月別アーカイブ: 2024年1月

【展覧会 / 講座】九州l国立博物館|特集展示  日本刀の美 -北﨑徹郎の愛刀-|’24年1月30日-4月14日|終了

02月九博日本刀

九州l国立博物館
特集展示
日本刀の美 -北﨑徹郎の愛刀-
会  期  令和6年(2024年)1月30日[火]- 4月14日[日]
開館時間  9時30分 - 17時00分(入館は16時30分まで)
休  館  日  月曜日(ただし 1月8日[月・祝]は開館、1月9日[火]は休館
展示場所  九州l国立博物館 文化交流展示室 第11室
      〠 818-0118 福岡県太宰府市石坂4 – 7 – 2
      問い合わせ ハローダイヤル 050-5542-8600
観  覧  料   〔文化交流展(平常展)〕
      一 般700円、大学生350円、高校生以下・18歳未満および満70歳以上の方は無料
      * チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
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令和4年度、九州l国立博物館は合計31件の刀剣類の一括寄贈を受けました。寄贈者である故北﨑徹郎-きたざきてつろうー氏は、北九州市で長年にわたり地域医療に専心するかたわら、日本刀の収集に情熱を注ぎました。
そのコレクションは、系統立った収集方針に基づいたものであり、日本刀の歴史をたどることのできる秀逸なものとなっています。また、北﨑氏のコレクションの公開は今回が初めてのこととなります。
本展では、北﨑氏が生涯をかけて収集した古今の刀剣の数々を一挙にご紹介します。見る者を魅きつけてやまない日本刀の世界の奥深い魅力を是非お楽しみください。

❖ 申し込み不要、先着270名 ❖
きゅーはく☆とっておき講座
「刀職と語る北﨑徹郎の刀剣コレクション」
日 時 :令和6年4月6日[土] 3時30分-14時30分
場 所 :九州国立博物館1階ミュージアムホール
登壇者 :望月規史(当館主任研究員)、小宮國天氏(刀匠)、小宮光敏氏(刀剣研師)
聴講料:無料
「きゅーはく☆とっておき講座」の詳細は こちら 

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 九州l国立博物館 ]

【展覧会】東京都美術館|印象派 モネからアメリカへ ウスター美術館所蔵|’24年1月27日-4月7日|終了

都美モネ

東京都美術館
印象派 モネからアメリカへ ウスター美術館所蔵
Frontiers of Impressionism: Paintings from the Worcester Art Museum
会  期  2024年1月27日[土]- 4月7日[日]
開室時間  9:30 - 17:30 * 金曜日は20:00まで  * 入室は閉室の30分前まで
休  室  日  月曜日、2月13日[火]
      * ただし、ただし2月12日[月・休]、3月11日[月]、3月25日[月]は開室
会  場  東京都美術館 企画展示室
      〠 110-0007 東京都台東区上野公園8-36 TEL 050-5541-8600(ハローダイヤル)
観  覧  料  一 般 2,200円 、大学生・専門学校生 1,300円、 65歳以上 1,500円
      * 当日・個人・税込み料金を表示。各種割引、優待情報などは 下掲詳細 参照
主  催  公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都美術館、
      日本テレビ放送網、 日テレイベンツ、BS 日テレ、読売新聞社
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第1回印象派展から150周年を迎える2024年、印象派がヨーロッパやアメリカへもたらした衝撃と影響をたどる展覧会を開催します。 19世紀後半、大都市パリには国外からも多くの画家が集いました。パリで印象派に触れ、学んだ画家たちは、新しい絵画の表現手法を自国へ持ち帰ります。 本展は、西洋美術の伝統を覆した印象派の革新性とその広がり、とりわけアメリカ各地で展開した印象派の諸相に注目します。
アメリカ・ボストン近郊に位置するウスター美術館は、1898年の開館当初から印象派の作品を積極的に収集してきました。このたび、ほとんどが初来日となる同館の印象派コレクションを中心に、日本でもよく知られるモネ、ルノワールなどフランスの印象派にくわえ、ドイツや北欧の作家、国際的に活動したサージェント、さらにはアメリカの印象派を代表するハッサムらの作品が一堂に会します。これまで日本で紹介される機会の少なかった、知られざるアメリカ印象派の魅力に触れていただく貴重な機会となります。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 東京都美術館  本展特設サイト ]
都美モネ展告知東京都現代美術館240201 東京都現代美術館240202☆ 活版アラカルト掲載図版のほとんどは 図版画面をクリック or タップすると拡大表示されます ☆

<みどころ>
① モネ、ルノワール、カサット ── 名だたる画家たちの作品が集結
ウスター美術館のコレクションを中心に、モネやルノワールなどのフランス印象派やアメリカ印象派を代表するハッサムなどの油彩画約70点を展示します。そのほかクールベ、コロー、シスレー、ピサロ、カサット、サージェント、ホーマー、セザンヌ、シニャックら40人以上の画家の作品が集結します。
② 海を越えて花開いた  “アメリカ印象派”
フランスで生まれた印象派は、海を越えて広がり、アメリカ各地で独自に展開していきました。その技法はニューイングランドの田園風景や西部の自然の驚異など、アメリカらしい主題にも応用されていきます。本展では、これまで日本で紹介される機会の少なかった、“アメリカ印象派”の知られざる魅力を堪能いただく貴重な機会となります。
③ 日本初公開!ウスター美術館コレクション
ウスター美術館は、開館当初から同時代美術として印象派の作品を収集し、1910年にはモネの《睡蓮》を美術館として世界で初めて購入しました。本展は、ウスター美術館の珠玉の印象派コレクションを紹介する日本で初めての機会となります。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 東京都美術館  本展特設サイト

【展覧会】ギンザ・グラフィック・ギャラリー|第400回企画展|YOSHIROTTEN Radial Graphics Bio ヨシロットン 拡張するグラフィック|’24年2月14日-3月23日|終了

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ギンザ・グラフィック・ギャラリー第400回企画展
YOSHIROTTEN Radial Graphics Bio
ヨシロットン 拡張するグラフィック
会 期:2024年02月14日[水]- 03月23日[土]
会 場:ギンザ・グラフィック・ギャラリー (ggg)
    〠 104-0061 東京都中央区銀座7-7-2 DNP 銀座ビル
    tel. 03.3571.5206
開館時間:11 : 00 am - 7 : 00 pm 日曜・祝日休館
入場無料
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薄暗い部屋でスクリーンセーバー上を浮遊するイメージが発した光は、あらゆる方向に放射され明度を上げ続け空間を満たしていく ― 本展では、ロゴ、タイプフェイス、アートディレクション、空間デザイン、映像など異なる領域に拡がっていくYOSHIROTTENの「グラフィック」史を表現する一連なりの作品群を展示いたします。
YOSHIROTTENにとっての「グラフィック」は、あるアイデアや情報を最小の要素と最大のインパクトで、視覚を通して伝えることだと言います。「R.G.B.」は光で色を表現する際の「3原色」。パンク・ロックはたった「3コード」で世界を変えた。本展の空間に足を踏み入れた時の感情 — 網膜を通して受容する情報が、言語化される前の「何か」― こそがYOSHIROTTENの「グラフィック」の本質の1つです。

※ 下掲公式サイトで最終情報を確認の上ご観覧下さい。
【 詳 細 : ggg ギンザ・グラフィック・ギャラリー

【展覧会】高崎市美術館|視覚の冒険者たち 越境する絵画 ─ その瞬間を見逃すな ─|’24年1月27日-3月17日|終了

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高崎市美術館
視覚の冒険者たち
越境する絵画 ── その瞬間を見逃すな ──
会  期  令和6(2024)年1月27日[土]- 3月17日[日]
開館時間  午前10時 - 午後6時(入館は 午後5時30分 まで)
      * 金曜日のみ 午後8時まで(入館は午後7時30分まで)
      * 混雑状況により入室制限となる可能性がございます。
休  館  日  1月29日㈪、2月5日㈪・13日㈫・19日㈪・26日㈪、3月4日㈪・11日㈪
観  覧  料  一 般:600円、大学・高校生:300円
      * 旧井上房一郎邸の観覧料は美術館観覧料に含まれます。
      * チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
会  場  高崎市美術館
      〠 370-0849 群馬県高崎市八島町110-27 電 話 027-324-6125
企画協力  rin art association
主  催  高崎市美術館
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美術作品のなかには、視覚の冒険的な試みによってさまざまな「境界」を越え、鑑賞者に心身の揺らぎを感じさせるものがあります。20世紀初頭のキュビスムは、いろいろな視点から見た対象物をひとつの画面に結実させ、固定視点を前提とする伝統的絵画を解体してしまいます。フロッタージュやデカルコマニーなどを駆使するシュルレアリスムは、人間の意識と無意識の境界を軽やかに越えてみせました。
本展覧会では、キュビスム、シュルレアリスム、オプ・アートといった欧米の実験的制作をはじめ、日本の「寄せ絵」から瑛九やオノサト・トシノブ、靉嘔ら戦後のアーティストたち、また現代のコンセプチュアル・アートにいたるまで、視覚の冒険をとおして感覚と思考の試行錯誤を繰り返してきた多彩な表現を紹介します。
また、二次元と三次元との境界を往来しながらイリュージョンを生じさせ、物質と空間の意味をメタ視点から問い直す吉野ももの作品を特集展示します。

※ 新型コロナウイルス等感染症拡大防止のため、基本的な感染対策へのご協力をお願いします。
※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 高崎市美術館

【展覧会】岡崎市美術博物館|レアリスムの視線-戦後具象美術と抽象美術|’24年1月27日ー3月17日|終了

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岡崎市美術博物館
レアリスムの視線-戦後具象美術と抽象美術
会  期  2024年1月27日[日]ー 3月17日[日]
開館時間  午前10時 - 午後5時(入館は 午後4時30分 まで)
休  館  日  毎週月曜日、2月13日[火] * ただし、2月12日[月・祝]は開館
観  覧  料  一 般〔高校生以上〕 1,200円、小中学生 600円、 未就学児は無料
      * チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
会  場  岡崎市美術博物館
      〠 444-0002 愛知県岡崎市高隆寺町字峠1番地  電 話 0564-28-5000
主  催  岡崎市美術博物館、中日新聞社
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美術用語としての「レアリスム」という言葉は、日本語では「写実主義」と訳されてきました。しかし、レアリスムは必ずしも具象表現だけを指すのではなく、現実を追求して内側の芸術性を追求していく抽象表現も含まれるのです。
本展は、この「レアリスム」というキーワードから、戦後の具象・抽象美術を読み解くものです。具象美術では主に、ベルナール・ビュフェらが参加した「時代の証人者」というグループに焦点を当てます。抽象美術では非定形を志向した前衛芸術運動「アンフォルメル」と、この運動と関係した「具体美術協会」を取り上げるとともに、抽象表現主義の画家に影響を与えた「シュルレアリスム」を紹介します。
また、欧米の美術運動に影響を受けつつも、独自に発展してきた日本の様相を概観していきます。戦後の芸術家たちがどのように「現実」を追及したのか、是非ご高覧下さい。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 岡崎市美術博物館 

【展覧会】群馬県立館林美術館|ヒューマンビーイング 藤野天光、北村西望から三輪途道のさわれる彫刻まで|’24年1月27日-4月7日|終了

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群馬県立館林美術館
ヒューマンビーイング
藤野天光、北村西望から三輪途道のさわれる彫刻まで
会  期  2024年1月27日[土]- 4月7日[日]
休  館  日  月曜日(ただし2月12日は開館)、2月13日[火]
時  間  午前9時30分 - 午後5時  * 入館は午後4時30分まで
会  場  群馬県立館林美術館
      〠 374-0076 群馬県館林市日向町2003
      tel.0276-72-8188 fax.0276-72-8338
観  覧  料  一 般 620円、 大 高 生 310円
      * 中学生以下、障害者手帳等をお持ちの方とその介護者1名は無料
      * 群馬県在住の65歳以上の方は平日のみ2割引き
協  力  館林市、群馬大学、一般社団法人メノキ
主  催  群馬県立館林美術館
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本展は、美術表現の基本といえる人物像に焦点を当てた展覧会です。表現へのアプローチは時代によって、国・地域によって、作家の個性によってもさまざまです。近代から現代にかけての作家たちが人の姿に託して表現しようとしたものをさぐってみたいと思います。
彫刻家にとって人物像の表現は主要なテーマといえます。それは、彫刻という概念が、人間中心の西洋思想の中で育ったものであるということに起因します。特に、物をよく見てその本質をさぐろうとする「写実」を大切にする作家たちにその傾向は顕著です。日本では戦前から前後にかけて、西洋に影響を受けながら写実表現を追求した、「官展アカデミズム」とよばれる作家たちがいました。本展ではその系譜にいる館林生まれの藤野ふじの天光てんこう (ふじのてんこう 1903-1974) の生誕120年を記念し、師の北村西望 (きたむら せいぼう 1884-1987) の作品とともに特集します。
生まれ故郷の群馬県下仁田町で、自らの生活に根ざして人間をみつめる三輪みわ途道みちよ (みわ みちよ 1966- ) もまた「写実」を追求する彫刻家です。本展では、2000年前後に制作された木彫による半身像を出品するほか、目が見えなくなってから生み出された作品は、凸凹とした力強い形態を手で触れて鑑賞できる展示となります。
作家が写すのは目で見える世界のみとは限りません。当館に所蔵・寄託された現代作家の絵画・彫刻作品からも、さまざまな人物表現をお楽しみください。

