月別アーカイブ: 2017年7月

【展覧会】 カルロ・プロイエット 焼き絵展 GalleryBar Kajima  加島牧史

20170728153408_00001 20170728153408_00002カルロ・プロイエット 焼き絵展
2017.8.01 Tue.-8.12 Sat.
GalleryBar Kajima  加島牧史
営業時間:14:00-24:00 *日祝日休み
Mail :gbkajima@gmail.com
Web&Blog : https://gbkajima.jimdo.com/
104-0061 中央区銀座7-2-20 山城ビル2 階
Tel : 03-3574-8720
 ──────────
河口聖さんの紹介で、カルロ・プロイエット氏の焼き絵展を開くことになった。
パイログラフィとは、はんだごてのような電気で熱せられたこてで
板を焼きながら絵を描く技法らしい。
木材とこての先の金属の変化により、多様な表現が可能になる。
素朴ではあるが、あまり見たことのない技法だ。
今回ミラノのチエアートギャラリーの吉岡チエさんと共に
カルロ氏が来日することとなった。
初日の8月1日(火)、カルロ氏と吉岡氏を紹介したく
レセプションパーティを開くことになり
皆様是非お出かけいただくようお願いします。 (加島牧史)

{ 文字壹凜 Summary }

【会員情報】 横島大地さん、1?数年におよぶ長期恋愛の末、やっと、遂に、とうとう、結婚

ダルマサラマ・プレス倶楽部創立以来の有力名物会員、横島大地さん(前列中央)が、このたび結婚されました。
そこで07月21日お祝いの会を早速開催。会場はこれも苦心惨憺ダイエットに励まれた横島さんのリバウンドに期待して、新宿東口のステーキハウスでお祝いの会。
横ちゃんダルマ IMG_0097この店のステーキがあまりに美味しかったので、呑み放題のお酒もおおいにすすみましたが、まだ呑みたりないと、結局数名が本拠地にもどって二次会ということになりました。
──────────
お祝いの記念品は何故かダルマ。七転び八起きで長期恋愛を乗りきった横島さんのこれからも、七転び八起きで結婚生活をつづけて欲しいとの希望の意が込められているそうです。
そしてこのダルマ資金の割り勘を提供しながら、一次会・二次会とも仕事で参加できなかった日吉洋人さんは、無念の枠入り写真で、昭和のレトロ感いっぱいの記録をのこすことにしました。

【艸木風信帖】 02 長崎中島川と1982年長崎大水害の記憶

中島川桃渓橋から上流方向をのぞむ

長崎中島川桃渓橋 桃渓橋解説 宮川雅一氏と平野の会《35年前のあの日、長崎大水害が発生した ときの長崎市助役:宮川雅一氏を訪ねた》
蝉が啼いていた。
長崎の夏は、照葉樹「樟の樹」照りかえしもあって、ひときわ暑く、汗が滴りおちる。

平野富二生誕170年とあわせ、<「平野富二生誕の地」碑建立有志会>の古谷昌二さん、平野正一さんと長崎を訪問。
いまから35年前、1982年(昭和57)7月23日かつてない驟雨が長崎を襲い、おおきな被害をもたらした。世にいう{長崎大水害}である。
そのとき長崎市の助役であったのが宮川雅一氏。現在は長崎都市経営研究所所長・長崎市史談会顧問。{ 文字壹凜 Summary
────────
あれから35年、半壊状態となった眼鏡橋も再建されて、長崎の町は力づよく復興した。中島川と西島川の合流地点を中心に河川整備もすすんだ。
それでもことしは福岡県と大分県の県境付近に集中豪雨が発生し、甚大な被害をもたらしたばかりであり、複数のメディアから宮川雅一氏へ、復興をめぐる体験の取材が続いているということであった。
桃渓橋は観光名所「眼鏡橋」からほんのすこし上流にある。西道仙揮毫になる橋名碑も健在だった。川面をわたる一陣の涼風が心地良かった。

