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【展覧会】秋田県立近代美術館|コレクション展 雪月花のとき|’24年1月12日-4月7日|会期終盤

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秋田県立近代美術館
コレクション展
雪月花のとき
会  期  令和6年(2024年)1月12日[金]- 4月7日[日]
会  場  秋田県立近代美術館 6 階
      〠 013-0064 秋田県横手市赤坂字富ヶ沢62-46 Tel 0182-33-8855
観  覧  料  無 料
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「雪月花の時 最も君を憶 (おも) う」。中唐の詩人・白居易が、今は遠く離れてしまった友人との楽しかった日々を懐かしんで詠んだ詩の一節です。雪や月や花など、四季折々の美しい景色に触れると誰かのことを思い出し、その感動を共にしたいと思う気持ちは現代においても同じでしょう。
本展では、日本の近現代の画家たちがそれぞれの手法で表現する雪月花の世界をご紹介します。ぜひ、美術館で画家たちの感動に触れてみてください。

※ 下掲詳細公式サイトにて最新情報を確認の上ご観覧ください。
[ 詳 細 : 秋田県立近代美術館

【展覧会】ギャルリー東京ユマニテ|humanité bis 齋藤りえ展 SAITO Rie 「2020~2024」|’24年3月18日-3月23日

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ギャルリー東京ユマニテ
humanité bis
齋藤りえ展 SAITO Rie 「2020~2024」
会  期  2024年3月18日[月]- 3月23日[土]
会  場  ギャルリー東京ユマニテ B1F
      〠 104-0031 東京都中央区京橋3-5-3 京栄ビル1F
      Tel. 03-3562-1305 Fax. 03-3562-1306
      humanite☆js8.so-net.ne.jp
開廊時間  10:30 - 18:30(3.20、日曜、祝日休廊)最終日 17:00
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<作家コメント>
「物事の本質を⾒つめてみたい」という思いがある。
「本質を」というと⼤層な物に聞こえるが、多様な情報が⼊り乱れる⽇々を過ごしていると、何が⼤切な事なのかが⾒えにくくなってしまう時がある。
銅版画は、描くことで刻まれた線やインクの盛り上がりといった物質性が何とも⾔えない実感を持たせてくれる。この感覚が交錯した物事をうまく解してくれるのではないか。
そんな考えから⽣まれた版画作品を数点、今回は展⽰している。

齋藤 りえ SAITO Rie
1998 神奈川県生まれ
2022 女子美術大学芸術学部美術学科洋画専攻卒業
現在 京都精華大学大学院芸術研究科博士前期課程芸術専攻在籍
[個展]
2024 ギャルリー東京ユマニテbis、東京

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : ギャルリー東京ユマニテ ]    {活版 à la carte  過去ログ まとめ

【展覧会 予告】高知県立高知城歴史博物館|特別展示室 企画展|自由民権150年 政社の時代 ~民権と反民権~|’24年3月15日-5月20日

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高知県立高知城歴史博物館
特別展示室 企画展
自由民権150年 政社の時代
~民権と反民権~
開催期間  2024年3月15日[金]- 5月20日[月]
開館時間  9:00 - 18:00(日曜日は 8:00-18:00)
       * 展示室への入室は閉館の30分前まで
休  館  日  なし〔会期中無休〕
会  場  高知県立高知城歴史博物館  3階 特別展示室
      〠 780-0042 高知県高知市追手筋2-7-5
      TEL. 088-871-1600  FAX. 088-871-1619
観  覧  料  700円(常設展含む)/ 高知城とのセット券 900円 * 観覧券は当日のみ有効
      * 高校生以下、高知県・高知市 長寿手帳所持者は無料
      * 身体障害者手帳、療育手帳などの所持者と介護者(1名)は無料
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自由は土佐の山間より
世に良政府なる者なき
自由は鮮血を以て買はさる可からさる
自由民権運動とは如何なる運動なり哉 ……

明治7年(1874)1月17日、板垣退助等が「民撰議院設立建白書」を左院(政府)に提出しました。国会開設を要求したこの建白書は、翌日に左院の「御用新聞」である『日新真事誌』に掲載され、国会開設は時期尚早か否かが議論(「民選議院論争」)となり、自由民権運動は口火を切りました。また高知では、同年4月に立志社が創立され、以後、県内では多様な結社が次々と生まれました。
江戸時代は徒党を組むことは許されていませんでしたが、明治へと時代は変わって身分制社会が崩壊すると、様々な階層・職業の人びとによる結合が進み、結社は人びとの経済活動や学習活動の拠り所となりました。そのなかで、政治的目的を実現するために結成された組織・団体が政治結社、いわゆる政社です。高知の政社は、全国一の数を誇り、新聞・雑誌の刊行、演説会・討論会・懇親会の開催、学校運営、士族授産など、多彩な活動を行いました。

自由民権運動が隆盛したこの政社の時代は、人びとが政治や社会のあり方を検討し、期待を膨らませつつ、政府の政策を批判し、国家の行く末を懸念するなど、政治熱が高揚していました。県内では、立志社を中心とする民権派の政社が盛んでしたが、反民権派と呼ばれる政社も組織されています。反民権派と聞くと、人民の権利に反対するとんでもない集団かと思われるかもしれませんが、あくまで板垣退助等の自由派とは異なる主張を持つ組織で、帝政派とも称されます。
本展は、この民権派と反民権派の双方の政社の活動を紹介し、反対派の視点もあわせて見ることで、自由民権運動とはどのような運動であったのかを、150年を機にふり返ることを目的としています。

高知城博03盃「自由萬歳」 JA高知県長岡支所蔵

高知城博05発陽社規則 個人蔵/高知市立自由民権記念館保管

< 展示構成 >
自由民権運動のはじまり/高知県内結社等一覧367/政社の活動/政党の結成/高知城下町の政社/佐川の政社/中村の政社/須崎の政社/山間部の自由民権運動
< 関連行事 >
展示関連企画:自由民権150年記念講演会「自由民権運動のなかの土佐派」/ 展示関連企画:自由民権150年記念講演会「高知の民権結社とその活動/展示関連企画:企画展担当学芸員講座「政社の時代~民権と反民権」

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上 ご観覧を。
※ 紹介図版はいずれも高知城歴史博物館ウェブサイトゟ
[ 詳 細 : 高知県立 高知城歴史博物館 ] 

【展覧会/イベント】郵政博物館|特別企画展 誕生40周年企画展 猫のダヤン40th タシルの街へようこそ!|’24年1月13日-3月24日|会期末

郵政博物館01月

郵政博物館
特別企画展
誕生40周年企画展 猫のダヤン40th タシルの街へようこそ!
会  期  2024年1月13日[土]- 3月24日[日]
休  館  日  毎週月曜(ただし 3月20日は開館)
開館時間  10:00 - 17:30 * 入館は 17:00 まで
会  場  郵政博物館
      131-8139 東京都墨田区押上1-1ー2 東京スカイツリータウン・ソラマチ 9 F
      TEL:03-6240-4311
入  館  料  大 人 300円 / 小中高校生 150円
協  力  わちふぃーるどライセンシング株式会社、株式会社わちふぃーるど
主  催  公益財団法人通信文化協会(郵政博物館)
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「猫のダヤン」は、1983年に絵本作家 池田あきこがシンボルマークとして描き下ろしたのをはじまりに、幅広い世代に愛され続け、40 周年を迎えました。
関連書籍は130タイトルを超え、アニメやラジオ、映画化もされています。
誕生40周年を迎えた「猫のダヤン」。ダヤンと仲間たちが暮らすタシルの街をめぐる体感アートイベントが郵政博物館に登場!
フォトスポットやなぞときコーナー、原画展示など大人から子供まで楽しめる盛りだくさんの内容です。

< 展示内容 >
◉ 入口ゲート『タシルの街へようこそ!』
   ダヤンと仲間たちがくらすタシルの街を再現!!
     ダヤンと仲間たちがお出迎え!ワクワクな通り道! 
◉ わちふぃーるどの森『フォーンの森ゲート』
   不思議な生き物がかくれたフォーンの森をくぐろう
   「アルスの森」としてボルネオ保全活動の展示コーナー
◉ 花火があがるよ!『タシルのお祭り広場』
   タシルの街角を立体表現!空の色が変わって花火があがるよ
◉ お菓子の塔『キャンディステッキ』
   キャンディダヤンが絵から飛び出す?!
◉ 不思議な絵をフラッシュ撮影してみよう!
   フラッシュ撮影した写真と絵を比べてビックリ!!

