月別アーカイブ: 2024年6月

【展覧会】丸亀市猪熊弦一郎現代美術館 企画展 加茂克也 KAMO HEAD Katsuya Kamo: KAMO HEAD|’24年6月30日-9月23日|

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丸亀市猪熊弦一郎現代美術館
企画展 加茂克也 KAMO HEAD
Katsuya Kamo: KAMO HEAD
会  期  2024年6月30日[日]- 9月23日[月・祝]
休  館  日  月曜日(ただし7月1日、15日、8月5日、12日、9月2日、16日、23日は開館)、
      7月16日[火]、8月13日[火]、9月17日[火]
開館時間  10:00-18:00(入館は 17:30 まで)
観  覧  料  一 般 950円、 大学生 650円、高校生以下または18才未満・丸亀市内に在住の
      65歳以上・各種障害者手帳をお持ちの方とその介護者1名は無料 
      * 同時開催の常設展「猪熊弦一郎展 人や動物や物々」観覧料を含む
      * 前売りチケット、各種割引、優待情報などは下掲詳細参照。
主  催  丸亀市猪熊弦一郎現代美術館、公益財団法人ミモカ美術振興財団
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世界の名だたるファッションブランドと多数のコラボレーションを行い、モードの最先端で活躍したヘア&メイクアップアーティスト、加茂克也(1965-2020)の活動を紹介します。
加茂はトップブランドのショーや、ファッション誌の写真のヘアメイクを手がけるなど、国内外のファッションシーンで活躍しました。モデルの顔を覆い隠したり、紙で作った鋲やバラ、砕いた鏡、大量の鳥の羽といった表現など、前衛的でありながら、気品と造形美をあわせ持つ加茂のヘアメイクデザインは、発表のたびに注目を集めました。なかでも加茂の手によるヘッドピースは、彫刻のような普遍的な美を有し、ファッションでありつつ唯一無二のアートピースとして強い存在感を放ちます。
本展では、トップブランドのファッションショーで実際に使用したヘッドピースを中心に、雑誌記事、アイデアソースや制作過程の記録、プライベートで制作していた立体作品などによって、加茂の創作活動を俯瞰的に展観します。加茂にとって初めての美術館での個展となります。

◎プロフィール
加茂克也(かもかつや)
1965年福岡県生まれ。1988年mod’s hairに所属し、ファッション誌や広告、ファッションショーなど国内外で活躍する。2003年第21回毎日ファッション大賞を受賞、1983年の賞創設以来、初めてファッションデザイナー以外での受賞となる。2015年個人事務所「KAMO HEAD」を立ち上げ独立。2020年逝去。2021年作品集『KAMO HEAD』出版。
主なコレクション:JUNYA WATANABE、UNDERCOVER、CHANEL、MINTDESIGNS、ANREALAGE など
主な展覧会:「加茂克也展 ‘100 HEADPIECES’」(個展/ラフォーレミュージアム原宿、2013年)、「VANISHING ACT 2018 Made head for Haider Ackermann」(グループ展/ Villa Noailles(仏)、2018年)、「KAMO HEAD 加茂克也展 KATSUYA KAMO WORKS 1996-2020」(個展/表参道ヒルズ、2023年)など

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 丸亀市猪熊弦一郎現代美術館

【展覧会】京都国立近代美術館|印刷/版画/グラフィックデザインの断層 1957–1979|’24年5月30日ー8月25日|開幕壹个月再紹介

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京都国立近代美術館
印刷/版画/グラフィックデザインの断層 1957–1979
会  期  2024年5月30日[木]ー 8月25日[日]
開館時間  午前10時 - 午後6時
      * 金曜日は 午後8時 まで開館(5月31日、6月7日、8月23日を除く)
      * 入館はいずれも 閉館の30分前 まで
休  館  日  月曜日(ただし7月15日[月・祝]、8月12日[月・休]は開館)、
      7月16日[火]、8月13日[火]
観  覧  料  一般:430円、大学生:130円、高校生以下・18歳未満は無料
      * 本料金でコレクション展もご覧いただけます。
      * 前売り拳、各種割引、優待情報などは、下掲公式詳細サイト参照。
会  場  京都国立近代美術館 4F コレクション・ギャラリー内
      〠 606-8344 京都市左京区岡崎円勝寺町26-1(岡崎公園内)
      電話:075-761-4111(代表) FAX:075-771-5792
主  催  京都国立近代美術館、国立工芸館
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マス・コミュニケーション時代が到来した戦後の日本では、印刷技術の飛躍的な発展とともに美術と大衆文化の結びつきが一層強まり、とりわけ版画とグラフィックデザインの関係性が議論の対象となりました。
本展では、1957年から1979年まで全11回にわたって開催され、当時の気鋭の版画家やデザイナーの活躍の場となった「東京国際版画ビエンナーレ展」に焦点をあて、国立美術館のコレクションから同展の出品作家を中心にご紹介します。

同時代の多様な視覚表現のなかに交錯した版画とグラフィックデザインの様相を通して、印刷技術がもたらした可能性とその今日的意義を改めて検証します。

※ 下掲公式詳細サイトにて最新情報を確認のうえご観覧を。
[ 詳 細 : 京都国立近代美術館
新宿餘談 倖せだったひとつの時代は終わった。不幸なのは、アートディレクター、クリエイターなどと昇格したつもりで名乗っていたGデザイナーが終焉接近と気づかぬこと。Gデザイナーはアーチストを名乗らなかった。ところが急速に版画教育界は欧州諸国と同様に「グラフィックアート専攻」と改称し、版画家の一部はグラフィックアーチストと自称をはじめた。国立工芸館はそこに断層を見いだし、印刷を中核によき結束を探っている。本展が巡回を重ねるゆえんかもしれない}

【展覧会】名古屋市美術館|特別展 生誕130年記念 北川民次展 ― メキシコから日本へ|’24年6月29日-9月8日|

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名古屋市美術館
特別展 生誕130年記念 北川民次展 ― メキシコから日本へ
会  期  2024年6月29日[土]- 9月8日[日]
開館時間  午前9時30分 - 午後5時 * 金曜日は午後8時まで(入場は閉館30分前まで)
休  館  日  毎週月曜日〔7月15日[月・祝]、8月12日[月・休]は開館〕、
      7月16日[火]、8月13日[火]
観  覧  料  当日・個人 一 般 1,500円、高 大 生 900円、中学生以下 無 料
      * チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
会  場  名古屋市美術館
      〠 460-0008 名古屋市中区栄二丁目17番25号(芸術と科学の杜・白川公園内)
      TEL 052-212-0001 FAX 052-212-0005
主  催  名古屋市教育委員会・名古屋市美術館、中⽇新聞社、⽇本経済新聞社、テレビ愛知
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メキシコで画家・美術教育者として活動した北川⺠次(1894-1989)。
⽇本へ帰国後は東京や愛知を拠点に洋画壇で活躍し、⼦どもの美術教育や壁画制作にも挑みました。約30 年ぶりの回顧展となる本展では、北川がメキシコ時代に交流した作家や美術運動との関わりも視野に⼊れながら、彼がメキシコで学び⽇本へ帰国後も貫いてきた芸術への信念を再考します。
また本展では、北川の美術教育者としての側⾯にも注⽬します。北川はメキシコで野外美術学校の教師を務めた経験を活かして⽇本で児童美術学校を主宰し、美術批評家の久保貞次郎らの協⼒を得て絵本制作を⾏うなど、創造性をもった⼈間づくりを⽬指す美術教育に携わりました。現代でもなお⽰唆に富む⾰新的な⽅針やその⼿法を、⽣徒の作品や当時の資料とともに紹介します。
絵画作品約70 点を含む約180 点の作品と資料によって、洋画家・壁画家・絵本制作者・美術教育者など多彩な側⾯をもつ北川⺠次の魅⼒に迫ります。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 名古屋市美術館

【展覧会】國學院大學博物館|企画展 神輿 ―つながる人と人―|’24年6月29日-9月16日|

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國學院大學博物館
企画展 神輿 ―つながる人と人― MIKOSHI – The Portable Shrine -
会  期  令和6(2024)年6月29日[土]- 9月16日[月・祝]
会  場  國學院大學博物館 企画展示室
      〠 150-8440 東京都渋谷区東4-10-28 TEL : 03-5466-0359
      〔國學院大學渋谷キャンパス内 学術メディアセンター 地下1階 國學院大學博物館〕
開館時間  10時 - 18時(最終入館 17時30分)
休  館  日  毎週月曜日(祝日は開館)、8/10-8/21夏期休暇予定
入  館  料  無 料
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神輿は全国各地の祭りで見ることができます。
威勢の良いかけ声とともに地域を渡御する神輿が、夏など特定の季節を感じさせる光景となっている地域もあるでしょう。神輿を用いた祭礼は平安時代の中頃に成立し、その後、各地に普及していきました。全国各地で行われている祭礼は、地域の環境や歴史を反映しながら形成されていったといえ、それは地域の人々によって伝承されてきた証拠であるともいえます。神と人とをつなぐものである祭りには、人と人とをつなぐ力もあります。神輿は、その象徴ととらえることもできるでしょう。疫病や自然災害などにより、人と人との関係や地域が危機に陥った時、祭りの持つ力が、そこからの回復・復興に役立つこともありました。
本展示では、國學院大學が所蔵する祭礼を描いた屏風、絵巻、刷り物などから「神輿とは何か?」を紐解き、さらに「祭りの力」についても考えていきます。
        ※ 本展示では、鳳輦を含め、神霊が乗る輿こし等を「神輿」と称しています。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 國學院大學博物館

【展覧会】渋谷区立松濤美術館|111年目の中原淳一 Junichi Nakahara: Year 111|’24年6月29日-9月1日|

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渋谷区立松濤美術館
111年目の中原淳一 Junichi Nakahara: Year 111
会  期  2024年6月29日[土]- 9月1日[日] ※ 会期中、展示替えあり
         前 期:2024年6月29日[土]- 8月4日[日]  
         後 期:2024年8月 6 日[火]- 9月1日[日]
会  場  渋谷区立松濤美術館
      〠 150-0046 東京都渋谷区松濤2-14-14 TEL. 03-3465-9421
開館時間  午前10時 - 午後6時  * 最終入館は閉館30分前まで。
入  館  料  一 般 1000 円、 大学生 800 円、 高校生・60歳以上 500 円、 小中学生 100 円
      * 土・日曜日・祝休日及び夏休み期間中は、小中学生無料
      * 各種割引、優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
協力・監修   ひまわりや
企画協力  島根県立石見美術館
主  催  渋谷区立松濤美術館
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イラストレーション、雑誌編集、ファッションデザイン、インテリアデザインなどマルチクリエイターと呼ぶべき多彩な活動で知られる中原淳一(1913-1983)。彼は、戦前に雑誌『少女の友』でデビューをし、挿絵や表紙を手がけ人気を博したほか、編集にも関わっていきました。
1937年に日中戦争が勃発すると、戦時
色が強まる中で同誌を去ることを余儀なくされます。しかし、中原の雑誌制作への情熱は絶えることはなく、終戦の翌年の1946年には自身が編集長を務める『それいゆ』を創刊。その後も『ひまわり』、『ジュニアそれいゆ』、『女の部屋』などの雑誌を手がけていきました。
中原の生誕111年目を記念し開催される本展では、こうした数々の雑誌に掲載された挿絵や表紙の原画をはじめ、デザインした衣服、アーティストとして制作した絵画や人形など、中原の仕事の全貌に迫ります。「再び人々が夢と希望を持って、美しい暮らしを志せる本をつくりたい」という想いのもと、中原が生み出したこれらのクリエイションの数々を通じて、今もなお色褪せることのない魅力を紹介します。

※ 多彩な関連イベントが発表されています。
※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 渋谷区立 松濤美術館 ]  { 活版アラカルト 過去ログまとめ }

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【展覧会 予告】渋谷区立松濤美術館|空の発見 Discovering the Sky|’24年9月14日-11月10日|前後期二期制開催

