タグ別アーカイブ: ギャルリー東京ユマニテ

【展覧会】ギャルリー東京ユマニテ|木村太陽 KIMURA Taiyo Visitors|’24年4月22日-4月27日

20240412144242_00001ギャルリー東京ユマニテ住所ギャルリー東京ユマニテ
木村太陽 KIMURA Taiyo
Visitors
会  期  2024年4月22日[月]- 4月27日[土]
会  場  ギャルリー東京ユマニテ  *1F, B1F 同時開催
〠 104-0031 東京都中央区京橋3-5-3 京栄ビル1F
Tel. 03-3562-1305 Fax. 03-3562-1306
humanite☆js8.so-net.ne.jp
開廊時間  10:30 - 18:30  会期中無休
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木村太陽は1995年創形美術学校研究科卒業後から作品を発表し、2000年以降はドイツ、ニューヨークを拠点にヨーロッパ、アメリカなど国内外で活躍。現在は神奈川を拠点に活動をしています。何気ない日常の中で出会う些細な違和感、群集心理や潜在意識の中にある感覚をユニークな視点で捉え、立体、インスタレーション、映像など多様なメディアを駆使した作品を構築してきました。
なにかの儀式のように音叉を取り囲む無数の人形や置物、触れ合うほどの距離で耳元にささやく生々しい口元、ガスマスクから吐き出される無数の棺、くり抜かれたファッション誌からのぞく夥しい数の女性の眼など、木村の作品はいつか夢で見たようなつかみどころのない違和感と現実が入り混じった光景を映し出します。「自身のうちにある茫漠としたものを形にしようとしている」と語る木村の見ている夢を共有しているような感覚に浸るうちに、鑑賞者自身の深層心理があぶり出され、無意識のうちに蓄積された価値観や思い込みの中を生きてきたことに気づかされるかもしれません。
今回の新作展では、立体作品4点ほどによるインスタレーションを地下会場にて展示いたします。ユーモラスでありながら不気味さも併せ持つ木村の作品をお見逃しなく、是非ご高覧下さい。

<作家コメント>

今晩のテレビに出てた人たちが、何故かみんな庭にいる。
狭い庭に隙間なく寝袋で横たわってニコニコしている。
イトイシゲサト、サンコンなどなど。
今晩ここでみんな寝るってことか。
断り切れず、笑顔で苦情言いつつ、雨戸を閉める。

>> 木村太陽 略歴

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[ 詳 細 : ギャルリー東京ユマニテ ]    {活版 à la carte  過去ログ まとめ

【展覧会】ギャルリー東京ユマニテ|井上雅之展 ― 形に囲まれる|INOUE Masayuki Surrounded by Forms|’24年3月4日-3月23日|終了

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20240307172933_00004ギャルリー東京ユマニテ
井上雅之展 ―形に囲まれる―
INOUE Masayuki Surrounded by Forms
会  期  2024年3月4日[月]- 3月23日[土]
会  場  ギャルリー東京ユマニテ 1 F
      〠 104-0031 東京都中央区京橋3-5-3 京栄ビル1F
      Tel. 03-3562-1305 Fax. 03-3562-1306
      humanite☆js8.so-net.ne.jp
開廊時間  10:30-18:30(日曜、祝日休廊)
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井上は1957年神戸市生まれ。多摩美術大学大学院美術研究科修士課程を修了後、1980年代から陶を素材に立体作品を国内外の展覧会で発表、多くの美術館に作品が収蔵されています。2022年には初期作品から新作まで約70点による回顧展が茨城県陶芸美術館にて開催され、大型作品が並ぶ圧倒的な空間は好評を博しました。
土を捏ね焼しめて生成される陶は古くから器など日常の中で使われてきましたが、井上はその身近な素材で作られたいくつものパーツを積み重ね、大規模な形を構築するという新たな手法で日本を代表する現代陶芸作家の一人です。大作になると100以上のパーツをボルトで組み上げる事でダイナミックな造形を生み出し、陶による表現の可能性を追求し続けています。

