月別アーカイブ: 2015年12月

活版讃歌<Viva la 活版 Let’s 豪農の館> Ⅻ エンディングロール 八代伊藤文吉翁と<豪農の館 北方文化博物館>

record豪農02Viva la 活版 Let’s 豪農の館
【 イベント名 】  Viva la 活版 Let’s 豪農の館
【 展示 期間 】  2015年10月10日[土]-12日[月・祝] 09:00-17:00
【 会       場 】  「北方文化博物館 豪農の館」 内 「吉ヶ平古民家」(登録有形文化財)
           新潟県新潟市江南区沢海 2丁目15-25
【 主       催 】  朗文堂  アダナ・プレス倶楽部

このページはスライドショーでもお楽しみいただけます。

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《 豪農の館-北方文化博物館と、同館館長・伊藤文吉翁 》
活版礼讃<Viva la 活版 Let’s 豪農の館>の会場、北方文化博物館を訪問するのは四回目、宿泊地となった付属施設、「Museum 大呂菴」に宿泊したのは二度目であった。寺泊の夕日-002uu 寺泊の夕陽をみるuu 北方文化博物館の伊藤館長と-0061[1] 新潟旅行2011.10-234[1]新潟旅行2011.10-169[1]最初に北方文化博物館を訪問したのはあの地震の年、2011年10月08-10日の三連休、二泊三日の新潟旅行のときであった。
ふりかえってみると、あの年はなにかがおかしかった。だから友人のたれかが、
「日本海に没する夕陽をみたい」
といいだし、それがきっかけとなってなんとなく新潟まででかけた。
その旅の記録は下記のページ、とりわけⅡに詳しい。
◯ 花筏 朗文堂好日録012 新潟旅行Ⅰ
◯ 花筏 朗文堂好日録013 新潟旅行Ⅱ
◯ 花筏 朗文堂好日録014 新潟旅行Ⅲ

最初の旅で北方文化博物館館長・伊藤家第八代・伊藤文吉(世襲名)翁とお会いした。
今夜は「大呂菴-だいろあん/かたつむりのいおり」に宿泊予定であることをつげたら、文吉翁はだまって手をさしのべ、かたい握手をした。
おもえば北方文化博物館の訪問にあわせ、あのとき「Museum 大呂菴」に宿泊することがなければ、かくまでこの越後平野の複合型博物館にこだわることはなかったとおもう。

◯ 花筏 朗文堂好日録013 新潟旅行Ⅱ より <大呂菴での宿泊>
ここまでやるのか …… とおもった。すべてがおおぶりで、一見豪放かつ大胆、なんにもしていないようににみせながら、大呂菴はじつにこまやかな心配りがなされていた。それもわざとらしくなく、さりげなくである。

「北方博物館の関連施設」は、落ち葉をふくめて入念に手入れが行きとどいているが、農薬を散布しないとみえて、周囲からチョウやトンボや蛙などが敷地内にわんさかおしよせていた。もちろん夕べともなると秋の蟲が草叢ですだくように鳴いている。
食事は食器のひとつひとつがすごい。それもチマチマとした京懐石のまねごとではなく、ど~んと大胆な盛りつけと、繊細な味つけだった。あちこちに置かれた生花は、翌朝にはあたらしい野草にかわっていた。やつがれ真底、本当に、
「まいった、降参!」

このとき得た情報をもとに、翌11月21日、日帰りで、北方文化博物館本館で開催された<細江英公 人間写真展 気骨>を参観し、同時開催された細江英公氏と文吉翁の対談を聴講した。
この日、常磐荘(吉ヶ原民家の向かい)では、伊藤夫人がちいさな席札をかかげて<お茶会>を開いていた。うかがえば 「綺麗さび」で知られる小堀流 だとのことであった。会場にはこれもちいさく「すべての収益は東日本大震災の被災者に向けた席である」ことがしるされていた。
DSCN4426 DSCN4427 DSCN44282014年の暮れ、常磐荘を会場候補として<Viva la 活版 Let’s 豪農の館>の開催交渉に、これも日帰りで北方文化博物館にでかけた。同館のスタッフは小社WebSiteをときおりご覧になっていた。したがって開催は快諾されたが、会場としてはむしろ「吉ヶ原民家」のほうが効果的ではないかという提案をいただいた。
これまで民家の内部には入ったことが無かったが、百年余のときを刻んだ「吉ヶ原民家」の障子を開けはなった空間はすばらしかった。

DSCN1926 DSCN1927こうして<Viva la 活版 Let’s 豪農の館>は、エアコンが無く、蟲よけの網戸もない、なによりもことさらな照明設備もない「北方文化博物館 吉ヶ原民家」を会場ときめた。
このため清涼な気候の2015年10月10日[土]-12日[月・祝]の三日間を会期とし、一泊はできるだけ「大呂菴での宿泊を推薦」ということに決定した。

伊藤文吉翁は1927年うまれであるから、まもなく90歳になるはずであるが、<Viva la 活版 Let’s 豪農の館>の開催中、会場の吉ヶ原民家までおいでいただき、うれしそうに活版印刷機とその製作品をご覧になっていた。
伊藤夫人からは、おいしいお酒の差し入れが「大呂菴」にあった。

《 場の力、ひとの力 》
活版礼讃イベントとして開始した、東京での<ABC dé タイポグラフィ >、<活版凸凹フェスタ>を一旦中断して、地方での活版印刷の
普及を後押しし、その土地の『場の力』をバックにしながら、あらたな展開を<活版礼讃 Viva la 活版>では試みてきた。
おもへらく、『場の力』とはエトスのごとく自然ジネン自ばえのものも存するが、その根底にはアルテピアッツァ美唄における安田侃氏の力があり、尚古集成館における島津家歴代の蓄積があった。そして「北方文化博物館」館長で豪農とされる伊藤家も、阿賀野川の氾濫とたたかい、荒蕪地を田畑に開墾し続けた伊藤家八代にわたる『ひとの力』があった。
『場の力』とは『ひとの力』と両両相まってその本当の力を発揮するものとおぼえた。

2015年もあとわずかでおわるこのとき、伊藤文吉翁にきちんとお礼を述べて帰るのをわすれていたことがくやまれる。それよりなにより、会場では何台かのカメラが稼働していたはずだが、たれも伊藤夫妻の写真を抑えていなかったことにおどろかされている。
『ひとの力』とは、その存在がおおきすぎるときには、ときとしてオーラのごとき風圧となって、カメラも向けられなかったのかもしれないともおもえた。
まもなく2016年がはじまる。そしてすでに「来年の」<活版礼讃 Viva la 活版>の開催候補地との交渉がはじまっている。

【会員情報】 田中智子さん お誕生日

DSCN5900 DSCN5908アダナ・プレス倶楽部会員の田中智子さんの誕生日は、クリスマスの直近。
ここのところ天皇誕生日の祝日もかさなり、会社関係でも忘年会シーズンの最末期とあって
あまりこのころが誕生日とはみずからはいいだせなようです。
そこですこし時期遅れでしたが、田中さんが勤務されている会社の納会が終わった
12月25日[金]の夜、朗文堂 アダナ・プレス倶楽部で、簡素ながら、こころのこもった
お誕生日のお祝い。クリスマスケーキにお誕生日のメッセージも載せて W でお祝いしました。
(やつがれはなまくら仏教徒のため、クリスマスはあまり祝いませんが……)

活版讃歌<Viva la 活版 Let’s 豪農の館>Ⅺ エピローグ さぁ会期終了 充電たっぷり 成果多大。来年のイベントに向けてあらたなスタート

record豪農02Viva la 活版 Let’s 豪農の館
【 イベント名 】  Viva la 活版 Let’s 豪農の館
【 展示 期間 】  2015年10月10日[土]-12日[月・祝] 09:00-17:00
【 会       場 】  「北方文化博物館 豪農の館」 内 「吉ヶ平古民家」(登録有形文化財)
           新潟県新潟市江南区沢海 2丁目15-25
【 主       催 】  朗文堂  アダナ・プレス倶楽部

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《 搬入・設営 → 会期 → 梱包・搬出 03日間の会期でしたが、前後05日間の新潟滞在でした 》
DSCN1598DSCN2144 DSCN2145活版礼讃<Viva la 活版 Let’s 豪農の館>イベントは、10月10日[土]-12日[月・祝]の03日間の会期だったが、前後に搬入・展示日と、梱包・撤収日を設けていた。
10月09日[金]の搬入には既報のとおり、石田さん、横ちゃんに頑張っていただいた。

12日最終日、この日は祝日とあって家族連れの来場者はおおかったが、そのピークがこえた夕刻ちかくなると、東京から駆けつけた会員の皆さんは、
「お先に失礼しま~す」
と次第に帰京されていった。

DSCN2078 DSCN2103 DSCN2115 DSCN2113 DSCN2111イベントのつねとして、それが盛大で成果が大きければ大きいほど、その最後には一種の寂寥感がある。<Viva la 活版 Let’s 豪農の館>もまさしく終了時間直前まで来場者の切れ目が無く、対応に追われたが、かるい疲労感とさびしさはかくせなかった。

10月12日[月・祝]、定刻の17:00に会場をしめて、いつものように北方文化博物館事務所に閉場の報告と挨拶をして会場を出てホテルのある新潟市内にもどった。
この日の夜、あちこちのホテルに残留していた会員は、真田幸文堂、玉井玉文堂、加久本さん、大石、やつがれであった。
一抹の寂寥感はかくせなかったが、無事にイベントを終了した安堵感もおおきかった。
こんなときでも B 級グルメならお任せの真田幸文堂は、加久本・大石のゆるキャラ好きをおもんぱかって、「安くておいしく、面白いお店」に臭覚をはたらせていた。

DSCN2131 DSCN2134 DSCN2136 DSCN2137 DSCN2141 DSCN214310月13日[火]、イベントは終了したが、きょうは梱包・撤収日。
定刻09:00にホテル宿泊組はレンタカーに相乗りして会場に到着。
まもなく新潟会員の sketch & note 松尾和歌さん、 しおた まこ さん、紙漉サトウ工房 佐藤徹哉 さんもご来場。まずは梱包作業が手際よくすすめられる。その間搬入のときと同様にストックヤードからリヤカーを借りてきて搬出準備。