< 主な出品作家 >
猪熊弦一郎、大竹利絵子、掛井五郎、北村西望、KYNE、久野和洋、熊谷守一、小杉放菴(未醒)、酒井三良、佐藤 忠良、白石綾子、高田博厚、鶴岡政男、勅使河原蒼風、中平四郎、永井一正、にしはらあずさ、西尾康之、日野之彦、藤野天光、藤牧義夫、町田久美、松井冬子、三宅砂織、三輪途道、森芳雄、山口晃、山口長男、ロッカクアヤコ
アンディ・デンツラー、マックス・エルンスト、チェスラフ・ズベール、フランソワ・ポンポン、ヘンリー・ムーア、バーバラ・ヘップワース

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 群馬県立館林美術館

【展覧会】静岡市歴史博物館|企画展 清水 交流の道|’24年1月27日-3月10日|終了

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静岡市歴史博物館
企画展 清水 交流の道
会  期  2024年1月27日[土]- 3月10日[日]
開館時間  9時 - 18時(展示室入場は閉館30分前まで)
会  場  静岡市歴史博物館 3階 企画展示室
      〠 420-0853 静岡市葵区追手町4番16号 TEL: 054-204-1005
休  館  日  月曜日(月曜日が祝日の場合は開館、翌平日休館)
観  覧  料  一般:750円、高校生・大学生・静岡市内70歳以上:520円、小中学生:180円
      * 混雑緩和のため、展示室の観覧について 日時指定予約制 を推奨しています。
      * チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
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静岡歴博A 静岡B☆ 活版アラカルト掲載図版のほとんどは 図版画面をクリック or タップすると拡大表示されます ☆

◉ 「道」でつながり、広がる清水のネットワーク
明治時代以前の絵地図には、「江尻」と「清水」が別々のまちとして描かれています。江戸と京都を結ぶハイウェイ「東海道」で多くの人々が行き交う江尻宿。巴川の川湊として、江戸と上方、甲州とも水運でつながった清水町。隣り合いながら異なる性格の「双子のまち」が、やがて発展していく清水の礎になりました。
◉ 宿場町 江尻
江尻は、一帯の中心的な宿場町として栄えました。東海道を行き交う大名行列や旅人が泊まる宿、公用の荷物を送る伝馬の拠点、朝鮮通信使の宿泊所となったことも。明治22(1889)年に開通した東海道線も、江尻に駅を置きました。
◉ 川湊 清水
清水は、巴川の河口右岸にひらけた川湊。江戸時代には、大消費地の駿府を控えた物資の出入口として発展します。幕末の大地震で河口一帯が隆起して船が出入りしにくくなると、港は海沿いに移ります。それが、巨大港への発展の第一歩でした。
◉ 一体化する江尻と清水
海にひらけ、外国ともつながった清水港。茶の運搬のため、静岡市街と結ぶ現在の静岡鉄道が敷かれ、東海道線から支線も伸びました。鉄道開通と港の拡大にともない、性格の異なる2つのまち、江尻と清水はひとつの町になっていきます。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 静岡市歴史博物館  静岡市歴史博物館 オンラインチケット

【展覧会】大川美術館|企画展 大川栄二 生誕100年記念 コレクターの目|’24年1月27日-3月31日|終了

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大川美術館
企画展 大川栄二 生誕100年記念
コレクターの目
期  間  2024年1月27日[土]- 3月31日[日]
会  場  公益財団法人 大川美術館  展示室 2-5
      〠 376-0043 群馬県桐生市小曽根町3-69 tel.0277-46-3300
開館時間  10:00 - 17:00(入館は 16:30 まで) 
休  館  日  毎週月曜日(月曜祝日の場合は火曜日)* 2月13日[月・祝]は開館
入  館  料  一  般  1,000円、高大生  600円、 小中生  300円
      * 障害者手帳をお持ちの方と、その介助者(1名のみ)を5割引きとします。
      * 65歳以上は2割引きとします。
      * チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
主  催  公益財団法人 大川美術館
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大川美術館の創設者で初代館長の大川栄二は、1924 年 3 月に群馬県桐生市で生まれています。
当美術館は、1989(平成元)年 4 月に開館しましたが、大川は 2008 年に亡くなるまで
館長として運営にあたっていました。そして仕事の傍ら「サラリーマン・コレクター」と
称してはじめてから、40 年にわたって収集したコレクションは、現在では 7500 点にのぼ
ります。
この度は、大川栄二の生誕 100 年を記念して、ひとりの個性的なコレクターの感性と美
に対する情熱を、コレクションを通して、2 部構成でご覧いただきます。

ookawa人脈図           松本竣介・野田英夫と人脈/大川美術館資料

<みどころ>
第一章  大川栄二の「松本竣介・野田英夫の人脈図」(展示室 2)
コレクションのきっかけとなった松本竣介と野田英夫の作品を中心に、収集の幅をひろげ
ていきました。そのなかでつくりあげたのが、「松本竣介・野田英夫の人脈図」です。画家
の師弟、交友、影響の関係をもとにつくりあげた「人脈図」は、いまでもユニークな内容
です。この「人脈図」をもとにコレクションを展示します。
第二章  大川栄二の「異色」の画家たち(展示室3-5)
大川栄二にとって「異色」の画家たちとは、「一途に詩魂を塗り込めながら夭折するか、時
流に媚びず、あくまでもその強い個性的画趣のために常に在野にあり、生存中は一般的に
は無名」でした。コレクションの中から、大川によって発掘された「異色」の画家たち 6
人の作品を紹介します。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 大川美術館

【展覧会】島根県立美術館|企画展 THE 新版画 版元・渡邊庄三郎の挑戦|’24年1月26日-3月18日|終了

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島根県立美術館
企画展 THE 新版画 版元・渡邊庄三郎の挑戦
会  期  2024年1月26日[金]- 3月18日[月]
休  館  日  火曜日
開館時間  ◉ 島根県立美術館は 宍道湖に照りはえる夕陽も「作品」です。
      【10月 - 2 月】 10:00-18:30(展示室への入場は18:00まで)
      【 3 月 - 9 月】 10:00-日没後30分(展示室への入場は日没時刻まで)
会  場  島根県立美術館
      〠 690-0049 島根県松江市袖師町1-5 TEL:0852-55-4700
観  覧  料  新版画展のみ 当日・個人
      一 般    1,100円、大学生 700円、 小中高生 400円
      新版画展+コレクション展  当日・個人  
      一 般 1,250円、大学生 800円、 小中高生 400円
      * 各種割引、優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照。
特別協力  株式会社渡邊木版美術画舗
主  催  島根県立美術館、日本海テレビ、山陰中央新報社、SPSしまねグループ
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明治末期、西洋の印刷技術が広まるなか、江戸時代からつづく伝統的な浮世絵木版技術をさらに昇華させ「新版画」のジャンルを築き上げた渡邊庄三郎。本展では、彼が運営する渡邊版画店から出版された、川瀬巴水、伊東深水、フリッツ・カペラリなどによる「新版画」の数々を通し、渡邊庄三郎の挑戦の軌跡をたどります。
作品リスト

◉ 島根県立美術館は 宍道湖に照りはえる夕陽も「作品」です。島根県立美術館の トップページ には「本日の日没時間」が表示され、サイト内には年間の日没時間一覧表があります。
※ 下掲詳細公式サイトにて最新情報を確認の上、ご観覧ください。
[ 詳 細 : 島根県立美術館 ]

【展覧会】DNP PLAZA|Recycling Meets Design 展|デザインの力で再生プラスチックを社会実装する。|’24年1月26日-4月30日|会期後半へ

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DNP PLAZA
Recycling Meets Design 展 
デザインの力で再生プラスチックを社会実装する。
開催期間  2024年1月26日[金]- 4月30日[火]
開館時間  10:00 - 20:00
休  館  日  日曜日、施設点検日
アクセス  DNP PLAZA
      〠 162-0843 東京都新宿区市谷田町1丁目14-1 DNP市谷田町ビル
      TEL 080-2388-5523 * 開館日・開館時間内のみ対応  ▶ アクセス情報 こちら
入  場  料  無 料
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デザインの力で再生プラスチックを社会実装する
2023年6月にスタートした本プロジェクトの第3期では、再生プラスチックの「社会実装」に向けて、「ハンガー」をテーマに、さまざまなアイデアや技術検証を行いました。
今回の企画展を通して、第3期までに得られた再生プラスチックの技術的なトライアル結果や、マテリアルリサイクルに関する学び、デザインアイデアから活用ストーリーなどを広く紹介します。
皆さまと共に、人・社会・地球へのポジティブなインパクトを起こすための行動が進んでいく出会いの場となれば幸いです。

参加デザイナー(五十音順・敬称略) :
株式会社COLOR:シラスノリユキ/シラスアキコ/サトウトオル、株式会社GKダイナミックス:梶田岳/三富貴峰、株式会社GKテック:柳浩也、株式会社レフテ:田中大敦/山川健心(インターン)/株式会社良品計画:大友聡/大箸万里子/斎藤大輝/東郷光花/徳永大/松本真貴

サポーター企業(五十音順、敬称略) :
ヴェオリア・ジェネッツ株式会社、川上産業株式会社、BASFジャパン株式会社、ペッカー精工株式会社、マルソー産業株式会社、三菱ケミカルグループ株式会社、株式会社ミヨシ、株式会社リファインバースグループ、レフォルモ株式会社

協力:容器包装プラスチック(五十音順、敬称略):
DINS関西株式会社、株式会社エーアールシー、株式会社エコスファクトリー、株式会社エコポート九州、新興産業株式会社、株式会社青南商事、田中石灰工業株式会社、株式会社富山環境整備、株式会社パックス、ビーズテクノ株式会社、株式会社広島リサイクルセンター、福井環境事業株式会社、プラ・ネット株式会社、株式会社湯沢クリーンセンター

RMD運営事務局
・TOPAWARDS ASIA/株式会社GTDI HENRY HO
・株式会社GKグラフィックス 木村 雅彦
・大日本印刷株式会社 Life デザイン事業部

※ 上記の休館日以外でも、運営上の都合により休館する場合や、 特定のスペースの運営を
  中止する場合があります。ご来館の際は下掲ウェブサイトの「 NEWS 」欄をご覧ください。
※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : DNP PLAZA  DNP PLAZA  共創活動 Recycling Meets Design Project

【展覧会】調布市文化・コミュニティ振興財団|尾花賢一+石倉敏明 多摩川ジオントグラフィー|’24年1月26日ー4月21日|終了

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調布市文化・コミュニティ振興財団
尾花賢一 + 石倉敏明 多摩川ジオントグラフィー
開  催  日  2024年1月26日[金]ー 4月21日[日]
休  館  日  2月24日[土]-27日[火]、3月25日[月]・26日[火]* ※会期中の休館日
開催時間  10:00 - 18:00
会  場  調布市文化会館たづくり 展示室(たづくり1階)
      〠 182-0026 東京都調布市小島町2丁目33-1 TEL 042-441-6111
      (京王線調布駅広場口から徒歩4分)
料  金  無 料
主  催  公益財団法人 調布市文化・コミュ二ティ振興財団(調布市文化会館たづくり)
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❖ 内 容
土地の歴史やそこに暮らす個人の記憶をもとに、虚構と現実が入り混じる物語を表現するアーティストの尾花賢一と、芸術人類学者の石倉敏明が、1年に及ぶ調布のリサーチ等を経て、「多摩川」をテーマに人と自然のかかわりを見つめ、調布の新たな物語を描き出します。

❖ 調布の新たな物語
私たちにとって身近な憩いの場であり、映画や漫画など調布近郊の文化産業にとって想像力の母胎ともなった多摩川。上流から流れてきた土砂や漂流物が堆積するように、野川や仙川を水系に含む多摩川一帯には、様々な歴史や文化が育まれてきました。
尾花と石倉は、資料調査やフィールドワークの手法で、自然、地理、歴史、民俗をはじめ幅広い分野から対象地域を捉えながら、今ここに暮らす人々や、歴史に残らない小さな集団・個人の記憶をすくい取り、ドローイングや彫刻で表現しています。
本展のための1年に及ぶ調布のリサーチや市民への取材を経て、彼らは調布の「川」と、そこから発生した人の営みや風景の変化に注目しました。

川は時代や土地の境界をこえて流れ続ける一方で、生/死や聖/俗を分かつ境界そのものとしても捉えられてきました。本展では川の視点から、調布の人と自然のかかわりを見つめ、調布の新たな物語を描き出します。

❖ 多摩川ジオントグラフィーとは
「多摩川ジオントグラフィー」はリサーチのなかで生まれた造語で、ジオ(geo:その地)+オントロジー(ontology:哲学的存在論)+グラフィー(graphy:書法/画法)を組み合わせています。

<作家プロフィール>
尾花賢一 + 石倉敏明
尾花 賢一(おばな けんいち)
1981年群馬県生まれ。秋田県を拠点に活動。人々の営みや、伝承、土地の風景や歴史から生成したドローイングや彫刻を制作。 虚構と現実を往来しながら物語を体感していく作品を探求している。主な展覧会に「国際芸術祭あいち2022」(2022年、常滑市)、「瀬戸内国際芸術祭2022」(2022年、多度津町)、「VOCA2021」上野の森美術館(2021年、東京)など。「VOCA2021」VOCA賞を受賞。
石倉とのユニット名義での展覧会に「みちのおくの芸術祭山形ビエンナーレ」文翔館(2020年・2022年、山形市)、「表現の生態系」アーツ前橋(2019年、前橋)など。

