月別アーカイブ: 2018年7月

【会員情報】森郁男さんゟ 日本琵琶楽協会研究会 講演「琵琶製作のお話し」一材料選びから仕上げまで一 8月4日開催 + スタジオイヴ定期公演

琵琶製作のお話し 2日本琵琶楽協会研究会のお知らせ
講演「琵琶製作のお話し」一材料選びから仕上げまで一
講師/石 田  克 佳 氏

日  時  平成30年8月4日[土]
      13時30分開場
      14時00分-16時00分 講  演
      16時00分-16時30分 質疑応答
場  所  文京区立不忍通り ふれあい館
      文京区根津2-2 0-7 (0 3-3 8 2 2-0 0 4 0)
      東京メトロ千代田線「根津駅」
      根津交差点方面出口より不忍通りを千駄木方面へ徒歩2分
入  場  料  無 料
主  催  日本琵琶楽協会 (03-5371-0120)
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石田克佳氏を講師に、平成30年度、第1回の研究会を開催します。
今回の講師、石田克佳氏は、現代の名工「文化庁選定保存技術認定者/人間国宝」四世石田不識を父親に、琵琶楽器製作の技術を受け継ぐ若手琵琶職人です。
研究会では琵琶製作の苦労話を、材料選びから仕上げまで、分かり易くお話しされます。
どうぞ万障繰り合わせの上ご来場お待ちしております。
協会会員以外の方のご参加もお待ちしています。皆様にお声かけお願いいたします。

[参考:四世石田不識 港区産業観光ネットワークあらかると

☆     ☆      ☆

繭の色の演奏会_01 繭の色の演奏会_02

スタジオイヴ・スタジオ
繭の色の演奏会
「ストリングラフィを生で聴いてみたい!」という声に応え、毎月1回ストリングラフィのスタジオにて「繭の色の演奏会」と題したカジュアル・ライヴを開催しています。
水嶋一江のオリジナル楽曲など、新曲のお披露目も。皆様、何度でもお楽しみください!

繭の色の演奏会  公演日程
9月7日[金]19:15 開演
9月8日[土]15:00 開演

会  場  スタジオイヴ・スタジオ
      156-0043 東京都 世田谷区 松原1-4-13 電話 03-5376-3633
料  金  2,000円 (子供 1,000円)
      * 未就学児の入場はご遠慮ください。
      * 各回開演の30分前開場

スタジオイヴ演奏会スタジオイヴ 演奏会 撮影:田村 収

スタジオイヴ
絹糸と紙コップでできたオリジナル楽器「ストリングラフィ」の演奏活動を行っているグループの主宰者、水嶋一江の自宅兼事務所兼稽古スタジオです。こちらのスタジオで定期的にコンサートをおこなっています。
0歳から楽しめる「糸の森の音楽会」は、100本のストリングラフィをスタジオいぱいに這い巡らせて、会場全体が楽器となり、童謡やアニメソング、クラッシック、動物の鳴き声などいろいろな演奏が楽しめます。また、小学生以上を対象にした「繭の色の演奏会」も開催しています。

【詳細: スタジオイヴ

【会員情報】図書紹介/高松宮殿下御視察の川中島古戦場『雨宮の渡し ── 詩碑建立の真実』 桜 井 孝 三 著 印刷・発行/東信堂印刷所

20180613155358_00003高松宮殿下御視察の川中島古戦場
『雨宮の渡し ── 詩碑建立の真実』

桜 井  孝 三 著
印刷・発行/東信堂印刷所
A5判 224ページ 上製判 カラー図版多
定価:本体2,000円+税(送料 200円)

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戦国時代の世、第四次川中島合戦において上杉軍勢が千曲川「雨宮ーあめのみや-の渡し」を渡河したのを記念して、跡地に 賴 山陽-らい さんよう-の詩を石に刻み、後世に残そうと建てられた「鞭声の詩碑」。いつ、誰が、どんな想いで、建立事業に携わったのか。
髙松宮殿下のお尋ねの一言など、詩碑完成にいたるまでのさまざまな秘話が、78年ぶりに明るみに出ることになった。
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〔 著者自己紹介 〕
桜井孝三(1934年6月22日生 83歳)
DSCN9059
昭和9年浅草に生まれ、強制疎開により長野県更埴市(現・千曲市)で育ち、昭和25年の春上京しました。印刷会社の見習いをしながら、夜学の都立小石川工業高校印刷科に学びました。10年間植字工として勤務した後、昭和35年4月、26歳で調布市上石原で東信堂印刷所を創業しました。

昭和55年から4年間、東京都印刷工業組合三多摩支部長を務め、現在は顧問です。また本部理事を務める傍ら「多摩の印刷史」編纂委員長、「東京の印刷組合100年史」の史料収集を担当、そして平成11年に三多摩支部創立50周年記念誌の編集長をしました。この間、幕末・明治初期の洋式活版印刷術の研究に没頭し、ここ数年は新選組の史実の究明に励んでおります

<2018年7月20日 信濃毎日新聞『雨宮の渡し ── 詩碑建立の真実』を紹介>PDF データ
DSCN9031 DSCN9036──────────

〔 注 文 先 〕
有限会社 東信堂印刷所
182-0035 東京都調布市上石原1-31-10
TEL  042-485-2131  FAX  042-485-2003
Email:info@toshindo.com   http://www.toshindo.com
郵便振替:00100-3-48531 (有)東信堂印刷所
取引銀行:みずほ銀行調布支店・さわやか信用金庫調布支店

【詳細: 東信堂印刷所 】

『雨宮(あめのみや)の渡し ── 詩碑建立の真実』
amenomiya
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【古谷昌二 新ブログ スタート】 東京築地活版製造所 歴代社長略歴 ── 初代社長 平 野 富 二

社長略史01【古谷昌二 新ブログ スタート】
東京築地活版製造所

歴代社長略歴

初代社長 平 野  富 二

(1)初代社長就任とその実績
(2)築地活版製造所の前史
     〔本木昌造の活字製造事業を受託〕
     〔活版製造事業の改革〕
     〔事業責任者として大阪・東京に出張〕
     〔事業所の東京移転〕
(3)平野富二の貢献
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古谷昌二さんuu[1]平野富二生誕の地碑建立有志の会の< WebSite 平野富二──明治産業近代化のパイオニア >において、精力的に「平野富二」に関する最新研究成果を<古谷昌二ブログ>に連続発表されている古谷昌二氏。その蓄積は2017年01月-2018年06月にわたり、都合18回の連載をかさねています。

平野富二は長崎から上京後、わずか20年ほどのあいだに、明治産業近代化のパイオニアとしてさまざまな事業を手がけました。そのひとつが活字製造と活字版印刷関連機器の開発で、東京築地活版製造所の名称でひろく知られます。ところが同社が昭和初期に解散したために、企業史の側面からの研究は十分とはいえない状況にありました。

近年、長崎と東京で「活版さるく」をはじめとするさまざまなイベントが開催され、東京築地活版製造所関連資料があらたに発掘され、周辺では共同研究も盛んになってきました。
これらの成果の一端として、<古谷昌二 新ブログ 東京築地活版製造所歴代社長略歴>は、明治18年(1885)6月16日に設立され、昭和13年(1938)3月17日、臨時株主総会の決議によって解散を迎えるまでの東京築地活版製造所の消長を、個性ある歴代の社長の姿を追うことで明らかにしようとするものです。ご愛読をたまわりたく存じます。

[平野富二生誕の地碑建立有志の会 事務局長:日吉洋人]
平野富二 03ea964d3f22efbbfc3e02f6c3213aee 727888b699973808e40cc8ca99d760c0 7448e9df747f3cf40629d5bdf0b3b66c 55ebe9892c555028e236a51c24cad9c0 『印刷雑誌』第1巻第8号1891.09m24 部分拡大

【展覧会】渋谷区立松濤美術館 涯テノ詩聲 ── ハテ ノ ウタゴエ  詩人 吉増剛造展 8月11日-9月24日

松濤おもて 松濤うら

涯テノ詩聲 ── ハテ ノ ウタゴエ
詩人 吉増剛造展

松濤美術館作家近影 2017 年 撮影:中野愛子

会   期  2018年8月11日[土・祝]-9月24日[月・祝]
      * 会期中一部展示替えあり
入  館  料  一般500円、大学生400円、 高校生・60歳以上250円、小中学生100円
休  館  日   8月13日[月]、20日[月]、27日[月]、9月3日[月]、10日[月]、18日[火]
主  催  渋谷区立松濤美術館、読売新聞社、美術館連絡協議会
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吉増剛造(よします-ごうぞう 1939-)は、1960年代から現在にいたるまで、日本の現代詩をリードし続けてきました。その活動は、詩をはじめとすることばの領域にとどまらず、写真や映像、造形など多岐に広がり、私たちを魅了し続けています。常にことばの限界を押し広げてきた吉増の詩は、日本各地、世界各国をめぐり、古今東西、有名無名の人々との交感を重ねる中で綴られてきました。

本展では、半世紀以上におよぶ活動の中から、各時代の代表的な詩集を柱とし、詩や写真をはじめとする吉増の作品群に加えて、関連するさまざまな表現者の作品や資料をともに展示します。

【詳細: 渋谷区立松濤美術館

【公演】六代目片岡愛之助ほか 第十一回 出石ーいずし 永楽館歌舞伎 10月18日-24日

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第十一回 出石ーいずし 永楽館歌舞伎
平成30年10月18日[木]-24日[水
    昼の部 午前11時30分ゟ
    夜の部 午後4時ゟ
    * 24日[水]は昼の部のみ 【貸切】19日[金]昼の部
会  場  出石ーいずし 永楽館
料  金  全席指定 12,000円[税込]
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<演目と配役──見どころ>
昼の部・夜の部

一、御所桜堀川夜討-ごしょざくらほりかわようち
弁慶上使-べんけいじょうし

                        武蔵坊弁慶  片岡 愛之助
                          おわさ  中村 壱太郎
                    卿の君/腰元しのぶ  上村 吉太朗
                          花の井  上村  吉弥
                         侍従太郎  大谷  桂三
☆ みどころ
豪傑、武蔵坊弁慶が生涯一度だけ恋をし、
大泣きしたという伝説を描いた時代物の傑作
懐妊のため静養中の源義経の正室、卿の君のもとを、源頼朝の上司として武蔵坊弁慶が訪れます。弁慶は源頼朝より反逆人の平時忠の娘である卿の君の首を討つようにと命を受けていたのです。侍従太郎は、妻の花の井とともに、卿の君に瓜二つの腰元しのぶを身替りに立てようとしますが、しのぶの母おわさは、18年前に一度だけ契った、しのぶの父にあたる男に娘を会わせるまでは死なせるわけにはいかないと、頑なに拒みます。
実は弁慶こそがしのぶの父親。弁慶は自分が親だと名のり出たい気持ちを抑え、卿の君の身替りとしてしのぶの首を刎ねるのでした。歌舞伎の様式美あふれるなか、夫婦、親子の情愛、そして忠義を尽くす武士の姿を描いた名作をご堪能ください。

