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【公演】市川海老蔵|古典への誘い  歌舞伎十八番『蛇柳-じゃやなぎ』|市川海老蔵がついに復活、全国を舞台に初披露

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市川海老蔵 古典への誘い
成田屋伝来の歌舞伎十八番『蛇柳-じゃやなぎ』
市川海老蔵がついに復活、全国を舞台に初披露

企  画  市川海老蔵
制  作  株式会社 3 Top
制作協力  全栄企画株式会社 / 株式会社ちあふる
協  力  松竹株式会社
総合お問い合わせ Zen – A(ゼンエイ) TEL 03-3538-2300 (平日11:00-19:00)
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今年で6年目に突入した「市川海老蔵 古典への誘い-いざない」。様〻な演目をご覧いただく中で、やはり全国の皆様に、成田屋の〝歌舞伎十八番 *01〟をご披露したいという想いがつのり、今回の公演で実現した。
十八番の中で選んだのは、上演が途絶えていた演目を海老蔵が<第一回市川海老蔵自主公演「ABKAI」>で復活させ、大きな話題となった『蛇柳-じゃやなぎ』。歌舞伎特有の「押戻 * 02」という手法を用い、海老蔵が三役を相勤める。古風な中にも新しい感覚を取り入れた舞踊劇にご期待いただきたい。

< 出 演 >
一、和 太 鼓『  』         辻       清
二、『ご 挨 拶』         市川海老蔵
三、上・『子   守』       市川福太郎
  下・『三 社 祭』       市川九團次・大谷廣 松
歌舞伎十八番の内
四、『蛇  柳-じゃやなぎ』        市川海老蔵

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< 蛇  柳ーじゃやなぎ >
蛇柳とはかつて高野山奥の院にあった柳の木のこと。
災いを招く蛇が、弘法大師の法力により姿を変えられたものだと伝わります。この柳を題材にした『蛇柳』は、約250年前に初演された『百千鳥大磯流通』の一部で、四世團十郎演じる主人公の男に、安珍清姫伝説で知られる清姫の霊が乗り移り、狂乱の体となるという所作事(舞踊)でした。

海老蔵の手により復活した、新たな『蛇柳』では、この柳に怪異が続くある日のこと、住職らの前に丹波の助太郎が現れ、次第に心を乱し始めます。
後半では蛇柳の精霊が姿を現しますが、金剛丸照忠によって怒りが鎮められます。

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朗々と響く声と美しく整った容姿、輝やかしいほどの華を備えた今最も注目される俳優の一人。市川宗家の家の芸である「歌舞伎十八番」の継承と復活、また、歌舞伎という芸能の可能性の追求に並々ならない情熱を注いでいる。

2003年には NHK 大河ドラマ「武蔵 MUSASHI 」の主役を勤め、2011年公開の主演映画「一命」はフランスカンヌ映画祭にノミネートされた。そしてパリ・オペラ座をはじめとする海外での歌舞伎公演にも積極的に取り組み、近年では2014年、2015年シンガポール、2016年2月に UAE 、翌3月、NY 音楽の殿堂である NY カーネギー・ホールでの公演を大成功に導いた。歌舞伎俳優として、さらなる飛躍が期待されている。

【詳細: Zen – A(ゼンエイ)】

【 YouTube 市川海老蔵──古典への誘い 音が出ます 0:29 】

{ 新 宿 餘 談 }

* 01 <歌舞伎十八番-かぶきじゅうはちばん>
歌舞伎劇のうち、成田屋、市川団十郎の「家の芸」18種。天保年間(1830-44)、七世市川団十郎が初世以来家に伝わってきた当り狂言(または当り芸)を制定したもので、『不破-ふわ』『鳴神-なるかみ』『暫-しばらく』『不動-ふどう』『 嫐 -うわなり』『象引-ぞうひき』『勧進帳-かんじんちょう』『助六-すけろく』『押戻-おしもどし』『外郎売-ういろううり』『矢の根』『関羽』『景清-かげきよ』『七つ面』『毛抜-けぬき』『解脱-げだつ』『蛇柳-じゃやなぎ』『鎌髭-かまひげ』がその内容。

いずれも家の芸である「荒事-あらごと」*03 を基本にしているのが特色である。これらのうち、『勧進帳』は初世が演じた題材をもとに、七世が再創造したもの。

また、上演がつづいていた『暫』『矢の根』『助六』『鳴神』『毛抜』のほかは、『外郎売』や『押戻』のように、ほかの作品の一部として伝わったものや、名ばかりで何も残っていなかったものが多かったが、明治以降、二世市川左団次や市川三升-さんしょう(十世団十郎)によって復活されている。
なお、三升屋二三治-みますやにそうじ-の『戯場書留-ぎじょうかきとめ』によれば、七世団十郎が制定した以前に「歌舞伎狂言十八番」ということばがあったが、これは市川家に限らず江戸歌舞伎の当り狂言を選んだものである。
一般に得意芸のことを「十八番」というのは、「歌舞伎十八番」を家の芸、転じて当り狂言と解したことから生まれたといってよい。

[参考:『日本大百科全書』(小学館)]

* 02 <押 戻-おしもどし>
歌舞伎十八番のひとつ。『鳴神』『道成寺』など怨霊のあらわれる狂言で、荒れ狂う怨霊を、花道の中程から舞台へ押して戻す荒事。

籠手-こて-、脛当-すねあて-、腹巻きに大広袖、三本太刀・蓑笠をつけ、太い竹の杖をつく。

*03 <荒  事-あらごと>
歌舞伎で、怪力勇猛の武人や、超人的な鬼神などによる荒〻しく誇張された演出様式。また、その狂言。

初代市川團十郎が創出し、江戸歌舞伎の特色となった。
[参考:『広辞苑』(岩波書店)]

munakata_sig_flyer第36回世界遺産劇場~宗像大社市川海老蔵 特別奉納公演  主催:SAP

【展覧会】武蔵野美術大学 美術館・図書館|新島実と卒業生たち ─ そのデザイン思考と実践 1981–2018|9月3日-9月29日

niijima-120180827140607_00002武蔵野美術大学 美術館・図書館
新島実と卒業生たち ── そのデザイン思考と実践 1981–2018
Minoru Niijima and The Graduates
― Thoughts and Practices of Visual Communication Design 1981–2018
会  期  2018年9月3日[月]-9月29日[土]
休  館  日  日曜日、祝日 * 9月17日[月・祝]、24日[月・休]は特別開館

時  間  10:00-18:00(土曜日、特別開館日は17:00閉館)
入  館  料  無 料
会  場  武蔵野美術大学美術館
主  催  武蔵野美術大学 美術館・図書館
協  力  武蔵野美術大学 視覚伝達デザイン学科研究室

04_LIFE_1994_yellow新島 実 LIFE(日本デザインコミッティー)1994年 オフセット印刷 1030 × 728 mm
01_JAPAN_1988新島 実 JAPAN(JAGDA)1988年 オフセット印刷 1030 × 728 mm

米イェール大学大学院でいち早くポール・ランド(Paul Rand, 1914-96)のデザイン理論を学んだ新島実は、帰国後グラフィックデザインを中心に、日本においてランドの視覚意味論を先駆的に実践してきた。また1999年に本学視覚伝達デザイン学科に着任して以降デザイン教育にも尽力し、第一線で活躍する人材を多岐にわたって輩出し続けている。

本展では、ポスター、造本、CIなど代表的な新島作品を展示し、考察を重ねながら挑戦し続けてきたグラフィックデザインの足跡をたどる。また同時に多彩な新島ゼミ卒業生の作品を一堂に集め、新島イズムがどのように受け継がれ、あるいはそれを越えて展開しているのか、視覚伝達デザイン学科の一端を紹介する。
※本展は新島実教授の退任記念展として開催します。

Niijima was one of the first designers who studied design theory developed by Paul Rand (1914–96) at Yale University. After returning to Japan, he pioneered the application of Rand’s visual semantics in his work, which focused on graphic design. In 1999 he joined the Department of Visual Communication Design at Musashino Art University and devoted himself to design education, mentoring numerous talented designers at the forefront of various fields. In this exhibition we trace his works and thoughts in graphic design through reexamination of his posters, bookdesign, and corporate image materials. The exhibition also shows a cornucopia of works by some of Niijima’s talented students from the Department of Visual Communication Design, who strove to follow or surpass his principles.

【詳細: 武蔵野美術大学 美術館・図書館 】

【資料展示】国立能楽堂|資料展示室|国立能楽堂開場35周年記念特別展 土佐山内家の能楽|8月30日-11月4日

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国立能楽堂開場35周年記念特別展
土佐山内家の能楽
展示期間  平成30年8月30日[木]-11月4日[日]
時  間  午前10時-午後5時
休  室  日  月曜日(祝日の場合は翌日)
料  金  無 料
* 国立能楽堂主催による下記の夜公演をご鑑賞のお客様は、
開場から休憩時間終了時まで展示をご覧頂くことができます。
8月30日・9月21・28日、10月19日
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江戸時代、土佐(高知)を治めた山内家に代々伝わった能楽資料を、本格的な調査を行ったうえで展示公開します。
昨年3月に開館した高知県立高知城歴史博物館に所蔵される土佐藩主・山内家伝来の 能・狂言面、能装束、楽器を中心に、藩主自らが創作した新作能などの資料や国立能楽堂収蔵の山内家旧蔵品等も併せて紹介します。

【詳細: 国立能楽堂 】  特設ページ 1947

【展覧会】國學院大學博物館 × 西南学院大学博物館|特別展・企画展|長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産|世界文化遺産登録記念|「キリシタン ─ 日本とキリスト教の469年 ─」

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國學院大學博物館 × 西南学院大学博物館
特別展・企画展

長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産|世界文化遺産登録記念
「キリシタン ── 日本とキリスト教の469年 ──」
会  期  〔東京会場〕平成30(2018)年09月15日[土]-10月28日[日] 
      〔福岡会場〕 平成30(2018)年11月02日[金]-12月13日[木]
会  場  國學院大學博物館 企画展示室

      〔福岡会場:西南学院大学博物館〕
開館時間  午前10時-午後6時 * 入館は午後5時30分まで
休  館  日  会期中休館日 なし
      〔福岡会場: 毎週日曜日 〕
入  館  料  無 料
主  催  國學院大學博物館・西南学院大学博物館
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豊臣秀吉が最初の伴天連追放令を布いた1587(天正15)年以降、徐々にキリスト教の布教に制限が加えられていきました。
そして、キリシタンたちは、江戸幕府の禁教令や、島原・天草一揆などが進展する中で、潜伏して信仰を守るか、棄教するかを選択せざるを得なくなっていきます。

本展では、海外から流入する諸文化を換骨奪胎してきた日本に、如何にしてキリスト教が根を下ろそうとしてきたのか、その歩みを辿っていきます。
そこでは、受け入れる立場にあった日本側の試行錯誤も見出すことができるでしょう。