<関連イベント>
◉ 池田あきこ先生ギャラリートーク
   日 時:1月13日[土]・3月24日[日]13:30-
◉ 池田あきこ先生サイン会
   日 時:1月13日[土]・3月24日[日]14:00-
   定 員:100名
◉ オリジナル記念小型消印押印サービス
消印

日 時:1月13日[土]・2月22日[木]・3月14日[木]
   ※ 押印は当日閉館時間の17時30分までです
   ※ 切手は各自ご用意ください(63円以上)
   ※ ほかにも多数のイベントが。詳しくは下掲詳細リンク先、
     日本郵便のホームページ をご覧ください。

※ 例年年頭にあたり、堂々たる文化庁登録博物館である郵政博物館がやらかしますので拍手。
※ 下掲詳細公式サイトで盛大な関連イベントなどの最新情報を確認の上ご参加・観覧を。
[ 詳 細 : 郵政博物館
[ 参 考 : 活版アラカルト〔展覧会・イベント〕郵政博物館|特別企画展 五十嵐健太 飛び猫写真展 ─ 同時開催 もふあつめ展|’23年1月14日-3月21日|終了 ]
[ 関 連 : 郵政博物館  YouTube誕生40周年企画展 猫のダヤン40th タシルの街へようこそ! 1:08 ]


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【展覧会 予告】静嘉堂文庫美術館|静嘉堂文庫竣工100年・特別展|画鬼 河鍋暁斎 × 鬼才 松浦武四郎|「地獄極楽めぐり図」からリアル武四郎涅槃図まで|’24年4月13日-6月9日

静嘉堂丸ノ内4月01 静嘉堂丸ノ内4月02

静嘉堂文庫美術館
静嘉堂文庫竣工100年・特別展
画鬼 河鍋暁斎×鬼才 松浦武四郎 「地獄極楽めぐり図」からリアル武四郎涅槃図まで
会  期  2024年4月13日[土]- 6月9日[日]
会  場  静嘉堂@丸の内(明治生命館 1 階)
      〠 100-0005 東京都千代田区丸の内 2-1-1 明治生命館 1 階
      お問合せ:TEL 050-5541-8600(ハローダイヤル)
休  館  日  月曜日、5月7日[火]
      * 4月29日[月・祝]、4月30日[火・トークフリーデー]、5月6日[月・祝]は開館
開館時間   10:00 – 17:00 (毎週土曜日は午後6時まで、第4水曜日は午後8時まで)
      * 入館は閉館の30前まで
入  館  料  一 般 1,500 円、 大学・高校生 1,000 円、 中学生以下 無 料
      * 障がい者手帳をお持ちの方 (同伴者1名〈無料〉を含む) 700円
      ▶ 公式オンラインチケット →  https://www.e-tix.jp/seikado/    * 当日券も用意。 
主  催  静嘉堂文庫美術館(公益財団法人静嘉堂)
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絵師・河鍋暁斎(1831-89)と、探検家で好古家、著述家、北海道の名付け親である松浦武四郎(1818-88)は、幕末から明治期を生きたマルチタレントです。二人の交流は明治の初め頃からあり、武四郎は愛玩品を集めた書物『撥雲余興(はつうんよきょう)』(当館蔵)等の挿絵を暁斎らに依頼しています。住いも近く、共に天神を信仰し、情に篤い二人の記念碑的作品は何と言っても「武四郎涅槃図」です。
本展では、「武四郎涅槃図」とそこに描かれた、「大首飾り」(当館所蔵)をはじめとした武四郎愛玩の品々(武四郎記念館所蔵品と当館所蔵品)を同じ空間で展示し、「武四郎涅槃図」を立体的に再現します。さらに、武四郎の親友・川喜田石水(1822-79 / 川喜田家第14代)と、実業家で陶芸も能くした川喜田半泥子(1878-1963 / 川喜田家第16代)、岩﨑小彌太(1879-1945 / 三菱第四代社長・静嘉堂初代理事長)との縁を紹介します。
幕末明治の多才な二人と、彼らを支えた人々の、古物(文化財)への情熱に思いを馳せる機会となれば幸いです。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 静嘉堂文庫美術館 ]

【展覧会】国立民族学博物館|特別展示 みんぱく創設50周年記念特別展|日本の仮面 ― 芸能と祭りの世界|’24年3月28日-6月11日

国立民族学博物館A 国立民族学博物館B

国立民族学博物館
特別展示 みんぱく創設50周年記念特別展
日本の仮面 ―― 芸能と祭りの世界
会  期  2024年3月28日[木]- 6月11日[火]
会  場  国立民族学博物館 特別展示館
      〠 565-8511 大阪府吹田市千里万博公園10-1
      TEL: 06-6876-2151(代表) FAX : 06-6875-0401
開館時間  10:00 - 17:00(入館は 16:30 まで)
休  館  日  水曜日
観  覧  料  一 般 880円、 大学生 450円、 高校生以下 無料
      * 当日・個人・税込み料金を表示。本館展示もご覧になれます。
      * チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
協  力  雨宮坐日吉神社、硫黄島八朔太鼓踊り保存会、石井町教育委員会、
      公益財団法人千里文化財団、国立歴史民俗博物館、御霊神社、
      島根県立古代出雲歴史博物館、鳥取県立博物館、矢田山金剛山寺
主  催  国立民族学博物館
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国内各地では、仮面をつけた役が登場する芸能や祭りがおこなわれてきました。本展示では、仮面の役の登場が印象的な各地の芸能や祭りの様相を中心に、あわせて仮面の歴史、仮面と人間の関係などを紹介し、それらをつうじて仮面と人びとの多様なかかわりについて考えます。

< 関連イベント >
◉ みんばくゼミナール:日本の仮面/東南アジアの仮面
◉ みんぱくウィークエンド・サロン ── 研究者と話そう:特別展「日本の仮面」を巡って/八朔太鼓踊りとメンドン/中東イスラーム世界にも仮面芸能はあった、かもしれない……
◉ 研究公演:千本ゑんま堂大念佛狂言民博公演
◉ みんぱく映画会:島と人とメンドン

※ 下掲詳細公式サイトにて最新詳細情報を確認の上、ご参加ご観覧ください。
[ 詳 細 : 国立民族学博物館  みんぱく ご利用案内 観覧料などの申し込み ]
[ 関 連 : 国立民族学博物館 YouTube みんぱく創設50周年記念特別展「日本の仮面 ── 芸能と祭りの世界」紹介映像 0:30 ]

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【文化誌紹介】「ミツカン水の文化センター」機関誌|『水の文化』 第76号発刊|特集 そばと水|’24年2月|附{新宿餘談}

20240227192434_00001 20240227192434_00002ミツカン水の文化2024 76号 表紙とうら表紙

ミツカン 水の文化センター
『水の文化』76号
特集  そばと水
  2024年 02月
  A4判 表紙とも52ページ フルカラー あじろ綴じ くるみ表紙
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日本人は「そば」が好きだ。そばを食す歴史は縄文時代まで遡る。平安時代には米が不作のときの代用品(救荒作物)としてソバの栽培が推奨されていたという。ソバの実を粉にして水や湯で練り上げ「そばがき」などで食していたそうだ。
今、私たちが食べている麺状のそばは、正式には「そば切(き)り」だ。そば粉に水や湯を入れて練った生地を平らにのして包丁で細く切る。そば切りがいつ生まれたかは諸説ある。そば切りも含めてそばにはわからないことが多い。
製粉から製麺まで、そばは水とつながりがある。かつて収穫した実は水車とつないだ石臼で粉にした。そば粉に水を入れて固まりにしていく「水回し」は手打ちの肝であり、そばをゆで、冷やすのにも水を使う。
食文化の単一化が進む現代にあって、そばは各地の特色を比較的残している。数多ある産地のなかから、今回は編集部が水とのかかわりで興味深く感じた地域のそばを取り上げた。そばと水に目を向けることで、その土地の歴史や文化、気候などを見つめていきたい。

※ 本特集の「ソバ」「そば」の表記
 [植物]ソバ
 [食品]そば=ざるそば、そば打ち、そばがき、そば殻、そば粉

【 詳細 : ミツカン 水の文化センター 】 { 活版アラカルト 既出まとめ }
20240227192434_00003☆ 活版アラカルト掲載図版のほとんどは 図版画面をクリック or タップすると拡大表示されます ☆

{新宿餘談} 本稿編者はそば処で知られる信州人である。したがって 字 とそば にはうるさい !?
漢字「蕎麦」には異体字・宛て字が多いし、ひらかな「そば」には「ひらかな異体字 ≒ 変体仮名」が山ほどある。したがって 字 とことば の乱用が目立つ昨今、ミツカン水の文化センターの明快かつ厳格な「ソバ・そば」の定義はうれしい。
ところでわが家人は九州出身。信州とは味噌・醤油の味も異なるが、わが家の基本は編輯子にあわせて信州味噌、醤油は関東風と九州風の甘いもの双方を用意。そんな家人の そば といえば、幼児体験かららしいが、各種の付けあわせで「鴨そば」だけ。そば には邪道で情けないかぎり。
編者のそばとは「江戸風には 大もり そば」で、調味料は信州善光寺門前で購入する「七味とうがらし」。黒い絆創膏のようなノリがベッタリ張り付いた「ザルそば」は気持ちがわるい。またスシでもあるまいし、最近のそばタレに、生ワサビの添付なんぞ意味がわからない。まぁワサビ派ならば江戸風に「なないろ とんがらし」でもたっぷりと振りかけなされよ。

仏人の女性に摑まって、フランスに移住した信州更科-さらしな-出身の友人は、たまの帰国に際し、いつも「善光寺七色とうがらし」を山ほど買って帰る。パリでは「日本そば―乾麺」をふくめて日本製品はほとんど揃うが「善光寺七色とうがらし」は別物らしい。ちなみに更科は水田がすくなく、荒蕪地向けのソバ畠が多かったという。いまでは信州でもソバ畠はほとんどみない。
どうやら舌と食とは高齢化すると逆に幼児帰りするようで、信州野沢温泉村 坪山こおり 出身の死んだオヤジは、最晩年に「クラのウチのソバ、クラの義姉さんが挽いたソバ粉で、井戸のウチの水、ズブラで、のして湯がいたそば ! を喰いたい」といいだして兄嫁さんを困惑させたらしい。クラ・井戸・ズブラはいずれも同姓の親戚。ちいさな集落に同姓の家ばかりなので、ほとんど「家号」で呼び合うのがならわし。
それでもオヤジ・兄貴・仏国の友人ともども「男子厨房に入るべからず」世代。食事に容喙することは慎むべきと存じている。したがって食事の評価は毎度必須「おいしゅうござりました」 合 掌

【展覧会】静岡市歴史博物館|企画展 清水 交流の道|’24年1月27日-3月10日|終了

静岡歴博A!