二、お目見得 口上-こうじょう
                              幹部俳優出演
☆ みどころ

出演する幹部俳優がご挨拶を申し上げます。歌舞伎を身近に感じていただきたいという出演者の意気込みが伝わる口上は、小さな芝居小屋「出石永楽館」ならではの恒例の一幕です。

人気投票によりアンコール上演決定!
水口一夫 作・演出
三、神の鳥-こうのとり

              狂言師右近実はこうのとり(男)  片岡 愛之助
                      山中鹿之介幸盛  片岡 愛之助
              狂言師左近実はこうのとり(女)  中村 壱太郎
                     こうのとり(子)  片岡 愛三朗
                         傾城柏木  上村  吉弥
                         赤松満祐  大谷  桂三
☆ みどころ

幸せを運ぶという霊鳥コウノトリを題材にした新作舞踊劇
時は室町時代。播磨を拠点に勢力を拡大していた守護大名の赤松満祐は、将軍足利義教を討ち果たし、今や飛ぶ鳥落とす権勢を誇っていました。
出石神社の社頭では、満祐の天下掌握を祈願する宴が開かれようとしています。ひと際目を引くのは大きな鳥籠。中には神の使いとされる“こうのとり”が捕らえられています。その肉を食べると長寿を得るという伝説に従い、家臣が満祐に献上した生贄だったのでした。
まだ幼い子どもの“こうのとり”を殺して料理しようと、家臣たちが鳥籠をとり囲むと、突然辺りが真っ暗となり、狂言師の二人連れが現れます。二人は満祐の前で奉納の舞を披露しますが、やがて鳥籠に近づいたかと思うと ……。
但馬の霊長 “ こうのとり” を題材に新たに書き下ろされた、ご当地但馬地方が舞台の舞踊劇です。これまで永楽館で上演した18演目のなかからお客様に「もう一度見たい」演目を公募で選んでいただき、待望の再演が決まりました。錦絵を見るような歌舞伎らしい華やかな舞台にどうかご期待ください。

※昼の部/夜の部 同一演目にて上演します。
【詳細:歌舞伎座 出石 永楽館

{六代目片岡 愛之助と、出石-いずし 永楽館 兵庫県豊岡市出石町柳17ー2}

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東京木挽町 歌舞伎座の変遷と地方芝居小屋の盛衰

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【公演】NODA・MAP 第22回公演 贋作 桜の森の満開の下 坂口安吾作品集より 作・演出 野田秀樹

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野田地図03NODA・MAP 第22回公演
贋作 桜の森の満開の下
坂口安吾作品集より 作・演出 野田秀樹

東京公演  2018年9月1日[土]-9月12日[水]    東京芸術劇場プレイハウス
大阪公演  2018年10月13日[土]-10月21日[日] 新歌舞伎座
北九州公演 2018年10月25日[木]-10月29日[月] 北九州芸術劇場 大ホール
東京公演  2018年11月3日[土・祝]-11月25日[日] 東京芸術劇場プレイハウス 

<CAST>
妻夫木聡 深津絵里 天海祐希 古田新太
秋山菜津子 大倉孝二 藤井隆 村岡希美
門脇麦 池田成志 銀粉蝶 野田秀樹

池田遼 石川詩織 織田圭祐 神岡実希 上村聡 川原田樹 近藤彩香 城俊彦 末冨真由
手代木花野 橋爪渓 花島令 藤井咲有里 松本誠 的場祐太 茂手木桜子 吉田朋弘 六川裕

<STAFF>
美術 堀尾幸男
照明 服部基
衣裳 ひびのこづえ 
音楽・効果 原摩利彦
音響 zAk
振付 井手茂太
美粧 柘植伊佐夫
舞台監督 瀬﨑将孝 / 松浦孝行

企画・製作 NODA・MAP 

【詳細: NODA・MAP   贋作 桜の森の満開の下 特設サイト 】

{新宿餘談}
野田秀樹ときくと、やつがれのなかではいまもって「夢の遊眠社」のひとというおもいがある。
「凄いのがでてきたな …… 」となんどか観劇した記憶がある。
先代の中村勘九郎(勘三郎)らとの「野田版歌舞伎」はしばしばみた。これが「かぶく」ということか、というおもいに何度か駆られた。
その後聴覚障害になって、しばらく芝居から距離をおいていたので、申し訳ないが「野田地図/NODA・MAP」と聞いてもピンとこないし、観ていなかった。

本作「贋作 桜の森の満開の下」は、「夢の遊眠社」時代の平成元年(1989)の初演で、まさに平成の世が終わろうとする平成30年に上演される。そのおもいをフライヤー裏面に野田秀樹は自筆のコメントでしるしている。
本舞台にも登場する、古田新太らによる「劇団☆新感線」とならび、「夢の遊眠社」、「野田版歌舞伎」のころからチケット争奪戦はきわめて熾烈だった。
さて …… 、まずは久しぶりにこの争奪戦に参戦してみるか。

【良書紹介】 「ミツカン水の文化センター」の機関誌『水の文化』 第59号発刊 特集{釣りの美学 ── 静寂と興奮の狭間で}

水の文化59intro

「ミツカン水の文化センター」の機関誌『水の文化』 第59号
特集「釣りの美学 ── 静寂と興奮の狭間で」

古来釣りは趣味として、またはスポーツとして親しまれてきた。例えば1653年に出版された Izaak Waltonの “ The Compleat Angler ”(邦題『釣魚大全-ちょうぎょたいぜん』)は哲学に始まり(釣りをする前に)、魚の種類、釣り方、さばき方、料理方法などまでを綴った「釣り人の聖書(バイブル)」と呼ばれる。かの開高健もこの書の愛読家であり、釣りをするときは〈そこにある静かなることを学べ ── Study to be quiet ── 〉という言葉を一番大切にしていた。

日本でも1723年(享保8)に旗本の津軽采女-つがるうぬめ-が著したとされる『河羨録-かせんろく』や、江戸後期に黒田五柳が書いたとされる『釣客伝-ちょうかくでん』において、釣りの心得や準備に始まり、やはり魚の種類と習性や釣り方、料理方法まで記されている。

このように、釣りは多くの釣り人によって、静寂と興奮の狭間で支持されてきた。それはなぜなのか。そして、魚を釣るという行為を通じて生まれる「水と人との関係性」についても考えてみたい。

【 詳細 : ミツカン 水の文化センター 】 { 活版アラカルト まとめ }

【艸木風信帖】合歓木、ハニーサックル、トロロアオイ ── 空中花壇花ざかり

《天候不順な昨今ではあるが、もう10年ほど、咲くときには咲いている合歓木-ねむのき》
五月の初旬、いつになくことしの東京は暑かった。
例年なら梅雨時に花をつける合歓木-ねむのき-が、なにか時期を間違えたのか、一輪、花をつけていた。もしかすると合歓木は眠い目をこすりながら、

「アレッ、開花時期を間違えたかな」とおもったらしい。夜になると葉と一緒にこうべをたれて、また眠っていた。
DSCN8730 DSCN8728 DSCN8731六月下旬、眠っていた合歓木が、吾が空中庭園の一隅で本格的に花をつけた。この木はここにきて10年ほどになるが、おおぶりとはいえ鉢植えであるから、高木にはなれない。それでも梅雨の曇天のもとで次〻と開花し、紅色の雄しべはほそい針のようにわれ、ここ数日愉しませてくれている。夜になると葉も花も眠ったようになる合歓木-ねむのき-、名前も雅味があるが、この細くて強靭な花も葉もよい。

《ハニーサックル、スイカズラ、忍冬、金銀花、Japanese Honeysuckle》
ノー学部が気まぐれに苗を買ってきて、円形の植木鉢だとスペースがないので、100円均一店で買ってきた長方形プラスチックごみ箱の底に、錐でいくつか穴をあけて植えた。花の名は「ハニーサックル」だという。活字結束用の麻紐を垂らしておいたら、蔓が巻きついて、陽当たりの良いところまで成長して開花した。少し水はけが悪いので、花のときが終わったら植えかえが必要かな。
DSCN8708 DSCN8714 DSCN8712ここのところ毎朝甘い香りがつよい。ロダンの椅子で一服しているとき、この芳香はエアコンの蔭になっている「ハニーサックル」からの香りだとわかった。花冠をみると、やつがれの幼年時代、戦後でまだあまい物が不足していた頃に「乳こぐさ」と呼んで、花の奥の密を吸うと甘い艸、「すいかずら」の一種だとわかった。そこで今朝試しに一輪だけ摘んで吸ってみたらとても甘かった。

花は楕円形で細長く、二個ずつ対をなして淡桃色の花をつけ、次第に黄色みを増していく。もともと「すいかずら」は東アジア原産らしい。山野に多いスイカズラ科のつる性低木。花冠の奥にみつがあり、吸うと甘いためにこの名があり、また冬でも枯れず、葉の一部が寒気を堪え忍んで残るために「忍冬-にんどう」ともいう。

この頃は空中花壇もにぎやかで、蜂や蝶もときおり戯れているが、ふしぎなことに「ハニーサックル」には近寄らない。「suck」とは、汁や蜜や母乳などを吸うという意であるのになぜだろうとみていた。
もともと「すいかずら」は、東アジア各国に自生し、北アメリカやヨーロッパでは観賞のために植えたものが野生化して、庭園や畑地の雑木となって嫌われているらしい。さしずめ北アメリカ原産で、大群落となる「アメリカ背高泡立ち艸」と似たもののようである。

それでも「すいかずら」は効用の多い植物で、葉を乾燥させたものはタンニンを含み、お茶の代用とされる。
生薬では花を金銀花と呼び、解熱、解毒薬として、また流行性感冒、おできの治療などにもちいられる。
茎および葉を忍冬-にんどう-という。忍冬も金銀花と同様に用いられるほか、利尿の効がある。さらに忍冬または金銀花水は、夏季には清涼飲料となるという。
また香りが強いこともあって、酒にいれて「忍冬酒」ともする。どうやら蜂や蝶は生薬の元となるような艸木はあまり好まないようである。
街角にカフェが増えた。競争も激しいようである。「ハニーサックル茶」、はたまた古風に「忍冬茶」のメニューはいかがだろう。スイーツの乱立よりは良いとおもうが、やはり素人考えか…… 。

《ウィリアム・モリス、メイ・モリス父子によって壁紙紋様としてのこされたハニーサックル》

ロンドン関連写真は 故 松本八郎氏提供

ケルムスコット・ハウス(モリス晩年の自宅兼工房)
半地下部分に活版印刷工房が移設・保管されている。
テムズ河畔に面し、邸宅前には元の馬車のUターン場所があり、現在は駐車場。
技芸者が軒をつらねたアッパーマルの路地はこのすぐ右手にある。
〔26 Upper Mall, Hammersmith, London W6 9TA〕