◎本展は西南学院大学博物館(福岡県福岡市)との合同展示です。

【詳細: 國學院大學博物館   西南学院大学博物館 】

【展覧会】ギンザ・グラフィック・ギャラリー第368回企画展|横尾忠則 幻花幻想幻画譚 1974-1975|9月5日-11月20日

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ギンザ・グラフィック・ギャラリー第368回企画展
横尾忠則 幻花幻想幻画譚 1974-1975
開催日時  2018年09月05日[水]-10月20日[土]
      11:00 am -7-00 pm
      日曜・祝日休館/入場料無料
会  場  〒104-0061 東京都中央区銀座7-7-2 DNP銀座ビル1F
      ギンザ・グラフィック・ギャラリー(ggg)
      TEL:03-3571-5206/FAX:03-3289-1389
協  力  横尾忠則現代美術館、株式会社ヨコオズ・サーカス
後  援  東京新聞
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時代の寵児として先陣を切って若者文化を牽引していた横尾忠則は、1974-75年にかけて、東京新聞に連載された瀬戸内晴美(現・瀬戸内寂聴)による時代小説『幻花』のために挿絵を描いていました。室町幕府の衰退を一人の女性の視点から綴ったこの小説に、横尾は自由奔放な発想をもって、実験的手法を繰り出しながら、超絶技巧の挿絵を次〻と生みだしていったのです。
2015年12月、兵庫の横尾忠則現代美術館にて、挿絵の全原画が一般公開されるまで、その存在を知るものはほとんどいませんでした。そのとき、40年間の封印から解き放たれた原画たちは、横尾が第一線で活躍するなか東洋思想への関心を深めていた70年代半ばの、時代の空気やエネルギーを強烈に発散しつつ、新たな生命を解き放ったのです。

今回、横尾忠則現代美術館の多大なるご協力のもと、横尾自らが命名した「幻花幻想幻画譚」を受け継ぎながら、挿絵原画全371点をここ東京の地で、新たな視点から甦らせます。
約8cm×14cmの小さな画面から発せられるエネルギーはどこからやってきたのか、40歳を前にした横尾忠則のいた社会情勢にも焦点を当てながら検証します。般若心経を書き込んだり、映画のアニメーションのように同じ場面を少しずつ変化させ連続性を持たせたり、一方、唐突に物語に関係のないモチーフや、作家瀬戸内自身の肖像を登場させたり、原稿が出来上がる前に挿絵を描いてしまったものなど、横尾イラストレーション・ドローイングの真骨頂、横尾グラフィック・ワークの最高傑作が凝縮された小さな宇宙をご体験ください。

【詳細: ギンザ・グラフィック・ギャラリー

<関連情報>

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【展覧会】国立科学博物館(東京・上野)|企画展 標本づくりの技(ワザ)─ 職人たちが支える科博 ─|9月4日-11月25日

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国立科学博物館(東京・上野)企画展
標本づくりの技(ワザ)── 職人たちが支える科博 ──
開催期間  2018年9月4日[火]-11月25日[日]
開催場所  国立科学博物館(東京・上野)日本館1階 企画展示室
開館時間  午前9時-午後5時
      * 金・土曜日及び10月31日[水]、11月1日[木]は午後8時まで
      * 入館は各閉館時刻の30分前まで
休  館  日  毎週月曜日
      * 月曜日が祝休日の場合は開館し、火曜日休館。ただし10月1日[月]は開館
入  館  料  一般・大学生 620円、高校生以下および65歳以上:無 料
主  催  国立科学博物館
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博物館が収集した自然物や科学技術の産物などの「モノ」は、自然物は「標本化」という手順を、科学技術資料は整理や修復などの手順を経てはじめて、標本や資料として研究・展示に活用され、長期保管が可能となります。
本展では、標本とは何か? にはじまり、あまり知られていない標本づくりの「技-ワザ」を、国立科学博物館の動物・植物・地学・人類・理工学の 5 研究部ごとにご紹介します。

標本づくりの技を習得した者はまさに職人と呼ぶにふさわしく、職人たちと標本づくりの質が標本の生命を左右します。職人たちによって作られた数〻の標本に加え、標本づくりの技や道具類も数多く展示します。また、標本づくりの作業現場も再現しました。まるで博物館のバックヤードにいるような臨場感をお楽しみください。
※ 本展は、博物館のウラ側を描く人気漫画『へんなものみっけ!』とコラボしています。

【詳細: 国立科学博物館

【展覧会】静岡市東海道広重美術館|広重没後160年記念 ─ めいしょ 広重|同時開催:しずおか二峠六宿|8月14日-11月25日 

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静岡市東海道広重美術館
広重没後160年記念 ── めいしょ 広重
  同時開催:しずおか二峠六宿
会  期  2018年 08月14日[火]- 11月25日[日]
         Part 1:08月14日[火]-09月17日[月]
         Part 2:09月19日[水]-10月21日[日]
         Part 3:10月23日[火]-11月25日[日]
開館時間  午前9時-午後5時(入館は閉館の30分前まで)
休  館  日  毎週月曜日(祝日の場合は開館、翌平日休館)、年末年始(12/28-1/4)
入  館  料  一般510円/大学生・高校生300円/中学生・小学生/120円/未就学児は無料
主  催  静岡市東海道広重美術館
      (指定管理者:特定非営利活動法人ヘキサプロジェクト)
協  力  公益財団法人アダチ伝統木版画技術保存財団開館
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多くの名所を描いた浮世絵師、歌川広重。広重没後160年を記念する本展では、広重が数多く残した名所絵の中から、「富士」「東海道」「江戸」を描いた作品を会期ごとにご紹介します。
江戸の人〻が親しんだ広重の「めいしょ」を、存分にお楽しみください。

!cid_55CA0425-39D6-441B-A855-F1A16900C31APart 1『冨士三十六景 駿河薩タ之海上』静岡市東海道広重美術館蔵

富士を描いた浮世絵というと葛飾北斎の『富嶽三十六景』が有名ですが、広重も様〻なシリーズで富士を多く描いてきまし た。 Part 1 では広重が富士をメインに据えたシリーズ、『不二三十六景』『冨士三十六景』をご紹介します。

!cid_FBF22158-EB27-44DD-9F44-A22BCB8A29CBPart 2『東海道五拾三次之内 日本橋 朝之景』静岡市東海道広重美術館蔵

広重の出世作保永堂版の『東海道五拾三次之内』。Part 2 ではその全55点を一挙公開いたします。 江戸日本橋から京三条大橋まで東海道の旅を辿りながら、旅情あふれる広重の代表的な作品をお楽しみください。

【詳細: 静岡市東海道広重美術館

【展覧会】萩博物館|明治維新150年記念特別展第1弾|手塚治虫が描いた明治維新|9月15日-10月14日

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萩博物館
明治維新150年記念特別展第1弾
手塚治虫が描いた明治維新
開催期間  平成30年9月15日[土]-10月14日[日]
会  場  萩博物館 企画展示室
開館時間  午前9時-午後5時(入館は午後4時30分まで)
休  館  日  なし(年中無休、年末年始も開館)
観  覧  料  大人510円、高校・大学生310円、小・中学生100円
お問合せ  萩博物館 TEL:0838-25-6447  E-mail: muse@city.hagi.lg.jp
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山口県初の本格的な手塚治虫の原画展覧会 ! 『陽だまりの樹』を主題とした展覧会も本邦初 !!

本年は、明治維新150周年と、「マンガの神様」と称えられる手塚治虫の生誕90周年とが重なります。この記念すべき年に、当館では明治維新150年記念特別展の第1弾として「手塚治虫が描いた明治維新」を開催し、手塚治虫が『陽だまりの樹』などの作品で描いた明治維新の世界観をふりかえります。
『陽だまりの樹』は、江戸から明治へというわが国の一大変革期を、全力で駆け抜けた若者たちの姿を描いたものです。武士という滅びゆく生き方を貫こうと東奔西走する伊武谷万二郎。伝統医学と対抗しつつ近代医学の道を切り拓くために奮闘する手塚良庵。対象的な二人は、激動の時代を必死で生きたのです。
本展は、山口県では初めての手塚治虫の本格的展覧会であり、『陽だまりの樹』をメインとした初めての展覧会でもあります。手塚治虫の直筆のマンガ原稿とともに、作品中に見られるような医師の治療器具ほか、当館の収蔵資料も一緒に展示します。子供から大人まで幅広い世代に楽しんでいただける展覧会です。

◆ ギャラリートーク開催 ◆
9月15日[土]、9月29日[土]、10月13日[土]

それぞれ午後2時から。参加料無料(ただし観覧料は必要となります)。
担当学芸員が展示解説をします。開始5分前に企画展示室入口にお集まりください

萩博01 萩博02【詳細: 萩博物館

{新宿餘談 近日公開予定}
活版アラカルト 8月13日掲載の本展 予告 はそのままにして、舞台を「花筏」に移して、江戸・東京の近代医学発祥の地となった「種痘所」を紹介。
手塚治虫は、そして、森 鷗外、司馬遼太郎は「種痘所」をどう描いたのか、そして「種痘所」をめぐって、近代産業の活版印刷術の開拓者〔島霞谷、本木昌造、平野富二〕たちがどのように接触していたのか、てがかりの一端を紹介。

【残暑お見舞い】Viva la 活版 Viva 美唄|アルテピアッツァ美唄|たくさんのおもいでが詰まった北海道美唄はもう寒いそうです。東京も間もなく爽秋です

0813-1-320x228過去の「水の広場」ころころキャンドル点灯の様子

アルテピアッツァ美唄
Blog アルテの日々 ── みんなのひろばを守るために ・・・・  
「水の広場」ころころキャンドル点灯
投稿日 2018-08-18

連日、雨が降っている美唄です。朝晩だけではなく、昼間も寒くなってきました。なんと、大雪山では初雪が降ったとのニュースも!
さて、安田侃彫刻美術館 アルテピアッツァ美唄では、9月1日[土]、2日[日]の2日間、20時まで開館時間を延長し、屋外にある彫刻はライトアップします。
もちろん、屋内の彫刻作品もご覧いただけます。カフェアルテも同様にオープンしていますので、ぜひお立ち寄りください(ラストオーダーは19時半です)。

また、9月1日[土]の18時からは、「水の広場」の流路と池に「ころころキャンドル」を灯します。本来は今年の盆踊りの日に灯す予定でしたが、残念ながら雨で中止になりましたので、この日に灯すことにしました。こちらも併せて、お楽しみください。
みなさまのお越しをお待ちしております。

美唄コラム緑uu《 Viva la 活版 Viva 美唄 》
【会 期】 2013年7月13日-15日
【会 場】 ARTE PIAZZA BIBAI アルテピアッツァ美唄
アート・ギャラリーおよびアート・ストゥディオ
北海道美唄市落合町栄町 http://www.artepiazza.jp/

