月別アーカイブ: 2024年5月

【展覧会】大和文華館|中国の南と北の美術 ― 陶磁・漆工・絵画 ―|’24年5月31日-6月30日|終了

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大和文華館
中国の南と北の美術 ― 陶磁・漆工・絵画 ―
会  期   2024年5月31日[金]- 6月30日[日]
休  館  日  毎週月曜日
開館時間  午前10時 - 午後5時(入館は 午後4時30分 まで)
所  在  地  〠 631-0034 奈良市学園南1-11-6 TEL 0742-45-0544 FAX 0742-49-2929
入  館  料  一 般 630円 高校・大学生 420円 小学・中学生 無 料
      * チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
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中国では広大な地域に数多くの民族や王朝が興亡し、時代により特色ある文化が生み出されてきました。温暖湿潤な南方に対して、北方では乾燥地帯が広がり、冬の寒さは厳しく、それぞれ地域によって気候や風土、地形も大きく異なります。このような土地の特性は陶磁や漆工の素材や技術の発達、また好みと深く関係します。唐時代には南方では越州窯を中心に青磁、北方では白磁が盛んに焼造されて「南青北白」の様相を呈し、南宋時代には南方で龍泉窯が青磁窯として台頭し、北宋から金時代にかけて、北方では白土を用いた装飾を施す磁州窯および技法が広まります。絵画では自然の写生も行われ、山水画に多様な表現が展開されました。
本展覧会では、中国南方と北方の特色と魅力を大和文華館が所蔵する工芸や絵画作品により展示いたします。また、翟建群(テキ ケングン/Zhai Jianqun)氏による紙本墨画淡彩「黄土地」を特別出陳し、現代画家の視点と表現によりあらわされた中国西北地方の風景をご覧いただきます。

✿ 無料招待デー: 6月19日(水)
▶ 出陣品 約70件  出陣目録 PDF

※ 大和文華館、松伯美術館、あべのハルカス美術館は、近鉄グループが運営する美術館です。
※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 大和文華館

富山市民俗民芸村売薬資料館

富山市民俗民芸村
売薬資料館企画展
薬の色・いろ
会  期  2024年(令和6年)5月30日[木]- 9月8日[日]
会  場  富山市民俗民芸村 富山市売薬資料館 展示室
      〠 930-0881 富山県富山市安養坊980 
      電話番号 076-433-2866 FAX 076-433-2866  
開館時間  午前9時-午後5時(入館は午後4時30分まで)
休  館  日  会期中無休 * 臨時の休館があります。
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富山売薬が始まった江戸時代は、主に売薬商人の家で製薬していました。生薬を混ぜ合わせて丸薬を作る際に、色が付いた衣(ころも)を外側にまぶすことがありました。この作業は「衣掛け」といい、色をつけることを「打つ」といいました。衣と言うように、薬の外側に付着させ覆うとともに、色で区別する意味があります。
近代以降は材料や着色も変化し、薬にとって色のもつ意味や役割が多様化しました。さらにカプセルなど付属品や、パッケージほか製品全体に、豊富な色が用いられるようになっています。
本展では薬の「色」に着目し、その意味や役割をご案内しながら、江戸時代から使用された色に関連する製薬用具などを展示します。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳細 : 富山市民俗民芸村 売薬資料館

【展覧会】九州国立博物館|新たに加わったアジアの民族造形|’24年5月28日-9月8日

九州国立博物館5月

九州国立博物館
新たに加わったアジアの民族造形
会  期  令和6(2024)年5月28日[火]- 9月8日[日]
開館時間  9時30分 - 17時00分(入館は16時30分まで)
休  館  日  月曜日 * 月曜日が祝日・振替休日の場合は翌日
会  場  九州国立博物館 文化交流展示室  第 2 室
      〠 818-0118 福岡県太宰府市石坂4-7-2
      ハローダイヤル  050-5542-8600
観  覧  料  一般  700円、高大生 350円、高校生以下・18歳未満および 満70歳以上の方は  無料
      * 当日、個人料金を表記。各種割引・優待などは 下掲詳細 参照。
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金子 量重(かねこ かずしげ  アジア民俗学者  図書館情報学者  1925-2017年)氏が、生涯を通じて注目し続けた多種多様なアジアの造形。
令和5年度にご遺族より新たにご寄贈頂いた金子氏収集の民族資料を初公開します!
アジアの多様性と奥深い魅力をご堪能下さい!

< 関係出版物 >
このたびの寄贈にあわせ、九州国立博物館の紀要『東風西声』にて「金子量重氏収集資料研究」の連載が始まりました! 当館が所蔵するさまざまな「金子資料」について調査研究した成果をひろくご紹介します。なお、今後は当館職員だけでなくアジアの造形に興味を抱く多くの方々にも寄稿をお願いしていく予定です。
今回掲載の論考は下記の通りです。

「金子量重氏収集資料研究」連載開始にあたって」
「ヤマヤナ物語屏風-ミャンマーにおける『ラーマヤナ』とジャータカ表現の一例-」
「橙錦地燈籠雑宝文様蔵袍」と「紺吉服地蔵袍」-チベット民族伝来衣装に見られる中国宮廷用錦について-」
「ロモルゴウォとロモウィジョヨ」
「K1062布帛画に見られるパーブージー・パドの影響について」
「真鍮製の合子(K1202・K1203)-阮朝ベトナムの金属製円筒容器と檳榔子噛みの習慣-」

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 九州国立博物館 ]

【展覧会】慶應義塾大学アート・センター|アート・アーカイヴ資料展XXVI 飯田善國─時間の風景|’24年5月27日-7月26日|

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慶應義塾大学アート・センター Keio University Art Center
アート・アーカイヴ資料展XXVI 飯田善國 ── 時間の風景
日  時  2024年5月27日[月]- 7月26日[金]
      11:00 - 18:00  土 日 祝:休館
場  所  慶応義塾大学アートセンター
       三田キャンパス 東館 6 F G-lab 
問い合せ  慶應義塾大学アート・センター(三田キャンパス南別館1階 アート・スペース)
      〠 108-8345 東京都港区三田2-15-45
      TEL 03-5427-1621 FAX 03-5427-1620 Email: ac-tenj☆adst.keio.ac.jp
対  象  どなたでもご参加頂けます
費  用  入場料無料
主  催  慶應義塾大学アート・センター
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彫刻家の飯田善國(1923-2006)は、色とりどりのロープとステンレスを組み合わせた立体作品や、周囲の風景を映しながら動くステンレスのモニュメンタルな作品で知られる彫刻家です。彼は、はじめ画家としてキャリアをスタートさせましたが、1956年に渡欧した際、ローマで彫刻家のペリクレ・ファッツィーニ(1913-1987)に師事したことなどをきっかけに、彫刻家の道を歩むことになります。
飯田はその後ウィーンとベルリンを中心に活動し、木や石を素材とした彫刻を発表しています。1967年、日本に帰国した飯田は、それに前後して自らの制作における中心的な素材として金属を選択し、ステンレス・スチールの鏡面を巧みに利用した作品を作るようになりました。そこには風の力によって動く彫刻というような、当時の先端的な発想も取り入れられ、また色彩をもったロープなどをステンレスの立体に組み合わせることで、独自の世界を生み出すことになります。

本展では所管するアーカイヴの中から、飯田がプロデューサーとして腕を振るった1969年の「国際鉄鋼彫刻シンポジウム」に関する資料を展示します。このシンポジウムでは招聘された各国の芸術家が、鉄工所の協力を得ながら現代を象徴する素材である鉄を用いた作品を制作しました。これらの作品は、文明の最先端を示すと同時にそれに対する批判も含むという意義を有するだけでなく、翌年に大阪で開催された万国博覧会の会場に設置されたという意味においても、戦後現代美術の展開に大きな足跡を残しました。本展では、当時の飯田や他の芸術家の様子を、写真を中心に振り返ります。
また飯田が鉄鋼シンポジウムに際して制作した《時間の風景》―― 本展のタイトルもそこから取られています ―― のような、飯田自身が「ミラー・モビール」と名付けた鏡面ステンレスによる「動く彫刻」作品はその後日本の各地に設置されており、慶應義塾大学三田キャンパスにも《知識の花弁》(1981)や《星への信号》(1984)といった作品が残されています。時代の異なる作品が見せる時間の流れが、飯田が学生時代を過ごしたキャンパスの経た時間と輻輳的に重なり合うことで生まれる新たな風景の中で、飯田善國に出会っていただけたら幸いです。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご参加・観覧を。
[ 詳 細 : 慶應義塾大学アート・センター

【上映】国立映画アーカイブ|上映企画 日本映画と音楽1950年代から1960年代の作曲家たち|’24年5月25日-7月28日|

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国立映画アーカイブ
上映企画
日本映画と音楽1950年代から1960年代の作曲家たち
Japanese Cinema and Music: Composers in the 1950s and 1960s
会  期  2024年5月25日[土]- 7月28日[日]
会  場  国立映画アーカイブ 長瀬記念ホール OZU(2階)
      〠 104-0031 東京都中央区京橋 3-7ー6
      お問い合わせ(9時-20時)ハローダイヤル:050-5541-8600
開室時間  11:00 am - 6:30 pm(入室は 6:00 pm まで)
休  室  日  月曜日
定  員  310名(各回入替制・全席指定席)
観  覧  料  一 般 520円 / 高校・大学生・65歳以上 310円 / 小・中学生 100円
      * チケット購入・優待情報などは下掲詳細参照
主  催  国立映画アーカイブ
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日本において映画産業が隆盛を極めた1950年代から1960年代にかけて、映画界はさまざまな芸術分野のエキスパートに協力を仰ぎました。その最たるものの一つが音楽です。当時活躍した作曲家たちの多くが映画界と手を結び、その繁栄を力強く支えました。作曲家たちにとっても、映画のために音楽を書き下ろす仕事は自らの創作意欲を実践に移すための貴重な機会でもありました。彼らによって映画のために書かれた諸作品は、演奏会用の作品とはまた一味違った魅力に溢れています。

本年(2024年)は、團伊玖磨、眞鍋理一郎、斎藤高順といった日本映画に深く関わった作曲家たちが相次いで生誕100年を迎える年でもあります。この記念すべき年に、戦後にデビューした作曲家グループ「3人の会」(團・芥川也寸志・黛敏郎)をはじめ、1950年代から1960年代にかけて輝かしい足跡を残した作曲家たちが音楽を担当した61作品(52プログラム)を上映し、彼らが映画界に果たした貢献と功績について顕彰します。
また、現在開催中の展覧会とも連動し、当館初の試みとなる上映ホールを会場とした演奏会を催すことで、数多の作曲家たちがフィルムに刻み付けた音の軌跡を多面的に体感いただきます。日本映画の黄金時代を視覚面・音響面の両方から深く味わうことのできる、またとない機会をお楽しみください。

