タグ別アーカイブ: ヘルムート・シュミット

【展覧会】京都 ddd ギャラリー 第228回企画展|ヘルムート シュミット タイポグラフィ: トライ トライ トライ|’ 21年4月3日-7月10日

20210317153427_00001 20210317153427_00002

京都 ddd ギャラリー  第228回企画展
ヘルムート シュミット タイポグラフィ: トライ トライ トライ
展示期間  2021年04月03日[土]-07月10日[土]
会  場  京都 ddd ギャラリー
開館時間  11:00-19:00  * 土曜日と7月4日[日]は18:00まで
休  館  日  日曜・月曜・祝日 休館    * 特別開館 7月4日[日]
主  催  公益財団法人DNP文化振興財団
      入場無料
──────────────
戦後、世界的な影響力を発揮したスイス・タイポグラフィの潮流を受け継ぎ、大阪を拠点に独自の活動を展開したタイポグラファ、グラフィックデザイナーのヘルムート・シュミット。国内外のデザイナーに大きな影響を与えたその実践の全体像を提示する、初の大規模回顧展です。
シュミットの初来日は1966年。バーゼルでエミール・ルーダーらに学び、文字を組むことに心躍らせていた24才の若者は、ルーダーの教えに続くものを日本の地に求めました。一度はヨーロッパへ戻りましたが、1977年に再び来日。以来、2018年に逝去するまで、情報伝達とフリーフォルムという二元性と向き合いながらデザイン活動を行い、商業作品も個人的な作品も、アプローチは違えど分け隔てなく取り組みました。
本展は、シュミットの有名無名の作品やその制作プロセスを、彼がその探求のなかで出会った人々の面影とともに辿るものです。最後までごく個人的であり続けた、人間味あふれるヘルムート・シュミットのタイポグラフィの軌跡をご覧ください。

DSCF56401
ヘルムート・シュミット

1942年オーストリア生まれ。西ドイツで植字工見習いを終了後、スイスのAGS(バーゼル工芸学校)で、モダンタイポグラフィの泰斗エミール・ルーダーや、ロベルト・ビュヒラー、クルト・ハウエルトのもとで学ぶ。

バーゼル、西ベルリン、ストックホルム、モントリオール、バンクーバー、大阪、デュッセルドルフで働いた後、1977年より大阪在住。大塚製薬の医薬パッケージやポカリスエット、IPSAや資生堂MAQuillAGEのブランドアイデンティティをはじめ多数のデザインを手掛ける。同時に、『タイポグラフィック・リフレクション』などの自主出版活動も行う。2000 年より2010 年まで神戸芸術工科大学にて、2006 年から1年半はソウルの弘益大学校にて教鞭をとる。
2018 年逝去。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上展観を。
[ 詳細 : 京都dddギャラリー

【展覧会】 京都dddギャラリー第215回企画展 ウィム・クロウエル グリッドに魅せられて

20171213204841_00001 20171213204841_00002
京都dddギャラリー第215回企画展

ウィム・クロウエル グリッドに魅せられて
2017年12月14日[木]-2018年03月17日[土]

本展はオランダのグラフィックデザイナー、ウィム・クロウエルの業績の全容を伝える日本初の展覧会です。
クロウエル(1928年 – )は、1952年に展覧会を手掛けるデザイナーとして出発しましたが、アムステルダム市立美術館のグラフィックデザイナー(1963-1984年)としての仕事が最も著名といえるでしょう。

また実験的なコンピューター・アルファベット、切手、そしてカレンダーのデザインでも知られており、高く評価されています。

1963年、多分野を総合的に扱う大手デザイン会社、トータルデザインの共同設立者となりますが、同社はスイス・モダニズムとコーポレート・アイデンティティをオランダに広めることとなります。クロウエルは教育、執筆、そして講演活動も精力的におこないながら、グラフィックデザイナーとして、グリッドを活用した合理的かつシステマティックなデザインを推進していきました。
デザイナーとは、客観的な姿勢を持ってインフォメーションデザインに取り組むべき、と主張する彼の見解は、新たなパラダイムの形成を後押しし、生き生きとしたデザインの風潮を生み出すことにも貢献しました。
クロウエルの全業績を顧みると、理論と手法に前例のない次元の詩情と美学を統合させつつ、半世紀にわたって極めて一貫性のある作品づくりを実現し続けてきた証しが浮かび上がってきます。

【 詳細情報 : 京都 ddd ギャラリー

【展覧会】 京都dddギャラリー ヘルムート・シュミット{ニッポンのニッポン展}好評裡に終了。シュミット一家訪問記録

!cid_787B8BD3-8FF0-43FB-B4B4-BDDAFB5680FC<ニッポンのニッポン>展 会場風景  写真提供 : ニコール 長谷川 シュミット
シュミットファミリーの皆さんと写真右より) 大石、ニコール 長谷川 シュミット、ヘルムート・シュミット、スミ・シュミット、長谷川哲也、長谷川文一、やつがれ
長谷川文一クンシュミット家三世、長谷川文一クン、長谷川哲也氏