【入場料】  無 料
【主 催】 朗文堂 アダナ・プレス倶楽部
──────
《Viva la 活版 Viva 美唄》の素敵な動画、製作者は川崎孝志さん(新宿私塾修了、アダナプレス倶楽部会員、徳島在住)。
川崎さんは、比較的後半に美唄入りされ、アルテ ピアッツァ美唄の景観を楽しまれ、アート・ギャラリー、アート・ストゥディオを中心に撮影されていました。
あの熱くて暑かった夏の日のおもいでに、ふたたび YouTube (14:39)をアップしました。


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【新宿私塾】第12期修了生:岩本慶子さんから残暑見舞いのカードをいただきました

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新宿私塾第12期:岩本慶子(旧姓・大神)さんから爽やかな残暑見舞いをいただきました。
新宿私塾第12期生の皆さんはとても活発で、修了後も「新潟山〻会:山下さん」を中心として、毎年1ー2度集まっては、楽しいかたらいの場をもうけているようです。
岩本さんは新宿私塾修了後に結婚され、現在は山口市にお住まいです。
最近、おもな発表メディアを「Instagram」に変えられたようですが、ここでは下掲のウェブサイトをご紹介いたします。

【詳細: Oogami.com

【展覧会】夢二郷土美術館本館|企画展「KAWAI のはじまり」|6月26日-9月24日

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夢二郷土美術館本館
企画展「KAWAI のはじまり」
開催期間  2018年6月26日[火]-9月24日[月・振休]
開館時間  9:00-17:00(入館は午後16:30まで)
休  館  日  月曜日(月曜日が祝日・振替休日の場合は翌日が休館)
入  館  料  大人 800円・中高大学生 400円・小学生 300円
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近年海外でもその意味を知られるようになった「Kawaii-カワイイ」ということば。その源流をたどってみると竹久夢二(1884-1934)にたどり着きます。
夢二は自身がデザインした雑貨や装飾品を「可愛いゝもの」と称して売り出しました。夢二が生み出した「かわいい」は時代の流行を作り出しながら人〻に愛され続け、今日まで脈々と続く「Kawaii」のはじまりであったのです。
夢二の生み出す女性像、ファッション、デザイン、こどもたちや生き物たち…竹久夢二の「かわいい」がたくさん詰まった展示をお楽しみください。

【詳細: 夢二郷土美術館

【展覧会】到道博物館(山形県鶴岡市)|秋の特別展 「刀剣と甲冑~重要文化財 色々威胴丸―いろいろおどしどうまる―修復記念~」|9月8日-10月21日

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致道博物館
秋の特別展
「刀剣と甲冑~重要文化財 色々威胴丸―いろいろおどしどうまる―修復記念~」
会  場  公益財団法人 致道博物館
      〒997-0036 山形県鶴岡市家中新町10番18号
      TEL 0235-22-1199 / FAX 0235-22-3531
会  期  2018年9月8日[土]-10月21日[日]
開館時間  9:00-17:00(入館は16:30まで)
休  館  日  会期中は無休
入  館  料  一般700円、学生380円、小中学生280円
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武士の美学を象徴する「表道具」の魅力と奥深さをご紹介いたします。出羽庄内藩主酒井氏に伝来する優品の甲冑で、今春修復を終えたばかりの「重要文化財 色々威胴丸-いろいろおどしどうまる」(同館所蔵)を、この秋お披露目いたします。
これを記念し、庄内に伝わる室町時代後期から江戸時代中期の胴丸や当世具足などの甲冑をはじめ、平安時代後期から江戸時代の太刀・打刀・短刀・薙刀・槍などの刀剣および装具を一堂に展示いたします。

【詳細: 致道博物館

<会期中のイベント> (いずれも入館料が必要です)
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【展覧会】京都国立近代美術館|コレクション・ギャラリー|バウハウスへの応答|8月4日-10月8日

京都近美おもて 京都近美うら

京都国立近代美術館
バウハウスへの応答
会  場  京都国立近代美術館 コレクション・ギャラリー(4 F)
会  期  2018年8月4日[土]-10月8日[月・祝]
開館時間  午前9時30分-午後5時  金曜日、土曜日は午後 9 時まで開館
      * 入館は各閉館時間の30分前まで
休  館  日  毎週月曜日
      * 9月17日、24日、10月8日[月・祝]は開館し、9月18日、25日[火]は閉館
主  催  京都国立近代美術館
      バウハウス協会ベルリン・デッサウ・ヴァイマール
      ゲーテ・インスティトゥート
      世界文化の家
観  覧  料  一般 430円、 大学生 130円

京都国立近代美術館 
コレクションギャラリー Collection Gallery
コレクション・ギャラリーでは、当館所蔵の日本画、洋画、版画、彫刻および陶芸、染織、金工、木竹工、漆工、ジュエリーなどの工芸、写真等の中から適宜展示替を行い、日本の近代美術の代表作や記念的な作品を中心に、欧米の近・現代の作品もあわせて展示をします。

※ 本展はコレクション・ギャラリーの一部を使って開催する展覧会です。
※ 本料金でコレクション展もご覧いただけます。
※ 前売券は発売しません。
※ 高校生以下、18歳未満および65歳以上の方は無料*。
※ 心身に障がいのある方と付添者1名は無料*。
*(入館の際に証明できるものをご提示下さい)
無料観覧日 / 夜間割引
夜間割引: 夜間開館日(金・土曜日)の午後5時以降、夜間割引を実施します。
一般 430円 → 220円、大学生 130円 → 70円

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1919年、今からほぼ100年前に先進的な総合芸術学校バウハウスが、ドイツのヴァイマールに設立されました。設立に際して、初代校長ヴァルター・グロピウスは「バウハウス宣言(Bauhaus-Manifest)」を公にします。そこには、建築・絵画・彫刻の三つのジャンルを表す尖塔をもつゴシック様式の聖堂を描いた、ライオネル・ファイニンガーの木版画が添えられました。あらゆる造形活動を手仕事の訓練と習得を通して統合し、新たな時代・世界に相応しい建築さらには社会の創造を目指したバウハウスは、その教育理念と独創的なカリキュラムによって、ドイツ国内のみならず、ひろく世界に大きな影響を及ぼしました。

本展は、そのバウハウスの今日的意義を再考する国際プロジェクト「bauhaus imaginista(創造のバウハウス)」の一環として開催されるものです。ここでは、ドイツで生まれたバウハウスの教育理念とカリキュラム、特に工房教育と予備課程が、日本とインドという異なる歴史・文化背景をもつ地域で、どのように受容され展開したのかに注目し、その足跡を、100点あまりの関連資料や記録、当時の学生たちの作品などによって辿ります。
また本展のために、二組のアーティスト、スウェーデンのマルメを拠点に活動するルカ・フライそしてロンドンを拠点とするオトリス・グループが、バウハウスと日本とインドをめぐる作品を新たに制作します。

彼らの作品は、バウハウスの受容と展開の歴史性だけではなく、その現在性についての視座を我々に与えてくれるにちがいありません。そして本展のエッセンスは、プロジェクトの最終形として2019年春にベルリンの世界文化の家で開催される展覧会「bauhaus imaginista」でも紹介されます。

本展が、「バウハウス宣言」を起点に、理念と実践の連携による教育さらには社会刷新の可能性と重要性、グローバル化とローカリティの関係性、そしてそれを踏まえた文化そしてその交流の多様性について再考する機会になることを期待します。

【詳細: 京都国立近代美術館

【展覧会】五島美術館|[館蔵]秋の優品展 ── 禅宗の美術と学芸|8月25日-10月14日

poster_jidai_44五島美術館
[館蔵]秋の優品展 ── 禅宗の美術と学芸
期  間  2018年8月25日[土]-10月14日[日]
休  館  日  毎月曜日(9月17日・9月24日・10月8日は開館)、
9月18日[火]、9月25日[火]、10月9日[火]

開館時間  午前10時-午後5時(入館は午後4時30分まで)
入  館  料  一般1000円/高・大学生700円/中学生以下無料
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禅宗寺院を中心に発達した書画や高僧の墨跡、五山版の出版などは中世の文化に大きな影響を与え、日本人の美意識をも深化させました。館蔵品の中から鎌倉・室町時代の禅宗美術の諸相を紹介します(会期中一部展示替あり)。
特集展示として館蔵の日本陶磁約十五点も同時公開。国宝「紫式部日記絵巻」を10月6日[土]から10月14日[日]まで特別展示予定。

side_img_20130729-0912<特別展示>
国宝「紫式部日記絵巻」
五島本 第一・二・三段

10月6日[土]から10月14日[日]まで特別展示予定。

【詳細: 五島美術館

<関連イベント>        

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【展覧会】根津美術館 企画展|禅僧の交流 ── 墨蹟と水墨画を楽しむ|9月1日-10月8日

根津09月

根津美術館 企画展
禅僧の交流
墨蹟と水墨画を楽しむ
開催期間  2018年9月1日[土]-10月8日[日]
休  館  日  月曜日
      * 9月17日[月・祝]、9月24日[月・祝]は開館し、
      翌9月18日[火]、9月25日[火]は休館
開館時間  午前10時-午後5時   * 入館は午後4時30分まで
入  場  料  一般1100円 学生800円
会  場  根津美術館 展示室1・2
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中世、日本と中国の僧たちは商人の船で渡海し、親しく交流をもっていました。その様子は、師から弟子へ与えられたものをはじめ、禅僧が書いた個性豊かな墨蹟からもわかります。一方で日本の禅僧は、中国の文人にならった文化サークルに集い、その仲間とともに水墨画を鑑賞して賛を付し、詩と絵とによる見事な作品を誕生させました。また禅僧の中には、有名な雪舟のように絵画制作を専門とした者もいました。
禅僧たちによってはぐくまれた、人と人による交流の中で生まれた墨蹟と水墨画の名品をご紹介します。

【詳細情報: 根津美術館 】

【展覧会】チェコセンター|建国100周年記念展示|チェコスロヴァキアの成立 1918/プラハの春 1968|6月18日-12月28日

web

チェコセンター
建国100周年記念展示
チェコスロヴァキアの成立 1918/プラハの春 1968
会  期  2018年6月18日[月]-12月28日[金]
      平 日 10:00-17:00
主  催  チェコセンター
会  場  チェコセンター東京
      150-0012 渋谷区広尾2-16-14 チェコ共和国大使館内
      電話 03-3400-8129
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今年2018年は、1918年のチェコスロヴァキア建国から100年、1968年の「プラハの春」から50年にあたります。この重要な二つの年に焦点を当てた特別展示を開催中です。
歴史や重要人物について文章と写真、映像などをタッチパネル式のディスプレイでご覧頂くことができます。

「チェコスロヴァキアの成立 1918」展示目次
 チェコスロヴァキアの成立
 TGM
 チェコスロヴァキア軍団
 エドヴァルト・ベネシュ
 スロヴァキアの役割
 社  会
 外交関係
 世界市場におけるチェコスロヴァキア
 新国家の文化
 チェコ人とスロヴァキア人が世界にもたらしたもの