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渋谷区立松濤美術館
空の発見 Discovering the Sky
会  期  2024年9月14日[土]- 11月10日[日] ※ 会期中、展示替えあり
         前 期:2024年 9 月14日[土]- 11月14日[月・祝]  
         後 期:2024年10月16日[水]- 11月10日[日]
会  場  渋谷区立松濤美術館
      〠 150-0046 東京都渋谷区松濤2-14-14 TEL. 03-3465-9421
開館時間  午前10時 - 午後6時  * 最終入館は閉館30分前まで。
休  館  日  月曜日(ただし9月16日、23日、10月14日、11月4日は開館)、9月17日[火]、
      24日[火]、10月15日[火]、11月5日[火]
入  館  料  一 般 1000 円、 大学生 800 円、 高校生・60歳以上 500 円、 小中学生 100 円
      * 土・日曜日・祝休日は、小中学生無料
      * 各種割引、優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
主  催  渋谷区立松濤美術館
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私たちが毎日見ている「空」。現代では誰もが共通のイメージを描けるあたりまえの存在に思われます。ところが日本の美術のなかでは、近世になるまで「空」を現実的に描こうとする意識は希薄でした。障屛画では黄金地や金雲などがこの空間を占め、水墨画では余白のような位置づけである時もあります。もとより「空」(そら)は(くう)とも読めるように、神の世界である「天」でも、人間のいる「地」でもない、曖昧な場所でした。
近世になると、西洋絵画などの影響をうけ、洋風画や泥絵、浮世絵などに青空が広がりだします。なかでも江戸時代、たびたび青空を描いた画家の司馬江漢(1747-1818年)が、蘭学から地動説を学び、科学的な空間認識を持っていたことは、「空」への意識の変化を考えるうえで示唆的です。一方で、浮世絵のなかの典型的な空の表現 “一文字ぼかし” のように、その表現は形式的、概念的なものであることもありました。

明治以降、本格的な西洋画教育や、科学的な気象観測の導入をうけ、刻々と変化する雲や陽光を写しとろうとする画家たちが登場します。ところが次世代には、表現主義やシュールレアリスムなどの新潮流の影響のなか、自らの心象をこの空間に托すように多様で個性的な「空」を描く画家たちが続くのです。
そもそも、私たちの視点はふだん地上に向けられ、絵の中で「空」が主役となることは稀です。地上で震災や戦災が起こり、人間の活動がなぎ払われたとき、廃墟上に広がる空、戦地で見上げた空などが、突如重い存在感を持ち出します。目の前にありつつも意識されなかった空間が大きく浮かびあがる様は、認知の不確かさを物語ります。
現代、かつては従属的であった「空」を中心に据えることで、表現に活路を見出すアーティストたちも現れました。見えているけど、見えていない。本展は、こうした「空」の表現の変遷を通じて、そこに映し込まれる私たちの意識の揺らぎを浮かび上がらせようとするものです。

※ すでに多彩な関連イベントが発表されています。
※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 渋谷区立 松濤美術館 ]  { 活版アラカルト 過去ログまとめ }

【展覧会】千葉市美術館|企画展 岡本秋暉 百花百鳥に挑んだ江戸の絵師|― 摘水軒コレクションを中心に|’24年6月28日-8月25日|前後期二期制開催

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千葉市美術館
企画展 岡本秋暉 百花百鳥に挑んだ江戸の絵師
― 摘水軒コレクションを中心に
会  期  2024年6月28日[金] – 8月25日[日]
         前 期:6月28日[金] – 7月28日[日]
         後 期:7月30日[火] – 8月25日[日]
会  場  千葉市美術館
      〠 260-0013 千葉県千葉市中央区中央3-10-8
      tel 043-221-2311(受付時間 10:00 – 18:00)
休 室 日  休室日:7月1日[月]、8日[月]、29日[月]、8月5日[月] 
      * 第1月曜日は全館休館
観 覧 料  一 般 1,400円、大学生 800円、小・中学生、高校生 無料
      ◎ 本展観覧券で5階常設展示室「千葉市美術館コレクション選」もご覧いただけます
      * チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
特別協力  平塚市美術館
主  催  千葉市美術館、公益財団法人摘水軒記念文化振興財団
──────────────────────────20240701180154_00029☆ 活版アラカルト掲載図版のほとんどは 図版画面をクリック or タップすると拡大表示されます ☆

< 岡本秋暉 >
岡本秋暉(おかもとしゅうき・1807-62)は濃厚華麗な花鳥画、とりわけ孔雀の名手として名を馳せた江戸後期の画人です。彫金家・石黒家の次男として生まれた秋暉は、南蘋派の大西圭斎に画を学び、20代から絵師として活躍していました。一方で小田原藩・大久保家に仕える藩士としての顔も持ち、江戸中屋敷での見回り役を務めながら精力的に制作を続け、同時期に活躍した渡辺崋山や椿椿山らと親交を結びました。
彼が最も得意としたのは鳥の図です。懇意の小鳥店に通い写生に励んだという逸話もあるほど、鳥の描写をひたすらに研ぎ澄まし、透明感溢れる華やかな色彩と、羽の美しさを描き尽くす驚異的な技巧で江戸の人々を魅了しました。

実に18年ぶりの回顧展となる本展では、世界一の秋暉コレクションを擁する摘水軒記念文化振興財団の所蔵品を中心に、約100件の作品で、生い立ちから画業を通覧します。細緻を尽くす花鳥画から、藩主の御殿を飾った杉戸絵、小田原が誇る偉人の肖像画《二宮尊徳座像》(報徳博物館蔵)まで。その作品群からは、自らを花鳥の画家として認識して技量を磨きながら藩士としての任も果たし、さらに同時代の画家達の活動に目配りしながら中国画の摂取に努める、堅実な画人の姿が浮かび上がります。彼が生涯をかけて紡ぎ出した鮮やかな花鳥の楽園を、どうぞご堪能ください。

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< 摘水軒記念文化振興財団 >
摘水軒記念文化振興財団は、岩佐又兵衛《弄玉仙図》(重要文化財)をはじめとする肉筆浮世絵や、伊藤若冲《旭日松鶴図》等の花鳥・動物画を核とする国内有数の江戸絵画コレクションを所蔵しています。同財団のルーツである寺嶋家は江戸時代、柏村の名主を務め、水戸街道沿いの居宅「摘翠軒」は文人墨客が集う文化サロン的な役割を果たしていました。

現在の同財団所蔵品は、寺嶋家に逗留したという幕末の絵師・岡本秋暉の作品をはじめとする伝来品を母体とし、発展させたものです。肉筆浮世絵では菱川師宣、勝川春章、鳥居清長、東洲斎写楽といった代表的な絵師の優品が揃う一方、花鳥画・動物画では若冲や、円山応挙のような有名な絵師のみならず、江戸中後期を彩った南蘋派や洋風画、逸伝の絵師によるユーモラスな作品まで多岐にわたります。その収集はまさに縦横無尽。個人コレクションならではの自由で直感的な審美眼で選び抜かれた作品群は、見る者に江戸絵画の豊饒さ、純粋に絵と向き合うことの喜びと楽しさを語り掛けてくれることでしょう。本展は選りすぐりの約100件によって摘水軒コレクションの全容を紹介する、過去最大規模の機会となります。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
※ 下掲 企画展コーナー には、極めて多彩で魅力的な作品紹介・関連コンテンツが紹介されている。
[ 詳 細 : 千葉市美術館 ]  { 活版アラカルト 千葉市美術館まとめ }

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【展覧会】八王子市夢美術館|特別展 ルーヴル美術館の銅版画展 Copperplate Prints from the Louvre|’24年6月28日-9月1日|

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八王子市夢美術館
特別展
ルーヴル美術館の銅版画展
Copperplate Prints from the Louvre
会  期  2024年6月28日[金]- 9月1日[日]
開館時間  10:00 - 19:00  * 入館は閉館の30分前まで
休  館  日  月曜日  * ただし、祝日の場合は開館し翌日休館
会  場  八王子市夢美術館
      〠 192-0071 東京都八王子市八日町8-1 ビュータワー八王子 2F
      TEL. 042-621-6777 FAX 042-621-6776
観  覧  料  一 般:800円、学 生(高校生以上)・65歳以上:400円、中学生以下 無料
主  催  公益財団法人 八王子市学園都市文化ふれあい財団(八王子市指定管理者)
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世界最高峰
美の殿堂「ルーヴル美術館」コレクションによる銅版画
(カルコグラフィー)日本公開!

誰もがその名を知るフランス・パリの「ルーヴル美術館」。館内を見て回れば、美術の教科書に載っている名だたる名画がそこかしこに展示されています。 そんなルーヴルのなかでも、グラフィック・アート部門の一角を担う「カルコグラフィー室」の存在はあまり知られていないかもしれません。
カルコグラフィーとは、ギリシャ語で「銅(カルコス)に描いたもの」という意味で、ルーヴルでは銅版画とそのコレクションを原版とともに保存し、それをもとに版画を刷る場所を意味します。

ルーヴル美術館のカルコグラフィー室は、太陽王ルイ14世がフランス王家の権勢を国内外に知らしめるため、壮麗なイベントや王宮などの建築物、芸術作品、植物図鑑などの学術研究を銅版画によって記録することを奨励したことに始まります。複製・複写という側面において、写真技術誕生以前の版画は、欠くことのできない重要なメディアだったのです。

その後、王政が終焉を迎えると「王の版画原版収集室」、「王立絵画彫刻アカデミー」のコレクションなどが統合され1797年に現在のカルコグラフィー室(国立カルコグラフィー室)が誕生し、版画技術の保存、ルーヴル美術館の貴重な名画を版画化するという役割を改めて担うようになったのです。さらに20世紀に入ると、現代作家による新作も加えながらコレクションはさらに拡充を続けています。

本展覧会では、ルーヴル美術館のカルコグラフィー室の銅版画コレクション約13,000点の中から、日本での特別公開のために、当時の版を使い刷られた銅版画100点余りをご紹介いたします。知られざるルーヴル美術館のカルコグラフィーをとおして、フランス、さらにはヨーロッパの文化や歴史をより身近に感じていただけるに違いありません。

※ 感染症対応実施中。 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 八王子市夢美術館

【展覧会】太田記念美術館|国芳の団扇絵 ― 猫と歌舞伎とチャキチャキ娘|’24年6月1日-7月28日|開幕壹个月再紹介

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太田記念美術館
国芳の団扇絵 ― 猫と歌舞伎とチャキチャキ娘
会  期  2024年6月1日[土]- 7月28日[日] * 前後期で全点展示替え
         前 期:6月 1 日[水]-6月25日[火]
         後 期:6月29日[土]- 7月28日[日]
休  館  日  6月 3、 10、 17、 24、 26-28, 7月 1、8、16、22日は休館します。
開館時間  10時30分 - 17時30分(入館は 17時 まで)
入  場  料  一 般 1,000円 / 大高生 700円 / 中学生(15歳)以下 無 料
       * チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
問い合せ  太田記念美術館  
      〠 150-0001 東京都渋谷区神宮前1-10-10 ハローダイヤル 050-5541-8600
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見てヨシ、推してヨシ、あおいでヨシ!
歌川国芳(1797-1861)は多彩なジャンルで活躍し、現代人にも人気の浮世絵師です。これまでさまざまに紹介されてきましたが、本展では史上初めて、国芳の団扇絵だけをご覧いただきます。
団扇は、江戸っ子にとって夏の暑さをしのぐための必需品でしたが、同時にデザインを楽しむお洒落のアイテムでもあり、また歌舞伎ファンにとっては大事な推し活グッズでもありました。この団扇を作るための浮世絵、すなわち団扇絵も実は人気が高く、国芳も積極的に手がけていたのです。消耗品であることから現存数が少ないなか、本展では初展示作品、約 100 点を含む 220 点をご紹介します。目にも楽しく涼しげな、そして知られざる国芳団扇絵の世界を存分にお楽しみください。

