月別アーカイブ: 2022年11月

【展覧会】山梨県立美術館|米倉壽仁展 透明ナ歳月|詩情(ポエジイ)のシュルレアリスム画家|’22年11月19日-’23年1月22日|終了

山梨県美A 山梨県美

山梨県立美術館
米倉壽仁展
透明ナ歳月 詩情(ポエジイ)のシュルレアリスム画家
会  期  2022年11月19日[土]- 2023年1月22日[日]
会  場  山梨県立美術館 特別展示室
      400-0065 山梨県甲府市貢川1-4-27 TEL:055-228-3322 FAX:055-228-3324
観  覧  料  一般 1,000円、大学生 500円、高校生以下 児童・生徒は無料(高校生は生徒手帳持参)
      * 県内65歳以上の方は無料(健康保険証等持参)
      * 障害者手帳をご持参の方、およびその介護をされる方は無料
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激動の時代であった20世紀をとおして、「芸術とは何か?」を思考し続けた米倉壽仁(よねくら・ひさひと 1905-1994年)。明治末期の山梨に生まれた米倉は、第一次世界大戦後のフランスから世界中に広がったシュルレアリスム(超現実主義)に独学で取り組んだ画家、詩人です。
シュルレアリスムとは、理性による制約や先入観を離れた人間の無意識下にあるものを表そうとする芸術運動をさします。米倉は、戦前から前衛画家が集った「美術文化協会」や、戦後に自身が結成した「サロン・ド・ジュワン」などで詩情あふれる幻想的な絵画作品を発表すると同時に、詩集『透明ナ歳月』(1937年)をはじめとする文芸作品にも取り組みました。

本展では、当館所蔵作品を中心に米倉のおもな画業をたどるとともに、福沢一郎や北脇昇といった米倉が関わった画家や、サルバドール・ダリやマックス・エルンストなど当時の日本の画家たちが影響を受けた海外画家の作品もあわせて展示します。
明治から平成の長きにわたる歳月を、自己の芸術の達成に捧げた1人の芸術家に迫ります。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上参観を。
[ 詳 細 : 山梨県立美術館

【展覧会】東京都庭園美術館|交歓するモダン 機能と装飾のポリフォニー|’22年12月17日-’23年3月5日|終了

東京庭園美

東京都庭園美術館
交歓するモダン 機能と装飾のポリフォニー
Modern Synchronized and Stimulated Each Other
The Polyphony of Function and Decoration

会  期  2022年12月17日[土]- 2023年3月5日[日]
会  場  東京都庭園美術館
東京都港区白金台5-21-9 ハローダイヤル 050-5541-8600
休  館  日  毎週月曜日(ただし1/9は開館)、年末年始(12/28-1/4)、1/10
開館時間  10:00-18:00(入館は閉館の 30分前 まで)
観  覧  料  オンラインによる日時指定制です。 ご購入・ご予約は 下掲詳細参照。
チケット料金表
一般 1,400円、大学生(専修・各種専門学校含む) 1,120円、
中学生・高校生 700円、65歳以上 700円
主  催  公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都庭園美術館

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国やジャンルを越えた共鳴から生まれる、いくつものモダンの形
1910年代から30年代は、西欧を中心に日本を含む世界各地で様々なモダンの形が現われた時代でした。
機能主義に基づく「モダニズム」は、いまなお当時の中心的な動向とみなされていますが、一方で、大衆消費社会が進展したこの時代は、常に新しくあるために装飾することに価値が置かれた、儚き「モダニティ」の時代でもありました。実際、この対立的に捉えられることの多い二つの「モダン」はいくつものモダンの形をうちに含み、それらは複雑に関係しながら濃密な時代を作り上げていたのです。

当時の作家たちは、時間差なく情報を共有し、国やジャンルを越えて同期し合い、その範囲は、絵画、彫刻から、家具、食器、洋服、さらにそれらを収める建築や都市まで、いわば、私たちの生活空間、身体活動全般におよんでいます。
ウィーン工房は、フランスのファッションデザイナー、ポール・ポワレと刺激し合い、一方で、ロベール・マレ=ステヴァンなど同国のモダニストにも影響を与えました。その生活全般への眼差しはまた、日本の森谷延雄や斎藤佳三にも共有されるものです。同時性絵画で知られるソニア・ドローネーはファッションの仕事に専心し、ルネ・エルブストらモダニストは都市を彩るショーウィンドウデザインに大きな関心を払いました。そして、バウハウスでは女性作家が織物に新たな光を当て、また同校を離れた作家たちが、ブルク・ギービッヒェンシュタイン美術工芸学校を舞台に応用芸術教育に取り組むことになります。

1914年に勃発した人類史上初の世界大戦が象徴するように、この時代の最大の出来事は世界が一気に同期したということでした。その急速に変化する社会のなかで、作家たちがときに交わり、共鳴しながら探求したいくつものモダンの形を紹介します。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上ご参加を。
[ 詳細 : 東京都庭園美術館

【展覧会】世田谷美術館|企画展 祈り・藤原新也|’22年11月26日-’23年1月29日|終了

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世田谷美術館
企画展 祈り・藤原新也
会  期  2022年11月26日[土]- 2023年1月29日[日]
開館時間  10:00 - 18:00(入場は 17:30 まで)
休  館  日  毎週月曜日、12月29日[木]-1月3日[火]
      * 1月9日[月・祝]は開館、翌1月10日[火]は休館
会  場  世田谷美術館 1階展示室
主  催  世田谷美術館(公益財団法人せたがや文化財団)
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1944年に福岡県門司市(現 北九州市)に生まれた藤原新也。東京藝術大学在学中に旅したインドを皮切りに、アジア各地を旅し、写真とエッセイによる『インド放浪』、『西蔵(チベット)放浪』、『逍遥游記(しょうようゆうき)』を発表します。
1983年に出版された単行本『東京漂流』はベストセラーとなり、社会に衝撃を与えます。また同年に発表された『メメント・モリ』は、若者たちのバイブルとなりました。1989年には、アメリカを起点に西欧へと足をのばし、帰国後は自身の少年時代を過ごした門司港で撮影した『少年の港』をはじめ、日本にカメラを向けます。

そして旅のはじまりから50年後、現代の殺伐を伝えるニュースを背に、大震災直後の東北を歩き、コロナで無人となった街に立って、これまでの道程と根幹に流れる人への思いを「祈り」というタイトルに込めます。そして藤原の見た、人が生き、やがて死へと向かうさまは、現在形の〈メメント・モリ(死を想え)〉へと昇華され、新たな姿でわたしたちの「いま」を照らします。
藤原の表現活動で特筆すべきは、写真、文筆、絵画、書とあらゆるメディアを縦横無尽に横断し、それぞれの領域において秀でた表現を獲得していることにあります。
本展は、祈りをキーワードに、初期作から最新作までの作品を一堂に展示して、藤原新也の多彩な仕事を立体的に展開します。

E182-2292Ⓒ Shinya Fujiwara
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【 展覧会のみどころ 】
● 公立美術館初の大規模個展
これまで写真サロンやギャラリーで数多くの個展が開催されてきましたが、公立美術館で大規模に開催される個展は今回が初めてです。200点以上の写真と言葉により、50年以上にわたる藤原の表現活動の軌跡を俯瞰する初の機会となります。
● 作家自身の眼で厳選された作品による、「祈り」の壮大な物語
本展は藤原の集大成ではありますが、主要な仕事を時系列で紹介する、たんなる回顧展ではありません。「祈り」というキーワードに基づいて、現在の視点から藤原自身が改めて厳選・編集した、新たなストーリーを持った展覧会です。
● 迫力の大画面写真と書き下ろしの文章
大きいものでは3mの大画面に引き伸ばされた写真に、本展のために書き下ろされた文章が美しいレイアウトで添えられています。広い空間に大迫力の写真と言葉が並び、書籍や写真集で「読む」のとは一味違う、展覧会ならではの鑑賞体験ができます。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上参観を。
[ 詳 細 : 世田谷美術館
[ 参 考 : YouTube【世田美チャンネル】 見る。撮る。触れる。祈る。 藤原新也、50年の旅が展覧会になった vol.30(世田谷美術館)2:25 ]

【展覧会】春日井市道風記念館|館蔵品展 俳句の書表現|’22年11月23日-’23年1月29日|終了

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春日井市道風記念館
館蔵品展 俳句の書表現
開催期間  2022年(令和4年)11月23日[水・祝]- 2023年(令和5年)1月29日[日]
休  館  日  月曜日(祝休日の場合は翌日)、年末年始(12月29日-1月3日)、
開館時間  午前9時 - 午後4時30分
観  覧  料  一 般 100円、高校・大学生 50円、中学生以下 無 料
開催場所  道風記念館  1 階展示室
      486-0932 愛知県春日井市松河戸町5丁目9番地3 電 話 0568-82-6110
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俳句は、長句(五・七・五)と、短句(七・七)とを、複数人で交互に詠み進めて一つの歌をつくる 連歌 に端を発しています。連歌は時代とともにいくつかの形式ができ発展していきますが、やがてその中から身近でありふれた、こっけい味を主とした俳諧の連歌が生まれました。そして、俳諧の連歌のうち発句が独立してできたのが、今でいう俳句です。

俳句は短歌とともに日本の短詩型文学の二大潮流をなし、書作品の題材としてよく用いられます。今回は道風記念館の所蔵品の中から俳人自筆の作品や、書家が俳人の句を借りて書いた作品を展示します。
世界で最も短い詩の形式をもつ俳句は、その言葉の短さゆえに読者の想像をかきたてます。短い言葉に込められた思いを感じ取るとともに、その俳句の書表現をお楽しみください。

◉ 展示品の作者
村上 鬼城  中村 春堂  河東碧梧桐  高浜 虚子  藤岡 保子
佐藤 春夫  水原秋桜子  平尾 花笠  田中 塊堂  中村 汀女
大澤 竹胎  山口 誓子  植村 和堂  金子 鷗亭  天野 琴香
池内 艸舟  吉田 三真  坪井 正庵  座馬 井邨  金子 聴松
山田 勝香  鹿島 紫龍  山田 春瑶  村上 翠亭  高木 大宇
安藤 滴水  船本 芳雲  武内 幽華  加藤  裕