わずか05日間の期間だったが、この間に秋がふかまりずいぶん風がつめたくかんじられた。
リヤカーを牽引しているのが 紙漉サトウ工房 佐藤徹哉 さん、後方から押しているのが玉井玉文堂である。
昼前にすべての作業を終了。それぞれのカメラで記念撮影。女性はコート姿が しおた まこ さん、茶髪が加久本さんである。

DSCN2150 DSCN2144 DSCN2145 DSCN2166 DSCN2169 DSCN2151IMG_2436 IMG_2433新潟会員と再会を約してここでお別れ。
おもに新潟滞在時間のすくなかった玉井玉文堂のために、小型車であったが五人乗りで、新潟県最北のまち、かつては村上藩の城下町として栄え、現在でも市中に武家町、商人町の面影がのこる村上市をめざしてドライブに出発。

村上の三面川にはいまも鮭が遡上するのだそうである。
江戸時代には城下町であったここでは、切腹を忌み嫌い、腹を二段に分けて切る[止め腹]という独特な切りかたで内臓などを取りだし、丹念に塩をすり込み、およそ一週間置き、流水で塩出ししたのち、風通しのいい場所に二週間ほどつるすのだという。
この鮭をつるす際にも、首つりを嫌い、尾から下げるのが村上流だということであった。

ここはかつて「アダナ・プレス倶楽部 新潟山山倶楽部」のおふたりにご案内いただいたことがあり、「味匠 喜っ川(㐂っ川)」の店の前で、まち歩きにでかける皆さんとわかれて、近くの喫茶店にもぐりこんで、上記の事柄などをまなんだ。
北方文化博物館も昔、JRのポスターに登場しているが、ここの店先もJRの吉永さゆりのポスターでご記憶のかたも多いであろう。
店先でこの暖簾をバックに写真を撮って欲しいというミドルなご婦人の何組かに声をかけられた。そこで、加久本さんも「さゆり風」な一枚をパチリ。
この日はちょうど加久本さんの誕生日とのこと。よい記念になったのでは……。
DSCN2195 DSCN2186 DSCN2189 IMG_2448 IMG_2453 IMG_2454 IMG_2455 IMG_2456ともかく歩くことが苦手なやつがれ、町歩きを敬遠して喫茶店にもぐりこんだのはいいが、入店してすぐ、店にただよう珈琲のにほいが怪しいことに気づき、アイスクリームにしようかと逡巡した。
すこし寒いし、まぁすこしの間だからいいかとおもい珈琲をたのんだが、皆さんなかなかもどらない。その間およそ二時間、結局もてあましていた珈琲を飲みほしていた。

村上はふるい城下町の風情をよくのこしているらしい。「味匠 喜っ川(㐂っ川)」に駆け戻ってきたのは大石ひとり。集合場所をきめて携帯をもたないやつがれを呼びにきた。
これから往路の高速から見つけておいた「ニコタン」をめざして帰途にむけて出発である。

DSCN2199 DSCN2200 DSCN2201 DSCN2210 DSCN2211 DSCN2221 DSCN2223 DSCN2246 これがうわさのニコタンだぁ IMG_2463新潟県新発田市 シバタシ にある「ニコタン」のことは、<Viva la 活版 Let’s 豪農の館>イベント準備のときから、ゆるキャラや妙なモノ大好きな加久本クン、大石は盛んに口にしていた。
会期中に第一班として、石田さんがドライバーとなって新発田市にある旧新発田藩庭園跡「北方文化博物館分館 清水園」に数名がでかけていた。こちらのチームは年長者が多かったためもあって、「ニコタン」などは新発田では見なかったと報告があった。

ところが第二班ともいうべきわが車輌には、なにぶん加久本・大石という、奇行ではたれにも負けないふたりが同乗していた。だいぶ陽も傾いていたし、アングルのよい場所ではなかったが、高速を新発田インターでおりて、ともかく「ニコタン」撮影だけは達成。
こうして座席指定をしていた玉ちゃん、加久本クン両名を時間どおり新潟駅に送り届けることができた。

レンタカーを返却して、上越新幹線に乗ろうとしたところ、B 級グルメ真田幸文堂が、
「先に帰られた小酒井・春田・田中さんからの情報で、近くにおいしいお店があるようなので、すこしグルメしませんか」
と誘ってきた。
さすが、おとなの贅沢を知っているお三方の推薦だけあって、真田幸文堂セレクトのお店とはまた違った良さのある、美味しいながらもリーズナブルな価格の良いお店であった。
最後にプチ贅沢をして、おもいで一杯の新潟をあとにした。

IMG_2466 IMG_2467 IMG_2468 20151019181135267_0001

【会員情報】 笈川道義さん、グラフィックにとどまらずインスタレーションに、油彩作品、建築に大活躍

笈川 Silent Voice uu <第18回我孫子国際野外美術展> インスタレーション 「Silent Voice」
笈川作品02uu 笈川真咲さん01<第21回うしく現代美術展 ―あーとのチカラ― 展>  油彩作品 「草木蒼蒼」

《笈川道義さんからのメッセージ》
ここのところ何年か連続して、10月、11月は、我孫子市 アビコシ 布佐で開催される <我孫子国際野外美術展>と、牛久市のドメスティックな美術展 <うしく現代美術展 ― あーとのチカラ ― 展>に参加しています。

<我孫子国際野外美術展>の作品タイトルは「Silent Voice」です。
今年の安保法案可決に鑑みて、沢山の声にならない反対の声が埋もれてしまったというインスタレーション作品です。

<うしく現代美術展 ― あーとのチカラ ― 展>は、無性に絵が描きたくなって油彩作品を出品しました。タイトルは「草木蒼蒼」です。
八月の盛り、アトリエ近くの里山でムッとする草いきれの中、ふと見ると小さな生き物の姿を発見………。蒼蒼とは、草木が青々と茂るという意味のほかに、白髪になり、老いていく様という意味もあるそうです。自分の心象とも重ね合わせ写し取ってみました。
笈川一家uu
茨城県牛久市にある笈川さんのアトリエ兼自宅 建築家任せでなく笈川さんの造形眼が

私には空間のデザインはできませんが、グラフィックで対応できるドアや障子、襖、テラスなどは自分でデザインしてみました。建築デザインはグラフィックより面白いなというのが実感でした。友人の何人かが空間デザインに傾倒していった心象もわかるような気がしました。
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《新塾餘談 ながいおつき合いになりました。笈川道義さんの紹介》
はじめのころは、その上司であり、大学の先輩でもあった中野竜夏さんの口調をまねて「オイチャン」と呼んでいたように記憶している。
1973年、東京学芸大学教育学部美術教育学科を卒業された 笈川道義 (ペンネーム:及川真咲)さんが、スキーブームになる寸前のとき、同大先輩の中野竜夏さん(のち冬樹社 第三代代表)が勤務していた「スキージャーナル社」のインハウス・デザイナーとして入社されてからであるから、43年ほどのなが~いおつき合いになる。

その後笈川さんは1983年同社を退職されて、ペンネームをもちいて「及川真咲デザイン事務所」を設立、おもに出版社関係のデザインを手がけられて現在にいたっている。
タイポグラフィ学会、アダナ・プレス倶楽部会員。その経歴は<タイポグラフィ学会 会員紹介>にくわしい。
ともかく自己肥大のふうや圭角のないかたで、笈川さんが声をあらげたのは聞いたことがない。そして遠距離通勤をものともせず、茨城県牛久市から本郷の事務所まで通われている。
そのアトリエにはふるくから小型活版印刷機がある。
スキージャーナル社時代の友人、中野竜夏さん、宮下編集長とも早世したとうかがった。ここはお互いまだまだ現役でふんばりたいところである。 

台湾の若者が大挙してクリスマスイヴに来社。日星鋳字行代表/張介冠氏のご子息が活版印刷機Salamaシリーズに興味津津

DSCN5894 DSCN5897成長著しい台湾から英文のメールで12月24日来社面談希望。
台湾台北市の日星鋳字行・張 介冠氏のご子息、張 建堂さん(青チェックのシャツのかた)ほか、小学校からの同級生06名で大挙来社。
みんな快活・活発・優秀で、医学部や工学部の学生だという。
髪を縛った女性・潘 怡静さんは日本語学科で日本語会話ができる。

日星鋳字行・張 介冠さんとは前からクリスマス前後にご縁があった。地震の年2011年のクリスマスイヴ、クリスマスは活字鋳造機器購入のため来日された張介冠さんとすごしたことがあった。
2012年にはアダナ・プレス倶楽部活版カレッジ有志と台湾旅行、日星鋳字行も訪問した。
あれからはやいもので四年、みんなが変わったのかもしれない。
この日は台湾からの颶風のごとき若者の熱気にまけたのか、ひどく疲れたが、ここちよい疲労だった。
わが国の若者にも、この行動力と知識欲をもってもらいたいと老爺心ながら…… 。

【 花筏  臺灣と台湾 朗文堂好日録二五 】 台湾[1] 日星鋳字行新機械彫刻法 17-日星鋳字行の張さんと記念撮影[1]

【展覧会】 京都dddギャラリー ヘルムート・シュミット{ニッポンのニッポン展}好評裡に終了。シュミット一家訪問記録

!cid_787B8BD3-8FF0-43FB-B4B4-BDDAFB5680FC<ニッポンのニッポン>展 会場風景  写真提供 : ニコール 長谷川 シュミット
シュミットファミリーの皆さんと写真右より) 大石、ニコール 長谷川 シュミット、ヘルムート・シュミット、スミ・シュミット、長谷川哲也、長谷川文一、やつがれ
長谷川文一クンシュミット家三世、長谷川文一クン、長谷川哲也氏