ここがレア! ① 世界初! 団扇絵の美品が揃う
実用品である団扇絵はボロボロになるまで使われる運命にありました。しかし今回ご紹介するのは彫摺が良く、保存状態も優れた作品ばかりです。団扇絵の美品が揃うだけでも非常に珍しいのですが、くわえて国芳の魅力の深堀りもできる貴重な機会といえるでしょう。
ここがレア! ② これも国芳!? 初展示作品が約100点
代表作「鏡面シリーズ 猫と遊ぶ娘」や「猫の曲まり」だけでなく、約 100 点の初展示作品も見どころです。これらには役者絵や美人画、またお店の宣伝用に作られたものや謎解き尽くしのものなどが含まれており、江戸の人々が日常で触れた情報や娯楽、また国芳の細やかな仕事ぶりを伝えてくれます。
ここがレア! ③ 実は役者絵も美人画も人気
ユーモラスな戯画やパワフルな武者絵のイメージが強い国芳ですが、団扇絵の題材として多いのは意外にも役者絵と美人画。暮らしのなかで使う団扇絵には親しみやすいテーマを選んでいたことがうかがえます。とりわけ女性たちのいきいきとした表情が大きく描かれた作品は見応え充分。江戸っ子に愛された愛嬌いっぱいの国芳美人をご覧ください。
ここがレア! ④ 推し活グッズの原点、ここにあり!?
団扇は現代の推し活で欠かせないグッズですが、実は江戸時代も同様でした。人気役者を描いた団扇絵が根強い人気を誇っていたのです。当時の人々も大好きなスターの姿を日用品に取り入れることで、応援するだけでなく、彼らと日常をともにする感覚も楽しんだのでしょう。その熱い思いにも触れてみてください。

※ 同館では入館のための日時指定予約を行っておりません。ご希望の日時にお出かけください
※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を
[ 詳細 : 太田記念美術館

【展覧会】太田記念美術館| 浮世絵お化け屋敷|’24年8月3日-9月29日|

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太田記念美術館
月岡芳年 月百姿
会  期  2024年8月3日[土]- 9月29日[日] * 前後期で全点展示替え
         前 期:8月3日[水]-9月 1日[日]
         後 期:9月6日[金]-9月29日[日]
休  館  日  8月5、13、19、26、 9月2-5、9、17、24日日は休館します
開館時間  10時30分 - 17時30分(入館は 17時 まで)
入  場  料  一 般 1,200円 / 大高生 800円 / 中学生(15歳)以下 無 料
       * チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
問い合せ  太田記念美術館  
      〠 150-0001 東京都渋谷区神宮前1-10-10 ハローダイヤル 050-5541-8600
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荒れ果てた屋敷に巣くう不気味な妖怪や、怨みを晴らそうと恐ろしい形相で睨みつける幽霊。浮世絵にはさまざまなお化けが登場し、時には見る者を怖がらせ、時にはそのユーモラスな姿で笑わせます。本展では、歌川国芳や月岡芳年の名品をはじめ、妖怪や幽霊を描いた浮世絵約170点(前後期で全点展示替え)を紹介いたします。この夏、お化け屋敷と化す (?)太田記念美術館にぜひ足をお運びください。

※ 同館では入館のための日時指定予約を行っておりません。ご希望の日時にお出かけください
※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を
[ 詳細 : 太田記念美術館 ]

【展覧会】掛川市二の丸美術館|受贈記念展 牧野宗則 木版画の世界 -織りなす色 いのちの輝き展|’24年5月18日-7月15日|会期終盤

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掛川市二の丸美術館
受贈記念展    
牧野宗則 木版画の世界
-織りなす色 いのちの輝き―
展示期間  2024年5月18日[土]ー 7月15日[月・祝] * 作品が入れ替わります。
         前期展示 5月18日[土]- 6月16日[日]
         後期展示 6月19日[水]- 7月15日[月・祝] 
会  場  掛川市二の丸美術館
      〠 436-0079 静岡県掛川市掛川1142番地の1 TEL:0537-62-2061
開館時間  9時から17時まで(入館は 16時30分 まで)
休  館  日  月曜日、6/18[火]〔展示替え〕
観  覧  料  一 般 500円、(中学生まで無料)
         * 後期展リピーター割:前期の半券ご提示で後期展2割引き
主  催  〔公財〕掛川市文化財団、掛川市二の丸美術館
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浮世絵版画の高度な職人技を習得し、四季折々の草花や大海、雄大な富士をモチーフに、作画から彫り、摺りまでたった一人で行う現代木版画家 牧野宗則氏(1940年-/静岡市出身)の展覧会。
繊細な彫りと幾重にも重ねた微妙な色のグラデーションから生まれる木版画の世界をお楽しみください。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上ご参観を。
[ 詳 細 : 掛川市二の丸美術館

【展覧会】掛川市二の丸美術館|特別展 東海道を旅する妖怪たち 水木しげる 妖怪道五十三次と妖怪図鑑|’24年7月27日ー9月29日|

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特別展 東海道を旅する妖怪たち
水木しげる 妖怪道五十三次と妖怪図鑑
展示期間  2024年7月27日[土]ー 9月29日[日]
会  場  掛川市二の丸美術館
      〠 436-0079 静岡県掛川市掛川1142番地の1 TEL:0537-62-2061
開館時間  9時から17時まで(入館は 16時30分 まで)
休  館  日  月曜日(祝日の場合は開館し、翌日休館)、展示替、施設メンテナンス日
観  覧  料  一 般 500円、(中学生まで無料)
        * チケット各種優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
主  催  〔公財〕掛川市文化財団、掛川市二の丸美術館
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代表作『ゲゲゲの鬼太郎』をはじめ、多くの妖怪作品を生み出した水木しげる氏(本名・武良茂)が歌川広重の「東海道五十三次」をモチーフに2年の歳月をかけ制作した55枚の連作が「妖怪道五十三次」です。江戸・日本橋から京都・三条大橋までの旅路には、鬼太郎、目玉おやじ、ねずみ男などおなじみの鬼太郎ファミリーをはじめ、300体以上の妖怪たちがいきいきと描かれています。
また今回、水木氏の作品とあわせて広重の「東海道五十三次」(複製)を展示します。2つの作品を見比べながら、水木氏が遊び心たっぷりに手がけた「妖怪道五十三次」の世界をどうぞお楽しみください。
さらに、妖怪画なども展示します。妖怪たちの百鬼遊行とともにゲゲゲの妖怪ワールドをお楽しみいただければ幸いです。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 掛川市二の丸美術館

【展覧会 予告】ヴァニラ画廊|こわいもの -The Aesthetics of Fear-|’24年7月27日-8月18日|

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こわいもの -The Aesthetics of Fear-
会  期  2024年7月27日[土]-8月18日[日]
会  場  ヴァニラ画廊 展示室 A&B
      〠 104-0061 東京都中央区銀座八丁目10番7号 東成ビル地下2F
      TEL: 03-5568-1233
開  廊  日   平日 火曜日から金曜日まで 12 時 - 19 時  
      土曜・日曜・祝日 12 時 - 17 時
      * 月曜は不定休の場合がございます。詳しくは下掲の各展示会の詳細参照
      ▶ 問い合わせメールフォームを開く  
開廊時間  平日 12:00 -19:00 / 土日祝・最終日 12:00 - 17:00
入  場  料  当日券 1,000円(画廊受付にてご購入下さい)
      * 当日券の購入は現金清算のみとさせていただきます。
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「現実の世界では考えられないほどに不気味なものという感情を作りだす可能性を、
虚構は確保することができるのである。」               (フロイト「不気味なもの」中山元 訳)

隠されているもの、秘められているべきものが顕現するとき、私たちはその象徴に恐怖の念を抱きます。それは死者の蘇り、迷信、抑圧、孤独、静寂、暴力など様々な形や物語をもちながら、恐怖や不気味の感情の源泉となります。
今展示では、国内外の現代作家の恐怖のシニフィエとともに、古今東西の恐怖美術コレクションも同時公開し、多様化する恐怖や不安の表現に迫ります。私たちは何が恐ろしく、何に異様を感じ、それに惹かれてしまうのか。抗えないヴィジョンの魔力をご堪能ください。

◆ 参加作家(順不同・敬称略・予定)
空山基/近藤智美/光宗薫/髙木智広/雪下まゆ/髙橋美貴/田村幸久/相蘇敬介/小妻要/小山哲生/Arnaud Diemer(アルノー・ディエメ)
◆ Special Collection
渡辺シヴヲ幽霊画コレクション/相蘇敬介コレクション

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : ヴァニラ画廊

【展覧会】世田谷文学館|企画展 伊藤潤二展 誘惑 JUNJI ITO EXHIBITION:ENCHANTMENT|’24年4月27日-9月1日|

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世田谷文学館
企画展 伊藤潤二展 誘惑
JUNJI ITO EXHIBITION:ENCHANTMENT
会  期  2024年4月27日[土]- 9月1日[日]
      * 混雑時入場制限あり
会  場  世田谷文学館 2階展示室 
      〠 157-0062 東京都世田谷区南烏山1-10-10 電話 03-5374-9111  
開館時間  10:00-18:00
      * 展覧会入場、ミュージアムショップの営業は 17:30 まで
休  館  日  毎週月曜日、ただし4月29日[月・祝]、5月6日[月・休]、7月15日[月・祝]、
      8月12日[月・休]は開館、翌平日休館
料  金  当日券・オンラインチケット
      一 般 1,000円、65歳以上・大学・高校生 600円、小・中学生 300円
      * チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
特別協力  朝日新聞出版、小学館、小学館集英社プロダクション
主  催  公益財団法人せたがや文化財団 世田谷文学館、朝日新聞社
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美しくもグロテスクな世界を描き出す漫画家・伊藤潤二。

独創性あふれる作品は国内外の読者の心をゆさぶり、全世界を熱狂の渦に巻き込んでいます。 本展は伊藤潤二初の大規模な個展として、自筆原画やイラスト、絵画作品を展示します。デビュー作品の『富江』をはじめ、『うずまき』『死びとの恋わずらい』『双一』などのシリーズ漫画のほか、『首吊り気球』などの自筆原画に加え、本展描き下ろしの新作も公開します。また、フィギュア原型師・藤本圭紀氏による「富江」の新作フィギュアにも注目です。 人間の本能的な恐怖心や忌避感を巧みに作品に映し出しながらも、日常と非日常、ホラーとユーモアを自在に行き来する伊藤の作品世界に“震える”ひと時をお楽しみください。

伊藤潤二(いとう・じゅんじ)
20240427_itojunji_profile1963年、岐阜県中津川市生まれ。漫画家。 歯科技工士として勤務する傍ら、雑誌「月刊ハロウィン」に初投稿した『富江』が「楳図賞」にて佳作を受賞しデビュー。以来、『首吊り気球』『死びとの恋わずらい』『うずまき』ほか発表。2019年『フランケンシュタイン』でアイズナー賞「最優秀コミカライズ作品賞」を受賞し、2021年『地獄星レミナ』にて「最優秀アジア作品賞」、同作と『伊藤潤二短編集 BEST OF BEST』が「Best Writer / Artist部門」を同時受賞、2022年『死びとの恋わずらい』にて通算4度目の同賞受賞。2023年、アングレーム国際漫画祭にて「特別栄誉賞」受賞。その他、受賞多数。国内外問わず読者から絶大な支持を得ている。

※ 混雑時には入場制限することがあります
※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 世田谷文学館

【展覧会】池田20世紀美術館|企画展 神々の微笑・日本文化の根源を求めて 小灘一紀 古事記絵画展|’24年6月27日-10月15日|

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池田20世紀美術館
企画展 神々の微笑・日本文化の根源を求めて 
小灘一紀 古事記絵画展
開催期間  2024年6月27日[水]- 10月15日[火]
休  館  日  毎週水曜日(但し、7、8月は無休で開館)
開館時間  9:00 - 17:00
所  在  地  池田20世紀美術館  
      〠 414-0052 静岡県伊東市十足614
入  館  料  一 般 1,000円、 高校生 700円、 小・中学生 500円
      * 障害者手帳をお持ちの方は半額になります(付添者1名まで)
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出雲神話が息づく山陰地方で育った小灘氏は、約20年前から古事記の神話に主題を絞りました。小灘氏は日本人の間から神話が、日本人の精神や文化・価値観の根底を知る手がかりが消えゆくことを危惧され、このテーマに挑んでいます。
確かな描写方法と、大胆な筆致を駆使した小灘作品は、幻想的神話世界が独自のリアリズムで描かれ、そこには現代人にも通じる日本人の原点が息づいています。
今展では、初期から近年の作品を中心に約50点を一堂に展示いたしております。日本人としてのアイデンティティの不変性を問う、神話世界への旅に、是非お越しください。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 池田20世紀美術館