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愛知県春日井市には、古くから 小野道風(おの の みちかぜ / とうふう  894-966)の誕生伝説があります。南北朝時代に記されたと思われる書の奥義書『麒麟抄』を最古とし、『塩尻』(天野信景著)など、いくつかの資料にみられます。文化12年に尾張藩の学者、秦鼎の撰文によって建てられた小野朝臣遺跡碑によると、18世紀末には、この土地で道風生誕が信じられ、顕彰活動がおこなわれていたことが知られます。
春日井市では、書聖小野道風の偉業をたたえ、末永く後世に伝えたいと、昭和56年11月1日、道風誕生の地と伝えられ、小野朝臣遺跡碑の建つ松河戸町に春日井市道風記念館を開館しました。全国的にも数少ない書専門の美術館として、また書道史の研究施設として、書道文化の一層の向上発展に貢献することを目的とした事業を展開しています。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上ご参加を
[ 詳 細 : 春日井市 春日井市施設案内 道風記念館

【展覧会】アーツ前橋|萩原朔太郎大全2022 ─ 朔太郎と写真 ─|’22年11月19日-’23年3月5日

アーツ前橋

アーツ前橋
萩原朔太郎大全2022 ── 朔太郎と写真 ──
会  期  2022年11月19日[土]- 2023年3月5日[日]
出品作家  萩原朔太郎   萩原朔美/吉増剛造/木暮伸也
開館時間  10時00分 - 18時00分(入場は 17時30分 まで)
会  場  アーツ前橋 1Fギャラリー
      371-0022 群馬県前橋市千代田町5-1-16 電 話 027-230-1144
休  館  日  水曜日、年末年始 2022年12月28日[水]-2023年1月4日[水]
      * 2022年11月23日[水・祝]は開館し、11月24日[木]は休館
観  覧  料  無 料
主  催  アーツ前橋
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朔太郎エンブレム萩原朔太郎没後80年となる2022年に「萩原朔太郎大全2022」と題して、全国各地の52か所の文学館、美術館、大学等で萩原朔太郎をテーマとする展覧会が開催されます。アーツ前橋では「萩原朔太郎大全2022」の参加企画として、1Fギャラリーで「朔太郎と写真」を開催します。

萩原朔太郎にとって「写真」とは、「言葉」の他に詩心を表現するもうひとつの手段でした。17歳で初めてカメラと出会って以降、生涯を通じてカメラは常に朔太郎とともにありました。
本展では、朔太郎自身が撮った前橋を中心とする風景写真や、朔太郎の詩や写真などに触発されて制作された写真作品を紹介します。「写真」という「詩」以外の側面からのアプローチによって、朔太郎の人物像に迫っていきます。

【1】萩原朔太郎  《活動写真館通り》萩原朔太郎 活動写真館通り(大正時代)〔水と緑と詩のまち 前橋文学館 所蔵〕

【2】萩原朔太郎  《前橋公園のトンネル》萩原朔太郎 前橋公園のトンネル(大正11年ごろ)〔水と緑と詩のまち 前橋文学館 所蔵〕

【3】萩原朔太郎  《桑町通り》萩原朔太郎 桑町通り(昭和4年ごろ)〔水と緑と詩のまち 前橋文学館 所蔵〕【4】萩原朔太郎  《藤棚と池》萩原朔太郎《藤棚と池》大正末期   〔水と緑と詩のまち 前橋文学館 所蔵〕

萩原朔太郎大全2022
本展示は、没後80年の萩原朔太郎を介した展示を同時期におこなう「萩原朔太郎大全2022」事業に参加しています。
{ 活版 à la carte   萩原朔太郎大全2022 まとめ 

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上参観を。
[ 詳 細 : アーツ前橋  「萩原朔太郎大全2022」公式サイト
{新宿餘談} 
さすがに萩原朔太郎の生誕地:前橋での資料とあって、驚くほど巧みで、新鮮な写真が紹介されています。前橋での観覧がかなわぬとしても、ぜひともリンク先「アーツ前橋ウエブサイト」で、「萩原朔太郎自撮りの写真」のかずかずをご覧下さい。

【展覧会】上野の森美術館|日中国交正常化 50 周年記念|兵馬俑と古代中国 ~秦漢文明の遺産~|’22 年11月22日-’23 年2月5日|終了

上野の森兵馬俑

上野の森美術館
日中国交正常化 50 周年記念

兵馬俑と古代中国 ~秦漢文明の遺産~
会  期  2022 年11月22日[火]- 2023 年 2月5日[日]
開館時間  9:30 - 18:00 * 入館は閉館の 30 分前まで
休  館  日  2022 年12月31日[土]、2023 年1月1日[日]
会  場  上野の森美術館(東京・上野公園)
      110-0007 東京都台東区上野公園 1-2
観  覧  料  日時指定予約入館制 表示価格は税込(下掲詳細をご確認ください)
      一 般 2,100円、高 校・専 門・大 学生 1,300円、小・中 学 生 900円
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1974年に秦の始皇帝陵の兵馬俑坑が発見されてから、間もなく半世紀。
日中国交正常化50周年の節目ともなる今年、約1年かけて、京都・静岡・名古屋と全国3会場を巡回してきた本展覧会が、このたび上野の森美術館にて開幕します。
本展では、秦の成立に至る春秋・戦国時代から、漢時代の中心地域である関中(*1)の出土品を主として、日本初公開となる一級文物(*2)など約120点が来日。

映画『 劇場版キングダム 』 の中国史監修も務めた、鶴間和幸・学習院大学名誉教授を本展の監修に迎え、古代ローマやエジプトなどといった「西域」との関係性にもアプローチしながら、最新の研究成果をご覧いただくほか、会場内では実物大の兵馬俑の隊列を再現展示するなど、古代中国の歴史をダイナミックに紹介します。
*1:現在の陝西省    *2:最高級の貴重文物を指す中国独自の区分

※ 感染症予防対応のため 日時指定予約入館制前売り販売実施中。下掲詳細を確認の上観覧を
[ 詳 細 : 上野の森美術館   本展特設サイト ]  

【展覧会】下関市立美術館|特別展「ビアズリーの系譜 アールヌーヴォー、日本の近代画家たち」|’22年11月19日-2023年1月29日|終了

下関ビアズリー

下関市立美術館
特別展「ビアズリーの系譜 アールヌーヴォー、日本の近代画家たち」
会  期  2022年11月19日[土]- 2023年1月29日[日]
開館時間  午前9時30分 - 午後5時(入館は 午後4時30分 まで)
休  館  日  月曜日(祝日の1月9日は開館)、年末年始(12月27日-1月3日)
会  場  下関市立美術館
      752-0986 下関市長府黒門東町1-1 電話 083-245-4131
観  覧  料  一 般 1,000円/大学生800円   * 観覧料減免の詳細は下掲を参照。
主  催  下関市立美術館、 読売新聞社、KRY山口放送
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19世紀末美術に特異な位置を占める画家オーブリー・ビアズリーに注目し、代表作『サロメ』を中心に、耽美的な魅力を紹介します。また、アールヌーヴォーなど同時代の美術と、西洋美術の受容期にあった日本の画家たちの作品・資料から、近代美術史のもう一つの側面を読み解きます。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上ご参加を
[ 詳 細 : 下関市立美術館  展覧会特設サイト

【上映会】田端文士村記念館|映画「HAZAN」無料上映会|板谷波山、かつて美しき日本人がいた|’22年12月18日|終了

田端文士村波山

田端文士村記念館
お知らせ 12月田端ひととき散歩
映画「HAZAN」無料上映会
板谷波山、かつて美しき日本人がいた
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日本近代工芸界を牽引した陶聖・板谷波山。陶芸に身を投じたのち、田端に窯を築き、独自の作品世界を作り出すまでの情熱と夫婦愛を、淡々と、そして清々しく描いた感動作です。

2003 年作品/ 108 分
期  日  2022年12月18日[日] 13:00 開 演(12:30 開 場)
入  場  料  無 料
定  員  50名(抽選・全席自由)
申込方法  往復はがき、もしくは下掲詳細の ◆申込フォーム◆  からご応募ください
締  切  11月28日[月]必 着
はがき記入事項 往信用裏面… ① 講座名 ② 参加希望の開催日 ③ 住所 ④ 氏名(2名の場合は全員分) ⑤ 電話番号 ⑥ 年齢 返信用表面…応募者の住所・氏名
※ 1通につき1名(同居家族に限り2名まで可)。

【田端文士村記念館】過去のイベントの記録
かこてん田端文士村記念館

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上参観を。
[ 詳 細 : 田端文士村記念館
[ 関 連 :【展覧会】泉屋博古館 東京|特別展 生誕150年記念 板谷波山の陶芸 ― 近代陶芸の巨匠、その麗しき作品と生涯|’22年11月3日-12月18日

