月別アーカイブ: 2023年7月

【艸木風信帖】サラマ・プレス倶楽|Lingua Florens-ことばの花園|’23年7月27日 猛暑のあいまに + 新宿餘談 輝安鉱・アンチモン・伊予白目|東京大学総合研究博物館 若林鉱物標本展 会期末

紫 陽 花 の 末 一 色  と な り に け り  一  茶

ビルの谷間、人工地盤、五坪ほどの小庭、植えも植えたり、数十種の艸木
Lingua Florens  2023年07月  猛暑のなかでの開花報告
朗文堂 サラマ・プレス倶楽部

カラスウリ1カラスウリの花
カラスウリ2カラスウリの花   花冠は夕方から開き裂片の先は細く裂けて房状に垂れる。
雌雄異株で花期は8-9月。写真は雄花。(カラスウリ画像集 外部リンク
ハニーサックル(スイカズラ)ハニーサックル(スイカズラ)
合歓の花1合歓の花2合歓の花
紫陽花ドライフラワー 紫陽花の干物紫陽花ドライフラワー
六月の小庭 を豊饒に飾ってくれた 紫陽花 は、斬るな、切るなの堂主の願いもむなしく、ノー学部愛用の農機具:鋏を縦横に駆使、逆宙づりにされてしまった。これはドライフラワー也という。いや「紫陽花の末一色となりにけり 一茶」と詠じた俳人よろしく、干物のようでどうにもこうにも。
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下掲写真はプレビュー。近日中に稚拙ながら画像大量使用で紹介予定。
東京大学総合研究博物館東京大学総合研究博物館 東京本郷
輝安鉱 兵庫県1-2東京大学 若林鉱物標本展 安輝鉱(アンチモン、アンチモニー、伊予白目とも)
輝安鉱 熊本県天草1-6東京大学 若林鉱物標本展 安輝鉱「熊本県天草市天草鉱山」産出の輝安鉱原石
東京大学総合研究博物館2東京大学 若林鉱物標本展 標本展示室のほんの一部
東京大学総合研究博物館 鉱物データーベース東京大学総合研究博物館 鉱物 データーベーストップ

[ 参 考 : 活版アラカルト 【展覧会】東京大学 総合研究博物館|特別展示「東京大学・若林鉱物標本:日本の鉱山黄金時代の投影」|’23年3月23日-9月1日 ]

【展覧会】東京都写真美術館 3F 展示室|TOP コレクション 何が見える?|「覗き見る」まなざしの系譜|’23年7月19日-10月15日

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東京都写真美術館 3F 展示室
TOP コレクション 何が見える?
「覗き見る」まなざしの系譜
開催期間  2023年7月19日[水]- 10月15日[日]
休  館  日  毎週月曜日(月曜日が祝休日の場合は開館し、翌平日休館)
料  金  一般700円/学生560円/中高生・65歳以上350円
      * 各種割引、優待情報などは 下掲詳細 を参照。
会  場  東京都写真美術館 3F 展示室
      153-0062 東京都目黒区三田1-13-3 恵比寿ガーデンプレイス内
主  催  東京都、公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都写真美術館
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本展では、東京都写真美術館が所蔵する、映像史・写真史に関わる豊富な作品と資料を中心に、「覗き見る」ことを可能にした装置と、それによって作り出されたイメージ、そして「覗き見る」ことからイマジネーションを広げた、作家たちの多様な表現をご紹介します。
写真や映像を撮影する装置として発明されたカメラは、同時に覗き見る装置でもあるといえます。カメラの原型となったカメラ・オブスクラは、外界の景色を写し取るため、真っ暗な箱の一方の壁にピンホールを開けた装置で、その後ピンホールはレンズに代わり、箱は小型化され、携帯可能なサイズとなっていきます。このカメラ・オブスクラを反転させた構造を持ち、レンズ越しに絵を覗いて鑑賞する視覚装置がかつて存在しました。それらはピープショーと総称され、様々な形態が考案され、興行としても成立していきます。

覗き見る装置のヴァリエーションとしては、顕微鏡や望遠鏡に代表される光学機器や、ステレオスコープのような立体視のための器具、キネトスコープなどの動く絵を創り出す機械が挙げられます。こうした多種多様な装置の発明と流行により、まだ見ぬ新たなイメージの誕生が後押しされ、無数の表現が生み出されてきました。
覗き見る装置は、現代の私たちをとりまくメディア環境はもちろん、写真・映像で表現をおこなう際の形式的な前提をも形作ってきたと言えます。現代にも受け継がれる、「覗き見る」まなざしの系譜を、写真美術館のコレクションから探求します。

< 展示構成 >
1 覗き見る愉しみ
2 観察する眼
3 立体的に見る
4 動き出すイメージ
5 「覗き見る」まなざしの先に

※ 本展はオンラインで 日時指定チケット が購入できます。
※ 事業は諸般の事情により変更することがあります。 あらかじめご了承ください。
[ 詳 細 : 東京都写真美術館 ] 

【展覧会】東京大学総合研究博物館|コレクション スクール・モバイルミュージアム 遭 遇 展|’23年5月10日-9月30日

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東京大学総合研究博物館コレクション
スクール・モバイルミュージアム
遭 遇
展示期間  2023年5月10日[水]- 9月30日[土]
休  館  日  日曜、祝日
開館時間  9時 - 17時
入  場  料  無 料
会  場  文京区教育センター2階 大学連携事業室場所
      113-0034 東京都文京区湯島4丁目7番10号 TEL:03-5800-2591
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博物館で研究する者は、しばしば骨格標本と向き合っている。科学的客観的テーマをもって研究するとともに、かつて動物の命を携えていた骨を見ながら、骨の形に心動かされて時間を過ごす。まさにそれは、骨との遭遇である。骨から得るものはしばしば知識であり理論であるが、今日は見えてくるかもしれないのは、骨とそれを観察する人間との間柄である。
  ◆ 展示総監督:遠藤秀紀
  ◆ 展示制作:本堂親紹・武田精一郎

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細公式サイトで最新情報をを確認の上ご参加を
[ 詳 細 : 東京大学総合研究博物館  遭遇 該当ページ 

【会員情報】ぢゃむ 杉本昭生さん|活版小本 新作 ──『ボッコちゃん』星 新一(AI版 お試し制作)|発表紹介

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{ ぢゃむ 杉本昭生 活版小本 一筆箋 }

近ごろ A I という言葉をよく耳にします。テキスト対話型や、画像生成 AI など
これからの人間の生活に影響を与えるかもしれないツールが、つぎつぎと登場しています。
そんな目新しさに便乗し、生成 AI のイラストを表紙にして作ってみました。
最適な作品は何かと考え、美人のロボットが主人公の『ボッコちゃん』を選びました。
ついでに星新一の作品を久しふりに読みました。
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感想をいうならば、
「なるほど、こんな感じになるのか」というところです。
今回のように、絵を決めて中身を選ぶのは、やはり順序が逆で
まず中身が重要であることがはっきりしました。
とはいっても気ままな道楽なので、こういう寄り道も楽しいものです。
『ボッコちゃん』(お試し制作)読んでみてください。
* A I のイラストを使ったらどんなふうに見えるか、試してみました。
小本aaaaa【 詳 細 : ぢゃむ 杉本昭生 活版小本 】  { 活版アラカルト 活版小本 既出まとめ