【展覧会】慶應義塾大学アート・センター|アート・アーカイヴ資料展XXVI 飯田善國─時間の風景|’24年5月27日-7月26日 |開幕壹个月再紹介

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慶應義塾大学アート・センター Keio University Art Center
アート・アーカイヴ資料展XXVI 飯田善國 ── 時間の風景
日  時  2024年5月27日[月]- 7月26日[金]
      11:00 - 18:00  土 日 祝:休館
場  所  慶応義塾大学アートセンター
       三田キャンパス 東館 6 F G-lab 
問い合せ  慶應義塾大学アート・センター(三田キャンパス南別館1階 アート・スペース)
      〠 108-8345 東京都港区三田2-15-45
      TEL 03-5427-1621 FAX 03-5427-1620 Email: ac-tenj☆adst.keio.ac.jp
対  象  どなたでもご参加頂けます
費  用  入場料無料
主  催  慶應義塾大学アート・センター
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彫刻家の飯田善國(1923-2006)は、色とりどりのロープとステンレスを組み合わせた立体作品や、周囲の風景を映しながら動くステンレスのモニュメンタルな作品で知られる彫刻家です。彼は、はじめ画家としてキャリアをスタートさせましたが、1956年に渡欧した際、ローマで彫刻家のペリクレ・ファッツィーニ(1913-1987)に師事したことなどをきっかけに、彫刻家の道を歩むことになります。
飯田はその後ウィーンとベルリンを中心に活動し、木や石を素材とした彫刻を発表しています。1967年、日本に帰国した飯田は、それに前後して自らの制作における中心的な素材として金属を選択し、ステンレス・スチールの鏡面を巧みに利用した作品を作るようになりました。そこには風の力によって動く彫刻というような、当時の先端的な発想も取り入れられ、また色彩をもったロープなどをステンレスの立体に組み合わせることで、独自の世界を生み出すことになります。

本展では所管するアーカイヴの中から、飯田がプロデューサーとして腕を振るった1969年の「国際鉄鋼彫刻シンポジウム」に関する資料を展示します。このシンポジウムでは招聘された各国の芸術家が、鉄工所の協力を得ながら現代を象徴する素材である鉄を用いた作品を制作しました。これらの作品は、文明の最先端を示すと同時にそれに対する批判も含むという意義を有するだけでなく、翌年に大阪で開催された万国博覧会の会場に設置されたという意味においても、戦後現代美術の展開に大きな足跡を残しました。本展では、当時の飯田や他の芸術家の様子を、写真を中心に振り返ります。
また飯田が鉄鋼シンポジウムに際して制作した《時間の風景》―― 本展のタイトルもそこから取られています ―― のような、飯田自身が「ミラー・モビール」と名付けた鏡面ステンレスによる「動く彫刻」作品はその後日本の各地に設置されており、慶應義塾大学三田キャンパスにも《知識の花弁》(1981)や《星への信号》(1984)といった作品が残されています。時代の異なる作品が見せる時間の流れが、飯田が学生時代を過ごしたキャンパスの経た時間と輻輳的に重なり合うことで生まれる新たな風景の中で、飯田善國に出会っていただけたら幸いです。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご参加・観覧を。
[ 詳 細 : 慶應義塾大学アート・センター

【展覧会】細見美術館|澤乃井 櫛かんざし美術館所蔵|ときめきの髪飾り ーおしゃれアイテムの技と美ー|’24年4月27日-8月4日|開幕貳个月再紹介

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細見美術館
澤乃井 櫛かんざし美術館所蔵
ときめきの髪飾り  ーおしゃれアイテムの技と美ー
会  期   2024年4月27日[土]- 8月4日[日] * 展示変えあり

所  在  地  細見美術館 Hosomi Museum
      〠 606-8342 京都市左京区岡崎最勝寺町6-3 TEL 075-752-5555
開館時間   午前10時 - 午後5時(入館は 午後4時30分 まで)
休  館  日  毎週月曜日(祝日の場合、翌火曜日)
入  館  料  一 般 1,400円  学生 1,100円
      * 各種割引、優待条件などは 下掲詳細 参照
特別協力  澤乃井 櫛かんざし美術館
主  催  細見美術館 京都新聞
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京都・祇園に生まれ、芸妓となり、後に東京で料亭の女将として活躍した岡崎智予(1924-1999)氏は、 40 余年かけて 3,000 点以上もの櫛やかんざしを中心とした装身具を収集しました。そして、そのコレクションをもとに、平成 10(1998)年、銘酒「澤乃井」で知られる酒造元 小澤酒造株式会社の名誉会長 小澤 恒夫氏が、東京・青梅に「澤乃井櫛かんざし美術館」を開館しました。
本展では、岡崎氏の高い審美眼で収集された櫛やかんざしをはじめ、江戸時代のさまざまな髪型(豆かつら)や、筥迫(化粧ポーチ)、紅板(リップパレット)、着物、さらには男性の装身具である矢立(携帯用 筆記用具)や印籠(携帯用薬入れ)など日本工芸の技や粋が凝縮された作品を精選して紹介します。
岡崎智予氏が熱き思いで収集したコレクションを散逸させることなく、見る人にときめきを届け続ける澤乃井 櫛かんざし美術館の精華をこの機会にぜひご堪能ください。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 細見美術館 Hosomi Museum ]

【展覧会】東京都美術館|デ・キリコ展|’24年4月27日-8月29日|開幕貳个月再紹介 夏期休暇混雑回避-日時指定予約制復活告知- 早期観覧推奨

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東京都美術館
デ・キリコ展
会  期  2024年4月27日[土]- 8月29日[木]
休  室  日  月曜日、5月7日[火]、7月9日[火]-16日[火]
      * ただし、4月29日[月・祝]、5月6日[月・休]、7月8日[月]、
       8月12日[月・休]は開室
開室時間  9:30 - 17:30  * 金曜日は 20:00まで    * 入室は閉室の30分前まで
会  場  東京都美術館
      〠 110-0007 東京都台東区上野公園8-36
      TEL 050-5541-8600(ハローダイヤル)
観覧料金  個人・当日・税込料金を表示
      一 般 2,200円、大学生・専門学校生 1,300円、65歳以上 1,500円
      ☆ 土曜・日曜・祝日 及び 8月20日[火]以降は日時指定予約制
       (当日空きがあれば入場可)
      * 8月16日[金]までの平日は 日時指定予約 は不要です。{早めのご観覧を推奨}
協  力  ジョルジョ・エ・イーザ・デ・キリコ財団、メタモルフォジ財団
主  催  公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都美術館、 朝日新聞社、
──────────────────────都美キリコ大

20世紀美術に衝撃を与えた孤高の画家!

20世紀を代表する巨匠の一人、ジョルジョ・デ・キリコ(1888-1978)。彼が1910年頃から描き始めた「形而上絵画」(幻想的な風景や静物によって非日常的な世界を表現する絵画)は、数多くの芸術家や国際的な芸術運動に大きな影響を与えました。
本展では、デ・キリコのおよそ70年にわたる画業を「イタリア広場」「形而上的室内」「マヌカン」などのテーマに分け、初期から晩年までの作品を余すところなく紹介。デ・キリコが描いた世界をたどる、日本では10年ぶりの大規模な個展となります。

◆ みどころ ◆
1. デ・キリコ芸術の全体像に迫る大回顧展
初期から描き続けた自画像や肖像画から、 画家の名声を高めた「形而上絵画」、西洋絵画の伝統に回帰した作品、そして晩年の「新形而上絵画」まで、世界各地から集まった100点以上の作品で デ・キリコ芸術の全体像に迫る大回顧展です。
2. 初期の「形而上絵画」の作品も出品
デ・キリコの代名詞ともいえる「形而上絵画」。とりわけサルバドール・ダリやルネ・マグリットをはじめ多くの画家に衝撃を与えた1910年代の作品も展示します。この時代の「形而上絵画」は世界中に散らばっており、まとめてみられる機会は貴重です。
3. 彫刻や舞台芸術、挿絵など幅広い創作活動を紹介
デ・キリコの活動は絵画のみに留まらず多岐にわたります。本展では彼の手掛けた彫刻や挿絵、さらには舞台衣装のデザインなども展示し、その幅広い創作活動をご紹介します。「形而上絵画」だけではない、デ・キリコの魅力をご覧いただけます。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 東京都美術館  本展特設サイト

【講座】大和文華館|連続講座「摺物 特注版画の魅力」|第2回「北渓・岳亭と北斎門人の摺物」 大和文華館館長 浅野秀剛|’24年8月4日開講|

大和文華館連続講座

大和文華館
特別展 レスコヴィッチコレクションの摺物
会  期   2024年7月9日[火]- 9月1日[日]
       ◆ 会期中の関連イベント
       連続講座「摺物 特注版画の魅力」
       第2回「北渓・岳亭と北斎門人の摺物」 大和文華館館長 浅野秀剛
       開催日時  2024年8月4日[日] * 午後2時・会場:講堂
* 参加は無料ですが、入館料が必要です。           ──────────────────────
江戸時代の版画のうち、非売の、特別な注文によって制作された北斎・広重などの摺物-すりもの-およそ250点を、前期・後期に分けて展示します。
本稿はその第二報で、続報があり次第追加していきます。

※ 大和文華館、松伯美術館、あべのハルカス美術館は、近鉄グループが運営する美術館です。
※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 大和文華館 ]

【展覧会】神田日勝記念美術館|令和6年度特別企画展 コレクションが出会う道東展|’24年6月26日-9月16日|

6.26神田日勝

神田日勝記念美術館
令和6年度特別企画展
コレクションが出会う道東 (ばしょ) 展
会  期  2024年6月26日[水]- 9月16日[月・祝]
会  場  神田日勝記念美術館
      〠 081-0292 北海道河東郡鹿追町東町3丁目2
      TEL:0156-66-1555 FAX:0156-67-7855
休  館  日  毎週月曜日 (祝日の場合は除く)、7月16日[火]、8月13日[火]
開館時間  10:00 - 17:00(最終入場 16:30)
観  覧  料  通常券 一 般 530円、高校生 320円、小中学生 210円、未就学児 無料
      * チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
協  力  釧路市立美術館
主  催  神田日勝記念美術館
──────────────────────
本展は、釧路市・道東の作家の収集をしている釧路市立美術館との所蔵品交換展です。
若くして賞を獲り、十勝を代表する画家として地元の画家仲間の憧れの的であった神田日勝(かんだ にっしょう 1937-1970)が出品していた全道展では、かつて十勝と釧路は同じ「道東支部」でした。その支部短信には日勝と並んで、望月正男、柳悟、米坂ヒデノリら、釧路の作家が台頭者として名を連ね、中には日勝同様、中央画壇への挑戦を試みた作家もいました。

釧路市立美術館では彼らのほか、のちに十勝画壇の指導的立場となる寺島春雄、日勝にとって独立展の先輩である松樹路人、全道展創設メンバーであった国松登らの作品も所蔵しています。
漁業都市ながら異国イメージも有する、十勝と同じ「道東」釧路。豊かな自然の中で生きる動物、漁港の風景に仮託された労働者、厳しい環境で人間に寄り添って生きる牛馬など、道東の絵画は十勝で営農しながら作品制作を続けた日勝の生き様や彼の作品とも相通ずるものがあります。
普段同じ会場に並ぶことのないコレクションが出会う「場所」で、釧路市立美術館の所蔵品と、当館の日勝作品との対比を通じ浮かび上がる「道東の美術」を通観することを試みます。