石倉 敏明(いしくら としあき)
芸術人類学者。秋田公立美術大学美術学部アーツ&ルーツ専攻准教授。インド各地や日本の東北地方などで聖者や山岳信仰、神話調査を重ね、環太平洋圏における比較神話学の研究を進めるとともに、多様なアーティストと旅やフィールドワークをともにしながら、アーティストの創造と自身の神話研究を交差させている。主な展覧会に第58回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展日本館展示「Cosmo-Eggs | 宇宙の卵」 (2019年)など。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 調布市文化・コミュ二ティ振興財団(調布市文化会館たづくり)]

【展覧会】チェコセンター 東京|チェコの絵本:新しい可能性を求めて|’24年1月25日-3月22日|終了

チエコセンター

チェコセンター 東京
チェコの絵本:新しい可能性を求めて
BEYOND PAPER PLANE
会  期  2024年1月25日[木]- 3月22日[金] * 土日・祝日は休館となります。
時  間  10:00 - 19:00 (日曜日・祝日を除く)
開催場所  チェコセンター 東京
      〠 150-0012 東京都渋谷区広尾2-16-14(チェコ共和国大使館内)
      入場無料
主  催  チェコセンター東京
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チェコの絵本とアーティストたちの世界をご紹介する展示を、チェコセンター東京のギャラリーにて開催いたします。本展で選定されたのは、三次元の要素とアートが融合した作品です。現代の児童書は、読者が自分の手でイラストを完成させたり、それをバーチャル・リアリティに取り込んだり、よりインタラクティブで教育的な用途に使える可能性が広がっています。また、挿絵には金属板やテキスタイルなどを用いたこれまでにはない表現方法が試されています。
本展では、書籍やアートオブジェクトなど約100点をいくつかのテーマに分類し紹介します。現代の注目作を中心に、チェコの絵本におけるこの数十年の探求のきっかけともなった、ルドルフ・ルケシュやヴォイチェフ・クバシュタによる世界的にも有名な飛び出す絵本もご覧いただけるほか、ヤン・シュヴァンクマイエルのペーパーコラージュをはじめとしたアートワークの現物などもお楽しみいただけます。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : チェコセンター東京

【展覧会】水戸芸術館 現代美術ギャラリー|企画展 須藤玲子:NUNOの布づくり|’24年2月17日-5月6日

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水戸芸術館 現代美術ギャラリー
企画展 須藤玲子:NUNOの布づくり
開催期間  2024年2月17日[土]- 5月6日[月・振休]
開催時間  10:00-18:00(入場は17:30まで)
休  館  日  月曜日 * 祝日の場合は翌火曜日
入  場  料  一 般 900円、高校生以下/70歳以上無料
      * 障害者手帳などをお持ちの方と付き添いの方1名は無料
      * 学生証、年齢のわかる身分証明書が必要です
会  場  水戸芸術館 現代美術ギャラリー、広場
      〠 310-0063 茨城県水戸市五軒町 1-6-8
      TEL. 029-227-8111 / FAX. 029-227-8110
主  催  公益財団法人水戸市芸術振興財団
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20240124205246_00003☆ 活版アラカルト掲載図版のほとんどは 図版画面をクリック or タップすると拡大表示されます ☆

テキスタイルデザイナー須藤玲子と、須藤が率いるテキスタイルデザイン・スタジオ「NUNO」の活動を紹介します。日本の伝統的な染織技術と現代の先端技術を組み合わせ、従来にない素材をテキスタイルに取り入れ、また産業の持続可能性にも目を向けるなど、テキスタイルデザインの分野において、NUNOは世界の第一線を走り続けてきました。
本展では、日本各地の職人、工場との協働作業や、素材の可能性を広げるその取り組みについて、普段は見ることのできない布づくりの舞台裏を豊富な資料やマルチメディア・インスタレーションで展観します。NUNOの活動を包括的に伝える展示内容に加え、当館の空間を活かした大型インスタレーションを展開し、見る人の楽しい気持ちや好奇心をくすぐる、テキスタイルのもつ多彩な可能性に注目します。

本展「須藤玲子:NUNOの布づくり」は、2019年に香港のCHAT(Centre for Heritage, Arts and Textile)で企画・開催され、その後ヨーロッパ各地を巡回しました。日本国内では丸亀市猪熊弦一郎現代美術館に次いで、須藤とゆかりのある茨城県の水戸芸術館現代美術ギャラリーへと巡回します。

< 須藤玲子 プロフィール >
1953年茨城県石岡市生まれ。1984年以来、テキスタイルデザイン・スタジオNUNOのデザインディレクターを務める。
日本の伝統的な染織技術と最先端の製造技術を融合し、絹・手漉き和紙のスリット・ヤーンや熱可塑性プラスチックといった異素材を組み合わせた独創的なテキスタイルを探究してきた。これまでに手掛けた布は3,000点に及ぶ。
2008年より良品計画、山形県鶴岡織物工業共同組合、株式会社アズほかのデザインアドバイスを手がける。毎日デザイン賞、ロスコー賞、JID部門賞等受賞。2023年には、伝統に根ざしながら独創的な芸術を創造する芸術家を顕彰する「円空大賞」を受賞し、岐阜県美術館で大規模なインスタレーションを発表した。
国立新美術館、岐阜県美術館、茨城県近代美術館ほか国内の展示多数。また、その作品はニューヨーク近代美術館、メトロポリタン美術館、ビクトリア&アルバート博物館、東京国立近代美術館ほかに収蔵されている。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 水戸芸術館 水戸芸術館 現代美術ギャラリー
[ 参 考 : 活版アラカルト〔展覧会〕丸亀市猪熊弦一郎現代美術館|須藤玲子:NUNOの布づくり|Sudo Reiko : Making NUNO Textiles|’23年10月8日-12月10日|終了 ]

【展覧会】大倉集古館|企画展 大倉集古館の春 ~新春を寿ぎ、春を待つ~|’24年1月23日-3月24日|終了

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企画展
大倉集古館の春 ~ 新春を寿ぎ、春を待つ ~
会  期  2024年1月23日[火]- 3月24日[日]
開館時間  10:00 - 17:00(入館は 16:30 まで)
休  館  日  毎週月曜日(祝日の場合は翌火曜日)
入  館  料  一 般:1,000円、大学生・高校生:800円 * 学生証を提示、中学生以下:無料
       * チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
会  場  大倉集古館 展示室
      105-0001 東京都港区虎ノ門 2-10-3(The Okura Tokyo 前)
      TEL : 03-5575-5711(代表) FAX:03-5575-5712
主  催  公益財団法人 大倉文化財団・大倉集古館
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令和6年の春を祝し、干支や吉祥、花鳥風月をテーマとした絵画を中心に展観いたします。
新春の造形として、まずは末広がりの扇の作品から。不思議な縁によって大倉集古館へ収蔵された宗達派による《扇面流図屏風》を始め、日本や中国で作られた扇絵のコレクションを展示いたします。また、本年の干支である辰に因んだ伝説の生き物・龍をテーマにした作品も。大倉集古館だからこそ見られる中国伝統の衣装や珍しい古代の硯などもご紹介。
そして、新春から春にかけての美しい景物を描いた作品では、名品として名高い横山大観筆《夜桜》を展示。他にも墨の諧調で春を知らせる水墨画や、彩りで春を魅せる着色の作品を取り上げ、新春を寿ぎ、来る春を待つ時期にふさわしい当館所蔵品をお楽しみいただきます。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 大倉集古館 ]  { 活版アラカルト 過去ログまとめ }

【展覧会】大田区立郷土博物館|企画展 花香る おおたの梅林 ~ 愛でられる花々 ~|’24年1月23日-3月17日|終了

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大田区立郷土博物館
企画展 花香る おおたの梅林 ~ 愛でられる花々 ~
会  期  令和6(2024)年1月23日[火]- 3月17日[日]
開館時間  午前9時 - 午後5時まで
休  館  日  月曜日(ただし、休日の場合は開館し、翌平日の振替休館はしません)
会  場  大田区立郷土博物館 3階 第2展示室
      143-0025 東京都大田区南馬込5丁目11-13 電 話 03-3777-1070
入  館  料  無 料
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上品で優雅な姿と高貴な香りを持つ梅。大田区には、「聖蹟蒲田梅屋敷公園」や、「池上梅園」など花の盛りの時期に来園者で賑わいを見せる観梅のスポットがあります。蒲田は江戸時代には「梅の木村」と称されるほど梅の名所として知られていました。とりわけ「蒲田梅屋敷」は江戸幕府の将軍や明治天皇も訪れた場所として、20世紀の初頭まで賑わいを保ち続けます。
一方、池上本門寺の西に位置し、丘陵斜面等を利用した閑静な庭園「池上梅園」の地にはもと日本画家の伊東深水が自宅兼画室を構えていました。同所の梅林に魅せられた深水は池上へと転入し、庭木の写生や作品研究に没頭しますが、建物は戦災により焼失。戦後、この地は築地で鰻の養殖問屋業を営んだ小倉誠の所有に帰し、没後は遺族の意志により東京都へと譲渡され、昭和53(1978)年に大田区の管理する庭園となりました。園内には350本以上の梅が植えられており、花の見頃の時期には毎年多くの人々が訪れています。

時を遡れば、今は姿を消してしまったものの、この他にも梅の名所が大田区内には存在しました。このように大田区は梅との深い歴史的由緒を有していることもあって、昭和51(1976)年に梅が「区の花」に制定されます。
まだ寒さ厳しい時期に先陣を切って咲きはじめる早春の花である梅は「百花のさきがけ」ともいわれるように、春の訪れを感じさせる花として古今多くの人々を魅了してきました。
本展では、大田区域内に点在する、または点在した梅の名所を紹介します。大田区と梅との深い結び付きについてご覧いただくとともに、博物館で一足早い春を感じていただければ幸いです。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 大田区立郷土博物館

【展覧会】出羽桜美術館|斎藤真一 吉原炎上展|’23年11月23日-’24年3月3日|終了乍蹔

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出羽桜美術館
斎藤真一 吉原炎上展
会  期  2023年11月23日[木]- 2024年3月3日[日]
会  場  公益財団法人 出羽桜美術館
      〠 994-0044 山形県天童市一日町1-4-1 電話番号 023-654-5050
開館時間   9:30 - 17:00[入館は16:30まで]
休  館  日  月曜日[祝祭日の場合は翌日]
入  館  料  一般600円、高大生400円、小中生200円
      * 優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
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出羽桜美術館は、1988年に、三代目仲野清次郎が永年に亘って蒐集してきた陶磁器、工芸品等の寄贈を受けて開館しました。三代目清次郎の旧住宅である明治後期頃の伝統的日本家屋の建物を活用し、木造瓦葺の母屋と蔵座敷を展示室として公開しております。
主な収蔵品は、古韓国・新羅・高麗・李朝期の陶磁器と工芸品で、その他、斎藤真一「瞽女・明治吉原細見記」、近代文人の書、桜に因んだ工芸品、日本六古窯等、三ヶ月毎の企画展示をしています。
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斎藤真一 吉原炎上展
斎藤真一(1922-1994)は、十数年にわたり盲目の女性、旅芸人瞽女-ごぜ-を描いてきましたが、1975年頃から「吉原炎上」・「明治吉原細見記」を十年もの歳月をかけて調査、執筆、作画に取り組みました。明治、吉原の遊女たちには、明治維新で没落した士族出の娘たちが、家族を助けるために苦界に身を投じた女性たちが多くいました。
斎藤真一の養祖母の久野-ひさの-もそのようにして吉原に入り、太夫にまでなり、年季が明けてからは朝鮮総督府の官僚にまでなった人と結婚しています。その優しかった養祖母の久野が、母の益-ます-にも決して語らなかった吉原での七年の歳月を、絵筆で蘇らせたいと願っていました。
1985年「絵草紙吉原炎上」(文藝春秋)・「明治吉原細見記」(河出書房新社)が刊行。これが原作となり、1987年監督五社英雄、主演名取裕子によって東映映画「吉原炎上」として上映され、その後もテレビや舞台でドラマ化されています。
本展は映画「吉原炎上」のタイトルになった「浅草全景」作品を含む「絵草紙吉原炎上」・「明治吉原細見記」に収録された秀作作品を紹介します。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 出羽桜酒造株式会社  美術館特設サイト

【イベント】慶應義塾大学アート・センター|没後38年 土方巽を語ること XⅢ|’24年1月21日 開催|終了乍 動画報告紹介

慶應義塾大学アートセンター
◉ 2024年1月21日[日]に開催した「没後38年 土方巽を語ることXⅢ」の記録映像から、「土方巽と舞踏を語る」をテーマに行ったフリートーク部分を公開します(ファシリテーター:土方巽アーカイヴ 森下隆)。
※ 諸般の都合により、映像を一部カットしております。ご了承ください。
[ 関 連 : 慶應義塾大学アートセンター YouTube 没後38年 土方巽を語ること XⅢ 前半・フリートーク「土方巽と舞踏を語る」ファシリテーター:森下隆(2024年1月21日 開催) 55:33 ]