昨年の個展では、作品の制作プランや実験として作られるマケット190点を展示し、陶よりも手軽に扱える段ボールや布などから生み出された様々な造形が、陶による作品の新たな展開を予感させました。今展は、マケットにより研究された形が土から生み出され陶となり、90点の作品が並ぶ展覧会となります。これまでとは違い両掌にのる小さな作品ながら、圧倒的な物量のみならず、一つ一つの密度の高さからも井上の尽きることのない形への探求心が伺えます。この機会をお見逃しなく、ぜひご高覧いただきますようお願いいたします。

<作家コメント>
自作の更新のため、小作品に挑んで見たいと考える様になりました。サイズの小さい世界に、どれだけ強度ある造型を手にすることができるか、まず身近な素材で10センチに満たない大きさのマケットを190点制作しました。これらを手掛かりした焼き物による小作品は90点となり、制作者も「形」だけではなく「色彩」にも囲まれることとなりました。

>> 井上雅之 略 歴

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[ 詳 細 : ギャルリー東京ユマニテ ]

【展覧会】ギャルリー東京ユマニテ|humanité bis 米田有甫展|YONEDA Yusuke 「微風状態」|’24年2月26日-3月2日|終了

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ギャルリー東京ユマニテ
humanité bis
米田有甫展 YONEDA Yusuke
「微風状態」
会 期 2024年2月26日[月]- 3月2日[土]
会 場 ギャルリー東京ユマニテ
〠 104-0031 東京都中央区京橋3-5-3 京栄ビル1F
Tel. 03-3562-1305 Fax. 03-3562-1306
humanite☆js8.so-net.ne.jp
開廊時間 10:30-18:30(日曜、祝日休廊)
*各日10:30よりインスタレーション公開設置

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〈作家コメント〉
明瞭な造形操作と、既存の形態の強調を手がかりにして、造形を成り立たせている背景を意識しようとする制作を行っています。特に、形態を、人間の営みや情感が連続的に展開する場における現象として捉え、造形操作の反復や、形態の空間的展開の中で、人間とそうした場との関わりに目を向ける表現を試みています。
本展では特に、隙間を持った「風通しの良い」造形に注力し、材と場との接触を増やすことによって、造形を介した、場の感触の拡張を試みるインスタレーションを展開します。会期中、作品の一部は毎晩閉廊後に解体し、翌開廊時刻よりその日の設置を行います。

>> 作家ウェブサイト

米田 有甫|YONEDA Yusuke
平成09(1997) 東京都生まれ
令和03(2021) 筑波大学人文・文化学群人文学類哲学主専攻哲学コース卒業
[公募展]
令和05(2023) 「SICF24」 Spiral、東京

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【展覧会】ギャルリー東京ユマニテ|humanité bis|米田有甫展 YONEDA Yusuke 「微風状態」|’24年3月4日- 3月9日|終了

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ギャルリー東京ユマニテ
humanité bis
都丸志帆美展 TOMARU Shihomi
内側に溜まった水溜り
会  期  2024年3月4日[月]- 3月9日[土] 会期中無休
会  場  ギャルリー東京ユマニテ  B 1 F
      〠 104-0031 東京都中央区京橋3-5-3 京栄ビル1F
      Tel. 03-3562-1305 Fax. 03-3562-1306
      humanite☆js8.so-net.ne.jp
開廊時間  10:30-18:30(日曜、祝日休廊)
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<作家コメント>
重ねる暮らしの中でいつの間にか静かに溜まった内側にある水たまりをみつけた気がした。外側の乾燥した肌と内側にあるヌルッとした五臓六腑。自分というカタマリを日々動かし終わることを知りつつ繋げていく毎日を愛しく思い、内側と外側の出来事を絵を描くことでボンヤリ眺めてるのかもしれない。