【展覧会】 ジョアン・ミロ版画展/須坂版画美術館

20170726155255_00001 20170726155255_00002 20170726173826_00001ジョアン・ミロ版画展 
JOAN MIRO Print Exhibition

◯ 会 場 : 須坂版画美術館
◯ 会 期 : 2017年8月3日[木]-9月24日[日]
前期 : 8月3日[木]-8月29日[火]
後期 : 9月1日[金]-9月24日[日]
────────
19世紀から20世紀にかけて、スペインでは偉大な画家が続けざまに誕生しました。
まずパブロ・ピカソ(1881)、続いてジョアン・ミロ(1893)、少し遅れてサルバドール・ダリ(1904)の三人です。
かられはダダやシュルレアリスムの影響を受けながら、絵画で様々な手法を試すとともに、作品制作は絵画だけに留まらずリトグラフや陶器、彫刻、巨大なモニュメント、壁画などのあらゆる手段を用いて自分のイメージを表現しています。
ただし、この中で最後までスペインにこだわり続けたのはミロのみでした。

ジョアン・ミロは生涯にわたって版画技法の実験と探求を続け、特に興味深い創造の分野として版画を位置づけていました。
35歳のときに本格的に版画作品を手掛けて以来、発表されたその作品は2,000点を超え、まさにミロのライフワークともいえるものでした。それぞれの版表現の領域で、独自の造形世界を繰り広げています。 

本展では、群馬県立近代美術館、群馬県立館林美術館、高崎市美術館コレクションより、ミロの貴重な版画作品をご紹介します。自由な画風と心躍る配色、ミロの版画世界をお楽しみください。

【 詳細 : 須坂版画美術館

【展覧会】 鞍掛純一 × 十日町の工芸作家 ─ ある日の部屋 ─ 星と森の詩美術館

20170721144228_00001 20170721144228_00002
【展覧会】
鞍掛純一 × 十日町の工芸作家

― ある日の部屋 ― 
会 期 : 2017年8月4日[金]-10月1日[日]
星と森の詩美術館
──────────
現代彫刻家で日本大学芸術学部美術学科教授でもある 鞍掛純一 の作品展。
鉄を素材とした有機的な表情を持つ家具のようなオブジェを中心に、展示室をモデルルームに見立てコーディネートする展示を予定。
十日町市内在住の工芸作家4名 ― すくい織の市村久子、ローケツ染めの庭野泰明、藍染めの徳永隆男、星名好男 ― の作品と展開する展示空間をお楽しみください。

【 詳細 : 星と森の詩美術館

【展覧会】 ggg ギャラリー企画展 ― Apeloiggg Tokyo フィリップ・アペロワ展

20170721143723_00001 20170721143723_00002ギンザ・グラフィック・ギャラリー第361回企画展
Apeloiggg Tokyo フィリップ・アペロワ展
2017年08月07日[月]-09月16日[土]
──────────
パリを拠点に活動を続けるフィリップ・アペロワ。
オルセー美術館やルーヴル美術館をはじめとする数々の文化施設の仕事を手がけるほか、現代のフランスを代表するグラフィックデザイナーとして国際的に活動の場を拡げています。
モダニズムに大いなる刺激を受け、また絵画、パフォーミングアート、そして文学をこよなく愛するフィリップ・アペロワの作品を特徴づけるのが、リズミカルで大胆なタイポグラフィです。平面であるポスターの中で、立体的な文字が躍り、ストーリーが立ち上がり、情感豊かに訴えかけてきます。
近年、積極的に取り入れている映像手法により表現されるタイプデザインやロゴは、ゆえにごく自然に動きを与えられ、あくまでも軽やかに、まるでダンスを踊るかのように画面の中を跳び回ります。