◉ 2024年1月21日(日)に開催した「没後38年 土方巽を語ることXⅢ」の記録映像から、ゲストスピーカーの吉増剛造さんの登壇部分を公開します。
吉増剛造さんは、1968年の土方巽のソロ公演《土方巽と日本人――肉体の叛乱》で土方巽の舞踏に初めて立ち会い、それ以降も土方巽の舞台に接しています。そして、50年を超えて、土方巽の踊りについて語り、街角での歩行について語り、さらには土方巽の言葉の声に耳を傾けてこられました。土方巽没後38年となる今回の「土方巽を語ること」には吉増さんをお迎えし、貴重なお話を伺いました。
[ 関 連 : 慶應義塾大学アートセンター  YouTube   没後38年 土方巽を語ること XⅢ 後半・ゲストスピーカー:吉増剛造(2024年1月21日 開催) 1:29:25 ]

※本催事は終了しましたが、本活版アラカルトではリンクの煩瑣をさけるために、イベント案内を再掲載した。ご了承願いたい。慶應義塾大学アートセンター紹介分は ▶ こちら よりどうぞ。
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慶應義塾大学アートセンター
没後38年 土方巽を語ること XⅢ
日  時  2024年1月21日[日] 14時より16時30分
場  所  慶應義塾大学三田キャンパス 東館6F G-lab
企  画  慶應義塾大学アート・センター土方巽アーカイヴ、ポートフォリオBUTOH
協  力  土方巽アスベスト館、NPO法人舞踏創造資源
主  催  慶應義塾大学アート・センター

【イベント】慶應義塾大学アート・センター|没後38年 土方巽を語ること XⅢ|’24年1月21日 開催|終了 乍 再掲載

慶應義塾大学アートセンターひじかた01慶應義塾大学アートセンターひじかた02☆ 活版アラカルト掲載図版のほとんどは 図版画面をクリック or タップすると拡大表示されます ☆

慶應義塾大学アート・センター Keio University Art Center
イベント 没後38年 土方 巽を語ること XⅢ
日  時  2024年1月21日[日] 14:00 開会(13:00 開場)
場  所  慶応義塾大学 三田キャンパス 東館 6 F G-lab
      * 日曜日のため東門は閉鎖されています。正門より入構をお願いします。  
問い合せ  慶應義塾大学アート・センター 土方 巽アーカイヴ 担当:石本
      Tel: 03-5427-1621  Email: ishimoto☆art-c.keio.ac.jp
      108-8345 東京都港区三田2-15-45
対  象  どなたでもご覧頂けます
費  用  入場無料
主  催  慶應義塾大学アート・センター
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土方 巽(ひじかた たつみ 1928-1986)没後38年を迎えて、例年のように2024年1月21日の命日に「土方 巽を語ることXⅢ」を開催します。
2023年はまた土方 巽アーカイヴがお世話になった人たちが鬼籍に入られました。秋田時代の土方巽を知る棚谷文雄さん、そして東京を浮浪していた1950年代の土方巽を知る小島政治さんとヨネヤマ・ママコさんです。舞踏以前の土方 巽、そして舞踏の原点となる時期の土方 巽について、これまでお三方から貴重な証言をいただくことができました。
土方 巽は1973年9月に西武劇場での舞踏公演〈静かな家〉での舞台に立ち、ついで10月には日本青年館での大駱駝艦・天賦典式〈陽物神譚〉に客演しました。土方巽はこの二つの舞台での踊りをもって、二度と舞踏の舞台に上がることはありませんでした。
2023年には黒田康夫の写真展 “TATSUMI HIJIKATA THE LAST BUTOH” がロサンゼルスのギャラリー Nonaka Hill で開催されました。この「最後の舞踏」は土方 巽の新しい舞踏の始まりでもあったのです。「一歩、また一歩と生命が歩き、その生命に肉体が引きずられる」舞踏でした。決して舞台を降りるべき舞踏家の踊りではありませんでした。
自ら舞台を降りた土方巽は、1974年には舞踏の新たな活動を展開します。新宿アート・ビレッジ、ついでシアター・アスベスト館での連続公演の驚くべき舞踏活動でした。2024年は、50年前に土方巽がなぜ舞台に立つことを辞めたのかをあらためて問いかけます。

没後38年の「土方 巽を語ること」はゲストスピーカーとして吉増剛造さんを招いてお話をしていただきます。詩人としての吉増剛造さんについて紹介するまでもありませんが、近年、吉増さんは次々とドキュメント映像に出演されて、まさに静かに生命の火を燃やしつづけられています。
吉増さんは、1968年の土方 巽のソロ公演《土方巽と日本人 ── 肉体の叛乱》で土方 巽の舞踏に初めて立ち会い、それ以降も土方 巽の舞台に接しています。そして50年を超えて、土方 巽の踊りについて語り、街角での歩行について語り、さらには土方巽の言葉の声に耳を傾けてこられました。

2024年1月21日は、吉増剛造さんと語り合う場にぜひご参集ください。
                                      (森下隆記)
* 諸般の事情により、開催形態や内容に変更が生じる可能性がございます。必ず直前にアート・センターHPをご確認の上、お越しくださいませ。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご参加・観覧を。
[ 詳 細 : 慶應義塾大学アート・センター  本イベント特設コーナー ]
[ 関 連 : 活版アラカルト 〔講演会〕慶應義塾大学アート・センター|アムバルワリア祭XⅢ|西脇順三郎と「何でも諧謔」の世界─えっ、芭蕉?ボードレールも?|’24年1月20日開催]

【展覧会】武蔵野市立吉祥寺美術館|出久根 育展 チェコからの風 静寂のあと、光のあさ|’24年1月20日-3月3日|終了

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武蔵野市立吉祥寺美術館
出久根 育展
チェコからの風 静寂のあと、光のあさ
会  期  2024年1月20日[土]- 3月3日[日]
会  場  武蔵野市立吉祥寺美術館
      〠 180-0004 武蔵野市吉祥寺本町1丁目8番16号 FFビル7階
      電話番号:0422-22-0385 ファクス番号:0422-22-0386
休  館  日  1月31日[水]/ 2月21日[水]・28日[水]
開館時間  10時00分 - 19時30分
入  館 料  一  般   300円(中高生100円、小学生以下・65歳以上・障がい者の方は無料)
協  力  ちひろ美術館・岩波書店・偕成社・Gakken・西村書店・のら書店・福音館書店・
フレーベル館・ブロンズ新社・理論社

後  援  チェコセンター東京
主  催  武蔵野市立吉祥寺美術館<(公財)武蔵野文化生涯学習事業団>
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本展のために描かれたメインビジュアル《わたしはしっているの》は、現在、出久根が展覧会に合わせて制作中の絵本『もりのあさ』(偕成社 2024年刊行予定)につながる世界。画面手前のベリーの実の“赤”は…出久根を象徴する今までの“赤”とはまた異なる美しさを見せています。まさに、本展のサブタイトル「静寂のあと、光のあさ」を具現化したような、チェコの自然の静謐な空気や匂いまでもが伝わって来る作品です。
本展では、約200点の作品を通して、デビューから30年間、真摯に描き続けた出久根の新しい“現在”に至るその魅力を辿ります。

<出久根 育-でくね いく-プロフィール>
dekuneiku東京都生まれ。1992年、武蔵野美術大学卒業。1994年、最初の絵本『おふろ』を発表。1998年、ボローニャ国際絵本原画展入選。同年、東京で開催されたドゥシャン・カーライ氏のワークショップに参加。2003年、グリム童話『あめふらし』(パロル舎 2001年/偕成社再刊行 2013年)でブラチスラバ世界絵本原画展グランプリ受賞。2006年、ロシア民話『マーシャと白い鳥』(再話:ミハイル・ブラートフ作 偕成社 2005年)が日本絵本賞大賞受賞。2011年、『もりのおとぶくろ』(作:わたりむつこ のら書店 2010年)が産経児童出版文化賞ニッポン放送賞受賞。2005年にブラチスラバ世界絵本原画展で特別展示 。2022年、チェコ、プルゼニ州西ボヘミア大学ラジスラフ・ストナルデザイン・芸術学部シンポジウムにてイジー・トルンカ賞受賞。2002年よりプラハ在住。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上、ご観覧を。
[ 詳 細 : 武蔵野市立吉祥寺美術館 ] 

【展覧会】八戸市美術館|美術館企画 藤井フミヤ展 Fumiyart2024|’24年1月20日-3月25日|

八戸市美術館A B八戸市美術館

八戸市美術館
美術館企画 藤井フミヤ展 Fumiyart2024
会  期  2024年1月20日[土]- 3月25日[月]
開館時間  10:00-19:00  * 11月29日は10:00-17:00 展覧会入場は16:30まで
休  館  日  火曜日
会  場  八戸市立美術館 ホワイトキューブ
      〠 031-0031 青森県八戸市大字番町10-4 TEL:0178-45-8338
観  覧  料  当日・個人  一 般 1,500円、高校生・大学生 900円、中学生以下 無料
      * チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
主  催  デーリー東北新聞社
共  催  八戸市美術館、khb東日本放送、IAT岩手朝日テレビ、ABA青森朝日放送
特別協賛  プライフーズ
協  賛  三八五グループ、南部電機
後  援  エフエム青森、コミュニティラジオ局BeFM、VISITはちのへ
企画協力  エフエフエム、アートオブセッション
会場構成・デザイン  おおうちおさむ
問い合せ  デーリー東北新聞社地域ビジネス局コミュニティー事業部 
      電話 0178-80-7299(平日10:00-17:00  土日・祝日除く)
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デーリー東北新聞社は2024年1月20日[土]- 3月25日[月]、八戸市美術館で「デジタルとアナログで創造する 藤井フミヤ展 Fumiyart2024」を開催します。
ミュージシャンだけではなく、画家としての顔も併せ持つ藤井氏。これまでに国内外で作品を発表しており、高い評価を得ています。

東北初開催となる本展は「多様な想像新世界」と銘打ち、独自の感性が光る女性像を中心に、油彩、水彩、切り絵、ボールペン画など約100点に加え、新作3点を公開します。時に甘美なエロティシズムが香り、時にファンタジックな夢想を喚起させる藤井フミヤ氏の世界をぜひご堪能く紹介ださい。

< アーチスト 藤井フミヤ 紹介 >
藤井氏は1983年にチェッカーズのボーカリストとしてデビューし、当時の音楽シーンを席巻しました。ソロになってからもヒット曲を世に送り出し、今なお多くのファンに愛されています。画家としては、93年にCGアート作品による個展を初開催し、国内外で作品を発表。その後、16年もの長い沈黙を破り、2019年に都内で開催した展覧会も大盛況を収めました。油絵や水彩画にとどまらず、シールや針金を用いた作品も生み出すなどクリエイターとしてのマルチな才能が注目されています。

※ とにかく盛りたくさんなイベントが設定されています。下掲詳細参照。
※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 八戸市美術館

【展覧会】武井武雄の世界 イルフ童画館|開館25周年記念 武井武雄 版画展|’24年1月20日-4月7日|終了

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武井武雄の世界 イルフ童画館
開館25周年記念 武井武雄 版画展
会  期  2024年1月20日[土]- 4月7日[日]
休  館  日  水曜日(祝日3/20は開館)
開館時間  9:00 - 18:00(受付は 17:30 まで)
会  場  武井武雄の世界 イルフ童画館
      〠 394-0027 長野県岡谷市中央町2-2-1 TEL 0266-24-3319
入  館  料  一 般 510円、中・高校生 310円、小学生 160円
      * 各種割引・優待情報などは 下掲詳細公式サイト 参照
主  催  イルフ童画館・公益財団法人おかや文化振興事業団
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武井武雄ほど、多種多様な版画を追求した作家はいないかもしれません。制作した版画は銅版、木版、層版、孔版などほとんどの版式を網羅しています。意外に思われるかもしれませんが、武井は生涯、版画に向き合い、版画を追求し、ついにはオリジナルの技法まで生み出すほど版画を研究しました。
版画は同じ図柄が何枚も制作できるという特徴を持つ、いわば印刷技術の一つです。武井は、自分の童画作品が絵雑誌などに掲載される度に、思うような印刷がされないことを苦々しく感じていました。そこで印刷について研究し、その美を追求したのが刊本作品です。本の宝石と呼ばれるこの作品群の中で版画を印刷技術の一つとして様々な版式に取り組み、実験的な作品を数多く制作しました。
版画技法を追求する一方で、日本における版画技法の進化もまた、武井に深く影響を与えました。
洋画家・美術教育運動家の 山本 鼎(やまもと かなえ  日本の版画家・洋画家・教育者 1882-1946年)が明治時代に確立した創作版画は、日本の版画芸術に新境地を開きました。浮世絵などの制作方法は数人で行う分業制ですが、創作版画は制作の行程を全て作家本人が行うという技法で、より作家のオリジナリティが発揮されます。
これにより、多くの版画家たちが誕生し、武井もまた創作版画に魅了された一人となりました。昭和19年には版画家・恩地孝四郎に推薦され、初山滋とともに日本版画家協会の会員となります。

本展では様々な版式の作品を紹介しながら、武井武雄の版画美術を広くご覧いただく展覧会です

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細公式サイトを確認の上ご観覧を
[ 詳 細 : イルフ童画館 ウィキペディア:武井武雄