【展覧会】泉屋博古館 東京|特別展 生誕150年記念 板谷波山の陶芸 ― 近代陶芸の巨匠、その麗しき作品と生涯|’22年11月3日-12月18日

泉屋博古館東京01 泉屋博古館東京02泉屋博古館 東京
特別展 生誕150年記念 板谷波山の陶芸 
― 近代陶芸の巨匠、その麗しき作品と生涯
会  期  2022年11月3日[木・祝]- 12月18日[日]
休  館  日  月曜日
開館時間  午前11時 - 午後6時(入館は午後5時30分まで)
      * 金曜日は午後7時まで開館(入館は午後6時30分まで)
会  場  泉屋博古館東京(東京・六本木)
      巡回情報 本展は泉屋博古館(京都・鹿ヶ谷)’22年9月3日-10月23日の巡回展です
主  催  公益財団法人泉屋博古館、日本経済新聞社
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近代陶芸の巨匠 板谷波山(本名・板谷嘉七)は、令和4年(2022)3月3日、生誕150年を迎えました。
明治5年茨城県下館町(現・筑西市)に生まれた波山(1872-1963)は、明治22年東京美術学校(現・東京藝術大学)彫刻科に入学、岡倉天心や高村光雲に師事しました。明治36年には東京・田端の地に移り、陶芸家「波山」として数々の名作を生みだします。昭和9年(1934)帝室技芸員に任命され、昭和28年には陶芸家初の文化勲章を受章しました。
波山は、理想の作品づくりのためには一切の妥協を許さず、端正で格調高い作品を数多く手がけました。代表作の一つ、重要文化財 《葆光彩磁珍果文花瓶(ほこうさいじちんかもんかびん)》は、大正6年(1917)波山芸術を愛した住友春翠によって購入され、泉屋博古館東京に継承されています。
この記念すべき年に、選りすぐりの名作と共に、波山が愛した故郷への思いや人となりを示す貴重な資料、試行錯誤の末に破却された陶片の数々を通して、「陶聖」波山の様々な姿を紹介いたします。波山の作品に表現された美と祈りの世界に癒され、彼の優しさとユーモアにあふれた人生に触れるひと時をお楽しみください。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上参観を。ともかく盛りたくさんのイベントです。
[ 詳 細 : 泉屋博古館(東京・六本木) { 活版 à la carte  泉屋博古館まとめ }
[ 関 連 :【上映会】田端文士村記念館|映画「HAZAN」無料上映会|板谷波山、かつて美しき日本人がいた|’22年12月18日

【展覧会】静岡県立美術館|《輞川図巻-もうせんずかん》修理後初公開|静岡県・浙江省友好提携40周年記念|輞川図と蘭亭曲水図|’22年11月22日- 2023年1月9日|終了

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静岡県立美術館
《輞川図巻-もうせんずかん》修理後初公開 静岡県・浙江省友好提携40周年記念
輞川図と蘭亭曲水図
開催期間  2022年11月22日[火]- 2023年1月9日[月・祝]
開館時間  10:00 - 17:30(展示室の入室は 17:00 まで)
休  館  日  毎週月曜日(月曜日が祝日・振替休日の場合は開館し、翌日休館)
観  覧  料  当日券 一 般:300円/70歳以上・大学生以下:無 料
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このたび、2018年に収蔵された「輞川-もうせん-図巻」の3年にわたる修理が終了したことを記念し、「輞川図巻」の全巻初公開を行います。 「輞川図」は、唐代の詩人・画家である 王 維 が営んだ輞川荘を自らが描いたという故事に基づく主題で、中国や日本など、東アジアで幅広く人気を博し、盛んに描かれるようになりました。
このたび初公開する「輞川図巻」は、北宋・郭忠恕-かくじゅうじょ-が描いた「輞川図巻」を模刻した石刻本に基づいていますが、16世紀に蘇州で活躍した仇英の画風からの影響が認められ、その描写は緻密です。 本展では、「輞川図巻」とともに明代の蘇州で制作された新出作品などを出陳し、「輞川図巻」の魅力をご紹介します。
また、静岡県・浙江省友好提携40周年を記念して、浙江省にある蘭亭に注目し、王羲之-おうぎしが-蘭亭に文士41人を集めて修禊-みそぎ-を行った故事を描いた「蘭亭曲水図」を特集します。展示では、重要文化財・池大雅「蘭亭曲水図屏風」など、江戸時代の大作3点を並べることで、「蘭亭曲水図」のさまざまな表現をご紹介します。それに併せ、久隅守景、大雅ら「蘭亭曲水図」の作者の関連作品もご覧いただきます。

* 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上展観を。
[ 詳 細 : 静岡県立美術館

【イベント】高知県立美術館|出前クラシック教室 & カラフルコンサート in 本山町・田野町・四万十町|’22年12月11日-’23年1月14日|終了

故地県美

高知県立美術館
「JAPAN LIVE YELL project」アンサンブル・パレット
出前クラシック教室 & カラフルコンサート in 本山町・田野町・四万十町
文化庁 統括団体によるアートキャラバン事業(コロナ禍からの文化芸術活動の再興支援事業)「JAPAN LIVE YELL project」
高知ライブエール・プロジェクト
期  間:2022年12月11日[日]-2023年01月14日[土]
料金(共通):一 般 1,000円 / 中高大生 500円 / 小学生以下 無 料
主  催:高知県立美術館(〔公財〕高知県文化財団)、〔公財〕日本芸能実演家団体協議会

音  楽:

❶ 2022年12月11日[日]14:00開演
会  場:本山町プラチナセンター
共同主催:本山町教育委員会
❷ 2023年1月9日[月・祝]14:00開演
会  場:田野町ふれあいセンター
共同主催:田野町教育委員会
❸ 2023年1月14日[土]14:00開演
会  場:窪川四万十会館
共同主催:公益財団法人四万十公社
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高知県の学校へ本格的なクラシック音楽をお届けする「アンサンブル・パレット 出前クラシック教室」が10周年&100回を迎えたことを記念したコンサートを、本山町、田野町、四万十町にて開催します。
またコンサートに先駆けて、会場地域の小中学校にも出前教室を実施し、子供たちに生の音楽と触れ合う機会を提供します。

[ 詳 細 : 高知県立美術館

【展覧会】岡山県立美術館|第69回日本伝統工芸展 岡山展|’22年11月17日-12月4日|会期終了

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岡山県立美術館
第69回日本伝統工芸展  岡山展
会  期  2022年11月17日[木]- 12月4日[日]
開館時間  9時 - 17時
      11月17日[木]は10時開場、11月26日[土]は19時まで夜間開館
      * いずれも入館は 閉館30分前 まで
休  館  日  11月28日[月]
観  覧  料  一般:700円、65歳以上:500円、大学生:400円、高校生以下:無 料
      * 学生証やシルバーカード等、年齢が確認できる証明書をご提示ください
主  催  岡山県立美術館、岡山県教育委員会、NHK岡山放送局、
      朝日新聞社、山陽新聞社、公益社団法人日本工芸会
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日本伝統工芸展は、わが国の優れた工芸技術を保護育成するために開催されている国内最大規模の工芸展です。岡山会場では、陶芸、染織、漆芸、金工、木竹工、人形、諸工芸各部門の入賞作品の他、重要無形文化財保持者(人間国宝)、審・鑑査委員、特待者、中四国在住者の作品を中心に計275点を展覧します。
◯ 展示作品内訳
陶芸95点 染織36点 漆芸40点 金工29点 木竹工29点 人形16点 諸工芸27点 遺作3点(計275点)

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上参観を。
[ 詳 細 : 岡山県立美術館

【特別委託販売】タイポグラフィ学会 『タイポグラフィ学会誌 13』| 販売開始

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タイポグラフィ学会誌 13
A4判  60ページ  糸かがり  並製本

編集・発行:タイポグラフィ学会
発 行 日:2022年10月31日
発 売(特別委託直販): 朗 文 堂
ISSN 1882–2339

『 タイポグラフィ学会誌  13 』が刊行されました。

タイポグラフィ学会 は、タイポグラフィという技芸に学問的な基盤を与え、その成果を実技・実践を通して社会に貢献することを目的に、2005年8月に設立されました。
『タイポグラフィ学会誌』は2007年に創刊、今回が13号となります。

『 タイポグラフィ学会誌  13 』の主要内容
|論 文|
「タイポグラフィの近代様式と近代社会性」
 渡 辺 優

タイポグラフィにおける近代(モダン)とはなにか。本号では、タイポグラフィの基礎用語のひとつでありながら、多様な解釈がなされる「近代」という用語の語義について、先行文献を渉猟した調査結果を数学的な論理分析によって考察し論証することで、タイポグラフィにおける基礎用語の確立と学説の整理が試みられています。
この研究成果が、日本国内のみならず、各国の研究者によって広く参照されタイポグラフィ研究の発展に寄与することを希望するとともに、『タイポグラフィ学会誌』が今後さらに、タイポグラフィの研究における特色ある媒体として成長していければと考えております。
────  タイポグラフィ学会

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◎『タイポグラフィ学会誌 13』
特別委託販売 朗文堂ブックコスミイク
・ 非会員向け頒布価格 : 1 部  税込 2,750円(本体 2,500円 送料別)

・ 学生向け頒布価格  : 1 部  税込 1,650円(本体 1,500円 送料別)
* 学生証明書の提示が必要です。

株式会社 朗 文 堂
162-0065 東京都新宿区住吉町8-13-204
E – mail : 朗文堂 ブック・コスミイク  typecosmique@robundo.com
Telephone : 03ー3352-5070    Facsimile : 03-3352-5160

【展覧会 予告】郵政博物館|五十嵐健太 飛び猫写真展|同時開催 もふあつめ展|’23年1月14日-3月21日

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郵政博物館
もふあつめ展 展示作品募集のお知らせ
「とび猫」や「フクとマリモ」などの猫写真で大ブレイクをした、カメラマン 五十嵐健太氏 の写真展を郵政博物館で開催します。
代表作の「とび猫」から新作の写真まで約50点と、一般公募作品の「もふあつめ展」が同時開催され、館内は “ ねこさん写真 ” でいっぱいになります。
「もふあつめ展」は五十嵐氏が一般の方から募集した、約1000点の “ ねこさん写真 ” を展示する予定となっておりボリューム満点です。
期間中は世界の猫切手の展示や、 “ ネコフリマ ” “ ワークショップ ” “ 押印サービス ” など、猫と郵便にまつわる楽しい催しも目白押しです。
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◉「もふあつめ展」公募のご案内

五十嵐氏は「もふあつめ展」に参加してくれる“ねこさん写真”を募集しています。自粛生活・お家時間でたまっている我が家の自慢の “ ねこさん写真 ”、旅先で出会って忘れられない “ ねこさん写真 ” 等、自分で撮影した、とっておきのオリジナル “ ねこさん写真 ” を是非ご投稿ください。

《募集内容》
投稿先
五十嵐健太 公式ホームページ
https://k-igarashi.com/event/postalmuseum2023/
《募集期間》
2022年9月10日[土]11:00- 開始予定(定員予定約1000人まで) 
《募集条件》
ご自身で撮られたオリジナルのねこ写真
《展示期間》
2023年1月14日[土]- 3月21日[火・祝]
《展示場所》
郵政博物館