京都の秋を彩って開催されていた 京都 ddd ギャラリー {ニッポンのニッポン展} 終了。
会期中の休館日(12月06日 日曜日)に吹田市垂水町のシュミット家を訪問。
ここをはじめて訪れたのは、もうふるいはなしで30年ほど前の1984年のことだった。
地下鉄江坂駅からはまだのどかな田園風景がひろがる町だった。

それから誕生したニコールちゃんが、展覧会の一連のタイポグラフィを担当、夫の長谷川哲也氏が展示デザインを担当した。
江坂もすっかり都市化して繁華街となった。なによりも三世文一クンの存在感がおおきい。
まさに隔世の感があるが、ヘルムートとやつがれとはほぼ同世代
おたがい、まだまだ現役第一線のこころ意気がうれしい。

きよしこの夜 ― 原詞 “Stille Nacht” はモールがドイツ語で書き、グルーバー作曲。初演1818年クリスマスの夜

ウィキペディア Stille_Nacht_Jubilaeumskarte「きよしこの夜」の原詞 “Stille Nacht” はヨゼフ・モール(図版左)によってドイツ語で書かれ、フランツ・クサーヴァー・グルーバー(図版右)が作曲した。
初演は1818年12月25日クリスマスの夜、オーストリアのオーベルンドルフの素朴な協会。、聖ニコラウス教会であった(図版下部)。
ウィキペディア Stille_nacht
このグレーバーの直筆楽譜が20年ほど前に発見されて話題となった。
この歌には平和への祈りが込められている。第一次世界大戦では、塹壕をはさんで対峙した独と英仏の兵士がクリスマスには戦闘をやめ、それぞれの母語でこの歌を歌ったとされる。
来年はきな臭いはなしはもう御免だ。

【画像はウィキペディアより

【会員情報】 日吉洋人さんが武蔵野美術大学助手展に出展。作品はビアトリス・ウォードの格言{This is a Printing Office}

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2015年武蔵野美術大学助手展に、同大学基礎デザイン学科助手として勤務されている日吉洋人さんが活字版印刷による作品を発表されました。
タイポグラフィをクリスタルゴブレットでたとえたビアトリス・ウォード(1900-69)の著名な格言 「 This is a Printing Office 」 がテーマです。
このレリーフは米国政府印刷所のエントランスホールに設置されています。また拙訳ながら邦訳が「タイポグラフィ格言集/ここは印刷所なり」にあります。
日吉洋人さんの益〻のご活躍に期待いたします。

アルテピアッツァ美唄{Viva la 活版 Viva 美唄}のおもいで。すてきなクリスマスカードが到着しました

20151221190449790_0001 20151221190449790_0002一昨年の活版礼讃イベント{アルテピアッツァ美唄}からすてきなクリスマスカードが到着しました。{Viva la 活版 Viva 美唄}ではたくさんのおもいでと、おおきな成果がありました。
もう美唄は雪化粧。寒さもだいぶましているようです。

ことしのカードの彫刻作品は「真無」、そこには安田侃さんの自筆メッセージもよせられていました。
雄大な北海道の大地、そしてこころのあたたかい美唄の皆さんがなつかしいこのごろです。

活版讃歌<Viva la 活版 Let’s 豪農の館>Ⅹ 真田幸治会員、大石 薫カメラで搬入設営から撤収までをご紹介

record豪農02Viva la 活版 Let’s 豪農の館
【 イベント名 】  Viva la 活版 Let’s 豪農の館
【 展示 期間 】  2015年10月10日[土]-12日[月・祝] 09:00-17:00
【 会       場 】  「北方文化博物館 豪農の館」 内 「吉ヶ平古民家」(登録有形文化財)
           新潟県新潟市江南区沢海 2丁目15-25
【 主       催 】  朗文堂  アダナ・プレス倶楽部

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《 搬入・設営 → 会期 → 梱包・搬出 03日間の会期でしたが、05日間の新潟滞在でした 》
DSCN1598 DSCN1602 DSCN1603 05-1-46865 05-2-46879 <Viva la 活版 Let’s 豪農の館>は、「北方文化博物館 豪農の館」 内 「吉ヶ平古民家」(登録有形文化財)を主会場とし、2015年10月10日[土]-12日[月・祝]の03日間、09 :00-17 :00の開館時間だった。
新潟会員のご支援をいただきながら、東京から駆けつけた会員は新潟市内中央部のホテルに各自分宿していた。

《搬入日・設営日と梱包・搬出日》
10月09日[金]早朝、東京から送っておいた宅配便12ヶを北方文化博物館ストックヤードから、館内は車輌移動禁止のため、昔懐かしいリヤカーで「吉ヶ原古民家」まで数度にわたって運搬。担当はすっかりダイエットがなった横ちゃんと石田さん。
これでも昨年の鹿児島<Viva la 活版 薩摩 dé GOANDO>より荷物が少なく感じられる。このときは、おもくてかさばる印刷機を、新潟会員 sketch & note の松尾和歌さん から、愛用機 Salama-21A を一台会場用に提供していただき大助かり。

すぐに新潟会員の sketch & note 松尾和歌さん、 しおた まこ さん、紙漉サトウ工房 佐藤徹哉 さん、山下 良子 FAGICA. LLC さん、吉沢加也  FAGICA. LLC さんらの新潟勢が作品持参で駆けつけられ、会場設営と作品展示にご協力いただいた。

夕方、栃木さんと紋暢クンも到着。一緒に来る予定だった夫・上野君は本業の撮影が長引き、翌日の合流となった。栃木(上野)母子は、東京から自家用車で駆けつけたが、車中での数時間、紋暢クンは一度もぐずることなく、ずっと「レゴ遊び」に夢中だったとのこと。
そのむかし、バッカス松尾がはじめて活字組版を体験した際に、
「活字の組版とは、良くできたレゴみたいだ」
といったことがとても印象に残っていたが、紋暢クンも将来、活版印刷造形家としてデビューしたあかつきは、きっと優れた組版工となることであろう。

会場設営はいまや「アダナ・プレス倶楽部守護神」と化した感のある「活版オジサン」(バッカス松尾デザイン)を掲出してひとまず終了。
戸締まりをして北方文化博物館をあとにするころには、すでに夕焼け空が越後平野をおおっていた。あすからの会期中は晴天が望まれる。
05-1-46865DSCN1796 DSCN1799《10月10日[土]、イベント初日。大石が早朝からなにやらインスタレーション》
大石の ――【作品名】 良寛と貞心尼 『蓮の露』によせて―― は、活字版印刷と活字ケースはすでに準備してあったが、そこに添えられるべき艸花などの静物類は、会期前日から当日早朝にかけて、北方文化博物館周辺で標本採集したもの。

今回のインスタレーションは、良寛さんと貞心尼のたましいの交流をえがいた作品だったが、エトスというか、バナキュラというのか、場のちからを重視する視点のあらわれであろうが、北海道・鹿児島・新潟とつづいたイベントのたびに、来客者を迎えるまでに作品が完成するのかハラハラさせられる。
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ハラハラさせられる大石の作品製作が最終段階を終えるころ、お客さまがポツポツとご来場になりはじめた。
ここからは、これまで栃木さんカメラ、春田さんカメラでご紹介してきたので、ここではランチタイムなど、寸暇を盗んでの会場光景のご紹介。

DSCN1738 DSCN1739 DSCN1756 DSCN1759 DSCN1761 DSCN1762 DSCN1774 DSCN1773 DSCN1741 DSCN1744 DSCN1747 DSCN1749 DSCN1751イベント中日となる11日[日]、早めの到着は加久本さん、小酒井さん。
この日は交代で、「巻菱湖記念館」などの新潟市内観光ののち会場に駆けつけるグループと、新発田市 シバタシ の旧 新発田藩下屋敷庭園「北方文化博物館 清水園」の見学にでかけたグループとに分かれて、各自新潟のゆたかな文化にふれ、観光も楽しんでいた。
DSCN1801 DSCN1806 DSCN1766 DSCN1768 DSCN1790 DSCN1789 DSCN1810やがて夕方ともなると、春田さん、松尾愛子さん、古谷さん、真田さん、田中さん、戸叶さんといったみなさんが次次と到着。
イベント中日となる11日[日]、この日の夜だけは、北方文化博物館に隣接する関連施設「大呂菴 だいろあん-この地方のことばでカタツムリ」での交流・懇親会があり、その夜は交流・懇親会後に帰宅された地元会員をのぞいて、ほとんどのかたが「大呂菴」で合宿。

この「北方文化博物館 豪農の館」の魅力は、「大呂菴」に宿泊することで、いっそうその光彩を増す。ところがやつがれ迂闊なことに、やはり準備から設営と疲労がたまっていたのか、交流会中途から脇の小部屋でうたた寝から爆睡にいたり、そのまま朝を迎えてしまった。
寝起きに秋風の吹きぬけるテラスでのんだ珈琲はとびっきり旨かったが。
DSCN1831 DSCN1841 DSCN1845 DSCN1847 DSCN1850 DSCN1849 DSCN1852 DSCN1854 DSCN1866 DSCN1902 DSCN1856 DSCN1861 DSCN1864 DSCN1875 DSCN1887 DSCN1881 DSCN1882 DSCN1888 DSCN1891 DSCN1896 DSCN1898こうして展覧会中日11日[日]は、あわただしい展示時間と、終了後の大呂菴での交流・懇親会をもって終了した。
最終日12日[月]は、朝食後すぐ、フィンランドの民族楽器「カンテレ」の演奏会出演のために帰京される石田さんを送り、09:00の北方文化博物館の開場まで大呂菴でくつろいだ。たまにはこんな時間があってもいい。