都丸 志帆美 TOMTARU Shihomi
1977 群馬県生まれ
2002 創形美術学校ファインアート科卒業
[個 展]
2006 ギャラリー坂巻、東京 (’11, ’12)
2008 現代HEIGHTS Gallery DEN、東京
2013 ギャルリー東京ユマニテbis、東京 (’17)
2014 入間市文化創造アトリエAMIGOエントランス、埼玉
[グループ展]
2002 「パブリックスペース展」 D.Hギャラリー、東京
2004 「第2回新地ビエンナーレ」 福島
   「第6回国際交流展日本―メキシコ」
2005 「〈dailyrecords〉展」 exhibit LIVE&MORIS gallery、東京
    「HOPE 日韓交流美術展」 韓国文化院ギャラリー、東京
    「Branch Exhibition」 川越市立美術館市民ギャラリー、埼玉
2007 「横浜美術短期大学助手展」 Art Gallery 山手、神奈川
2008 「THE LIBRARY 2008」 人形町Vision’s、東京 ギャラリーはねうさぎ、京都
2009 「TOKYO STORIES VOL.3」 ガレリア・プント、東京
    「THE LIBRARY 2009」 トキ・アートスペース、東京
    「A trace of 10 years in Gallery Den」 現代HEIGHTS Gallery Den、東京
    「フユノマチ展2009」 ギャラリースペースQ、東京
2010 「Silent Diamond 展 4人に内在するもの」 現代HEIGHTS Gallery Den、東京
2016 「あなたのためのカレンダー展」 うしお画廊、東京 (~’23)
2018 「代田橋 ナンドナーレ」 代田橋 納戸 galleryDEN5、東京 (~’23)
[受 賞]
2003 「群馬青年ビエンナーレ」 群馬県立近代美術館 <奨励賞>
2004 「東京コンペ♯1」 東京丸の内エリア <入選>

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【展覧会】ギャルリー東京ユマニテ|humanité bis 齋藤りえ展 SAITO Rie 「2020~2024」|’24年3月18日-3月23日|終了

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ギャルリー東京ユマニテ
humanité bis
齋藤りえ展 SAITO Rie 「2020~2024」
会  期  2024年3月18日[月]- 3月23日[土]
会  場  ギャルリー東京ユマニテ B1F
      〠 104-0031 東京都中央区京橋3-5-3 京栄ビル1F
      Tel. 03-3562-1305 Fax. 03-3562-1306
      humanite☆js8.so-net.ne.jp
開廊時間  10:30 - 18:30(3.20、日曜、祝日休廊)最終日 17:00
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<作家コメント>
「物事の本質を⾒つめてみたい」という思いがある。
「本質を」というと⼤層な物に聞こえるが、多様な情報が⼊り乱れる⽇々を過ごしていると、何が⼤切な事なのかが⾒えにくくなってしまう時がある。
銅版画は、描くことで刻まれた線やインクの盛り上がりといった物質性が何とも⾔えない実感を持たせてくれる。この感覚が交錯した物事をうまく解してくれるのではないか。
そんな考えから⽣まれた版画作品を数点、今回は展⽰している。

齋藤 りえ SAITO Rie
1998 神奈川県生まれ
2022 女子美術大学芸術学部美術学科洋画専攻卒業
現在 京都精華大学大学院芸術研究科博士前期課程芸術専攻在籍
[個展]
2024 ギャルリー東京ユマニテbis、東京

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【展覧会】ギャルリー東京ユマニテ|humanité bis|吉川 薫展 YOSHIKAWA Kaoru いらくさが灰色の剥片を持ち上げる|’24年3月11日-3月16日|終了

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20240307172933_00004ギャルリー東京ユマニテ
humanité bis

吉川薫展 YOSHIKAWA Kaoru
いらくさが灰色の剥片を持ち上げる
会  期  2024年3月11日[月]- 3月16日[土] 会期中無休
会  場  ギャルリー東京ユマニテ  B 1 F〠 104-0031 東京都中央区京橋3-5-3 京栄ビル1F
Tel. 03-3562-1305 Fax. 03-3562-1306  humanite☆js8.so-net.ne.jp
開廊時間  10:30-18:30(日曜、祝日休廊)
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<作家コメント>
亡父への想いをイメージの根源とし、愛を武器に戦う子ども達に自身の感情を投影させ具象と抽象を織り交ぜながら表現しています。「愛」を武器に作者が創り出す「実態を掴むことができない何か」と戦う子供達を描いています。
子ども達は「愛」だけで立ち向かっていくことができるのだろうか?
作者にとっての「実態を掴むことができない何か」は、父親への自身の感情であり、子ども達は作者の意志を投影しています。
作品を通して子ども達がこれからの未来を力強く切り拓いていくことを願っています。