❖ 神田 日勝 かんだ にっしょう ❖
画家。1937年(昭和12年)12月8日-1970年(昭和45年)8月25日、腎盂炎による敗血症で逝去(享年32)。2020年(令和2年)4月、東京ステーションギャラリー「神田日勝 大地への筆触」展開催、おおきな話題を呼ぶ。同展は神田日勝記念美術館(7月)、北海道立近代美術館(9月)に巡回。神田日勝記念美術館のシンボルマークに採用されている、半身だけの馬の由来があきらかになる。{一部編集}
───────────
▶ 神田日勝記念美術館 神田日勝の生涯ゟ 冒頭部
北の大地で農民として生きながら、絵を描くことに短い命を燃やした孤高の画家、神田日勝。彼の残した作品は、いまなおその輝きを失わず、多くの人々の心をとらえています。
神田日勝は1937(昭和12)年、東京の練馬で生まれました。7歳のとき、一家は北海道の十勝に入植します。慣れない開拓生活の中で日勝は、農業に従事しながら、次第に絵画に情熱を傾けるようになります。身近な生活に題材をとり、一筆一筆に魂をこめて描かれた力強いその作品は、徐々に高い評価を受けるようになりますが、新たな境地に踏み出そうとしていた矢先の1970年、病気のため、32歳の若さで亡くなります。最後まで描き続けた馬の絵は、半身が未完成のままでした。
             ―『神田日勝大地への筆触』展図録より(北海道新聞社、2020年)

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 神田日勝記念美術館

【展覧会】大倉集古館|特別展 大成建設コレクション もうひとりのル・コルビュジエ ── 絵画をめぐって|’24年6月25日-8月12日|

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大倉集古館
特別展
大成建設コレクション もうひとりのル・コルビュジエ ── 絵画をめぐって
会  期  2024年6月25日[火]- 8月12日[月・祝]
開館時間  10:00 - 17:00(入館は 16:30 まで)
      * 毎週金曜日は 19:00 まで開館、入館は 18:30 まで
休  館  日  毎週月曜日
入  館  料  一 般:1,500円、 大学生・高校生:1,000円 * 学生証を提示、中学生以下:無 料
       * 各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細「利用案内」参照
会  場  大倉集古館  展示室
      〠 105-0001 東京都港区虎ノ門 2-10-3(The Okura Tokyo 前)
      TEL : 03-5575-5711(代表) FAX:03-5575-5712
主  催  公益財団法人 大倉文化財団・大倉集古館
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まもなく没後60年を迎える建築家ル・コルビュジエは、20世紀を代表する建築家として知られていますが、同時に数多くの美術作品を残したアーティストでもあります。
本展では、世界有数の点数を有する大成建設のル・コルビュジエ・コレクションの中から、美術作家としての業績を紹介いたします。彼の素描やパピエ・コレがまとまって公開されるのはおよそ30年ぶりとなります。

※ 設定された関連イベントは、ハンドアウトなどの情報で、一部は定員満員が告知されています。
※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。会期中4回のギャラリートークがあります。
[ 詳 細 : 大倉集古館 ]  { 活版アラカルト 過去ログまとめ }

【出張展示】東北福祉大学芹沢銈介美術工芸館|芹沢銈介 本の装いと挿絵の世界|出張展示:東北福祉大学ギャラリーミニモリ|’24年6月25日-7月21日|

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東北福祉大学芹沢銈介美術工芸館
出張展示 芹沢銈介 本の装いと挿絵の世界
期  間  2024年6月25日[火]- 7月21日[日]
会  場  東北福祉大学仙台駅東口キャンパス 東北福祉大学ギャラリーミニモリ
      〠 983-0852 仙台市宮城野区榴岡2-5-26
入  館  料  一   般  500円、大学生以下   無  料
      * 障がい者手帳をお持ちの方とその介助者1名は無料
開館時間  10:00 - 17:00(入館は16:30まで)
休  館  日  月曜日
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東北福祉大学では、仙台駅東口キャンパス 東北福祉大学ギャラリーミニモリにおいて、地域貢献を目的に様々な催しを行っています。東北福祉大学芹沢銈介美術工芸館ではその一環として、これまで型絵染の人間国宝・芹沢銈介の作品を紹介する出張展示を開催してきました。
今回は、ギャラリーミニモリ会場開催9回目の展覧会として、芹沢銈介の作品より「装幀・挿絵」の分野をテーマにした展示を開催します。本の表紙や背表紙、外箱、タイトルの書体や扉絵といった「装幀」、そして物語の「挿絵」や「カット」にいたるまで、芹沢が手掛けた型絵染による「本」の仕事は、書籍から雑誌まで多岐にわたりました。

装幀としては、「民藝」を啓蒙した雑誌『工藝』の表紙をはじめ、民藝運動を主導した柳宗悦や、精神科医の式場隆三郎の著作本、文豪・川端康成の『雪国』や、山崎豊子の『ぼんち』など、600冊を超えるデザインを担当しました。また、挿絵の仕事では、西欧の騎士を日本の武士に置き換えるという斬新な発想で制作された『絵本どんきほうて』や、佐藤春夫の『極楽から来た』、武田泰淳の『中国忍者伝十三妹』といった新聞や雑誌連載の挿絵にも携わりました。昭和20年代に刊行された『少女の友』の物語挿絵も担当しており、芹沢が関わった本の仕事は多岐にわたります。
当館には装幀から挿絵、その制作にかかわる資料等が収蔵されており、その中から約140点を一堂に展示します。表紙や外箱、挿絵など限られたスペースに施された文様は多彩で秀逸です。思わず手に取ってみたくなる芹沢銈介の「本の装い」をお楽しみください。

この展示会場は 東北福祉大学 仙台駅東口キャンパス 東北福祉大学ギャラリーミニモリ です。
※ 本欄初紹介となる東北福祉大学芹沢銈介美術工芸館ですが、すこし妙な紹介です。乞うご容赦。
※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 東北福祉大学芹沢銈介美術工芸館

【展覧会】東京国立博物館|特別展 内藤 礼 生まれておいで 生きておいで|’24年6月25日-9月23日|

20240513150521_00041 フライヤー使用図版:重要文化財 足形付土製品 (部分) 新潟県村上市 上山遺跡出土
縄文時代 (後期)・前2000-前1000年 東京国立博物館蔵 撮影:畠山直哉
20240513150521_00042

東京国立博物館
特別展 内藤礼 生まれておいで 生きておいで
会  期  2024年6月25日[火]- 9月23日[月・休]
会  場  東京国立博物館 平成館企画展示室、本館特別5室、本館1階ラウンジ
      〠 110-8712 東京都台東区上野公園13-9(上野公園)
お問合せ  050-5541-8600(ハローダイヤル)
開館時間  9時30分 - 17時00分  * 最終入場は閉館の30分前まで
休  館  日  月曜日、7月16日[火]、8月13日[火]、9月17日[火]
      * ただし 7月15日[月]、8月12日[月・休]、9月16日[月]、9月23日[月]は開館。
       また、8月13日[火]は総合文化展は開館。
観覧料金  本展は事前予約不要です。
      一 般 1,500円(一般前売 1,400円)、大学生 1,000円(大学生前売 800円) 
      * 高校生以下、障がい者とその介護者一名は無料。入館の際に要証明。
      * 混雑時は入場をお待ちいただく可能性がございます。
      * 本券で、会期中観覧日当日1回に限り、総合文化展もご覧になれます。
特別協力  エルメス財団
主  催  東京国立博物館
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太陽が形づくる光と影、地が生成する水や石、大気が織りなす風や雨。美術家・内藤礼は、私たちの傍らにある自然の諸要素と日常のささやかな事物を受け止めることで、私たちが日々見過ごしがちな 世界の片隅に宿る情景、知覚しがたい密やかな現象を見つめ、「根源的な生の光景」を出現させてきました。精緻に構想されるその作品の世界は、その場を訪れる人をそれぞれの沈潜にいざないます。
本展は、150年の歴史を持つ東京国立博物館の収蔵品、その建築空間と内藤との出会いからはじまりました。1万数千年という時を超え、内藤は縄文時代の土製品に自らの創造と重なる人間のこころを見出しました。それは、自然・命への畏れと祈りから生まれたものであり、作家はそこに「生の内と外を貫く慈悲」を感じたといいます。生の求めに迫られてつくりだされた一つ一つの土製品は、人間本来の姿を私たちに伝えるようです。会期中、自然光に照らし出される展示室では、かつて太陽とともにあった生と死を、人と動植物、人と自然のあわいに起こる親密な協和を、そっと浮かび上がらせます。
色彩に生を、風景に物語を、光に祈りを見出す内藤の作品は、縷々として尽きることなく私たちの世界を満たしてきた、遥か遠い時代から続く創造の営みを想起させます。そこには、人間が繰り返してきた「つくる」ということ、今につながる「生きる」ということへの希求が垣間見られます。
時空を超えた交感がなされる会場は、空間よりも広く、時間よりも深く、目には見えない存在、耳では聞こえない声の確かさを感じ取る契機となることでしょう。
本展の体験を通して、原始この地上で生きた人々と、現代を生きる私たちに通ずる精神世界、創造の力を感じていただけたら幸いです。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 東京国立博物館 ]

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【展覧会】美術館「えき」KYOTO|生誕150周年記念 菱田春草と画壇の挑戦者たち ― 大観、観山、その後の日本画へ|’24年5月25日-7月7日|終了

flyer_2405_01flyer_2405_02 美術館「えき」KYOTO
生誕150周年記念
菱田春草と画壇の挑戦者たち
―大観、観山、その後の日本画へ
Shunso HISHIDA and the Challengers of modern Japanese-style painting
会  期  2024年5月25日[土]- 7月7日[日] ※ 会期中無休
会  場  美術館「えき」KYOTO
      〠 600-8555 京都市下京区烏丸通塩小路下ル東塩小路町
      ジェイアール京都伊勢丹7階隣接 TEL:075 (352) 1111 (大代表)   
開館時間  午前10時 - 午後7時30分  * 入館締切 閉館30分前
休  館  日  展示入替期間
入  館  料  当日・個人・税込 * 各種割引、優待情報などは下掲詳細参照
      一 般 1,100円、 高・大学生 900円、 小・中学生 700円
特別協力  水野美術館
主  催  美術館「えき」KYOTO、京都新聞
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明治後期に新しい日本画のあり方を模索しながら、数々の傑作を生みだした日本画家・菱田春草(1874-1911)。36歳という若さで世を去るまで、常に革新的な表現を求め続けたその画業を辿ります。本展では、春草が試みた表現を「線」や「空気・光」「色彩・古典」などの視点からご紹介し、ともに研鑽を積んだ横山大観、下村観山ら春草とゆかりの深い作家の作品と併せて画壇の挑戦者たちの表現に迫ります。また、本展は春草の故郷・長野県において初期日本美術院作家の代表的な作品を数多く所蔵している水野美術館の特別協力により、その貴重なコレクションのなかから選りすぐった作品による展覧会となります。

※ 本展覧会は事前予約不要ですが、混雑状況により入館をお待ちいただく場合があります。
※ 下掲公式詳細サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 美術館「えき」KYOTO ]  { 活版アラカルト既出まとめ }

【展覧会】新潟県立万代島美術館|企画展 化石ハンター展 ~ゴビ砂漠の恐竜とヒマラヤの超大型獣~|’24年6月25日-9月23日|

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新潟県立万代島美術館
企画展 化石ハンター展
~ゴビ砂漠の恐竜とヒマラヤの超大型獣~
会  期  2024年6月25日[火]- 9月23日[月]
開催時間  10:00 - 18:00(観覧券の販売は17:30まで)
休  館  日   7/1[月]、8/5[月]、19[月]、26[月]、9/2[月]、9[月]
観  覧  料   一 般 1,800円 / 大学・高校生 1,500円 / 中学生以下 無 料
      * チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
会  場  新潟県立万代島美術館   
      〠 950-0078 新潟市中央区万代島5-1 万代島ビル5階 TEL 025-290-6655
交通アクセス

特別協力  国立科学博物館
主  催  新潟県立万代島美術館/BSN新潟放送/化石ハンター展新潟実行委員会/
      日本経済新聞社
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さあ、冒険に出かけよう ! 君も未来の化石ハンターだ !!