静岡市歴史博物館
企画展 清水 交流の道
会  期  2024年1月27日[土]- 3月10日[日]
開館時間  9時 - 18時(展示室入場は閉館30分前まで)
会  場  静岡市歴史博物館 3階 企画展示室
      〠 420-0853 静岡市葵区追手町4番16号 TEL: 054-204-1005
休  館  日  月曜日(月曜日が祝日の場合は開館、翌平日休館)
観  覧  料  一般:750円、高校生・大学生・静岡市内70歳以上:520円、小中学生:180円
      * 混雑緩和のため、展示室の観覧について 日時指定予約制 を推奨しています。
      * チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
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静岡歴博A 静岡B☆ 活版アラカルト掲載図版のほとんどは 図版画面をクリック or タップすると拡大表示されます ☆

◉ 「道」でつながり、広がる清水のネットワーク
明治時代以前の絵地図には、「江尻」と「清水」が別々のまちとして描かれています。江戸と京都を結ぶハイウェイ「東海道」で多くの人々が行き交う江尻宿。巴川の川湊として、江戸と上方、甲州とも水運でつながった清水町。隣り合いながら異なる性格の「双子のまち」が、やがて発展していく清水の礎になりました。
◉ 宿場町 江尻
江尻は、一帯の中心的な宿場町として栄えました。東海道を行き交う大名行列や旅人が泊まる宿、公用の荷物を送る伝馬の拠点、朝鮮通信使の宿泊所となったことも。明治22(1889)年に開通した東海道線も、江尻に駅を置きました。
◉ 川湊 清水
清水は、巴川の河口右岸にひらけた川湊。江戸時代には、大消費地の駿府を控えた物資の出入口として発展します。幕末の大地震で河口一帯が隆起して船が出入りしにくくなると、港は海沿いに移ります。それが、巨大港への発展の第一歩でした。
◉ 一体化する江尻と清水
海にひらけ、外国ともつながった清水港。茶の運搬のため、静岡市街と結ぶ現在の静岡鉄道が敷かれ、東海道線から支線も伸びました。鉄道開通と港の拡大にともない、性格の異なる2つのまち、江尻と清水はひとつの町になっていきます。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 静岡市歴史博物館  静岡市歴史博物館 オンラインチケット

【展覧会】神奈川県県民ホールギャラリー|2023年度企画展 味 / 処 AJI / DOKORO|’23年12月17日-’ 2024年1月27日

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神奈川県県民ホールギャラリー
2023年度企画展  味 / 処 AJI / DOKORO
会  期  2023年12月17日[日]- 2024年1月27日[土]
休  場  木曜日〔12月21日、28日、1月11日、18日、25日〕、
      年末年始〔2023年12月30日-2024年1月4日〕
時  間  11:00-18:00  * 入場は閉場の30分前まで
料  金  一 般 800円 / 学生・65歳以上 500円 / 高校生以下 無料
      * チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
会  場  神奈川県民ホールギャラリー
      231-0023 神奈川県横浜市中区山下町3-1
      電話番号(代表):045-662-5901(9:00-17:00)
主  催  神奈川県民ホール[指定管理者:公益財団法人神奈川芸術文化財団]
──────────────────────20231130174701_00005☆ 活版アラカルト掲載図版のほとんどは 図版画面をクリック or タップすると拡大表示されます ☆

味のある空間で 味のある作家の 味のある作品を 味わう

昨年度開催された企画展(心象や場所をテーマとした「ドリーム/ランド」展)に続く本年度企画展「味/処」展では、「味わい(趣や情緒)」と「処(空間や場所)」というキーワードを軸に、3名のキュレーターが監修の下、各地域から気鋭の作家6名が一堂に会します。
ここには可笑しみ、ノスタルジー、日常の不条理、違和感など、様々な味が点在しています。
味覚、視覚、聴覚、嗅覚、触覚 …… 五感全てに訴えかける「味わい」、そして味わいの集う空間「味/処」をお楽しみください。

◉ 企画構成
中野仁詞(神奈川県民ホール/KAAT神奈川芸術劇場)
◉ 共同キュレーター
伊藤まゆみ(京都精華大学展示コミュニケーションセンター特任講師/ギャラリーTerra-Sキュレーター )
吉田有里(アートコーディネーター/名古屋芸術大学准教授)
◉ 参加アーティスト
今村遼佑 Ryosuke Imamura、川田知志 Satoshi Kawata、倉知朋之介 Tomonosuke Kurachi、
さとうくみ子 Kumiko Sato、澤田華 Hana Sawada、丸山のどか Nodoka Maruyama

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 :神奈川県県民ホールギャラリー  本展特設サイト  ]

【参加型企画】東京農工大学科学博物館|参加型企画 ワタを育てて機会を動かそう|わたくりワークショップ開催!|通年企画

東京農工大学科学博物館ワタたね

東京農工大学科学博物館
参加型企画 ワタを育てて機会を動かそう
わたくりワークショップ開催!
対  象  者  東京農工大学科学博物館で配布したワタを育てた方
作業内容  東京農工大学科学博物館の綿繰り器で綿と種子に分ける作業体験をします。
      繰った綿は2月にガラ紡機にかけられるかチャレンジ。種子は来年の配布用に活用。
1  回  目  2023年12月19日[火] 13:00-16:00
2  回  目  2024年 1 月20日[土] 13:00-16:00
      ※ 作業内容は同じです。ご都合の良い方にご参加ください。
場  所  東京農工大学科学博物館 3階講堂
      上記の時間内で自由に作業に参加して頂く形となります。綿繰り器の数に限りが
      あるため、人数が多い際には交代で作業をお願いします。
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東京農工大学科学博物館では「動態展示」といって、機械を動かしてその仕組みを実際に見ていただく展示を長年行ってきました。しかし、機械を動かすには材料の確保や技術など様々な準備が必要です。
博物館へ来館される皆さんと一緒に貴重な機械を動かし続けることはできないか? と考えて、昨年度に引き続き、博物館でワタを育てて、
その様子を SNS などで随時お伝えしていきます。また来館者にも、希望される方にワタの種を配布しています。ご自宅などで育ててみて、ワタが収穫できましたら、もしよろしければ博物館へお持ちください。皆さんが育てたワタを集めて博物館で加工し、館内のガラ紡で糸を紡いでみたいと思います。ご協力よろしくお願い申し上げます。

<ワタの種子配布>
和綿(弓ヶ浜)の種子を東京農工大学科学博物館事務室受付にて配布中
(なくなり次第終了)

<ワタづくりスケジュール>
4-5月    種まき
6 月     成長期
7-8月   花 期
9-11月   実の成長期
11月ごろ  収穫(皆さんのワタがとれたらぜひ博物館へ!)
12月ごろ  ワタの加工・ガラ紡での糸紡ぎ挑戦

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 東京農工大学科学博物館 ]

【展覧会】アサヒグループ大山崎山荘美術館|藤田嗣治 心の旅路をたどる―手紙と手しごとを手がかりに|’23年12月16日-’24年2月25日|終了

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アサヒグループ大山崎山荘美術館
藤田嗣治 心の旅路をたどる ― 手紙と手しごとを手がかりに
会  期  2023年12月16日[土]- 2024年2月25日[日]
      * 会期中、一部作品の展示替えを行います
休  館  日  2023年12月26日[火]- 2024年1月3日[水]、1月9日[火]、2月13日[火]
      * 元日を除き月曜開館
開館時間  10:00 - 17:00(最終入館 16:30)
入  館  料  一  般 1,300円、高大生 500円、中学生以下  無料  * 障害者手帳をお持ちの方300円
      * 特製リーフレット付
作品点数  約 80 件
会  場  アサヒグループ大山崎山荘美術館
      618-0071 京都府乙訓郡大山崎町銭原5ー3 TEL:075-957-3123 (総合案内)
主  催  アサヒグループ大山崎山荘美術館、日本経済新聞社
──────────────────────────
明治の日本から単身渡欧し、エコール・ド・パリの代表的な画家として活躍した藤田嗣治(レオナール・フジタ、1886-1968)。日本画の技法を油彩画に融合させて編み出した独自の画風で「乳白色の肌」と絶賛された裸婦や猫の主題は人気を博し、また彼自身の個性的な風貌や言動でも一世を風靡しました。
第二次世界大戦中の日本では作戦記録画の制作にも関わりますが、戦後は日本画壇と縁を絶ってフランスへ帰化、カトリックに改宗して、彼の地に骨を埋めました。
数奇な人生を歩んだ藤田ですが、その名声と本人による巧みな印象操作によって、彼の人となりやその時々の心もちは、いまだ謎に包まれたままです。  本展では、藤田が親しい人々に送った手紙や、生涯を通じて作りつづけた「手しごと」ともいうべき木工細工、妻のために遺した作品などを通じて、彼の人生とその心の旅路をたどることを試みます。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 :アサヒグループ大山崎山荘美術館

【展覧会】東京大学 総合研究博物館|特別展示 骨が語る人の「生と死」 日本列島一万年の記録より|’23年9月30日-’24年2月22日

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東京大学 総合研究博物館
特別展示
骨が語る人の「生と死」 日本列島一万年の記録より
開催期間  2023年9月30日[土] - 2024年2月22日[木]
開催会場  東京大学総合研究博物館 (東京大学本郷キャンパス内)
      113-0033 東京都文京区本郷 7-3-1
休  館  日   日曜・祝日、12/30以降の土曜、ほか(下掲詳細開館カレンダーを参照ください)
開館時間  10:00 - 17:00(入館は 16:30 まで)
企画/構成    海部陽介(東京大学総合研究博物館・教授)
主  催  東京大学総合研究博物館
入  場  料  無 料 * 事前申込不要 
──────────────────────
本展では、遺跡から発掘される骨からわかる、祖先たちの知られざる素顔を探ります。初公開資料も多く、展示空間にも工夫を凝らしました。来館者の皆様にとって、この新たな「出会い」が、列島内でも実に多様であった人々の生き方や考え方に触れ、ヒューマン・ダイバーシティの本質を考える機会となれば幸いです。