20180626184905_00001小型車も入れない細い路地「アッパーマル」で、19世紀末にプライベート・プレス運動が展開した。
左テムズ川との間にコブデン・サンダースンのダヴス・バインドリー(低く白い塗装)、右にエマリー・ウォーカーの写真凸版工房(サセックス・ハウス)、ケルムスコット・プレス(サセックス・コテッジ)のほか、皮革工房・レース編み工房・ステンドグラス工房などが軒を連ねていた。
この路地を出たすぐ右手におおきなケルムスコット・ハウスがある。
〔26 Upper Mall, Hammersmith, London W6 9TA〕
20180626184905_00002反対側からみたアッパーマルの路地。ランタンが下がっているのが多くの造形家が集まったコーヒーハウス「パブ・ダヴ」。店の床には石版石が流用されており、一部にはまだ絵柄がのこっている。店の背後はテムズ川に突きだしたテラスになっていて、川風に吹かれて味わう珈琲は絶品。
下戸にはわからないが、常温のビールも旨いらしい。低い白い壁の家屋が元ダヴス製本所とダヴス印刷所跡。

正面突き当たりに、19世紀世紀末に新造形運動を牽引したピットマン父子が経営していた小規模出版社「SIR ISAAC PITMAN & SONS, LTD」とプライベート・スクール(私塾)があったが、独逸軍のロケットが着弾して焼失し、現在はポケットパークになっている。
20180626184905_0000320180626194451_00001 20180626194451_00002ウイリアム・モリスとメイ・モリスがのこした壁紙紋様の「ハニーサックル」
この父子は葉が主体となるアカンサス紋様とならんで、蔓草のおもしろさと、可憐な花をつけるハニーサックルの作品をたくさん残した。下掲は市販の壁紙から。
20180625195901_00001

《ごてごてと 草花植ゑし 小庭かな : 正岡子規》
よくもまぁここまでごちゃごちゃと植えまくったものだと呆れることがある。大半はノー学部が勝手に植えている。やつがれはほとんど名も知らぬ艸木である。やつがれのお気に入りのスミレやタンポポは開花期をおえた。
ここにみる艸木は「ペチュニア、ホットリップス、ナスタチウム、ベコニア」だそうである。
DSCN7232この時期やつがれがこだわるのは、なんといっても「トロロアオイ」。この歌壇の女王である。
いっときは工事のため手入れができず、葉はわくらばになって、かろうじて一輪花をつけていたが、ここのところ元気を恢復して、次〻と花をつけ、種子もしっかりしたものになっている。
この花に関しては、あきもせで「花 筏 活版アラカルト」でさんざんしるしてきた。関心のある方はリンク先で。
それにしても妙な気候で、暑くなったり寒くなったりしていたが、いまは梅雨。記録に写真をのこそうとおもった。

DSCN8686 DSCN8696 DSCN8680【参考:活版アラカルト〔会員からの情報〕 英国 BBC News, テムズ川河床から<Doves Type>を発掘と報じた。ー 故 松本八郎のこと 】
【参考:花筏 年越しの古株からトロロアオイの花が咲きました

【会員情報】 ぢゃむ 杉本昭生さん 活版小本新作 ── モンテーニュ『随想録』より

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{ ぢゃむ 杉本昭生 活版小本 一筆箋 }

モンテーニュの「随想録」より抜粋しました。
十六世紀のフランスのモラリスト、モンテーニュが著した「随想録」は
深く広い思索を平易な文体で書きとめたもので、
新しい散文様式として後世に大きい影響を及ぼしました。
抜粋した部分はお金にまつわる彼の経験談です。
「うん、そうだよね」と思わせるものでした。

今回もいろいろなトラクタが発生して思った以上に時間がかかりました。
表紙を見ても誰の何の話かわからないので。帯をつけるつもりでしたが
文言が気に入らずやり直すか、付けないか考え中です。
少し背を丸くしたくて1ミリ厚のボール紙を指で曲げていたら
次の日指先が痛くて痛くて泣きました。
今はもう回復しています。
お読みいただければ幸いです。

暑き日──────────
活版小本
次の本が出来るまで ── は、ついに-その99-になっています。百の大台はもう目前です。
ご訪問をおすすめいたします。

次の本が出来るまで その99
『百人一首』より
明治二十一年発行の本より抜き出したものです。その頃は万葉仮名を読める人がまだ世間におおぜい居たのでしょうね。

天智天皇【 詳細  ぢゃむ 杉本昭生 活版小本 】

【展覧会】奈良県立万葉文化館 マンガで語る古代大和 学術と創造の融合 ──『天上の虹』にみる創造の世界 7月14日-9月30日

万葉01

奈良県立万葉文化館
マンガで語る古代大和
学術と創造の融合 ──『天上の虹』にみる創造の世界
会  期  平成30年7月14日[土]-9月30日[日]     
休  館  日  毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は翌平日)
会  場  奈良県立万葉文化館 日本画展示室
      〒634-0103 奈良県高市郡明日香村飛鳥10
主  催  奈良県立万葉文化館
協  力  有)里中プロダクション
開館時間  午前10時-午後5時30分(入館は午後5時まで)
観  覧  料  一般 1,000円、高校・大学生 500円、小中学生以下無料
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今やマンガは世界に誇る日本文化といえます。本展では、マンガ作品と文学・歴史学・考古学の成果を有機的に結びつけ、現代に創造された「古代大和」のひとつのイメージを学術と創造の融合を目的として辿ります。
今回は、長年の調査研究のもと描かれ、2015年ついに完結となった里中満智子氏の『天上の虹』〈全23巻〉より、冒頭の大化の改新から我が国の古代最大の内乱とされる壬申の乱までの 1 巻から7 巻を中心とした原稿と、関連する資料の一部を併せてご紹介します。
わが国が律令国家へと生まれ変わろうとした激動の時代の息吹とともに、里中満智子氏が創り上げた『天上の虹』の世界を、ご堪能いただきたいとおもいます。

【詳細: 奈良県立万葉文化館

【展覧会】軽井沢高原文庫 夏季特別展|「新しい世界文学へ 加藤周一・中村真一郎・福永武彦 マチネ・ポエティク、モスラ…… 」|7月21日-10月8日

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軽井沢高原文庫
夏季特別展
「新しい世界文学へ 加藤周一・中村真一郎・福永武彦  マチネ・ポエティク、モスラ… 」 
期  間  7月21日[土]-10月8日[月・祝]
入  館 料  大人〔高校生以上〕700円 /小人〔小中学生〕300円
開館時間  午前 9:00-午後 5:00 
休  館 日  会期中無休
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加藤周一、中村真一郎、福永武彦の3 人は、戦後まもなく『マチネ・ポエティク詩集』『1946 文学的考察』という同じスタートラインで日本の文学社会に登場しました。戦後文学の最初の担い手であり、戦後の軽井沢の文学を牽引した一番若い世代でした。昭和20 年代をほぼ一緒に活動し、その後、仕事の方向性に違いが出てくるものの、一貫して戦後社会をどう生きるか、平和とは何か、を追究した点は3 人に共通します。

2018 年は中村(当館の前館長)、福永の生誕100 年、加藤周一の生誕99 年にあたり、この機会に3 人の仕事をあらためて、ゆかりの軽井沢の地で振り返ります。
協力:立命館大学図書館 加藤周一文庫、中村真一郎の会、福永武彦研究会

【詳細: 高原文庫

【展覧会】山口県立萩美術館・浦上記念館|特別展示 フランス宮廷の磁器 セーヴル、創造の300年|7月24日-9月24日

山口01 山口02山口県立萩美術館・浦上記念館
特別展示
フランス宮廷の磁器

セーヴル、創造の300年
開催期間  2018年7月24日[火]-9月24日[月・振休]
休  館  日  8月6日[月]、8月20日[月]、9月10日[月]
開館時間  9:00-17:00 (入場は16:30まで)
      会期中、毎週金曜日と8月2日[木]19:00まで開館(入場は18:30まで)
観  覧  料  一般1,200円、70歳以上の方・学生1,000円
主  催  セーヴル展萩実行委員会(山口県立萩美術館・浦上記念館、読売新聞社、KRY山口放送)
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18世紀のヨーロッパにおいて磁器への憧れは極まりをみせ、フランスでは国王ルイ15世の庇護の下、パリ近郊のセーヴルに王立磁器製作所が生まれます。以後、優雅で気品溢れるセーヴル磁器は、ポンパドゥール侯爵夫人や王妃マリー・アントワネットといったフランスの宮廷人たちをはじめヨーロッパの王侯貴族たちを魅了し、現在まで常にその高い技術と芸術性を保持し続けてきました。
本展では、そうした300年に及ぶセーヴル磁器の創造の歴史を、セーヴル陶磁都市所蔵の名品によりご紹介します。

sevres_logo■ セーヴル陶磁都市

【詳細: 山口県立萩美術館・浦上記念館 】

【展覧会】文京区立 森鷗外記念館|コレクション展「東京・文学・ひとめぐり ~ 鷗外と山手線一周の旅」|7月6日-9月30日

おうがい01 おうがい02文京区立 森鷗外記念館
コレクション展「東京・文学・ひとめぐり ~ 鴎外と山手線一周の旅」
会  期  2018年7月6日[金]-9月30日[日]

      * 会期中の休館日 8月28日[火]、9月25日[火]
開館時間  10時-18時(最終入館17時30分)
      * 7月9・10日[月・火]、9月15・16日[土・日]20時まで開館(最終入館19時30分)
会  場  文京区立森鷗外記念館 展示室 2

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東京は、夏目漱石、幸田露伴、国木田独歩など、数多くの文学者が住んだ街です。
『こころ』の雑司ヶ谷、『五重塔』の日暮里、『武蔵野』の渋谷など、文学者はそれぞれの視点から、街の風景を作品に遺しました。
人生の大半を東京で過ごした鷗外もまた、『雁』『有楽門』などの作品や日記に、東京の風物を記しています。これらの描写の中には、現代の私たちにとって馴染み深い風景もあれば、今とは全く異なる景色もあります。

本展では、現在東京都心を環状運転する山手線周辺の地域に焦点を当て、ゆかりのある近代の文学作品、文学者や鷗外の足跡を館蔵資料から紹介します。明治大正から賑やかだった上野や新橋、当時は郊外だった新宿や渋谷はどのように描かれたのでしょうか。文学者が描いた風景や風物、名所やそこに集まった人々の様子などを眺めながら、東京をひとめぐりします。
江戸から東京へと改称されて150年の今年、鷗外と共に時代を超えた山の手線一周の旅のはじまりです。

【詳細: 文京区立 森鷗外記念館 】

【映画祭】第34回 あきる野映画祭 7月21日、7月27-29日+技藝家:高橋敏彦氏のことども

!cid_84CADA52-690B-42AF-A27E-6B124E9D2C88第34回 あきる野映画祭    34th Theme〔 kaikan ! 〕
1. あきる野映画祭 映像市 ’18
2018年7月21日[土] @まほろばホール(無料)
2. あきる野映画祭[メインスクリーン]
7月27日[金]-29日[日] @五日市会館(有料)
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今年で34回目となる、あきる野映画祭は「kaikan!」をテーマに、映画祭発祥の地である「五日市会館」をメイン会場として開催します。大スクリーンと臨場感溢れる音響、温かみある手作りの会場で、ほかにはない映画体験を楽しんでみませんか。