五十嵐健太 飛び猫写真展 同時開催 もふあつめ展
2023年1月14日[土]- 3月21日[火・祝]
郵政博物館
休館日:毎週月曜(ただし3月20日は開館)
展覧会の詳細は、決定次第お知らせいたします。

※ 感染症予防対応実施中です。下掲詳細を確認の上ご参加を。
[ 詳 細 : 郵政博物館  五十嵐健太 公式ホームページ ]

【展覧会】うらわ美術館|雰囲気のかたち ― 見えないもの、形のないもの、そしてここにあるもの|’22年11月15日-’23年1月15日|終了

うらわ美術館

うらわ美術館
雰囲気のかたち
― 見えないもの、形のないもの、そしてここにあるもの

会  期  2022年11月15日[火]- 2023年1月15日[日] * 会期中一部展示替えがあります。
        前 期  11月15日[火]- 12月11日[日]
        後 期  12月13日[火]-   1月15日[日]
開館時間  10時 - 17時
      * 金曜日・土曜日のみ 10時-20時(入場はいずれも 閉館30分前 まで)
休  館  日  月曜日(1月9日は開館)、年末年始(12月27日-1月4日)、’23年1月10日[火]
観  覧  料  一般 830円、大高生 520円、中小生 200円
主  催  うらわ美術館、東京新聞
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春のうららかさや早朝の清々しさ。あるいはくつろいだ空間や何かが起こりそうな気配……。私たちのまわりには、姿形はなくてもその場や空間を色づけ、感情や行動に大きく作用する雰囲気といえるものがあります。それらは時に、空気や佇まい、生気やオーラ、ムードなどと呼ばれることもあるでしょう。そうした、曖昧でうつろい、時に存在さえ示せないものを、美術家たちはどのように描き、写し、形づくっているのでしょうか。

本展では、はっきりと見えないもの、刻々と変わる不定形なものなどを表現した作品を、国内の近現代の絵画や彫刻、ドローイング、映像、写真などで紹介します。美術家たちは感覚を研ぎ澄ませ、流れる大気、周辺の空間や時間、その関係やあり方をとらえようとします。その場を満たす光や粒子、輪郭、あるいは筆致や素材の吟味によって、さらには言葉へつながることによって、物質を超えた存在に形を与えています。
私たちは昨今、ウイルスや情報など、時代をも動かす、目には見えないものをより意識するようになりました。そのような中で改めて、私たちのまわりにあって空間を染め、ある力や豊かさが存在する場を、つかみ、作ろうとする美術家たちの表現に触れてみたいと思います。

◯ 出品作家
横山大観、菱田春草、中谷芙二子、武内鶴之助、淵上白陽、西亀久二、伊庭靖子、小川芋銭、牛島憲之、瑛九、河口龍夫、若林奮、福田尚代 他
◯ 展覧会の見どころ
美術家たちの豊かな視点や表現力を感じることのできる展覧会
はっきりと見えないもの、不定形なものに、美術家たちがどのような視線を向け、どのように表現しようとしたのかを探る本展。美術家たちの感性と創造力にご注目ください。
幅広い世代、多様なジャンルの作品約105点を展示
明治期の日本画、大正期の写真から現代のインスタレーション作品まで、展覧会のテーマのもとに幅広い世代の、多様なジャンルの貴重な作品が集います。
未発表の新作を初公開
河口龍夫、福田尚代の未発表の新作を展示します。貴重な機会を、ぜひお見逃しなく。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上観覧を。
[ 詳 細 : うらわ美術館 ]

【展覧会】富山県水墨美術館|企画展「南画 × 近代 ( Modern – Age ):大正-昭和初期を中心として」|’22年11月18日- ’23年1月15日

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富山県水墨美術館
企画展「南画 × 近代 ( Modern – Age ):大正-昭和初期を中心として」
会  期  2022年11月18日[金]- 2023年1月15日[日] * 会期中、展示替えを行います
        前期展示:11月18日[金]- 12月11日[日]
        後期展示:12月13日[金]-  1月15日[日]
休  館  日  月曜日(ただし1月9日は開館)、11月24日、12月29日-1月3日、1月10日
開館時間  午前9時30分 - 午後6時まで(入室は 午後5時30分 まで)
観  覧  料  [当日券]一 般:900円/大学生:450円      * 詳細は下掲データーを参照
主  催  富山県水墨美術館、北日本新聞社、チューリップテレビ
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南画-なんが-とは、古今東西の画派の要素を採り入れながら生まれ、江戸後期から明治初期にかけて流行した日本独自の絵画です。池大雅-いけのたいが-や、与謝蕪村-よさぶそん-らの名が知られる南画は、本来、反権威的で柔軟な性格でした。しかし、形式主義にとらわれた「つくね芋山水」と批難されるなかで、明治半ばには衰退したものとして、日本の近代美術史ではあまり重要視されてこなかった経緯があります。
ところが、大正期には西洋美術の新思潮「ポスト印象主義」以降の動向が日本画家たちにも影響を与え、南画に再び注目が集まります。洋画から日本画に転じた画家たちなども含め、画派を超えた自由な精神と表現性が見られる新時代の絵画は「新南画」と呼ばれました。
本展ではいくつかの観点から近代の南画を再考し、近代日本美術史のもうひとつの姿を探ります。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上ご参加を
[ 詳 細 : 富山県水墨美術館

【展覧会】SOMPO美術館|おいしいボタニカル・アート|食を彩る植物のものがたり|’22年11月5日-’23年1月15日|終了

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SOMPO美術館
おいしいボタニカル・アート
食を彩る植物のものがたり
会  期  2022年11月5日[土]- 2023年1月15日[日]
会  場  SOMPO美術館 160-8338 東京都新宿区西新宿1-26-1
休  館  日  月曜日(ただし1月9日は開館)、年末年始(12月29日 - 1月4日)
開館時間  午前10時 - 午後6時(最終入館は 午後5時30分 まで)
観  覧  料  一  般  1,600円、大学生  1,100円、高校生以下  無 料
主  催  SOMPO美術館、日本経済新聞社
──────────────
イギリスのキュー王立植物園の協力のもと、植物画(ボタニカル・アート)の中でも食用となる植物を描いた作品に焦点をあてた展覧会です。野菜や果物はもちろん、コーヒーやお茶、ハーブ、各種スパイスなど、イギリスの食生活を大きく変えた食物の植物画を、逸話や食材として取り入れられるようになった背景と共に紹介します。古いレシピや食卓を飾る陶磁器など食にまつわる資料類も展示し、「おいしい」ボタニカル・アートを通じて、イギリスの歴史と文化をたどる展覧会です。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上ご参加を
[ 詳 細 : SOMPO美術館

【展覧会】渋谷区立 松濤美術館|ビーズ ― つなぐ かざる みせる|国立民族学博物館コレクション|’22年11月15日-’23年1月15日|終了

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渋谷区立 松濤美術館
ビーズ ― つなぐ かざる みせる
国立民族学博物館コレクション
会  期  2022年11月15日[火]- 2023年1月15日[日]
入  館  料  一 般 800円、大学生 640円、高校生・60歳以上 400円、小中学生 100円
休  館  日  月曜日(ただし1月9日は除く)、11月24日[木]
      12月29日[木]- 1月3日[火]、1月10日[火]
開館時間  午前10時 - 午後6時
      * 毎週金曜日は夜8時まで開館。最終入館はいずれも閉館30分前まで。
──────────────
ビーズは、さまざまな部材に穴を開け、糸などでつないだ人類最古の装飾品のひとつです。その素材は土、石、ガラスと多様であり、各材質を生かした仮面、衣装、装飾品、人形が世界各地でつくられました。
本展は、国立民族学博物館所蔵の資料を中心に古今東西のビーズが大集合します。美しく、時に力強い魅力を放つビーズをとおし、世界の環境、文化、歴史の違いと多様性を理解する機会となるでしょう。一粒から無限に広がるビーズの世界をご堪能ください。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 渋谷区立 松濤美術館

【展覧会】東京工芸大学芸術学部 写大ギャラリー|古屋誠一写真展「第二章 母 1981.11-1985.10」 写大ギャラリー・コレクションより|’22年11月11日-’23年2月11日

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東京工芸大学芸術学部 写大ギャラリー
古屋誠一写真展「第二章   母  1981.11-1985.10」
写大ギャラリー・コレクションより
会  期  2022年11月11日[金]- 2023年2月1日[金]
開館時間  10:00-19:00
休  館  日  木曜日、日曜日、祝日
入  場  料  無 料
会  場  東京工芸大学 写大ギャラリー
      164-8678 東京都中野区本町2-4-7 5号館(芸術情報館)2F
      TEL 03-3372-1321
展示作品  カラー・モノクロ写真作品 約65点
主  催  東京工芸大学 芸術学部
企画構成  小林 紀晴 写大ギャラリー運営委員長
──────────────
この度、写大ギャラリーでは同学の卒業生である写真家・古屋誠一の作品『Christine Gössler 1978-1985』のシリーズなどを中心に364点をコレクションいたしました。
収蔵された作品は、古屋と妻が共に過ごした歳月をほぼ完全に網羅する貴重なもので、一度の収蔵点数としては大変多い数になります。これを記念して、二回にわけて古屋誠一の世界をご紹介いたします。本写真展はその二回目になります。

「第一章  妻 1978.2-1981.11」(本年8月に終了)では息子・光明を出産する直前までのクリスティーネの姿に注目しました。恋人、さらに夫婦になった二人の関係が主に描かれた作品で構成したものです。
今回の「第二章   母  1981.11-1985.10」では息子・光明を出産して母となったクリスティーネと、幼い光明の姿が多く登場します。観る者は光明の誕生によって、ふたりの生活が大きく変化したことに気がつくでしょう。夫婦関係は急激に、あたかも加速するかのようにそのかたちやバランスを変えていきます。