【展覧会】文京区立 森鷗外記念館|コレクション展 近所のアトリエ―動坂の画家・長原孝太郎と鷗外|’24年1月19日-4月7日|終了

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コレクション展 近所のアトリエ ― 動坂の画家・長原孝太郎と鷗外
会  期  2024年1月19日[金]- 4月7日[日]
      ※ 会期中の休館日
      1月22日㈪・23日㈫、2月26日㈪-28日㈬、3月25日㈪・26日㈫
会  場  文京区立 森鷗外記念館 展示室 2
      〠 113-0022 東京都文京区千駄木1-23-4 TEL 03-3824-5511
開館時間  10時-18時(最終入館は 閉館30分前)
観  覧  料  一 般 300円、 中学生以下 無 料、 障害者手帳ご提示の方と介護者1名まで無料
      * 関連イベント、各種割引、優待情報などは 下掲詳細 参照
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鷗外が文京区に暮らした明治20年代から大正期、区内には文学者だけでなく美術家も多く暮らしていました。鷗外の居宅・観潮楼(現・森鷗外記念館)にほど近い動坂にアトリエを構えた長原孝太郎(号・止水-しすい)もその一人です。長原は小山正太郎や原田直次郎、黒田清輝に学んだ後、東京美術学校(現・東京藝術大学美術学部)で長く教鞭を執った洋画家です。
鷗外と長原は原田を通じて出会ったようです。長原は鷗外の主宰雑誌「めさまし草」の裏表紙絵を皮切りに、鷗外の著書や主宰雑誌に優れた装丁を施しました。装丁以外にも、鷗外が長原の作品を評したり、植物を贈ったり、鷗外没後には次女・杏奴と三男・類が長原に絵画を学ぶなど、公私にわたる交流がありました。
鷗外は長原のことを「動坂にゐる長原と云ふ友達」(小説『田楽豆腐』)と記しています。二人は互いについて多くを語ることはありませんでしたが、鷗外の仕事や暮らし、コミュニティの中に、長原の存在をしばしば確認することができます。鷗外の「友達」長原孝太郎を、館蔵資料からご紹介します。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上、ご観覧を。
[ 詳 細 : 文京区立 森鷗外記念館 ] { 活版アラカルト 掲載分まとめ }

【展覧会】土門拳記念館|絵画と巡る土門拳 − 生誕120年・棟方志功とともに −|<同時開催> 土門拳賞コレクション 自然・動物写真の系譜|’24年1月19日-3月31日|

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土門拳記念館
絵画と巡る土門拳
− 生誕120年・棟方志功とともに −
<同時開催>
土門拳賞コレクション 自然・動物写真の系譜
開催期間  2024年1月19日[金]- 3月31日[日]
時  間  午前9時 ー 午後5時(入館は 午後4時30分 まで)
休  館  日  月曜休館(祝日の場合は開館し、翌火曜日に休館)
会  場  土拳拳記念館 主要展示室、企画展示室Ⅰ、企画展示室Ⅱ
      〠 998-0055 山形県酒田市飯森山2-13(飯森山公園内)TEL:0234-31-0028
入  館  料  一 般:800円、高校生:400円、小・中学生:無 料
主  催  公益財団法人さかた文化財団 土門拳記念館
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青年期まで画家の道を志していた土門拳は、古今東西のアートに関する幅広い知見を有していました。写真家として名を成してからも、時おり絵画や現代美術について語り、一番好きな画家はピカソだとたびたび発言しています。あるいは土門の写真における力強い構図や鮮明な描写には絵画的な要素がしばしば指摘されてきましたし、常に新しい表現を追い求めた姿勢には、ピカソに象徴されるような、西洋の前衛芸術に由来する精神性をみることもできるでしょう。
本展では、土門が写した昭和の画家たちのポートレイト、美術的・実験的な性質の強い写真作品、そして土門拳自身が描いた絵画作品などを展示し、「絵画」や「美術」をキーワードに写真家・土門拳の足跡を辿ります。
また、同じ東北出身で土門と終生にわたり深い親交を結び、2023年に生誕120年を迎えた板画家・棟方志功と土門の関係を特集するコーナーでは、土門旧蔵の棟方作品2点や書簡、初展示となる写真群なども紹介いたします。

< 同時開催 
土門拳賞コレクション 自然・動物写真の系譜
土門拳の業績を称え、1981年に毎日新聞社によって立ち上げられた「土門拳賞」。今年度で42回目を迎えた同賞は、国内有数の写真賞として知られています。
本展では、当館にコレクションされている歴代受賞作の中から、自然や動物を主な被写体とする6人の写真家:石川直樹、今森光彦、大竹英洋、下瀬信雄、中村征夫、宮崎学(五十音順)の作品を紹介します。熱帯雨林から北極圏、あるいは高山から海洋まで、国内外の多様なフィールドで活動する彼らの作品は、いわば「自然や動物側の視点」から世界を観察し考える機会を私たちに与えてくれます。近年では持続可能な開発目標(SDGs)や生物多様性への注目が改めて高まっていますが、本展が写真を通して自然の多様性に対する共感や理解を深め、持続可能な未来に向けて考えを巡らせていく機会となれば幸いです。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 土門拳記念館 ]

【展覧会】ミュゼ浜口陽三・ヤマサコレクション|浜口陽三展 3つの小説で出会うメゾチント|’23年11月25日-’24年2月25日|終了

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ミュゼ浜口陽三・ヤマサコレクション
浜口陽三展 3つの小説で出会うメゾチント
会  期  2023年11月25日[土]- 2024年2月25日[日]
開館時間  11:00-17:00(土日祝 10:00-17:00) * 最終入館 16:30
      《ナイトミュージアム》
      会期中の第 1・3 金曜日は 20:00 まで開館、最終入館19:30
休  館  日  月曜日
入  館  料  大 人 600 円、 大学生・高校生 400 円、 中学生以下 無 料
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浜口陽三(1909-2000)は、20世紀後半に活躍した芸術家です。カラーメゾチントという新しい技法を開拓し、柔らかな奥行と静けさのある色彩表現を生み出しました。
銅版画の中でも、とりわけメゾチントは、日本でなじみが薄い技法の一つですが、一度目にすると忘れられない独特の風合いがあります。
この展覧会では浜口陽三の作品と共に、メゾチント作品を題材にした小説を紹介します。イギリスの作家、モンタギュー・ローズ・ジェイムズ(1862-1936)の怪談『銅版画』、北村薫(1949- )の時をめぐるSF小説『ターン』、歌人でもある塚本邦雄(1920-2005)の絢爛な短編小説『七星天道虫』です。
版画作品は、それぞれの時代の空気を帯びて、小説の中にかけがえのない存在感を放ちます。文学におけるメゾチントの感触を、浜口陽三のメゾチント作品と共にご鑑賞ください。

< 浜口陽三について >
浜口陽三は、1909年にヤマサ醤油株式会社の先々代の社長、濱口儀兵衛の三男として和歌山県に生まれました。生家は、1645年以来お醤油造りを続けてきましたが、陽三は家業を離れて東京美術学校(現東京藝術大学)の彫塑科に入学しました。1930年には大学を中退してパリに渡り、油彩、水彩、銅版画など幅広い創作活動を行います。
第二次世界大戦により帰国し、戦後の1948年頃から本格的に銅版画の制作を始めます。1953年に再び渡仏し、1955年頃からカラーメゾチントという銅版画技法を独自の解釈から開拓しました。以来1957年のサンパウロ・ビエンナーレ版画国際部門での最優秀賞受賞をはじめ多くの国際美術展で受賞を重ね、世界を代表する銅版画作家の一人として広く知られるようになりました。1981年にはサンフランシスコに移り住み、それから15年間制作を続け、1996年に帰国、2000年に逝去しました。高度な技術から生まれる繊細で静謐な作風は、他の追随を許さず、高い評価を獲得しており、エンサイクロペディア・ブリタニカの「メゾチント」の項目では、「カラーメゾチントの新しい版画技法を開拓した作家」と紹介されています。

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[ 詳 細 : ミュゼ浜口陽三・ヤマサコレクション

【展覧会】福田美術館|進撃の巨匠 竹内栖鳳と弟子たち|’24年1月18日-4月7日|終了

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福田美術館
進撃の巨匠 竹内栖鳳と弟子たち
会  期  2024年1月18日[木]ー 2024年 4月7日[日]
         前 期:1月18日[木]- 3月4日[月]
         後 期:3月 6 日[水]- 4月7日[日]
開館時間  10:00 - 17:00(最終入館 16:30)
休  館  日  3月5日[火] 展示替え
場  所  福田美術館
      京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町3-16
入  館  料  一 般・大学生:1,500 円、 高校生:900 円、 小中学生:500 円
      * 障がい者と介添人1名まで:各900円
      嵯峨嵐山文華館との二館共通券
      一般・大学生:2,300円、高校生:1,300円、小中学生: 750円
      * 障がい者と介添人1名まで:各1,300円
※ 福田美術館のオンラインチケットをご利用の方は、嵯峨嵐山文華館を団体割引料金で利用可能。従って、共通券と同じ金額で両館を利用することができます。
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2024年初春、京都・嵯峨嵐山の福田美術館では、生誕160年を記念して、竹内栖鳳とその弟子たちに焦点を当てた展覧会を開催いたします。

竹内栖鳳(たけうち せいほう 1864-1942)は、近代の京都を代表する巨匠です …… というよりも、彼を無視して明治以降の京都の美術史を語ることは不可能なほど、比類なき大きな存在です。
栖鳳が、その後の京都の日本画の進む方向を定めたと言っても過言ではありません。本展は、そんな彼の「力」に迫るものです。
近世と近代を縦断する福田美術館のコレクションより、若き日の栖鳳が跳躍する力を蓄えるべく参考にした師、幸野楳嶺ら先人たちの作品。東洋だけではなく西洋の表現をも取り込み、縦横無尽な機動性を感じさせる栖鳳自身の作品。さらに、栖鳳に導かれそれぞれに優れた個性を発揮した、西山翠嶂や上村松園、土田麦僊、村上華岳や入江波光、福田平八郎や徳岡神泉らの作品までも展示します。
「進撃」とは「競いながら前進を続ける」の意。栖鳳と弟子たちの明治・大正・昭和を通じて続いた無双の快進撃が生み出した作品の数々が持つ力が、令和というその後の時代を生きるわたしたちにも強く訴えかける展覧会です。

※ 下掲詳細公式サイトで、最新情報を確認の上ご観覧を
[ 詳 細 :福田美術館 ] 

【展覧会】東京オペラシティ アートギャラリー|企画展 ガラスの器と静物画 山野アンダーソン陽子と18人の画家|’24年1月17日-3月24日|終了

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東京オペラシティ アートギャラリー
企画展 ガラスの器と静物画 山野アンダーソン陽子と18人の画家
会  期  2024年1月17日[水]- 3月24日[日]
開館時間  11:00 - 19:00(入場は18:30まで)
      *ただし、展示により変更の可能性があります。
休  館  日  月曜日(祝日の場合は翌火曜日)
入  場  料  個人・当日・税込み料金を表示
      一 般   、 大学・高校生  、中学生以下 
      * 各種割引、優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照。
会  場  東京オペラシティアートギャラリー ギャラリー 1, 2
      163-1403 東京都新宿区西新宿 3-20-2
      050-5541-8600(ハローダイヤル)
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日本とスウェーデンのアーティストによるガラスの器と静物画、写真からなる展覧会。2018年、スウェーデン在住のガラス作家・山野アンダーソン陽子の発案で、山野が作ったガラスの器を18人の画家が静物画に描くというプロジェクトが始まりました。
身近なガラスを媒介に、山野と多様な文化的背景をもつ画家たちは、言葉とイメージを通じた対話を経て作品を制作しました。ガラスの器と静物画、写真家の三部正博が撮り下ろした写真等で構成し、空間全体でアーティストたちの物語をつむぐ展覧会です。

< 参加作家 >
山野アンダーソン陽子、石田淳一、伊庭靖子、小笠原美環、木村彩子、クサナギシンペイ、小林且典、田幡浩一、八重樫ゆい、アンナ・ビヤルゲル、アンナ・カムネー、イルヴァ・カールグレン、イェンス・フェンゲ、カール・ハムウド、CM・ルンドベリ、ニクラス・ホルムグレン、マリア・ノルディン、レベッカ・トレンス、三部正博ほか

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[ 詳 細 : 東京オペラシティアートギャラリー

【展覧会】京都dddギャラリー|第240回企画展 MIRROR / MIRROR:カナダ・日本 現代版画ドキュメント|’24年1月17日-3月17日|終了

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京都dddギャラリー第240回企画展
MIRROR / MIRROR:カナダ・日本 現代版画ドキュメント
会  期  2024年1月17日[水]- 3月17日[日]
         前 期 2024年1月17日[水]- 2月12日[月・祝]
            後 期 2024年2月17日[土]- 3月17日[日]
会  場  京都 ddd ギャラリー
      〠 600-8411 京都市下京区烏丸通四条下ル水銀屋町620 COCON 烏丸 3 F
      TEL:075-585-5370  FAX:075-585-5369
開館時間  火曜-金曜は 11:00-19:00 土日祝は 11:00-18:00
休  館  日  月曜日(2月12日を除く)、展示替え2月13日[火]- 2月16日[金]、
      COCON烏丸休業日 2月20日[火]
入  場  料  無 料
主  催  MIRROR/MIRROR展 実行委員会、公益財団法人 DNP 文化振興財団
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版画王国とも称される日本は、江戸時代に興った浮世絵の伝統と、明治時代に起点をもつ創作版画の伝統が並流し、独自の成熟を世界に示し続けてきました。1970年代、版画制作の現場に写真テクノロジーが流入し、さらに80年代以降はデジタルテクノロジーがそこに加わることで、現代版画はますます魅力的な表現領域として、その進化形を示すにいたっています。
いっぽうカナダでは、とりわけアルバータ州に点在する大学の版画専攻を拠点として活動する作家たちがもたらした、写真や映像の積極的な活用と手技による伝統的版画技法との融合を一つの特徴とする動きが大きな注目を集め、70年代以降、世界の現代版画の状況に確かな存在感を示し続けてきました。
日本とカナダは、太平洋を隔てた二つの地域でありながら「多様性」ともいうべき現代版画の成熟状況を共有しつつ、作家たちを中心に積極的に友好関係を深め、これまで大小さまざまな形で交流展が開催されてきました。