「化石ハンター」とは、探求心に富み、抜群の行動力で貴重な化石を発掘・研究する挑戦者のこと。
およそ100年前の1922年、アメリカ自然史博物館のロイ・チャップマン・アンドリュース(Roy Chapman Andrews、1884-1960)が、ゴビ砂漠で数々の貴重な化石を発見し、古生物学の発展に大きく貢献しました。
本展ではこれを記念して、名高い「化石ハンター(=古生物学者)」たちが、ゴビ砂漠やヒマラヤで発掘した恐竜や、大型哺乳類の研究成果を展示紹介します。また、氷河時代の哺乳類の進化に関する最新学説も紹介し、壮大な地球の環境変化が及ぼした生物進化の歴史を解き明かします。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 新潟県立万代島美術館  本展公式サイト

【展覧会/イベント】国際基督教大学博物館湯浅八郎記念館|2024年度特別展 江戸時代の粧い|’24年4月9日-7月4日|イベント次〻開催|会期末

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国際基督教大学博物館湯浅八郎記念館
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2024年度特別展 江戸時代の粧い
開  館  日  2024年4月9日[火]- 7月4日[木] 会期中の毎週 火曜日・水曜日・木曜日
      会期中の第3土曜日(4月20日、5月18日、6月15日)、7月20日
開館時間  午後1時 - 午後5時  * 最終入館:午後4時30分
入  館  無 料
見学方法  ご来館後、受付で記帳ください。
アクセス  国際基督教大学博物館湯浅八郎記念館
      〠 181-8585 東京都三鷹市大沢3−10−2
      TEL: 0422-33-3340 FAX: 0422-33-3485 MAIL: museum-office☆icu.ac.jp(☆→@)
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江戸時代の化粧は白粉-おしろい-の「白」、唇に引いた「紅」、そして黒髪やお歯黒の「黒」に象徴されるといわれ、本展示では、その化粧を施すために使われた道具類や調度を当館コレクションから約148点選び展示いたします。
湯浅八郎博士は生前、多くの民芸コレクションを収集し当館に寄贈されましたが、その中には江戸から明治にかけて使用された整髪油を入れる小さな油壺-あぶらつぼ、銅製の柄鏡-えかがみ、櫛-くし-や笄-こうがいーなど、粧いの道具も含まれています。

今回の特別展ではそれらに加え、今では珍しくなったお歯黒道具、髪結いが携える道具箱の鬢盥-びんだらい、紅化粧を施すための筆や紅入れ、化粧道具を収納するための鏡台や手箱を展示いたします。庶民が日常生活で使用したシンプルな黒塗りのものから婚礼調度として誂えた豪華な蒔絵の鏡台や化粧道具一式を通して、江戸時代の化粧文化の一端をご紹介できれば幸いです。

※ お願い ご来館時の注意事項
  37.5度以上の発熱を伴う風邪症状(咳・くしゃみなど)がある、または体調の優れない方は
  来館をお控えください。入館前に正面玄関のアルコール消毒液で手指消毒にご協力ください。
※ 感染症対応実施中。下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 国際基督教大学博物館湯浅八郎記念館

[参 考 : 国際基督教大学博物館湯浅八郎記念館 YouTube ICUに残る国登録有形文化財「泰山荘」紹介 3:59]
撮影・制作・編集:国際基督教大学博物館湯浅八郎記念館(2020/10/21 国際基督教大)
★松浦武四郎晩年の書斎 兼 住まい「一畳敷 ── 起きて半畳、寝て一畳」は、三度の移築を経て、此処三鷹 ICU の一隅に現存し、国登録有形文化財として保存されている!

国際基督教大学の敷地内には、建学以前の1936(昭和11)年ごろ実業家・山田敬亮が建設した茶室付き別荘「泰山荘」が保存されています。泰山荘を構成する建造物の多くは移築されたものであり、その中でも「高風居」の一室をなす「一畳敷」は、北海道の名付け親として知られる松浦武四郎によって130年以上も前に造られました。
この「高風居(一畳敷を含む)」に加え、「書院」「待合」「蔵」「車庫」「表門」の6つの現存する建物すべてが国登録有形文化財になっています。2020年度の特別一般公開は残念ながら中止となりました。代わって動画で各建物をご案内します。例年の現地ツアーでは見られない室内のシーンも掲載。ぜひお楽しみください。

この{活版印刷アラカルト}のウェブページは、限度ギリギリの長尺ブログになっています。そのためお手数ながら、ときおり、とりわけ動画類を閲覧後は「ページ画面を更新」していただくと、次回からもスムーズなスクロールと閲覧をお楽しみいただけます。また活版アラカルトの二枚目以降のページにも、一枚目に納めきれなかった魅力的な記事が満載。閲覧を強力推奨いたします。
[ 参 考 : 静嘉堂文庫美術館 ] 

【展覧会】大原美術館|特別展 異文化は共鳴するのか? 大原コレクションでひらく近代への扉|’24年4月23日-9月23日|開幕貳个月再紹介

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大原美術館
特別展 異文化は共鳴するのか?
大原コレクションでひらく近代への扉
会  期  2024年4月23日[火]- 9月23日[月・振休]
会  場  大原美術館 本館
      〠 710-8575 岡山県倉敷市中央1-1-15
      TEL 086-422-0005 E-mail eigyo☆ohara.or.jp ☆ → @
休  館  日  月曜休館(祝日および7月下旬-8月を除く)
開館時間  9:00 - 17:00(16:30 入館締切)
入  館  料  大原美術館入館券(本館、工芸・東洋館共通)にてご観覧頂けます。
      一 般 2,000円 高校・中学・小学生(18歳未満の方) 500円 、小学生未満 無 料
      * 身体障害者手帳(ミライロID)等をお持ちの方は証明書をご提示ください。
共  催  山陽新聞社
主  催  公益財団法人大原芸術財団 大原芸術研究所・大原美術館
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1930(昭和 5)年に設立された大原美術館は、実業家大原孫三郎(おおはら・まごさぶろう、1880-1943)の支援の下に、洋画家児島虎次郎(こじま・とらじろう、1881-1929)が収集した、近代を中核とする西洋美術作品を出発点としています。
その後、コレクションは西洋の現代美術、日本の近現代美術、民藝運動ゆかりの作家たちの作品へと範囲を拡大していきますが、その中核となるのは、やはり、19 世紀後半から 20 世紀前半の近代美術であることは間違いありません。
本展覧会は、次の手法によってこれらの近代美術を再検討しようという試みです。

ー1ー
大原美術館独自の近代美術再検討
ー2ー
文化交流の視点に沿った新たな展示
ー3ー
作品と資料による時代相の再現
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第1章:児島虎次郎、文化の越境者
大原美術館の礎を築いた児島虎次郎は、世界各地で触れた芸術や文化を、自らの創作活動に取り込んでいきました。児島にとって、異文化は他者であると同時に、自身の中に共存し、混交し、創作の原動力を生み出すもの、つまり、自己の重要な一部でもあったといえるでしょう。第1章では、児島の足跡を追いながら、彼の作品にあらわれた他文化への眼差しと、多文化の混交を確認していきます。
第2章:西洋と日本―西洋美術と日本近代美術の交差
異なる文化が接触したとき、そこからどのような創作が生まれてくるのでしょうか。第2章では、「他文化」「裸体」「宗教・信仰」などのテーマに沿って、大原美術館コレクションの中核を占める西洋美術と日本近代美術を対照展示することで、近代における文化の交差という視点から、両者の関係性やこうしたテーマの普遍性を浮き彫りにしてゆきます。
第3章:東西の交流—『白樺』、「民藝」を中心に
大原美術館は、雑誌『白樺』と民藝運動との結節点を物語るいくつかの資料を所蔵しています。第3章では、『白樺』同人から永久寄託された西洋美術作品と大原孫三郎・總一郎が支援した民藝運動ゆかりの作家たちの作品にそれらの資料群を加え、異文化への関心と多文化の混交、その連続性を概観します。
第4章:近代と現代の共鳴
近代から現代に至る美術の道のりは、反発、克服、憧憬と様々ですが、そこには間違いなく歴史に裏打ちされた近代美術の特質が継承されています。第4章では、現代における近代との関わりの一例を、戦中から戦後、そして当館での滞在制作事業で制作された作品を通して確認しつつ、近代と現代の時空を超えた対話としての美術をご紹介します。
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※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 大原美術館

【展覧会】大田区立龍子記念館|名作展 いつか夢見た桃源郷 川端龍子の戦後の作品から|’24年6月22日-8月12日|

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大田区立龍子記念館
名作展 いつか夢見た桃源郷 川端龍子の戦後の作品から
会  期  2024年6月22日[土]- 8月12日[月・祝]
開館時間  9:00 - 16:30(入館は16:00まで)
休  館  日  月曜日(7月15日[月・祝]、8月12日[月・祝]は開館し、その翌日に休館)
入  館  料  一般:200円  中学生以下:100円
      * 65歳以上(要証明)、未就学児及び障がい者手帳等をお持ちの方と介護者1名は無料
会  場  大田区立龍子記念館
      〠 143-0024 東京都大田区中央4-2-1  ▶ 交通アクセス
────────────────────
日本画家・川端龍子(川端龍子 1885-1966)は、大画面に豪放な筆致で観る者に強烈な印象を与える作品で知られています。その一方、物語性のあふれる作品や、豊かな想像力で描き上げた幻想的な光景、そして、やさしいまなざしが表された作品等、多彩な作品を残しています。龍子の戦後の制作は、戦前、戦中の緊張感の高まっていった時代とは一転し、微笑ましいユーモアに満ちた世界が表された作品が多いのが特徴的です。
俳句の歳時記で春の部にある「獺の祭」から構想した《獺祭》(1949年)には愛らしくおどけた表情のカワウソが描かれ、《沼の饗宴》(1950年)では、キツネの嫁入りならぬ、カッパの嫁入りがコミカルに表され、その後、龍子が取り組み続けるカッパ・シリーズに展開されていきました。また、水の揺らぎと理想の温泉郷を表した《翡翠(かわせみ)》(1951年)では、「河童の湯治といった風体の自分であるが、泰西名画で見るニンフ(精霊)の美女」を夢想したとも語っています。龍子の戦後の制作において表された明るく健康的で楽しげな様子は、まさに俗界から離れた桃源郷のような光景といええるでしょう。本展では、平和で豊かな社会をめざした戦後日本において、「大衆の精神的享楽」となる絵画表現を追求した龍子の晩年の思想と制作にせまります。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 大田区立龍子記念館

【展覧会】静嘉堂文庫美術館|超・日本刀入門 ─ 鎌倉時代の名刀に学ぶ|’24年6月22日-8月25日

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静嘉堂文庫美術館
超・日本刀入門
── 鎌倉時代の名刀に学ぶ
会  期  2024年6月22日[土]- 8月25日[日]
会  場  静嘉堂@丸の内(明治生命館 1 階)
      〠 100-0005 東京都千代田区丸の内 2-1-1 明治生命館 1 階
      お問合せ:TEL 050-5541-8600(ハローダイヤル)
休  館  日  月曜日(ただし7月15日・8月12日は開館)、7月16日[火]
      * 8月13日[火]はトークフリーデーとして開館
開館時間   10:00 – 17:00 (毎週土曜日は午後6時まで、第3水曜日は午後8時まで)
      * 入館は閉館の30前まで
入  館  料  一 般 1,500 円、 大学・高校生 1,000 円、 中学生以下 無 料
      * 障がい者手帳をお持ちの方 (同伴者1名〈無料〉を含む) 700円
      ▶ 公式オンラインチケット →  https://www.e-tix.jp/seikado/   * 当日券も用意。 
主  催  静嘉堂文庫美術館(公益財団法人静嘉堂)
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かつて世田谷岡本〔静嘉堂文庫〕にて人気を博した
「超・日本刀入門」が帰ってきました!