あきる野映画祭公式ホームページはこちらをご覧ください!(別ウインドウで開く)

映像市【無料上映】

期 日  平成30年7月21日[土]午後0時30分から午後5時
場 所  まほろばホール(五日市地域交流センター3階)
内 容  西多摩地区にゆかりのある方が関わった作品と西多摩地区の映像が含まれた作品を
     上映します。

映画祭メインスクリーン【有料上映】

期 日  平成30年7月27日[金]-29日[日曜日] 
場 所  五日市会館
内 容  澤登翠さん(活動弁士)による活弁付無声映画の上映や

     ゲストによるトークなど、上映作品に関連したイベントが予定されています。 

【詳細: あきる野市 あきる野映画祭公式ホームページ 】

{ 新 宿 餘 談 }

〔 あきる野映画祭公式ホームページ ゟ 〕
あきる野映画祭のポスター・チラシのデザインは、市内のデザイナー高橋敏彦さんによるものです。下記のような思いを込めて作成されました。

秋川渓谷の自然環境の中で映画を守りつづけるそんな夢のある街がこのあきる野。
今も若者がこの芸術・文化を守り続けるために活動する恵まれたこの大地とここに集う人々。

☆     ☆     ☆

【 花筏 朗文堂-好日録015 五日市ランドスケープ 2011年11月23日 ゟ一部抜粋
ことしも「あきる野映画祭」のときがきた。34回目にもなるというそのポスターをみて
高橋敏彦翁と喫茶むべ、映画『五日市物語』(主演:遠藤久美子、プロデュース:高橋敏彦)
をおもいだした。ここに「花筏」からの記録を再紹介したい。

《茶房 むべと、高橋敏彦氏》
東京都あきる野市、とりわけ五日町一帯では、ある種のおだやかなデザインの統一がみられ、それがふしぎな「景観」をかもしだしている。

たとえば、秋川谷口にある料理屋「黒茶屋」併設されている「茶房糸屋」の看板や各種の印刷物、あきる野市と第三セクターが開発した「瀬音の湯」のカログラムなど数えきれない。
そこにもちいられている、てらいのない飄逸な書と、ほのぼのとした絵とが、CI とも町おこしともバナキュラともいわず、たくまずしてこのあたりの「景観」を形成していることに驚かされる。

これらの書藝や絵画を精力的に製作しているのは高橋敏彦氏という。1942年(昭和17)うまれ、御年69歳(本稿初出から7年余。いまは76歳ほどか)。ごま塩まじりの白髪で、美鬚の技藝家である。
高橋氏はかつて都心部、渋谷区青山にデザイン事務所を構えたこともあったが、30年ほど前から、檜原村との境にちかい、五日市の高台の地に住まい、地元密着のデザインをねばり強く展開してきた。さらに自宅離れを増改築して、自作の「ミニ・ギャラリー」と、「茶房 むべ」を開設した。

「むべ」とはこのあたりでは「アケビ、木通、通艸」のことである。むべは蔓状をなして山地に自生する。春たけなわのころ、あわい紅紫のちいさな花をつける。晩秋のころ、果実が紫に熟して縦に割れる。果肉は厚く、半透明の白色で、たくさんの黒色の種子を含んでおり、とろりとした甘味があり食用になる。蔓は強靱で「アケビ蔓細工」として籠やザルなどの各種細工にもちいられる。

やつがれ、五日市に出かける楽しみのひとつが、「茶房 むべ」の香味のつよい珈琲を味わい、高橋翁とのくさぐさのかたらいのひとときである。こんかいは、庭先に「むべ アケビ」がブラリとさがっていた。それがなんともいえずよかった。
店内は禁煙なので、いつも(たとえ少少寒くとも)庭先の四阿アズマヤに腰をおろし、秋川渓谷の清澄な川面をわたる薫風や、山颪ヤマオロシの木の香を愉しむ。そして鳥や蟲の聲、かそけき渓谷の瀬音に耳をかたむけながら、一杯の珈琲を味わい、紫煙をくゆらすのを無上のよろこびとする。

2011年11月19日[土]、折からの雨だったが、フトおもいたって五日市にでかけた。雨はきらいではない。むしろ人混みがすくなく、景観が落ちつき、しっとりしていてよいとおもう。
itsukaishi-dvd町のあちこちに、映画『五日市物語』のポスターが貼られていた。タイトルの書はあきらかに高橋敏彦氏の手になるもの。サブタイトルに、

「五日市、それは時が止まったような、東京のふしぎなまち」
とあった。
そのフライヤーを四阿アズマヤでよくみたら、「プロデューサー:高橋敏彦」とあった。もちろん「茶房 むべ」のあるじにして、高橋敏彦氏のことである。

映画「五日市物語」製作概要
1 映画製作に至った経緯
五日市は、かつて江戸の暮らしを支えるエネルギーや材木の供給基地として発展しながら、文化人をはじめ商人や知識人など多くの人を惹きつける魅力があり、豊かな文化圏を形成していました。
幕末から明治初期には、五日市憲法草案を起草した千葉卓三郎や、看護師として国内外で活躍し、世界初のナイチンゲール記章を受けた萩原タケを輩出しました。また、五日市には、歴史的価値のある寺社も多く、森林や里山に抱かれた四季折々の美しい装いは私たちの宝です。

このように、豊な歴史や自然に恵まれた私たちのまち五日市は、まさに「東京のふるさと」といえます。
ふるさとの先人が刻んできた歩みを絶えることなく未来へと受け継ぐことが今を生きる私たちの使命であり、そして古き良き時代の風情が残るまちの素晴らしさを発信すると共に、自然愛や郷土愛を育んでもらうため「市制15周年記念事業」として、東京のふるさと「五日市物語」を映画製作することにしました。

2 映画のあらすじ
渋谷の情報収集会社に勤める主人公友里(遠藤久美子)は、「五日市は今・・・平成の大合併のさきがけの街から」というテレビ番組の情報収集のため、あきる野市にやって来た。取材を進めていくにしたがって、五日市の歴史、自然、そこに住む人のパワーに惹かれていく友里であったが、番組が延期になり取材は中止となってしまう。

しかし、五日市に強い魅力を感じていた友里は、退職してまで夢だったルポライターとして五日市の素晴らしさを多くの人に伝えようと、泊り込みで取材活動を始めた。その中でさまざまな人との出会い、興味深い歴史などに引き込まれていき、やがて友里は、五日市が自分にとっての“ふるさと”ではと思うようになっていく・・・。
あきる野市 映画『五日市物語』関連事業]ゟ

高橋氏は字も書くし(書藝をまったく誇らないが良い字だ!)、ほっこりした絵も描く。そして陶芸もこなすらしい。
つまりひと世代前の、図案屋さんとよんでいたような、本物のデザイナーであり、なんでもかんでも造形家であり、技藝家でもある。すなわち誇り高きアルチザンである。

そして、その技倆と、知性が卓越していることが、このひとを特徴づけ、地元・地域の信頼をあつめている。今回は映画『五日市物語』のプロデューサーをつとめていた。
〔補記:現在はあきる野市役所ほかで DVD 発売中。 YouTube予告編 2:01

主演女優は遠藤久美子であるが、フライヤーにもちいられた写真では、マグカップを両の手で抱えていた。この写真におもわず視線が釘づけ! これは高橋氏の製作に違いないとおもった。
やつがれ、10年ほど愛用していたお気に入りのマグカップ──信濃追分・堀達雄記念館入り口のカフェ車屋で買ったもので、立原道造モデルとして愛着があった──をわってしまって、さびしいおもいをしていた。

遠藤久美子はいかにもいとおしいという手つきで、木肌色のマグカップを両のてのひらに抱えていた。大きさといい、色味といい、質感といい、これは好みだ! もちろん遠藤久美子ではなく、マグカップ。
リンクを貼っておいたので『五日市物語』の公式サイトをぜひみていただきたい。
おもわず奪いとりたくなる逸品ではないか。
ウ~ン、映画鑑賞の前に、まずは高橋氏にこのマグカップをねだらなくてはならないようだ。

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【展覧会】國學院大學博物館|開館90周年記念 企画展|「日本文化の淵源を求めて ― 考古学陳列室から國學院大學博物館まで ― 」| 7月14日-9月9日|終了企画

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國學院大學博物館
開館90周年記念 
企画展「日本文化の淵源を求めて ― 考古学陳列室から國學院大學博物館まで ― 」
会    期  平成30(2018)年7月14日[土]-9月9日[日]
会    場       國學院大學博物館 企画展示室
開  館   時  間       午前10時-午後6時 * 入館は午後5時30分まで
会期中休館日       8月13日[月]-8月22日[水]
入     館   料       無    料
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國學院大學博物館は、今年で90周年を迎えます。
昭和3(1928)年、樋口清之先生〔以降本項では樋口氏とさせていただきます〕が創設した考古学陳列室にはじまった同館の歴史は、考古学研究室と密接な関係性をもって歩んできました。

今から90年前。学生の身分であった樋口氏が、いかにして自身の構想を実現させるかにいたったのか、その詳細を伝える史料はありません。しかし、先生が寄贈した自らのコレクションと、博物館への想いが十分評価されたからこそ、開室に結びついたものといえます。樋口氏の膨大なコレクションは、今も同館の基本をなす資料として息づいているのです。

今回の企画展では、樋口氏が専門とした考古学を中心に、博物館の創設から今日にいたる歴史を振り返ります。そして新収蔵品の初公開など、新たな発展を目指す博物館の取り組みを紹介します。

【詳細: 國學院大學博物館

【公演】国立文楽劇場[大阪]|第24回 特別企画公演 「天の岩戸開き」の芸能|9月15日|終了企画

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国立文楽劇場(大阪)
第24回 特別企画公演
「天の岩戸開き」の芸能
公演期間  2018年9月15日[土]
開演時間  第一部 午後 1 時   (午後3時40分終演予定)
      第二部 午後4時30分(午後7時10分終演予定)
等級別料金 【全席均一(税込)】

      第一部 6,700円 (学生 4,700円)
      第二部 4,300円 (学生 3,000円)
問い合わせ (チケット購入等)
      国立劇場チケットセンター (午前10時-午後6時)
      TEL. 0570(07)9900

 演目・主な出演者  <第一部>
新作落語  小佐田定雄=作
 「天の岩戸」            桂 九 雀
 京舞
「倭文」          井上 八千代

神楽
「銀鏡神楽」        銀鏡神楽保存会(宮崎県西都市)
伊勢神楽/手力男命/戸破明神
 半 能

 観世流「絵馬」    大槻 文藏 <第二部>
 「銀鏡神楽」     銀鏡神楽保存会(宮崎県西都市)
  星神楽/住吉/降居/神崇/荘厳/柴荒神/一人剣/白蓋鬼神/子すかし/獅子舞/神送り
後援=宮崎県
    【詳細: 国立文楽劇場

国指定 重要無形民俗文化財 米良神楽-YouTube
銀鏡神楽保存会(宮崎県西都市)
2014/03/07-アップロード元:宮崎県文化財課 音が出ます 11:34