妻、夫という顔だけでなく、母、父という顔も持たされるからです。妻-夫、母-父、母-夫、妻-父といった意外なほど複雑な関係が生じます。写真からもそれらに対する二人の戸惑いや迷いといったものも十分に読み取ることができます。次第にクリスティーネは精神に異常をきたします。そのあいだに家族はグラーツからウィーン、さらに旧東ドイツのドレスデン、東ベルリンへと移り住みます。やがて突然の幕切れを1985年10月に迎えます。光明の誕生から僅か4年後のことです。

古屋が捉えたクリスティーネの表情はときに穏やかで優しいものです。一方でおおきな孤独と深い悲しみを感じさせるものも少なくありません。それは彼女が東ベルリンのアパートの上階から身を投げるという事実を、観る者の多くがすでに知っているから、よりそう感じさせるのかもしれません。あらたな命の誕生から死別までの日々を是非ご覧ください。
(企画構成 小林紀晴)

◉ 古屋 誠一(ふるや せいいち, 1950年―)
1950年、静岡県賀茂郡賀茂村宇久須(現・西伊豆町)に生まれる。東京写真短期大学(現・東京工芸大学)で写真を学んだ後、1973年にヨーロッパへ向かう。1975年からオーストリア第二の都市グラーツを生活の拠点とする。代表作は妻クリスティーネをテーマとした写真集『Mémoires』(5冊刊行)。これまでにヨーロッパ、アメリカ、日本などで多くの展覧会を開催している。最近では『Mémoires』から10年の時を経て、やはりクリスティーネを扱った写真集『Face to Face』(2020年)、『First Trip to Bologna 1978 / Last Trip to Venice 1985』(2022年)などを発刊。また写真専門誌『Camera Austria』 の創刊、編集にも深く関わり、1980年代から日本の写真家、写真文化を広くヨーロッパに紹介した。グラーツ在住。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 東京工芸大学  東京工芸大学 写大ギャラリー ]

【PERFORMANCE & FILM】高知県立美術館|ライヴ演奏付き無声映画 & 秋の定期上映会|「合田佐和子が描いた銀幕のスターたち」|高知ライブエール・プロジェクト|’22年11月17日-11月20日|終了企画

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高知県立美術館
ライヴ演奏付き無声映画 & 秋の定期上映会
「合田佐和子が描いた銀幕のスターたち」
高知ライブエール・プロジェクト
期  間  2022年11月17日[木]- 11月20日[日]
      音楽 映画 パフォーマンス
内  容  ライヴ演奏付き無声映画
会  場  高知県立美術館ホール
演  奏  者  坂田明、大友良英、勝井祐二、山本達久、武田理沙
料  金  各日 前売3,000円・当日3,500円
企画原案・司会  田中 淳(松山無声映画上映会実行委員会)
主  催  高知県立美術館(公益財団法人高知県文化財団)、公益社団法人日本芸能実演家団体協議会
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合田佐和子はマレーネ・ディートリッヒ、マリリン・モンロー、リリアン・ギッシュら数多くのスター俳優を描いています。今回スター俳優たちのあまたの出演作品の中から12作品を厳選して上映します。
また、坂田明、大友良英、勝井祐二、山本達久、武田理沙によるライヴ演奏付き無声映画上映も行います。この機会に往年のスターたちの魅力をご堪能ください。

◉ ライヴ演奏付き無声映画  * 開場は開演の30分前
【 演 奏 者 】
 坂田  明  (サックス、クラリネット、ヴォイス 他)
 大友良英(ギター 他)
 勝井祐二(エレクトリック・ヴァイオリン、アコースティック・ヴァイオリン)
 山本達久(ドラム)
 武田理沙(ピアノ、キーボード、エレクトロニクス)

※ 感染症予防対応実施中です。下掲詳細を確認の上ご参加を。
[ 詳 細 : 高知県立美術館
[ 関 連 : 活版 à la carte【展覧会】高知県立美術館|合田佐和子展 帰る途もつもりもない|’22年11⽉3⽇-’23年1⽉15⽇

【展覧会】神戸ファッション美術館|神戸ファッション都市宣言50周年記念|特別展 祝祭の景色 ~世界の結婚式~|’22年11月19日-’23年 1月29日

神戸ファッション

神戸ファッション美術館
神戸ファッション都市宣言50周年記念
特別展 祝祭の景色 ~世界の結婚式~
期  間  2022年11月19日[土]- 2023年 1月29日[日]
開館時間  10:00 - 18:00(入館は17:30まで))
休  館  日  月曜日、年末年始(12/29-1/3)、1月10日[火]
      * ただし 1月9日[月・祝]は開館
入  館  料  一 般 1,000円、65歳以上・大学生 500円、高校生以下 無 料
主  催  神戸ファッション美術館、神戸新聞社、毎日新聞社
────────────────────────
1973 年 1 月、当時の神戸商工会議所会頭が「神戸ファッション都市宣言」をしてから、今年で 50 年目。神戸は官民挙げて、ファッション都市としての発展と産業の振興に取り組んできました。
節目の祝いに重ね、祝祭の代表的行事の一つ「結婚式」を中心にした作品で「ハレの日」を演出します。

神戸ファッション美術館が所蔵する衣装の中から、西洋をはじめ、インド・マハラジャ、韓国、インドネシアなどの婚礼衣装を、儀式の再現を含めて展示。世界各地の多様な祝いのファッションを紹介します。世界を代表する著名なファッションデザイナーのドレスもお披露目します。
また体験コーナーとして、画面上で選んだ婚礼衣装を着て、その姿をプリントアウトもできる「着せ替えサイネージ」も設置します。
色彩豊かで、豪華な空間をどうぞお楽しみください。

◉ 第 1 章
魅惑のウェディング・ドレス
いつの時代も、女性の永遠の憧れとして語られ、特別のクチュールドレス(高級仕立服)と考えられるウェディング・ドレス。同館所蔵の1870年代のバスル・スタイルのドレスや、 ディオール(ジョン・ガリアーノ)をはじめ、アニエス ベーなどの作品とあわせ、現代を代表するデザイナー、桂 由美、コシノヒロコ、コシノミチコの魅力にあふれた華麗な作品を紹介します。
◉ 第2章
世界の伝統的婚礼の景色
世界には、婚礼をハレの日の特別な儀礼として伝統を守り続けている地域があります。この章では、インドのマハラジャ階級、インドネシア、韓国などの華やかな婚礼儀式を衣装と装置で再現し、現地で取材した映像も上映。日本やヨーロッパ諸国を含め、格別に豪華で色彩鮮やかな、多様な婚礼衣装も展示します。

※ 感染症 新型コロナウイルスの影響等で変更の場合があります。下掲詳細を確認の上観覧を。
[ 詳 細 : 神戸ファッション美術館

【展覧会】東京国立博物館|東京国立博物館創立150年記念|特別展「国宝 東京国立博物館のすべて」|’22年10月18日-12月11日

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東京国立博物館
東京国立博物館創立150年記念 
特別展「国宝 東京国立博物館のすべて」
会  期  2022年10月18日[火]- 12月11日[日]
会  場  東京国立博物館 平成館 特別展示室(上野公園)
開館時間  9時30分 - 17時00分
      * 金曜・土曜日は20時00分まで開館(総合文化展は17時00分閉館)
休  館  日  月曜日
観覧料金  本展は事前予約制(日時指定)で、オンライン、コンビニでの事前予約が必要。
      東京国立博物館正門チケット売り場での販売はございません。
      予約・購入の詳細は、展覧会公式サイトでお知らせします。
      一 般 2,000円、大学生 1,200円、高校生 900円
主  催  東京国立博物館、毎日新聞社、NHK、NHKプロモーション、独立行政法人日本芸術文化振興会、文化庁
────────────────────────
本展は、東京国立博物館創立150年の大きな節目を記念して開催するものです。150年の間に積み重ねられた約12万件という膨大な所蔵品の中から、国宝89件すべてを含む名品と、明治から令和にいたる150年の歩みを物語る関連資料を通して、東京国立博物館の全貌を紹介します。
展示は2部構成で、計150件を展示。東京国立博物館にはじめて来館される方には新発見の場として、親しいリピーターの方には再発見の場として、魅力的な展示内容と展覧会場を創出します。

※ 本展は日時指定事前予約制です。正門チケット売り場での販売はありません。
下掲詳細をご確認の上ご観覧ください。

[ 詳 細 : 東京国立博物館 展覧会特設サイト

【展覧会】郡山市立美術館|郡山市立美術館開館30周年記念展 1|ノスタルジックジャーニー 記録する眼|豊穣の時代 ─ 明治の画家 亀井至一、亀井竹二郎兄弟をめぐる人々|’22年11月3日-’23年1月9日

郡山チラシ

郡山市立美術館
郡山市立美術館開館30周年記念展 1
ノスタルジックジャーニー
記録する眼 豊穣の時代 ── 明治の画家 亀井至一、亀井竹二郎兄弟をめぐる人々
会  期  2022年11月3日[木・祝]- 2023年1月9日[月・祝]
開館時間  午前9時30分 - 午後5時(最終入館は 午後4時30分)
休  館  日  毎週月曜日(祝日の場合は翌平日)、年末年始
会  場  郡山市立美術館
      963-0666 福島県郡山市安原町字大谷地130-2 Tel. 024-956-2200
主  催  郡山市立美術館
──────────────
亀井至一(1843-1905)と、弟・亀井竹二郎(1857 頃-1879)は、ともに写真家・画家として知られる横山松三郎(よこやま まつさぶろう 1838-1884年 幕末・明治初期の写真家、洋画家。別名・文六(三代目)。城郭、社寺などの写真が重要文化財として残っている) のもとで洋画を学び、版画工房・玄々堂(幕末から明治初期の銅版画印刷・石版画印刷・木版画印刷・活字版印刷を家業とした。初代:松本保居、二代:松本緑山)で活動しました。
弟・竹二郎は、文化財保護の先駆者であった 蜷川式胤(にながわ のりたね 1835-1882年、明治初期の官僚、好古家。文部省博物館-現在の東京国立博物館-の開設に尽力、また日本の陶器を海外に紹介)の支援を受けて、東海道の53の宿場を油彩画で描くスケッチ旅行ののち、明治12年23 歳といわれる若さで没します。