武士の魂と呼ばれた日本刀は、およそ1000年の歴史のなかで、武器として用いられ、美術品として鑑賞されてきました。刀剣ブームがすでに定着した今、「全部同じに見える」「どこを見ればいいのか分からない」なんて今さらいえない …… 、あるいは「カタナの基本を見直した」という、そんなアナタに贈る入門編です!
丸の内で初の刀剣展となる本展では、館蔵の国宝・重要文化財刀剣9件をはじめとして、「日本刀の黄金時代」と称される鎌倉時代を中心に、平安ー南北朝の古名刀を特集します。さらに特別公開として鎌倉時代の仏像の名品、重要文化財「木造十二神将立像」7軀も一堂に会します。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 静嘉堂文庫美術館

【展覧会 】五島美術館|[館蔵]夏の優品展 ── 一味爽涼|’24年6月22日-7月28日|

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五島美術館
[館蔵]夏の優品展 ── 一味爽涼
期  間   2024年6月22日[土]─ 7月28日[日]
休  館  日   毎月曜日(7月15日は開館)、7月16日[火]
開館時間   午前10時─午後5時(入館は午後4時30分まで)
会  場  公益財団法人 五島美術館
      〠 158-8510 東京都世田谷区上野毛3-9-25
      お問い合わせ 050-5541-8600(ハローダイヤル)/03-3703-0661(テープ案内)
入  館  料   一 般 1,100円 / 高・大学生 800円 / 中学生以下無料
      * 障害者手帳をお持ちの方、ならびに介助者の方1名は200円引
      * 庭園入園のみ(展覧会をご覧にならない場合)は1人300円(中学生以下無料)
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「夏」と「涼」をテーマに、五島美術館の収蔵品から、絵画、書跡、陶芸、古鏡の優品約50点を選び展観(会期中一部展示替あり)。夏の情景を詠んだ古筆、日本画に表された消暑風景、清雅な禅僧の墨跡、涼しさを感じる白磁や青花磁器を紹介します。特集展示として、館蔵の日本陶磁コレクションも同時公開。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
【 詳 細 : 五島美術館 】 

【展覧会】東京藝術大学大学美術館|日本画第二研究室 素描展|’24年6月22日-7月4日|

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東京藝術大学大学美術館
日本画第二研究室 素描展
会  期  2024年6月22日[土]- 7月4日[木]
開館時間  午前10時 - 午後5時(入館は 午後4時30分 まで)
休  館  日  会期中無休
会  場  東京藝術大学大学美術館 陳列館 1、2階
      〠 110-8714 東京都台東区上野公園12-8
      TEL 050-5541-8600 (ハローダイヤル)
観  覧  料  無 料
主  催  東京藝術大学大学院日本画第二研究室
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大学院美術研究科日本画第二研究室では、授業の一貫として毎年「素描展」を開催しています。素描を基本とした制作姿勢を重視する研究室の方針のもと、当研究室学生と教員が「素描」を持ち寄り一堂に展示いたします。
本年度の素描展では、「それぞれの視界」をテーマとし、それぞれの作家の言葉と各々の素描に加えて、全体企画として第二研究室で行った日帰りスケッチ旅行での素描も展示いたします。
また招待作家として岡村桂三郎氏をお招きし、普段我々と違う環境で今も制作されている方の素描も展示させていただくことで、今回のテーマである「それぞれの視界」がより一層多種多様なものになるよう試みておりますので、お越しいただければ幸いです。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[詳 細 : 東京藝術大学大学美術館 ] 

【展覧会】芦屋市立美術博物館|特別展 創立100周年記念 信濃橋洋画研究所 ― 大阪にひとつ美術の花が咲く―|’24年6月22日-8月25日|

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芦屋市立美術博物館
特別展
創立100周年記念
信濃橋洋画研究所 ―大阪にひとつ美術の花が咲く―
会  期  2024年6月22日[土]-8月25日[日]
休  館  日  月曜日(ただし、7月15日[月・祝]、8月12日[月・振休]は開館、
      7月16日[火]、8月13日[火]は休館 )
開館時間  10:00 - 17:00(入館は 16:30 まで)
会  場  芦屋市立美術博物館
      〠 659-0052 兵庫県芦屋市伊勢町12-25
      tel : 0797-38-5432 / fax : 0797-38-5434
観  覧  料  一 般 800円、大高生 500円、中学生以下 無 料
      * チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
主  催  芦屋市立美術博物館
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大正末から昭和初期にかけて、大阪が面積・人口ともに日本一の近代都市となった大大阪時代。その最中1924年、大阪市西区信濃橋交差点に「信濃橋洋画研究所」が誕生しました。前年にそろって二科会員となった気鋭の洋画家・小出楢重、黒田重太郎、鍋井克之、国枝金三が、東京や京都に比べて芸術の実らない地とされていた大阪で、洋画家を志す者の指導を目的に開設したものです。
本研究所での講習は、デッサンや油絵などの実技と、美術史や解剖学といった講義によって構成され、ここで学生から会社勤めの者まで幅広い層が学びます。彼ら研究生以外にも門戸を開き、全国から希望者が殺到した夏季講習会や、講習成果発表の機会となった研究所展(第4回から「全関西洋画展」)などの先進的な取り組みも次々に実施し、1944年に閉鎖されるまでの約20年間に、多くの才能が輩出されました。自らが体得してきた洋画の技術を次世代に伝えるべく奔走する講師陣と、その教えを吸収しようとする研究生たちの活気ある交流によって、講師陣が目指した「大阪市にも一つの美術の花が咲く」という文化的な土壌が、確かに醸成されていったのです。

講師の一人・小出楢重が晩年を過ごし、本研究生も集った芦屋の地で、創立から100周年の節目に開催する本展は、信濃橋に集った画家たちの作品を一堂に展観するとともに、彼らの回想や講習カリキュラムなどから、ここでの指導と学びの実態を再検証するものです。

本研究所が洋画界に吹きこんだ新風と、花開いた成果をご覧いただき、関西の洋画史へ理解を深めていただく機会となりましたら幸いです。
 鍋井克之が第1回研究所展に寄せた文章より(『週刊朝日』第23号、1924年11月23日、p.9)

《本展の見どころ》
(1)近代洋画の名品たち ― 関西洋画壇を代表する20作家の60作品を一堂に展観。
信濃橋洋画研究所で初代講師を務めた小出楢重、国枝金三、黒田重太郎、鍋井克之の4者をはじめとする個性豊かな講師陣や、本研究所で学んだ画家たちは、当時、そしてその後の関西洋画壇を背負って立つ存在でした。
本展では信濃橋洋画研究所を起点に生み出された洋画の名品を、大大阪という活気ある時代背景のもと一堂に展観します。さらに近年新たに発見された小出楢重の作品や、公立美術館では初公開となる黒田重太郎作品も展示します。
(2)信濃橋洋画研究所に集った画家たちの言葉から、その活動の実態に迫る。
本研究所の取り組みは、これを後援していた『朝日新聞』や『週刊朝日』にて、記録写真や講師陣が寄せた文章によって随時紹介されていたほか、複数の研究生が回想を残しています。
本展では、これらの画家たちが残した文章や言葉から、本研究所での指導と学びの実態を検証紹介します。
(3)全国の洋画講習会の先駆け!  夏季講習会の全容を明らかに
研究所開設の年から『週刊朝日』の後援で実施された夏季講習会は、研究生以外も参加でき、全国から希望者が殺到するほど人気を博します。実技・学科講習と関西名勝地での風景写生実習が十数日間にわたり実施されたこの講習会は、その後全国の美術団体や研究所が開催するようになる先駆けとなりました。
本展では、講習カリキュラムや小出楢重旧蔵の写真資料、週刊朝日に掲載された講師陣の報告やエッセイなどから、この講習会の内容を詳しく紹介します。
(4)洋画を学ぶプロセスとは? ― 洋画家としての修業過程
小出楢重と鍋井克之は東京美術学校で、国枝金三と黒田重太郎は京都の画塾・関西美術院でそれぞれ絵を学びます。
このような当時の洋画教育機関の状況も踏まえつつ、石膏像や人体モデルのデッサンから、油絵具による絵画制作へと至る洋画習得の過程を、小出と黒田の初期のデッサンや資料によって紹介します。
(5)信濃橋から芦屋へ ― 小出楢重を慕った画家たち
小出楢重に師事するため来阪、のちに書生となり小出家で暮らした松井正は、本研究所の開設当初からここで学びつつ講師陣の手伝いをするようになります。長谷川三郎や山崎隆夫、仲田好江らは研究所で学ぶ一方、1926年に芦屋へ転居した小出のアリエへも通い、直接指導を受けました。本展では、これらの画家たちと小出が芦屋の地で結んだ師弟関係について、彼らの作品および資料から紹介します。当館前庭に復元されている小出のアトリエでも関連した小展示を行います。

《出品作家》
〇初代講師を務めた画家たち:小出楢重、国枝金三、黒田重太郎、鍋井克之  
〇研究所に学び、のちに講師となった画家たち:古家新、松井正、田村孝之介、山本直治、浜田葆光、伊藤継郎、小出卓二、藤井二郎
〇学んだ画家たち:飯島一次、井上覺造、木村敏、高岡徳太郎、津高和一、仲田好江、長谷川三郎、山崎隆夫

※ 多彩な関連イベントが発表されています。
※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 芦屋市立美術博物館

【展覧会】高知県立高知城歴史博物館|特別展示室 企画展 武家の服飾 ― 山内家伝来装束の世界 ―|’24年6月22日-9月1日|

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高知県立高知城歴史博物館
特別展示室 企画展
武家の服飾 ― 山内家伝来装束の世界 ―
開催期間  2024年6月22日[土]- 9月1日[日]
開館時間  9:00 - 18:00(日曜日は 8:00-18:00)
       * 展示室への入室は閉館の30分前まで
休  館  日  なし〔会期中無休〕
会  場  高知県立高知城歴史博物館  3階 特別展示室
      〠 780-0042 高知県高知市追手筋2-7-5
      TEL. 088-871-1600  FAX. 088-871-1619
観  覧  料  700円(常設展含む)/ 高知城とのセット券 900円 * 観覧券は当日のみ有効
      * 高校生以下、高知県・高知市 長寿手帳所持者は無料
      * 身体障害者手帳、療育手帳などの所持者と介護者(1名)は無料
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初代山内一豊から16代山内豊範まで、歴代土佐藩主の所用品を中心に山内家伝来の服飾資料を一挙公開。武家の装いに備わる機能と美、そしてそこに垣間見える武士のすがたをご紹介します。

< 展示の見どころ >
❖ 開館以来初となる服飾の企画展
本展は、当館の開館以来初となる服飾をテーマとした企画展です。修理後初公開資料を含む約30点の服飾関係資料を展示します。
❖ 山内家伝来服飾資料の特徴
土佐藩主山内家に伝わる服飾資料の多くは、武家にふさわしく陣羽織や具足下着などの戦衣に関わるものです。大半の歴代藩主が着用したものが伝わっており、それぞれの時代をよく表す資料も含まれています。戦乱の世から泰平の世へと移り変わっていく中で、戦衣がどのように変化していったのかを捉える手がかりとなる貴重な資料群と言えるでしょう。
❖ 歴代藩主の所用品を中心に、武家の装いを三つの場面に分けて紹介
武士としての威厳と着用者の個性があらわれた戦衣、武家社会の序列を示すために公の場で着用した衣服、武家の芸能となった能に用いられ荘重豪華を極めた能装束、それぞれ異なる表情を見せる服飾資料からは、さまざまな武士の姿を見ることができます。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上 ご観覧を。
[ 詳 細 : 高知県立 高知城歴史博物館

【展覧会】いわき市立美術館|フィンランドのライフスタイル 暮らしを豊かにするデザイン|’24年6月22日-8月18日|

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いわき市立美術館
フィンランドのライフスタイル
暮らしを豊かにするデザイン
会  期  6月22日[土]- 8月18日[日]
開館時間  9時30分 - 17時(最終入場16時30分)
      * 7・8月の金曜日は20時まで開館(最終入場19時30分)
休  館  日  月曜日・7月16日[火]
      * 7月15日[月・祝]、8月12日[月]は開館
観  覧  料  一 般 1,200円、高・高専・大生 800円、小・中生 400円
      * いわき市内在住の65歳以上の方、身体障害者手帳などをお持ちの方は無料
      * チケット各種優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
会  場  いわき市立美術館 企画展示室
      〠 970-8026 福島県いわき市平字堂根町4-4
      電話番号:0246-25-1111 ファックス:0246-25-1115
特別協力  スコープ
主  催  いわき市立美術館、福島民友新聞社、福島中央テレビ
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北欧のデザイン大国として知られるフィンランド。シンプルで機能的、かつ温かみのあるフィンランドのデザインは、時代を超えて世界中で愛されてきました。本展では、家具や陶器、ガラス、テーブルウェア、テキスタイルの逸品により、フィンランド・デザインの歩みを展望します。モダンデザインの金字塔《スツール60》を始めとして名作家具を多数デザインした建築家アルヴァ・アアルト(1898–1976)や、国民的人気を誇った食器シリーズ《キルタ》のデザイナー、カイ・フランク(1911–1989)、《バード》シリーズなどポップで楽しいガラス作品を残したオイバ・トイッカ(1931–2019)、さらにはマリメッコのデザイナーとして活躍したテキスタイルデザイナー、石本藤雄(1941–)に至るまで、バラエティ豊かな作家を紹介します。
森の恵みを生かした名作椅子や、暮らしに彩りをもたらすカラフルでユーモラスなガラス作品、使い勝手の良いシンプルかつ多彩な陶器など、フィンランド・デザインのマスターピースを通して、心地よい暮らしについて考えてみませんか。