※ 演目・出演者・前売り開始日などは 掲載フライヤーを拡大表示するか、下掲詳細PDF参照。
※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 国立映画アーカイブ

【出張展示】東北福祉大学芹沢銈介美術工芸館|芹沢銈介 本の装いと挿絵の世界|出張展示:東北福祉大学ギャラリーミニモリ|’24年6月25日-7月21日|終了

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東北福祉大学芹沢銈介美術工芸館
出張展示 芹沢銈介 本の装いと挿絵の世界
期  間  2024年6月25日[火]- 7月21日[日]
会  場  東北福祉大学仙台駅東口キャンパス 東北福祉大学ギャラリーミニモリ
      〠 983-0852 仙台市宮城野区榴岡2-5-26
入  館  料  一   般  500円、大学生以下   無  料
      * 障がい者手帳をお持ちの方とその介助者1名は無料
開館時間  10:00 - 17:00(入館は16:30まで)
休  館  日  月曜日
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東北福祉大学では、仙台駅東口キャンパス 東北福祉大学ギャラリーミニモリにおいて、地域貢献を目的に様々な催しを行っています。東北福祉大学芹沢銈介美術工芸館ではその一環として、これまで型絵染の人間国宝・芹沢銈介の作品を紹介する出張展示を開催してきました。
今回は、ギャラリーミニモリ会場開催9回目の展覧会として、芹沢銈介の作品より「装幀・挿絵」の分野をテーマにした展示を開催します。本の表紙や背表紙、外箱、タイトルの書体や扉絵といった「装幀」、そして物語の「挿絵」や「カット」にいたるまで、芹沢が手掛けた型絵染による「本」の仕事は、書籍から雑誌まで多岐にわたりました。

装幀としては、「民藝」を啓蒙した雑誌『工藝』の表紙をはじめ、民藝運動を主導した柳宗悦や、精神科医の式場隆三郎の著作本、文豪・川端康成の『雪国』や、山崎豊子の『ぼんち』など、600冊を超えるデザインを担当しました。また、挿絵の仕事では、西欧の騎士を日本の武士に置き換えるという斬新な発想で制作された『絵本どんきほうて』や、佐藤春夫の『極楽から来た』、武田泰淳の『中国忍者伝十三妹』といった新聞や雑誌連載の挿絵にも携わりました。昭和20年代に刊行された『少女の友』の物語挿絵も担当しており、芹沢が関わった本の仕事は多岐にわたります。
当館には装幀から挿絵、その制作にかかわる資料等が収蔵されており、その中から約140点を一堂に展示します。表紙や外箱、挿絵など限られたスペースに施された文様は多彩で秀逸です。思わず手に取ってみたくなる芹沢銈介の「本の装い」をお楽しみください。

この展示会場は 東北福祉大学 仙台駅東口キャンパス 東北福祉大学ギャラリーミニモリ です。
※ 本欄初紹介となる東北福祉大学芹沢銈介美術工芸館ですが、すこし妙な紹介です。乞うご容赦。
※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 東北福祉大学芹沢銈介美術工芸館

【展覧会】明治神宮ミュージアム|受け継がれし明治のドレス|【後期】明治天皇と華族会館|’24年5月25日-6月30日|終了

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明治神宮ミュージアム
受け継がれし明治のドレス
【 前 期 】 昭憲皇太后の大礼服 4月 6 日[土]-5月 6 日[月]
【 後 期 】 明治天皇と華族会館 5月25日[土]-6月30日[日]
      * 前後期で展示品が全て入れ替わります(常設展示品を除く)
      * 5月7日[火]-24日[金]は展示替期間のため休館となります
共  催  明治神宮・霞会館 
共同研究  NHK
会  場  明治神宮ミュージアム
       〠 151-8557 東京都渋谷区代々木神園町1-1
      電 話:03-3379-5511 (代表)
休  館  日  木曜日(ただし、4月11日[木]、5月2日[木]は開館)
開館時間  午前10時 - 午後4時30分まで(入場は30分前まで) 
入  館  料  一  般 1,000円 学 生・団 体 900円 小学生未満 無料
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令和6年は昭憲皇太后百十年祭・霞会館創立百五十周年の式年にあたり、これを記念し、明治神宮・霞会館では「受け継がれし明治のドレス」をテーマとした記念展を実施します。
本展は前後期に分かれ、昭憲皇太后祭の4月11日を含む前期では、明治神宮により昭憲皇太后の御召物を中心とした展示を実施します。特に大聖寺(京都)が所有する 昭憲皇太后御大礼服 は 近年、明治神宮も参画する大規模な修復プロジェクトが実施され、令和5年に永年保存に必要な基本的修復の完了後、本展が東京では初公開となります。
今に受け継がれし明治の洋装を表徴する昭憲皇太后の大礼服を、修復復元過程にふれるとともに、宮中へ洋装が導入される以前の重要儀式で昭憲皇太后がお召しになられていた装束、いわゆる十二単なども併せて、広く紹介する展示です。

また、霞会館創立百五十年記念日である6月1日を含む後期では、明治天皇のご意向を受けて発足した、華族会館を前身とする霞会館が展示企画を行います。明治天皇からの拝領品や華族会館行幸の際の御下賜品・旧宮家の北白川家から寄贈されたドレスなどを出品します。

20240513190345_00003☆ 活版アラカルト掲載図版のほとんどは 図版画面をクリック or タップすると拡大表示されます ☆

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 明治神宮ミュージアム

【展覧会】美術館「えき」KYOTO|生誕150周年記念 菱田春草と画壇の挑戦者たち ― 大観、観山、その後の日本画へ|’24年5月25日-7月7日|終了

flyer_2405_01flyer_2405_02 美術館「えき」KYOTO
生誕150周年記念
菱田春草と画壇の挑戦者たち
―大観、観山、その後の日本画へ
Shunso HISHIDA and the Challengers of modern Japanese-style painting
会  期  2024年5月25日[土]- 7月7日[日] ※ 会期中無休
会  場  美術館「えき」KYOTO
      〠 600-8555 京都市下京区烏丸通塩小路下ル東塩小路町
      ジェイアール京都伊勢丹7階隣接 TEL:075 (352) 1111 (大代表)   
開館時間  午前10時 - 午後7時30分  * 入館締切 閉館30分前
休  館  日  展示入替期間
入  館  料  当日・個人・税込 * 各種割引、優待情報などは下掲詳細参照
      一 般 1,100円、 高・大学生 900円、 小・中学生 700円
特別協力  水野美術館
主  催  美術館「えき」KYOTO、京都新聞
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明治後期に新しい日本画のあり方を模索しながら、数々の傑作を生みだした日本画家・菱田春草(1874-1911)。36歳という若さで世を去るまで、常に革新的な表現を求め続けたその画業を辿ります。本展では、春草が試みた表現を「線」や「空気・光」「色彩・古典」などの視点からご紹介し、ともに研鑽を積んだ横山大観、下村観山ら春草とゆかりの深い作家の作品と併せて画壇の挑戦者たちの表現に迫ります。また、本展は春草の故郷・長野県において初期日本美術院作家の代表的な作品を数多く所蔵している水野美術館の特別協力により、その貴重なコレクションのなかから選りすぐった作品による展覧会となります。

※ 本展覧会は事前予約不要ですが、混雑状況により入館をお待ちいただく場合があります。
※ 下掲公式詳細サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 美術館「えき」KYOTO ]  { 活版アラカルト既出まとめ }

【展覧会】東洋文庫ミュージアム|アジア人物伝 -歴史を織りなす人々-|’24年5月25日-8月18日|

東洋文庫6月

東洋文庫ミュージアム
アジア人物伝-歴史を織りなす人々-
開催期間   2024年5月25日[土]- 8月18日[日]
所 在 地  東洋文庫
〠 113-0021 東京都文京区本駒込 2-28-21
TEL 03-3942-0280(ミュージアム)
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教科書や専門書など、私たちが歴史の流れを知るために手に取る情報は、国や地域別にまとめられていることが多いです。本展では、歴史に名を残した「人物」に着目して、日本をふくむアジア全域を対象とした広い視点で古代から近代までの歴史を通覧します。歴史上の人物が成したこととその影響を史料から見ていくことで、国、地域別ではないアジア史として、どのような時代の動きや特徴が浮かび上がってくるのかを探ってみましょう。そして、「あの人とこの人は同じ時代の人なのか!」といった気づきを楽しんでいただけたら幸いです。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 東洋文庫 東洋文庫ミュージアム ]

【展覧会】鎌倉市 鏑木清方記念美術館|特別展 清方と二人の弟子 ― 門井掬水 西田青坡 ―|’24年5月25日-6月30日|終了

清方5月

鎌倉市 鏑木清方記念美術館
特別展 清方と二人の弟子 ― 門井掬水 西田青坡 ― 
会  期  2024年5月25日[土]- 6月30日[日]
開館時間  午前9時00分 - 午後5時00分(最終入館は午後4時30分まで)
休  館  日  毎週月曜日、6月4日[火]
会  場  鎌倉市 鏑木清方記念美術館
      〠 248-0005 神奈川県鎌倉市雪ノ下一丁目5番25号
      tel. 0467-23-6405  fax. 0467-23-640
観  覧  料  一 般 450円、小・中学生 220円
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鏑木清方のもとには、画風や人柄に惹かれて多くの入門希望者が集まり、一時、弟子は五十余人にものぼりました。中でも、門井掬水と西田青坡は、生涯を通じ清方のもっとも近くで師風を学んだ日本画家です。
門井掬水(1886ー
1976)は茨城県に生れ、小学生の時に、当時、駆け出しの挿絵画家の清方に習い事として入門し、一番弟子となりました。西田青坡は(1895ー1980)は東京深川に生れ、伯父の西田伝助が清方の父・篠野採菊と深い親交を結んだのが縁となり、12歳頃に入門、住み込みで指導を受けた時期もありました。
主に女性像を描いた師と同じ様に、掬水と青坡も美人画を手がけますが、次第に独自の画風を切り開き、掬水は女性たちの労働する姿、青坡は市井の生活の細やかな描写に才を発揮し優品を残しました。

本特別展では清方作品のほかに掬水、青坡作品をご紹介し、二人の弟子への美の伝承を辿ります。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 鎌倉市 鏑木清方記念美術館 ] 