<展示構成>
【第一部】骨が語る「生」
日本史上最高のマッチョマン / 筋骨たくましい縄文人の中でもとりわけ頑丈な集団がいた / 骨があらわす縄文の生活 / 大けがを負って / 彫りの深い顔立ちの縄文人は歯並びが整っていた / 奇抜なデザイナーたちには不思議な習慣があった / 戦争の証拠がなく平和にみえる縄文時代に暴力行為はどれほどあったのだろうか? / 激動する社会のはざまで
①渡来系集団の到来(弥生時代) / 激動する社会のはざまで
②変わる顔つき(古墳・飛鳥・奈良時代) / 長頭で反っ歯だが歯並びの乱れは少ない鎌倉時代人 / 豊かさに伴った長寿化と小顔化と歯並びの悪化と低身長(江戸時代)

【第二部】骨が語る「死」
盤状集骨葬(縄文時代)/ 廃屋墓(縄文時代)/ 多人数集骨葬・犬の埋葬(縄文時代)/ 横穴墓(古墳・飛鳥・奈良時代)/ なぜ人骨がないのか(奈良・平安時代)/ 共同墓地の出現と合戦の犠牲者(鎌倉時代)/ 誰もが墓地に葬られる時代の到来(江戸時代)
【第三部】病との闘い
がん / 結核 / 梅毒

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご参加を
※ アレルギー体質・喘息もちのかたにはマスク携行をおすすめ。本格的な博物館で必須アイテム
[ 詳 細 : 東京大学総合研究博物館

【展覧会】黒部市美術館|キュンチョメ個展 魂の色は青|’23年10月7日-12月17日|終了

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黒部市美術館
キュンチョメ個展 魂の色は青
会  期  2023年10月7日[土]-12月17日[日]
会  場  黒部市美術館
      938-0041 富山県黒部市堀切1035(黒部市総合公園内)
      TEL/FAX:0765-52-5011
開館時間  9:30 - 16:30(最終入館 16:00)
休  館  日  月曜日(但し10月9日開館)、10月10日・11日、11月24日
観  覧  料        一 般  500円、 高校・大学生  400円、 中学生以下  無 料
      * 障害者等手帳をお持ちの方と付添1名無料
共  催  黒部市、黒部市教育委員会
主  催  黒部市美術館[公益財団法人黒部市国際文化センター]
──────────────────────20230928171324_00026◆ 黒部市美術館|キュンチョメ個展 魂の色は青|’23年10月7日-12月17日 ◆

キュンチョメ(ホンマエリ、ナブチ)は、制作行為を「新しい祈り」と捉え、様々な社会問題や自然災害、そこに関わる人々と正面から向き合い、複雑に絡まる感情や交錯する意見を反映させながら真摯に作品に昇華させてきました。
2022年以降は、フィリピンやハワイに滞在し現地の圧倒的な自然や、多様な価値観に触れ、思考を大きく更新させています。そして現在、海や大地、あるいは地球そのものに全身全霊で関わりながら「新しい幸福」の在り方を模索しています。

展示作品11点は全て新作で、海で制作された作品を中心に構成されます。作家は近年、様々な方法海に潜り続けてきました。全身の力を抜き、環境に身を委ね、息を止めて海の深くまで行き、再び海面へ浮上する。そこでようやく、おもいっきり息を吸います。その「呼吸」は生の実感であると共に、世界と出会い直す瞬間であったのかもしれません。そのような数々の自然体験と共につくられた作品は、詩的でユーモラスな行為を通して幸福の探求へとつながっていきます。
また、海辺近くのカフェや、展覧会場の外にも作品が点在しており、美術館内だけでなく黒部の自然に触れながら作品と出会う構成になっています。会期初めの10月から11月にかけての一ヶ月は作家が現地に滞在し、「深呼吸を持ち帰る」ためのワークショップが定期開催されるほか、「記憶のアイスクリーム」(アイスクリームの記憶とアイスクリームを交換する作品)が突発的に開催されます。
本展覧会で提示される「新しい幸福」が、様々な不安や緊張が存在するこの時代を、共にしなやかに生きるための一つの指針となれば幸いです。
       *****************************

幸せのための作品を作りたいな、とおもいました。
それは実は、小石一つでもできてしまうのかもしれません。4月のある日、私は海辺に寝転がって「自分のヘソにあう石」を探しました。いくつか石を手に取って、一つずつヘソにはめていくと、ある一つの石がぴたりと私のヘソにハマりました。その石は太陽の熱をたくさん吸収していて、私の体の真ん中からその熱がじんわりと伝わってきました。それはなんだか地球と自分の体がもう一度繋がったような、不思議で幸せな感覚でした。

今回の展示では、海とか、太陽とか、小石とか、呼吸とか、郵便物とか、そんなものを通して幸せのための場所を作ります。ちょっと特別なコーヒーを飲める場所も用意しました。時々アイスクリームも現れます。
黒部市美術館はもしかするとあなたが住んでいる場所からは遠いかもしれません。でもここには凄く立派な山があって、海があって、思い切り深呼吸ができるような場所です。そんな場所でこそ見てほしいと思えるものができました。だからぜひ、少し時間を作って来てください。あなたがこの場所で幸せな時間を過ごせますように、心から願っています。
                                   キュンチョメ

<出品作家>
キンチョメ(ホンマエリ、ナブチ)
2011年からアーティストとしての活動を開始。2014年の第17回岡本太郎現代芸術賞 太郎賞受賞以降、更なる飛躍を遂げ、活動の場を広げてきた。近年の展覧会では、「KANTEN観展」(apexart(ニューヨーク)2023)、「六本木クロッシング2022:往来オーライ!」(森美術館 2022)、「シアターコモンズ’22」(東京 2022)、Compassionate Grounds: Ten Years on in Tohoku(Composite, Collingwood Arts Precinct(メルボルン)2020)、「現在地:未来の地図を描くために[1]」(金沢21世紀美術館 2019)、「あいちトリエンナーレ2019」(愛知 2019)等国内外から多くの招聘を受ける。
同時に、活動当初から、自主企画によっても精力的な個展を開催してきており、「クチがケガレになった日、私は唾液で花を育てようと思った」(NICA,東京 2021)、「ここにいるあなたへ」(民家2軒,神奈川 2021)、「なにかにつながっている」(新宿眼科画廊 東京 2014)他、その活動は常に注目を集めてきた。 
https://www.kyunchome.com/

※ 下掲詳細公式サイトで、最新情報を確認の上ご観覧を
[ 詳 細 : 黒部市美術館

【展覧会】国立科学博物館|関東大震災100年企画展 「震災からのあゆみ -未来へつなげる科学技術-」|’23年9月1日-11月26日|終了

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国立科学博物館
関東大震災100年企画展
「震災からのあゆみ -未来へつなげる科学技術-」
開催期間  2023(令和5)年9月1日[金]- 11月26日[日]
開催場所  国立科学博物館
      110-8718 東京都台東区上野公園 7-20
      お問い合わせ 050-5541-8600(ハローダイヤル)
      [第1会場] 日本館1階 企画展示室
      [第2会場] 地球館1階 オープンスペース
      [特設会場] 日本館1階 中央ホール ※10月11日[水]-
開館時間  9時 - 17時(入館は16時30分まで)
休  館  日  月曜日(月曜日が祝日の場合は火曜日) * ただし10月2日[月]は開館
入  館  料  一般・大学生:630円 * 高校生以下および65歳以上:無料
      * 常設展示入館料のみでご覧いただけます。
監修協力  東京大学
主  催  国立科学博物館
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関東に甚大な被害を及ぼした1923(大正12)年関東大震災が発生してから、今年で100年を迎えます。
本展は、関東大震災とその復興、この100年間での地震防災研究、現在の災害対策やその課題について紹介します。人と自然、科学技術の関係や、過去から学び未来へ継承していくことの重要性を考える展覧会です。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 国立科学博物館

【展覧会】福井県立美術館|特別企画展 パリに行きたい !|~ Bonjour! モネ、ミュシャ、シニャック、ユトリロ、フジタ!~|’23年9月15日-10月15日

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福井県立美術館
特別企画展
パリに行きたい !
~ Bonjour! モネ、ミュシャ、シニャック、ユトリロ、フジタ!~
会  期  2023年9月15日[金]- 10月15日[日]
会  場  福井県立美術館
910-0017 福井県福井市文京3丁目16-1 TEL:0776-25-0452
開館時間  午前9時 - 午後5時(入館は午後4時30分まで)
休  館  日  会期中無休
観  覧  料  一 般・大学生 1,300円、高校生 900円、中小生 600円
* 関連イベント、割引、各種優待情報などは下掲詳細参照。
主  催  福井県立美術館
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パリに行きたい ──!
もっとも刺激に満ちあふれた19-20世紀初頭のパリは、セーヌ県知事オスマンによる都市の大改造、さらに産業革命によるインフラの整備、テクノロジーの発展などによりメガ近代都市へと変貌を遂げます。
花の郤と讃えられるパリは、多くの芸術家が才能を開花させた街でもあり、今もなお、芸術都市として世界中の人びとを魅了し続けています。
モネ、ルソー、ロートレック、ユトリロに加え、エコール・ド・パリの画家のひとりであるモディリアーニなど、多くの作家の絵画・版画・写真・工芸品を通して、パリにまつわる多様な作品をお楽しみください。

※ 下掲詳細公式サイトにて最新情報を確認の上ご観覧ください。
[ 詳 細 : 福井県立美術館 ] 