「プラハの春 1968」展示目次
  1960年代:自由化の気配
 1958年ブリュッセル万国博覧会
 オルターナティヴな音楽、映画、そして学生たちのハプニング
 美術・デザイン・西側との交流
 改革への動き
 プラハの春
 1968年8月21日とその帰結
 西側左翼と1968年
 亡命とサミズダート(地下出版)
 1968年 ― そのレガシー

【詳細: チェコセンタ-

【公演】東儀秀樹 × 古澤 巌 × coba |コンサートツアー 2018『TFC 55 LEVEL 5』

TFC55 01 TFC55 02東儀秀樹 × 古澤 巌 × coba コンサートツアー 2018『 T F C 55  L E V E L 5 』
ツアーコンセプト

「国内外で活躍を続け、常に最先端を走り続ける東儀秀樹、古澤 巌、coba が、充実したソロ活動を行いながらも、更なる音楽世界を求め、「T F C 55」としての5年目となるコンサートツアーを迎えます。
新天地求め荒波乗り越え冒険の航海続ける船乗りのように、あくなき探求を続けます。
「T F C 55」の音楽は豊かな音楽性と確かな技術に裏付けされた音楽です。雅楽器、ヴァイオリン、アコーディオンという簡単には相容れない三種の楽器が、東儀、古澤、coba だからこそ、いとも簡単に響き合い奇跡的なサウンドを奏で上げます。

 

そして、感性とテクニックが丁々発止激しくせめぎ合い、音楽は熱く炸裂し、観客は興奮と感動に包まれるのです。
「TFC55」は未だ誰も知らない新しい音楽を生み出し、次なる時代を切り拓きます。どうぞあなたもご一緒に、至高の音楽大航海をご体感ください。
東儀秀樹 × 古澤 巌 × coba コンサートツアー 2018『TFC55 LEVEL5』」、どうぞご期待下さい。

【詳細: 東儀秀樹 × 古澤 巌 × coba コンサートツアー 2018

<問いあわせ先>
N H K プラネット 事業センター 052-952-7381
N H K プロモーション 文化・企画事業部 03-5790-6423

{ツアースケジュール}

{新宿餘談}
朗文堂の知人に古澤 巌 氏の縁者がおふたりいる。おひとりは東京駿河台で商事会社を経営されている。
また、アテネ在住の:ノリコ・エルピーダ・モネンヴァシティ(旧姓:古澤宣子)さんがいる。ノリコさんは自著『おにぎり オリーブ 赤いバラ』 ── あっという間にギリシャ暮らし40年──で、

<古澤 巌 のコンサートを、アテネの「ヘロド・アティクス 音楽堂」で演奏会を開くのが「私の夢」であり、使命だとおもっている>
と述べられている。ノリコさんの夢の実現に、億万分の一の協力をしたくおもっている次第。

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【展覧会 予告】萩博物館|明治維新150年記念特別展 第 1 弾|手塚治虫が描いた明治維新|9月15日-10月14日

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明治維新150年記念 特別展 第 1 弾

手塚治虫が描いた明治維新
開催期間  2018年9月15日[土]-10月14日[日] 会期中無休
開館時間  午前9:00-午後5:00   * 入館は午後4:30まで
観  覧  料  大人510円、高校・大学生310円、小・中学生100円
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深海魚ファンでの大盛況の「萩博物館夏期特別展 深海魚大行進」(9月2日まで開催)。その萩博物館が、次回展の予告をアップ。
なんと「明治維新150年記念特別展 第 1 弾 手塚治虫が描いた明治維新」とあった。

手塚 治虫(てづか おさむ、本名:手塚 治-読み同じ、1928-1989)は、日本の漫画家、アニメーター、アニメーション監督。 大阪帝国大学附属医学専門部を卒業、医師免許取得、のち医学博士(奈良県立医科大学・1961年)。戦後日本においてストーリー漫画の第一人者として、漫画の草分け存在として活躍した。兵庫県宝塚市出身(出生は 大阪府豊能郡豊中町、現在の豊中市)。

この手塚治虫の曾祖父にあたる人物に、幕末から明治初期に活躍した西洋医学者:手塚良仙がいた。[『日本人名大辞典』講談社]から紹介する。

【手塚良仙 てづか-りょうせん 1801−1877】
幕末-明治時代の医師。
享和元年生まれ。手塚治虫の曾祖父。大坂の適塾でまなび、安政5年「江戸お玉ケ池種痘所」設立に協力。文久3年歩兵屯所医師。
明治10年陸軍軍医として西南戦争に従軍。赤痢にかかり同年10月10日死去。77歳。
その生涯は手塚治虫によって「陽だまりの樹」にえがかれた。江戸出身。

20180811201014_00001 20180811202300_00003 20180811202300_00001『陽だまりの樹』全7巻 著者:手塚治虫 1988-1989年 小学館

最終巻の第7巻のカバー写真は、刊記に「カバー写真提供:手塚治虫(手塚良仙肖像画)」とある。
またその対抗ページの最終コマには以下のようにしるされている(手塚良仙の生没年には若干疑問がのこる。萩博物館の研究を待ちたい)。
「その年〔明治10年〕、手塚良仙は九州の地で赤痢に罹り、大坂の病院へ送られて死んだ。行年五十一歳であった。私、手塚治虫は彼の三代目の子孫にあたる」
DSCN2784-768x1024江戸・東京 活版さるく 訪問先
27 お玉ヶ池種痘所 跡
所  在  地  千代田区岩本町2丁目 (もと勘定奉行川路聖謨旧私邸内)
標  示  物  「お玉ヶ池と種痘所跡」標柱(東京大学医学部建立)、記念プレート、解説板
概  要  安政5(1858)年5月に江戸の蘭方医83人が出資して、神田お玉が池に「種痘所」を設置した。この土地はのちに累進して幕府勘定奉行筆頭となった川路聖謨(かわじ としあきら 1801―68)が、かつて所有していた私有地を提供したと伝えられている。
しかしこの地での「種痘所」は、同年11月、開設からわずか半年にして火災により類焼したため、大槻俊斎(おおつき しゅんさい 1806―58)と、伊東玄朴(いとう げんぼく 1801―71)の家を臨時の種痘所とし、その後神田和泉町へ移った。→ ●43、●42
[参考: 活版アラカルト〔イベント〕メディア・ルネサンス 平野富二生誕170年祭-06 <江戸・東京 活版さるく>訪問地:お玉が池種痘所

手塚治虫『陽だまりの樹』は、<江戸・東京 活版さるく>でも話題となり、「活版カレッジ」修了生のあいだで広く読みつづけられている。そして<江戸・東京 活版さるく>の報告が、近〻印刷物となってまとめられる段階まで進行している。

萩博物館は、「日本工学の父:山尾庸三展」、「日本鉄道の父:井上 勝展」のころから熱く注目してきた博物館である。こんどは手塚治虫をつうじてどんな切り口で維新史を綴ってくれるのか、おおいに期待して見守っていきたい。

【詳細: 萩博物館

【展覧会】須坂版画美術館|竹久夢二 版画展|展示室1、2|前期8月2日-28日 後期8月30日-9月30日

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須坂版画美術館
竹久夢二 版画展   展示室1、2
前期展示:2018年8月  2日[木]-8月28日[火]
後期展示:2018年8月30日[木]-9月30日[日]
開館時間  午前9時-午後5時 * 入館は午後4時30分まで
入  館  料  300円、中学生以下無料、20名以上の団体は2割引
休  館  日  毎週水曜日 * 展示替えなどによる臨時休館がある場合があります。
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岡山県出身の画家であり詩人でもある、竹久夢二(1884-1934)は、ほっそりとした体に大きな瞳で憂いの表情を描き、「夢二式美人」とも呼ばれ、大正ロマンを代表する画家となりました。
また、多くの書籍の装幀、広告宣伝物、日用雑貨のほか、浴衣や千代紙などのデザインも手掛けており、日本の近代グラフィック・デザインの草分け的存在といえるでしょう。

夢二の表紙絵を起用した『婦人グラフ』は飛ぶように売れ、長野県ゆかりの「中山晋平」の作曲全集や、小説の装幀も手掛けています。
大正3年には日本橋呉服町に絵草子店「港屋」をオープンし、夢二がデザインした絵はがきや、「ぽち袋」などのオリジナルグッズを販売、若い女性を中心に大評判となりました。中央画壇における展覧会での受賞でのし上がった作家たちと違い、夢二は大衆人気というかたちで脚光を浴びます。

ハイカラな風俗と哀愁をおびた表情で一世を風靡した夢二の美人画、大衆文化に広く浸透した夢二の芸術をお楽しみください。

【詳細:須坂版画美術館 

【会員情報】 ぢゃむ 杉本昭生さん 活版小本新作 ── 北条 民雄『続 癩院記録』より

年号新 (1) IMG_3002 IMG_3006

{ ぢゃむ 杉本昭生 活版小本 一筆箋 }

北条民雄「続 癩院記録」です。
北条民雄は十九歳でハンセン病を発病し施設に収容されます。
隔離生活の中で、自身の体験にもとづく名作『いのちの初夜』を執筆。
二十四歳で亡くなるまで創作を続けました。

前回の「エセー」と同時に作っていたので、あまり間を置かず出来上がりました。
中身に寄り添った本の体裁を考えると、どうしても無難なものになり、
(すべては自分の想像力のなさによるものですが…… )

つくりながら「地味すぎる」「ツメがあまい」「しまりがない」「他にないのか」
と心の声がしきりに聞こえてきます。
そんな声を「ああ、また言ってる」と聞き流して今回もつくりました。
ぜひご一読ください。
蕪村──────────

活版小本
次の本が出来るまで ── は、ついに-その100-を迎えました。

ご訪問をおすすめいたします。

次の本が出来るまで その100
年 号
* 間違っていたらすみません[杉本昭生]。

nenngou itirann
【 詳細  ぢゃむ 杉本昭生 活版小本 】 { 活版アラカルト 活版小本 既出まとめ

 

【艸木風信帖】暑中お見舞い申しあげそうろう 百日紅とあせ知らず

谷中天王寺 日吉洋人撮影連日の暑さが続いています。皆さんご壮健でいらっしゃいますか。

あす08月07日は「立秋」、暦のうえでは、あすからは「残暑」となる。だからここで「暑中お見舞い」を。
迷走・逆走台風12号につづき、今週は台風13号が週央あたりに日本列島上陸の予報が発表されている。しかも気象庁の予想進路では、日本列島のうえで、ひら仮名「く」の字を、下から描くようにして、急激に北東方向に向かうらしい。まったく筆順を無視していますな。
すでに猛暑と熱波でさんざんな目にあっているのに、もうご勘弁を、といいたいところだが、自然が相手では如何ともなしがたい。大過なく過ぎることを祈るばかりである。