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[ 詳 細 : いわき市立美術館

【展覧会】POLA MUSEUM ANNEX|田原桂一「OPÉRA de PARIS」|’24年6月21日-7月28日|会期中無休 入場無料|

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POLA MUSEUM ANNEX
田原桂一「OPÉRA de PARIS」
会  期  2024年6月21日[金]- 2024年7月28日[日]
      会期中無休 入場無料
開場時間  11:00 - 19:00 (入場は 18:30 まで)
会  場  POLA MUSEUM ANNEX
      〠 104-0061 東京都中央区1-7-7 ポーラ銀座ビル 3階 ▶ アクセス      
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6月21日k[金]より、フランス芸術文化勲章シュヴァリエやパリ市芸術大賞、木村伊兵衛賞などを受賞し、「光」をテーマに世界的に活躍した写真家 田原桂一の展覧会を開催します。

フランス政府の依頼を受け、田原桂一は1987年から1994年まで約8年の歳月をかけて、パリのオペラ座を撮影しました。当時、オペラ座の責任者だったピエール・ベルナール氏は、自然光の中、長時間露光することで被写体がドラマチックな雰囲気と質感で表現される田原独自の撮影スタイルが、オペラ座を撮影するのに最適だと考えたのです。撮影はオペラ座の壮麗な建築やしつらえだけではなく、華やかな衣装や宝飾、さらには舞台装置の表と裏に至るまで、オペラ座全体が記録されました。約550点に及ぶ作品は、1995年に「ARCHITECTURE(建築)」、「COSTUMES(衣装)」、「 BIJOUX(宝飾)」、「 MAQUETTES(舞台美術)」 の 4 冊からなる大判写真集「OPERA de PARIS」として出版されました。この写真集は世界中で高い評価を受け、オペラ座の美しさを多くの人に知らしめるものとなっています。

本展では、写真集「OPÉRA de PARIS」の中から厳選された作品約30点を、オペラ座の世界観をイメージした会場に展示します。また会場では2,000冊限定で出版された貴重な「OPERA de PARIS」原本や、写真集をもとに制作された映像をご覧いただけます。

◆ プロフィール ◆
田原桂一 Keiichi Tahara
1951-2017年  京都府生まれ。
1971年に渡仏。そこで出会った日本の柔らかい光とは違う、ヨーロッパの刺すような鋭い光に衝撃を受け、写真家として活動を始める。以降2006年までパリを拠点とし、光をテーマに写真、彫刻、インスタレーション、建築と幅広く活躍。77年に「窓」シリーズでアルル国際写真フェスティバル大賞を受賞、一躍世界的な脚光を浴び、日本、ヨーロッパにて数多くの展覧会を開く。以後、木村伊兵衛賞、ニエプス賞、フランス芸術文化勲章シュヴァリエ、パリ市芸術大賞など受賞を重ねてきた。また、カルティエ、ドン・ペリニヨンなど世界的ブランドのブランディングコンサルタントとして数多くの広告、企画を手掛ける。
2017年には、プラハ国立美術館にて、舞踊家 田中泯を被写体としたシリーズ「Photosynthesis 1978-1980」の世界初となる大規模な展覧会が開催された。テレビ朝日にて2020年3月まで放送された株式会社ポーラ提供番組「白の美術館」では、番組の企画から携わり、2017年4月から6月まで出演した表現者のポートレート撮影を担当した。
▶ URL   http://www.keiichi-tahara.com/html/

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[ 詳 細 : POLA MUSEUM ANNEX|ポーラ ミュージアム アネックス

【花こよみ】夏至 ─ 夏にいたる ─|空中庭園とLingua Florens の艸花|’24年6月21日|

アーティチョーク2中国二十四節気のひとつ、日の出から日の入りまでの時間がもっとも長い日が 夏至 である。
いつが 夏至 かは天文学的に決まり、毎年、6月21日か22日。この日を境に、だんだんと日が短くなっていく。ちなみに、夏至という日本での名前は、二十四節気-にじゅうしせっき-という中国の古いこよみからきている。夏至は「夏に至る」ということばの通り、本格的な夏のはじまりを意味し、気温が上がってくる時期でもある。北極圏(緯度66.6度以北)では24時間太陽が沈まない。いわゆる白夜の到来である。
ところが「昼の時間が長い」というのは北半球での話で、南半球では同じ日が、もっとも昼の時間が短い日になる。おおきな地球的規模でみると、夏至と冬至が重なっていたりする。
吾らが花壇の艸木も、とりどりに咲いて、それぞれの実をつけている。まさに花のときである。

バイカウツギバイカウツギ(梅花空木)
ナスタチウムナスタチウム(金蓮花)
夕化粧ユウゲショウ(夕化粧)
ホタルブクロホタルブクロ
アカンサス1花をつけたアカンサス(武蔵野美術大学キャンパス花壇)。長年ここにあるが、花茎はこの時期急速に成長してヒトの身長をこえる。しかし地味な花で観葉植物とおもっているむきもあるようだ。
アーティチョーク1 いつのまにか空中庭園の中央を占めて、王者の風格を誇る「アーティーチョーク」。フランスでは高級食材ともされる。女王トロロアオイやアカンサスを圧する勇壮な葉茎をたのしんでいたら、威風堂堂と巨大なる蕾を成し、いつのまにか紫色の花弁があらわれた(食べるならこの直前)。これは食材には不適とされる。アーティーチョークの花をみることは、大根やキャベツと同様に稀らしい。

【展覧会】安城市民ギャラリー|市民ギャラリー特別展 やきものの秘密|どうやってできるの? この色・かたち|~愛知県陶磁美術館コレクションより~|’24年6月21日-7月20日|

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安城市民ギャラリー
市民ギャラリー特別展
やきものの秘密 どうやってできるの?この色・かたち
~愛知県陶磁美術館コレクションより~
会  期  2024年6月21日[金]- 7月20日[土]
開館時間  9:00 - 17:00 (入館は16:30まで)
休  館  日  月曜日 * 7/15[月・祝]は開館
観  覧  料  200円(中学生以下無料)
会    場  安城市民ギャラリー 展示室BC
〠 446-0026  愛知県安城市安城町城堀30番地
TEL : 0566-77-6853  FAX : 0566-77-4491
協   力  安祥文化のさと地域運営共同体
共   催  愛知県陶磁美術館
主   催  安城市・安城市教育委員会
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日本屈指のやきもの専門ミュージアムである、愛知県陶磁美術館の所蔵品が安城市へやってきます! めくるめくやきものの世界を大紹介。
「陶器と磁器、土器ってなにが違うの?」「やきもののきれいな色どうやって作りだしたの?」「どうやったらこんなかたちや模様になるの?」「やきものってどんな風に楽しもう」・・・そんなやきものの「秘密」を、多彩な作品の鑑賞を通して紐解いていく今回の特別展。
人間国宝の技巧や現代も活躍する作家たちの斬新な表現、華やかなノベルティの世界まで、たくさんのやきものたちがぎゅっと大集合!
やきものは、土で作り、炎で焼いて生み出される、いわば自然との関わりの中から生まれた芸術とも言えます。その奥深いやきものの「秘密」を紐解き、あなたのお気に入りの作品を見つけてみませんか?

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[ 詳 細 : 安城市民ギャラリー

【展覧会】東京都写真美術館|2F 展示室 今森光彦 にっぽんの里山|’24年6月20日-9月29日

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2F 展示室
今森光彦 にっぽんの里山
開催期間  2024年6月20日[木]- 9月29日[日]
会  場  東京都写真美術館 2F 展示室
      〠 153-0062 東京都目黒区三田1-13-3 恵比寿ガーデンプレイス内
      TEL 03-3280-0099
休  館  日  毎週月曜日(月曜日が祝休日の場合は開館し、翌平日休館)
料  金  一 般 700円 / 学 ⽣ 560円 / 中⾼⽣・65歳以上 350円
      * チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
主  催  公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都写真美術館
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世界の熱帯雨林、砂漠から、国内の自然環境まで、自然と人との関わりをテーマに美しい映像と親しみやすい文章で伝えつづける今森光彦。東京都写真美術館では、自然写真家・今森光彦の「にっぽんの里山」を開催します。
幼いころから昆虫の生態と美しさに魅力された今森は、世界中の昆虫を求めて精力的に取材活動をつづけ、既成の生態写真にとらわれない独特な自然観に基づく作品は、内外で高い評価を得ています。また、故郷である琵琶湖周辺を中心とした「里山」と呼ばれる空間を見つめつづけ、自然と人との絶妙なバランスで生み出される里山を映像化してきました。本展覧会は今森が出会った日本全国200カ所以上の里山の中から、厳選した作品を紹介するシリーズ最新作です。
里山をめぐる今森の旅は、自然と人が調和する空間を鮮やかに浮かび上がらせ、美しく多様性に富んだこの国の自然に気づかせてくれることでしょう。今森光彦のライフワーク、里山シリーズの全貌が解き明かされる「にっぽんの里山」にご期待ください。ああああああああああああああああ

※ 事業は諸般の事情により変更することがございます。 あらかじめご了承ください。
※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 東京都写真美術館     日時指定チケット購入先-外部サイト ]

【展覧会】アートスペース88|PRINT / BOOK 作品展|武蔵野美術大学 大学院[グラフィックアーツ専攻]|田中千里・永島実緒・道又蒼彩|’24年6月20日-6月25日|終了乍蹔

20240612151917_00001アートスペース88
PRINT / BOOK 作品展
武蔵野美術大学 大学院[グラフィックアーツ専攻]
田中 千里・永島 実緒・道又 蒼彩
会 場 アートスペース88
    〠 186-0004 東京都国立市中1-9-66   TEL 042-577-2011  ▶ Website URL
期 間 2024年6月20日[木]- 6月25日[火]

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[グラフィックアーツ専攻-旧称 版画専攻]の大学院生が、活版印刷とアートブック制作に挑戦。五号サイズの活字、それも「魚偏-うお偏」の活字を採字・組版して、魚の形象を造形。ついで活版印刷機をもちいて色と位置を変えて印刷しています。表情ゆたかに様ざまな「魚」の誕生です。

DSC_0105[グラフィックアーツ専攻]工房風景 リノカット、ゴムカット、活字組版
DSCN4740 DSCN4752 DSCN4756 DSCN4734DSCN4743DSCN4766※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : アートスペース88

【会員情報】ぢゃむ 杉本昭生さん|活版小本 新作 ── エミール・ゾラ『ある恋愛結婚』|’24年6月

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{ ぢゃむ 杉本昭生 活版小本 一筆箋 }

ぐずぐずしていたら六月になってしまいました。
今回はエミール・ゾラの『ある恋愛結婚』です。
ゾラはこの作品をペースに初期の代表作『テレーズ・ラカン』を書きました。
御存知のようにゾラは。フランスの自然主義文学の代表的存在で。
『居酒屋』『ナナ』など、社会に大きな影響を与えた作品を書いています。

平凡なタイトルで、どんな話か想像がつきません。
若い男女の美しい恋物語でないことが伝わるよう、作者の名前を大きくしましたが、
それでも何かぼんやりしているので、表紙にカバーをつけてみました。
(カラーコピーが少し後ろめたいのですが……)
きちんと作りこんでから始めるべきところをおろそかにして
毎回同じようなミスを繰り返している自分にすこし辟易しています。
よろしければご一読ください。

ぶら下がる

【 詳 細 : ぢゃむ 杉本昭生 活版小本 】  { 活版アラカルト 活版小本 既出まとめ