【展覧会】長野県立美術館|生誕150年池上秀畝 高精細画人|’24年5月25日-6月30日|前後期二部制開催|終了

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長野県立美術館
生誕150年池上秀畝 高精細画人
開催期間  2024年5月25日[土]- 6月30日[日]
         前 期:5月25日[土]- 6月11日[火] 
         後 期:6月13日[木]- 6月30日[日]
      * 会期中作品の展示替えがあります
      * 関連イベントの開催が次次と予定・発表されています。詳細は下掲詳細を参照。
休  館  日  水曜日
開館時間  9:00 - 17:00(展示室入場は 16:30 まで)
観  覧  料  個人・当日券
      一 般 1,000円、 大学生・75歳以上 700円、高校生以下又は18歳未満 無 料
      * 前売り券、割引券、各種優待情報などは下掲詳細参照
会  場  長野県立美術館 展示室1・展示室2・展示室3
      〠 380-0801 長野市箱清水1-4-4(善光寺東隣)
      TEL 050-5542-8600(ハローダイヤル) FAX 026-232-0050
共  催  長野県教育委員会、練馬区立美術館(公益財団法人練馬区文化振興協会)
主  催  長野県、長野県立美術館
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池上秀畝(いけがみ しゅうほ 明治7-昭和19 1874-1944)は、現在の長野県伊那市高遠町に生まれ、荒木寛畝の最初の門人・内弟子となり、大正5 (1916) 年から3 年連続で文展特選を受賞、帝展では無鑑査、審査員を務めるなど官展内の旧派を代表する画家として活躍しました。
池上秀畝の作品は、旧派と一括りにされることが多いですが、表現の多様性や、同年うまれで同じく長野県南部出身の 菱田春草 に代表される新派とは、また異なる立場から新しい日本画を実践しました。秀畝は、展覧会芸術だけでなく、襖絵や障壁画といった、室内装飾などにも取り組んでおり、同時代の人々に支持されていましたが、近年では新派ほど研究がされておらず、展覧会等で取り上げられる機会も多くはありませんでした。
生誕150 年を機に、旧派の代表格とされた池上秀畝の人生と代表作をたどり、決して「旧」ではない秀畝の画業の全体像を振り返ります。

◉ 動画で展覧会の見どころをご紹介しております。
・展覧会PR動画:https://youtu.be/gHZDmAcAK64
・学芸員対談:https://youtu.be/H0JgU9bi7VQ
・1/7開催 アートこぼれ話(概要):https://youtu.be/AwnGGV73mo4
・1/7開催 アートこぼれ話(トーク編):https://youtu.be/8EQpHWCAn0Q

【 巡 回 展 】
・練馬区立美術館 会 期:2024年3月16日[土]- 4月21日[日]
【 関 連 展 】
・伊那市立高遠町歴史博物館 会 期:2024年2月24日[土]- 6月16日[日]
・信州高遠美術館 会 期:2024年3月2日[土]- 5月19日[日]
・伊那市創造館 会 期:2024年3月16日[土]- 5月27日[月]
・長野県伊那文化会館 会 期:2024年3月30日[土]- 5月12日[日]
※ 詳細は各館へお問合せください。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 長野県立美術館

【展覧会】ATELIER MUJI|どちらでもあるもの展 ─ 古賀充の視点|’24年5月24日-6月30日|終了

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ATELIER MUJI
どちらでもあるもの展
── 古賀充の視点
会  期  2024年5月24日[金]- 6月30日[日]
会場住所  無印良品 銀座 6F Gallery
      〠 104-0061 東京都中央区銀座3-3-5
開館時間  11:00 - 21:00
休  館  日  店舗休館の場合は、それに準じます。
入  場  料  無料
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私たちの身の回りは、様々な「もの」で溢れています。 世界中各地で開発や生産が繰り返され、消費する世の中は変わらない一方で、生産者や環境へ配慮したものづくりを行う動きが増えていることなど、「もの」を中心にさまざまな取り組みが生まれています。 
今回ご紹介する造形作家・古賀充氏は、暮らしのなかにあるものやことを再発見するように、制作を行っています。 
海に流れ着いた流木、落ちている石や葉など、自然がつくるものへの観察からはじまり、それらの視点は、身近な生活の中にも向けられていきます。 
紙、ダンボール、プラスチック、ワイヤー、金属、タイル、レンガにいたるまで、「自然物」と「人工物」、それらの対象(素材)へのまなざしが、日常のなかで出会った「もの」として向けられ、分け隔てなく作品に生かされています。 
無印良品は、もの、こと、人、社会へと活動を広げています。手を動かし、様々な素材や要素から試行錯誤を繰り返し、そっと暮らしのなかに溶け込むような人々のそばに置いてほしいものを探しながらものづくりを続けています。 
本展を通し、ものづくりに込められた視点、日々の小さな気付きや楽しさを見つける機会になればと思います。

ATELIER MUJI   

<MESSAGE>
何気なく過ごしていると、つい見過ごしてしまいますが、
あたり前のようにすぐそばにあるものをふと見たとき、
実はあたり前にあるものは、何一つないことに気がつきます。
全てそこにある理由や流れがあり、生活の道具には人の知恵や歴史、
自然には地球の長い年月が結晶のように凝縮されています。
それでいてそこにある木も葉も、石も、コーヒーのカップも何も主張することなく
ただそこにあるという不思議。
近くにあるけれど特別なもの、特別だけど普通のもの、
そのどちらかではなく、どちらでもあるものに、ここにある暮らしの豊かさを感じています。 

<PROFILE    古賀充 こがみつる>
01portrait-koga-トリミング造形作家 1980年、神奈川県生まれ。 海のそばにある町に住みながら、暮らしのなかで出会うものを作品にしています。  浜辺に打ち上げられる波に削られた丸い石や流木、 散歩する道や公園に立っている木や、様々な形の植物の葉、 どこか遠くの国から運ばれてきたダンボール箱、畑に建っているトタンの小屋。 遠くに行かなくても、知り尽くすことができないものが身近にあるという驚き を感じながら、日々制作しています。
公式 WEB|https://mitsuru-koga.com

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : ATELIER MUJI

【展覧会】実践女子大学香雪記念資料館|没後60年 佐藤春夫展 — 智恵と友情と恋と!—|’24年5月23日-6月21日|終了

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実践女子大学香雪記念資料館
没後60年 佐藤春夫展 — 智恵と友情と恋と!—
会  期  2024年5月23日[木]- 6月21日[金]
開館時間  10:30 - 17:00
休  館  日  土・日曜日、 ※ただし6月8日[土・講演会]は、12:00-17:00開館
       6月16日[日・オープンキャンパス]は通常開館
入  館  料  無 料
会  場   実践女子大学香雪記念資料館 企画展示室1・2
       〠 150-8538 東京都渋谷区東1-1-49
共  催  公益財団法人佐藤春夫記念会
協  力  実践女子大学香雪記念資料館
主  催  実践女子大学文芸資料研究所
──────────────────────
2024年の今年、没後60年を迎えた作家・佐藤春夫(1892-1964)の生涯を、作品の様々な名言や書簡から振り返ります。
「智恵と友情と恋と」は、ハイネの訳詩の一節で、友人と恋人を同時に失った春夫が、自らの思いを託したものです。1930年、春夫は親友・谷崎潤一郎と和解し、千代を妻として10年越しの恋を実らせました。世間の様々な誤解にさらされながらも、彼らが自ら選んだ道の正しさを確信できたのはなぜでしょうか。昨年、新宮市立佐藤春夫記念館に寄贈された新資料を読み解きながら考えます。また、近代作家中随一の人脈を誇り、多くの友人を持っていた春夫の多彩な交流を示す書簡の数々もお楽しみください。
6月8日[土]には、関連イベントとして講演会を予定しています。詳細は本学文芸資料研究所HPをご覧ください。

◆ 講演会「春夫文学の新たな沃野」
日  時 : 2024年6月8日(土)14:00~15:45(13:30開場)
会  場 : 実践女子大学渋谷キャンパス 403教室
定  員 : 80名(事前申込不要)
※詳細は下記リンクをご覧ください。
【 関 連 : 実践女子大学文芸資料研究所 HP 】講演会:春夫文学の新たな沃野開催のお知らせ (6/8)   https://www.jissen.ac.jp/bungei/event/2024_index.html

【お問い合わせ先】  実践女子大学文芸資料研究所  TEL:03-6450-6929

※ 本展覧会は予約不要です。
※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 実践女子大学香雪記念資料館 ] 

【展覧会】ホキ美術館|作家の視線 過去と現在、そして……|’24年5月23日-11月11日|

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ホキ美術館|現代日本の写実絵画
作家の視線 過去と現在、そして……
開催期間  2024年5月23日[木]- 2024年11月11日[月]
開館時間  午前10時 - 午後5時30分 * 入館受付 午後5時まで
休 館 日  火曜日 * 火曜日が祝日の場合は開館、翌平日に休館
会  場  ホキ美術館内 ギャラリー 1
      〠 267-0067 千葉県千葉市緑区あすみが丘東3-15
      電話:043-205-1500   FAX:043-205-1511   メール: info☆hoki-museum.jp
入 館 料  一 般 1,830円、65歳以上 / 高校生・大学生 1,320円、 中学生 910円
      * チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
──────────────────────────
写実絵画は制作に長い時間を要します。
3 ~ 4 か月、時には 1 年以上の時間をかけて作品を仕上げていきます。
その時間の中で作家の考え方や物の観方、
作家の眼が感じる美を表現しているといえると思います。
では、作家が伝えたい感動、作家の眼を通した美は不変なものなのでしょうか。
20年 30年と作家の意識は何が変わって何が変わらないのか。
そんなことを読み解いてみるのも面白いと思います。
そして、若手の作家たちが今後どのように変わっていくのか、
皆様で見届けてください。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : ホキ美術館 ]
【 関 連 : 千葉市公式チャンネル YouTube ホキ美術館 4:59 】
いささか古い動画ですが、あまり紹介されてこなかった動画です。一覧をお勧めします〔編集〕
千葉市緑区あすみが丘東、緑豊かな昭和の森公園の隣に建つ「ホキ美術館」です。同館は世界でも珍しい写実絵画専門の美術館として、2010年に開館しました。現在、巨匠から若手画家まで約50作家、350点の写実絵画を所蔵しています。画家が対象をありのままに描いた写実絵画は、実物をも超える存在感で見る者を圧倒します。館内には絵画、陶芸のギャラリーのほか、レストランやミュージアムショップもあります。このコンテンツは東京情報大学映像ゼミナールと千葉市が協力して作成しました。〔2013年12月6日撮影  千葉市公式チャンネル〕

この{活版印刷アラカルト}のウェブページは、限度ギリギリの長尺ブログになっています。そのためお手数ながら、ときおり、とりわけ動画類を閲覧後は「ページ画面を更新」していただくと、次回からもスムーズなスクロールと閲覧をお楽しみいただけます。また活版アラカルトの二枚目以降のページにも、一枚目に納めきれなかった魅力的な記事が満載。閲覧を強力推奨いたします。