この油彩画連作は明治24 年から25 年にかけて石版画として出版されました。元々浮世絵系の版元と関係のあった兄・至一は、その後自ら版元として石版画などを出版。いわゆる額絵と呼ばれる大判の石版画が大きく発展した明治半ば、その中心的な作家のひとりとなりました。こうした亀井兄弟の周辺には、横山や蜷川のほかにも、玄々堂に出入りした画家や文化人、またその後の印刷業界に関係した人々など、多彩な顔ぶれが並びます。
本展では、亀井兄弟と周辺の人々との関わりに焦点をあてることで、これまで見落とされがちであった諸相を検証します。

※ 感染症予防対応実施中です。下掲詳細を確認の上ご参観を。
[ 詳 細 : 郡山市立美術館
[ 参 考 : 活版 à la carte【展覧会】福島県立美術館|企画展 没後200年 亜欧堂 田善|江戸の洋風画家・創造の軌跡|’22年10月29日-12月18日
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郡山02 郡山01

【展覧会】文化学園服飾博物館|紅白 夢の競演!-さまざまな国の “赤” と “白”-|’22年12月9日-’23年2月14日

文化学園A文化学園B

文化学園服飾博物館
紅 白 夢の競演!
-さまざまな国の “ 赤 ” と “ 白 ”-
会  期  2022年12月9日[金]- 2023年2月14日[火]
開館時間  10:00-16:30
      12月16日[金]、1月20日[金]は19:00まで開館  * 入館は閉館の30分前まで
休  館  日  日曜日・祝日・年末年始 12月28日[水]-1月5日[木]
入  館  料  一 般 500円、大 高 生 300円、小 中 生 200円
会  場  文化学園服飾博物館
      151-8529 東京都渋谷区代々木3-22-7 新宿文化クイントビル 1階
      TEL. 03-3299-2387  お問い合わせ:03-3299-2211
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衣服の「色」は、着たときの印象を左右する大切な要素で、時に個人や民族の思想を反映したり、着る人の立場を表すなど、さまざまな解釈が与えられてきました。
本展では、「赤」と「白」の衣装に注目し、日本の着物、アジアやアフリカの民族衣装、ヨーロッパのドレスなど、約40か国の衣装を出品します。赤は太陽や火、血の色に通じることから、生命力や力強さ、権威の象徴とされることもあります。また色味を持たない白は、透明感や清らかさを連想させることから、清潔、純真、神聖といった意味が与えられることもあります。
それぞれの色が各国でどのような意味を持つのか、共通点や相違点などを探りつつ、世界各地の衣装の競演をお楽しみください。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上参観を。
[ 詳細 : 文化学園服飾博物館

【展覧会】長野県立美術館|戸谷成雄 彫刻 Toya Shigeo Sculpture ある全体として Entity|’22年11月4日-’23年1月29日|会期末

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長野県立美術館
戸谷成雄 彫刻 Toyaa Shigeo Sculptere
ある全体として Entity
会  期  2022年11月4日[金]- 2023年1月29日[日]
休  館  日  水曜日 *11/23は祝日のため開館、翌平日11/24休館、年末年始(12/28-1/4)
開館時間  9:00-17:00(展示室入場は16:30まで)
観  覧  料  一 般 1,000円、大学生及び75歳以上 700円、高校生以下又は18歳未満 無 料
      * 東山魁夷館及び長野県立美術館コレクション展との共通料金
      一 般  1,500円、大学生及び75歳以上  1,000円
会  場  長野県立美術館 展示室1 ・ 展示室2 ・ 展示室3
      380-0801 長野市箱清水1-4-4(善光寺東隣)
      TEL 050-5542-8600(ハローダイヤル)FAX 026-232-0050
主  催  長野県、長野県立美術館、戸谷成雄展実行委員会
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戸谷成雄(1947ー ・長野県上水内郡小川村)は、日本の現代彫刻を代表する存在として、「彫刻とはなにか」を問う根源的な思索を深めながら、精力的に作品を発表しています。
長野県での初めての個展となる本展では、戸谷成雄の初期から近年の作品まで代表作を含め約30点を、展覧会のコンセプトに合わせ、制作年に関係なく展示します。
本展では、その壮大な彫刻観へのいとぐちとして、「表面」や「構造」といった独自の彫刻概念に、日本語の言語構造への深い思索が反映されていることに焦点を当てます。この思索は、戸谷自身の言葉にしばしば表明されてきましたが、作品を目の前に語られる機会はあまり多くありませんでした。日本の社会について戸谷が常に抱く問題意識は、言語学や人類学の方法論をもちいて社会の構造のありかたを問うという、世界的な思想のながれに合致し、彫刻家自身の彫刻概念と共振しました。

1980年代半ばから始められた「森」シリーズに見られるように、チェーンソーで木材の表面を刻んだ大型の木彫作品がよく知られていますが、作品の基本的な考え方は、戸谷が彫刻家をこころざした1970年代にすでに形成されました。当時、国内外で展開されていた現代美術では、旧来の絵画や彫刻が事実上否定され、美術そのものの在り方が問われていました。戸谷はいわゆる制度として解体された彫刻を、時代や地域の枠を乗り越え、その起源から見つめ直しています。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上参観を。
[ 詳 細 : 長野県立美術館

【展覧会】根津美術館|特別展 将軍家の襖絵 屏風絵でよみがえる室町の華|’22年11月3日-12月4日|オンライン日時指定予約入館制|会期末

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根津美術館
特別展 将軍家の襖絵
屏風絵でよみがえる室町の華
会  期  2022年11月3日[木・祝]-12月4日[日]
休  館  日  毎週月曜日
開館時間  午前10時-午後5時(入館は閉館30分前まで)
入  場  料   オンライン日時指定予約入館制
      一 般 1500円、学 生 1200円、中学生以下は 無 料
      * 障害者手帳提示者および同伴者は200円引き
会  場  根津美術館 展示室 1・2
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現代日本文化の原点というべき室町時代(1336-1573)の文化。その中心に位置するのは、京都の室町幕府、足利将軍邸です。そんな将軍邸を構成する建築の中でとくに重要なのが、人々が集った会所と呼ばれる建物です。
会所の襖は、当代を代表する画家の絵によって飾られていましたが、すべて失われ、現在、目にすることはできません。しかし、残された文献から、どのような画題の絵が描かれていたかを知ることができます。また、襖絵と画面の規模と形式が近い屏風絵によって、復元的に想像することも可能です。

本展は、足利将軍邸の会所襖絵における典型的な画題を選び、室町後期から江戸時代に制作された屏風絵を集め、一堂に展示することによって〈将軍家の襖絵〉の世界をよみがえらせるものです。

※ 感染症予防対応実施中。入館はオンライン日時指定予約制下掲詳細を確認のうえ観覧を
[ 詳 細 : 根津美術館 ] { 根津美術館 活版アラカルト まとめ }

【展覧会】周南市美術博物館|生誕100年 宮崎進展 終わりなき旅|’22年11月2日-12月18日

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周南市美術博物館
生誕100年 宮崎進展
終わりなき旅
期  間  2022年11月2日[水]- 12月18日[日]
休  館  日  月曜休館
観  覧  料  一般 1,100円、大学生 800円、18歳以下 無 料
所  在  地  山口県周南市花畠町10-16
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周南市出身の画家・宮崎進(1922-2018)は、「旅芸人シリーズ」や「シベリアシリーズ」などの作品により、国内外で高く評価され、2004年には 82歳にして 世界最大の国際展といわれる サンパウロ・ビエンナーレ の日本代表に選ばれました。96歳で亡くなるまで、生涯をかけて作品を制作するなかで、「生きるとは何か」「人間とは何か」を問いつづけた画家です。芸術の可能性を信じ、真摯にそれを追求しつづけた姿勢は、戦後の日本美術界においても希有な存在といえます。
今回の展覧会は生誕100年を記念し、当館が誇る宮崎進作品コレクションを中心に、彼の画業を紹介するとともに、制作に向けられたエネルギーの原点にせまります。

※ 新型感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上観覧を。
[ 詳 細 : 周南市美術博物館

【展覧会】台東区立書道博物館|企画展 中村不折コレクション|抵抗と恭順 ─ 激動の明末清初 ─|’22年11月1日-’23年1月22日|会期終了

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台東区立書道博物館
企画展 中村不折コレクション
抵抗と恭順 ── 激動の明末清初 ──
会  期  2022年11月1日[火]- 2023年1月22日[日]
      会期中、一部展示替えがあります。
        前  期  11月1日[火]-12月11日[日]
        後  期  12月13日[火]- 1月22日[日]
会  場  台東区立書道博物館
      110-0003 台東区根岸2丁目10番4号 電話 03-3872-2645
観  覧  料  一  般・大学生  500円、 高、中、小学生  250円
開館時間  午前9時30分-午後4時30分(入館は4時まで)
休  館  日  月曜日、12月29日[木]-1月3日[火]、1月10日[火]
      * ただし1月9日[月・祝]は開館。
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17世紀の明時代末は、政治経済が混乱を極め、各地で農民による反乱が起きていました。農民反乱の指導者であった李自成は北京を陥落させ、明王朝は終焉を迎えます。一方、満洲地方では女真族が 後金 を建国し、国号を 清 とあらためました。清は李自成軍を駆逐し、満洲族による清王朝が確立します。
満洲族に支配権を奪われた明の遺民たちは、清王朝に抵抗するか、恭順するか、苦渋の選択を強いられました。波乱に満ちた当時の状況は書の作品にも反映され、胸中の激情を吐露したかのような特異な表現が見られます。
2007年、東京国立博物館と同館において「抵抗と恭順 一 明未清初の書人たち ー」を開催しました。再び、明末清初をテーマに東京国立博物館と時期を合わせて開催いたします。上野の山とその麓で繰り広げられる激動の明未清初の世界をご堪能ください。

