化し続けるクリエイティブな「つくりかけ」を楽しみ、アートに関わることができる表現の場です。

今回は、美術家の大小島真木さんをお迎えします。大小島さんはこれまで、描くことを通じて、生き物を包み込む森や繁殖する菌、国境をまたぐ鳥、覚醒する猿など、様々な生物のまなざしを自らの内に宿し、万物の記憶の集合体としての世界のありようを追求してきました。
「人間以外の目線で世界を語る」というテーマのもと、会期中に繰り広げられる「ゲスト」たちとのトークや、来館者たちとの往復書簡を糧に、アーティストがどのような空間を作り、変化させていくのか、目が離せなさそうです。

◉ アーティストからのメッセージ
気持ちの良い一陣の風を肌に浴びたとき、この爽やかな風は誰かが遠い昔に放ったひとすじの溜息なのかもしれないと思うことがある。名前も知らない誰かの口から、ふと溢れでたであろうその溜息は、樹木や草花の間を通り抜けながら増幅し、大地や海原の馥郁たる匂いをその身に纏わせ、やがて渡り鳥たちと共に天空を舞い、物理的にも時間的にも遠く離れたところにいる私の肌に今たまたま触れただけなのかもしれない。
そんな風に思うと、私が生きているちっぽけないまここが、時間も空間も超えて、世界のあらゆる時代、あらゆる場面と繋がっているかのような気持ちになる。もちろん、溜息ばかりとは限らない。そこには太古の三葉虫のおならだって含まれているかもしれないし、深海プレートの亀裂から漏れ出た天然ガスだって含まれているかもしれない。
世界ではいつだって無数の色が、音が、香りが、味わいが、感触が、始まりも終わりもなく反響しあっている。とどまることを知らない万物照応。それはあたかも差出人も受取人も定まっていない文通のように、私たちを私たちへと関係づけていく。ところで、あの気持ちの良い風を起こした人は、どんな気持ちで溜息をついていたのだろう。今回のつくりかけラボでは、皆さんと一緒にそんなことを想像してみたいと思う。

◉ アーティスト・プロフィール
大小島真木(おおこじま まき)
現代美術家。1987年東京生まれ。異なるものたちの環世界、その「あいだ」に立ち、絡まり合う生と死の諸相を描くことを追求している。インド、ポーランド、中国、メキシコ、フランスなどで滞在制作。2014年にVOCA奨励賞を受賞。2017年にはアニエスベーが支援するTara Ocean 財団が率いる科学探査船タラ号太平洋プロジェクトに参加。2021年「ククノチテクテクマナツノボウケン」KAATで舞台美術を手がける。
主な参加展覧会に、「いのち耕す場所」(2019年、青森県立美術館)、「瀬戸内国際芸術祭-粟島」(2019年)、「Re construction 再構築」(2020年、練馬区立美術館)、「コロナ禍とアマビエ 」(2022年、角川武蔵野ミュージアム)、「地つづきの輪郭」(2022年、セゾン現代美術館)、「世界の終わりと環境世界」(2022年、GYRE GALLERY)。主な個展に、「鳥よ、僕の骨で大地の歌を鳴らして」(2015年、第一生命ギャラリー)、「L’oeil de la Baleine/ 鯨の目」(2018-19年、フランス・パリ水族館)。主な出版物として『鯨の目』(2020年、museum shop T)など。

※ 感染症予防対応実施中です。下掲詳細を確認の上ご参観を。
[ 詳 細 : 千葉市美術館

【展覧会】文京区立 森鷗外記念館|特別展「鷗外遺産~直筆原稿が伝える心の軌跡」|’22年10月22日-’23年1月29日

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文京区立 森鷗外記念館
特別展「鷗外遺産 ~ 直筆原稿が伝える心の軌跡」
会  期  2022年10月22日[土]-2023年1月29日[日]
※会期中の休館日
10月25日[火]、11月22日[火]12月27日[火]-1月4日[水]、23日[月]、24日[火]
会  場  文京区立 森鷗外記念館 展示室 1, 2
開館時間  10時-18時(最終入館は閉館30分前)
観  覧  料  一 般 600円、中学生以下 無 料、障害者手帳ご提示の方と介護者1名まで無料
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開館10周年を迎えた本年、鷗外文学最高峰とも称される『渋江抽斎(その四十九、その五十)』の直筆原稿が “ 鷗外遺産 ” に加わりました。本展では、この『渋江抽斎』をはじめとする貴重な鷗外直筆原稿を紹介するとともに、近年発見され、森鷗外記念館(津和野)に寄託された鷗外宛書簡の一部を初公開いたします。

直筆原稿には推敲の跡も残り、出版された作品からは知り得ない創作過程を見ることができ、執筆時の鷗外を目撃しているような感動につつまれます。鷗外宛書簡では、夏目漱石、正岡子規、与謝野晶子、黒田清輝、高村光太郎など、文学や美術などの分野で活躍した著名人の書簡を紹介します。各人の筆跡や文面からは、その人となりや鷗外との関係性が読み取れ、思いがけず親近感が湧いてきます。
書き癖や文字の勢いなど、手書きだからこそ視覚に訴える心情や、活字では見ることができない躍動 ―― 直筆資料が伝える心の軌跡をぜひご体感ください。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上参観を。
[ 詳細 : 文京区立 森鷗外記念館 ] { 活版アラカルト 掲載分まとめ