【学術講座】東洋文庫|シンポジウム「モンゴル帝国史研究の現在と課題」|於 : 早稲田大学戸山キャンパス|’24年6月22日|終了

モンゴルシンポジウム

東洋文庫
シンポジウム「モンゴル帝国史研究の現在と課題」
日  時  2024年6月22日[土] 13:00 - 17:50
会  場  早稲田大学戸山キャンパス 36号館382教室(12:30開場、入場無料)
プログラム 第1セッション チンギス・カンの実像(13:10―14:00)
      第2セッション ジョチ・ウルスとチャガタイ・ウルス(14:00-14:50)
      第3セッション フレグ・ウルスから見えるもの(15:00-15:50)
      第4セッション 元朝から広がる海陸交通路(15:50-16:40)
              総合討論(16:50-17:50)
主  催  内陸アジア史学会
共  催  早稲田大学中央ユーラシア歴史文化研究所
      東京大学中東地域研究センター
      北海道大学スラブ・ユーラシア研究センター
           「国際的な生存戦略研究プラットフォームの構築」プロジェクト
      東洋文庫中央ユーラシア研究グループ
事前登録  参加ご希望の方は、6月15日[土]までに事前登録をお願いします。
      ▶ 申込専用フォーム 
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このたび内陸アジア史学会は標記のシンポジウムを開催することになり、東洋文庫中央ユーラシア研究グループはこれを共催しています。
近年の日本におけるモンゴル帝国史研究の進展はめざましく、多様なテーマについてすぐれた研究成果が次々と発表されています。海外でも “The Cambridge History of the Mongol Empire”(2 vols)が刊行されるなど、研究への関心は高まりと広がりをみせています。この機会をとらえて、標記のようなシンポジウムを開催して研究の現在を見晴らし、これからの課題を展望することには大きな意義があると考えます。今回のシンポジウムは、今後の研究の発展に裨益するとともにし、世界史教育にも貢献することが期待されています。
ご関心をお持ちの方はふるってご参加くださいますよう、ご案内申し上げます。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 東洋文庫 イベント

【展覧会/イベント】ちひろ美術館・東京/安曇野ちひろ美術館|いわさきちひろ ぼつご 50 ねん こどものみなさまへ|’24年3月1日-’25年1月31日|2会場並行長期開催|

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ちひろ美術館・東京  /  安曇野ちひろ美術館
いわさきちひろ ぼつご 50 ねん
こどものみなさまへ
会 期:2024年3月1日[金]-2025年1月31日[金]

❖ ちひろ美術館・東京
〠 177-0042 東京都練馬区下石神井4-7-2
TEL:03-3995-0612 / テレフォンガイド:03-3995-3001 / FAX:03-3995-0680
入館料:大人1,200円、18歳以下・高校生以下無料  ▶ アクセス 詳細情報

あれ これ いのち
    2024年 3月1日[金]- 6月16日[日]
あ・そ・ぼ
    6月22日[土]- 10月6日[日]
みんな なかまよ
    10月12日[土]- 2025年1月31日[金]

❖ 安曇野ちひろ美術館
〠 399-8501 長野県北安曇郡松川村西原3358-24
TEL:0261-62-0772 / FAX:0261-62-0774
入館料:大人1,200円、18歳以下・高校生以下無料 ▶ アクセス 詳細情報

あ・そ・ぼ
    2024年 3月1日[金]ー6月2日[日]
みんな なかまよ
    6月8日[土]- 9月1日[日]
あれ これ いのち
    9月7日[土]- 12月1日[日]

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いわさきちひろ ぼつご50ねん こどものみなさまへ
ちひろから、いまのこどもと、かつてのこどもだったおとなのみなさまへ ──
絵本画家・いわさきちひろが亡くなって、2024 年で 50 年が経ちます。この半世紀の間に、世界は大きく変わり、子どもたちを取り巻く環境も変わってきています。今の時代にちひろの絵が語りかけてくるものは……?
2024 年の 1 年間、ちひろ美術館(東京・安曇野)では、「あそび」「自然」「平和」の3つのテーマで、現代の科学の視点も交えてちひろの絵を読み解きます。展覧会のディレクターに、アートユニットの plaplax を迎え、子どもも大人も見るだけでなく参加したくなる、新しい展覧会を開催します。

< いわさきちひろ 1918-1974 >
福井県武生(現・越前市)に生まれ東京で育つ。藤原行成流の書を学び、絵は岡田三郎助、中谷泰、丸木俊に師事。第二次世界大戦後、紙芝居や教科書、絵雑誌、絵本など子どもの本を中心に画家として活躍。生涯にわたって子どもや花を描き続けた。1974年没、享年55。現存する作品は約9600点。

【展覧会】前橋文学館|平井晩村生誕140年記念展|孤独と神聖のブリコラージュ|’24年6月22日-’25年1月12日|

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前橋文学館
平井晩村生誕140年記念展 孤独と神聖のブリコラージュ
期  間  2024年6月22日[土]- 2025年1月12日[日]
時  間  9時 - 17時(最終入館は 16時30分 まで)
会  場  萩原朔太郎記念・水と緑と詩のまち
      前橋文学館 2階企画展示室
      〠 371-0022 群馬県前橋市千代田町三丁目12-10 TEL:027-235-8011
観 覧 料  無料
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1884(明治17)年に前橋に生まれた平井晩村は、報知新聞社に勤務する一方、詩、俳句、短歌、紀行文、歴史小説など多岐にわたる作品を雑誌に発表し、多彩な文筆家として活躍しましたが、1919(大正8)年9月2日に35歳という若さでこの世を去りました。詩集に『野葡萄』『麦笛』があり、『野葡萄』には夏目漱石も序文を寄せています。
また「草津節」の原形や、母校・前橋中学校(現・群馬県立前橋高等学校)の校歌を作詞するなど、その業績は今日まで息づいています。
本展ではその足跡を紹介します。
   ◆ 前期テーマ:フォークとフォークロアの間
   ◆ 後期テーマ:ヒーローズ・ジャーニー

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認のうえご観覧を。
[ 詳 細 : 前橋文学館

【展覧会】東京黎明アートルーム|江戸琳派と磁州窯|’24年5月21日-6月30日|終了

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東京黎明アートルーム
江戸琳派と磁州窯
開室期間  2024年5月21日[火]- 6月30日[日]
休 室 日  6月3日[月]、6月15日[土]
開室時間  10:00 - 16:00 * 最終入室は 15:30
入室料金  一 般 600円 / 20歳未満は無料
      * 障害者手帳をお持ちの方及び介護者の方は300円引き
      * チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
会  場  東京黎明アートルーム
      〠 164-0003 東京都中野区東中野2-10-13 TEL 03-3369-1868
主  催  東京黎明アートルーム
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桃山時代後期に京都で興った美意識の系譜、琳派。
その約100年後、琳派に感銘を受けた酒井抱一によって江戸で花開いた優美な作品・江戸琳派。酒井抱一を中心に、鈴木其一、酒井鶯蒲、酒井道一などの作品を展示します。
陶磁器は、主に民間用の器を生産したことで知られる磁州窯とその周辺の陶磁器を紹介します。
多彩な装飾技法で独自の美を創造したことでも有名な磁州窯。今回は、白釉・白地黒掻落・白地練上など18作品を展示する予定です。
そのほか、アジアの仏教彫刻7点(常設展示作品含む)や岡田茂吉作品も展示します。
皆様のご来室を心よりお待ちしています。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 東京黎明アートルーム ] 

【展覧会】諸橋近代美術館|生誕120周年 サルバドール・ダリー 天才の秘密|’24年4月20日-9月1日|開幕壹个月再紹介

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諸橋近代美術館
生誕120周年 サルバドール・ダリー天才の秘密
会  期  2024年4月20日[土]- 9月1日[日]
休  館  日   5月15日(第3水曜日) 、7月10日(第2水曜日) 以上2日程休館
営業時間   9:30-17:00(最終入館は30分前)
* 諸事情により日程が変更になる場合がございます。

会  場  諸橋近代美術館
      〠 969-2701 福島県耶麻郡北塩原村大字桧原字剣ヶ峯1093番23
      TEL. 0241-37-1088 / FAX .0241-32-3332
主  催  公益財団法人諸橋近代美術館
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ー 諸橋近代美術館 開館25周年記念開催!ー
ダリとはいかなる芸術家であったのか
「シュルレアリスト・ダリ」とその背景にある「人間・ダリ」の
複雑で繊細な内面から天才の秘密を探ります

サルバドール・ダリ(1904-1989)生誕120周年、シュルレアリスム宣言100年の記念すべき節目に開催する本展は、世界屈指のダリ・コレクションを形成する当館の所蔵品を中心にダリの生涯を概観し、ダリの渡米以降の活動に注目します。
ダリが私たち観衆に魅せた「シュルレアリスト・ダリ」とその背景にある「人間・ダリ」の複雑で繊細な内面を探り、世界中で愛されているダリがいかなる芸術家であったのか、ダリの油彩、素描、版画、彫刻のほか、ミロやマグリットなどシュルレアリスムの作家の作品などから、ダリの多様な側面を明らかにいたします。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 諸橋近代美術館

【展覧会】練馬区立美術館|三島喜美代 ― 未来への記憶|’24年5月19日-7月7日|終了

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練馬区立美術館
三島喜美代 ― 未来への記憶
会  期  2024年5月19日[日]- 7月7日[日]
休  館  日  月曜日
開館時間  10:00-18:00  * 入館は 17:30 まで
観  覧  料  一 般 1,000円、 高校・大学生 および 65-74歳 800円
      * 中学生以下および75歳以上 無料
      * 同館は事前予約制ではありません。当日チケットカウンターでお求めください。
      * 各種割引、優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照。
アクセス  練馬区立美術館
      〠 176-0021 東京都練馬区貫井1-36-16 TEL 03-3577-1821
      西武池袋線中村橋駅下車 徒歩3分 ▶ 詳しくは こちら をクリック!
協  力  株式会社東横イン/株式会社ギャラリー1045
主  催  練馬区立美術館(公益財団法人練馬区文化振興協会)
──────────────────────20240409180455_00019☆ 活版アラカルト掲載図版のほとんどは 図版画面をクリック or タップすると拡大表示されます ☆

三島喜美代(1932- )は、絵画を出発点に現代美術家としての活動を1950年代にスタートさせました。60年代には新聞や雑誌などの印刷物をコラージュした作品やシルクスクリーンを用いた平面作品を制作していましたが、70年代に入ると表現媒体を一転、シルクスクリーンで印刷物を陶に転写して焼成する立体作品「割れる印刷物」を手掛け、大きな注目を集めます。日々発行され、膨大な情報をあふれさせる印刷物と、硬く安定しているかに見えながら、割れやすく脆い陶という素材を組み合わせることで、氾濫する情報に埋没する恐怖感や不安感が表現されました。
しかし、大量の新聞や雑誌がすぐに消費されてゴミとなるように、情報からゴミへと三島の問題意識も次第に移っていき、空き缶や段ボールなど身近なゴミを題材に陶で再現した作品、産業廃棄物を高温で処理した溶融スラグを素材とする作品を発表しました。近年は、自ら集めた鉄くずや廃材を取り込んだ作品制作も行っています。