 
2013年にフランスのパリ装飾美術館にて大回顧展「Typorama」を開催。2015年にはオランダ アムステルダムのステデリック・ミュージアムにてタイポグラフィックなポスターに焦点をあてた個展「Using Type」開催。そして2017年、満を持してのgggでの展覧会となります。
本展ではアペロワの意欲的な最新作・近作にフォーカスします。イッセイ ミヤケ パルファムの香水 L’Eau d’Issey、L’Eau d’Issey Pour Homme の2017年サマーフレグランスとホリデーコフレのパッケージデザインは、「Typography & Landscape (タイポグラフィ&風景)」をテーマにアプローチ。特徴的なボトルのシルエットを象った L’Eau d’Issey フォントは、同プロジェクトのために一からデザインされました。アペロワ流タイポグラフィによって新たな L’Eau d’Issey の世界が立ち上がります。
また最新作にして新たな挑戦であるセーブル焼磁器のほか、エルメスのロラン・バルト生誕100周年記念スカーフ、ダイナミックなポスターの数々、ポップさの裏で厳密に設計されたフォントやロゴなどを紹介します。
フィリップ・アペロワの実力と魅力を存分に体験できる場となるでしょう。

【 詳細情報 : ggg ギンザ・グラフィック・ギャラリー

【艸木風信帖】 01 梅雨があけました 日本の夏のはじまりです

DSCN285607月19日、例年よりふつかはやく関東地方に梅雨明けが発表されました。
ことしの梅雨は不安定で、九州での集中豪雨があり、全国各地で低気圧の影響で颱風なみのおお荒れの天候の日もありました。
被災地の皆さまに心からお見舞い申しあげますとともに、皆〻様はご健勝にて梅雨を乗りきられましたでしょうか。
DSCN2854 DSCN2835 DSCN2831吾が「空中庭園」では、梅雨明けをむかえて矮性の「百日紅 サルスベリ」が薄紫の花をつけ、日ごとに色を濃くしています。
またうっかりすると見落としてしまいますが、観葉植物として知られる「ワイヤー・プランツ」もあえかな花をたくさんつけ、蜜蜂のお気に入りのようです。
これから「日本の夏」です。暑さにまけず、カラッと元気におすごしください。

【展覧会報告】 小津和紙ギャラリー/手漉き紙四人展2017  新潟長岡の「紙漉サトウ工房」佐藤徹哉さん

20170622141040_00001

DSCN2692 DSCN2703 DSCN2701紙漉技芸士:佐藤徹哉さんとは、2015年活版礼讃イベント{Viva la 活版 Let’s 豪農の館}ではじめてお会いした。以来サラマ・プレス倶楽部の皆さんとはすっかり親しくされている。今回は小津和紙ギャラリーに登場、
会場には横ちゃんこと横島大地さん、藤現代版画研究所の楚山さんがおみえだった。
小津和紙】 {文字壹凜まとめ
DSCN21661[1]1c451c_36d32d1a8103478caf0e36a94631017f.jpg_srb_p_653_490_75_22_0.50_1.20_01[1]759739c254d60d36087880ab103460c0[1]

【良書紹介】 「ミツカン水の文化センター」の機関誌『水の文化』 第56号発刊 特集{雲をつかむ}

20170715182903_00001
空を見上げるとそこにある「雲」。雲とは、大気中に固まって浮かぶ水滴または氷の粒(氷晶(ひょうしょう))のこと。空気が高く上がると温度が下がり、空気に含むことができなくなった水蒸気が集まって雲になる。
その雲は雨をもたらす物理的な存在というだけではない。なぜかしら人々の心に響く存在でもある。雲は人の夢や希望などあいまいなものにたとえられることが多く、また雲と聞いて思い浮かべる風景は一様ではない。雲に対する印象や思いは人それぞれではないだろうか。

いつもそこにある身近な存在である雲。その実体はどのくらい知られているだろうか。そして、刻一刻と姿を変え、二度と同じ形にならない雲は、人間にとってどのような存在なのか。
人の暮らしとの関係や、心理的・文化的な側面にも光をあてながら、雲の魅力に迫る。