「MIRROR / MIRROR : カナダ・日本 現代版画ドキュメント」は、現代版画の多様性と成熟を共有し、かつ創作の前提としつつも、安住を好まず変革を継続する、両国の野心的な作家たちによる格闘の諸相を紹介する展覧会です。技法や形式によって領域を確定することが無意味とも思える現代の美術状況の中で、今あえて版画にこだわることによって生み出される表現の質とは何か?―切実でありまた普遍性をもったこの問いに対して、出品者16様の解答が試みられることになるでしょう。
本展では、各作家の試みを二つの鏡に映し出し、照らし合わせ、相互に覗き込むことが可能な状況を設定し、広く観衆に開放することを目指します。日加修好95周年を迎える本年、両国の版画表現の現況や歴史を知ることを通して、二つの文化の相互理解をさらに深める場となれば幸いです。

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[ 詳 細 : 京都 ddd ギャラリー

【展覧会】ポーラ美術館 箱根仙石原|展覧会 モダン・タイムス・イン・パリ 1925 ― 機械時代のアートとデザイン|’23年12月16日-’24年5月19日

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ポーラ美術館
展覧会 モダン・タイムス・イン・パリ 1925 ― 機械時代のアートとデザイン
MODERN TIMES in Paris 1925 : Art and Design in the Machine-age
会  期  2023年12月16日[土]- 2024年5月19日[日] 会期中無休
会  場  ポーラ美術館 展示室 1, 2
      〠 250-0631 神奈川県足柄下郡箱根町仙石原小塚山1285 TEL 0460-84-2111
開館時間  午前9時 - 午後5時(入館は午後4時30分まで)
      * ご来館に際しての日時指定予約は【不要】です。
      * 混雑状況に応じて〔展示室内のお客様人数を制限〕しています。
        展示室入口にて一時入室をお待ちいただく場合がございます。
入館料金  個人・当日・税込み料金
      大 人 ¥1,800、シニア割引(65歳以上)¥1,600、大学・高校生 ¥1,300、
      中学生以下 無料、障害者手帳をお持ちのご本人及び付添者(1名まで)¥1,000
      * 優待価格での入館の際は、学生証、年齢がわかる身分証明書等のご提示が必要。
      * チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照   
後  援  在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ
主  催  公益財団法人ポーラ美術振興財団 ポーラ美術館
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20231124173509_00002☆ 活版アラカルト掲載図版のほとんどは図版画面をクリック or タップすると拡大表示されます ☆

1920年代を迎えたフランスの首都パリでは、第一次世界大戦からの復興によって急速に工業化が進み、「機械時代」(マシン・エイジ)と呼ばれる華やかでダイナミックな時代を迎えました。
本展覧会は、1920-1930年代のパリを中心に、ヨーロッパやアメリカ、日本における機械と人間との関係をめぐる様相を紹介します。特にパリ現代産業装飾芸術国際博覧会(アール・デコ博)が開催された1925年は、変容する価値観の分水嶺となり、工業生産品と調和する幾何学的な「アール・デコ」様式の流行が絶頂を迎えました。
日本では1923年(大正12)に起きた関東大震災以降、急速に「モダン」な都市へと再構築が進むなど、戦間期という繁栄と閉塞の狭間に、機械や合理性をめぐる人々の価値観は大きく変化していきました。

コンピューターやインターネットが高度に発達し、AI(人工知能)が生活を大きく変えようとする現在において、約100年前の機械と人間との関係は、私たちが未来をどのように生きるかを問いかけてくるでしょう。

※ 箱根仙石原での ほぼ半年間の大型展覧会。多彩で魅力的なイベントも多数発表されています。
※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。

[ 詳 細 : ポーラ美術館  本展特設サイト

【展覧会】東京国立博物館|平成館 特別展示室|特別展 本阿弥光悦の大宇宙|’24年1月16日-3月10日|終了

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東京国立博物館 平成館 特別展示室
特別展 本阿弥光悦の大宇宙
会  期  2024年1月16日[火]- 3月10日[日]
会  場  東京国立博物館 平成館(上野公園)
      〠 110-8712 東京都台東区上野公園13-9
お問合せ  050-5541-8600(ハローダイヤル)

開館時間  9時30分 - 17時00分   * 最終入場は閉館の30分前まで
休  館  日  月曜日、2月13日[火]  * ただし、2月12日[月・休]は開館
観覧料金  本展は事前予約不要です。
      一  般  2,100円(一般前売 1,900円)、大学生  1,300円(大学生前売 1,100円)、
      高校生  900円(高校生前売 700円) 
      * 中学生以下、障がい者とその介護者一名は無料です。
       入館の際に学生証、障がい者手帳などをご提示ください。
      * 混雑時は入場をお待ちいただく可能性がございます。
      * 本券で、会期中観覧日当日1回に限り、総合文化展もご覧になれます。
主  催  東京国立博物館、NHK、NHKプロモーション、東京新聞
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本阿弥光悦(ほんあみ こうえつ 1558-1637)は戦乱の時代に生き、さまざまな造形にかかわり、革新的で傑出した品々を生み出しました。それらは後代の日本文化に大きな影響を与えています。しかし光悦の世界は大宇宙(マクロコスモス)のごとく深淵で、その全体像をたどることは容易ではありません。
そこでこの展覧会では、光悦自身の手による書や作陶にあらわれた内面世界と、同じ信仰のもとに参集した工匠たちがかかわった蒔絵など同時代の社会状況に応答した造形とを結び付ける糸として、光悦とその一族が篤く信仰した当代の法華町衆の社会についても注目します。造形の世界の最新研究と信仰のあり様とを照らしあわせることで、総合的に光悦を見通そうとするものです。
「一生涯へつらい候事至てきらひの人」で「異風者」(『本阿弥行状記』)といわれた光悦が、篤い信仰のもと 確固とした精神に裏打ちされた美意識によって作り上げた諸芸の優品の数々は、現代において私たちの目にどのように映るのか。本展を通じて紹介いたします。
20231110175733_00004☆ 活版アラカルト掲載図版のほとんどは 図版画面をクリック or タップすると拡大表示されます ☆

<本阿弥光悦とは>
◆ 刀剣鑑定の名門家系の生まれ
光悦自身も優れた目利きの力量を持ち、徳川将軍家や大名たちに一目置かれました。
◆ 篤い信仰の人々との強い結束
京都の町衆(裕福な商工業者)の一員として、さまざまな職種の工人(職人)たちと信仰と血縁を重ねて広範なネットワークを築いていました。
◆ 総合芸術家の光悦
家職(家業)だけでなく、能書(書の名人)として知られ、さらに漆芸や陶芸、出版などさまざまな造形に関わりました。
◆ 光悦芸術のすばらしさ
今に伝わる光悦が手がけた品々の多くが、国宝や重要文化財に指定されるなど、高く評価されています。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 東京国立博物館  本展特設サイト ] 

【展覧会】文化庁国立近現代建築資料館|文化庁国立近現代建築資料館 [NAMA] 10周年記念アーカイブズ特別展|日本の近現代建築家たち|第1部 覚醒と出発 第2部 飛躍と挑戦|第2部 飛躍と挑戦 ’23年11月1日-’24年2月4日|終了乍暫

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文化庁国立近現代建築資料館
文化庁国立近現代建築資料館 [NAMA] 10周年記念アーカイブズ特別展
日本の近現代建築家たち
会  期  第1部 覚醒と出発
      会 期:令和5年7月25日[火]- 10月15日[日]
      休館日:毎週月曜日休館(但し、祝日の月曜は開館し、翌日休館。開館:9月18日、
      10月9日、休館:9月19日、10月10日)
      第2部 飛躍と挑戦
      令和5年11月1日[水]- 令和6年2月4日[日]
      休館日:12月28日[木]- 1月4日[木]年末年始休館、毎週月曜日休館
      (但し、祝日の月曜は開館し、翌日休館。開館:1月8日、休館:1月9日)
      ※ 土・日・祝は 旧岩崎邸庭園 のみからの入場(有料)となります
会  場  文化庁国立近現代建築資料館
      113-8553 東京都文京区湯島4-6-15 湯島地方合同庁舎内
      TEL 03-3812-3401 FAX 03-3812-3407
開館時間  10:00 - 16:30
協  力  公益財団法人東京都公園協会
主  催  文化庁
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文化庁国立近現代建築資料館(National Archives of Modern Architecture [略称 NAMA])は、平成24(2012)年11月に設置が決定され、平成25(2013)年5月に開館して、設立10周年を迎えました。日本の近現代建築は世界的にも評価が高く、それら資料の一部は有名海外美術館等でのコレクションにもなっています。こうした日本の新たな建築文化を国内で守り、アーカイブズとして発展させてゆくために当資料館は設立されました。
この10年でコレクション(所蔵資料群)は30を超え、手描き図面を中心とした建築資料の収蔵は、20万点を超えました。図面をはじめ、スケッチ、関連資料、写真アルバム等、多岐に渡り、コレクション毎に内容は異なります。多様な資料を通し、近現代建築家達の軌跡を見ることができます。
この10年の活動を紹介しながら、NAMAの建築家アーカイブズより、日本の近現代を創り上げてきた12名の建築家たちに関するコレクションを、2部に分けて紹介します。

第1部:覚醒と出発
建築家たちが建築界に名を刻んだ出発点となった作品や、日本の近現代建築の発展に大きく貢献した作品や活動を展示します。それぞれの建築家たちがどのような想いからこれらの作品を発想し、実現させたのか、これらの建築が社会や建築史においてどのような位置づけとなってゆくかをたどります。
第2部:飛躍と挑戦
建築家たちの飽くなき挑戦の数々を紹介します。代表的な作品のみならず、未完に終わった名作や、コンペへの意欲的な応募案を加えた展示を通じて、生涯をかけて挑み続ける建築家たちの創造力をご覧いただきます。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 文化庁国立近現代建築資料館  本展ハンドアウト PDF

【展覧会】日本民藝館|特別展 柳宗悦唯一の内弟子 鈴木繁男展 ― 手と眼の創作|’24年1月14日-3月20日|終了

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特別展  柳宗悦唯一の内弟子
鈴木繁男展 ― 手と眼の創作
会  期   2024年1月14日[日]- 3月20日[水・祝]
開館時間  10:00 - 17:00(最終入館は 16:30 まで)
休  館  日  毎週月曜日休館
会  場  日本民藝館 本館大展示室 他
      153-0041 東京都目黒区駒場4丁目3番33号
      TEL 03-3467-4527
入  館  料  入館はオンラインによる日時指定・事前予約制 予約サイト
      一 般 1,200円、 大高生 700円、 中小生 200円                
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その才能を柳宗悦によって認められた鈴木繁男(1914-2003)は、唯一の内弟子として1935年に入門、柳から工芸や直観について厳しく教育されました。陶磁器、装幀、漆絵など多岐な分野にわたる鈴木作品の特質は、筆や型を用いて施された品格ある模様の独自性でしょう。
本展は 鈴木繁男 没後20年 に合わせ、工芸家・鈴木繁男 の手と眼による仕事を顕彰するものです。
◉ 西館(旧柳宗悦邸)公開日 開館日カレンダー参照

※ 同館は予約不要。しかし西館公開日は特に混雑が予想されます〔開館日カレンダー参照〕。
※ 新型感染症予防対応実施中。下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上観覧を。
[ 詳 細 : 日本民藝館    チケット予約サイト ]

【展覧会】萬鉄五郎記念美術館|師岡和彦 早池峰山伏神楽 写真展|’24年1月13日-2月25日|終了

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萬鉄五郎 – よろず てつごろう – 記念美術館
師岡和彦 早池峰山伏神楽写真展
開催期間  令和6年(2024年)1月13日[土]- 2月25日[日]
開催時間  午前8時30分 - 午後5時 まで(入館は午後4時30分まで)
休 館  日  1月の休館日:15日、22日、29日/2月の休館日:5日、13日、19日
入館料金  一般400円、高校生・学生250円、小・中学生150円
開催場所  萬鉄五郎(よろず てつごろう)記念美術館
      〠 028-0114 岩手県花巻市東和町土沢5区135番地
      電話:0198-42-4402 FAX:0198-42-4405 E メール:yorozu00☆cocoa.ocn.ne.jp
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1926(大正15)年、山形県高畠町に生まれた師岡和彦(1926-2012)は、通商産業省に勤務する傍ら、1976(昭和51)年から現代写真研究所で風景写真の第一人者・竹内敏信に師事し、写真を学びます。まもなく神楽の撮影を始めた師岡は、1982(昭和57)年、岩手県大迫町の岳(たけ)地区で早池峰山伏神楽と出会います。
早池峰山伏神楽は、早池峰山を霊場とする修験山伏の祈禱の舞が、神楽として舞い継がれてきたもので、500年以上の伝統を持ちます。舞の形や衣装、道具などに、能大成以前の姿を残していると言われる稀有な民俗芸能であることから、1976(昭和51)年に国の重要無形民俗文化財に指定、2009(平成21)年には、ユネスコの無形文化遺産に登録されました。