本展覧会は、70年にわたる三島の創作の軌跡を、主要作品を通して概観するものです。大量消費社会や情報化社会へ厳しい視線を投げかけつつも、情報やゴミを異化作用を通して造形表現へと転化させた三島作品は、日々の暮らしの中から遊び心をもって生み出されてきました。
会場では、初期のコラージュ作品から、「割れる印刷物」のオブジェの数々、環境に配慮した素材による近作などが並ぶなか、ハイライトとして三島の代表作であり、最大規模のインスタレーション作品 ≪20世紀の記憶≫ を展示します。ぎっしりと床に敷き詰められた大量の耐火レンガ・ブロックから成るこの作品は、各レンガの表面に三島が20世紀の100年間から抜き出した新聞記事が転写され、文字通り20世紀の記憶の断片を視覚化するとともに、その時代に向き合った彼女自身の記憶が刻まれているように思われます。三島が作品に刻印した20世紀の記憶を、来るべき未来への記憶として改めて受け止める機会となれば幸いです。 

三島作品は、国内外の多くの美術館に収蔵されていますが、特に2020年以降に受賞や展覧会が相次ぎ、国内はもとより海外からの評価も近年急上昇しています。本展は、そうした流れのなかでの、東京の美術館における初の個展となります。
展覧会を通して、三島が社会の現実を見つめながら、情報とゴミの問題をテーマに一貫して追い求めてきた作品世界の全貌を明らかにし、その魅力と実像に迫ります。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 練馬区立美術館 ]

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【展覧会】大分県立美術館|没後50年 福田平八郎|’24年5月18日-7月15日|終了

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大分県立美術館
没後50年 福田平八郎
会  期  2024年5月18日[土]- 7月15日[月・祝]
         前 期 5月18日[土]- 6月16日[日]
         後 期 6月18日[火]- 7月15日[月・祝]
開館時間  10:00- 19:00
      * 金曜日・土曜日は20:00まで(入場は閉館の30分前まで)
休  展  日  2024年6月17日[月]
会  場  大分県立美術館  3階 展示室B
      〠 870-0036 大分市寿町2番1号 
      お問合せ先 TEL:097-533-4500
観  覧  料  一 般 300円、大学・高校生 200円、中学生以下 無 料
      * 関連イベント、割引、各種優待情報などは下掲詳細参照。
特別協力  大阪中之島美術館
共  催  大分合同新聞社、OBS大分放送
主  催  公益財団法人大分県芸術文化スポーツ振興財団・大分県立美術館、毎日新聞社
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モダン、カラフル、チャーミング。
自然を見つめ、鮮やかに切り取る日本画家。待望の回顧展

大分市に生まれた福田平八郎(1892 –1974)は、18歳のとき京都に出て絵を学びました。自然を隅から隅まで観察した写実的な作品で評価を得たのち、昭和7年(1932)に《漣》(重要文化財、大阪中之島美術館蔵)を発表し、その大胆な挑戦で人々を驚倒させました。その後も《竹》(京都国立近代美術館蔵)や《雨》(東京国立近代美術館蔵)など、色や形、視点や構成に趣向を凝らした作品を制作し「写実に基づく装飾画」という新しい時代の芸術を確立しました。
没後50年の節目に開催する本展は、初期から晩年までの優品約100件を一堂に展示し、その魅力に迫ります。また「写生狂」を自称した画家の瑞々しい感動やユニークな目線を伝えるスケッチ類もあわせて紹介し、名作誕生の背景を探ります。
見るものに今も新鮮な驚きを与え、自然美への共感を誘う平八郎の清新な世界にどうぞご期待ください。

※ 下掲詳細公式サイトにて最新情報を確認の上ご観覧ください。
[ 詳 細 : 大分県立美術館 ] 

【展覧会】神奈川県立近代美術館 鎌倉別館|鎌倉別館40周年記念 てあて・まもり・のこす 神奈川県立近代美術館の保存修復|’24年5月18日–7月28日|

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神奈川県立近代美術館 鎌倉別館
鎌倉別館40周年記念
てあて・まもり・のこす 神奈川県立近代美術館の保存修復
Kamakura Annex 40th Anniversary Exhibition
Repairing, Preserving, and Keeping: Conservation and Restoration of The Museum of
Modern Art, Kamakura & Hayama
会  期  2024年5月18日[土]– 7月28日[日]
会  場  神奈川県立近代美術館 鎌倉別館
      〠 248-0005 神奈川県鎌倉市雪ノ下2-8-1 電話:0467-22-5000
休  館 日  月曜(7月15日を除く)
開館時間  午前9時30分 - 午後5時(入館は 午後4時30分 まで)
観  覧  料  一 般 700円、20歳未満・学生 550円、65歳以上 350円、高校生 100円
      * 中学生以下と障害者手帳等をお持ちの方(および介助者原則1名)は無料です。
      * 各種割引、優待情報などは 下掲詳細 参照
主  催  神奈川県立近代美術館
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コレクションをよい状態で保存し次の世代へ伝えることは、美術館の大切な役割のひとつです。私たちは作品を守る環境を整え、ときに手当てをしながら、未来に残す最善の方法を模索してきました。本展では「てあて」「まもり」「のこす」の3つの言葉を手がかりに、作品の修復過程やそこで使う道具、作品を守りつつ展示するための工夫など、普段は見られない美術館の取り組みを紹介します。

展覧会の見どころ
1. 神奈川県立近代美術館を代表する名品と保存修復
高橋由一(1828–1894)、古賀春江(1895–1933)、村山知義(1901–1977)、松本竣介(1912–1948)などの当館のコレクションを代表する作家の名品を保存修復の観点から解説します。
2. 野外彫刻のメンテナンス
当館の庭園に常設され、長く親しまれてきた彫刻の移設や修復について、映像や資料で紹介します。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 神奈川県立近代美術館  神奈川県立近代美術館 鎌倉別館 ]

【展覧会】奈良県立万葉文化館|特別展 生誕110年 佐藤太清展 水の心象|’24年5月18日-7月7日|終了

万葉文化館おもて 万葉文化館うら

奈良県立万葉文化館
特別展 生誕110年 佐藤太清展 水の心象
会  期  2024年5月18日[土]- 7月7日[日]
会  場  奈良県立万葉文化館 企画展示室
      〠 634-0103 奈良県高市郡明日香村飛鳥10 電話 0744-54-1850
観  覧  料  一 般  800円、 高校・大学生  500円、 小・中学生  300円
開館時間  10:00 ー 17:30(入館は17:00まで)
休  館  日  月曜日(月曜日が祝日の場合は翌日の平日)
主  催  奈良県立万葉文化館
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自然から感受したイメージを独自に解釈し、詩情豊かな世界観を創出、花鳥風景画を確立した日本画家・佐藤太清(1913ー2004 年)は、2023年に生誕110年、2024年に没後20年を迎えます。
太清の人生は、母の胎内にいるうちに父が病没、誕生直後には母も亡くす体験から始まりました。幼少期に孤独から逃れるように野山を歩き、そこで見たものを描くひとときが絵の道に進む端緒であったと、のちに太清は語っています。故郷・京都府福知山市に流れる由良川は豊かな恵みをもたらす一方、水害を発生させる暴れ川としても知られています。穏やかな自然が時に様相を変える瞬間を太清は何度も目撃したことでしょう。
太清の描く絵画には、自然の美しさや生命感が込められる一方、恐怖や逃れられない死といった重層的なイメージがみられ、独自の画風が形成された礎には、幼少期からの自然との関わりが影響したと考えられています。本展は、太清が生涯にわたり描いた〝 水 〟に連関する作品に着目。画業70 年における作品を概観しながら、水の心象表現をたどります。

また、初の試みとして、画室に遺された全絵具をサンプル化した1000色を超える色相図「太清の絵具棚より」を会場に設置。太清自身が調合した多彩なグレーに注目しつつ、画家の眼にせまる展観もみどころとなっています。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 奈良県立万葉文化館

【展覧会】掛川市二の丸美術館|受贈記念展 牧野宗則 木版画の世界 -織りなす色 いのちの輝き展|’24年5月18日-7月15日|終了

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掛川市二の丸美術館
受贈記念展    
牧野宗則 木版画の世界
-織りなす色 いのちの輝き―
展示期間  2024年5月18日[土]ー 7月15日[月・祝] * 作品が入れ替わります。
         前期展示 5月18日[土]- 6月16日[日]
         後期展示 6月19日[水]- 7月15日[月・祝] 
会  場  掛川市二の丸美術館
      〠 436-0079 静岡県掛川市掛川1142番地の1 TEL:0537-62-2061
開館時間  9時から17時まで(入館は 16時30分 まで)
休  館  日  月曜日、6/18[火]〔展示替え〕
観  覧  料  一 般 500円、(中学生まで無料)
         * 後期展リピーター割:前期の半券ご提示で後期展2割引き
主  催  〔公財〕掛川市文化財団、掛川市二の丸美術館
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浮世絵版画の高度な職人技を習得し、四季折々の草花や大海、雄大な富士をモチーフに、作画から彫り、摺りまでたった一人で行う現代木版画家 牧野宗則氏(1940年-/静岡市出身)の展覧会。
繊細な彫りと幾重にも重ねた微妙な色のグラデーションから生まれる木版画の世界をお楽しみください。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上ご参観を。
[ 詳 細 : 掛川市二の丸美術館