【 詳細 : ミツカン 水の文化センター 】 { 文字壹凜 まとめ }

【会員情報】 装本設計士・戸田勝久さん ─ 『丹波布復興の父 金子貫道』滝川秀行著 神戸新聞総合出版センター刊 「正調明朝体 金陵」で製作

戸田01 戸田02 戸田03 戸田04
正調明朝体の書物の完成のお知らせ――

戸田 勝久

「正調明朝体 金陵」を購入した神戸の戸田 勝久です。
ページナンバーと連載ナンバーのみは違いますが、
本文のすべてに
「正調明朝体 金陵」を使った初めての書物
『丹波布復興の父 金子貫道』滝川秀行著 神戸新聞総合出版センター刊が
できあがりました。
品のある仕上がりになりました。
これからも多用しそうです。
画像を添付しますのでご覧ください。― 戸田 勝久
正調明朝体「現代明朝体」の多くには、近代化の名のもとに機械メスや電子メスが自在にはいって直線化がすすみ、水平線と垂直線ばかりが目立って、すっかり四角四面の硬直した活字書体になってしまいました。
そんな「現代明朝体」から人間味をとりもどしたいあなたに、あるいは奇形や媚態をみせるデザイン書体にはすでに飽いたとおっしゃるあなたのために、明朝体の端正にしてもっとも原型にちかい木版字様を復刻した正調明朝体「金陵」をおすすめします。

【タイプコスミイク 正調明朝体 金陵 】
[PDF] type cosmique 見本帳 (17.3MB) }
戸田05 戸田06 戸田07 戸田09 戸田10

【会員情報】 長野県小諸市に{暮らしのモノ・コト 一二三舎}七月八日オープンしました

一二三舎01 一二三舎02 DEJYUbXUwAA0NmX[1]
小諸なる古城のほとり 雲白く遊子悲しむ
緑なすはこべは萌えず 若草も藉くによしなし
しろがねの衾の岡辺 日に溶けて淡雪流る ―― 島崎藤村 『落梅集』

浅間山山麓、ながい伝統のある小諸市に
{暮らしのモノ・コト 一二三舎}がオープンしました。

近近サラマ・プレス倶楽部から小型活版印刷器機も納入予定です。
情報はツィターで精力的に発信されています。
お近くにお出かけの皆さまはぜひご訪問ください。

【 詳細ツィッター : 一二三舎 HIFUMISHA

【展覧会】 京都 ddd ギャラリー 平野甲賀と晶文社展

20170710185117_00005

20170710185117_00006京都 ddd ギャラリー 第214回企画展
平野甲賀と晶文社展
2017年09月04日[月]-10月24日[火]
──────────
平野甲賀は1963年から1992年にわたりおよそ30年間、晶文社の本の装丁を一手に担ってきました。ひとりのデザイナーが一社の装丁をすべて手掛けるのは稀なことで、当時のカウンター・カルチャーの旗手でもあった晶文社のスタイルを作り上げ、出版界に旋風を巻き起こしてきました。
本展では平野甲賀が半世紀かけて7000冊以上手がけた装丁作品の中から晶文社の装丁本を中心に約600冊展示します。

また今春大変好評を博した台湾台中市での展覧作品の描き文字と、もうひとつの活動である舞台やコンサートのちらしやポスターを手直しし、作品上のメモまで書きつけ和紙に刷り出した作品およそ80点もご覧いただけます。