台風13号進路予想 気象庁

《 夏を彩る さるすべり-百日紅 紫薇 》
冒頭に紹介した植物は「谷中の天王寺」にある「さるすべり-百日紅 紫薇」である。撮影は 日吉洋人 さん。

徳川幕府の庇護をうけ、宏大な寺域と、幸田露伴『五重塔』にしるされた巨塔を有していた天王寺に関しては、この活版アラカルトに【[イベント] メディア・ルネサンス 平野富二生誕170年祭-05 明治産業人掃苔会訪問予定地 戸塚文海塋域に吉田晩稼の書、三島 毅・石黒忠悳の撰文をみる】としてあらかたしるした。

「谷中の天王寺」は戊辰戦争に際して、徳川方の彰義隊の営所となって被弾し、太平洋戦争では伽藍の大部分を焼失するなど、数奇な歴史をへてきたが、その次第は、
天台宗 東京教区 護国山尊重院 天王寺】に詳しく記録されている。

花のすくないこの季節、淡黄色の大輪の花をつける「トロロアオイ」とならんで、文字どおり三ヶ月、百日ほどのあいだ、紅色の花をつけている「さるすべり 百日紅」に関しても、しばしば{活版アラカルト}にしるしてきた。
小社近辺の新宿御苑にそった道にも「さるすべり 百日紅」が植えられ、開花の盛りであるが、まだ植樹から数年ばかりで、樹皮の脱落もさほどみられず、「谷中の天王寺」のそれに及ぶべくも無い。

《 むか~し ばなし ── 郷里の祖母による DDT の散布と あせ知らずの塗布 》
ほんとうに昔のはなしである。生家が開業医で、ながらく土日も無く患者さんが押しかけていた。そのため週末は、兄・妹と三人そろって、田舎のバスにゆられて母の実家に行かされることがおおかった。
バスで小一時間(いまなら車で20分ほど)かけて到着すると、祖母か伯母のどちらかが玄関先で、
「まぁまぁ、みんな頭がシラミだらけ。DDT を噴霧するからね」
と、頭髪に向けてシュパシュパと、頭がまっ白になるまで DDT を散布された。続けて、
「ホラホラ、三人とも躰じゅうあせもだらけ。あせ知らず、あせ知らず」
と、今度は全裸にされて、パタパタとおしろいをたたくように、全身が DDT とあせ知らずでまっ白になるまで大騒ぎをしてから入室を許された。
つまり戦後まもなく、わが国が貧しかった時代のはなしである。

あせ知らずたまたま洗面所に「あせ知らず」が置かれていた。家人によると、アセモ(汗疹)予防に良く、香りも爽やかだということで、若者の人気アイテムだそうで使用をすすめられた。
この齢になって、湯上がりにパタパタと「ベビー・パウダー」もどうかな? とおもっていたので、恐る恐る使ってみた。たしかに爽快だし、むかしとおなじようなパッケージで、懐かしい香りがした。

おもえば DDT は、発癌性がうたがわれ、環境ホルモンとして機能するとされて随分批判されたが、「てんか粉 あせ知らず」は話題にもならず、ただただ黙って忘れられていたような気がする。
この狂気にみちた夏は、「あせ知らず」で乗りきることにしようとおもった次第。

【公演】歌舞伎座百三十年 ── 秀山祭九月大歌舞伎|9月2日初日-26日千穐楽|終了企画

kabukiza_201809_f5_1a273a82c98ed7066983430336511964歌舞伎座百三十年
秀山祭九月大歌舞伎
平成30年9月2日[日]初日-26日[水]千穐楽
秀山祭は 初代中村吉右衛門[1886-1954 屋号:播磨屋 俳号:秀山]の功績を顕彰し、その藝を継承することを目的として、初代の生誕120年にあたる2006年からおこなわれています。

kabukiza_k09022018年9月2日[日]、歌舞伎座百三十年「秀山祭九月大歌舞伎」が初日の幕を開けました

【 関連 既紹介情報をみる 】
★ 公演紹介ポスター と 動画  YouTube は、いずれも< 歌舞伎美人-かぶきびと >ゟ

【 松竹チャンネル / SHOCHIKUch 動画 ── 音がでます  3 :45 】


【 松竹チャンネル / SHOCHIKUch ── 音がでます  2:05 】

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【スペシャルライブ】山崎まさよし Quartet Special Live in 函館・五稜郭|函館市・特別史跡五稜郭跡特設ステージ|9月15日|終了企画

flyer明治150年記念北海道150年記念
山崎まさよし
Quartet Special Live in 函館・五稜郭
2018年9月15日[土] 開場 16:30 / 開演 17:00
函館市・特別史跡五稜郭跡特設ステージ  * 雨天決行、荒天中止

主  催  産経新聞社
後  援  函館市 / 函館市教育委員会  /  AIR-G’FM北海道  /  EMI Records
特別協力  UHB北海道文化放送 
協  力  オフィスオーガスタ
企画制作  S A P
チケット  全席指定 : ¥6,000(税込) * 小学生以上はチケットが必要となります。
チケット一般発売   2018年8月 4日[土]10:00 ゟ

◯ お問い合わせ
S  A  P      03ー6912-0945 (平日 10:00-18:00)
coolmine  022-292-1789 (平日 11:00 - 19:00)
雨天時の開催情報自動音声案内  0180-99-1027 (9/14-15の期間中 24時間)

【詳細:S A P      Coolmine    山崎まさよし OFFICIAL WEBSITE

☆ そうだ! ライブにいこう ── 本公演とは直接関係ありません。
{YouTube  山崎まさよし / One more time, One more chance  音が出ます 5:45}

【展覧会】GOOD DESIGN Marunouchi|#45「2018 台湾 地方創生展 ─ デザインによる地域イノベーション」|9月21日-30日|終了企画

Gまるのうち#45 GOOD DESIGN Marunouchi
「2018 台湾 地方創生展 ── デザインによる地域イノベーション」

2018年9月21日[金]-30日[日]
入場無料 
11時ー20時
────────────
GOOD DESIGN Marunouchi では、9月21日[金]-30日[日]まで、台湾・国家発展委員会 (NDC)による企画展「2018 台湾 地方創生展 ── デザインによる地域イノベーション」を開催します。
台湾と日本の国土、社会発展の軌跡は類似しており、台湾でも高齢化、若者の流出、少子化、都会への人口集中や地域格差を原因とした地方の衰退、地方産業空洞化が問題になっています。

NDCでは、「創生=クリエイティブ + ノベーション + 創業及び雇用促進」という理念を掲げ、台湾の各地域で、クリエイティブの力でイノベーションを起こす取り組みを支援するプロジェクトを2016年から開始。2 件の模範計画の推進からスタートし、2017年には 17 の行政区域に対して支援事業を実施しました。
2018年は 前年に特に顕著な成果を上げた 6 の行政区域を選び、第二段階として成果のさらなる深化を図っています。なお、新たに 9 つの行政区域も、この企画に参加しています。

本展は、「人、地、産」に焦点をあて、台湾の「デザインによる地域イノベー ション」というコンセプトに合致する作品やストーリーを、「花」「果物」「竹」「茶」「海洋」「戦地」「先住民」「人文(文化)」 のテーマ別に展示し、台湾特有の地方の特色をご紹介します。
会場では台湾ヒノキ精油を用いた香りの演出を行います。

地方創生は台湾政府の今後の主な政策の一つに挙げられており、関連議題は今後ますます注目を集めることが予想されます。
海外の地方創生推進策の現状、台湾の歴史·文化、あるいは個性的なデザインが溢れる商品にご興味を持ちの方はぜひご来場いただければ幸いです。

主  催:国家発展委員会
実  施:中華民国工業デザイン協会
協  力:公益財団法人 日本デザイン振興会

企画展詳細情報:
http://www.keiwacorp.com/localvalue/event.html

企画展・出展商品についてのお問合せ:
http://www.keiwacorp.com/localvalue/contact.html

【詳細: GOOD DESIGN Marunouchi 】

【公演】萬狂言ーよろず きょうげん|秋公演 ~主三昧~|国立能楽堂|10月14日 終了企画

萬狂言おもて 萬狂言うら

sign萬 狂 言ーよろず きょうげん
秋公演 ~主三昧~

開 催  日 時  2018年10月14日[日] 開演 14時30分(開場 13時45分)
会   場  国立能楽堂
企画・制作  株式会社 萬狂言

◯ 公演の内容
              解 説   野村万禄
狂言「止動方角」  野村万蔵 小笠原匡 能村晶人 上杉啓太
狂言「文 蔵」   野村 萬 野村拳之介
      (休  憩)
狂言「武 悪」   野村万禄 野村万蔵 野村万之丞

◯ チケット料金
松席 8,000円
竹席 5,000円(シニア60歳以上 3,500円/ティーチャー教職員 4,000円)
梅席 3,000円(スチューデント小-大学生 1,500円) * 未就学児入場不可

【詳細: 株式会社 萬 狂 言 】
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萬 狂 言 プロフィール 

和泉流野村萬蔵家 萬 狂 言とは   プロフィール ゟ 

野村 萬
1930年生まれ。日本を代表する狂言の第一人者として、1997年重要無形文化財個人指定(人間国宝)の名誉を受ける。2001年に日本芸術院会員、2008年に文化功労者となる。
世阿弥の唱えた「舞歌」と「物真似」を両立させ、正統派の狂言を確立。その品格は他の追随を許さない。現在も多くの舞台で活躍する傍ら、後進の育成にも力を注ぐ。(公社)能楽協会理事長。(公社)日本芸能実演家団体協議会会長。名誉都民。

野村万蔵
1965年生まれ。野村萬の次男。父に師事。2005年、万蔵家の名跡九世野村万蔵を襲名し当主となる。一門の組織「萬狂言」を主宰。
古典を正しく継承し、復曲新作など能楽の可能性追求にも取り組む。近年、狂言とコントを融合させた「現代狂言」の創作・演出や、英国コメディの演出なども手掛ける。また狂言大蔵流と和泉流の若手研鑚と交流を図る「立合狂言会」を発足させ次代の能楽界発展に尽力する。東京藝術大学非常勤講師。劇団青年座研究所講師。和泉流職分会代表幹事。重要無形文化財総合指定。

野村万禄
1966年生まれ。野村萬の甥。野村萬に師事。2000年に万蔵家の別家である万禄家を五十年ぶりに再興したのと同時に二世野村万禄を襲名する。萬狂言九州支部代表。
数多くの舞台を勤める傍ら稽古場開設や学校教育と連携した狂言の指導など、普及と発展に努めている。2010年福岡県文化賞奨励部門受賞。筑紫女学園大学非常勤講師。福岡教育大学非常勤講師。重要無形文化財総合指定。