【展覧会】さくら市ミュージアム|時の鏡 収蔵品に見る現在・過去・未来|’24年5月18日-7月7日|終了

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さくら市ミュージアム
時の鏡
収蔵品に見る現在・過去・未来
会  期  令和6年(2024年)5月18日[土]- 7月7日[日]
開館時間  午前9時 - 午後5時(入館は午後4時30分まで)
会  場  さくら市ミュージアム−荒井寛方記念館−
      〠 329-1311 栃木県さくら市氏家1297番地
      TEL:028-682-7123 / FAX:028-682-7854
休  館  日  月曜日、第3火曜日
観  覧  料  一 般 300円、高校・大学生 200円、小・中学生 100円、未就学児 無料
      * さくら市内の小・中学生は無料
      * さくら市内70歳以上の方および障がい者手帳をお持ちの方とその介護者1名は半額
主  催  さくら市ミュージアム-荒井寛方記念館-
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さくら市ミュージアム−荒井寛方記念館−は、今年度開館31年目を迎えます。30年目の節目を超えて、新たな次世代の第一歩を踏み出す大切な1年ととらえています。
博物館における3つの重要な活動は、調査、研究・保存・修復、展示・公開です。これらのバランスが守られてこそ博物館としての健全な姿が継承されていくものです。そして、博物館に収蔵されている資料(作品)は、その地域のアイデンティティーを知る重要なものです。
そこで、このたびは、博物館収蔵資料の中から、展示資料の各分野における特筆すべきものを選び紹介します。約1万4千年前の石器や那須岳の絵画、なつかしいおしながき看板など貴重な資料をご覧ください。
資料が「時の鏡」となって、観る人にかつての暮らしや芸術感を映し出し、地域文化について改めて知る機会となるでしょう。
さくら市ミュージアムがこれからも継承・発展していくために改めて地域の歴史文化に触れ、未来へ思いをはせる展覧会となるよう開催します。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : さくら市ミュージアム-荒井寛方記念館-

【展覧会】府中市美術館|Beautiful Japan 吉田初三郎の世界|’24年5月18日ー7月7日|終了

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府中市美術館
Beautiful Japan 吉田初三郎の世界
会  期  2024年5月18日[土]ー 7月7日[日]
会  場  府中市美術館 2階 企画展示室
      〠 183-0001 東京都府中市浅間町1丁目3番地(都立府中の森公園内)
      電話:042-336-3371
休  館  日  月曜日(この日が祝日の場合はその翌日)
開館時間  午前10時 - 午後5時(入場は 午後4時30分 まで)
観覧料金  一 般 800円、 高校・大学生 400円、 小・中学生 200円
      * 各種割引、優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照。
主  催  府中市美術館
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大正から昭和戦前期、日本各地を空から見下ろす視点で描いた吉田初三郎 (1884-1955)。独自のデフォルメによって広い範囲が一望できる鳥瞰図の画面は、細部まで描き込まれ、まるで絵の中を旅するかのようにいつまでも見飽きることがありません。本展では大型の肉筆鳥瞰図を中心に、絵画・ポスターなど様々なメディアで展開された吉田初三郎の世界をご紹介します。

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[ 詳 細 : 府中市美術館

【展覧会】国立歴史民俗博物館|特集展示 幕末の外交官-幕臣柴田剛中とその資料-|’24年4月23日-7月28日|開幕壹个月再紹介

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国立歴史民俗博物館
特集展示 幕末の外交官-幕臣柴田剛中とその資料-
開催期間  2024年4月23日[火]- 7月28日[日]
会  場  大学共同利用機関法人人間文化研究機構 国立歴史民俗博物館   第4展示室  特集展示室
      〠 285-8502 千葉県佐倉市城内町 117
      TEL:050-5541-8600(ハローダイヤル)
料  金  一 般 600円 / 大学生 250円 / 高校生以下 無 料
      * チケット各種優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
開館時間  9:30 - 17:00(入館は 16:30 まで)
休  館  日  月曜日(月曜日が休日の場合は開館、翌日休館)、6月4日[火]、7月2日[火]
主  催  大学共同利用機関法人 人間文化研究機構 国立歴史民俗博物館
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2023年度に当館に寄託された資料について、その概要を紹介します。当該資料は、江戸幕府の徒目付・勘定・外国奉行・兵庫奉行などを歴任し、幕末外交に従事したことで知られる旗本柴田剛中(貞太郎・日向守、1823-77)の子孫宅に伝来したものです。
柴田が残した資料としては、幕末訪欧中に記された日記がよく知られていましたが(『日本思想大系66 西洋見聞集』、1974年、岩波書店)、彼の日記は嘉永2年(1849)から明治6年(1873)までの分が現存する上、日記以外の文書・絵図・書画・写真・立体物なども多数残されていました。一部については東京大学史料編纂所と神戸市文書館にて複写が公開されているものの、それ以外の資料は今回の展示が初披露となります。

< みどころ >
◆ 柴田剛中が日記に記録した、幕府による幕末外交の詳細
◆ ヨーロッパで入手した品物など、海外渡航を経験した者ならではの遺品の数々
◆ 渡欧同行者や交遊関係を持った人物の書簡やポートレートなど、幅広い人脈

< 主な展示資料 >
◆ 文 書:日載・公私日載(柴田剛中日記)、柴田剛中の辞令、訪欧時作成の名刺、柴田太郎吉明細書、柴田剛中の墓誌、小栗忠順・村垣範正の書簡
◆ 絵 図:五稜郭図、箱館奉行所役宅配置図、神戸周辺絵図
◆ 写 真:訪欧中に撮影された柴田剛中・福沢諭吉・福地桜痴らの名刺判写真
◆ 立体物:ナポレオン三世メダル(1853年)、日蘭親善記念メダル(1862年)、ヴィクトリア女王から贈られた双眼鏡、柴田剛中が所持した拳銃、柴田剛中所用の短刀「兼道」の拵など約90点(すべて個人蔵・国立歴史民俗博物館保管)* 但し、会期中展示替えを行います。

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[ 詳 細 : 国立歴史民俗博物館 ] 

【展覧会】鎌倉文華館 鶴岡ミュージアム| 鶴岡八幡宮の季節展 春 ―華ひらいて―|’24年3月15日-6月16日|会期延長

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鎌倉文華館 鶴岡ミュージアム
鶴岡八幡宮の季節展 春 ―華ひらいて―
会  期  2024年3月15日[金]- 5月19日[日] 6月16日[日]
会場住所  鎌倉文華館 鶴岡ミュージアム
      〠 248-0005 神奈川県鎌倉市雪ノ下2丁目1-53 TEL 0467-55-9030      
開館時間  午前10時 - 午後4時30分(入館は閉館30分前まで)
休  館  日  月曜日(月曜祝日の際は翌平日)
観  覧  料  一 般 600円、 小中学生 300円
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鎌倉文華館の建築は、1951年に開館した神奈川県立近代美術館の旧鎌倉館を継承したものです。1949年6月、当時の神奈川県知事であった内山岩太郎のもとに、神奈川県在住の美術家や学者から美術館を要望する声があがり、「神奈川県美術家懇話会」が設立されます。用地が検討された結果、鶴岡八幡宮の境内に建設されることになり、1951年11月、建築家・坂倉準三の設計で日本初の公立近代美術館として神奈川県立近代美術館は開館しました。
開館から65年間にわたる鎌倉館での活動において、開催された展覧会は525本を数えましたが、土地の借地契約満了に伴い、2016年1月31日をもって旧館での展覧会活動は終了し、同年3月31日に閉館。その後、旧館は神奈川県指定重要文化財(建造物)に指定され、神奈川県から鶴岡八幡宮に土地の返還と合わせて無償譲渡された後、2019年6月、新しい使命をもった鎌倉文華館 鶴岡ミュージアムとして開館、2020年末には建物が国の重要文化財に指定されました。
鎌倉文華館 鶴岡ミュージアムの理念
鶴岡八幡宮の歴史を軸に、鎌倉の魅力を紹介する季節展示や一つのテーマを掘り下げた特別展を行い、鎌倉の新たな文化発信拠点を目指します。

建築家・坂倉準三(1901-1969)
岐阜県に生まれる。東京帝国大学(現・東京大学)で美術史を学んだのち1929年に渡仏。20世紀建築の巨匠ル・コルビュジエに師事し、1937年のパリ万国博覧会で日本館の設計を手がけて建築部門のグランプリを受賞するなど、国際的に高い評価を受けた。
▶ 坂倉建築研究所ウェブサイト(外部別リンク)>
鎌倉文華館 鶴岡ミュージアム(旧 神奈川県立近代美術館 鎌倉館本館 /1951)
◆information 竣工年:1951年10月/改修 :2019年/所在地:神奈川県鎌倉市/用途:美術館/建築面積:875 m²/延床面積:1,575 m²/規模:地上2階(一部中2階)/構造:S造
◆award:* 国指定 重要文化財 (2020)/* 神奈川県指定 重要文化財 (2016) -以下略

編集:いまや1950年代の歴史的建造物として「保存」の対象となりましたが、坂倉建築研究所ウェブサイトには 豊富な動画と画像をもって「旧 神奈川県立近代美術館 鎌倉館本館」が紹介されています。建築行脚はもちろん、いまや鎌倉の景観をなすこの施設の訪問をお勧めしたい}

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[ 詳 細 : 鎌倉文華館 鶴岡ミュージアム

【展覧会】不忍画廊|門坂 流へのオマージュⅢ─未来を刻む|門坂 流/池田俊彦・齋藤悠紀・山根一葉/門坂 晶・門坂 朋 ほか|’24年6月14日ー6月29日|終了

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不忍画廊
門坂 流へのオマージュⅢ ─ 未来を刻む
門坂 流/池田俊彦・齋藤悠紀・山根一葉/門坂 晶・門坂 朋 ほか
会  期   2024年6月14日[金]ー 6月29日[土]
会  場  不忍画廊
      〠 103-0027 東京都中央区日本橋3-8-6 第二中央ビル 4F
開廊時間  12:00 - 18:00
休  廊  日  月曜・火曜(6月17日, 18日, 24日, 25日)
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常人には見えない “自然界の流線” を描いた門坂 流(1948-2014)。没後10年となる今展では、氏をリスペクトする3人の銅版画家(池田俊彦・齋藤悠紀・山根一葉)と一緒に、当画廊で紹介するきっかけとなった銅版画「十六歳 Aki・Tomo」や、そのモデルとなった門坂 晶・朋の作品を並べてご紹介します。

< プロフィール 門坂 流|Ryu Kadosaka 1948 – 2014 >
1968年東京芸術大学油絵科入学。鉛筆・ペン画での創作活動を行い、主に書籍装幀や挿絵などグラフィックの仕事でドローイング作品を発表。1985年頃から銅版画による線の表現に惹かれエングレーヴィングの技法を研究。2014年4月永眠。