ギャラリーが古書店であるかのように、お客様に装丁本を手に取ってもらえますので、本と出版と時代と装丁家の密月な関係に思いを馳せてみませんか。

【 詳細 : 京都 ddd ギャラリー 】 { 文字壹凜  まとめ }

【展覧会】 町田市立国際版画美術館企画展 ─ 紙の上のいきものたち

kaminoue_01 kaminoue_02町田市立国際版画美術館 企画展
紙の上のいきものたち !!
7月29日[土]-9月24日[日]
月曜休館 * 9月18日[月・祝]は開館、9月19日[火]は休館
平  日=10:00-17:00(入場は16:00まで)
土日祝=10:00-17:30(入場は17:00まで)
会 場 : 町田市立国際版画美術館 企画展示室 1
──────────
古くから人間は動物や植物、虫などのいきものを版画であらわしてきました。
紙の上で新たな命を与えられたこれらの生きとし生けるものは、人間を映し出す鏡といえるかもしれません。
たとえば写実的に描かれた植物からは、科学的な考えやまなざしが芽生えたことがうかがえます。
また動物の姿を借りた寓話は、人間の愚かさや滑稽さを教えてくれるものです。
一方で、現代の版画家たちが魅力あふれる生命を表現しつづけていることも忘れてはならないでしょう。
本展では身近なものから遠い異国のものまで、多種多様ないきものが息づく約120点の版画を展示。植物から作られた町田産の色材を用いた若手作家の版画も紹介します。
いきものの様々なすがた・かたちを通じて、自然がもたらす楽しみと恵みをご堪能ください。

【 詳細 : 町田市立国際版画美術館 】  { 文字壹凜 まとめ

【新書体誕生】 タイプクリエーション 米田 隆 ── Digital Typefaces InterActive Calligraphic Font Series 百人百書 たかゆきPen

タイプクリエーショントップページresized 米田06resizedいぶし銀の活字書体製作者 米田 隆

百人百書 たかゆき Pen  は
Typefaces InterActive Calligraphic Font Series です。
パッケージ購入者と米田さんとの共同作業でオリジナル書体を構築していく
まったくあたらしいコンセプトのもとに誕生しました。
【 新設URL/Type Creation

 {米田 隆 略歴紹介}
1955年生まれ。東京都出身。
 「欧文活字の晃文堂」の系譜を継承した、リョービ印刷機販売株式会社デザイン室/リョービイマジクス株式会社を経て、1988年有限会社タイプクリエーションを設立。
この間終始「本明朝体」製作者の故杉本幸治氏に師事。

リョービ、リコー、NEC、大日本印刷を中心に、写真植字書体・デジタルタイプの公的大型書体開発チームに携わる。
──────────
{米田 隆 主要関与書体}

◎かな書体ぽぽる・クリアレター(NEC) ◎本明朝Bookデザイン製作(リョービ・現モリサワ取扱) ◎平成明朝体の製作に参加(リョービ) ◎MSゴシック体、WindowsXP表示用かなデザイン製作(リコー) ◎「秀英体平成の大改刻」プロジェクト参加、秀英角ゴシック体デザイン製作(大日本印刷)など

【 新設URL/Type Creation
 {URL管理者・日吉洋人/図版画像協力/木村雅彦・白井敬尚・組版工学研究会}

{ 新書体 : 百人百書 たかゆき Pen  CDR パッケージ }
隆pen_web-1-4[1] 隆pen_web-2[1] 隆pen_web-3-2[1] 隆pen_web-4-2[1]

【展覧会】 アルテピアッツァ美唄25周年 安田侃ブロンズ展 ─ 時をつなぐ

20170711144026_00001 20170711144026_00002アルテピアッツァ美唄25周年
安田侃ブロンズ展 ―― 時をつなぐ
8月23日[水]-10月6日[金]
開館時間:午前9時-午後5時 休館日:毎週火曜日
会場:安田侃彫刻美術館 アルテピアッツァ美唄
──────────
かつて日本有数の
炭鉱都市であった北海道美唄市。その山間の小学校を再生し、
彫刻家 ・ 安田 侃 カン の大理石やブロンズの作品40余点が設置された野外彫刻美術館は25周年を迎え、今なお創り続けられています。
炭鉱で栄え、衰退していったこの土地の記憶、人〻の思いも場のエネルギーにしながら
過去、現在、未来という時の流れの中で静かに佇み続けています。
広がる景色の中に置かれた彫刻が、自然と一体となって息づくこの空間は、見る人自身のこころを映し、自分との対話ができる場所です。