「米良神楽」(銀鏡神楽)-めらかぐら-は宮崎県西都市-さいとし-銀鏡地区-めらちく-の銀鏡神社に伝えられ、宮崎県で最初に国の重要無形民俗文化財に指定された。
銀鏡は急峻な山地に囲まれ、古くから山間斜面を伐り開いて雑穀等を収穫する焼畑がおこなわれてきた。焼畑耕作は山から出没する鳥獣の被害がおびただしく、特に猪害は甚大で、人〻の生活は農耕と共に狩猟も重要な要素となった。米良神楽の特徴に狩法神事があるが、これは古くからの重要な生活要素が表現されたものといえる。

銀鏡神社は、霊峰龍房山を御神体とし山岳信仰を中心として発展した神社である。大祭は12月12日門注連祭に始まり13日注連作り及び星祭り、14日前夜祭(夜を徹しての神楽奉納)、15日本殿祭、16日ししば祭りそして六社稲荷祭が5日間にわたり行われる。
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宮崎県西都市-さいとし-観光協会
銀鏡神楽-しろみかぐら
銀鏡神社の大祭にて夜を徹して舞い続けられる神楽。
国指定重要無形民俗文化財

P-03-01_01銀鏡神社の大祭にて徹夜で舞い続けられる神楽。国指定重要無形民俗文化財

米良(銀鏡)神楽は鵜戸門流といわれ、天和(1681-1684)年間のころ、銀鏡の浜砂淡路守重賢が鵜戸山道場に出仕して、現在の米良(銀鏡)神楽にある「鵜戸神楽」「鵜戸鬼神」などの番付を習得したと伝えられています。
銀鏡神社大祭は、古くは毎年旧暦の12月12日から16日まで行われていましたが、最近では新暦の12月12日から16日までと改められています。
神楽の準備は12日の朝から始め、準備がほぼ終わった13日の夕方に、式一番「星の舞」が内神屋で舞われます。そのため14日は式二番「清山」が最初の舞になり、15日午後まで徹夜で三十三番が舞われます。特に式三十二番「ししとぎり」では、神楽の中に独特の狩言葉や狩法神事-かりほうしんじ-が伝承されています。

【内 容】
○12月12日  門〆-かどしめ
○12月13日  17:00頃(早めに始まるとき有り)星の祭り(式一番「星の舞」奉納)
○12月14日  19:00-翌朝8:00頃 前夜祭、祭典式、式二番-式三十一番神楽奉納
○12月15日  11:00- 本 殿 祭  13:00- 式三十二番「ししとぎり」、式三十三番「神送り」
○12月16日  09:00ー 狩 場 祭、稲 荷 祭

【参考:宮崎県西都市-さいとし-観光協会 銀鏡神楽-しろみかぐら 】

【展覧会】金沢市立 安江金箔工芸館|─ 夏季展「 金 と 銀 」─|5月12日-9月24日

金沢金箔photo金沢市立 安江金箔工芸館
夏季展「 金 と 銀 」
会  期  平成30年5月12日[土]-9月24日[月・振替]
休  館  日  * 7月2日[月]は臨時休館
開館時間  午前9時30分-午後5時(入館は午後4時30分まで)

観覧料金  一般 300円、65歳以上 200円、高校生以下  無 料
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有史以来、「金」は人〻の憧憬の対象であった。神秘的な輝きを放つ金に魅了された人〻は、 古今東西を問わず、装飾品、宮殿や仏閣などの建築物のほか、絵画、彫刻、工芸(陶磁、漆芸、ガラス、ジュエリー)などの 美術品の装飾に金を取り入れてきた。
金を薄く伸ばした金箔は、 効率的な素材として、これらの表面装飾の中で重要な役割を担うことになり、作り手たちは様々な工夫を凝らして金箔を活用した。 日本においては、世界遺産に登録された鹿苑寺金閣(金閣寺)、 中尊寺、日光東照宮などの歴史的建築物、近年では迎賓館などで多数の金箔が効果的に使用されている。

いっぽう「銀」は、美しい白色の輝きを放つとともに、硫化反応など により変色が発生するが、その変質も魅力の一つと捉え、美術工芸品の装飾素材として多様されている。
本展示では、金(金箔)や、銀(銀箔)などを効果的に取り入れ た美術工芸作品を展示し、その色彩美を鑑賞する。また、金箔を現代美術に取り入れた福田篤夫の作品も展示する。

【詳細: 金沢市立 安江金箔工芸館

<金沢市立 安江金箔工芸館の概要> 続きを読む

【特別体験会】名古屋能楽堂|バックステージツアー「舞台に立ってみませんか」|9月17日 定員満了

名古屋能楽堂

公益財団法人 名古屋市文化振興事業団
名古屋能楽堂
名古屋城の正門前。世界遺産の能・狂言などの伝統芸能の他、国際会議や結婚式など様〻な催しにもご利用いただけます。
所  在  地  名古屋市中区三の丸一丁目1番1号
      TEL 052-231-0088 FAX 052-231-8756
名古屋能楽堂 バックステージツアー「舞台に立ってみませんか」

※定員に達し、募集終了の告知がなされました。次回{其の四}をおたのしみに!

「能舞台」はどんなところか見てみたい。そんな皆様からのお声にお応えし、能楽堂バックステージツアーを開催いたします。白足袋を持参された方は実際に能面を付けて舞台を歩く能面体験付です。
この機会に貴重な体験をしてみませんか。
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日  時  平成30年9月17日[月・祝]  13:15開場 13:30開演
場  所  名古屋能楽堂 
参  加  料  300円(参加当日にお支払いください)
服  装  ・白足袋(綿製で底が地厚な綾織のもの。ストレッチ足袋不可)は必ずご持参下さい
      ※白足袋をお忘れの場合は、能舞台及び鏡の間への立入りは不可となります。
      ・裸足、ストッキング、薄手の靴下等ではバックステージツアーに
       ご参加いただけませんのでご注意ください。
      ・動きやすい服装でお越しください。
定  員  4 0 名(申し込み先着順)
申込・問合先  〒460-0001 名古屋市中区三の丸一丁目1番1号
        名古屋能楽堂 能楽講座<バックステージツアー>係 
        TEL 052-231-0088  FAX 052-231-8756

【詳細情報: 公益財団法人 名古屋市文化振興事業団 名古屋能楽堂 

【展覧会】齋 藤 裕 一 展 ── ガラス平面造形|GalleryBar Kajima 加島牧史|8月20日-9月8日

20180818182732_00001 20180818182732_00002GalleryBar Kajima  加島牧史
齋 藤 裕 一 展 ── ガラス平面造形
2018年8月20日[月]-9月8日[土]
営業時間:14:00-24:00 * 日祝日休み
Mail :gbkajima@gmail.com
Web & Blog : https://gbkajima.jimdo.com/
104-0061 中央区銀座7-2-20 山城ビル2 階
Tel : 03-3574-8720
────────────
ガラスの作品なのだが、一見すると油絵に見え、立体と平面の境が消えかかっている様にも見える。立体は思弁では捉えられないものとしてあり、平面は理念で世界を現わすものとして存在する。それゆえに両者は相容れることはない。
彫刻は決して捉えられない多面的な意義をもって、人を魅了する。平面は決して乗り越えられない絶対にその意義をもち、人を引きつけてやまない。その両者の距離は無限に分割され、引き離されてゆく。
齊藤裕一はその狭間に向かって歩いてゆく。(加島牧史)
○ ○ ○
第4回ギリシャ哲学の会
8月25日[土]15:00-17:00 茶代:1,000円

講師:稲沢公一 テキスト:廣川洋一著「ソクラテス以前の哲学者」講談社学術文庫
(毎月 1 回  土曜開催予定。要予約)

【詳細: GalleryBar Kajima 】{ 活版アラカルト 既出情報 }

【展覧会】パナソニック 汐留ミュージアム|没後50年 河井寬次郎展 ─ 過去が咲いてゐる今、未来の蕾で一杯な今 ─|7月7日-9月16日

パナ汐留01 パナ汐留02パナソニック 汐留ミュージアム
没後50年 河井寬次郎展 ─── 過去が咲いてゐる今、未来の蕾で一杯な今 ───
開館期間  2018年7月7日[土]-9月16日[日]
開館時間  午前10時より午後6時まで(入館は午後5時30分まで)
休  館  日  水曜日、8月13日(月) - 15日(水)
入  館  料  一般:1000円、65歳以上:900円、大学生:700円、中・高校生:500円 小学生以下無料 
主  催  パナソニック 汐留ミュージアム、毎日新聞社
──────────
明治23(1890)年、島根県安来市に生まれた河井寬次郎は、明治43(1910)年に松江中学を卒業後、東京高等工業学校(現・東京工業大学)窯業科に入学し、同校で後輩の濱田庄司と出会い、生涯の友人となります。

卒業後は京都市立陶磁器試験場で技手として研さんを積み、大正9 (1920)年、京都市五条坂の清水六兵衞の窯を譲り受け、工房と住居を構えました。「天才は彗星のごとく現る」と絶賛を浴びた初個展以来、高度な技術を駆使した中国や朝鮮古陶磁の手法に基づいた作品が好評を博しますが、次第に自らの作陶の在り方に疑問を抱き、大正13(1924)年、濱田庄司を介して柳宗悦と親交を結ぶと、それまでの作風を一変し、実用を重んじた力強い作品を生み出していきました。
その後、柳や濱田と民藝運動を推進し、昭和11(1936)年に「日本民藝館」が開館されると理事に就任しました。戦後は、色鮮やかな釉薬を用いた重厚で変化に富んだ独自の作風を確立する一方、実用にとらわれない、自らの内面から湧き出る自由で独創的な造形表現を展開し、その卓越した芸術性は、没後50年を超えてなお、国内外で高い評価を受けています。

本展では、京都の旧宅であった河井寬次郎記念館所蔵作品を中心に、本邦初公開となる山口大学所蔵作品などの陶芸や木彫、書、調度類などを紹介し、寬次郎の仕事の全貌と深い精神世界を辿ります。さらにパナソニックの創業者、松下幸之助が求めた寬次郎作品のほか、幸之助が寬次郎に文化勲章を推薦した際に、寬次郎に贈った当時の最新トランジスタラジオ「パナペット(R-8)」の同型品を特別出品いたします。

【詳細: パナソニック汐留ミュージアム

【公演】第36回世界遺産劇場|~ 宗像大社|市川海老蔵 特別奉納公演|9月17日上演|終了企画

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第36回世界遺産劇場 ~ 宗像大社
市川海老蔵 特別奉納公演
日 時  2018年9月17日[月・祝] 開場17時  /  開演18時
会 場  世界遺産宗像大社・祈願殿前特設舞台    * 雨天決行、荒天中止
主    催  宗像市、宗像大社、世界遺産劇場実行委員会
お問い合わせ  S A P  03-6912-0945(平日10:00-18:00)
────────────
< 演  目 >
  歌舞伎十八番の内『勧進帳』ゟ