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[ 詳 細 : 不忍画廊  アクセス・問い合わせ 】

【展覧会】関西学院大学博物館|平常展 ヴォーリズ建築写真展 「VORIES TIME」|’24年5月13日-7月13日|終了

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関西学院大学博物館
平常展 ヴォーリズ建築写真展 「VORIES TIME」
会  期  2024年5月13日[月]- 7月13日[土]
休  館  日  日曜日
開館時間  9:30 - 16:30(入館は 16:00 まで)
会  場  関西学院大学博物館(時計台2階展示室)
      〠 662-8501 兵庫県西宮市上ケ原一番町1-155 TEL 0798-54-6054
入館無料
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1929年、関西学院は創立の地である原田の森キャンパス(現・神戸市灘区)を去り、上ケ原キャンパスへやってきました。新校地への移転にあたり、その設計は W. M. ヴォーリズ(William Merrell Vories, 1880-1964)率いるヴォーリズ建築事務所に任されました。ヴォーリズは原田の森キャンパス時代から校舎等を手がけ、学院の発展はヴォーリズ建築とともにありました。
ヴォーリズが図書館として設計した上ケ原キャンパスの時計台には、現在大学博物館が入っています。そして2024年、大学博物館は開館10周年を迎えます。これを記念し、本展では写真家・桃井一至氏が撮影した全国各地のヴォーリズ建築をご紹介します。
桃井氏は滋賀県近江八幡市にある近江兄弟社学園(現・ヴォーリズ学園)で幼稚園から高校まで学び、校舎はもちろん学園周辺にあるヴォーリズ建築にも親しみながら育ちました。上京後、ヴォーリズ建築が全国各地にあることを知り、その姿を撮り続けてきました。
本展は早稲田スコットホール(2017 年)や、ソニーストア大阪 α Plaza(2019年)、ヴォーリズ学園ハイド記念館 (2022年)で開催され人気を博した写真展です。引き継がれ愛されてきた各地のヴォーリズ建築を、桃井氏の作品からご覧ください。

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[ 詳 細 : 関西学院大学博物館

【展覧会】大阪大学中之島芸術センター|糸川燿史写真展「回顧録」|「FUNKY DAYS LIVE!!」|2024年5月14日-6月9日|終了

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大阪大学中之島芸術センター
糸川燿史写真展「回顧録」「FUNKY DAYS LIVE!!」
期  間  2024年5月14日[火]- 6月9日[日]
会  場  大阪大学中之島芸術センタースタジオ(3階)
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糸川燿史写真展「回顧録」では、関連イベントとして、「FUNKY DAYS LIVE!!」(有料)を3日間開催いたします(総合司会:今井晴日)。
いずれも、会場は大阪大学中之島芸術センタースタジオ(3階)です。

<profile 糸川燿史>
写真家。映像作家。1934年三重県生まれ。1950年より大阪在住。1955年頃より大阪の街と人々の写真を撮り始める。現在まで、音楽、演劇、演芸など多ジャンルにわたり主としてポートレート作品の撮影、制作を続けている。
糸川燿史 オフィシャルサイト

※ 多彩な関連イベントが発表されています。
※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 大阪大学中之島芸術センター

【展覧会】山種美術館|特別展 犬派? 猫派? ― 俵屋宗達、竹内栖鳳、藤田嗣治から山口晃まで ―|’24年5月12日ー7月7日|終了

山種美術館5月

山種美術館
特別展 犬派?猫派?
― 俵屋宗達、竹内栖鳳、藤田嗣治から山口晃まで ―
会  期  2024年5月12日[日]ー 7月7日[日] * 会期中、一部展示替えあり
      前 期:5月12日[日]ー 6月9日[日]、後 期:6月11日[火]ー 7月7日[日]
会  場  山種美術館
      〠 150-0012 東京都渋谷区広尾3-12-36 
      TEL:050-5541-8600 (ハローダイヤル)
開館時間  午前10時 - 午後5時 (入館は午後4時30分まで)
休  館  日  月曜日
入  館  料  一 般 1400円、大学生・高校生1100円、中学生以下 無料 (付添者の同伴が必要です)
      * 障がい者手帳、被爆者健康手帳をご提示の方、およびその介助者(1名) 一般 1200円
      * 各種割引・優待情報などは下掲 公式詳細サイト にて
主  催  山種美術館、日本経済新聞社
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近年、ペットブームがさらなる盛り上がりを見せています。中でも最も人に親しまれている動物、 犬と猫は、古くから日本の絵画に描かれてきました。近代以降も、画家たちが自らの愛犬、愛猫をモティーフにした作品が少なくありません。このたび山種美術館では、犬と猫を題材とした名品をご紹介する展覧会を開催します。
本展覧会にて初公開となる《洋犬・遊女図屛風》(個人蔵)は、当時、日本では珍しかった洋犬を描く貴重な作品です。
琳派の祖・俵屋宗達《犬図》(個人蔵) には、振り返る子犬が水墨によって愛らしく表されています。伊藤若冲《狗子図》(個人蔵) では 白と黒の2匹の子犬の対比が目を引き、長沢芦雪《菊花子犬図》(個人蔵) には、何とも可愛い子犬たちが表情豊かに描かれています。
一方、猫を描いた名作といえば、近代京都画壇を牽引した竹内栖鳳による《班猫》【重要文財】。静岡の沼津で偶然出会った猫に惹かれた栖鳳は、丹念な観察と写生を通して作品を完成させました。また、サインの代わりに猫を描くこともあるという藤田嗣治による《Y夫人の肖像》(株式会社三井住友銀行) は、女性と4匹の猫を描いた魅力的な作品です。さらに、現在活躍中の山口晃による《捕鶴圖》は、擬人化された猫たちの個性までも描き出しています。

本展では、江戸時代から現代まで、犬と猫を題材としたバラエティに富む作品が一堂に会します。併せて、身近な動物を描いた優品もご紹介します。愛らしい犬と猫たちが皆さまのご来館をお待ちしています。

※ 下掲公式サイトにて最新詳細情報を確認の上、ご観覧ください。
[ 詳 細 : 山種美術館

【展覧会】武蔵野市立 武蔵野ふるさと歴史館|令和6年度第1回企画展|旧石器時代の井の頭池周辺 -武蔵野市発掘調査成果報告-|’24年5月11日-7月11日|終了

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武蔵野市立 武蔵野ふるさと歴史館
令和6年度第1回企画展
旧石器時代の井の頭池周辺 -武蔵野市発掘調査成果報告-
開催期間  令和6年(2024年)5月11日[土]- 7月11日[木]
開催時間  午前9時30分 - 午後5時 
休  館  日  金曜日、祝日、特別休館日
開催場所  武蔵野ふるさと歴史館 第二展示室(企画展示室)      費用 無料
      〠 180-0022 東京都武蔵野市境5-15-5
      電  話 0422-53-1811 ファクス 0422-52-1604   rekishikan☆city.musashino.lg.jp
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昭和37年(1962)の市史編纂事業に伴う発掘調査から62年が経過し、多くの井の頭池周辺の調査成果が蓄積されてきています。
井の頭池遺跡群の一部については、立川ローム第3層から第10層まで調査を実施しています。各層から出土した石器の種類や組成、石材について紹介し、当時の人びとの石器文化の一端を探り、郷土の歴史について興味、理解を深めていただく機会となれば幸いです。
吉祥寺南町1丁目遺跡E地点ほか御殿山遺跡出土などの主に第3層から第6層までの旧石器時代のナイフ形石器を中心に基礎データを紹介します。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 武蔵野市立 武蔵野ふるさと歴史館 ] 

【展覧会】東御市 梅野記念絵画館|佐藤文音展 ―ふしぎな絵本と版画の世界―|’24年5月11日-7月15日|終了

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東御市-とうみし- 梅野記念絵画館
佐藤文音展
―ふしぎな絵本と版画の世界―
期  間  2024年5月11日[土]- 7月15日[月・祝]
休  館  日  月曜日(祝日の場合は翌火曜日)
開館時間  9:30 - 17:00(最終入場16:30)
入  館  料  一般500円(団体400円)、中学生以下無料 * 団体割引は15名様以上から
      * 障がい者割引、学校利用減免、減額制度あり。下掲詳細参照。
会  場  東御市-とうみし-梅野記念絵画館・ふれあい館
      〠 389-0406 長野県東御市八重原935-1 芸術むら公園
      TEL 0268-61-6161 / FAX 0268-61-6162 ▶ アクセス情報 
協  力  神宮館、不忍画廊、東御市立図書館
主  催  東御市 梅野記念絵画館
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ハットをかぶったもふもふの大きな猫「ニャーチカ」や、海に潜む巨大なおばけイカ、背中から宝石の生えた鹿など、ちょっと不思議な生き物たちが佐藤文音の作品には描かれています。主題や技法によって、多様な表現が見られる彼女の作品は、繊細な描画と色彩によって様々な物語性を感じさせます。
佐藤文音は、『この世に存在する不確かなもの』をテーマに、ささやかな非日常を描き出す版画作家です。2018年にボローニャ国際絵本原画展に入選したことをきっかけに、「ふしぎなニャーチカ」、「宝石少女」といった絵本を刊行するなど、絵本作家としても活動する彼女は、作品制作を通して、現実とは離れた夢の中の景色のような、けれどもどこか懐かしさも感じるような不思議な世界を創出します。
佐藤文音は1970年代の東欧の絵本に影響を受けたといいます。東欧の絵本作家の描く儚げな世界観に魅せられ、その独自の作風を生み出すに至りました。彼女の作品からは東欧の絵本文化と作家の身の回りの〝不確か〟とが融合した、幻想的な美しさを感じられることでしょう。
本展では、佐藤文音を代表する絵本「ふしぎなニャーチカ」の原画をはじめ、日常に潜む小さな歪みを表現したリトグラフや、華やかな色彩の水彩画など、幅広いアートワークを展示いたします。彼女の描く不思議な生き物たちは、子どもから大人まであらゆる人々を物語の中へ連れて行ってくれるでしょう。まるで現実と夢の狭間に存在するような佐藤文音の世界をぜひお楽しみください。

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[ 詳 細 : 東御市-とうみし-梅野記念絵画館・ふれあい館

{きょうのお勉強/難読地名:東御市 
東御市-とうみし-は、小県郡-ちいさがたぐん-東部町と、北佐久郡北御牧村-きたみまきむら-の2町村が合併して、平成16年4月1日に誕生しました。発足時の人口は約32,000人、世帯は約11,000世帯で、地理的には長野県の東部に位置し、北は上信越高原国立公園の浅間連山を背にし、南は蓼科-たてしな、八ヶ岳連峰の雄大な山なみ、島崎藤村が詩に詠んだ千曲川と鹿曲川ーかくまがわーの清流とが織りなす、豊かな風土と歴史に恵まれた美しい市です。参考:東御市URL  わが輩も信州昭和の出身だが、平成合併造語は読めなかった

新設】T&Fギャラリー|新潟市万代に新ギャラリー|鴨居玲 -かもい れい- と収蔵作品を常設展示|

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T&Fギャラリー
鴨居玲 -かもい れい- と収蔵作品展
所  在  地  T&Fギャラリー
      〠 950-0088 新潟県新潟市中央区万代4丁目1-6 新潟あおばビル1F
      お問い合わせ TEL. 025-290-7011  ▶ アクセス情報
休  館  日  月・火・祝日・年末年始・お盆  * ほか不定休あり
開館時間  10:00 - 13:00(最終入館12:30)
      14:00 - 17:30(最終入館17:00)
入  館  料  300円(税込) * 中学生以下無料
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日本の洋画家、鴨居玲(かもい れい)をはじめとする美術品を常設展示しています。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 :T&Fギャラリー