本展では、既設の彫刻空間に加え、木造校舎二階のギャラリーや屋外に新たにブロンズ作品を展示します。
人の心に深く染み入る風景・空間であることを願いながら、この先も人々の思いを刻む美術館として未来に繋いでいきます。
Viva-la-活版-Viva-美唄タイトルデザイン04 墨+ローシェンナ2[1]《サラマ・プレス倶楽部にとってもおもいでがいっぱい-アルテピアッツァ美唄》
{ Viva la 活版 Viva 美唄 }
【 会  期 】 2013年7月13日[土]―15日[月・祝]    9:00―17:00
【 会  場 】 ARTE PIAZZA BIBAI アルテピアッツァ美唄
         アート・ギャラリー および アート・ストゥディオ
朗文堂 サラマ・プレス倶楽部が、はじめて東京をはなれ、全国各地での活版礼讃イベント「Viva la 活版」を展開したのは2013年、北海道、ここアルテピアッツァ美唄:美唄市でした。
あれから五年も経ったとはおもえないほど鮮烈な記憶として刻まれています。その後美唄・鹿児島・長﨑へと「Viva la 活版」イベントは会をかさね、ことしは{「平野富二生誕170年記念}として晩秋でのイベントが企画されています。
美唄コラム黄uu[1]《ホームページ上部のバーナーから {イベントアーカイブ} をご訪問ください》
サラマ・プレス倶楽部のこうした活動は、歴代のWebSite管理者のご努力によって、特設コーナー { イベントアーカイブ } に記録・保存されています。
Viva la 活版 Viva 美唄 }の記録は、14項目が昇順に配列され、2ページにわたって記録がございます。
ご訪問をお待ちしております。

【新WebSite紹介】 明治産業近代化のパイオニア 平野富二 ── 矢次家の始祖関右衛門 ── 平野富二がその別姓を継いだ人 提供:「平野富二生誕の地」碑建立有志会

明治産業近代化のパイオニア  平野富二生誕170年
6e6a366ea0b0db7c02ac72eae00431761[1] 古谷ブログ紹介古谷昌二さんuu

ことしは{明治産業近代化のパイオニア 平野富二生誕百七十周年}です。
あたらしい WebSite 平野富二  http://hirano-tomiji.jp/ } では、同会代表/古谷昌二氏が近代活版印刷術発祥の地長崎と、産業人としての人生を駈けぬけた平野富二関連のブログ情報を意欲的に記述しています。
──────────
古谷昌二ブログ/
探索:平野富二の生まれた場所 ② 町司長屋の前にあった桜町牢屋 ③ 町司長屋に隣接した「三ノ堀」跡 ④ 町司長屋の背後を流れる地獄川 ⑤ 矢次事歴・平野富二祖先の記録 ⑥ 矢次家の始祖関右衛門 ── 平野富二がその別姓を継いだ人

8e030e5a044d7b8c755423ed1e768472[1]

【展覧会】 櫻木綾子 磁器展 6月26日[月]-7月15日[土]  GalleryBar Kajima

20170703214208_00001 20170703214208_00002櫻木綾子 磁器展
2017.6.26-7.15
GalleryBar Kajima  加島牧史
営業時間:14:00-24:00 *日祝日休み
Mail :gbkajima@gmail.com
Web&Blog:https://gbkajima.jimdo.com/
104-0061 中央区銀座7-2-20 山城ビル2 階
Tel:03-3574-8720
──────────
時折見かける櫻木さんの作品に思いがけない表情を見る。
あまり見かけることのない表現なので、ふと見逃したりする。
造形に関する感覚がちょっと普通の思考からずれているように思え、
ようやくこんな一風変わった才能があるのだなと思えるようになった。
どうしてこう、ずれて、そして成立しているのか、この不思議な感覚の
その先を見てみたいと思った。 (加島牧史)

文字壹凜 まとめ

【会員情報】 活版印刷展示会 ── 活版 TOKYO 2017 開催のお知らせ

20170703214208_00003kappan_tokyo_2017_visual08w[1]活版TOKYO>は、東京は神保町で開催される活版印刷のイベントです。
2017年7月14日(金)、15日(土)、16日(日)の3日間、開催され、サラマ・プレス倶楽部会員の皆さんも参加されます。
詳細情報は随時更新されています。最新情報は FacebookTwitter にてご確認のうえ、ご観覧ください。
主催者URL