一、素踊り『延年之舞』   市川海老蔵

二、和太鼓『    』     辻   勝

  歌舞伎十八番の内
三、『蛇 柳-じゃやなぎ』  市川海老蔵

< 演目紹介 >
延年之舞
兄の頼朝に追われ、山伏に変装して奥州へ落ちていく義経と弁慶の一行が安宅の関を通る際の、関守・富樫左衛門とのやり取りを描いた物語『勧進帳』のなかで、義経一行が危機を脱した後半の場面で弁慶が披露する舞が『延年之舞』です。

蛇  柳-じゃやなぎ
蛇柳とはかつて高野山奥の院にあった柳の木のこと。災いを招く蛇が、弘法大師の法力により姿を変えられたものだと伝わります。この柳を題材にした「蛇柳」は、約250年前に初演された「百千鳥大磯流通」の一部で、四世團十郎演じる主人公の男に、安珍清姫伝説で知られる清姫の霊が乗り移り、狂乱の体となるという所作事(舞踊)でした。
海老蔵の手により復活した新たな「蛇柳」では、この柳に怪異が続くある日のこと、住職らの前に丹波の助太郎が現れ、次第に心を乱しはじめます。後半では蛇柳の精霊が姿を現しますが、金剛丸照忠によって怒りが鎮められます。

宗像大社 祈願殿前特設舞台
〒811-3505  福岡県宗像市田島2331
周辺道路の混雑が予想されますので、公共交通機関をご利用の上お越しください。

【詳細: S A P 】

{新塾餘談 蛇足ながら …… }

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【展示】国立劇場 伝統芸能情報館|情報展示室|企画展示「悪を演(や)る-歌舞伎の創造力-」6月2日-9月24日

03_衣装omote-3-2 国立劇場 伝統芸能情報館
情報展示室
企画展示「悪を演(や)る-歌舞伎の創造力-」
会  期  平成30年6月2日[土]-9月24日[月・休]
開室時間  午前10時-午後6時 * 毎月第3水曜日は午後8時まで
休  室  日  平成30年7月1日[日]
場  所  国立劇場伝統芸能情報館 1階 情報展示室
      *  入場無料
──────────
歌舞伎の舞台には、ときに悪の華が咲きます。観客は残忍非道をはたらく悪人たちが活躍する作品に魅了され、創造する側はその魅力を伝えるべく創意工夫をします。藤原時平、仁木弾正、石川五右衛門、岩藤、切られお富、土手のお六 …… 。歌舞伎の悪の役は、身分も様〻、主役にも端役にも、立役にも女方にも登場するのが特色といえるでしょう。
悪を演じる役者たちは、帝の地位を狙う公卿悪の妖気、謀反を企てる実悪の凄み、天下人と対抗する大盗賊の活躍、涼しい美貌で残忍な殺しをする色悪の魅力、転落の身の上から反社会的な生き方を選ぶ悪婆の艶などをどのように表現すべきか、演技はもちろん化粧や衣裳にもこだわって役を創造します。

また、悪の華が開く場面は「殺し場」「ゆすり場」「責め場」など罪を犯す行為の名で呼ばれる見せ場となり、舞台で使われる道具や装置には歌舞伎独特の美意識、その創造力を見ることができます。このたびの展示では、江戸から今日まで、歌舞伎が創り出してきた悪をテーマに、作品の種類や代表的な役を中心に錦絵や道具、押隈や舞台写真等の資料を展示いたします。

【詳細: 国立劇場  特設コーナー

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【公演】セルリアンタワー 能楽堂  定期能九月 ── 観世流 ── 9月15日上演

渋谷能おもて

セルリアンタワー 能楽堂
定期能九月 ── 観世流 ──
公演日程  2018年9月15日[土]

開演時間  第一部 13:00(12:30開場)
      第二部 16:30(16:00開場)
終演時間  第一部 15:45頃

      第二部 19:20頃
主  催  セルリアンタワー 能楽堂

◇ チケット発売日
・MY Bunkamura 先行販売(先着制) 6月14日[木]ゟ
・一般発売              6月15日[金]ゟ
──────────
秋の観世流、第一部は、能「班女」。
野上の宿の遊女花子は、契りを交わした吉田少将に恋い焦がれて宿の主人に追い出されてしまう。花子の行方を捜して少将は都に戻り下賀茂神社へ参詣すると、班女と呼ばれている花子が恋慕のあまり物狂いの姿となり現れる。少将は班女とお互いの扇を取り替え、それぞれ相手が誰かを知り、再会を喜ぶ。遊女のひたむきな心情を、浅見重好が美しく描きます。

第二部は、山階彌右衛門による能「融」。
旅僧の前に潮汲みの老人が現れ、六条河原院のいわれを語る。嵯峨天皇の時代、融大臣は陸奥の千賀の塩竃をここに再現し、難波から毎日潮を運ばせ、塩を焼かせたりして楽しまれたが、融大臣の死後は荒れ果ててしまったと昔を慕って嘆く。旅僧の夢に融大臣が貴公子の姿で現れ、愛着の深い河原の院で名月に照らされながら舞を舞うが、やがて夜明けとともに消え去る …… 。今はもう取り戻せない滅びの美学を描く名作です。
狂言は大蔵流山本家の出演にて、山本則秀の「栗焼」と山本則孝の「磁石」。各部とも冒頭に上演演目の解説があります。

【詳細: セルリアンタワー 能楽堂

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【特別催事】平城宮あかりの夕べ (朱雀門ひろば)|8月10日-26日|終了企画

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平城宮あかりの夕べ (朱雀門ひろば)
朱雀門を眺めるテラス席を開放。夜の平城宮跡で幻想的にライトアップされた大極殿や朱雀門とともに、行灯などで装飾された特別な夜の平城宮いざない館を楽しんでください。灯り作品の展示や体験教室、ミニ歴史講座なども開かれます。
* 土日限定で軽飲食ブース出展予定。
────────────
開催期間  2018年8月10日(金)-23日(木) 18:30-20:00
      2018年8月24日(金)-26日(日) 18:30-21:00 
      * 雨天決行・荒天中止(雨天時は屋内のみ実施)
開催場所  平城宮跡歴史公園・平城宮いざない館
問合せ先  0742-36-8780 (平城宮跡歴史公園 平城宮跡管理センター) 

【詳細: 平城京天平祭     なら旅ネット

【公演】歌舞伎座百三十年  八月納涼歌舞伎 8月9日初日-27日千穐楽

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歌舞伎座百三十年
八月納涼歌舞伎
平成30年8月9日[木]初日-27日[月]千穐楽
   第一部 午前11時 ゟ
   第二部 午後03時 ゟ
   第三部 午後06時 ゟ
チケット好評販売中

【詳細: 歌舞伎座

[参考:歌舞伎美人-かぶきびと- 特設:歌舞伎へ行こう! そのそも歌舞伎って何?

歌舞伎へ行こう!
歌舞伎って面白そう…..、そうおもったときに見てください

c_1_columnImg01東京都中央区京橋にある「江戸歌舞伎発祥の地」の石碑

そもそも、歌舞伎って何?
歌舞伎の語源は「傾く-かぶく」。流行の最先端をいく奇抜なファッション、世間の常識はお構いなしの「かぶき者」をまねた扮装で見せたのが、歌舞伎のルーツといわれる「かぶき踊り」でした。既存の考えにとらわれずに流行を取り入れ、人々を楽しませる ── それは、歌舞伎がたえず受け継いできた精神なのです。

歌舞伎を成り立たせているのは、芝居、踊り、音楽。この三要素で楽しませることを追求し、ひとつの総合芸術にまで磨き上げてきました。面白いものを貪欲に取り込み、楽しませるための工夫や努力を重ねた結果が、歌舞伎を多彩なものにしました。
江戸と上方(京都・大坂)を中心に、各時代の観客の趣味嗜好を反映し、名優、名作家たちの活躍で新しいレパートリーを増やしながら今日の歌舞伎にいたります。いつもお上に頼らず、市井の人〻が育ててきたところに大きな特徴があります。
そのレパートリーは700以上で、基本は “ ロングラン ”。一つの作品に、俳優や裏方の数えきれない工夫が重ねられ、今現在の集大成が、目の前の舞台に広がっている ── それが歌舞伎なのです。

反骨精神が育てた歌舞伎
「かぶき踊り」が出雲の阿国によって京都ではじめられたとされるのが1603(慶長8)年。ですから、歌舞伎にはすでに400年以上の歴史があります。ちなみに江戸で歌舞伎がはじめられたのは、現在の京橋に中村座ができた1624(寛永元)年といわれています。

かぶき踊りの人気を受けて、遊女を含めた女性たちの「女歌舞伎-おんなかぶき」や、前髪の残る少年たちの「若衆歌舞伎-わかしゅかぶき」がはじまりますが、いずれも風紀を乱すという理由で幕府に禁止されました。
そこで次に登場したのが、成人男性中心の「野郎歌舞伎-やろうかぶき」。歌舞伎を男性だけが演じる過程で「女方-おんながた」も生まれ、今日の歌舞伎の基礎ができあがりました。

どんな苦境も乗り越え、成長の糧にしてしまう ──。興行主である座元-ざもと-や、歌舞伎俳優、彼らを支えるスタッフに流れる反骨精神もまた、歌舞伎がこれまで受け継がれる上で欠かせないものでした。

{八月納涼歌舞伎 演目・配役・みどころ}

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【催事】第二回 酒井雅楽頭家|管弦講の夕べ|龍海院本堂|出演・東儀秀樹 9月24日|終了企画

前橋01第二回 酒井雅楽頭家
管弦講の夕べ
出演・東儀秀樹
日  時  9月24日[月・祝]開場 16:00 開演 18:00-19:30(予定)
場  所  龍海院本堂
内  容  雅楽師・東儀秀樹さんによる演奏会
チケット  3,000円(自由席・税込)

チケット発売:7月30日(月)10:00 ゟ

チケット問合せ:株式会社 SAP 電話番号  03-6912-0945(平日10:00-18:00)
* チケットの販売はベイシア文化ホール窓口(群馬県民会館:群馬県前橋市日吉町1-10-1)でも行っています。
* 駐車場は、前橋市役所駐車場をご利用ください。
────────────
前橋を治めた四藩主「前橋四公-酒井家・秋本家・松平家・牧野家」の一角で、初代前橋藩主を務めた酒井雅楽頭家。9代約150年にわたり前橋の町割りの基礎を築いた功績を称えるとともに、同家の遺徳をこれからのまちづくりに活用するため、官職である「雅楽頭-うたのかみ 雅楽尞の長官の意」に因み、歴代藩主の墓所である是字寺龍海院を舞台に、管弦楽によるイベント「管弦講の夕べ」を開催します。
第2回目の開催となる今年も、我が国を代表する雅楽師・東儀秀樹さんをお招きします。
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【詳細:前橋市 暮らしの情報 S A P   前橋市・大珠山是字寺龍海院 】

{関連イベント}

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【公演】能楽|喜多流九月自主公演|9月23日|終了企画

285b06bd9facdbcb39db8c1497040ea9head_logo十四世喜多六平太 記念能楽堂
〒141-0021 東京都品川区上大崎4-6-9 公益財団法人 十四世六平太記念財団
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喜多流九月自主公演