吉川 薫 YOSHIKAWA Kaoru
[個 展]
2021    月光荘ギャラリー、東京
2022    ギャラリーニイク、東京
2023    始弘画廊、東京
[グループ展]
1999   梅田造形センター、大阪
2022 「美術新人賞デビュー2022入選展」 泰明画廊、東京
2023 「美術新人賞デビュー2023入選展」 ギャラリー和田、東京鈴画廊、東京
「KENZAN 2023」 東京芸術劇場、東京
2024 「BrainBrunnGALLERY Art award2024 入選展」 BrainBrunnGALLERY、東京
[受 賞]
2013 「霧島美術展」 市民文化賞
2015 「霧島美術展」 優秀賞
2022 「美術新人賞デビュー2022」 入選
2023 「美術新人賞デビュー2023」 入選
2024 「BrainBrunnGALLERY Art award2024」 大賞

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【展覧会】ギャルリー東京ユマニテ|humanité bis 上岡ひとみ展 UEOKA Hitomi ―Melting Time―|’24年3月25日-3月30日|終了

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ギャルリー東京ユマニテ
humanité bis
上岡ひとみ展 UEOKA Hitomi    ―Melting Time―
会  期  2024年3月25日[月]- 3月30日[土] 会期中無休
会  場  ギャルリー東京ユマニテ B1F
      〠 104-0031 東京都中央区京橋3-5-3 京栄ビル1F
      Tel. 03-3562-1305 Fax. 03-3562-1306   humanite☆js8.so-net.ne.jp
開廊時間  10:30 - 18:30(最終日 17:00)
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展覧会では「命の起源の神秘性、そしてそれを人為的に作り出す行為とは何なのか」 ということに焦点を当て、作品に落とし込みたいと考えております。一昔前では諦めていたことが、医学や化学技術の進歩によって明らかにされ、可能性を広げてく れている。そのような角度からこの社会を見ると、この社会には希望が溢れているのだと考えるようになりました。
人間の欲望、願望は研究によって常に進化し、命の神秘性をも作り出すことができる。人間が奇跡や偶然を作る行為とはどのようなことなのだろう。生命の源のような米や麦の繊維を原料に作品をつくってみたいと考えました。

< 展示構成 >
壁面作品は自身の工房周辺の水田で採取したコシヒカリの稲藁でできています。立体作品は工房周辺の麦畑で採取した麦藁できています。水中に原料を溶かすと、稲や麦が生命を宿したように動き周りました。この2 種類の繊維を原料として展覧会を構成しています。

上岡 ひとみ UEOKA Hitomi
1983  埼玉県生まれ
2006  女子美術大学大学院美術研究科美術専攻立体アート学科紙・繊維専攻修了
[主な展覧会]
2003 「愛・地球博全国和紙ペーパーアート展」
2004 「上岡ひとみ展」 アートコテージパピルス、神奈川
2006 「なかよ紙展」 埼玉伝統工芸会館、埼玉
2015 「Cabinet Da END」 ギャラリーDA END、パリ
    「5 different land scapes」 EPICIENTRO ART、ベルリン
    「Le Papier souffre tout」 シテ国際大学都市、パリ(笹川日仏財団助成)
    「Hitomi Ueoka 展」 Geoff Stern Art space、ベルリン
2016 「筑後アート往来」アーティスト・イン・レジデンス 福岡
2018 「おかえり筑後展」 九州芸文館、福岡
2021 「国際交流彫刻展」 女子美ガレリアニケ、東京
2022 「KOBO #4」 いりや画廊、東京
2023 「Paper and Fiber」 天王洲セントラルタワーアートホール、東京
[受 賞]
2003 「和紙のしごと大賞」〈奨励賞〉(’04、佳作)
2014  大村文子基金女子美パリ賞
2016 「アマテラスミニペーパーアートコンペティション」 ブルガリア 〈グランプリ〉

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【展覧会】ギャルリー東京ユマニテ|humanité bis 八木明知展 YAGI Akitomo -fragment-|’24年2月19日-2月24日|終了