◉ 同時開催のコレクション展
「絵のなかのパラダイス / 西洋版画展」も当日チケットでご観覧いただけます。
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※ 下掲詳細公式サイトにて最新情報を確認の上ご観覧ください。
[ 詳 細 : 福井県立美術館 ] 

【会員情報】ぢゃむ 杉本昭生さん|活版小本 新作 ──『ボッコちゃん』星 新一(AI版 お試し制作)|発表紹介

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{ ぢゃむ 杉本昭生 活版小本 一筆箋 }

近ごろ A I という言葉をよく耳にします。テキスト対話型や、画像生成 AI など
これからの人間の生活に影響を与えるかもしれないツールが、つぎつぎと登場しています。
そんな目新しさに便乗し、生成 AI のイラストを表紙にして作ってみました。
最適な作品は何かと考え、美人のロボットが主人公の『ボッコちゃん』を選びました。
ついでに星新一の作品を久しふりに読みました。
────────────────────
感想をいうならば、
「なるほど、こんな感じになるのか」というところです。
今回のように、絵を決めて中身を選ぶのは、やはり順序が逆で
まず中身が重要であることがはっきりしました。
とはいっても気ままな道楽なので、こういう寄り道も楽しいものです。
『ボッコちゃん』(お試し制作)読んでみてください。
* A I のイラストを使ったらどんなふうに見えるか、試してみました。
小本aaaaa【 詳 細 : ぢゃむ 杉本昭生 活版小本 】  { 活版アラカルト 活版小本 既出まとめ 

【展覧会】茅ヶ崎市美術館|生誕120年 没後60年 小津安二郎の審美眼-OZU ART-|’23年9月3日-11月9日|終了

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茅ヶ崎市美術館
生誕120年 没後60年 小津安二郎の審美眼-OZU ART-
会  期  2023年9月3日[日]- 11月9日[日]  
開館時間  10:00 - 17:00(入館は 16:30 まで)
休  館  日  月曜日(ただし9月18日、10月9日は開館)、9月19日[火]、10月10日[火]
会  場  茅ヶ崎市美術館 展示室 1・2・3
      253-0053 神奈川県茅ヶ崎市東海岸北 1-4-45 TEL 0467-88-1177
観  覧  料  一 般 800 円 / 大学生 600 円 / 市内在住 65 歳以上 400 円
      * 高校生以下、障がい者およびその介護者は無料
特別協力  オフィス小津、松竹株式会社、茅ヶ崎館五代目森浩章
主  催  公益財団法人茅ヶ崎市文化・スポーツ振興財団
────────────────────
日本を代表する小津安二郎(1903-1963)は、茅ヶ崎との関わりが深い映画監督です。一部の映画では撮影ロケ地にもなりました。代表作である『晩春』『麦秋』『東京物語』は全て小津が定宿とした「茅ヶ崎館」で、脚本家の野田高梧(1893-1968)と共同執筆したことでも知られています。
本展では、映画に関する資料や小道具、旧蔵品や直筆資料などから、映画や私生活から垣間見る小津の美意識に注目します。セットの配置や構図、小道具の形状、カラー映画では色彩にもこだわり抜くほか、自ら筆をとり、遊び心あふれる絵画も残しています。小津の高い美意識をうかがい知るとともに、それらに裏付けられた映画作品を通じて何を伝えようとしていたのかを探ります。

※ 感染症対応実施中。下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 茅ヶ崎市美術館

【展覧会】相国寺承天閣美術館|企画展 若冲 と 応挙|会期 Ⅰ期 ’23年9月10日-11月12日|

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相国寺承天閣美術館
企画展 若冲と応挙
会  期  Ⅰ 期 2023年 9 月10日[日]- 2023年11月12日[日]
      Ⅱ 期 2023年11月19日[日]- 2024年 1 月28日[日]
場  所  臨済宗相国寺派|相国寺承天閣美術館
      602-0898 京都市上京区今出川通烏丸東入 相国寺 – しょうこくじ- 内
休  館  日  2023年11月13日[月]- 2023年11月18日[土]
      2023年12月27日[水]- 2024年 1 月 5 日[金]
開館時間  10:00-17:00 (入館は16:30まで)
拝  観 料  一 般 800円、65歳以上・大学生 600円、中高生 300円、小学生 200円
      * 障碍者手帳をお持ちの方と介護者一名様は無料となります。
      * 館内は土足禁止の為、入館時に履物をお脱ぎください。
協  賛  一般財団法人萬年会 鹿苑寺 慈照寺
主  催  相国寺承天閣美術館 京都新聞
──────────────────────相国寺0902jpg◆ 相国寺承天閣美術館|企画展 若冲 と 応挙|会期 Ⅰ期  ’23年9月10日-11月12日 ◆
十八世紀の京では、多くの絵師が各々の画技をふるいました。なかでも、伊藤若冲と円山応挙は現在も愛好者の多い、人気の絵師です。本展覧会では、相国寺と伊藤若冲の関係を軸に、相国寺と相国寺塔頭所蔵の作品を公開いたします。
また、Ⅰ期は円山応挙の傑作、重要文化財《七難七福図巻》全三巻と画稿、下絵を、Ⅱ期は伊藤若冲の傑作、重要文化財の《鹿苑寺大書院障壁画》五十面を一挙公開いたします。

第一章 相国寺と若冲
第二章 若冲の画技
第三章 応挙の画技

※ 相国寺は臨済禅宗相国寺派の本山です。本山の伽藍はもとより塔頭・末寺もおおく、その別坊塔頭には、鹿苑寺(金閣寺)・東山慈照寺(銀閣寺)などもあります。
※ 相国寺承天閣美術館 館内は 土足禁止 の為、入館時に履物をお脱ぎください。
※ 新型感染症対応実施中。下掲詳細を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 相国寺承天閣美術館

【展覧会】鎌倉市 鏑木清方記念美術館|清方生誕145年記念 特別展|東の美人画家、鏑木清方 ~ 上村松園とともに ~|’23年5月20日-6月25日|終了

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清方生誕145年記念 特別展
東の美人画家、鏑木清方 ~ 上村松園とともに ~
会  期  2023年5月20日[土]- 6月25日[日]
開館時間  午前9時00分 - 午後5時00分(最終入館は午後4時30分まで)
休  館  日  毎週月曜日、6月13日[火]
会  場  鎌倉市 鏑木清方記念美術館
      248-0005 神奈川県鎌倉市雪ノ下一丁目5番25号
      tel. 0467-23-6405  fax. 0467-23-640
観  覧  料  一 般 450円、小・中学生 220円
──────────────
今年生誕145年を迎える鏑木清方(かぶらき きよかた、1878-1972)は、明治から昭和にかけておよそ70年にわたり、東京画壇を 代表する日本画家の一人として活躍しました。若い頃は、挿絵の仕事で人物表現の腕を磨きながら、明治という新時代に即した日本画を模索します。
そして、浮世絵の研究を重ね、自然と人物が調和する表現を追求し、大正4年に《霽れゆく村雨》で文部省美術展覧会の最高賞を受賞するまでになりました。
それからも理想の女性美を追い求め、粋で艶のある優美な女性像を生涯描きつづけました。昨年、没後50年を記念し清方の大回顧展が開催され、《築地明石町》(昭和2年)を含む三幅の重要文化財への指定が発表されるなど、改めて清方の美人画が注目されています。
本特別展では、《露の干ぬ間》(大正5年)など、江戸情緒豊かな作品を中心に、「東の清方、西の松園」と並び称された京都画壇の上村松園の作品も交えて、魅力あふれる近代美人画の世界を紹介します。

<作品目録 WORKS INFORMATION>
作品名            制作年

《露の干ぬ間》 鏑木清方   大正5年(1916)          名都美術館蔵
《藝奴之図》  上村松園   大正初期                        名都美術館蔵
《白雨》    鏑木清方   昭和8年(1933)   名都美術館蔵
《わか葉》   上村松園   昭和15年(1940)    名都美術館蔵
《洋燈》    鏑木清方   昭和22年(1947)         名都美術館蔵
およそ50件

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上観覧を。
[ 詳 細 : 鎌倉市 鏑木清方記念美術館 ]

【展覧会】岩槻人形博物館|特別企画展 人形 未来へのまなざし ― 中村信喬作品展|’23年7月29日-9月10日|会期末

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岩槻人形博物館
特別企画展 人形 未来へのまなざし ― 中村信喬作品展
会  期  2023年7月29日[土]- 9月10日[日]
会  場  岩槻人形博物館
      339-0057 埼玉県さいたま市岩槻区本町6-1-1 TEL 048-749-0222  
開館時間  午前9時-午後5時 * 閉館時刻の30分前までに入館ください。
休  館  日  月曜日(休日の場合は開館)
観  覧  料  一般/500円、高校生・大学生・65歳以上/250円、小学生・中学生/150円
主  催  さいたま市岩槻人形博物館
────────────────────
博多人形師を継ぐ家系の3代目に生まれ、「人」の祈りを「形」にすることを信条として、さまざまな人形を作り続けてきた中村信喬(1957~ )。
博多人形の伝統・技術を継承し、1996年から博多の夏の神事である「博多祇園山笠」の人形を作り続け、2022年には福岡県指定無形文化財工芸技術「人形制作」保持者に認定されました。

一方で中村は、20代半ばから公益社団法人日本工芸会を中心に、公募展にも積極的に出品するなど、博多人形の型にとらわれずひろく「人形師」として創作性の高い作品を発表し続けました。
本展では、野外モニュメントをはじめとして、あらゆる人形の可能性を追求し続けている中村の作品を一堂に紹介します。未来を見据えて、あくなき挑戦を続ける中村の人形には、作者の思いに通じた、未来へのまなざしが感じられます。本展が、見る人の心に届き、人形のあらたな魅力に気づく機会となれば幸いです。