大呂菴では、昨晩の夕食も美味しかったが、朝ご飯もまたとびきり美味い。さすが米どころ。とくに新米のご飯がおいしく、真田幸文堂などは朝から四杯もご飯をおかわりしていたほど。DSCN1907 DSCN1905 DSCN1909 DSCN1911 DSCN1913 DSCN1918 DSCN1921 DSCN1922 DSCN1926 DSCN1927 DSCN1930 DSCN1933 DSCN1938 DSCN1946 DSCN1952 DSCN1953 DSCN1975 DSCN1976 DSCN1978 DSCN1979 DSCN1981 DSCN1982 DSCN1983 DSCN1960 DSCN1961 DSCN1964 DSCN1966 DSCN1971 DSCN1974 DSCN1973 DSCN1968 DSCN1967展示最終日、10月11日[月・祝]早朝から昼休みまでの光景を紹介した。
ようやく玉ちゃん(玉井玉文堂)も到着。のこるは明日の搬出作業のみとなり、肩の荷がおりた大石は、かねてから大壺にもぐりこもうとねらっていたようだったが、壺ならぬ傘立ての中に入りこんで、もはや埴輪 ハニワ と化していた。ヤレヤレ疲れるのである。

あとはエピローグと、最終回のエンディングロールとなる。
またまたここでも新潟会員のご協力をいただいて、梱包・撤収作業が展開した。
その後、残存会員と村上市までドライブした。帰途たまたまみつけた「ニコタン」をふくめた真田幸治会員カメラを中心とした紹介は最終回となる。

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活版讃歌<Viva la 活版 Let’s 豪農の館>Ⅸ 春田ゆかり会員カメラで豪農の館・大呂菴を中心にご紹介

record豪農02Viva la 活版 Let’s 豪農の館
【 イベント名 】  Viva la 活版 Let’s 豪農の館
【 展示 期間 】  2015年10月10日[土]-12日[月・祝] 09:00-17:00
【 会       場 】  「北方文化博物館 豪農の館」 内 「吉ヶ平古民家」(登録有形文化財)
           新潟県新潟市江南区沢海 2丁目15-25
【 主       催 】  朗文堂  アダナ・プレス倶楽部
──────────
春田ゆかりさんは、タイポグラフィ学会会員、アダナ・プレス倶楽部会員、活版カレッジ修了、そして春田デザインを主宰されておられるかたです。
<Viva la 活版 Let’s 豪農の館>は、「北方文化博物館 豪農の館」 内 「吉ヶ平古民家」(登録有形文化財)を主会場とし、新潟会員のご支援をいただきながら、新潟市内中央部のホテルに各自が分宿していました。

ただ、イベント中日となる11日[日]だけは、北方文化博物館に隣接する関連施設「大呂菴 だいろあん-この地方のことばでカタツムリ」での懇親会があり、その夜は懇親会後に帰宅された地元会員をのぞいて「大呂菴」で合宿。
春田さんの二泊三日、越後「北方文化博物館 豪農の館」 内、「吉ヶ平古民家」、「大呂菴」での記録をご紹介いたします。

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春田さんが会場に到着されたのは、初日10月10日[土]の午後、夕刻にちかいときでした。写真がいくぶんアンダー気味なのはそのせいかもしれません。

11日[日]は展示会中日でした。今回の<Viva la 活版 Let’s 豪農の館>は、雨が降ったりやんだり、そしてつよい陽射しが照りつけるという妙な天気でしたが、三日間ともお客さまの切れ間がほとんど無く、スタッフは終始対応に追われました。
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あわただしかった11日[日]展示会中日を終え、「吉ヶ平古民家」に戸締まりをして、隣接する「大呂菴」への移動。新潟会員をまじえてのにぎやかな懇親会が開催されました。
「紙漉サトウ工房」さんからはラベルに手漉き和紙が使用されている久保田の上級品を、北方文化博物館・伊藤文吉館長夫人からも越後銘酒の差し入れをいただき、食堂からオープンテラスへ移動しながら、うたげは夜ふけまでつづきました。

やつがれはベットが苦手なのと、すこし疲れていたのか、食堂脇の小部屋でうたたね。たれかが毛布をかけてくれてそのまま朝を迎えていました。
皆さんは、疲れもみせず、翌日も早朝から散歩や見学に忙しかったようです。
春田さんの写真をみても、豪農の館本館まで足をのばして十分楽しまれていたようです。
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先乗り組みは、この間レンタカーで新発田藩下屋敷跡、「北方文化博物館分館 清水園」まで足をのばしたチームと、春田さんのように「巻菱湖記念館」へ行かれたチームがあった。
最終撤収(13日)にあたった皆さんとは、村上方面まで車をとばした。その帰途発見した「ニコタン」報告はいずれまた。

活版讃歌<Viva la 活版 Let’s 豪農の館>Ⅷ 栃木香織会員カメラを中心に展示作品をご紹介

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おおくのご来場者、新潟のアダナ・プレス倶楽部会員、北方文化博物館のスタッフの皆さま、そして各地から参集された、おおくの活版印刷実践者の皆さまからのご支援をいただき、毎年恒例の活版印刷讃歌イベント<Viva la 活版 Let’s 豪農の館>は、全日程を盛況裡に終了いたしました。
ご来場・ご支援ありがとうございました。
またご報告が遅延しましたことをお詫び申しあげます。

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Viva la 活版 Let’s 豪農の館
【 イベント名 】  Viva la 活版 Let’s 豪農の館
【 展示 期間 】  2015年10月10日[土]-12日[月・祝] 09:00-17:00
【 会       場 】  「北方文化博物館 豪農の館」 内 「吉ヶ平古民家」(登録有形文化財)
           新潟県新潟市江南区沢海 2丁目15-25
【 主       催 】  朗文堂  アダナ・プレス倶楽部

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────────── 松尾和夏 sketch & note

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【作品名】 tea & books / 恵文社のフランス紅茶展オリジナルカード
【作者名】 絵と印刷:松尾和夏(sketch & note)
手漉き和紙 : 紙漉サトウ工房
【版式・技法】 文字 : 凸版(活字版印刷)、図版 : 凸版(樹脂凸版)

20151011viva_0023 20151011viva_0026 20151011viva_0027【作品名】 PHILOSOPHY CARD / 誠光社オリジナルポストカード
【作者名】 絵と印刷 : 松尾和夏(sketch & note)
テキストセレクト : 堀部篤史(誠光社)、手漉き和紙 : 紙漉サトウ工房
【版式・技法】 文字 : 凸版(活字版印刷)、図版 : 凸版(樹脂凸版)

DSCN1656【作品名】 five words /sketch & note オリジナルカード
【作者名】 絵と印刷 : 松尾和夏(sketch & note)
手漉き和紙 : 紙漉サトウ工房
【版式・技法】 文字:凸版(活字版印刷)、図版 : 凸版(樹脂凸版)

20151011viva_0020 20151011viva_0019【作品名】 樹脂凸版のはしっこコラージュ
【作者名】 絵と印刷 : 松尾和夏(sketch & note)
手漉き和紙 : ヨシあし和紙の会
【版式・技法】 文字 : 凸版(活字版印刷)、図版 : 凸版(樹脂凸版)
樹脂凸版を製版する際にできた、廃棄する樹脂のはしっこの部分をコラージュして、福島潟で越冬する天然記念物のオオヒシクイのような形を作りました。

────────── しおた まこ

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20151011viva_0049【作品名】 Xmas card
【作者名】 しおた まこ
【版式・技法】 凸版印刷
20151011viva_0051【作品名】 message card
【作者名】 しおた まこ
【版式・技法】 凸版印刷

20151011viva_0058 20151011viva_0059【作品名】 calendar 1
【作者名】 しおた まこ
【版式・技法】 凸版印刷

20151011viva_0061【作品名】 calendar 2
【作者名】 しおた まこ
【版式・技法】 凸版印刷

20151011viva_0052【作品名】 calendar 3
【作者名】 しおた まこ
【版式・技法】 凸版印刷

────────── 山下 良子 FAGICA. LLC

20151011viva_0274 20151011viva_0277 20151011viva_0279【作品名】 『ごあいさつ』
【作者名】 印刷 : 山下 良子(新潟やまやま)
【版式・技法】 文字 : 凸版(活字版印刷)、図版 : 凸版(樹脂凸版)
写真 : 和紙にオンデマンド印刷

──────────  吉沢加也  FAGICA. LLC

20151011viva_0283 20151011viva_0282【作品名】 『送り』
【作者名】 吉沢加也
【版式・技法】 図版 : 凸版(亜鉛凸版)

────────── 関 宙明 ユニバーサル・レタープレス

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ここにご紹介した一連の書籍のアートディレクション・デザインを担当した関 宙明さんは、Adana-21J をもちいた活版印刷部門 ユニバーサル・レタープレス でのみずからの活版印刷実践を、本職であるグラフィック・デザインにも活かし、活版印刷所とのコラボレーションによる書籍づくりを展開しています。

【作品名】 『わが友ユダ』
【作者名】 詩 : 新井延男
版元 : 港の人
本文活字組版・印刷 : 内外文字印刷
表紙箔押し : 真美堂手塚箔押所
デザイン : 関 宙明
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【作品名】 『草地の時間』

【作者名】 詩 : 村野美優
版元 : 港の人
本文活字組版・印刷 : 内外文字印刷
表紙箔押し : 真美堂手塚箔押所
デザイン : 関 宙明
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【作品名】 『鈴を産むひばり』

【作者名】 歌 : 光森裕樹
版元 : 港の人
本文活字組版・印刷 : 内外文字印刷
表紙箔押し : 真美堂手塚箔押所
デザイン : 関 宙明
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【作品名】 『夜の甘み』

【作者名】 詩 : 伊藤啓子
版元 : 港の人
本文活字組版・印刷 : 内外文字印刷
表紙箔押し : 真美堂手塚箔押所
デザイン : 関 宙明
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【作品名】 『詩への途中で』

【作者名】 詩・エッセイ : 高橋 馨
版元 : 港の人
本文活字組版・印刷 : 内外文字印刷
表紙箔押し : 真美堂手塚箔押所
デザイン : 関 宙明

──────────  Bonami

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【作品名】 かみきりサックル
【作者名】 作者 : 三木葉苗
デザイン・印刷・手製本 : Bonami
【版式・技法】 文字:凸版(活字版印刷)、絵 : 凸版(樹脂凸版)
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【作品名】 さくらとカトリ