【特別展示】お札と切手の博物館|体験イベント 凹版印刷体験 体験無料|’24年4月27日-5月6日|短期開催 会期終了乍凹版印刷動画追加紹介 改札新紙幣発行

お札と切手の博物館新札紹介お札と切手の博物館 ウェブサイト ホームページ  トップ画像
聖徳太子から渋沢栄一へ
20年ぶりに新しい 「お札-日本銀行券」 が 2024年7月3日 ㈬ ゟ発行されます
お札と切手の博物館凹版イメージ

お札と切手の博物館
特別展示
体験イベント 凹版印刷体験  体験無料
開  催  日  令和6年(2024年)4月27日[土]- 令和6年(2024年)5月6日[月] 終 了
開催時間  体験イベント午前の部:午前10時 - 午前11時50分(受付は午前9時50分から開始)
      体験イベント午後の部:午後1時10分 - 午後4時    (受付は午後1時から開始)
休  館  日  4月30日[火]
開催場所  お札と切手の博物館 2階展示室
      〠 114-0002 東京都北区王子1-6-1 Tel:03-5390-5194
入  場  料  無 料
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お札に使われる印刷方式「凹版印刷」の体験イベントを開催します。
版面の画線(図柄部分の凹み)に専用のインキを詰め、余分なインキをふき取って、印刷機で手刷りします。
体験時間は約20分、その後乾燥に約10分で完成です。印刷物は記念にお持ち帰りいただけます。
  ※ 体験には約30分程度の時間を要するため、早めに受付を終了する場合があります。
  ※ 体験の対象者は小学生以上とさせていただきます。

[ 関 連 : 広報官国立印刷局 YouTube 凹版印刷体験(令和6年) 5:23 ]

この{活版印刷アラカルト}のウェブページは、限度ギリギリの長尺ブログになっています。そのためお手数ながら、ときおり、とりわけ動画類を閲覧後は「ページ画面を更新」していただくと、次回からもスムーズなスクロールと閲覧をお楽しみいただけます。また活版アラカルトの二枚目以降のページにも、一枚目に納めきれなかった魅力的な記事が満載。閲覧を強力推奨いたします。

※ 常設t展示開催中。下掲の公式詳細サイトで最新情報を確認のうえご観覧ください。
[ 詳 細 : お札と切手の博物館

【展覧会】九州大学総合研究博物館|続・雅俗繚乱 ―江戸の秘本・珍本・自筆本―|’24年5月10日-6月29日|終了

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九州大学総合研究博物館
続・雅俗繚乱   ― 江戸の秘本・珍本・自筆本 ―
開催期間  2024年5月10日[金]- 6月29日[土] 
開  館  月曜日-土曜日 10-17時  入場無料

      ※福岡ミュージアムウィーク2024期間中は日曜日も開館
会  場  九州大学総合研究博物館 伊都キャンパス フジイギャラリー
      〠 819-0395 福岡県福岡市西区元岡744 Tel: 092-802-6973
      E-mail: fujiigallery [at] jimu.kyushu-u.ac.jp
      お問い合わせ 九州大学附属図書館利用者サービス課サービス企画係
      電話:092-802-2481 Mail:touservice [at] jimu.kyushu-u.ac.jp
      ※ 当ギャラリーへは、公共交通機関でお越しください。▶ アクセス
共  催  九州大学総合研究博物館
主  催  九州大学附属図書館
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九州大学附属図書館では、本学が所蔵する貴重資料を広く公開するため、毎年、貴重文物展示を開催しています。今回は、本学を代表する 所蔵コレクションである「雅俗文庫」の展示を行います。
雅俗文庫の展示会は、平成27年にも「雅俗繚乱 : 中野三敏江戸学コレクションの世界」と題して開催し、非常に好評を博しました。その後の数年に及ぶ調査を経て、あらたな切り口で雅俗文庫を紹介します。あわせて、江戸時代の思想・文学をご専門とする川平敏文教授(九州大学人文科学研究院)によるギャラリートークや講演会も予定しています。
雅俗文庫から選りすぐりの貴重書等およそ70点を、「多色刷の世界」「文人・大田南畝」「名家の自筆資料」「写本随筆の愉しみ」「春本の雅俗」「江戸のハウツー本」といった6つのコーナーに分けて展示します。 多くの皆様のご来場をお待ちしております。

<雅俗文庫>
江戸文学・書誌学研究の第一人者で、本学名誉教授の中野三敏氏の手により蒐集された江戸期和装本を中心とするコレクション。「雅俗」の名称は、和歌・漢詩・擬古文の類で伝統文化にあたる「雅」、俳諧・川柳・小説の類で新興文化にあたる「俗」による。
本文庫には、雅俗双方にわたる資料のほか、雑書類などの珍本・奇本も数多く含まれており、江戸文化研究に欠かせない資料群といえる。九州大学附属図書館では平成21年から受け入れを進め、和装本が約8,300点(約15,000冊)、洋装本が約5,300点(約7,100冊)に上る。

※ ギャラリートーク、講演会など多彩な関連イベントが公表されています。
※ 掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 九州大学総合研究博物館

【展覧会】ギンザ・グラフィック・ギャラリー 第402回企画展|八木幣二郎 Heijiro Yagi|NOHIN: The Innovative Printing Company 新しい印刷技術で超色域社会を支えるノーヒンです|’24年5月24日-7月10日|終了

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ギンザ・グラフィック・ギャラリー 第402回企画展
八木幣二郎 Heijiro Yagi
NOHIN: The Innovative Printing Company
新しい印刷技術で超色域社会を支えるノーヒンです
会  期  2024年5月24日[金]- 7月10日[水]
会  場  ギンザ・グラフィック・ギャラリー (ggg)
      〠 104-0061 東京都中央区銀座7-7-2 DNP 銀座ビル
      TEL:03-3571-5206/FAX:03-3289-1389
開館時間  11 : 00 am - 7 : 00 pm 日曜・祝日休館
入場無料
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この度、ギンザ・グラフィック・ギャラリー(ggg)では、1999年生まれの若きアートディレクター、八木幣二郎氏の個展「NOHIN: The Innovative Printing Company 新しい印刷技術で超色域社会を支えるノーヒンです」を開催する運びとなりました。
デジタル・ネイティブと称される世代の、さらに後続世代である八木幣二郎氏は、3DCG用ソフトウェアZBrushを駆使し、三次元(空間)を二次元(平面)に畳み込むような質感を追い求め、イメージする視覚表現を実現するための印刷技術への探求心と相まって、唯一無二のデザイン様式を創り上げてきました。
2会場で構成する本展の1階では、SF的な設定に基づく架空の印刷会社「NOHIN社」のCI(コーポレート・アイデンティティ)を、”並行世界”の価値観とルールに基づいて、様々なアイテムや資料に展開。地階では、八木氏が尊敬してやまない、日本のグラフィックデザイン史を彩る巨星デザイナー10名の傑作ポスター約20点とともに、3DCGが存在する“並行世界”のオルタナティブな可能性として、それぞれのポスターを再解釈した八木幣二郎による新作を発表いたします。

※ 下掲公式サイトで最新詳細情報を確認の上ご観覧下さい。
【 詳 細 : ggg ギンザ・グラフィック・ギャラリー

【展覧会】福を呼ぶ 招き猫美術館 – 金山寺 –|福の殿堂 招き猫に祈りを込める|’24年通年企画|

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福を呼ぶ 招き猫美術館 – 金山寺 –
福の殿堂 招き猫に祈りを込める
期  間  2024年通年企画
開館時間  10時-17時(入館は16:30まで)
休  館  日  水曜日(祝日・年末年始は開館)
入  館  料  一 般 600円  小・中学 300円
      * 障がい者手帳をお持ちの方は、一般500円 小・中学生250円
展  示  品  明治時代の招き猫から当館オリジナル招き猫まで常設800点
      (和紙・木・やきもの・石・土・ブリキ・他)
所  在  地  福を呼ぶ 招き猫美術館 – 金山寺 –
      〠 701-2151 岡山市北区金山寺865-1
      電話・FAX番号 招き猫美術館:086-228-3301
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治以降の西洋文化の流入で、日本人が長い年月をかけて築き上げてきた伝統が次第に姿を消しつつあります。 その中で、庶民芸術の代表であり世界に誇れるもののひとつでもある招き猫に初代館長は魅せられ、収集を始めました。 幸せを運び活躍してきた招き猫をもう一度大切に育てていこうと1994年10月10日に「招き猫美術館」を開館しました。
以来、招き猫に関する作品の調査・研究・収集・展示・教育普及活動を行っています。初代館長の主旨を受け継ぎ、日本の原風景を思わせる岡山・金山の地でさらに多くの方に幸せを届けて行ける美術館を目指しています。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 招き猫美術館

【展覧会】秋田県立美術館|特別展 日本の洋画130年 珠玉の名品たち|’24年4月20日ー6月30日|

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秋田県立美術館
特別展 日本の洋画130年 珠玉の名品たち
開催期間  2024年4月20日[土]ー 6月30日[日]
開館時間  10:00 - 18:00(入館は17:30まで)
休  館  日  不定休(メンテナンスなどで臨時休館になる場合があります。下掲参照)
観  覧  料  一 般:1,000円、高・大学生:800円(要学生証提示)、中学生以下 無 料
       * チケット各種優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
会  場  秋田県立美術館 平野政吉コレクション 3F ギャラリー
      〠 010-0001 秋田市中通1丁目4-2   ▶ 交通アクセス
      Tel 018-853-8686・018-833-5809 / Fax 018-836-0877
企画協力  公益財団法人日動美術財団
主  催  日本の洋画130年展実行委員会
      (秋田魁新報社、秋田県、公益財団法人平野政吉美術財団)
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岸田劉生(きしだ りゅうせい   1891-1929年)は、日本近代洋画を代表する画家のひとりです。
はじめ白馬会の洋画研究所で黒田清輝に師事し、その後、文芸雑誌『白樺』で後期印象派の作品と出会い、セザンヌやゴッホらの影響を受けた作品を制作します。娘・麗子が生まれてからは、愛情を込めて数多くの麗子像を描きました。この頃から、精緻な写実を追求し物や人物の存在を深く見つめる「内なる美」の探究へと進みます。また、中国の宋元画や南画、浮世絵など東洋的な美に惹かれ、それをみずからの芸術にも反映させようと取り組みました。
本展では、笠間日動美術館のコレクションを中心に、油彩画、水彩画、墨画、素描、装丁画などを展観します。38年という短い生涯において、多彩な芸術表現を展開した画家・岸田劉生の軌跡を、その作品から辿ります。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 秋田県立美術館