公演日時  2018年09月23日[日]
      開場11:00 / 開演12:00 / 終演17:10頃
      * 開演前11:15から本舞台にて喜多流若手能楽師による演目解説を行います。
会  場  喜多能楽堂(東京)
演目/シテ

  能  『通 盛』 松井 彬
狂言 『塗 附』 三宅右矩
  能  『千 寿』 出雲康雅
仕舞 『玉 葛』 大村 定
  能  『黒 塚』 友枝真也

前売開始  2018年2月1日[木]10:00ゟ
お問い合わせ 喜多能楽堂
☎ 03-3491-8813 公益財団法人 十四世六平太記念財団
十四世喜多六平太記念能楽堂
〒141-0021 東京都品川区上大崎4-6-9 公益財団法人 十四世六平太記念財団

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【詳細: 喜多能楽堂  】

【公演】喜多能楽堂|第41回 中尊寺 白山神社能舞台(岩手県平泉町)|薪能 金色堂大修理五十年記念 8月14日 終了企画

 

ひらいずみナビ 薪能ひらいずみナビゟ 中尊寺薪能(過去の公演)
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喜多能楽堂
第41回 中尊寺 薪能
金色堂大修理五十年記念
公演日時  2018年08月14日[火]
      開演 16:30  /  終演 19:30頃
会  場  中尊寺白山神社能舞台(岩手県平泉町)
演目/シテ 仕舞『笠之段』 佐藤 寛泰
      仕舞『駒之段』 出雲 康雅
      仕舞『鐘之段』 塩津 哲生
      狂言『水掛聟』 野村 万作
        能 『船弁慶』 佐々木多門

【詳細: 喜多能楽堂   ひらいずみナビ

前売開始 :2018年6月1日[金]
お問い合わせ:中尊寺薪能の会 ☎ 0191-46-2110

{能楽 喜多流についての簡略紹介}
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【フェスティバル】第17回 広島国際アニメーション フェスティバル 8月23日-27日

20180810181137_00001 20180810181137_00002第17回 広島国際アニメーション
フェスティバル
2018年8月23日[木]-27日[月]
J M S アステールプラザにて開催
主  催  広島国際アニメーションフェスティバル実行委員会、広島市、
      公益財団法人広島市文化財団
────────────
選考審査にあたって

第17回広島国際アニメーションフェスティバルには、2,842作品もの短編アニメーションがエントリーされました。このことは、アニメーション界の未来が明るいことを示す確証であり、選考審査委員にとっては、プライドと希望の根拠となりました。
また、エントリーの60%以上が、学生作品もしくは初めての作品であったことは、新しい世代が力強く台頭してきていることを意味しています。

選考審査期間中、フェスティバルディレクターとスタッフ、そして映写担当者の皆様によって醸し出された良い雰囲気は、たくさんのエネルギーを与えてくれました。心から感謝申し上げます。
私たち選考委員は、監督の名前や制作国などの情報を一切与えられず、それによって、それぞれの作品の質にのみ集中することができました。
出品された作品の質は高く、膨大なエントリーの中から75作品を選ぶことは容易ではありませんでしたが、最終的には全員の意見が一致しました。HIROSHIMA 2018の選考委員を務めたことは、私たちにとってかけがえのない、忘れられない経験となりました。

アニメーションには、愛と平和の普遍的なメッセージを伝えるパワーがあります。また、私たちは平和のインスピレーションを与える広島市の多大な努力に深い感銘を受けました。アニメーション・アートの可能性を信じて、このフェスティバルを支援してくださる全ての方々に、深くお礼を申し上げます。
8月、このアニメーションの祭典へのご参加を心からお待ち申し上げます!

国際選考委員一同
キネオーネ(選考委員長)フェランガヤート メノドゥノイヤ
クリスティナリマ 長尾真紀子

【特報】4K上映|美・能『羽衣』 和合之舞 in 春日大社|観世流家元 観世清和、坂東玉三郎ほか超豪華メンバー|終了企画

4K上映
美・能 『羽衣』 和合之舞 in 春日大社
開催日時  2018年9月23日[日・祝]

このイベントは、観世流家元 観世清和が舞う能の幽玄美を 4 K 高画質収録し、坂東玉三郎が監督する、映像作品の上映イベントです。
披露する能の演目は、『羽衣』和合之舞。 “ 天女伝説 ” として世界に広く知られる作品で、舞台の背景は、全面黒幕で覆われた “ 漆黒の能楽堂 ” が出現。
さらに、作家 林  望 による現代語訳を、詞-ことば-や、謡-うたい-と同時表示。より理解し易くご覧いただけます。
会場の大型ディスプレイで鑑賞する、新たな古典芸能の表現を是非 ご堪能ください!

【 YouTube 動画 ── 音がでます  0:47 】

4K上映
美・能『羽衣』和合之舞 in 春日大社
開催日時  2018年9月23日[日・祝]

      第一部 開場15:00ゟ/開演16:00ゟ
      第二部 開場18:00ゟ/開演19:00ゟ
会  場  春日大社 飛火野特設ステージ(奈良公園内)

      〒630-8212 奈良県奈良市春日野町160番地
料  金  全席自由¥3,000(税込) 当日券¥3,500(税込)

主  催  奈良フェスティバル実行委員会 ホリプロ
特別協力  春 日 大 社

────────────
<出演・スタッフ>

シテ方能楽師  観世流家元 二十六世 観世 清和
ワキ方能楽師  森 常好/ワキツレ     森 常太郎 舘田  善博
  笛      藤田六郎兵衛
小鼓  大倉源次郎 (人間国宝)
大鼓  亀井 忠雄 (人間国宝)
太鼓  小寺 佐七
後見  野村 四郎 (人間国宝) ほか
地謡  梅若 玄実 (人間国宝) ほか

企画・制作 ホリプロ  協力 ヒョウゴベンダ/ポニーキャニオン
監 督    坂東玉三郎 (人間国宝)

◯ 問い合わせ:ホリプロ FC チケット 03-5434-0750(平日12時-13時、17時-18時)
チケット情報: ホリプロ F C チケット ほか

【詳細: ホリプロ
{観世流家元 二十六世 観世清和、シテ・ワキ・ワキツレ関連用語 二十五世観世左近記念 観世能楽堂 八 月 観世会 定期能 リンク先 続きを読む にあります}

【展覧会】太田記念美術館 企画展 ── 落合 芳幾|8月3日-26日|終了企画

yoshiiku太田記念美術館記念
企画展 落 合  芳 幾
開催期間  2018年8月3日[金]-26日[日]
開館時間  午前10時30分-午後5時30分 * 入館は午後5時まで
休  館  日  毎週月曜日
入  館  料  一般700円、大学生・高校生500円
────────────────
落合芳幾(1833-1904)は、幕末から明治にかけて活躍した浮世絵師です。月岡芳年と競作した「英名二十八衆句」という血みどろ絵や、明治の事件を報道した新聞錦絵など、浮世絵の歴史を語る上で欠かせない作品を数多く制作していますが、月岡芳年や小林清親、河鍋暁斎などの著名な絵師たちの影に隠れ、その名前はほとんど注目されておりません。
本展覧会は、落合芳幾の知られざる画業の全貌について、代表作を含む80点以上の作品を通して紹介する、世界で初めての展覧会です。

落合芳幾の画業の全貌を紹介する 世界初の展覧会

落合芳幾は、歌川国芳の門人として、幕末には戯画、美人画、武者絵、役者絵、横浜絵など、さまざまなジャンルの浮世絵を手がけました。また、明治時代に入ると、東京日日新聞(現在の毎日新聞の前身)という新聞や、歌舞伎の雑誌の創刊に加わるなど、浮世絵師の枠を飛び越えた幅広い活動をおこなっています。
太田記念美術館ではこれまで、歌川芳艶や歌川広景、水野年方など、全く注目されてこなかった浮世絵師たちの全貌を紹介してきましたが、今回の展覧会では、落合芳幾の全貌を新たに解き明かしていきます。

【詳細: 太田記念美術館 】  {この項目続き〼}

【公演】第十回 広忠の会 ── 亀井俊雄五十回忌追善 能楽囃子 太鼓方 葛野流十五世家元継承披露 8月25日

2018825%E3%80%80第十回%E3%80%80広忠の会%E3%80%80表-e1526531733737 広忠の会演目第十回 広忠の会
亀井俊雄五十回忌追善 葛野流十五世家元継承披露
公演日時  2018年8月25日[土]
会  場  観世能楽堂(東京・銀座)
主  催  亀井広忠(能楽囃子-はやし-大鼓方)

 公演日時  2018年08月25日(土)
 開場11:15 / 開演12:00 / 終演17:00頃
 会 場  観世能楽堂(東京・銀座)
 演目/シテ  舞囃子『融』友枝昭世
 他
 料 金  S席 18,000円
 A席 15,000円
 B席 12,000円
 C席 10,000円
 前売開始  2018年6月4日(月)10:00~    三響会ゟチケット完売がアナウンスされました
 お問い合わせ  三 響 會   03-3542-2800(平日12:00-16:00)

【詳細: 喜多能楽堂

{ 能楽囃子方と歌舞伎囃子 ── 三 響 会 と 亀井広忠 }

能楽囃子-はやし-の大鼓方として、能楽界の第一線で活躍する亀井広忠は、2016年に父で大鼓方の人間国宝・亀井忠雄から、大鼓の葛野-かどの-流十五世家元を継承した。
幼き日から忠雄らに師事して6歳で初舞台。その後も次〻と大曲の演奏をこなして、囃子方の次代を担う逸材として注目を集めている。

弟に歌舞伎囃子、田中流十三世家元の田中伝左衛門、同じく歌舞伎囃子の田中伝次郎がおり、兄弟で「 三 響 会 」を結成、意欲的に演奏活動を続けている。

【詳細: 三  響  会

【公演】二十五世観世左近記念 観世能楽堂 八 月 観 世 会 定 期 能 8月5日上演 終了企画

観世能楽堂観世能楽堂
二十五世観世左近記念 観世能楽堂
104-0061 東京都中央区銀座6-10-1 GINZA SIX  地下 3 階

1900年(明治33)の「観世会」の創立にともない建設された、観世流の活動拠点となる「観世能楽堂」。1972年に東京都新宿区新小川町(大曲)から渋谷区松濤に移転し、古典芸能の伝承と発展に日夜努めて参りました。その松濤での43年の歴史に幕を下ろしたのが2015年春。東京・松濤の慣れ親しんだ地に別れを告げ、2017年4月に、東京・銀座 6 丁目に松濤の檜舞台を移築し、新しくも、歴史を踏まえた新能楽堂「 二十五世観世左近記念 観世能楽堂 」が誕生しました。

201806041223427729観世会定期能 八月で紹介された能面
小夜姫-さよひめ
「松浦佐用姫」専用の面-おもて。しもぶくれで、日本人離れした大陸的な容貌。高松塚古墳の美人画などと共通するものがある。
「小面」系の面-おもて-であるが、目がつりあがり、切れ長で、彩色も特殊であり、膠が強い。龍右衛門作。重要美術品。室町時代。