岳流早池峰山伏神楽の舞を目にした師岡は、神楽に対するイメージが覆るほどの衝撃を受け、以来20年近くに亘り、早池峰山伏神楽を撮り続けました。大迫に通い始めて数年後には、岳神楽の流れを汲む、隣町の東和町の石鳩岡神楽にもレンズを向け始め、師岡の山伏神楽撮影の旅は40回を超え、使ったフィルムは1000本近くに及びました。1999(平成11)年にはこれらをまとめた写真集『風の響 早池峰山伏神楽』が出版されています。2005、06年には東和町土沢で開催された「街かど美術館」に参加し、早池峰山伏神楽を撮影した自作を公開しました。
本展では、師岡がファインダー越しに捉えた、早池峰山伏神楽の躍動する姿を中心に、大迫町、東和町の懐かしい情景を振り返ります。

※ 同館は、日本近代美術の先駆者・萬鉄五郎(よろず てつごろう)の故郷に建つ記念美術館です。
※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 花巻市 萬鉄五郎記念美術館   萬鉄五郎記念美術館トップページ

【展覧会/イベント】郵政博物館|特別企画展 誕生40周年企画展 猫のダヤン40th タシルの街へようこそ!|’24年1月13日-3月24日|終了

郵政博物館01月

郵政博物館
特別企画展
誕生40周年企画展 猫のダヤン40th タシルの街へようこそ!
会  期  2024年1月13日[土]- 3月24日[日]
休  館  日  毎週月曜(ただし 3月20日は開館)
開館時間  10:00 - 17:30 * 入館は 17:00 まで
会  場  郵政博物館
      131-8139 東京都墨田区押上1-1ー2 東京スカイツリータウン・ソラマチ 9 F
      TEL:03-6240-4311
入  館  料  大 人 300円 / 小中高校生 150円
協  力  わちふぃーるどライセンシング株式会社、株式会社わちふぃーるど
主  催  公益財団法人通信文化協会(郵政博物館)
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「猫のダヤン」は、1983年に絵本作家 池田あきこがシンボルマークとして描き下ろしたのをはじまりに、幅広い世代に愛され続け、40 周年を迎えました。
関連書籍は130タイトルを超え、アニメやラジオ、映画化もされています。
誕生40周年を迎えた「猫のダヤン」。ダヤンと仲間たちが暮らすタシルの街をめぐる体感アートイベントが郵政博物館に登場!
フォトスポットやなぞときコーナー、原画展示など大人から子供まで楽しめる盛りだくさんの内容です。

< 展示内容 >
◉ 入口ゲート『タシルの街へようこそ!』
   ダヤンと仲間たちがくらすタシルの街を再現!!
     ダヤンと仲間たちがお出迎え!ワクワクな通り道! 
◉ わちふぃーるどの森『フォーンの森ゲート』
   不思議な生き物がかくれたフォーンの森をくぐろう
   「アルスの森」としてボルネオ保全活動の展示コーナー
◉ 花火があがるよ!『タシルのお祭り広場』
   タシルの街角を立体表現!空の色が変わって花火があがるよ
◉ お菓子の塔『キャンディステッキ』
   キャンディダヤンが絵から飛び出す?!
◉ 不思議な絵をフラッシュ撮影してみよう!
   フラッシュ撮影した写真と絵を比べてビックリ!!

<関連イベント>
◉ 池田あきこ先生ギャラリートーク
   日 時:1月13日[土]・3月24日[日]13:30-
◉ 池田あきこ先生サイン会
   日 時:1月13日[土]・3月24日[日]14:00-
   定 員:100名
◉ オリジナル記念小型消印押印サービス
消印

日 時:1月13日[土]・2月22日[木]・3月14日[木]
   ※ 押印は当日閉館時間の17時30分までです
   ※ 切手は各自ご用意ください(63円以上)
   ※ ほかにも多数のイベントが。詳しくは下掲詳細リンク先、
     日本郵便のホームページ をご覧ください。

※ 例年年頭にあたり、堂々たる文化庁登録博物館である郵政博物館がやらかしますので拍手。
※ 下掲詳細公式サイトで盛大な関連イベントなどの最新情報を確認の上ご参加・観覧を。
[ 詳 細 : 郵政博物館
[ 参 考 : 活版アラカルト〔展覧会・イベント〕郵政博物館|特別企画展 五十嵐健太 飛び猫写真展 ─ 同時開催 もふあつめ展|’23年1月14日-3月21日|終了 ]
[ 関 連 : 郵政博物館  YouTube誕生40周年企画展 猫のダヤン40th タシルの街へようこそ! 1:08 ]


この{活版印刷アラカルト}のウェブページは、限度ギリギリの長尺ブログになっています。そのためお手数ながら、ときおり、とりわけ動画類を閲覧後は「ページ画面を更新」していただくと、次回からもスムーズなスクロールと閲覧をお楽しみいただけます。また活版アラカルトの二枚目以降のページにも、一枚目に納めきれなかった魅力的な記事が満載。閲覧を強力推奨いたします。

【展覧会】永青文庫|令和5年度早春展|中国陶磁の色彩-2000年のいろどり|’24年1月13日-4月14日|終了

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永青文庫
令和5年度早春展
中国陶磁の色彩 ― 2000 年のいろどり ―
会  期  2024年1月13日[土]- 4月14日[日]
開館時間  10:00 - 16:30 (入館は 16:00 まで)
休  館  日  月曜日(ただし2/12 は開館し、2/13 は休館)
所  在  地  永青文庫
      112-0015 東京都文京区目白台1-1-1 TEL:03-3941-0850
入  館  料  一 般:1000円、シニア(70歳以上):800円、大学・高校生:500円
      * 中学生以下、障害者手帳をご提示の方及びその介助者(1名)は無料
主  催  永青文庫
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永青文庫には、漢時代から清時代までの中国陶磁100点以上が所蔵されています。コレクションは、当館の設立者・細川護立(もりたつ 1883-1970)による蒐集品と大名細川家の伝来品からなり、所蔵品を通しておよそ2000年にわたる中国陶磁の歴史をたどることができるのが特徴です。
このうち護立のコレクションは、日本において、鑑賞に主眼を置いた「鑑賞陶器」として中国陶磁の需要が高まるなか集められたものです。その価値をいち早く見出した護立は、「鑑賞陶器」蒐集の草分けの一人と位置付けられています。そして護立のようなコレクターばかりでなく、画家や工芸家たちもまた中国陶磁に魅せられ、自らの作品に取り込んでいきました。

本展では、主に護立の蒐集品より重要文化財3点を含む優品を展示し、唐三彩(とうさんさい)、白磁、青磁、青花(せいか)、五彩(ごさい)など、色をテーマに中国陶磁を紐解きます。
あわせて、近代の洋画家・梅原龍三郎(うめはらりゅうざぶろう 1888-1986)や、河井寬次郎(かわいかんじろう 1890-1966)、宇野宗甕(うのそうよう 1888-1973)といった陶芸家が中国陶磁を研究、題材にした作品を紹介します。紀元前から近代まで、色とりどりの多彩なコレクションをご堪能ください。

※ 状況により、臨時に休館や開館時間の短縮を行う場合がございます。
※ ご来館にあたって事前予約は必要ありませんが、混雑時はお待ちいただく場合がございます。
※ 同館の感染症予防対策については、公式ウェブサイトをご覧ください。
[ 詳 細:永青文庫  永青文庫感染症対策 ]

【展覧会】兵庫県立美術館|コレクション展Ⅲ|生誕180年記念 呉昌碩の世界─海上派と西泠名家─|’24年1月13日-4月7日|終了

兵庫県立美術館2月小企画

兵庫県立美術館
コレクション展Ⅲ 生誕180年記念
呉昌碩の世界 ─── 海上派と西泠名家 ───
会  期  2024年1月13日[土]-4月7日[日]
         前期展示:1月13日 [土] - 2月25日 [日]
         後期展示:2月27日 [火] - 4月 7 日 [日]    * 前後期で作品を展示替えいたします
休  館  日  月曜日
開館時間  午前10時 - 午後6時  * 入場は閉館30分前まで
会  場  兵庫県立美術館 常設展示室 6
      〠 651-0073 神戸市中央区脇浜海岸通1-1-1 (HAT神戸内) TEL: 078-262-1011
観覧料金  個人/当日 [2023年度コレクション展Ⅲ全室共通]
      一 般 500円、大学生 400円、70歳以上 250円、高校生以下 無料
      * 障害者手帳等お持ちの方1名につき、介助者1名は無料です。
      * チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
特別協力  国立文化財機構文化財活用センター、東京国立博物館、京都国立博物館
      本展は国立博物館収蔵品貸与促進事業の支援を受けて実施しています
主  催  兵庫県立美術館
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清末から中華民国時代に活躍した呉 昌碩(ご しょうけん 1844-1927)は、「清朝最後の文人」といわれています。生涯にわたって古代文字である石鼓文の臨書に励み、その風韻を書・画・篆刻に結実させました。古拙な味わいを内包した運筆は一世を風靡し、現代にいたるまで人気を博しています。生誕180年を機に開催する本展では、呉昌碩の名品を中心に、その師友や子息、また交流のあった海上派の芸術家たち、呉昌碩が初代社長を務めた西泠印社の創始者である呉隠・葉銘・丁仁・王禔とこれに続く諸名家の作品を展示します。
兵庫県立美術館は、近年、書家・篆刻家の梅舒適(1916-2008)が収集した中国文物(梅舒適コレクション)を受贈しました。呉昌碩の熱烈な愛好者であった梅舒適は、100点を超える書・画・篆刻作品を手中に収め、その多彩なコレクションは国内外に知られています。また西泠印社名誉副社長を務めた梅舒適と現代の西泠名家との交友を伝える作品は、中国近代美術史のみならず日中文化交流史を検討するうえでも重要な意義を持つと考えます。
呉昌碩ならびに親交のあった文人・書画家たち、作品に影響を受けた次世代の作家を紹介することで、呉昌碩が果たした功績とその影響を顕彰します。

※ 兵庫県立美術館は事前予約制ではありません。
  混雑時は入場制限を行いますのでお待ちいただく場合があります。
※ 下掲詳細公式サイトにて最新情報を確認の上、ご観覧ください。
[ 詳 細 : 兵庫県立美術館   呉昌碩生誕180年記念事業特設サイト

【展覧会】栃木県立美術館|企画展 春陽会誕生100年|それぞれの闘い 岸田劉生、中川一政から岡鹿之助へ|’24年1月13日-3月3日|終了

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栃木県立美術館
企画展 春陽会誕生100年
それぞれの闘い
岸田劉生、中川一政から岡鹿之助へ
開催期間  2024年1月13日[土]- 3月3日[日]
開催場所  栃木県立美術館 企画展示室・常設展示室1階
      320ー0043 栃木県宇都宮市桜4-2-7 Tel. 028-621-3566 / Fax. 028-621-3569
観覧時間  午前9時30分から午後5時(入館は午後4時30分まで)
休  館  日  月曜日(ただし、2月12日[月・祝]は開館)、2月13日[火]
観  覧  料  一 般 1,000円、 大高生 600円、 中学生以下 無 料
共  催  一般社団法人 春陽会、日本経済新聞社
主  催  栃木県立美術館
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1922年、再興院展洋画部から脱退した小杉放菴、山本鼎、森田恒友、長谷川昇らと、草土社の岸田劉生や木村荘八らを中心としたメンバーによって春陽会が発足し、翌23年に第1回展を開催しました。それぞれの個性を重視する各人主義をうたい、梅原龍三郎や萬鐵五郎などの著名画家を揃え、油彩、水墨画、素描をジャンルの隔てなく紹介するなど、その宣言通り「芸術は形式で差別されない」ものでした。
春陽会では、西洋の最先端の美術動向に眼を向けて精力的に紹介しようとするとともに、自らの内面にある風土的なものや土着的なもの、日本的なものや東洋的なものを表現することを意識する画家が次々に登場します。「日本人の絵画」への志向は春陽会の大きな特徴の一つといえるでしょう。
結成から100年を迎えた春陽会は、いかにして時代と連動しつつ、発展をとげ、今日に続く足場を築いたのでしょうか。本展では草創期から1950年代頃までに活躍した画家たちの作品を中心に約200点の名品を紹介し、日本近代美術史における春陽会の意義を改めて検証します。

< 展示構成 >
第 1 章 始 動:第3の洋画団体誕生: 小杉放菴、梅原龍三郎、岸田劉生、三岸好太郎ほか
第 2 章 展 開:それぞれの日本、それぞれの道: 森田恒友、足立源一郎、萬鉄五郎、林倭衛ほか
第 3 章 独 創:不穏のなかで: 石井鶴三、木村荘八、長谷川潔、鳥海青児ほか
第 4 章 展 望:巨星たちと新たなる流れ: 駒井哲郎、岡鹿之助、中川一政ほか
     * 会期中、一部作品の展示替えがあります。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 栃木県立美術館

【展覧会】東京アートミュージアム|「やわらかくて、かたい」 上原修一 銅版画作品展|’24年1月13日-3月31日|

上原修一個展ガウディのテーブル、そして椅子/The table & the chair, A tribute to Antoni Gaudi.2020年 銅版画 ドライポイント/アクワチント/+コラグラフ/2版3色雁皮刷り|87 x 62 cm