☆ そうだライブにいこう! 本公演とは直接の関係はありません。
三番叟『桜彩舞』狂言師 野村万蔵、能楽小鼓方 大倉源次郎 他 -FLOWERS by NAKED 2018 輪舞曲 特別公演 2018年2月12日、日本橋三井ホール     【 YouTube 音が出ます 4:05 】

【展覧会】前田土佐守家資料館[金沢]| 企画展 前田土佐守家とゆかりの寺院|7月8日-9月24日|終了

tirashi65前田土佐守家資料館[金沢]
企画展案内
前田土佐守家とゆかりの寺院
開催期間  平成30年7月8日[日]-9月24日[月]

開館時間  午前9時30分-午後5時(入館は閉館30分前まで)
      会期中 無 休
観覧料金  一般 300円、高校生以下無料
      65歳以上・障がい者手帳をお持ちの方およびその介護人200円(祝日は無料)
主  催  前田土佐守家資料館、公益財団法人金沢文化振興財団
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現在、金沢市内には寺町台、卯辰山麓、小立野台を中心に様々な宗派の寺院が残っています。寺町台、卯辰山麓、小立野台の寺院群は「寺町寺院群」「卯辰山麓寺院群」「小立野台寺院群」として市民に親しまれ、観光スポットとしても広く知られています。

これらの寺院のなかには加賀藩主前田家ゆかりの寺院が多くあり、なかでも小立野台の宝円寺、天徳院は加賀藩主家の菩提寺として有名です。藩主家ゆかりの寺院ということでいえば、お隣の富山県にも瑞龍寺をはじめとして、ゆかりの寺院がいくつかあります。

さて、今回の企画展では前田土佐守家と寺院について紹介します。
前田土佐守家とゆかりの深い寺院は三寺、野田山のふもと野田寺町の桃雲寺、京都紫野大徳寺の塔頭芳春院、越中高岡伏木の勝興寺です。桃雲寺は前田土佐守家の菩提寺、京都大徳寺芳春院は、前田土佐守家がこの寺を建立した前田利家夫人芳春院まつ直系の家柄ということでゆかり深い寺院です。家祖前田利政の墓も大徳寺芳春院にあります。また勝興寺には前田土佐守家七代当主直時の弟直棣が入寺し、二十二世住持となったというご縁があります。
本展では前田土佐守家伝来の史料を中心に、この三つの寺院を軸として、前田土佐守家と寺院との関わり、菩提寺について、葬儀や法事について紹介します。

【詳細: 前田土佐守家資料館

【艸木風信帖】{朗文堂ちいさな勉強会『紙』講座}8月8日[水]第五回を開講 ── 受講者のあいだで「フラックス 亜麻/トロロアオイ 黄蜀葵」が開花中

!cid_CCF74AAA-0228-4CFC-BA15-338977D21FD5DSCN7681DSCN7684DSCN7689原 啓志 さんを講師にお迎えしての{朗文堂ちいさな勉強会『紙』講座}は、毎月第二水曜日・連続六回の開催が予定されています。受講者は19名の多数を数え、4月11日に第一回講座が開催され、5月9日には第二回講座が、6月6日には第三回講座が開催されました。ひきつづき7月11日には第四回講座が開催され、8月8日には第五回講座が予定されています。

受講者のほとんどは{活版カレッジ}の修了生で、実践に役立つ貴重な紙情報が語られています。受講者のなかに 商事会社「エヌ・ビー・アール」を営まれている古澤省吾さんがおられ、参加者有志に「フラックス・亜麻」の種子が少量配布されました。

《 フラックス 亜麻の開花報告 第一号 ── 田中智子さん ゟ 》
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{朗文堂ちいさな勉強会『紙』講座}第一回、4月11日に古澤省吾さんに配布していただいた、「フラックス 亜麻」の種子。その開花報告を、会員:田中智子さんからいただきました。まだ咲きかけで、これから次〻と咲きそうで楽しみです …… とされます。
来週、7月11日[水]には{朗文堂ちいさな勉強会『紙』講座}第四回講座が開講します。このグループの周辺からは、ケナフ、トロロアオイにつづき、「フラックス 亜麻」という、「紙」に関連する植物のうれしい話題がまたひとつ増えました。

フラックスはうす青紫の可憐な花をつけ、その茎が亜麻色に変化したころに収穫して「亜麻パルプ」とし、そこから高級筆記用紙、書簡用紙、高級ボンド紙、特殊薄葉紙、たばこ用巻紙、脂取り紙などに使用されているとされます。
原 啓志さんと受講生の皆さんによる、熱い講座がつづきます。
DSCN8231DSCN8232五月第二回講座 原啓志さんの講義終了後の歓談会になっても、質問や討議があいつぎます

{朗文堂ちいさな勉強会『紙』講座}── 第三回 06月13日開講
DSCN8691DSCN8689DSCN8694「トイレットペーパーやキッチンペーパーには、なぜミシン目の切りとり線がはいっているのでしょう?」
講師:原 啓志さんからおもわぬ問題提起 …… 。

さっそくトイレットペーパーの実物が配布され、ミニワークショップ。講義がおわり懇話会の時間になっても質問が相次ぎ、原啓志講師は席のあたたまらないあわただしさが続きます。

DSCN8725トロロアオイ/黄蜀葵
アオイ科の一年草。中国原産。草丈は本来2メートル近くになるが、最近は0.5-1メートルの丈の低い品種が多く栽培されている。葉は互生し、葉柄が長く、掌状に深く裂ける。
夏から秋、淡黄色で中心部が濃赤紫色、径15-20センチメートルのおおきな五弁花をつける。花は1日でしぼむが、茎の下位から上位へと順に次〻と開く。植物体全体、とくに根に粘質物を多く含み、これを手漉き紙を漉くときの糊剤(ネリ)として利用する。また花を観賞用・食用ともする。糊原料をとるための栽培では、開花・結実させないために、つぼみがついたら先端部を刈り取って根に養分をたくわえる。

【展覧会】紙の博物館 ─ 王子|ミニ展示「紙漉重宝記」|+新宿餘談

紙の博物館 ── 王子
ミニ展示「紙漉重宝記
会  期  2018年06月16日[土]-2019年03月03日[日]
休  館  日  月曜日(9/17、9/24、10/8、12/24、1/14、2/11は開館)
紙博図版『紙漉重宝記』は、江戸時代後期に石見(現 島根県)の紙問屋、国東治兵衛によって刊行された初の紙漉き解説書です。図絵を用いて分かりやすく説明され、英語、ドイツ語、フランス語などにも翻訳されています。
今回は『紙漉重宝記』の内容を、パネルで分かりやすくご紹介いたします。
* 当展はパネルのみで構成し、現物資料の展示はございません。

【詳細: 紙の博物館 】

{ 新 宿 餘 談 }

「王子の<紙の博物館>が子供のころからの遊び場だった」とされる、原啓志さんによる講演会{朗文堂ちいさな勉強会『紙』講座}が続いている。
また紙の博物館では、7月20日-8月31日「夏休み図書室自由研究フェア」が開催され、また、すこしさびしくはあるが、特別展や企画展ではなく、ミニ展示「紙漉重宝記」がおよそ八ヶ月間の長期にわたって開催されている。こんな時こそ普段は見過ごしている常設展や図書室をじっくり観る機会としてとらえたい。

そこで炎暑をものともせず、国立国会図書館が公開している『紙漉重宝記』(請求番号 特1-3415)を読んでみたくなった。ところがなにぶん例の江戸期通行体「お家流書風」でしるされているために、判読に難航することになり、畏兄の古谷昌二氏に釈読をお願いした。

また事前に、「石見産紙の祖神」とされ地元で尊崇され、『紙漉重宝記』の冒頭部に登場する歌人:柿本人麻呂と柿本神社に関して、手元資料から調査した。
詳細は紙の博物館での紹介にゆずり、ここでは冒頭部の「柿本人麻呂」の歌(二ページ目)と、十一ページ目「とろろ草の種類」を、国立国会図書館蔵書による元版と、古谷昌二氏による釈読挿入版とで紹介し、紙の博物館での観覧の予習として、{朗文堂ちいさな勉強会『紙』講座}受講者に配布し、あわせてその一部をここに紹介したい。

!cid_540FBA32A4D2415B9A2FC7EA3D6710B3@robundoPC『紙漉重宝記』(国立国会図書館 請求番号 特1‐3415)
釈読/「平野富二生誕の地」碑建立有志会代表:古谷昌二氏
!cid_83663A8C-A6C2-4CDA-AFD9-F1F6BFB47E5C

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【神楽】石見神楽 定期公演|温泉津-ゆのつ-温泉 夜神楽|会場:龍御前-たつのごぜん-神社|毎週土曜日 20時-21時

ゆめづ温泉夜神楽

石見神楽 定期公演
温泉津-ゆのつ-温泉 夜神楽
開催日時  毎週土曜日(平成30年4月-平成31年3月)
      20時-21時 開場:19時45分
会  場  龍御前-たつのごぜん-神社(島根県太田市温泉津町温泉街)
料  金  1,000円(中学生以下無料) * 特別公演時は別料金
公演日程  温泉津温泉 夜神楽 スケジュール

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石見神楽とは ……….
見てください !!  この迫力。ヤマタノオロチ
石見神楽は温泉津-ゆのつ-温泉のある、島根県石見地方に伝わる神楽です。
石見神楽とは……特長はこの迫力。神話を舞台に、鬼が出て、龍が出る、こんな神楽は見たことがない。
温泉旅館で石見の食材を楽しんで、世界遺産 石見銀山の地で、
石見神楽を見る !!  まさに、石見づくしの企画がスタートしました。

◯ お問い合わせ
温泉津温泉 旅館組合
旅館ますや内    担当 益田哲也 
TEL 0855-65-2515 FAX 0855-65ー2516
mail: masuda@ryokan-masuya.com

【詳細: ゆのつ温泉 夜神楽    島根県太田市温泉津町観光協会

{ 新 宿 餘  談 }

【神楽 かぐら】《「かみくら(神座)」の音変化》
石見神楽・ゆのつ温泉夜神楽は、
第二項の出雲神楽の系譜に属します。

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【展覧会】チェコセンター|BLUE INNOVATION チェコ伝統の藍染めの今|9月21日-10月19日 終了企画

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BLUE INNOVATION チェコ伝統の藍染めの今
会  期  2018年9月21日[金]-10月19日[金]
      平日 10:00-17:00
      * 10月13日[土]は特別開館いたします(10:00-17:00)
会  場  チェコセンター東京展示室
      〒150-0012 東京都渋谷区広尾2-16-14 チェコ共和国大使館内
      電話 03ー3400-8129
主  催  チェコセンター
キュレーター:アリツェ・クロウスコヴァー https://www.aliceklouzkova.cz/
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2017年3月にユネスコ無形文化遺産への申請が正式に行われたチェコの藍染めの伝統技術。
その技術や芸術性の高さは若手クリエイターたちをも刺激し、新たな作品・製品が生みだされています。
本展ではチェコ伝統の藍染めの新たな歩みをご紹介します。
展示オープニングには、キュレーターであるアリツェ・クロウスコヴァーが来日して参加します。ぜひお越しください。