二十五世観世左近記念 観世能楽堂
八月観世会定期能
開催日時  平成30年8月5日[日]
      開場:午後12時20分  開演:午後 1 時

  能  『菊慈童』 遊舞之楽  木月 孚 行
狂言 『狐 塚』 小唄入   山本 東次郎
  能  『松浦佐用姫』      観世 清 和
    他 仕舞

入  場  料  SS指定席 1万2500円、S指定席 9000円、A指定席 7000円、B指定席 5000円

201806041223585522問いあわせ先/観世能楽堂事務所 ☎ 03-6274-6579
インターネットチケット販売    6月5日[火]10時より発売
[ハッピーアワーチケットの販売について]

* 当日空席が出た場合、ハッピーアワーチケットを午後1時45分より販売します。
一般 3000円、学生 1500円

【詳細: 観世能楽堂

{観能の参考に …… 観世流の簡略史}
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【展覧会】宇都宮美術館|パナソニック 汐留ミュージアム コレクション|ジョルジュ・ルオー展 7月1日-8月26日

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パナソニック 汐留ミュージアム コレクション
ジョルジュ・ルオー展
展示期間  2018年7月1日[日]-8月26日[日]
開館時間  午前9時30分-午後5時   * 入館は午後4時30分まで
観 覧 料  一般900円、大学生・高校生700円、中学生・小学生500円
主  催  宇都宮美術館、下野新聞社
特別協力  パナソニック 汐留ミュージアム  
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疲れ果てた道化師の姿、暖かな光を放つ秋の夕暮、そして、苦しみの果てにうつむくキリスト。ジョルジュ・ルオー(1871-1958)が描いた作品の数〻はわたしたちの心を揺さぶり、画家の没後60年を迎える今日でもその魅力が失われることはありません。人間が抱える苦しみや悲しみに向き合い、その果てに見出される生命の輝きを映し出した彼の作品は、時代や信仰の違いを超えて人々に感動をもたらし続けます。

本展では、世界でも有数のルオー・コレクションを誇るパナソニック汐留ミュージアムの所蔵品から、油彩、水彩、パステル、版画の優品を紹介します。師の強い影響を示す修業時代の作品から、色彩による生命の讃歌ともいうべき晩年の秀作にいたるまで、60年以上に及ぶその画業に迫ります。

【詳細: 宇都宮美術館 】 

【展覧会】世田谷文学館|ビーマイベイビー 信藤三雄レトロスペクティブ|7月14日-9月17日|終了企画

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世田谷文学館
ビーマイベイビー 信藤三雄レトロスペクティブ
開催期間  2018年7月14日[土]-9月17日[月・祝]
会  場  世田谷文学館 2階展示室
休  館  日  月 曜 日
料  金  一般 800円、65歳以上、高校・大学生 600円、中学生以下無料
主  催  公益財団法人せたがや文化財団 世田谷文学館
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松任谷由実、ピチカート・ファイヴ、Mr.Children、MISIA など、日本の音楽シーンをリードしてきた数多くのミュージシャンの CD ジャケットを手がけ、新鮮なヴィジュアルイメージと革新的なプロダクトを生み出してきたアートディレクター、信藤三雄(1948-)。写真家、映像ディレクター、書家、音楽家としても才能を発揮し、その作品は各方面のクリエイターにも影響を与え続けています。
本展では80年代の初期作から最新の仕事にいたるまで、時代とともにあり続けたアートワークの数〻を展覧し、信藤三雄のクリエイティビティの全貌に迫ります。

【詳細: 世田谷文学館

【会員参加 グループ展】 ART SPACE ATELIER・K|12名の作家による版画展 ─ 旅 ─|8月18日-8月31日 終了企画

20180712000930_00001 20180712000930_00002【会員参加 グループ展】 ART SPACE  ATELIER・K
12名の作家による版画展 ─── 旅 ───
秋山 潔 大森 澪 工藤正枝 五島三子男
佐々 順子 笹井祐子 菅沼 稔 関水由美子
達 和子 津田恵子 中村陽子 幡谷フミコ
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期 間  2018年8月18日[土]-8月31日[金] * 月曜休廊
     11:30 am -7:00 pm(月曜・祝日 6:00 pm  最終日 5:00 pm)
会 場   ART SPACE  ATELIER・K
     231-0868 横浜市中区石川町1-6  三基ビル 3 F TEL  045-651-9037  

【展覧会】山種美術館 企画展 水 を 描 く ── 広重の雨、玉堂の清流、土牛のうずしお ── 7月14日-9月6日

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山種美術館 企画展
水 を 描 く
── 広重の雨、玉堂の清流、土牛のうずしお ──
会  期  2018年7月14日[土]-9月6日[木]
      * 会期中、一部展示替えあり(前期: 7/14-8/5、後期: 8/7-9/6)
会  場  山種美術館
主  催  山種美術館、朝日新聞社
開館時間  午前10時-午後5時(入館は午後4時30分まで)
休  館  日  月 曜 日
入  館  料  一般1000円・大高生800円・中学生以下無料
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2018年9月、世界各国の水の専門家が参加する「国際水協会 (IWA) 世界会議」が東京で行われます。水をテーマにした国際会議が催され、世界の水環境への関心がますます高まる今夏、山種美術館では、日本美術に表された水に注目し、水を描いた絵画を一堂にご覧いただく展覧会を開催します。

豊かな水源に恵まれた日本では、水は常に人々の生活とともにあり、美術作品においてもさまざまに表現されてきました。雨が池や湖をつくり、川となり海へ注ぐように、水は刻々と姿を変化させます。また、躍動する波や、光を反射する水面など、水が見せる表情は多くの画家の創作意欲をかきたてたのでしょう。水を描いた絵画には、画家たちの優れた技巧や多彩な表現をみることができます。

本展では、当館が所蔵する江戸時代の浮世絵から近代・現代の日本画まで、水が描かれた作品を厳選し、ご紹介いたします。奥入瀬渓流に取材した奥田元宋-おくだげんそう-《奥入瀬 (秋) 》、鳴門海峡の渦潮を描いた川端龍子-かわばたりゅうし-《鳴門》や、奥村土牛-おくむらとぎゅう-《鳴門》は、川や海の流動する姿を生き生きと捉えています。
また、土牛《那智》や、千住博-せんじゅひろし-《ウォーターフォール》においては、勢いよく流れ落ちる滝が迫力ある大画面に描かれ、水の持つ神聖さも感じさせます。一方で、激しい夕立のなか、橋を行き交う人々を描いた歌川広重-うたがわひろしげ-(初代)《名所江戸百景 大はしあたけの夕立》[後期展示]や、雨に煙る山路を表した川合玉堂-かわいぎょくどう-《渓雨紅樹-けいうこうじゅ》は、情趣豊かに雨の風景を描き出しています。

これらの作品を通して、水の表現の幅広さとともに、画家たちが水に向けてきたまなざしや思いを感じていただければ幸いです。暑い夏の季節に、涼やかな水の絵画をお楽しみください。

【詳細: 山種美術館

【公演】国立演芸場|桂歌丸追悼 八月中席-なかせき-番組|2018年8月11日-20日|終了企画

3008kaminakaomote 3008nakasekiura国立演芸場
桂歌丸追悼 八月中席-なかせき-番組
公演期間  2018年8月11日[土]-8月20日[月]
開演時間  開演 午後1時(17日[金]は午後1時と6時の2回公演)

◯午後1時開演の部
開場予定     12時15分
前 座      12時45分
開 演      午後1時(午後4時15分頃終演予定)

◯午後6時開演の部(17日[金]のみ)
開場予定     午後5時30分
前 座      午後5時45分
開 演      午後6時(午後9時15分頃終演予定)

【詳細: 国立演芸場 】 八月上席番組は紹介済み

【講座】奈良県立万葉文化館|万葉古代学 東京特別講座|8月26日 終了企画

万葉02奈良県立万葉文化館
〔講座〕万葉古代学 東京特別講座
2018年8月26日[日]

毎年ご好評をいただいている万葉古代学東京講座。今年はより多くのみなさまにご来聴いただけるよう、万葉古代学東京特別講座を開催いたします!
平成30年は大伴家持の生誕1300年にあたることから、第1部では大伴家持にまつわる講座を、第2部では古今の飛鳥の魅力を語る鼎談を開催します。
第1部のみ、第2部のみでもご参加いただけます。みなさまのご来聴をこころよりお待ちしております。

開  催  日  平成30年8月26日[日]
定  員  200名(当日先着順) 申込み不要・聴講無料
会  場  日本橋社会育会館 8階ホール
      東京都中央区人形町1-1-17 (日本橋小学校等複合施設)
      * 東京メトロ日比谷線・都営浅草線「人形町駅」徒歩4分
      * 東京メトロ半蔵門線「水天宮駅」徒歩約5分

◆第1部◆ 大伴家持生誕1300年
      時 間 14:00-17:20(開場13:30)

◯「家持の青春時代」 井上さやか(万葉文化館上席研究員)

◯「情(こころ)悲しも 独りしおもへば-家持と毛詩-」 大谷 歩(万葉文化館研究員)

◯「国司としての家持」 吉原 啓 (万葉文化館研究員)

◆第2部◆ 鼎 談「飛鳥の魅力を語る」
      時 間 18:30-20:00(開場18:00)
奈良時代の人びとにとって “ 故郷 ” であった飛鳥。古代と現代の飛鳥の魅力について、文学と歴史学の立場から語り合います。

井上さやか(万葉文化館上席研究員)・大谷 歩(万葉文化館研究員)・吉原 啓(万葉文化館研究員)

【詳細: 万葉文化館

【公演】イーハトーブフェスティバル 2018 宮沢賢治童話村特設ステージ 8月25・26日

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イーハトーブフェスティバル 2018
開催日時  平成30年8月25日[土]-8月26日[日]
      各日とも午後4時から午後9時まで * 雨天決行・荒天中止
会  場  宮沢賢治童話村特設ステージ(観客席には大型テント設置)
入  場  料     無 料
       * 童話村内の「賢治の学校」に入場される場合は、入場料が必要
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第一線で活躍するクリエイターやアーティストによる講演、ライブ、朗読、映像上映などにより、賢治のもつ多面的な魅力を紹介します(ステージイベント)。
内  容
◯ 8月25日[土]
午後4時から    コンサート [ 出演] 川井郁子(ヴァイオリニスト、作曲家) 
午後5時から    スペシャルトーク  [出演] 久石 譲(作曲家) 
午後6時30分から 映画上映『風の谷のナウシカ』《特別上映》監督:宮崎 駿  音楽:久石 譲

◯ 8月26日[日]
午後4時から    コンサート・朗読 [出演] 坂本真綾(歌手、声優) 
午後5時から    スペシャルトーク [出演]鈴木敏夫(株式会社スタジオジブリ代表取締役プロデューサー) 
午後6時30分から  映画上映『風の中の子供』 監督:清水 宏  原作:坪田譲治

【詳細: 花巻市オフィシャルサイト S A P