【作者名】 作者 : 三木葉苗
デザイン・印刷・手製本 : Bonami
【版式・技法】文字 : 凸版(活字版印刷)、絵 : 凸版(樹脂凸版)
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【作品名】 日々への手紙

【作者名】 作者 : 三木葉苗
デザイン・印刷・手製本 : Bonami
【版式・技法】 文字 : 凸版(活字版印刷)

──────────  足立涼子

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DSCN1701【作品名】 タイトル : とりのうた (2014年/5部限定版)
【作者名】 企画制作 : 足立涼子
【版式・技法】 枝文字 : 平版/リトグラフ(版画工房カワラボ!)
奥付 : 凸版/樹脂凸版(ada-library)
用紙 : 備中とりのこ紙

──────────  龍骨堂

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【作品名】 『無 題』
【作者名】 龍骨堂
【版式・技法】 凸版(活字版印刷)

────────── すぎもとあきお(ぢゃむ)

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【作品名】 活版小本シリーズ

『芥川龍之介の遺書』 芥川龍之介
『マーク・トウェインの箴言集』 マーク・トウェイン
『菊池寛』 菊池寛
『實語敎』
『盈満の咎』
『黒猫・餅饅頭』 薄田泣菫
『漢詩抄』
『子規随筆』 正岡子規
『死生に関するいくつかの断想』 ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)
『狂訳 小倉百人一首』
『盈満の咎 弐』
『獨樂吟』 橘曙覧
『Greise  老人』 リルケ・森鴎外訳
『冬日の窓』 永井荷風
『老嬢物語』 ギ・ド・モーパッサン
『舞鶴心中の事実』 高浜虚子
『我が子の死』 西田幾多郎
『電車の窓』 森鴎外
『尾生の信』 芥川龍之介
『夢十夜より  ─第三夜─』 夏目漱石
『てがみ・二十一のことば』 チェーホフ
『蜜柑』 芥川龍之介
『老人の死』 シャルル・ルイ・フィリップ

【作者名】 印刷・製本 : すぎもとあきお(ぢゃむ)
【版式・技法】 文字 : 凸版(樹脂凸版)

────────── 加久本真美
20151011viva_0079 20151011viva_0075 20151011viva_0077【作品名】 『活字見本帳2015』
【作者名】 加久本真美(東洋美術学校 タイポグラフィ・サークル QP 卒業生)
【版式・技法】 凸版(活字版印刷)
昨年から学校に残る金属活字の整理を開始。
掃除→分類(書体・活字サイズ別)→印刷の手順で、活字の状態と種類を調査している。
昨年に引き続き活字見本帳を制作。

────────── 田中智子(はな工房)
20151011viva_0121【作品名】 『MY TYPE』
【作者名】 印刷・製本 : 田中智子(はな工房)
【版式・技法】 文字 : 凸版(活字版印刷)
20151011viva_0119 20151011viva_0116 20151011viva_0115 20151011viva_0118【作品名】 『ざしき童子(ぼっこ)のはなし』

【作者名】 印刷・製本 : 田中智子(はな工房)
【版式・技法】 文字 : 凸版(活字版印刷)、図版 : 凸版(樹脂凸版)
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【作品名】 『風景』

【作者名】 印刷・製本 : 田中智子(はな工房)
【版式・技法】 文字 ・ 他 : 凸版(活字版印刷)
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【作品名】 『かごっまことば』

【作者名】 印刷・製本 : 田中智子(はな工房)
【版式・技法】 文字・他 : 凸版(活字版印刷)
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【作品名】 『風のうた』

【作者名】 印刷・製本 : 田中智子(はな工房)
【版式・技法】 文字 : 凸版(活字版印刷)、図版 : 凸版(ゴム版印刷)

────────── タイポグラフィ学会
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【作者名】 紙面設計 : タイポグラフィ学会
        活字組版・印刷 : 大石 薫(タイポグラフィ学会会員)
【版式・技法】 文字 :凸版(活字版印刷)
オーナメント、プリンターズ・マーク : 凸版(銅凸版)
オーナメントは『BOOK OF SPECIMENS』活版製造所 平野富二(明治10年)より採録

────────── 栃木香織(文香―Fumikou―)
20151011viva_0237 20151011viva_0245 20151011viva_0241 20151011viva_0246【作品名】 『photo book』
【作者名】 印刷・製本 : 栃木香織(文香―Fumikou―)
写真 : 上野隆文(文香―Fumikou―)
【版式・技法】 文字:凸版(活字版印刷)、図版 : 凸版(樹脂凸版)、写真 : デジタル印刷―――
【作品名】 『モンヨウ誕生記念』

【作者名】 印刷・製本 : 栃木香織(文香―Fumikou―)
【版式・技法】 文字 : 凸版(活字版印刷)、図版 : 凸版(樹脂凸版、ゴム版画)

────────── 日本大学藝術学部 美術学科 

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【作品名】 『THE LOVE OF BOOKS ― Old English Song』
【作者名】 版画 : 日本大学藝術学部 美術学科
高浜利也、菊池史子、笹井祐子、宮澤真徳、山﨑香菜、大槻孝之、日比野絵美、宮澤英理子
活字組版 : 大石 薫(アダナ・プレス倶楽部)
製本 : 栃木香織(文香―Fumikou―)
【版式・技法】 版画 : 凸版(リノカット、木版)、凹版(銅板)、平版(リトグラフ)、モノタイプ(モノプリント)など。
文字:凸版(活字版印刷)
本書は、第35回全国大学版画展(主催:大学版画学会/町田版画美術館)において、日本大学藝術学部 美術学科 笹井祐子准教授(当時)と、大学版画学会所属のアダナ・プレス倶楽部 大石薫による公開セミナー「版画と活字」のための参考展示作品として制作されたものである。
活字版印刷を導入した授業展開の一例として、同じ詩をテーマに、各々でイメージをふくらませながら、それぞれのイメージに合った技法で版画を制作し、一冊の折本のかたちにまとめた試みである。手製本はアダナ・プレス倶楽部会員 栃木香織の協力による。

────────── 大石 薫(アダナ・プレス倶楽部)

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【作品名】 良寛と貞心尼 『蓮の露』によせて
【作者名】 活字組版・印刷 : 大石 薫(アダナ・プレス倶楽部)
【版式・技法】 文字 : 凸版(活字版印刷)、図版 : 凸版(樹脂凸版)

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【作品名】 アダナ・プレス倶楽部「会報誌」表紙
【作者名】 活字組版・印刷 : アダナ・プレス倶楽部
        2015年秋号版画:笹井(奥村)祐子
【版式・技法】 文字 : 凸版(活字版印刷)、図版 : 凸版(樹脂凸版、リノカット、ゴムカット、木版、その他)

────────── 桐島カヲル(Lingua Florens)

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【作品名】 連作『秋』より ―吾亦紅―
【作者名】 桐島カヲル(Lingua Florens)
【版式・技法】 文字 : 凸版(活字版印刷)、図版 : 凸版(樹脂凸版)

────────── 紙漉サトウ工房 佐藤徹哉
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本格紙漉き士:サトウ工房:佐藤徹哉さんのご出展。佐藤さんには搬入から搬出まで終始ご助力いただいた。デジタル環境を苦手とされるので、 { sketch & note }松尾和夏さんのご協力を得ての出展。
詳細は松尾和歌さんのURL { 紙漉サトウ工房 佐藤徹哉 } に、大量の画像での紹介がある。手漉き紙の工程をわかりやすく、丁寧に紹介したものなのでぜひともリンク先でご覧いただきたい。

独国の友人/Baumann & Baumann より時候のご挨拶。 一字のちがいで意味を失う左右対立の無意味さを改めて問う

ドイツの友人「バウマン&バウマン」から時候の挨拶。
独語では「rects 右  links 左」。その頭文字ひとつを相互に入れかえると lects  rinks {ひぎ―みだり}となる。ここでことばは意味をうしない浮遊する。左右対立にうつつを抜かすときではない。
ふたりのことはこのウェブに紹介はなく、1999年「バウマン&バウマンとわたしたち」『文字百景  65』に記録がある。
『文字百景・文字壹凜』とも題字製作は美登英利さん。共通の友人・西野洋は10月24日黄泉のひととなった。
{ 文字百景六五 PDF  9.24MB }

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アダナ・プレス倶楽部歳末恒例 手づくり<餅と餃子の忘年会>開催

本項はスライドショーで画像をお楽しみいただけます。

ここ数年、アダナ・プレス倶楽部、活版カレッジ修了生を中心として、小社の限られたスペース内でこじんまりと続けていた「餅と餃子の忘年会」。
それが年年メンバーも増えて、小社内のスペースでは納まりきれなくなってきた。

なにも手づくりにこだわらず、どこか庶民的な飲食店での開催も可能とおもえるが
そこは身体性のある物づくりをおもくみるアダナ・プレス倶楽部のことゆえ
活版印刷も調理もともに造形活動のひとつと見ているから例年おお騒ぎになる。
そんな折、小社からほど近い四谷駅前に、手頃なレンタルキッチンスペースがオープンしたので、今年はそのひとつ  < レンタルキッチンスペース Patia >を借りて
恒例の「餅と餃子の忘年会」が開催された。

朗文堂 アダナ・プレス倶楽部 手づくり<餅 と 餃子 の 忘年会>
[日  時]  2015年12月12日(土) 18:00―23:00
[会  場]  レンタルキッチンスペース Patia (パティア)

────────── <仕込み・準備>
小社内で、餅つき(機械式餅つき器)、豚汁、餃子の仕込み。
駆けつけていただいたのは、石田さん、松尾Bさん、そして小酒井さん。

小酒井さんは例年「大根おろし係」をご担当されてきたが、ことしはついにセラミック製の「マイピーラー」(野菜皮むき器・百均で調達したらしい)と、毎度差し入れをお願い(無理強い)しているワイン「ラクリマ・クリスティ 通称:キリストの泪」を持参されての参加でした。

