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【展覧会】萬鉄五郎記念美術館|師岡和彦 早池峰山伏神楽 写真展|’24年1月13日-2月25日|終了

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萬鉄五郎 – よろず てつごろう – 記念美術館
師岡和彦 早池峰山伏神楽写真展
開催期間  令和6年(2024年)1月13日[土]- 2月25日[日]
開催時間  午前8時30分 - 午後5時 まで(入館は午後4時30分まで)
休 館  日  1月の休館日:15日、22日、29日/2月の休館日:5日、13日、19日
入館料金  一般400円、高校生・学生250円、小・中学生150円
開催場所  萬鉄五郎(よろず てつごろう)記念美術館
      〠 028-0114 岩手県花巻市東和町土沢5区135番地
      電話:0198-42-4402 FAX:0198-42-4405 E メール:yorozu00☆cocoa.ocn.ne.jp
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1926(大正15)年、山形県高畠町に生まれた師岡和彦(1926-2012)は、通商産業省に勤務する傍ら、1976(昭和51)年から現代写真研究所で風景写真の第一人者・竹内敏信に師事し、写真を学びます。まもなく神楽の撮影を始めた師岡は、1982(昭和57)年、岩手県大迫町の岳(たけ)地区で早池峰山伏神楽と出会います。
早池峰山伏神楽は、早池峰山を霊場とする修験山伏の祈禱の舞が、神楽として舞い継がれてきたもので、500年以上の伝統を持ちます。舞の形や衣装、道具などに、能大成以前の姿を残していると言われる稀有な民俗芸能であることから、1976(昭和51)年に国の重要無形民俗文化財に指定、2009(平成21)年には、ユネスコの無形文化遺産に登録されました。

岳流早池峰山伏神楽の舞を目にした師岡は、神楽に対するイメージが覆るほどの衝撃を受け、以来20年近くに亘り、早池峰山伏神楽を撮り続けました。大迫に通い始めて数年後には、岳神楽の流れを汲む、隣町の東和町の石鳩岡神楽にもレンズを向け始め、師岡の山伏神楽撮影の旅は40回を超え、使ったフィルムは1000本近くに及びました。1999(平成11)年にはこれらをまとめた写真集『風の響 早池峰山伏神楽』が出版されています。2005、06年には東和町土沢で開催された「街かど美術館」に参加し、早池峰山伏神楽を撮影した自作を公開しました。
本展では、師岡がファインダー越しに捉えた、早池峰山伏神楽の躍動する姿を中心に、大迫町、東和町の懐かしい情景を振り返ります。

※ 同館は、日本近代美術の先駆者・萬鉄五郎(よろず てつごろう)の故郷に建つ記念美術館です。
※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 花巻市 萬鉄五郎記念美術館   萬鉄五郎記念美術館トップページ