【詳細: チェコセンター

【展覧会】東京都写真美術館|マジック・ランタン|光と影の映像史|8月14日-10月14日 終了企画

無題都写美あ 都写美ああ東京都写真美術館
マジック・ランタン
光と影の映像史
開催期間  2018年8月14日[火]-10月14日[日]
休  館  日  毎週月曜日(9月17日[月・祝]、9月24日[月・振休]、10月1日[月]、
      10月8日[月・祝]開館、9月18日[火]、9月25日[火]、10月9日[火]は休館)料  金  一般 500円/学生 400円/中高生・65歳以上 250円
主  催  東京都 東京都写真美術館 
協  賛  凸版印刷株式会社
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近年注目を集める、プロジェクション・マッピングや、パブリック・ヴューイングなど、人〻がひとつの映像を一緒に見るという行為は、いつ、どのように生まれ、我々の社会に定着するようになったのでしょうか。

スクリーンや壁に映像を投影する「プロジェクション」という行為は、映画の発明よりはるか以前に、映写機やプロジェクターの原型にあたる「マジック・ランタン」という装置の発明により、世界中に広がりました。
本展では映像の歴史を、プロジェクションの歴史という視点から見直し、さらに気鋭のアーティスト・小金沢健人の新作を紹介するなかで、マジック・ランタンの現代性に光を当てることを試みます。なお本展では一部展示替えをおこないます。詳細はリンク先をごらんください(前期 8月14日ー9月9日/後期 9月11日-10月14日)

【詳細: 東京都写真美術館 】

【特別催事】駐日チェコ共和国大使館、チェコ政府観光局、チェコセンター東京|チェコフェスティバル 2018|9月28日-30日|終了企画

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駐日チェコ共和国大使館、チェコ政府観光局、チェコセンター東京
チェコフェスティバル2018
開催日時  2018年9月28日[金]-9月30日[日] 11:00-20:00
会  場  原宿クエストホール
      東京都渋谷区神宮前1-13-14 3F(JR原宿駅/東京メトロ明治神宮駅ゟ徒歩1分)
主  催  駐日チェコ共和国大使館、チェコ政府観光局、チェコセンター東京
共  催  チェコ共和国農業省、ブルノ市、南モラヴィア州
協  賛  ザ・プレミアム・モルツ
協  力  アイコン・ユーロパブ株式会社、日本小水力発電株式会社、Novesta Japan Office
──────────────────
チェコフェスティバルが今年もやってきます! 第3回目となる今年は、これまでの約3倍の広さとなる原宿クエストホールに会場で開催いたします。チェコ関連の雑貨やお酒・飲食物が販売されるほか、ステージプログラムやワークショップも予定されています。
チェコスロバキア建国100周年である今年は、スロバキア大使館との特別協同プログラムも予定しています。チェコの魅力が詰まった3日間となりますので、皆さまお誘いあわせの上、ぜひお越しください。

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 最新情報は Facebook イベントページ で発信されていますので、確認の上ご覧ください。

【詳細: チェコセンター

【展覧会】東京大学総合研究博物館|特別展示 『珠玉の昆虫標本 — 江戸から平成の昆虫研究を支えた東京大学秘蔵コレクション』|7月14日-10月20日 終了企画

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特別展示
『珠玉の昆虫標本 —— 江戸から平成の昆虫研究を支えた東京大学秘蔵コレクション』
開催日時  2018年7月14日 — 2018年10月20日
会  場  東京大学総合研究博物館(東京大学本郷キャンパス内)
時  間  10:00-17:00(入館は16:30まで)
休  館  日  月曜日(ただし月曜日が祝日の場合は翌日の火曜日)、その他館が定める日
参  加  費  無 料
主  催  東京大学総合研究博物館
────────────
日本の昆虫学は東京大学に端を発し、様〻な学術分野や研究機関に枝分かれして今に至ります。この学問の発展には専門機関の研究者だけでなく、むしろ在野の研究者の貢献も大きいところです。その間、学術研究や教育普及のために収集され、本学に集積・寄贈されてきた昆虫標本も膨大な数に及びます。

本特別展では、東京大学総合研究博物館に収蔵されている約70万点の昆虫標本のうち、日本の昆虫研究史の源流ともいえる学術標本から、現在に至るまで、継続的に収集、研究されてきた秘蔵コレクション約40,000点を一挙公開します。
この中には約200年前の江戸時代に製作された日本最古の昆虫標本、近代養蚕学の父・佐々木忠次郎やミツクリザメで知られる箕作佳吉の明治-大正期の昆虫標本、昭和初期に採集された鳥類学者の侯爵・山階芳麿の昆虫標本、ブータン国王陛下から贈呈されたブータンシボリアゲハ、昆虫学史上に名を連ねる加藤正世、五十嵐邁、石川良輔のコレクションなどが含まれます。

これらの自然史遺産ともいえる貴重な昆虫標本を一堂に展示することで、いわば日本の昆虫博物誌を体感してもらうことを一つの趣意としています。また、これを機に多様な昆虫への幅広い興味や科学的な探究心を抱いてもらえたら幸いです。

【詳細: 東京大学総合研究博物館

【主な展示コレクション】

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【展覧会】西南学院大学博物館|2018年度 企画展Ⅰ|「東方キリスト教との出会い ─ 祈りのかたちとその拡がり ─」|7月10日-10月20日 終了企画

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西南学院大学博物館
2018年度 企画展Ⅰ
「東方キリスト教との出会い ── 祈りのかたちとその拡がり ──」
会  場  西南学院大学博物館1階特別展示室・2 階講堂
会  期  2018年7月17日[火]-10月20日[土]
入  館  料  無 料
協   力  仙台ハリストス正教会  辻永 昇 大主教
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キリスト教には東方キリスト教(東方正教会、東方諸教会)と、西方キリスト教(カトリック、プロテスタント)の 2 つの伝統があります。
このうち、ビザンティンの伝統を担うのが東方キリスト教です。
東方キリスト教の聖堂には、キリストやマリアを描いたイコンが置かれています。
聖なる写しともいうべきイコンの美は、東方キリスト教の祈りのかたちを示しています。
日本においては、幕末から明治期にかけて、亜使徒聖ニコライの働きにより、日本正教会の礎が築かれました。
本展覧会では、東方キリスト教の祈りのかたちを紹介し、その歴史的拡がりを辿ります。

【詳細: 西南学院大学博物館

<関連イベント情報>

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展覧会】手塚真梨子展 ── さわるものとさわられるもの|GalleryBar Kajima 加島牧史|9月11日-9月29日|終了企画

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GalleryBar Kajima  加島牧史
手塚真梨子展 ── さわるものとさわられるもの
2018年9月11日[火]-9月29日[土]
営業時間:14:00-24:00 * 日祝日休み
Mail :gbkajima@gmail.com
Web & Blog : https://gbkajima.jimdo.com/
104-0061 中央区銀座7-2-20 山城ビル2 階
Tel : 03-3574-8720
────────────
とまどいの中にとどまることができるのか。そんなことを自分の中に問いかけることがある。どうやり過ごすか、それを探している自分に飽き飽きし、そんな自分に呆れる時があって、この戸惑いの中を深く潜り込み、息をつくことなくどこまで進めるのかを試される。

思いはいつも出口を探し、自分を救おうとするが、それでは自分の思いにしか出会うことが出来ない。そんなふうに困ることが出来ると、人は元の素に立ち返り、そこから答えのない道を歩き出す。
ふと秋の空を見ると、一尽の風が無窮から吹いていて、僕の首元を吹き抜けてゆく。
[加島牧史]


第六回 ギリシャ哲学の会
9月15日[土]15:00-17:00 茶代1,000円 講師:稲沢公一
詳細、ご予約はカジマまで。

【詳細: GalleryBar Kajima 】{ 活版アラカルト 過去ログ }

【公演】野村万作 野村萬斎|平清盛公生誕900年記念|嚴島神社奉納「宮島狂言」|9月29日・30日|終了企画

miyajima_kyogen_omote-02< 演  目 >
itukusima

野村万作 野村萬斎 
平清盛公生誕900年記念
嚴島神社奉納「宮島狂言」
開催日時  2018年9月29日[土]、30日[日] 開場 18:30 開演 18:50
会  場  嚴島神社 能舞台
      * 座席は座布団席となります。 座布団鑑賞が難しいお客様はご注意を。
      * 雨天決行、荒天中止

 主  催  S A P
 特別協力  嚴島神社
 特別協賛  JTB
 後  援  平清盛記念事業実行委員会
 協  力  宮島観光協会
 制作協力  万作の会
 企画制作  S A P

◯ お問い合わせ

 S A P    03-6912-0945 (平日 10:00 ~ 18:00)


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<演目紹介>

『 川  上 』
吉野の里に住む盲目の夫が、霊験あらたかという川上の地蔵に参詣する。参篭の甲斐あり早速目が開くが、地蔵のお告げには「連れ添う妻が悪縁ゆえ離別せよ」という条件があった。それを聞いた妻は腹を立て、地蔵をののしり、絶対に別れないと言い張る。そこで夫は ……。 人間と運命の対峙を鮮やかに描いた異色の名作です。近年では海外でもたびたび上演され、深い感動を呼んでいます。しみじみとした趣の中にも考えさせられる、緊迫感に満ちたドラマをご堪能下さい。

狂言による『彦市ばなし』 
ウソつきの名人彦市は、天狗の子から隠れ蓑をまんまとだまし取ります。また殿様からは、河童を釣る約束をして、天狗の面と鯨肉をせしめます。すべてがうまく運ぶかと思いきや、だまされたことに気づいて隠れ蓑を取り戻そうと追いかけてきた天狗の子に、面と鯨肉を取られてしまいます。さらに、何も知らない女房に隠れ蓑を焼かれてしまったからさあ大変。どうする彦市!
熊本の昔ばなしをもとに木下順二氏により書かれた民話劇です。1955年、狂言様式で野村万作らによって初演されて以降、新作狂言として配役・演出をかえながら繰り返し上演され、大好評を博しています。憎めないキャラクターの三人が熊本のことばで繰り広げる大活劇をお楽しみ下さい。

<嚴島神社 能舞台>
《重要文化財・江戸時代》国内でも唯一の海に浮かぶ能舞台。現在、重要文化財に指定されている国内五つの能舞台のうちのひとつでもあります。
厳島での演能は、永禄11年(1568)の観世太夫の来演がそのはじまりとされ、慶長10年(1605)には福島正則が常設の能舞台を寄進。現在の舞台と橋掛及び楽屋が建立されたのは藩主が浅野氏に代わった延宝8年(1680)のことです。