しかも例年どおり、ほかの集会(忘年会?)とも重なって、19時には退出されるとのこと。
今年も餅と餃子の完成には立ち会えず、皆さんのために、ただひたすら大根をおろしてくださる小酒井さんなのであった。
DSCN5771 DSCN5774────────── <キッチンスペース Patia にて仕込み継続>
荷物ギッシリ、タクシー二台に分乗して、四ツ屋駅前<キッチンスペース Patia >に18:00ちょうどに到着。
会場ではすでに、小宮山さん、古谷さんらの長老がお待ちかねであった。早速時間のかかる「機械式餅つき器」のスィッチを入れて、長老会員も参加されて調理に取りかかる。
DSCN5788 DSCN5789 DSCN5790 DSCN5795うれしいことに各地の会員からの差し入れも多い。
沖縄会員からは「泡盛」の12年物の古酒と、「うちなーむん」おつまみセット。
大分会員からは「麦焼酎」、新潟会員からは越後銘酒とエゴ。
関西会員からはおつまみ「野菜煎餅」の差し入れ、長野会員からはリンゴ、千葉会員からは落花生。
そして横ちゃんの実家がお茶と海苔やさんなので、いそべ餅用の海苔の差し入れもたっぷりと。
皆さまありがとうございました。
20151126212028183_0001DSCN5765大根おろしの作業をおえた小酒井さんは、三木さん、小林さんらとすでに席について一杯はじめていたが、次次と到着される参加者を加えて、調理班はおおわらわ。
会場壁面には、先日のメキシコ旅行の写真が、未整理なままスライドショーで投影されていた。プロジェクターも常備されており、使い勝手の良い会場だった。またその土産、わが国では市販されていないという「高級? テキーラ」もテーブルにのっていた。
DSCN5798 DSCN5806DSCN5800 DSCN5801 DSCN5807DSCN5809 DSCN5810DSCN5812DSCN5817そうこうしているうちに、平野さん、春田さん、鈴木さん、美登さん、堀内さんらも次次と登場。加久本さんは、会計係・撮影係・調理班の担当で、三角巾姿も凛凛しくまずは腹ごしらえ。
やつがれ、ここで調理班を手伝おうと、十分手洗いもすまして近寄ったら、たれかが
「手伝わなくてもいいから、邪魔はしないで」
のひとこと(おそらくノー学部)。

はいはい、やつがれの特技はどうせ、「動線を塞ぐこと」と、「手伝うつもりが裏目に出て仕事を増やす結果に……」ですよ。
手持ちぶさたなので、加久本カメラが始動するまで撮影担当。
その後、施設のドアがオートロックのため、平野さんをロビーにさそって「メーンドア開閉係」というたいせつな任務をかってでた。実際にはそれを平野さんに押しつけて、もっぱら入口付近の喫煙所で待機。

────────── <うたげ  たけなわ / かたや仕込みはまだまだ続く>
DSCN5822 DSCN5823 DSCN5826 DSCN5820千星さん、鈴木Mさん、上野・栃木・文暢クン、三木さんのアシスタントをされておられる清水さんと、どんどん人数がまし、ようやく田中さん担当の豚汁ができあがる。
新潟会員差し入れの焼き餅は、瞬時に消えていく。ただ「機械式餅つき器」は、煮る・蒸す・搗くの工程があり、まだテーブルにはのらない。

アダナ・プレス倶楽部名物、具だくさん餃子の製造は、具材の練り込み、皮のチネリ、のし、包みと手分けして、ワイワイ賑やかな作業が継続中。

まだ年末進行で追われる若手デザイナーの登場がここまでは少ない。
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ここまであまり料理に手を出さず、ひたすらお酒を楽しんでいた美登さんが、やおら立ち上がり飄然と動きだす。なにをするのかと見ていたら、調理班のうしろ、スタッフの堀内さんの作業、餃子の皮ののしの手つきを黙って見学しただけだった。
席に戻りがけに、赤ワイン「ラクリマ・クリスティ 通称:キリストの泪」を調達して「旨いな~」。
上野・栃木家の文暢クンは到着直後から眼をこすっていたが、お利口にぐっすりとお昼寝。
つまり、要約すると、美登さん、文暢クン、やつがれの三人はまったく働かなかった。

DSCN5856 DSCN5862DSCN5841 DSCN5842 DSCN5844 DSCN5846 DSCN5851 DSCN5855 DSCN5857 DSCN5859お餅のひと臼目は瞬時になくなったようで、ドア係と称して外の喫煙コーナーで煙草をすっていたやつがれにはまったく配給なし。すでにふた臼目がウィ~ンウィ~ンと動いていた。
このあたりで、ほかの集会から駆けつけられた戸叶先生。そして真田さん、日吉さんら、デザイナーの諸君が登場したが、片付け時間間際だったため、皆さん、ふたりに慌てて給仕するのに集中して、彼らの写真を撮るのを忘れてしまったらしい。

22:00からポツポツと片付けに入った。最新鋭の食器洗い機が設置されていたおかげもあって、おもったよりも作業がはやかった。スペースの利用規約で23:00には退出しなければならないため、皆、怒濤の勢いで片付けをこなしてゆく。

毎回、イベントのたびに実感するのだが、このようなときのアダナ・プレス倶楽部の面面の結束力はすごい。会場によってはかなりタイトな撤収時間しか割けない場合もあるが、年齢も経歴もさまざまな、あれだけ個性豊かな皆さんが、一致団結しながらも、とりたてて打ち合わせや指示もなしに、それぞれが自身の役割を自覚してもくもくと動く姿には、うっすらと感動すらおぼえる。

そして皆さん、三三五五つれだってご帰宅に。お別れのご挨拶が、
「佳いお年をおむかえくださ~い」
とあった。やつがれ、まだまだ年内にやらねばならないことが多すぎる。
しかも、この「餅と餃子の忘年会」の報告を急がないと、会場に駆けつけられなかった会員をお待たせすることになる。
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────────── 後日談
12月13日(日)、「餅と餃子の忘年会」の翌日だったが、印刷機出荷の準備のため出社した。お昼のご飯はハンバーグだという。
なにも考えずに、おおきなハンバーグだなぁとおもって口にしたら、昨夜の餃子の具ののこりであった。
おもわず嗤ったが旨かった。餃子とハンバーグが親戚だということをはじめて知った。

どうやら来年の歳末も、手づくり「餅と餃子の忘年会」はつづくらしい。

【Salama シリーズ開発報告】 嗚呼技術者! 円盤形インキディスクは背面主軸のため熱変形 ヒケ オチョコ との苦闘が。研磨まで終えた技術者の笑顔

IMG_0589アダナ・プレス倶楽部の企画・製造による小型活版印刷機 Salama シリーズは精密機械。
すべての Salama シリーズののインキの着肉は、レバーの上げ下げごとに、円形インキディスクがひと刻みずつ回転するセルフインキング方式です。

インキディスクは精度のたかい鋳型でつくられますが、中央部の背面に太い主軸があるために、熱変形 (ヒケ・オチョコ) に悩まされます。
ついで研磨。工場用語では鏡面研磨ですが、ここでも設計図どおりの寸法確保がもとめられます。これらの作業がうまくいったとき、技術者は鏡面にみずからの顔を写し、安堵と満足のとてもよい笑顔をみせます。カメラを向けたら渋面をつくっていましたが・・・・・・。

インキディスクの仕上げはこれで終わりではなく、こののちナント残酷なことに、インキの着肉を安定させるために、角度を切りながら軽く粗め立ての作業がなされてマット調の金属円盤となって完成品となります。IMG_0590

【根津美術館】 コレクション展 物語をえがく 王朝文学からお伽草子まで 2015年11月14日(土)―12月23日(水・祝)

img_exhibition_monogatari[1]物語は、古くから絵に描かれ、楽しまれました。
たとえば、伊勢物語の存在がはじめて文献上に知られるのは
源氏物語のなかですが、そこにおいて伊勢物語はすでに絵巻として登場します。
もちろん源氏物語も、成立後まもなく絵に描かれ始めたと考えられています。
また、中世まではもっぱら絵巻や冊子、色紙といった小画面に描かれた物語絵は
近世になると大画面の屏風にも描かれるようになり、物語が室内を彩りました。

このたびの展覧会では、伊勢や源氏の王朝文学から平家物語、曾我物語、
西行物語、そして酒呑童子をはじめとするお伽草子まで、さまざまな物語を描いた
多彩な形式の絵画作品を集めます。
晩秋から初冬
のひとときを、物語と絵とともにお過ごしください。
根津美術館

【会員情報】 美登英利さん、連夜の痛飲で師走歳末知らず。なれど花の画帖カレンダーで苦戦中。三月辛夷、四月は泰山木か櫻はいかが

 

200907shorin_cover[1]uushinkan-shorin-newsjpg[1]uu 美登英利Auu 美登英利Buu

美登英利さんメール】
カレンダーは一二ヵ月分が揃わず苦戦中です(笑)。ま
あ売りものではないので、その月に間に合う感じでゆっくり進行。
前の「吾亦紅」で新シリーズを試作

――どうやら一月山茶花、二月梅、五月菖蒲は完成したらしい。
「吾亦紅 われもこう」は数年前に進呈した愚作の詩がもとか。
こちらものんびりしたもので美登英利著作紹介を忘れていた。
書林 美登英利作品集 』(A四判変形、百ページ、三八〇〇円+税、朗文堂)
ご愛読を。

【世田谷美術館分館 清川泰次記念ギャラリー】 清川泰次の生活デザイン/2015年12月19日―2016年3月21日

20151212170042620_0003 20151212170042620_0004抽象表現を追い求めつづけた清川泰次(1919-2000)。
その創作活動は1980年代にはいると、絵画にとどまらず、立体作品や生活デザイン全般にひろがりをみせた。
清川泰次がプロデュースしたオリジナルデザインのグッズをはじめ、自ら絵付けした益子焼の食器類などを展示。
生活を豊かにする様々な創作活動を、立体作品や絵画作品とともに紹介。

清川泰次記念ギャラリー

【世田美術館】 福留麻里ソロダンス{そこで眠る、これを起こす、ここに起こされる}12月22(火)・23(水・祝)日

 