【会員情報】 ぢゃむ 杉本昭生さん 活版小本新作 ── 寺田寅彦『どんぐり』 紹介

IMG_2655[1] IMG_2657[1] IMG_2659[2] IMG_2645[1]ぢゃむ 杉本昭生 活版小本 一筆箋 }
寺田寅彦の『どんぐり』です。

物理学者の寺田寅彦は随筆家としてその名を知られています。
この作品は漱石の推薦により明治三十八年四月の「ホトトギス」に掲載されました。
随筆などという筆にまかせて書いたものとは違う、いい作品だと思います。

今回は頁数をふやし窮屈にならないよう心がけました。
両面にまず枠を刷り、次に文字を印刷し、なかなか骨の折れる仕事でした。
裁断面の不揃いを解消するため手動の断裁機を買いましたが
まったく期待はずれで結局ぜんぶ手で切りました。
あまり美しくはありませんが今のところこれが限界です。
何冊作っても課題が見つかるばかりで技術の蓄積は皆無です。
しかし作品は名作です。ぜひお読みください。
※ 二色印刷は手間がかかります。でもなんかこれでないと駄目な気がして。
雨[1]

ぢゃむ 杉本昭生 活版小本】 {文字壹凜 まとめ

【展覧会】 笹井祐子展 ─ BOTÁNICO ─  ギャラリー f 分の1

20170703190704_00003 20170703190704_00004笹井祐子展 ─ BOTÁNICO  ─
ギャラリー f 分の1
7月19日[水]-29日[土] * 24日[月]休廊
11:00-18:30(初日は13:00より/日曜・最終日は17:00まで)

【 詳細 : 笹井祐子URL  ギャラリー f 分の1 】 {文字壹凜 まとめ

【作品展】 山崎 曜 作品展 ── みなも・あわい・うた ギャラリーおかりや

20170703190704_00001 20170703190704_00002山崎曜作品展
みなも・あわい・うた
7月12日[水]-17日[月]
11:00 am -7:00 pm *最終日5:00 pm
──────────
夏がきます 情感全開のノート挟みを展示販売します

山崎 曜
1962年東京生まれ 製本アーティスト
東京藝術大学デザイン科卒業 手で作る本の教室を主宰
著書「手で作る本」「もっと自由に!手で作る本と箱」など

【 詳細 : ギャラリー おかりや

【展覧会】 根津美術館企画展 〔やきもの勉強会 ─ 食を彩った大皿と小皿〕 7月13日─9月3日

img_introduction_to_ceramics[1]根津美術館 企画展
やきもの勉強会

食を彩った大皿と小皿
2017年5月25日[木]-7月2日[日]

◯ 休  館  日   月曜日 * 7月17日〔月・祝〕は開館、翌18日〔火〕休館
◯ 開館時間  午前10時-午後5時 (入館は午後4時30分まで)
◯ 入  場 料   一般1100円、学生[高校生以上]800円
* 20名以上の団体、障害者手帳提示者および同伴者は200円引き、中学生以下は無料
◯ 会    場         根津美術館 展示室 1 ・ 2
──────────

「やきもの勉強会」では、毎日の生活の中で使っている「皿」に焦点を当て、大きな皿や小さな皿が食卓で使われる文化とその時代を考えてみました。
人〻はいつ頃から皿を使うようになったのでしょうか。「盛る」という食事の文化が現れたのは、いつ頃のことでしょうか。
14世紀頃の中近東の国々では大きな皿が必要とされ、中国から運ばれて行きました。一方で日本では、懐石膳のような小さな食卓を使った生活文化の中で、花鳥風月を写した様〻な小さな皿が目を引きます。
中国や日本のやきものを、大皿と小皿が紡いできた食卓の物語に思いをはせてお楽しみください。

【 詳細 : 根津美術館 】  {文字壹凜 まとめ