※ 新型感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上観覧を。
[ 詳 細 : 台東区立書道博物館 ]

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東京国立博物館
東洋館 4 階 8 室
中国の絵画・書跡・文人の書斎 明末清初の書画
会  期  2022年11月15日[火]- 2023年1月29日[日]

SPECIAL_LARGE_6810草書五言律詩軸 傅山筆 中国 清時代・17世紀
[展示期間:2022年12月20日[火]- ]
東京国立博物館 東洋館ウエブサイトゟ

明末清初(みんまつしんしょ 17世紀前後)は、漢民族が統治する 明(1368-1644)から、満州族による 清(1616-1912)へと王朝が交替した激動の時代です。
明朝に仕えた漢民族の知識人は、王朝の滅亡に際して、自らの立場の選択を迫られました。明と運命をともにして殉じた烈士(れっし)、清には仕えずに抵抗の姿勢を貫き、明への忠節を尽くした遺民(いみん)、清に降伏して、明清両朝に仕えた弐臣(じしん)。彼らは不安定な社会情勢のなか、それぞれの立場で葛藤を抱えながら、強烈な個性を発揮した優れた書画作品に、想いを昇華させました。つまり、清朝初期においても、主な文化の担い手は、漢民族の知識人だったのです。

また、金箋(きんせん)などの紙や、絖(ぬめ)などの滑らかで光沢のある絹織物の使用、縦長の大きな長条幅(ちょうじょうふく)や、扇面(せんめん)などの画面形式の流行もこの時期の特徴です。明末清初の書画には、古典の様式をふまえながらも、こうした材質、形式を効果的に活かした、新奇な作風を築いたものが少なくありません。ここでは、行草書や山水図の作例を中心に展示し、明末清初の文化を彩る個性的な書画とその作者を紹介します。

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[ 詳 細 : 台東区立書道博物館 ] [ 詳 細 : 東京国立博物館 東洋館  第8室

【展覧会】いわき市立美術館|生誕110年 傑作誕生・佐藤忠良|’22年11月5日-12月18日

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いわき市立美術館
生誕110年 傑作誕生・佐藤忠良
会  期  2022年11月5日[土]- 12月18日[日]
休  館  日  毎週月曜日
開館時間  09:30 - 17:00(最終入場 16 : 30)
会  場  いわき市立美術館 2階企画展示室
      970-8026 福島県いわき市平字堂根町4-4
      電話番号:0246-25-1111 ファクス:0246-25-1115
観  覧  料  一  般 1,000円、 高・高専・大生 500円、 小・中生 300円
主  催  いわき市立美術館
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佐藤忠良(さとう ちゅうりょう  1912-2011)は戦後日本の具象彫刻を代表する作家であり、『おおきなかぶ』をはじめとする絵本挿絵でも知られています。
宮城県に生まれ、少年時代を北海道で過ごした佐藤は画家を志して上京しますが、ロダンやその弟子達の彫刻に魅せられて東京美術学校(現・東京藝術大学)彫刻科に入学、卒業後、新制作派協会(現・新制作協会)の彫刻部創設に参加しました。しかし、軍の召集を受けて旧満州に渡ると、終戦後に3年間の過酷なシベリア抑留を経験します。復員後は再び制作の世界に戻り、一貫して具象彫刻の道を歩みました。

生誕110年を機に開催する本展覧会では、佐藤が手掛けた三つの傑作に焦点をあてます。
「日本人の手で初めて日本人の顔を表現した」と高く評価された《群馬の人》。
身体と衣服によって生まれる形態の均衡を意識し、独自の具象表現に至った《帽子・夏》。
そして、動感あふれる描写とリズミカルな場面展開によって読者の心をつかみ、いまや三世代にわたって読み継がれているロングセラー絵本『おおきなかぶ』。
これら三つの傑作誕生の背景を、彫刻や素描、絵本原画、そして佐藤自身が収集したロダンやマリーニ、ピカソらの作品からなる「佐藤忠良コレクション」を手掛かりに紐解いていきます。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上参観を。
[ 詳 細 : いわき市立美術館 ] 

【展覧会】ミュゼ浜口陽三・ヤマサコレクション|2022年 秋の展覧会 瞳に映るファンファーレ ー|浜口陽三の銅版画と川瀬巴水をはじめとした新版画 ー|’22年10月29日-’23年1月29日

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ミュゼ浜口陽三・ヤマサコレクション 2022年 秋の展覧会
瞳に映るファンファーレ
ー 浜口陽三の銅版画と川瀬巴水をはじめとした新版画 ー
会  期  2022年10月29日[土]- 2023年1月29日[日]

開館時間  11:00 - 17:00(土日祝 10:00- )最終入館 16:30
休  館  日  月曜日(ただし 1/9 は開館)、12/26[月]-1/6、1/10[火]
      《ナイトミュージアム》 会期中の第 1・3 金曜日
      (11/4、11/18、12/2、12/16、1/20)は 20:00 まで開館、最終入館 19:30
入  館  料  大 人 600 円、大学生・高校生 400 円、中学生以下 無 料
会場住所  103-0014 東京都中央区日本橋蛎殻町1-35-7
      Tel:03-3665-0251 Fax:03-3665-0257
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浜口陽三は、20世紀を代表する銅版画家の一人です。銅版画の技法カラーメゾチントを開拓し、世界的に活躍しました。
本展では浜口陽三の銅版画とともに収蔵品から風景を中心とした「新版画」30点を紹介します。版画は描いただけでは完成しません。描く、彫る、刷るという工程を重ね、長い時間をかけて1つの作品を生み出します。
手仕事から生まれた端正な作品は、静かな調和をたたえ、音楽を聴いた後のように、気持ちを楽しませてくれます。作品が謳いあげる、何気ない風景の中の一場面や日常は、普段私たちが見過ごしてしまう隠れた美しさを気づかせてくれるかもしれません。うけとめるように絵の前に立てば、感動に満ちた世界のはじまりを告げる音が聴こえてくることでしょう。深く澄んだ銅版画と、典雅な木版画の饗宴です。いつまでも続く作品の余情をご堪能ください。

〇 浜口陽三のカラーメゾチント作品
柔らかな色のニュアンスあふれる独自の作風は、銅の板を気の遠くなるほどの時間をかけて繊細に彫り上げることによって生まれます。
黄、赤、青と黒の4版を作り、4回プレス機にくぐらせます。

〇 新版画とは
浮世絵の伝統を汲みつつ、近代日本の絵画の美意識を盛り込み、明治大正、昭和初期まで発達をとげた木版画。
絵師、彫師、摺師の分業によって制作された、その時代の「新しい版画」です。本展では、一人のコレクターの目を通して蒐められた、鏑木清方門下を中心としたの画家の手による、静かで気品溢れる作品が並びます。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上ご参観を。
[ 詳 細 : ミュゼ浜口陽三・ヤマサコレクション

【展覧会】松岡美術館|松岡コレクション めぐりあうものたち Vol. 2|’22年11月1日-’23年2月5日|終了

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松岡美術館
松岡コレクション めぐりあうものたち Vol. 2
会  期  2022年11月01日[火]- 2023年02月05日[日]
        前期展示:11月01日[火]-12月11日[日]
        後期展示:12月13日[火]-02月05日[日]
展  示  室  松岡美術館
      108-0071 東京都港区白金台5-12-6 TEL:03-5449-0251
開館時間  10:00-17:00(入館は16:30まで)
      第一金曜日のみ 10:00ー19:00(入館は18:30まで)
休  館  日  毎週月曜日(祝日の場合は翌平日)、展示替え期間、年末年始
      詳細は「開館カレンダー」をご覧ください。
観  覧  料  一 般 / 1,200円、25歳以下 / 500円、高校生以下 / 無 料
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創設者 松岡清次郎は自らオークションや公募展に出向き、琴線にふれる作品とのめぐりあいを積み重ね、約2400点のコレクションを蒐集しました。また、清次郎が愛した芸術も様々な人やモノ同士のめぐりあいの上に成り立っています。

3会期連続で「出会い」をテーマとした企画展も、いよいよ最終回。Vol.3となる本展では、「明清陶磁 繚乱の美」「館蔵 中国明清絵画展」「幽玄の道」「中国青銅器 金文」を開催。所蔵品の主軸である陶磁器からは中国陶磁の集大成となる明清時代の作品を出品。また、清次郎が晩年、集中的に蒐集した明清絵画を一堂に会します。さらに中国伝来の芸能を起源とする能楽に関連した作品、金文に着目した中国青銅器をご紹介します。作品との出会い、また作品に内包された様々な出会いをお楽しみください。

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[ 詳 細 : 松岡美術館

【初春イベント】高知県立美術館|高知県立美術館 能楽堂にて 幡多神楽を舞う|’23年1月3日|終了企画

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高知県立美術館
イベント 高知県立美術館 能楽堂にて 幡多神楽を舞う
日  時  2023年 1月3日[火]
      開 演 13:00 / 終演予定 15:00 (開場 12:30)
      * 終演時間が前後する可能性がありますのでご了承下さい。
会  場  高知県立美術館 能楽堂
料  金  無 料(出入り自由)
出  演  幡多神楽保存会(高知県高岡郡四万十町)
問い合せ  高知県立美術館
      781-8123 高知県高知市高須353-2 TEL 088-866-8000
主  催  高知県立美術館(公益財団法人高知県文化財団)
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高知県高岡郡四万十町十和地区(旧十和村-とおわそん)に伝わる、国の重要無形民俗文化財「幡多(はた)神楽」。
旧十和村久保川の神職であった平野清記が、津野山神楽より伝授されたものを基本として、他の演目を加え安政元年(1854)の秋祭りに奉納したのが始まりといわれています。
能楽堂を舞台に、厳かに、時にユーモラスに舞われる神楽を、ぜひお楽しみください。