※ 下掲詳細公式サイトで、最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : さいたま市岩槻人形博物館

【展覧会】京都工芸繊維大学資料館|田中一光ポスター展 舞台と文字ののぞき穴から|’23年7月3日-9月9日|会期延長

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田中一光ポスター展 舞台と文字ののぞき穴から
開催期間  2023年7月3日[月]- 9月9日[土]
休  館  日  日曜日・祝日(ただし8月11日[金]は開館)、8月12日[土]- 17日[木]
開館時間  10時 - 17時(入館は 16時30分 まで)
会  場  京都工芸繊維大学美術工芸資料館 2階展示室
      606-8585 京都市左京区松ヶ崎橋上町1
入  館  料  一 般 200円、大学生 150円、高校生以下 無 料
      * 各種割引、優待情報などは下掲詳細参照。
主  催  京都工芸繊維大学美術工芸資料館
────────────────────
令和5年度博物館実習の一環として、「田中一光ポスター展 舞台と文字ののぞき穴から」を開催します。本展では、戦後日本を代表するグラフィックデザイナーである田中一光の仕事を、学生が選んだ代表的なポスター約60点を並べることで紹介します。
博物館実習受講生が、田中一光の数多くのポスターからトピックを抽出し、展示作品を選定しました。田中が生涯に渡って手がけた舞台公演のポスターから、彼のデザインスタイルを浮かび上がらせ、さらにそこから田中の独創的な文字使いへと切り込んでいこうとする企画になっています。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 京都工芸繊維大学資料館 ]

【展覧会】国立科学博物館|筑波実験植物園 シダ・ミュージアム|つくばシダ展|’23年9月16日-9月24日|終了

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独立行政法人国立科学博物館 筑波実験植物園
シダ・ミュージアム
つくばシダ展
会 期:2023年9月16日[土]- 9月24日[日] 会期中無休
会 場:筑波実験植物園
    所在地 茨城県つくば市天久保4-1-1
    お問合せ TEL 029-851-5159 FAX 029-853-8998
入園料:一般320円 * 18歳以下、65歳以上は入園無料
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19年ぶりのシダ展。シダの魅力を余すところなく伝えます。
シダを知る! 楽しむ! 究める! 守る!
生きたコレクションを中心とした多彩な展示が、不思議で魅力的なシダ植物の世界へ誘います。
筑波実験植物園が保有する日本一のシダコレクションから、貴重な種、おもしろい種を特別公開。

[ 詳 細 : 国立科学博物館 筑波実験植物園 ] 
[ 参 考 : YouTube 筑波実験植物園 企画展「シダ・ミュージアム ―つくばシダ展―」(2023)紹介動画 2:13 ]


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【展覧会】山種美術館|特別展 日本画に挑んだ精鋭たち ― 菱田春草、 上村松園、 川端龍子から松尾敏男へ ―|’23年7月29日-9月24日|終了

20230710124143_00011 20230710124143_00012山種美術館
特別展 日本画に挑んだ精鋭たち
― 菱田春草、上村松園、川端龍子から松尾敏男へ ―
会  期  2023年7月29日[土]- 9月24日[日]
会  場  山種美術館
      150-0012 東京都渋谷区広尾3-12-36
開館時間  午前10時 - 午後5時 (入館は午後4時30分まで)
      * 今後の状況により、会期・開館時間等は変更する場合があります。
休  館  日  月曜日 (ただし、9月18日[月]は開館、9月19日[火]は休館)
入  館  料  一 般 1400円、中学生以下 無料 (付添者の同伴が必要です)
      * 障がい者手帳、被爆者健康手帳をご提示の方、およびその介助者(1名) 一般 1200円
      * 夏の学割 大学生・高校生500円
      ※ 本展に限り入館料が通常1100円のところ特別に半額。
      * 各種割引・優待情報などは下掲 公式詳細サイト にて
主  催  山種美術館、朝日新聞社
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近代以降の日本画の歴史は、時代にふさわしい絵画を追い求めてきた画家たちの歴史でもあります。このたび、山種美術館では明治時代から現代にいたるまで、新たな日本画の創造に挑んだ画家たちの力作を揃え、その軌跡をたどる展覧会を開催します。

明治時代に入り、西洋文化を取り入れつつ社会の近代化が進む中、画家たちは、西洋画に匹敵、あるいは凌駕する日本の絵画を生み出そうと努めました。画壇では、政府主導の官展や、在野で勢力を持った日本美術院が大きな存在となります。大正・昭和時代を迎えると、既存の勢力に対抗する主張を抱いた画家たちが、美術団体を立ち上げるなど新たな局面を開こうとしました。
戦後には敗戦の影響も受け、それまでの日本画に対する価値観が社会的に問い直されて、「日本画滅亡論」を唱える声も出るようになります。画家たちは強い危機感と葛藤を抱きながら日本美術の伝統と向き合い、逆境を乗り越えようと、さまざまな表現や技法の探究を続けました。

本展では、輪郭線を使わない技法「朦朧体」で空気の表現に努めた菱田春草の《雨後》、女性が画家として生きる道を切り開いた上村松園の《牡丹雪》、希少な岩絵具の群青を多用して記念すべき展覧会(第1回青龍展)へ出品した川端龍子の《鳴門》、若い頃「日本画滅亡論」に直面するも日本を代表する画家となった松尾敏男の《翔》(山種美術館賞受賞作)などをご紹介します。明治時代から現代にいたる多彩な作品を通し、新たな日本画の創造に挑んだ精鋭たちの軌跡をご覧ください。

※ 下掲公式サイトにて最新詳細情報を確認の上、ご観覧ください。
[ 詳 細 : 山種美術館 ]

【展覧会】土門拳記念館|◆ 古寺巡礼オールスターズ + 立教開宗1200年・東寺特集|◆ 土門拳記念館・酒田市美術館連携企画|田淵行男と白籏史朗-山岳写真の追求者たち-|’23年7月13日-9月12日|

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土門拳記念館
◆ 古寺巡礼オールスターズ + 立教開宗1200年・東寺特集
◆ 土門拳記念館・酒田市美術館連携企画 
田淵行男と白籏史朗-山岳写真の追求者たち-
開催期間  2023年7月13日[木]- 9月12日[火]
時  間  午前9時 ー 午後5時(入館は 午後4時30分 まで)
休  館  日  会期中無休 * 展示替えなどのため臨時休館する場合があります
会  場  土拳拳記念館 主要展示室、企画展示室Ⅰ、企画展示室Ⅱ
      998-0055 山形県酒田市飯森山2-13(飯森山公園内)TEL:0234-31-0028
入  館  料  一 般:1,200円、高校生:600円、小・中学生:無 料
共  催  一般財団法人日本カメラ財団、酒田市、酒田市教育委員会
主  催  公益財団法人さかた文化財団 土門拳記念館
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◆ 主要展示室
7月13日[木]- 9月12日[火] モノクロ・カラー 約80点
古寺巡礼オールスターズ + 立教開宗1200年・東寺特集
開館40周年を記念し、土門拳の代表作「古寺巡礼」シリーズの中から、特に人気の高い作品たちを集めた「オールスターズ」展を開催いたします。
7月13日-9月12日の会期前期には、今年立教開宗1200年を迎える東寺を特集するコーナーを設置。
9月16日-10月23日の会期後期には、一部展示替えを行い、古寺巡礼シリーズの中でも、少し珍しい作品群を紹介する「マニアック・コレクション」のコーナーを展開します。

これまで何度も観た方も、初めての方も、土門が追求しためくるめく仏像写真の世界へようこそ。

◆ 企画展示室Ⅰ:田淵行男作品
7月13日[木]- 9月12日[火] モノクロ・カラー 約40点
土門拳記念館・酒田市美術館連携企画 
田淵行男と白籏史朗-山岳写真の追求者たち-
田淵行男(1905-1989)は、日本における山岳写真のパイオニアの一人であると同時に、高山蝶の生態研究などでも体系的な仕事を残し、いち早く環境破壊に警鐘を鳴らした “ ナチュラリスト” の先駆者として知られています。科学者の視点と詩人の魂を併せ持ったその独自の作品は、多くの人々を魅了してきました。
本展では、田淵の広範な仕事を概観できる作品約40点、白籏が四季折々の鳥海山で撮影した作品約30点を展示します。異なる個性と時代背景を持つ2人の作品を展覧することで、山岳写真を取り巻く多様な視点を紹介します。

◆ 企画展示室Ⅱ:白籏史朗作品
7月13日[木]- 9月12日[火] カラー 約30点
土門拳記念館・酒田市美術館連携企画 
田淵行男と白籏史朗-山岳写真の追求者たち-
白籏史朗(しらはた しろう  1933-2019)は、ヒマラヤをはじめとする世界の名峰や、自らが選んだ「百一名山」に代表される日本の山々を被写体に、ダイナミックな山岳写真の名作を多数生み出しました。また父が旧・八幡町(現・酒田市)出身だったことから、鳥海山を「父の山」と呼び、撮影を重ねました。
本展では、田淵の広範な仕事を概観できる作品約40点、白籏が四季折々の鳥海山で撮影した作品約30点を展示します。異なる個性と時代背景を持つ2人の作品を展覧することで、山岳写真を取り巻く多様な視点を紹介します。

トークイベント 予告】10月1日[日]
土門拳記念館 開館40周年記念トークイベント
「弟子が語る古寺巡礼」/「記念館のこれまで&これから」
20230807185144_00033日 時 : 2023年10月1日[日] 14:00 - 16:00
会 場 : ホテルリッチ & ガーデン酒田 1F
費 用 : 入場無料
定 員 : 100名
予 約 : 土門拳記念館 0234-31-0028
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◆ 弟子が語る古寺巡礼講師      土門拳弟子 藤森 武 氏 / 堤 勝雄 氏
◆ 記念館のこれまで & これから  土門拳記念館 学芸員