京都の秋を彩って開催されていた 京都 ddd ギャラリー {ニッポンのニッポン展} 終了。
会期中の休館日(12月06日 日曜日)に吹田市垂水町のシュミット家を訪問。
ここをはじめて訪れたのは、もうふるいはなしで30年ほど前の1984年のことだった。
地下鉄江坂駅からはまだのどかな田園風景がひろがる町だった。

それから誕生したニコールちゃんが、展覧会の一連のタイポグラフィを担当、夫の長谷川哲也氏が展示デザインを担当した。
江坂もすっかり都市化して繁華街となった。なによりも三世文一クンの存在感がおおきい。
まさに隔世の感があるが、ヘルムートとやつがれとはほぼ同世代
おたがい、まだまだ現役第一線のこころ意気がうれしい。

【展覧会】 ニッポンのニッポン ヘルムート・シュミット-京都 dddギャラリー 12 月22日[火]まで開催中

ニッポンのニッポン
ヘルムート・シュミット

まちが もみじに染まり、比叡おろしの寒風が吹きつのるまでのあいだ。
京都の魅力が もっとも輝くこのよいときに、京都 ddd ギャラリー
ヘルムート・シュミット {ニッポンのニッポン} 展が開催されています。
おだやかな書物の森を散策するような、すばらしい
展示でした。
夕まぐれときには照明効果もあって一層味わいが増しそうです。
一部拙い写真ながら展示を点描紹介。 

!cid_787B8BD3-8FF0-43FB-B4B4-BDDAFB5680FC

<ニッポンのニッポン>展 会場風景  写真提供:ニコール・シュミット

DSCN5592 DSCN5594 DSCN5605 DSCN5614 DSCN5603 DSCN5598 DSCN5605

【会員情報】 ヘルムート・シュミットさん、 typographic reflection 11-man made nature made 刊行

展覧j会 reflections 展覧会1 展覧会2 展覧会3 展覧会ベルリンの壁シリーズ 展覧会福島シリーズ 展覧会ラスト

DSCN8475typographic reflection 11
man made  nature made

255 × 250 mm  中綴じ 36 p
モノクロ スミ 1c
2015年03月発行  非売品

大阪で活躍する造形者のヘルムート ・ シュミットさん。
このごろではニコール ・ シュミットさんも加わり、
かててくわえて、ニコールさんのご主人/長谷川 哲也さんも加わり
二世代 四人の造形者の すばらしいデザインユニットとして
Helmut Schmid Design に進化 ・ 発展しました。
そんなユニットが自主製作されている typographic reflection も
いつの間にか11号を数えるまでになりました。
閲覧ご希望のかたは、朗文堂においてもバックナンバーをご覧いただけます。

【 関連情報 : 朗文堂ブックコスミイク 『 japan japanese 』
以下の情報は『 japan japanese 』に関して2011年12月14日-13年03月21日まで、都合09回にわたって掲載された記事を、降順に並べ替えて掲示した。

【展覧会】 エミール ・ ルーダーの100年 記念講演 : ヘルムート ・ シュミット氏

20140919_ruder100_0157 20140919_ruder100_0023 20140919_ruder100_0030 14027 SfG Emil Ruder Faltflyer A3 PF_GzD-3100 Jahre Emil Ruder

 2014年09月19日、スイス、バーゼルのデザインスクール、S f G 及び HGK FHNW は、エミール ・ ルーダー(Emil Ruder,  1914-70)の生誕百年を祝い、その功績を称えて、<エミール ・ ルーダーの100年> と題するシンポジウムと展覧会を開催した。
その資料をヘルムート ・ シュミット氏よりいただいたので、ここに紹介したい。
──────────
シンポジウムの講演者 :
リチャード ・ ヒリス、ロンドン
ラルス ・ ミュラー、チューリッヒ
ホアン ・ アラウシ、バルセロナ
ミヒャエル ・ レナー、バーゼル
ヘルムート ・ シュミット、大阪

この講演の内容は、TM 誌の 2014年第 3 号に掲載される予定である。

展覧会では、エミール ・ ルーダーのデザインによるポスター30点が展示された。
政治的ポスター「 Liste 1 」は含まれていなかった。
「 Liste 1 」は、2014年3月20日から4月29日まで、東京 ・ プリントギャラリーで開催された
<danke Emil Ruder > 展で展示された。
___________________
写真 : フィヨドル ・ ゲイコ

【 関連情報 : 朗文堂ブックコスミイク 『 japan japanese 』
【 関連URL : プリントギャラリー/<danke Emil Ruder >
以下の情報は『 japan japanese 』に関して2011年12月14日-13年03月21日まで、都合09回にわたって掲載された記事を、降順に並べ替えて掲示した。順を追ってお読みいただけるとおもしろい。
【 関連情報 : 『 japan japanese 』 刊行記念 ヘルムート・シュミット氏の講演会+展覧会のお知らせ