20151212170042620_0001 20151212170042620_0002
福留 麻里 PDF 】
ある日の公園で
子供たちは駆け回る
若者は太鼓の練習をする
大人は木陰で昼寝する
老人は座って何かを眺めている

長い長い時間

眠っている大昔の祭礼のあと、道具たち
大きな土の盛り上がり
その土が呼吸する横を歩く
この場所での焚き火は禁止されている

◯ 会場  世田谷美術館エントランス・ホール

◯ 構成・振り付け・出演  福留麻里
世田谷美術館

ご愛読ありがとうございました。『 VIVA !! カッパン 』 が流通在庫をもちましてしばらく品切れとなります

ヴィバ活版uu
書 名  VIVA !!  カッパン

編 集  アダナ・プレス倶楽部
装 本     B5判 オールカラー 136ページ 並製本 ジャケット付
定 価    2,800円+税
──────────
ほんとうの実践に役立つ活版印刷入門書としてご愛読いただきました
『 VIVA !!  カッパン 』ですが、現在の流通在庫をもちまして品切れとなります。
ここにご報告申しあげますとともに、多くの皆さまのご愛読にふかく感謝いたします。
朗文堂 アダナ・プレス倶楽部では、新機種が加わった Salama シリーズを加えて
引きつづき改定増補版の刊行を予定しておりますが、それまでの間
委託倉庫会社によって販売不適本として保管されていた、一部に欠損のある
数十部の本書を、特売価格で限定直販いたします。
緊急に『 VIVA !!  カッパン 』をご希望の方は、小社担当 まで直接お申し込みください。

師走歳末忘年会のとき。赤い提灯の飲み屋などに掲出されている「判じ物」。右はお馴染みかも。左はちょっと?

春夏冬01uuこうした「判じ物」のほとんどは、なぞなぞとしゃれ。
赤提灯が似合う居酒屋などでときどき目にするこのことばは、
「商いますます繁盛」
と詠む。
「春夏冬」で「秋がない=商い」、「二升」で「升升=ますます」、「五合」で「半升=繁盛」ということ。


左掲のことばは右をひと捻りしたもの。しゃれで詠むが尺貫法が廃れた現代ではやや難解かも。
ただ「一斗は五升の倍」を知れば、以下は右におなじ。
いずれにしてもこんな「判じ物」で考えこんで、呑みすぎに注意が肝心なこのごろ。
【 yomi : ご商売ますます繁盛 】

お正月が近づいた。台湾の縁起物 柿+橘+猪=開運臻寶シンポウ 諸事大吉にみる 文と寓意。ブタちゃんはめでたいのである

DSCN9535[1]【豚 ≒ 猪】 (花筏 既出
中国・台湾では豚は猪とあらわされる。
その猪がなぜ珍重されるのかは中国的形而上学がふんだんに織り込まれて興味深い。
かつて中国高級官僚登用試験「科挙」の成績上位三名を「解元・会元・状元→大三元」として、唐代には玄奘三蔵ゆかりの大慈恩寺雁塔に名を刻され、それを「雁塔題名、金榜題名」と呼んできわめて名誉とされた。
ところで、豚の蹄ヒヅメと題とは、中国音ではともに「Ti2」で同音同声である。
こうして猪 ≒豚は秀才・天才をあらわしきわめて名誉とされるにいたったのである。

DSCN9499[1] DSCN9492[1]DSCN9495[1]

【会員情報】 新潟の絵と版画製作 sketch & note 松尾和夏さん、紙漉サトウ工房 佐藤徹哉さん。開花報告への激励をいただく

松尾和夏さんは { sketch & note }での製作活動と、子育てと アトリエ新築にも挑まれるパワフルな造形者。
そのURL { 紙漉サトウ工房 佐藤徹哉 } に、大量の画像での紹介がある。手漉き紙の工程をわかりやすく、丁寧に紹介したものなのでご覧いただきたい。

おふたりには{Viva la 活版 Let’s 豪農の館}でいたくお世話になった。
佐藤さんは楮・トロロアオイなどを大量栽培される本格派の紙漉士。
そんなかたにおそるおそる鉢植えの遅すぎる開花報告をした。
松尾さんからまもなく深い雪にうもれる長岡市郊外栃尾の写真を送っていただいた。
新潟イベント写真三千枚を前に手をこまねくやつがれが此処にいる。
1c451c_36d32d1a8103478caf0e36a94631017f.jpg_srb_p_653_490_75_22_0.50_1.20_0[1] 2013年空中庭園在りし時のトロロアオイ 2015年12月05日鉢植えのトロロアオイ トロロアオイの根を叩いて潰す トロロアオイの寝。ネリと呼ばれる紙漉きにつかう粘液を採る 松尾佐藤01 松尾佐藤02

【展覧会】 ニッポンのニッポン ヘルムート・シュミット-京都 dddギャラリー 12 月22日[火]まで開催中

ニッポンのニッポン
ヘルムート・シュミット

まちが もみじに染まり、比叡おろしの寒風が吹きつのるまでのあいだ。
京都の魅力が もっとも輝くこのよいときに、京都 ddd ギャラリー
ヘルムート・シュミット {ニッポンのニッポン} 展が開催されています。
おだやかな書物の森を散策するような、すばらしい
展示でした。
夕まぐれときには照明効果もあって一層味わいが増しそうです。
一部拙い写真ながら展示を点描紹介。 

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<ニッポンのニッポン>展 会場風景  写真提供:ニコール・シュミット

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大阪の大同印刷所・大西祐一郎さんを訪問。あらたな、強力な{活版}ルネサンスの拠点。今後東西相携え復興に邁進を念願

大阪の株式会社大同印刷所は1937年(昭和12)の創業。
積極的に UV 印刷などの特殊印刷にとり組む企業として知られ、またまもなく創業八〇年を迎える名門印刷所である。

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その大同印刷所三代目・大西祐一郎さんを12月05日におたずねした。
大西さんは製紙会社に勤務されたのち、三代目を継承され、2010年「なにわ活版研究所」を開設された。
印刷へのこだわりと愛情にあふれたかたで、時間のたつのもわすれて話し合い。
株式会社大同印刷所 公式HP
なにわ活版研究所 ブログ  facebook

<活版ルネサンスフェア 11月27-28日>を終了し、Salama-21A, Salama-LP, Salama-Antiqua 撮影を実施

たくさんのご来場者をむかえて<活版ルネサンスフェア>が11月27-28日に終了した。
そこでのご要望の一部も取り入れて、翌週週末、12月03-04日、小型活版印刷機 Salama シリーズ三機種の撮影が実施された。DSCN5541 DSCN5542 DSCN5546 DSCN5549印特尓名片の印刷機 撮影風景撮影は<Fumikou  Photographer : 上野隆文、Designer : 栃木香織>のユニット。
おふたりはご夫婦でもあり、アダナ・プレス倶楽部のアイドル:文暢クンの両親。
そしてふたりとも新宿私塾修了生で、栃木香織さんは活版カレッジも修了された、いわば肝胆相照らす間柄でした。今回は栃木さんはアシストにまわり、「レフ担」「手タレ代行」と大活躍でした。
それでも本番の撮影は蛍光灯は消し、真剣かつ長時間におよび、その整理をまってカタログづくり、マニュアルづくりと作業が進行します。

うれしいことに小型活版印刷機 Salama シリーズ三機種へのお問い合わせが激増しています。最終価格の発表をふくめ、もうしばしのお時間をいただきます。

すべての旅は一枚のエクセルプリントからはじまる。久しぶりの京阪出張で通販購入のお気に入り佃煮屋{舞昆}店舗を訪問

旅のポイントはともかく、細部のスケジュールはおおむねノー学部が隙間無く勝手に設定する。
旅に出るときは、良くて前日、たいていは行きの車中や機内でスケジュールのエクセルプリントを受けとる。今回もびっしりと予定が詰めこまれていた。
今回の京都・大阪への旅の最後は大阪市住之江区{舞昆御殿}。

やつがれは山国信州のうまれゆえ、鮮魚がすくなく佃煮が多かった。
かつて大阪の書店営業の際には、天満の西日本書店前の佃煮屋がひいきだった。
最近はノー学部が{舞昆御殿}からの取り寄せ昆布が。これは江戸モノにないまっったりした味でお気に入り。
よほどうれしかったのか、めずらしく買い物袋を提げた写真がのこっていた。

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【会員情報】 ミトグラフィコ・美登英利さん、のんびりカレンダーの試作中

{文字壹凜}の題字製作者の美登英利さんは、飄逸で、どこか浮世離れしたところのあるかた。
師走であわただしい世間の喧噪をよそに、どうやらのんびりカレンダー試作中のようです。
いいですね。


手漉き紙にカレンダーをプリントしてみました。
デザインは事務所を開設した二三年前と比べて、進化なしです。

mitografico 】 

美登英利カレンダー

【展覧会】 ニッポンのニッポン ヘルムート・シュミット-京都dddギャラリー 開催中

京都dddギャラリー第205回企画展
2015年11月09日[月]-12月22日[火]
ニッポンのニッポン ヘルムート・シュミット

20151022181732461_0001【プリント用 PDF  kyouto-ddd02  2.13MB 】

<ニッポンのニッポン>展 会場風景 写真提供:ニコール・シュミット

まちが もみじに染まり、そして、比叡おろしの寒風が吹きつのるまでのあいだ。
京都の魅力が もっとも輝く、このよいときに、京都 ddd ギャラリーで
ヘルムート・シュミット <ニッポンのニッポン> 展が開催されます。
皆さまのご参観をおすすめいたします。

24歳ではじめて大阪の地を踏んで間もないころ、スイスのティポグラフィシェ・モナーツブレッテル(TM)誌の編集長から手紙を受け取った。タイポグラファの目を通して見た日本のフォルムや、暮らしの中の道具といったものを、紹介する記事を毎月TM誌に連載してみないかという誘いであった。
記事を書くということは、道具にふれるだけでなく、道具の作り手に会う機会も与えてくれた。このシリーズを私は 「Japan japanisch」(ニッポンのニッポン) と呼ぶことにした。
というのは、私自身が理解している日本、すなわち、かつて存在した、そして今も存在している日本、さらにこれから発見されるべき日本を伝えたいと思ったからだ。
この記事で使ったモノクロ写真は、わずかな例外をのぞいて、カメラマンの友人たちと撮影したものだ。