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細公式サイトを確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 土門拳記念館 ]
[ 参 考 : 活版アラカルト 【展覧会】酒田市美術館|心に山ありて幸いなり  山岳写真家  白簱史朗展|’23年4月29日-6月25日|終了 ]  { 活版 à la carte 土門拳記念館まとめ }

【展覧会】九州国立博物館|特別展 アール・ヌーヴォーのガラス ─ ガレとドームの自然賛歌 ─|’23年4月18日-6月11日|終了

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特別展 アール・ヌーヴォーのガラス
── ガレとドームの自然賛歌 ──
会  期  令和5(2023)年4月18日[火]- 6月11日[日]
開館時間  日曜日・火曜日-木曜日   9時30分 - 17時00分(入館は16時30分まで)
      金曜日・土曜日【夜間開館】 9時30分 - 20時00分(入館は19時30分まで)
      * 夜間開館の実施については変更になることがあります。
休  館  日  月曜日 * ただし5月1日[月]は開館
会  場  九州国立博物館
      818-0118 福岡県太宰府市石坂4-7-2
      ハローダイヤル  050-5542-8600
観  覧  料  一 般 1,700円、高 大 生 1,000円、小 中 生 600円
      * 上記料金で4階「文化交流展(平常展)」も観覧が可能です。
      * 当日、個人料金を表記。各種割引・優待などは 下掲詳細 参照。
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日本美術から多大な影響を受けて誕生したアール・ヌーヴォー。この運動を牽引したガラス作家エミール・ガレとドーム兄弟による名品の数々を、世界屈指のコレクションを誇る 北澤美術館(長野県諏訪市)所蔵品を中心にご紹介いたします。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 九州国立博物館

【 展覧会・イベント】東京都庭園美術館|建物公開2023 邸宅の記憶|’23年4月1日-6月4日|終了

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東京都庭園美術館
建物公開2023 邸宅の記憶
会  期  2023年4月1日[土]- 6月4日[日]
会  場  東京都庭園美術館(本館+新館)
      東京都港区白金台5-21-9 ハローダイヤル 050-5541-8600
休  館  日  毎週月曜日
開館時間  10:00 - 18:00(入館は閉館の 30分前 まで)
      * 4月1日[土]は10:00 - 20:00(入館は 19:30 まで)
観  覧  料  オンラインによる日時指定制です。購入・予約は こちら から
      一 般 1,000円、大学生(専修・各種専門学校含む)800円、
中学生・高校生 500円、65歳以上 500円

      * 各種割引、優待などは下掲詳細参照
主  催  東京都、公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都庭園美術館
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東京都庭園美術館は、1933年に朝香宮家の本邸として竣工した建物を美術館として活用しています。この建物は、1920年代から30年代にかけて欧米を中心に世界中で流行したアール・デコ建築が日本で花開いた事例を、良好な状態で今日に伝えるものとして国内外から高く評価され、現在では重要文化財に指定されています。

当館は1983年に開館して以来、朝香宮邸の邸宅空間を活かした展覧会を開催してきました。年に一度の建物公開展では、とくに意匠や技法、素材など、建築そのものに注目しながら、毎年異なったテーマを設けて、様々な角度から旧朝香宮邸の魅力を紹介してきました。そして、2023年は開館40周年という節目を迎えます。今回は、この邸宅の主であった朝香宮家の人々に焦点を当て、宮邸時代の家具や調度を用いた邸宅空間の再現展示に加え、かつてこの空間を往来した人々が残した写真や映像資料、工芸品、調度品、衣装などによって、当時の生活の一端をご紹介します。

オンラインによる日時指定制。チケット購入・予約、特別撮影許可条件などは下掲詳細を参照
[ 詳 細 : 東京都庭園美術館

【展覧会】鎌倉市 鏑木清方記念美術館|企画展 花咲くよろこび ─ 清方が描いた花々 ─|’23年3月3日-4月9日|終了

Kikaku_4_B2-734x1024 鎌倉市 鏑木清方記念美術館
企画展 花咲くよろこび ── 清方が描いた花々 ──
会  期  2023年3月3日[金]- 4月9日[日]
開館時間  午前9時00分 - 午後5時00分(最終入館は午後4時30分まで)
休  館  日  毎週月曜日
会  場  248-0005 神奈川県鎌倉市雪ノ下一丁目5番25号
tel. 0467-23-6405 fax. 0467-23-640
観  覧  料  一 般 300円、小・中学生 150円
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鏑木清方は、人物と植物を一緒に描く際、その調和を大切にしていました。そして、人物とそれを彩る植物のこの上ないとりあわせを追求し、草花の種類や色合い、大きさにまで気を配りました。
常にスケッチ帳を手元に置き、庭に咲く草花や虫の声、気候などから季節の移ろいをつぶさに感じ取り写生していた清方。折に触れて描かれたスケッチには、その時々に心を動かされた草花や風景、人物が数多く残され、それを作品制作に生かしていたことがうかがえます。
本展覧会では、美人画や季節の草花を描いた作品とスケッチのほか、花をデザインした本の装丁を紹介いたします。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上観覧を。
[ 詳 細 : 鎌倉市 鏑木清方記念美術館 ]

【展覧会】埼玉県立近代美術館|企画展 イン・ビトウィーン|’23年10月14日-’24年1月28日|

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埼玉県立近代美術館
企画展 イン・ビトウィーン
会  期  2023年10月14日[土]- 2024年1月28日[日]
休  館  日  月曜日(ただし、1月8日は開館)、12月25日[月]- 1月3日[水]
開館時間  10:00 - 17:30(展示室への入場は17:00まで)
会  場  埼玉県立近代美術館
      330-0061 埼玉県さいたま市浦和区常盤9丁目30-1 TEL. 048-824-0111
観  覧  料  一 般 1000円、大高生800円、中学生以下は無料
      * チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
主  催  埼玉県立近代美術館、さいたま国際芸術祭実行委員会
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本展は近年当館の収蔵作家となった早瀬龍江(1905-1991)、ジョナス・メカス(1922-2019)、林芳史(1943-2001)に、ゲスト・アーティストとして潘逸舟(1987年生まれ)を加えた4名の作家に焦点を当て、作品や関連資料、関連作家の作品を交えながら紹介します。
日常と非日常、虚構と現実、過去と現在、国境、ジェンダーなど、世界には目に見える、あるいは目に見えない多くの境界があります。境界の存在は、向こう側を曇らせてしまうこともあれば、他方では自分の居場所を守るための拠りどころになることもあるでしょう。過去から現在まで、多くの作家がこうした境界の多様なあり方に着目し、作品を通してそれを浮かび上がらせようとしてきました。また、境界に立つ当事者としての自身のアイデンティティに向き合い、制作を続ける作家も少なくありません。
本展はこのような視点から、日常的な営みを起点に、絵画、版画、ドローイング、映像などそれぞれのメディアを用いた試みを重ね、他者との境界やアイデンティティについて思索を深める各作家の足跡を紹介します。さまざまな境界線のあわいに立ち、往還する作家たちの眼差しと手探りは、現在に生きる私たちの視野を豊かに広げてくれることでしょう。20231120194416_00001☆ 活版アラカルト掲載図版のほとんどは図版画面をクリック or タップすると拡大表示されます ☆ 

< 本展の見どころ >
◆ 1. 4名の作家を新たな視点から紹介
本展は、近年当館の収蔵作家となった早瀬龍江、ジョナス・メカス、林芳史に、ゲスト・アーティストとして潘逸舟を加えた4名に焦点を当て、4つの小個展が連なるように構成されます。早瀬、メカス、林については、当館のコレクションを起点に借用作品や資料、関連作家の作品も交えて、当館ならではの新たな視点からその作家像を検証します。
◆ 2. ゲスト・アーティストとして潘逸舟が参加
ゲスト・アーティストとして、東京を拠点に活動する作家・潘逸舟が参加します。潘は、個と社会、共同体との関係やアイデンティティをテーマに、自らの身体を用いたパフォーマンス、映像、インスタレーション、絵画などを様々なメディアを用いて表現しています。本展では、コロナ禍の中国・上海での隔離生活の経験を題材に、目に見えない境界についての問いかける新作を展示します。
◆ 3. タイトル「イン・ビトウィーン」の由来
本展のタイトル「イン・ビトウィーン」(In Between)は、ジョナス・メカスの同題の映像作品から着想されています。本展では、飽くなき思索を続ける4名の出品作家を、境界の「狭間に立つ」者として捉え、今日的な視点を交えて、彼らの眼差しを探ります。 なお、本展では、近年も世界中で作品が上映されているジョナス・メカスの活動を、“旅” を軸に紹介。晩年の重要作「幸せな人生からの拾遺集」などの映像作品を会場で上映する他、関連イベントとして作品上映会も開催します。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 :埼玉県立近代美術館 ] 

【会員情報】書肆みず盛り|New Year Greetings 2024|’24年1月6日-1月28日|

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【 造形者の皆さんからのお知らせ 】
New Year Greetings
活版、書道、デザイン、イラストレーション、版画、カリグラフィー……。
さまざまな分野で活動している方方から送っていただいた年賀状を展示します。
それぞれの想いでつくられた年賀状の一枚一枚を、見て触って、お楽しみください。

2024年1月6日[土]- 1月28日[日]
10:00 - 19:00 月・火曜 定休
書肆みず盛り
〠 020-0874 岩手県盛岡市南大通一丁目12-18  松栄館 2 階
tel. 019 677 8863