【展覧会】神戸市立博物館|神戸市立博物館 開館40周年記念特別展|よみがえる川崎美術館 ― 川崎正蔵が守り伝えた美への招待 ―|’22年10月15日-12月4日

神戸市立博物館川崎ポスター

神戸市立博物館
神戸市立博物館 開館40周年記念特別展
よみがえる川崎美術館 ― 川崎正蔵が守り伝えた美への招待 ―
会  期  令和4年(2022年)10月15日[土]-12月4日[日]
      * 会期中、一部の作品は展示替えを行います
休  館  日  月曜日
開館時間  9時30分-17時30分(金曜と土曜は19時30分まで) * 入場は閉館の30分前まで
入  場  料  一 般  1,600円、大学生  800円、高校生以下 無 料  * 各種割引 下掲詳細参照
主  催  神戸市立博物館、神戸新聞社、毎日新聞社、NHK神戸放送局、NHKエンタープライズ近畿
特別協賛  川崎重工業株式会社
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100年ぶりに国宝を含む伝説のコレクションが再会。夢の美術館がついによみがえる。
明治23年(1890)9月6日、神戸市布引の川崎邸(現在のJR新神戸駅周辺)に日本初の私立美術館「川崎美術館」が開館しました。創設者は、川崎造船所(現川崎重工業株式会社)や神戸新聞社などを創業した 川崎正蔵(かわさき しょうぞう/1837-1912)です。
明治時代、西洋文化の流入が急速に進むなか、川崎正蔵は廃仏毀釈や海外流出から日本・東洋の美術品を守るために、それらの収集をはじめました。それらの優品を秘蔵せず、公開することを目的に美術館を開館したのです。
美術館は川崎正蔵の歿後も活動を続けましたが、昭和初期の金融恐慌をきっかけにコレクションは散逸。美術館の建物も災害などにより失われてしまいましたが、川崎正蔵が愛した作品は、今なお国内外で大切に守り伝えられています。
本展では、約100年ぶりに珠玉の作品が再び神戸に集います。今秋期間限定でよみがえる川崎美術館へと、ぜひ足をお運びください。

※ 新型感染症対応実施中。館内の混雑状況によって、入館、入室を制限する場合があります。
[ 詳 細 : 神戸市立博物館     展覧会公式サイト

{新宿餘談}川崎造船所の川崎正蔵(1836-1912)と、東京築地活版製造所・石川島平野造船所(現 IHI)創設者の平野富二(1846-1892)は、造船業を巡ってはよきライバルであった。元薩摩藩士で10歳ほど年長の正蔵は、76歳というという長寿をたもち、貴族院多額納税者議員に任ぜられるなど、「富豪の隠居」を自認していた。いっぽう富二は、長崎奉行所の地下役人の次男で、上京後大車輪で働き続け、わずか20年余、46歳にして没した。
美術収集家としての正蔵の業績は、娘聟にして養嗣子となった川崎芳太郎が『長春閣鑑賞』(第1-6集  川崎芳太郎編  国華社  1914年)にまとめてあった。同書は国立国会図書館デジタルアーカイブでも公開されているが、使用されている本文用活字は(画像診断ではおそらく)平野富二創設にかかる、東京築地活版製造所の明朝体活字であった。

【展覧会】DIC 川村記念美術館|マン・レイのオブジェ 日々是好物|いとしきものたち|’22年10月8日-’23年1月15日

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DIC 川村記念美術館
マン・レイのオブジェ
日々是好物|いとしきものたち
会  期  2022年10月8日[土]-2023年1月15日[日]
        * 会期中に展示替えがあります
        前 期:10月8日[土]-11月20日[日]
        後 期:11月22日[火]-1月15日[日]
時  間  9:30-17:00(入館は16:30まで)
休  館  日  月曜    * 10月10日、1月2日、1月9日は開館)、10月11日㈫、12月25日㈰-1月1日㈰、1月5日㈭、1月10日㈫
入  館  料  一 般 1,500円、学生・65歳以上 1,300円、小中学生・高校生 600円
主  催  DIC 株式会社
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マン・レイ(Man Ray,  1890–1976)は20世紀にアメリカとパリで活躍した芸術家で、絵画をはじめ、写真、オブジェ、映画など多岐にわたる作品を手掛けました。
本展は、作家が活動の後期より「我が愛しのオブジェ」と称したオブジェ作品に注目し、展観します。パリに憧れたユダヤ系アメリカ人として言葉の壁に当たり、大戦に翻弄されながらも、多くの芸術家や愛する人との出会いと別れを繰り返し生きたマン・レイ。彼が生涯にわたり自由に制作したオブジェは、ものや言葉の詩的な組み合わせで成り立ちます。
独自の手法で同じ主題のオブジェを再制作したことも特筆すべき点で、ここには「芸術作品のオリジナリティ」という大きな問いに対する、ひとつの提案が含まれています。本展では、国内所蔵のオブジェおよそ 50 点を軸として、関連する作品や資料を合わせた約 150 点をご紹介します。

◉ 展覧会の副題について
「日々是好物|いとしきものたち」
言葉遊びはマン・レイのオブジェ制作の重要な手法です。今回は禅の用語である「日々是好日」をもじった「日々是好 ” 物 ”(もの、オブジェ)」という造語を充てることで 言葉遊びの手法のオマージュとしました。アイデアが浮かんだ瞬間に日用品や言葉を組み合わせて作品となったマン・レイのオブジェは、関係のないもの同士を出会わせて違和感をもたらすシュルレアリスムの「デペイズマン」の切り口で説明されることが多いものの、マン・レイの視点と構成の仕方はむしろ「見立て」や「取合せ」といった茶道の粋な遊びに近いのではないでしょうか。また、マン・レイのアトリエは常にオブジェで溢れており、それらは彼の日常にある「愛しいもの」だったと言えるでしょう。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上参観を。
[ 詳 細 : DIC 川村記念美術館