■『幣舞-へいまい』
基本とされる舞 で、1番から5番まである。
■『金山彦の舞』
山探しの舞とも呼ばれる。金山彦(かなやまひこ)の神が宝物を探して旅に出て、宝物の剣を手にし、喜び勇む舞。
■『長刀の舞』 
長刀(なぎなた)を持ち、腕や腰、膝のまわりを、自由自在に操りながら舞う。
■『鬼神払(きじんばらい)の舞』
須佐之命(すさのおのみこと)が鬼神たちの退治に出かけ、退治した鬼神の首をかかげて五方の神々に捧げる舞。
■『弓の舞』 
弓・矢を持ち、五方の悪魔たちを射払う舞。
■『盆の舞』
盆を持ち、体のまわりを華麗に操りながら舞う。
■『稲荷・大国(だいこく)の舞』 
稲荷(いなり)の神と大国主(おおくにぬし)の神との舞であり、豊年の舞とも呼ばれる。

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[ 詳 細 : 高知県立美術館 ]

【展覧会】大和文華館|特別企画展 明清の美 ─ 15-20世紀中国の美術 ─|’22年11月18日-12月25日|会期終了

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大和文華館
特別企画展 明清の美 ── 15-20世紀中国の美術 ──
会  期  2022年11月18日[金]- 12月25日[日] * 会期中展示替あり
        【前 期】 11月18日[金]- 12月  4日[日]
        【後 期】 12月  6日[火]- 12月25日[日]
休  館  日  月曜日休館
開館時間  午前10時 - 午後5時(入館は 午後4時 まで)
入  館  料  一  般 630円 高校・大学生 420円 小学・中学生 無 料
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漢民族が興した王朝である 明(1368-1644)、それに続く 女真族(満州族)の王朝である清(1616-1912)は、いずれも長い歴史に育まれた中国の伝統を継承しつつ、経済発展を背景に、宮廷や知識人、民衆などの様々な層で、多彩で華やかな芸術文化が栄えました。そして交易などによって、明清の文物と人が他国に渡り、それぞれの国に新たな表現技法をもたらしたことも知られます。日本においては、沈詮-しんせん-ら来舶清人が描く迫真的な花鳥動物画、琉球では、清代の福州(現在の福建省)で画を学んだ山口宗季-やまぐちそうき-などが挙げられるでしょう。
本展観では、同館の収蔵品を中心として、主に15世紀-20世紀初頭における明清中国の多彩な美術をご覧いただきます。更に同時代の琉球を始めとする、中国と関わりをもった国々の作品も展示します。
2022年は、日中国交正常化50周年、そして沖縄復帰50周年にあたります。この二つの節目の年に、時代の証人ともいえる作品達を通して、悠久なる東アジアの文化交流史に想いを馳せていただけましたら幸いです。

※ 大和文華館、松伯美術館、あべのハルカス美術館は、近鉄グループが運営する美術館です。
※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上ご参加を

[ 詳 細 : 大和文華館

【展覧会】竹尾|紙の展覧会 見本帖本店展示|TAKEO PACKAGE EXHIBITION「10年後の紙とくらし」|’22 年11月7日-12月27日

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竹尾 紙の展覧会
見本帖本店展示 TAKEO PACKAGE EXHIBITION「10年後の紙とくらし」
会  期  2022 年 11 月 7 日[月]- 12 月 27 日[火]
開場時間  11:00 - 18:00
休  館  日  土日祝/休館
      * 特別オープン日   11月12日[土]・12月10日[土] 13:00 - 17:00
住  所  101- 0054 東京都千代田区神田錦町 3-18-3
出展企業  花王株式会社/資生堂クリエイティブ株式会社/ソニーグループ株式会社/
      株式会社ビームス クリエイティブ/株式会社明治アドエージェンシー
イラストレーション  益田ミリ
主  催  株式会社 竹尾
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紙と人。
その幸せな関係はおよそ2,000年も前から続いています。
昨今、わたしたちの日々の暮らしや働き方は急速に多様化しています。
これからもさまざまな出来事に対応して、
わたしたちの価値観や行動様式は変化していくでしょう。
そのとき、紙と人の関係はどのようなものになっているのでしょう。

本展では、日用品、化粧品、テクノロジー、衣料品、食品の分野から
花王、資生堂、ソニー、ビームス、明治のインハウスデザイナーたちが、
ちょっと先の〝10年後〟の紙と人の関係がどのような感じになっているかを
各々の視点から考察しました。
〝少し先の今〟の暮らしとそこで使われているであろうさまざまな〈パッケージ〉を
2032年の日常のあるワンシーンを切り取って、具体的に提案いたします。

◉ 出展企業:プロトタイピングする10年後の日常シーン
– 花王:洗剤と仲良く暮らす
– 資生堂クリエイティブ:自分らしくいるためのあたらしいパーソナルスペース
– ソニーグループ:宇宙にいる私たちの暮らし
– ビームス クリエイティブ:10年後のBEAMSでのお買い物
– 明治アドエージェンシー:たいせつな人たちとの食事の時間

[ 詳 細 : 株式会社 竹尾 ] 

【イベント】国立科学博物館 附属自然教育園|企画展「フィールドとつながる絵本原画展 草の根と落ち葉」|’22年11月3日-’23年1月15日

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国立科学博物館 附属自然教育園
企画展「フィールドとつながる絵本原画展 草の根と落ち葉」
開催期間  2022年11月3日[木・祝]-2023年1月15日[日]
休 園  日  11/4㈮、11/7㈪、11/14㈪、11/21㈪、11/24㈭、12/19㈪、12/26㈪、12/28㈭-1/4㈬、1/10㈫
入  園  料  一 般 320円、高校生以下・65歳以上 : 無  料
開園時間  9:00-16:30(入園は16時まで)
主  催  国立科学博物館 附属自然教育園
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「草の根のたんけん(おくやまひさし 文・絵)」と「落ち葉のふしぎ博物館(盛口満 文・絵)」。2つの絵本に描かれた原画を楽しみながら、実際に園内で植物を観察できる、絵本原画と自然教育園のフィールドをつなぐ企画展。
絵本が伝える自然の魅力。フィールドだから気づくこと。その相乗効果から、自然の「おもしろさ」と「不思議」をより感じていただけるような工夫を散りばめました。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上参観を。
[ 詳 細 : 国立科学博物館 附属自然教育園

【 参考動画 YouTube 自然教育園ってどんなところ? 国立科学博物館公式 かはくチャンネル 】
自然教育園は、大都市「東京」の中心部:港区白金台にあって、今なお豊かな自然が残る、都会の中のオアシスともいえる貴重な緑地。なぜ、緑地は残されたのでしょうか? 自然を守るために、どのような維持管理をおこなっているのでしょうか?  スダ爺 と めばえん が紹介します。

【展覧会】高知城歴史博物館|没後150年 山内容堂|~ 鯨海酔侯の見た幕末維新 ~|’22年9月17日-12月11日|前後期 二部制|後期展 開催中

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高知城歴史博物館
没後150年 山内容堂
~ 鯨海酔侯の見た幕末維新 ~
開催期間  2022年09月17日[土]-12月11日[日]
        前期展示:09月17日[土]-10月30日[日]「公武合体」実現に駈けた日々
        後期展示:11月02日[水]-12月11日[日] 報恩と勤王の狭間で 
会  場  高知城歴史博物館 特別展示室
      780-0042 高知県高知市追手筋2-7-5
      TEL.088-871-1600  FAX.088-871-1619
休  館  日  会期中無休
観 覧 料   700円(常設展含む)、高校生以下は 無 料
      * 高知城とのセット券/900円
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15代土佐藩主、山内豊信(号容堂)。大政奉還を建白した人物として歴史に名を残す容堂の事蹟を、県内外所在の約100点の資料により通覧します。

山内容堂 高知城歴史博物館蔵山内容堂油彩肖像画 高知城歴史博物館蔵 前期展示
生没年:1827-72
15代土佐藩主。諱(いみな=実名)は豊信(とよしげ)。容堂は彼の用いた号の一つで、安政5年の隠居後に公称とする。慶応3年(1867)、15代将軍徳川慶喜に大政奉還を建白、江戸幕府を終焉に導いた。維新政府では議定等の要職に任じられるが間もなく辞し、明治5年(1872)6月21日、別荘があった東京台東区橋場の隠棲地でこの世を去った。没年満44。墓所は山内家下屋敷のあった品川区東大井にあり、品川区指定史跡となっている。「山内豊信(容堂)墓 品川区指定史跡 所在:東大井四丁目八番 指定:昭和五十三年十一月二十二日(第十一号)」

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上ご参加を
[ 詳 細 : 高知県立 高知城歴史博物館

【展覧会】新宿区立 新宿歴史博物館|令和4年度特別展|新宿の弥生時代 ~ 教科書の弥生時代と比べてみると ~|’22年9月17日-12月4日|会期終了

新宿歴博01 新宿歴博02

新宿区立 新宿歴史博物館
令和4年度特別展  新宿の弥生時代 ~ 教科書の弥生時代と比べてみると ~

開催期間  2022年9月17日[土]-12月4日[日]
時  間  9:30-17:30(入館は 17:00 まで)
休  館  日  9月26日[月]、10月11日[火]、24日[月]、11月14日[月]、28日[月]
会  場  新宿歴史博物館 地下1階企画展示室
      160-0008 東京都新宿区四谷三栄町12-16 電話 03-3359-2131
観  覧  料  一般300円(常設展とのセット券は500円)、中学生以下 無 料
主  催  公益財団法人新宿未来創造財団
共  催  新宿区、新宿区教育委員会
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「弥生時代」と聞いて、どのようなイメージを思い浮かべますか?
水田が広がる農村風景? 中国の歴史書(『後漢書』東夷伝、『三国志』の「魏志」倭人伝など)に「倭国大乱」と書かれているような戦乱の世?女王卑弥呼が治めた邪馬台国?
教科書で描かれている弥生時代像は、中国の文献に書かれた日本に関するわずかな情報と、全国で発見される遺跡や出土品などから生み出されています。米作りに使用した農具や、銅鐸や銅矛などの青銅製の祭器、ガラス玉などの装飾品・・・・まだまだ謎も多く、ロマンに満ちています。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上参観を。
[ 詳 細 : 新宿区立 新宿歴史博物館