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ギャルリー東京ユマニテ
humanité bis
八木明知展 YAGI Akitomo
-fragment-
2024年2月19日[月]- 2月24日[土]
   会 場 ギャルリー東京ユマニテ
   〠 104-0031 東京都中央区京橋3-5-3 京栄ビル1F
   Tel. 03-3562-1305 Fax. 03-3562-1306
   humanite☆js8.so-net.ne.jp
   開廊時間 10:30-18:30(日曜、祝日休廊)
   *2月23日[金・祝]休廊 (最終日17:00)
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〈作家コメント〉
Fragment = 断片
画面上に漂う断片の数々からは本来の存在を想像することができない。崩壊に向かっていく過程で、静かに動いているもの、速さを持って動いているもの、奥行きを持って回転しているもの、止まって見えるようなもの、前後に運動しているものもある。でももしこれらの絵のフレーム自体が揺らいでしまっているようであれば失敗である。フレームの内側が揺らいでいるように見えれば今回のシリーズは上手くいったのだと思う。

八木 明知|YAGI Akitomo
1974 生まれ
2001 東京藝術大学美術学部デザイン科卒業
2003 東京藝術大学大学院美術研究科デザイン専攻修了
2010~  大分県立芸術文化短期大学美術科専任講師
[個 展]
2002 みゆき画廊、東京 (’05)
2008 えだ画廊、大分 (’12)
2009 ギャラリーレコルテ、福岡
2012 由布院駅アートホール、大分
2013 大分市アートプラザ・アートホール、大分
2016 大分県立美術館・展示室A、大分
グループ展多数

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【展覧会】ギャルリー東京ユマニテ|飯嶋桃代展「Sphinx - 人間の台座」 IIJIMA Momoyo|’24年2月5日-2月24日|終了

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ギャルリー東京ユマニテ
飯嶋桃代展「Sphinx - 人間の台座」
IIJIMA Momoyo
2024年2月5日[月]- 2月24日[土]
   会 場 ギャルリー東京ユマニテ
   〠 104-0031 東京都中央区京橋3-5-3 京栄ビル1F
   Tel. 03-3562-1305 Fax. 03-3562-1306
   humanite☆js8.so-net.ne.jp
   開廊時間 10:30-18:30(日曜、祝日休廊)
   *1F、B1F同時開催(B1Fのみ2月17日[土]まで)
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ギャルリー東京ユマニテでは3年ぶりとなる飯嶋桃代の新作展を開催いたします。飯嶋は1982年神奈川県生まれ。2011年女子美術大学大学院美術研究科博士後期課程を修了。古着やボタン、食器、鏡などの日用品を用い、白いパラフィンワックスに封じこめて切り出した立体作品や、展示空間を覆いつくす大掛かりなインスタレーションを発表、社会と個人、個人と家族といった関係性をテーマに制作してきました。
飯嶋は近年、疾患と治癒をテーマとし、2019年の個展では「因幡の白兎」に登場する皮を剥がれた兎がやがて兎神へと変化する過程を通過儀礼と捉え、オブジェや映像によるインスタレーションを発表しました。2021年の個展では「伊予国風土記」に記された道後温泉で神が身体を癒したという神話を手がかりに、病から回復していく空間としてのインスタレーションを彫刻や音楽、振り子による物理現象などを用いて展開しました。
民俗学や神話に興味を持つ飯嶋が今回のテーマに選んだスフィンクスは、ギリシャ神話では女性の頭にライオンの身体と鷲の翼を持つ怪物とされています。このスフィンクスは通行人に謎をかけ、解けないものを食い殺していましたが、オイディプスが謎を解くと岩の台座から飛び降り谷底へ身を投げて死んだといいます。飯嶋はスフィンクスの台座という視点からこの謎かけを掘り下げ、陶製の頭蓋骨を蝋で鋳込み台座の形に切り出した立体作品を中心としたインスタレーションを発表いたします。地下会場(2月17日まで)にもペインティングと立体作品を展示いたしますので、ぜひご高覧いただきますようお願いいたします。

〈作家コメント〉
“スフィンクスの謎かけ” をテーマに立体作品を中心としたインスタレーション。
朝は4本足、昼は2本足、夜は3本足になるものなんだ? この有名な謎かけの答えは確かに「人間」である。わたしはすでに知っている答えをもう一度問い直すように制作を行った。
スフィンクスは絵画はもとより彫刻作品も多くの作家によって創作されてきたが、わたしはスフィンクス像のための台座を作ることにした。
それは「人間」という答えを据える台座となるだろうか。
>> 飯嶋桃代 略歴 

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