この能舞台は海上にあるため、通常は能舞台の床下に置かれる共鳴用の甕(音響効果のためのかめ)がなく、足拍子の響きをよくするため舞台の床が一枚の板のようになっているのが特徴。
春の桃花祭神能がこの舞台で演じられるほか、茶道表千家と裏千家家元が隔年交互に執り行う献茶祭ではここでお茶が点てられ御神前に献じられます。

【詳細: S A P    関連: 宮島観光協会

{新宿餘談-万作の会ウエブサイトを中心に}
狂言とは──、万作の会とは──、プロフィール:野村万作・野村萬斎
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【デザイン公募】チェコセンター|学生のためのデザインプロジェクト「CzechImage」|2018年9月30日 提出締切|終了企画

チェコイメージ

作品募集/学生のためのデザインプロジェクト「CzechImage」(2018年9月30日 提出締切)

2018年はチェコスロバキア建国100周年という特別な年です。デザインプロジェクト「CzechImage-チェコのイメージ」は、100周年記念のひとつとして、チェコセンターが企画したものです。
チェコ国内外の若い世代にチェコのイメージ―チェコと言えば何が思い浮かぶか、チェコやチェコ人をどんなもので表せるかを、グラフィックデザインで表現するプロジェクトです。
日本全国の学生から作品を募り、選出作品を東京・広尾のチェコセンターの展示室で展示します。
また、最優秀作品1点はチェコの首都プラハで他の国の作品と一緒に展示され、受賞者もチェコへご招待いたします。
チェコのイメージをグラフィックデザインで伝えてみませんか?ご応募お待ちしております。

<課 題>
・チェコをテーマとしたポスター、もしくはウエブサイト、アニメーション、GIF
・チェコの歴史、人物、建築、自然、芸術、食文化など、何をイメージして製作するかは自由です。

・グラフィックデザインであれば表現方法は自由です。
<提 出 物>
・平面作品 B1 サイズ

・形式:PDFファイル、GIF、映像
    平面作品の郵送提出も可能(送料は提出時、返送時共に参加者に負担いただきます)
・複数応募不可。1人1点のみ。
参 加 資 格>
日本の大学生・専門学校生

 <提 出 期 限>
メール提出:2018年9月30日(日)

郵送提出:2018年10月1日(月)午前必着
提出前に必ず以下のフォーマットに必要事項を記入してください。https://goo.gl/forms/0gwYfTSyNyUJTVfr2
* 郵送提出の際は、フォーマット入力時の自動返信メールを印刷・添付してください。

 < 賞 >
◎優秀賞(1名):チェコセンター東京での作品展示(2018年10月下旬予定)、プラハでの展示・プラハへのご招待(2018年12月ごろ、関連イベントへの参加)

◎選出作品(30名程度まで):チェコセンター東京での作品展示(2018年10月下旬予定)
◎その他特別賞も予定しております。
<審 査 員>
チェコセンター東京所長

チェコセンター本局
加須屋明子(京都市立芸術大学教授)
阿部賢一(東京大学准教授)
クリスティーナ・フィシェロヴァー (チェコ・西ボヘミア大学)
結 果 発 表>
2018年10月中旬にチェコセンター東京のウェブサイト上で発表予定

 <著作権の扱い>
応募作品の著作権は応募者に帰属します。

提出作品の発表およびカタログ・広告・ホームページ・その他の印刷物としての掲載や、出版、展示に関する権利は主催者が保有します。
提出先・問合先>
チェコセンター東京

〒150-0012 東京都渋谷区広尾2 -16-14(チェコ共和国大使館内)
TEL : 03-3400-8129
FAX : 03-3400-8186
E-mail : cctokyo@czech.cz 
http://tokyo.czechcentres.cz/

【詳細:チェコセンター】 〔 募集要項 PDF  480KB

【展覧会】~ Kaze 2018 Small Works ~|GalleryBar Kajima 加島牧史|10月1日-10月20日|終了企画

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GalleryBar Kajima  加島牧史
~ Kaze 2018 Small Works ~
2018年10月1日[月]-10月20日[土]
営業時間:14:00-24:00 * 日祝日休み
Mail :gbkajima@gmail.com
Web & Blog : https://gbkajima.jimdo.com/
104-0061 中央区銀座7-2-20 山城ビル2 階
Tel : 03-3574-8720
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多摩美大 油絵 鶴見・浅井教室 同窓の有志が開くKaze 小品展

鶴見雅夫/浅井昭/須田基揮/酒井清一/青山幸代/蓮村泰子/荻原宏典/小野仁良/冬室昌宏/菊池明彦/小河朋司/橋本正太郎

朋司が多摩美のグループ展をやりたいとの話があって、僕の知らない作家が集うことになった。
作品の断片を見ると、今という時代にそれぞれの触り方をしていて、美術は美術の生き方を自律的に生きているようだ。
それぞれの作品が自分への触り方をしていて、その屈折した様態が未知への感触を刺激してくれそうな展覧会になりそうで楽しみだ。[加島牧史]

※同時開催「Kaze2018」2018.10.15-20 11:00-19:00(最終日は17:00まで)
場所はギャラリーQ(中央区銀座1-14-12橋本第17ビル3階)
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10/13(土)19:00~ 富士田新蔵 長唄ライブ M.C5,000yen (要予約)
10/20(土)15:0017:00 ギリシャ哲学の会 講師:稲沢公一
詳細はカジマまで。

【詳細: GalleryBar Kajima 】{ 活版アラカルト 過去ログ }

【特別催事】1日限定!|富山祭り in サカキラボ 「うみとやまの幸とワインと手仕事」開催|9月24日|終了企画

41384315_667822533604839_1301520148913455104_n-700x501Photo 小野田陽一

富山からとれたて直送!
1日限定! 富山祭りin サカキラボ

「うみとやまの幸とワインと手仕事」
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きっかけは富山を訪れた出張料理人の岸本恵理子さんとスタイリストの岩崎牧子さんでした。これまで西小山の「S/S/A/W」で料理家のたかはしよしこさんとのコラボレーションで開催してきた富山の美味しいものを集めた本企画、初の神保町での開催です!

うみとやまに囲まれた富山。天然の生け簀とも言われる豊かな富山湾の魚はもちろん、山では山菜、天然きのこにジビエ、雄大に連なる山々からの清らかな水に育まれた米や酒など、まさに食材の宝庫です。

今回、料理チームは岸本恵理子さんと富山の予約制レストラン「キッチン花水木」の田中裕信さん、「Rrose Sélavy Foodsの荒井江里の3人によるコラボレーション! 富山の秋のうみとやまの味覚を盛り込んだワンプレートを作ります。当日直送のお魚、天然きのこ、ジビエ、野菜などを富山から汲んできた水で贅沢に料理します。

ワインは東京初出店の「Wine bar Alpes」の池崎茂樹さんが、選りすぐりのワインをお届け。「uguisu」や「organ」で経験を積んだ池崎さんは、富山で自身の店を開く前にフランス・オーヴェルニュのパトリック・ブージュのもとで住み込みで働いた経験の持ち主です。また今回デザートは、妻の春佳さんが焼く「季節の果物のタルト」をご用意します!

また富山で国内外の民芸品や作家の手仕事を紹介している「林ショップ」も出店。店主、林悠介さんの独自のセレクトは富山でも随一! 彼が選んだ手仕事の品々を紹介していただきます。オリジナルの土人形や、陶額作品、富山の木工、染織、焼物、銅の作品などなど、普段東京ではなかなか見れないものがずらり並びます。

予約は必要ございませんので、どうぞ直接いらしてください。
富山の仲間たち、岸本恵理子さん、岩崎牧子さんとともにお待ちしています!
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1日限定! 富山祭りin サカキラボ
「うみとやまの幸とワインと手仕事」
日  時  9月24日[月・祝] 12:00-19:00 L.O.

場  所  サカキラボ(LAB & Kitchen) 千代田区神田小川町3-6-8 伸幸ビル6F →アクセス

□  メニュー

FOOD
◆富山プレート(とれたて直送!秋のうみとやまの味覚を盛り込んだ一皿)
◆出張「Wine bar Alpes」季節の果物のタルト
◆「Rrose Sélavy Foods」自家製酵母パン盛り合わせ
◆岸本恵理子さんの干し柿ビスコッティ

DRINK
◆出張「wine bar Alpes」グラスワイン
◆SAKAKI LAB×SAYS FARM「SALS FARM MERLOT CUVEE SAKAKI LAB 2015」
◆富山の焙煎店「koffe」の豆を使ったドリップコーヒー
◆富山の呉羽梨の酵素サワー

□ 物  販
◆出張「林ショップ」(国内外の民芸と手仕事)
◆氷見の魚問屋「つりや」(水産加工品)
◆「S/S/A/W」(富山のオリジナル調味料)
◆富山の焙煎店「koffe」(コーヒー豆)
そのほか料理チームが選んだ、富山の新米、青果などなど!

※予約不要です。
※イベントの内容は予告なく変更する場合がございます。あらかじめご了承ください。
※すべて売り切れ次第終了です。
※問い合わせ先 erinagahama@gmail.com

【展覧会】京都国立近代美術館 MOMAK|生誕110年 東山魁夷展|8月29日-10月8日 巡回展がはじまりました

京都近美東山

京都国立近代美術館 MOMAK
生誕110年 東山魁夷展
会  期  2018年8月29日[水]-10月8日[月・祝]
開館時間  午前9時30分-午後5時 ただし金曜日、土曜日は午後9時まで開館
      * 入館は閉館の30分前まで
休  館  日  毎週月曜日、9月18日[火]、9月25日[火]
      * ただし9月17日[月]、9月24日[月]、10月8日[月・祝]は開館

主  催  京都国立近代美術館、日本経済新聞社、テレビ大阪
特別協力  唐招提寺
協  力  長野県信濃美術館 東山魁夷館
観  覧  料  一般 1,500円、大学生 1,100円、高校生 600円 * 中学生以下は無料。────────────

東山魁夷は、清澄で深い情感をたたえた風景画により、戦後の日本画の世界に大きな足跡を残しました。自然と真摯に向き合い、思索を重ねながらつくりあげたその芸術世界は、日本人の自然観や心情までも反映した普遍性を有するものとして評価されています。

明治41年(1908)、横浜に生まれた東山魁夷は、東京美術学校を卒業し、ドイツ留学の後、太平洋戦争への応召、肉親の相次ぐ死といった試練に見舞われますが、そうした苦難のなか風景の美しさに開眼し、戦後はおもに日展を舞台に「残照」や「道」といった風景画の名作を数多く発表しました。
本展は生誕110年を記念し、戦後の日本を代表する国民的画家と謳われた東山魁夷の画業を代表作でたどるとともに、東山芸術の記念碑的大作「唐招提寺御影堂障壁画」が特別出品されます。東京では10年ぶり、京都では30年ぶりに開催される本格的な回顧展となります。

巡回展:国立新美術館  2018年10月24日[水]-12月3日[月]

【詳細: 京都国立近代美術館   本展特設サイト 】