東京アートミュージアム
「やわらかくて、かたい」
上原修一 銅版画作品展
会  期  2024年1月13日[土]- 3月31日[日]
開館時間  11時 - 18時30分(入館18時まで)
開  館  日  木・金・土・日
休  館  日  月・火・水曜日、年末年始、夏期休暇、展示替え・館内メンテナンスの期間
会  場  東京アートミュージアム
      〠 182-0002 東京都調布市仙川町1-25-1
      TEL:03-3305-8686 [開館時間外  03-3300-1010  ハウジング・プラザ ]
入  場  料  一 般 500円 / 大高生 400円 / 小中学生 300円
企  画  一般財団法人プラザ財団(上田)
主  催  東京アートミュージアム
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銅版画は製版と刷りを経て間接的にイメージを表現する行為であるが、そのプロセスにおいて作家の意図・計画から大きく外れた状況にしばしば遭う。ジョセフ・ペネルの「偉大なエッチャーで、かつて腐蝕の技術をマスターした人はいなかった」という言葉が、エッチングのみならず銅版画すべての技法に現在でも当てはまる。版・インク・紙は、じゃじゃ馬のように我儘であり且つ魅力に溢れた存在だとしみじみ思う。
私は制作途中のコントロール出来ない「偶然」の状況を受け入れることを厭わない。むしろ、その即興性との協奏を自らの「必然」の技法へと繋げる工夫が楽しく嬉しい。そこに私自身の想像力を遥かに超える新たな「表現」の可能性が朧げながらに見えてくる。
銅が持つ柔らかさと硬さのバランスを介さなければ顕せない「銅版画」の世界を展示いたします。ご高覧賜われましたなら幸甚に存じます。

< 上原修一 / UEHARA, Shuichi >
1963 長野県須坂市に生まれる
1986 明治大学文学部卒業
1984 長沢節に師事、セツ・モードセミナーにて絵の基本を学ぶ
1994 吉田克朗に師事、美学校にて銅版画を学ぶ
現在 美学校銅版画工房講師
< 個   展 >
1995. 3 「挙動不審の窓」嫁菜の花美術館/東京都中野区
1996. 5 「種子」ギャラリー国領/東京都渋谷区
1997. 9 「滴 L’eau degoutte」ギャラリー代々木/東京都渋谷区
2000. 7 「針・その他」ギャラリー中島/東京都中央区銀座
2001. 4 「風景」スパンアートギャラリー/東京都中央区銀座
2002. 5 「上原修一銅版画展」ギャラリーはせがわ/長野県長野市
2008. 2 「switch」ギャラリー悠玄/東京都中央区銀座
2010.11 フィレンツェ日本映画祭2010関連企画
    Charon’s Ferry」Le Giubbe Rosse(ジュベ・ロッセ)/イタリア・フィレンツェ
2010.12 「selecteds」旧上高井郡役所/長野県須坂市
2012.1 「高原の海」プレジデント・リゾート軽井沢/群馬県長野原町北軽井沢
2013. 6 「三日月が沈んでから」Risa Dept/東京都中野区
2015. 5 「泳ぐ」galleria grafica bis/東京都中央区銀座
「跳ぶ」アーチストスペース/東京都中央区銀座
2017. 5 「月の満ち欠け」cafe 104.5/東京都千代田区
2018.12 「テーブルがある12の場面」Risa Bar/東京都新宿区
2019.11 「方舟に乗る前に」gallery maya bell/東京都渋谷区

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 東京アートミュージアム

【展覧会】奈良県立美術館|開館50周年記念 特別展|漂泊の画家 不染鉄 ~理想郷を求めて|’24年1月13日-3月10日|終了

奈良県立美術館01 02奈良県立美術館

奈良県立美術館
開館50周年記念 特別展
漂泊の画家 不染鉄 ~理想郷を求めて
会  期  2024年1月13日[土]-3月10日[日]
開館時間  9 時 - 17 時(入館は閉館の 30 分前まで)
休  館  日  月曜日
      * ただし、2月12日[月]、3月4日[月]は開館、2月13日[火]は休館
会  場  奈良県立美術館
      〠 630-8213 奈良県奈良市登大路町10-6
      TEL 0742-23-3968/FAX 0742-22-7032/テレフォンサービス 0742-23-1700
観  覧  料  一 般=1,200 円、大・高生=1,000 円、中・小生=800円
      * チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
交通案内  近鉄・奈良駅 1番出口から奈良公園に向かって徒歩5分
      JR・奈良駅 東口バス乗り場から奈良交通バスにて5分「県庁前」下車 100 メートル
主  催  奈良県立美術館
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このたび奈良県立美術館では、開館 50 周年を記念して、特別展「漂泊の画家 不染 鉄」を開催いたします。
不染鉄(ふせん・てつ  1891-1976)は、明治 24 年(1891)東京・小石川で生まれました。父親は浄土宗の僧侶でしたが、やがて絵描きを志すようになり、日本画家の山田敬中や日本美術院に学びます。その後一時は伊豆大島で漁師のような生活を送りますが、大正7年(1918)に京都市立絵画専門学校(現・京都市立芸術大学)へ進学すると、在学中に帝展で初入選を果たし、同校を首席で卒業して以降も、画家として確かな足跡を残しました。
しかし戦後は、奈良・正強高校(現・奈良大学附属高等学校)の校長として請われたのを機に、同地に居住し、画壇とは距離を置きながら独自の道を歩みます。郷愁漂う村落風景にはじまり、悠然とたたずむ富士の眺望や、神聖な古寺の景観、そして神秘に満ちた海の風景から、幻想的な夜の情景へと、遍歴を重ね、深まりを見せるその画境には、過去の想い出とともに、静穏な日々の営みを慈しむ、不染の理想郷的世界が投影されています。
奈良県立美術館ではこれまで、「純情の画家 不染鉄展」(1996 年)、「幻の画家 不染鉄」(2017 年)と2度にわたり回顧展を開催し、その心に滲み入るような作品は、時代や世代を超え、人々に深い感動を呼び起こしました。
開館 50 周年を記念する本展では、再度の開催を待ち望む皆様からの声を受け、初期から晩年までの代表作を展示し、不染作品の魅力を改めて顕彰しようというものです。

出品件数(予定) 約 120 件

<展示構成>
Ⅰ 追 憶 ~ 懐かしの故郷
日本美術院や京都市立絵画専門学校などに学び、望郷の思いを込めて描いた茅葺き屋根の家や村落風景を題材とした大正から昭和初期(初期・形成期)の作品を展示し、不染作品の原点を探ります。
Ⅱ 彷 徨 ~ 理想郷を求めて

京都・奈良・東京と、各地を彷徨しながら、東西の画家たちとの交流などを通して、様々な作風を模索した昭和戦前期(中期・転換期)の作品を展示し、不染作品の展開を概観します。
Ⅲ   回 想 ~ 浄土へ
奈良を拠点に、奈良の古寺や伊豆大島での想い出などを回想した作品から、浄土を連想させる夜の風景へと集約されてゆく戦後(後期・円熟期)の作品を展示し、不染作品の本質に迫ります。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 奈良県立美術館

【展覧会】秋田県立近代美術館|コレクション展 雪月花のとき|’24年1月12日-4月7日|終了

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秋田県立近代美術館
コレクション展
雪月花のとき
会  期  令和6年(2024年)1月12日[金]- 4月7日[日]
会  場  秋田県立近代美術館 6 階
      〠 013-0064 秋田県横手市赤坂字富ヶ沢62-46 Tel 0182-33-8855
観  覧  料  無 料
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「雪月花の時 最も君を憶 (おも) う」。中唐の詩人・白居易が、今は遠く離れてしまった友人との楽しかった日々を懐かしんで詠んだ詩の一節です。雪や月や花など、四季折々の美しい景色に触れると誰かのことを思い出し、その感動を共にしたいと思う気持ちは現代においても同じでしょう。
本展では、日本の近現代の画家たちがそれぞれの手法で表現する雪月花の世界をご紹介します。ぜひ、美術館で画家たちの感動に触れてみてください。

※ 下掲詳細公式サイトにて最新情報を確認の上ご観覧ください。
[ 詳 細 : 秋田県立近代美術館

【展覧会 】パナソニック汐留美術館|開館20周年記念展/帝国ホテル二代目本館100周年|フランク・ロイド・ライト─世界を結ぶ建築|’24年1月11日-3月10日|終了

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パナソニック汐留美術館
開館20周年記念展/帝国ホテル二代目本館100周年
フランク・ロイド・ライト ── 世界を結ぶ建築
会  期  2024年1月11日[木]- 3月10日[日] * 会期中、一部展示替えします。
      前 期 1月11日-2月13日、後 期 2月15日-3月10日。
      * 2月15日以降に再入場の場合は、半券提示で100円割引となります。
開館時間  午前10時 - 午後6時(入館は 午後5時30分 まで)
      * 2月2日[金]、3月1日[金]、8日[金]、9日[土]は夜間開館
        午後8時まで開館(入館は 午後7時30分 まで)
休  館  日  水曜日(ただし3月6日は開館)
入  館  料  一  般  1,200円、65歳以上  1,100円、大学生・高校生 700円、中学生以下 無 料
      * チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照 
主  催  パナソニック汐留美術館、フランク・ロイド・ライト財団、東京新聞
──────────────────────────20231120195623_00001☆ 活版アラカルト掲載図版のほとんどは  図版画面をクリック or タップすると拡大表示されます ☆

アメリカ近代建築の巨匠フランク・ロイド・ライト (1867–1959)。「カウフマン邸(落水荘)」や「グッゲンハイム美術館」で知られるライトは、「帝国ホテル二代目本館(現在は博物館明治村に一部移築保存)」や「自由学園」を手がけ、熱烈な浮世絵愛好家の顔も持つ、日本と深い縁で結ばれた建築家です。
2012年にフランク・ロイド・ライト財団から図面をはじめとする5万点を超える資料がニューヨーク近代美術館とコロンビア大学エイヴリー建築美術図書館に移管され、建築はもちろんのこと、芸術、デザイン、著述、造園、教育、技術革新、都市計画に至るライトの広範な視野と知性を明らかにすべく調査研究が続けられてきました。こうした研究成果をふまえ、本展はケン・タダシ・オオシマ氏(ワシントン大学教授)とジェニファー・グレイ氏(フランク・ロイド・ライト財団副代表、タリアセン・インスティテュート・ディレクター)を迎えて日米共同でキュレーションを行ない、帝国ホテルを基軸に、多様な文化と交流し常に先駆的な活動を展開したライトの姿を明らかにします。
精緻で華麗なドローイングの数々をお楽しみください。世界を横断して活躍したライトのグローバルな視点は、21世紀の今日的な課題と共鳴し、来るべき未来への提言となるはずです。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : パナソニック汐留美術館

【展覧会】熊本県立美術館|細川コレクション特別展 土方歳三資料館 × 肥後熊本藩|’24年1月10日-3月24日|終了

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熊本県立美術館
細川コレクション特別展 土方歳三資料館 × 肥後熊本藩
会  期  2024年1月10日[水]- 3月24日[日] * 作品保護のため会期中に展示替えを実施。
会  場  熊本県立美術館 本館 別棟展示室
      860-0008 熊本県熊本市中央区二の丸2番 Tel:096-352-2111
開館時間  9時30分-17時15分(入館は16時45分まで) * 1月10日のみ12時00分- 開館
休  館  日  月曜日。月曜祝日の場合は翌平日休館。
観  覧  料  一 般 700円、大学生 500円
      * 高校生以下は無料。障がい者手帳をお持ちの方無料。
特別協力  公益財団法人永青文庫、熊本大学永青文庫研究センター
共  催  ​土方歳三資料館
主  催  熊本県立美術館、熊本日日新聞社、RKK熊本放送
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天保6年(1835)5月5日、武蔵国多摩郡石田村(現・東京都日野市石田)に生まれた土方歳三(ひじかた としぞう 1835-1869)は、11歳で江戸に出て奉公を経験し、その後薬の行商のかたわらで天然理心流を研鑽。この剣術を通じて、4代目宗家を継いだ近藤勇との出会いがありました。
文久3年(1863)、将軍・徳川家茂の上洛に際し、幕府が剣術心得のあるものを徴募したため、歳三は近藤ら試衛館の同志と共に上京。その後浪士組を母体とする政治集団「新選組」を発足させ、洛中洛外の警備にあたりました。とくに有名なのは「池田屋事件」に功績を挙げたことでしょう。

明治元年(1868)の鳥羽・伏見の戦いでは、歳三は怪我の近藤に代わって隊を指揮します。敗れて東帰した後は、幕府主戦派の一隊と合流。宇都宮、会津と転戦し、仙台にて幕臣・榎本武揚と諮り、蝦夷へ渡り箱館五稜郭に入城。ここで歳三は、蝦夷仮政権の陸軍奉行並という重職に就き、新政府軍と壮絶な戦いを繰り広げました。そして、明治2年(1869)5月11日、諸兵隊を馬上で指揮している中、流れ弾に当たり、35年の生涯に幕を降ろしました。
本展は土方歳三資料館の所蔵品を中心にして、激動の幕末維新期を駆け抜けた、“ 新選組副長・土方歳三 ” の軌跡をご紹介するものです。また、この機会に合わせて、永青文庫所蔵の肥後熊本藩が記録した“新選組”にまつわる古文書等を展示します。

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[ 詳 細 : 熊本県立美術館