1969年、エミール・ルーダーから手紙を受け取った。
「TM誌の記事はすばらしい。日本滞在で貴君はなんと洗練されたことか、私にはよくわかります」
40年以上の時を経て、記事は新しい命を授かった。「 Japan japanisch 」 は 2012年に朗文堂より独・英・日本語で出版された。
京都 ddd ギャラリー での展示 「ニッポンのニッポン」 は、この本をきっかけに企画された。
展示に関わってくださったすべての人と、とりわけ日本 ―― 変わることなく刺激を与え続けてくれる国 ―― に感謝を捧げたい。 [ヘルムート・シュミット]

◯ 会場・会期
京都 ddd ギャラリー

2015年11月9日[月]-12月22日[火]
11:00-19:00(土曜は18:00まで)
日・祝日休館 入場無料
〒616‒8533 京都府京都市右京区太秦上刑部町10
TEL: 075-871-1480   FAX: 075-871-1267

播種時を失しかわいそうなことをした/晩夏に咲くトロロアオイが初冬のいま、けなげに、可憐に、つぎつぎと開花中

咲きましたよ、ついにトロロアオイの花が。
空中花壇を改装工事で失ってからガーデニングの楽しみが半減。
ことしは鉢から生えてきた 有毒帰化植物イヌホウヅキ を トロロアオイ と勘違いして八月上旬まで育てていた。
ノー学部に間違いを指摘され、お盆あけにあわてて取り置きの種子を密植状態で播いたが、いかんせん遅きに失した。
それでも肥料・水遣りをかさねたら、蝶も蜂もこない一二月中旬ではあるが花をつけた。
仙台・埼玉・鹿児島にもトロロアオイ育成者がいる。これで皆さんも安心してくれそう。

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【会員情報】 ぢやむ 活版小本の製作者/団塊世代真っ盛り杉本昭生さんと京都太秦広隆寺に弥勒菩薩像をたずねた

ひとり京都で 活版小本 の製作を続けられている杉本昭生さん。
やつがれとは久しぶり、大石ははじめてお会いした。
燈台もと暗し、土地っ子でも太秦 うずまさ 広隆寺にいかれたことがないとのことで付近を散歩。
とおつ國の、ふしぎな佛-弥勒菩薩-像にであったというのが実感。
拝観はほどほどにして、近くの喫茶店で造形談義。
団塊世代の杉本さん、いつの間にか小型本も三〇冊ちかくになり創作意欲益〻旺盛。
杉本小型本は新潟での{Viva la 活版 Let’s 豪農の館}での人気作品のひとつであった。

活版小本
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【会員情報】 造形者・千星健夫 NECKTIE design office による TEA BAG HOLDER SHIROKUMA

GRAPHIC, WEB, PRODUCT  と横文字ことばが似合わないのが千星健夫-ちぼし たけお-さん。 1976年兵庫県うまれ。専門学校営業職からデザイナーに転身。
新宿私塾・活版カレッジ修了。{文字壹凜}の管理者。
要するに身体性のあるモノづくりに熱中する真の造形者。
同氏主宰 NECKTIE design office 製造販売による『TEA BAG HOLDER SHIROKUMA』は、長崎の窯元に出向いて職人といっしょに型から製造したすぐれもの。
小社でも愛用しております。お茶時間がほっこりします。ご推薦。
NECKTIE design office Shirokuma 】
shirokuma01 shirokuma03 千星健夫 hasami_11 hasami_37 hasami_14 hasami_13

【会員情報】 ぢやむ 杉本昭生氏と京都でうれしい再会。寡黙ながら飄逸な人柄にあらためて敬服。文字あそびかさねて引用紹介

ぢやむ杉本昭生02活版小本の製作者{ぢやむ 杉本昭生}氏のことはしばしば紹介してきた。
かつて本欄でも文字あそびのひとつ「ヘマムショ入道」を紹介した。今回は判じ物。

酒屋の前にこんな看板があったらしい

杉本流ならここまで。つまり図版紹介でおわり。
すこしだけ解説(悪癖)すると、最初の「大」は天地逆なので「酒代」と読んでほしい。
以下は頓智で読み解けるはず。

どうしてもすぐ知りたいかたはリンク先で。めずらしく読み解きがある。
ぢやむ 杉本昭生 活版小本より

版画の彩展2015 第40回全国大学版画展 {町田市立国際版画美術館}

20151203101131048_0001 20151203101131048_0002The 40th Annual Exhibition of the Japan Society of Printmaking
日本全国の美術大学、教育系大学、専門学校の学生による版画展。力作がそろいます。

抽選で素敵な作品が当たる観客賞の投票や、恒例の学生作品販売も大人気です。
◯会期 二〇一五年一二月五日―二〇日
平日/一〇時―一七時
土 日 祝日/一〇時―一七時三〇分
◯入場無料 月曜休館
町田市立国際版画美術館

メキシコの切り絵/Papelpicado(パペルピカド)。お祭り大好メキシコでは万国旗のように連ねたり、カラフルな壁飾りにも

笹井祐子さん02DSCN5561 DSCN5564パペルピカド-Papelpicado はメキシコ伝統の切り絵細工。
中国の 剪紙 に似て、薄い型紙の下にパペルチーナと呼ばれるクレープペーパーをかさね、切り出してつくられる。
ともかく陽気でお祭り好きなメキシコでは、万国旗のように連ねたり、壁飾りにも。カラフルで賑やかでかわいい。
彫刻家・奥村浩之氏 からいただいた。いつの間にかメキシコへ飄然ともどった同氏へのメッセージに、ガラ携で撮ったがいつものように失敗した。
カラフルな画像はリンク先でご覧あれ。
パペルピカドとは? まとめ

【会員情報】 どうだ! 天真爛漫・威風堂堂・豪快無比・天下睥睨・一気呵成のミルク喇叭呑み

IMG_4897どういうわけか知らないが、さいきん、アダナ・プレス倶楽部会員、新宿私塾修了生のあいだで結婚・出産があいついでいる。
パパさんはおおむね無精だが、ママになった会員や修了生が、赤ちゃんの写真を写メールやメール添付写真で送ってくれる。いずれもかわいく、ほほえましいが、個人情報に配慮すると、こういう公開メディアでは発表しにくいのが残念。
上掲写真、ミルク一気呵成ラッパ呑み、将来わが国を背負って立つ女の子、まだ一歳になっていない。心強いかぎりである。

【長崎会員情報】 荷札から活版印刷へ ― 東彼杵町歴史民俗資料館。展示とワークショップの記録

東彼杵町 ウィキペディアより長崎県東彼杵郡東彼杵町パノラマ写真 ウィキペディアより

長崎県 東彼杵町(ひがし そのぎ ちょう)は、長崎県東部の大村湾に面した町。
ここにもアダナ・プレス倶楽部のたいせつな有力会員が。
この町で1922年(大正11)に創業された九州荷札印刷株式会社の
印刷関連機器を中心に展開したイベント
{荷札から 活版印刷へ}の記録を、同館学芸員・小玉大介さんから
送付していただきました。
九州荷札印刷の機器の一部は長崎県印刷会館に保管されています。
世界遺産登録で賑わう長崎旅行を計画のかたは参観ください。

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【会員情報】 {活版ルネサンスフェア}報告 真田幸治|書籍装本設計 真田幸文堂

アダナ・プレス倶楽部会員で、ツイッターやフェイスブックを発信・閲覧するかたが少ないのはアナログの活版印刷愛好家のあつまりのせいでしょうか。
しかも「お気に入り・いいね」、「フォロワー」の数などが気になって、すっかり徒労感をおぼえるようになり、SNSメディアはやめたというひとまでも。

そんな中でも書籍装本設計家の真田幸文堂真田幸治さんは数少ないツィッター利用者。
今回も受付兼広報を担当されながら、来場された「欧文印刷の鬼/小宮山清」さんに熱心な質問をされていました。

真田幸文堂村上鮭

<Viva la 活版 Let’s 豪農の館>の終了後村上市で鮭の吊し乾しを報告。主催者はいまだ未発表。

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健啖家です。しあわせそうですね。

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{第17回活版ルネサンスフェア} 盛況裡に終了。童心に充ちたシャイなコノムラ青年と邂逅。やつがれのわらべ心を再確認

<活版ルネサンスフェア>最初に登場されたのは、定刻よりだいぶ前、斉藤さんご夫妻。 定刻きっちりにフレッシュカップル登場。熱心に印刷機をみて、メカニズムの細部を気にしていたので、話しかけ名刺を渡す。コノムラとだけ名乗られた。 「ジロウさん、写真撮影は構いませんか」 「どうぞ、どうぞ (ジロウ・二朗さん?)」 CU5mQodVAAA3_F4[1]日本の活字サイズの基本孫にちかい年齢の青年にファーストネームで呼ばれたがふしぎに嫌みはない。 このひと、よほどシャイな性格とみえたが 、会場でもとめた五号活字と五号 1/2 のインテルで{活字ペタンプ}を組みあげ誇らしげにツィッターに報告をアップ。 手持ちの活字は三号とかで、現在は厚紙などを切って苦労して込め物にしてもちいていると報告があった。わが国の活字の構成を理解するのに{活字ペタンプ}は有効。 わらべ心の塊のやつがれ、こういう童心をもつ青年の可能性に期待すること大なるものがある。もしもやつがれにわらべ心がなくんば、いまどき活版印刷機の製造・販売などはしていられないからして。  CUyzayfWcAEBC6h[1] CUy-jF2UAAEZ1ga[1] CUyzdVaWUAAcVj0[1] CUyzf8FW4AAU_Ft[1] CUyzYm5UkAAHHb_[1] CU5mzBkUcAAagqS[1]