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 書肆みず盛り|shoshimizumori

【展覧会】サイトウミュージアム|味わう静物画|’23年11月3日-’24年2月25日|終了

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サイトウミュージアム
味わう静物画
期  間  2023年11月3日[金]- 2024年2月25日[日]
開  館  日  金、土、日および祝日 * 月曜-木曜は休館
開館時間  10:00 - 17:00
入  館  料  大人500円、高校・大学生300円、中学生100円、小学生以下無料 
      * 65歳以上の方は100円引、障害者手帳等をお持ちの方は200円引となります。
会  場  515-0082 三重県松阪市魚町1807-1 電話 0598-21-1111
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花や果物、魚や器(うつわ)などが対象に描かれる静物画。西洋では16世紀の末頃には絵画の重要なジャンルのひとつとなりました。静物画は、風景画とは異なり画家が自分で描く対象を用意し、構成するところに大きな魅力があります。
今回はサイトウミュージアムのコレクションより、近現代の日本の画家を中心に様々な静物画をご紹介します。彼らの多くが静物画を描くにあたって、もっとも意識したのはフランスの画家ポール・セザンヌ(1839-1906)です。セザンヌはすべてのものの構造を単純なかたちに還元してとらえ絵画の可能性を広げた画家ですが、同時にリンゴや布などの配置や構成に躍動感を与えました。セザンヌ以降の画家たちの多くは、そうしたセザンヌの試みを追体験しながら新たな展開を探っていきました。
まるで画面の中に本物があるかのような迫真的な表現から、香りや味覚などをも感じさせるほどに特徴をとらえたもの、さらには自己を静物に投影したものなど、画家のねらいは多岐にわたっています。秋から冬にかけてのこの時期、味わっていただきたい作品たちがここにあります。

​※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : サイトウミュージアム ] 

【展覧会 NOTICE】大阪歴史博物館|特別企画展「異界彷徨 ― 怪異・祈り・生と死 ―」|’23年4月28日-6月26日

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大阪歴史博物館
特別企画展「異界彷徨 ― 怪異・祈り・生と死 ―」

会  期  令和5年(2023年)4月28日[金]- 6月26日[月]
休  館  日  火曜日 5月2日[火]は開館
会  場  大阪歴史博物館 6 階 特集展示室
      540-0008 大阪市中央区大手前4丁目1-32
      TEL:06-6946-5728 / FAX:06-6946-2662
開館時間  9:30 - 17:00  * 入館は 閉館30分前 まで
観  覧  料  大 人 600円、高校生・大学生 400円  * 常設展示観覧料でご覧いただけます
主  催  大阪歴史博物館
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古くから、人びとは自分たちのいるところとは異なる世界、すなわち「異界」を意識してきました。 人知の及ばない現象は、異界の住人が引き起こすものであると畏怖し、我が身に降りかかる災いは、他界に属する神や仏へのひたむきな祈りによって退けようとしました。
新たに生まれる命を喜び、成長を祝い、また死者を手厚く弔う際にも、さまざまな儀礼を行ってきました。
天変地異や災厄の原因を理解し、生の苦しみや死の恐怖を克服するために人びとはこの世ならざる世界を想像してきたのであり、異界とは私たちの生活を基層で支える概念ともいえるものです。

本展では、大阪歴史博物館の館蔵品を中心に、民間信仰にかかわる器物や祈願品などの民俗資料をはじめ、祭祀具や副葬品などの考古資料、他界観や神仏、妖怪などをあらわした絵画資料や歴史資料など、異界にまつわるあらゆるジャンルの資料を紹介します。
さまざまな状況であらわれ出る異界を、私たちはどのように捉え、交渉し、また対応してきたのか。このことについて、多様な視点を交えながら考える契機となれば幸いです。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上観覧を。
[ 詳 細 : 大阪歴史博物館  本展特設ウエブサイト ]

【展覧会 NOTICES】すみだ北斎美術館|企画展 北斎バードパーク|’23年3月14日-5月21日|終了

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すみだ北斎美術館
企画展 北斎バードパーク
会  期  2023年3月14日[火]- 2023年5月21日[日]* 前後期で一部展示替えを予定
         前 期:2022年3月14日[火]- 4月16日[日]
         後 期:2023年4月18日[火]- 5月21日[日]
開館時間  9:30 - 17:30(入館は 17:00 まで)
休  館  日  毎週月曜日
会  場  すみだ北斎美術館 3 階企画展示室
      130-0014 東京都墨田区亀沢2丁目7番2号 TEL. 03-6658-8936
観覧料金  一 般1,000円、高校生・大学生・65歳以上700円、中学生/障害者 300円、小学生以下無料
      * 個人、当日、税込み料金を表示。各種割引・優待などは公式サイトをご参照。
主  催  墨田区・すみだ北斎美術館
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鳥展サムネイル_鵙 翠雀 虎耳草 蛇苺 のコピー葛飾北斎「鵙 翠雀 虎耳草 蛇苺」すみだ北斎美術館蔵

北斎は鳥を描いた作品を多く残しています。本展では、江戸時代の人々が目にしていた様々な種類の鳥から、意匠として描き出された鳥、画面に奥行きや趣を与えたり、場面の象徴として描かれた鳥など、北斎一門の描いた鳥を幅広く紹介し、その魅力を伝えます。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上観覧を。
[ 詳 細 : すみだ北斎美術館

【展覧会】弥生美術館|アンティーク着物の魅力再発見!|「大正の夢 秘密の銘仙ものがたり」展|’23年9月30日-12月24日|終了

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弥生美術館
アンティーク着物の魅力再発見! 
「大正の夢 秘密の銘仙ものがたり」展
会  期  2023(令和5)年9月30日[土]- 12月24日[日]
会  場  弥生美術館
      113-0032 東京都文京区弥生2-4-3 TEL 03(3812)0012
開館時間  午前10時 - 午後5時(入館は4時30分までにお願いします)
休  館  日  月曜日、11月14日[火]
      * ただし10月9日[月・祝]開館、10日[火]休館
      * 11月14日[火] 中間展示替えのため臨時休館
料  金  一 般 1000円 / 大・高生 900円 / 中・小生 500円
      * 竹久夢二美術館と2館併せてご覧いただけます
──────────────────────
アンティーク着物ブームの牽引役として登場した〈銘仙-めいせん〉。大正から昭和初期に女学生を中心に大流行した着物ですが、現代の着物にはない斬新な色柄が多く、胸ときめきわくわくさせられます。
本展では、銘仙蒐集家・研究家である桐生正子氏の約600点のコレクションから選び抜いた約60点の銘仙を紹介。着物スタイリストの大野らふ氏のコーディネートでお届けします。
100年前の女学生文化は新しいことの連続、ささやかな闘いの歴史です。伝統的な日本の価値観に西洋の文化や考え方が流入してきた時代。そんな過渡期に生まれた若い女性たちのカルチャーを、銘仙を通してひもといてゆきます。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 弥生美術館

【イベント/展示・即売】BUG|バグスクール:うごかしてみる!|’23年11月29日-’24年1月14日|終了

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BUG
バグスクール:うごかしてみる!
会  期  2023年11月29日[水]- 2024年1月14日[日]
時  間  11:00 – 19:00
休  館  日  火曜休館 * 年末年始休館 ’23年12月25日[月]-’24年1月4日[木]
入  場  料  無料
主  催  BUG
      100-6601 東京都千代田区丸の内1-9-2 グラントウキョウサウスタワー1F
      Gran Tokyo SOUTH TOWER 1F, 1-9-2, Marunouchi, Chiyoda-ku, Tokyo
      交通アクセス   JR東京駅八重洲南口から徒歩3分
      東京メトロ京橋駅8番出口徒歩5分、東京メトロ銀座一丁目駅1番出口徒歩7分
参加アーティスト 内田涼、柿坪満実子、野口竜平、平手、藤瀬朱里、堀田ゆうか、前田耕平
         光岡幸一、渡邊拓也
ゲストキュレーター 池田佳穂
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株式会社リクルートホールディングスが運営するBUGでは、インディペンデント・キュレーターの池田佳穂をゲストキュレーターに迎え、2023年11月29日[水]より、「バグスクール:うごかしてみる!」を開催します。本企画は、複数のアーティストを一挙に紹介する場として、アーティスト9名が小展示と多様なプログラムを実施します。
アートセンターの可能性を開く、継続的な取り組みとして本企画を育てることを目標に、アーティストの思考や作品に触れる機会を創出します。これまでアートに触れる機会の無かった社会人や学生など、様々な方々にも楽しんでいただける学び場です。

◉ キュレーターコメント

2023年9月にグランドオープンしたアートセンターBUG。東京駅直結でカフェが併設した空間ですが、どのような場に育っていくのか未知数の段階です。そこで「展示と鑑賞」だけではないアートセンターの新しい可能性として、1989-99年生まれのアーティスト9名と協働し、32日間限定の実験的な学び場「バグスクール:うごかしてみる!」を開催します。
本企画の参加アーティストは、身体の持つ偶発性や、無意識に蓄積された感覚を創作の起点にしたり、身体を媒介に社会、環境、他者との関係性を再解釈したりと、多様な世界観を深めながら、身体というチャンネルに焦点を当て制作しています。
今回は過去作と新作を交えた小展示に加え、学び場として、鑑賞者との対話もしくは体や手を用いる参加型プログラムを中心に展開します。このプログラムではアーティストが成果物や技術を一方的に伝えるのではなく、制作過程に存在する物語、感覚、思考を参加者と共有し、互いの価値観や考え方を理解することを目指します。

タイトルの「うごかしてみる!」には鑑賞者の感覚や思考を揺り動かすようなアーティストの実践と、同時期に実施される多彩なプログラム群を通じて、新しく始まったアートセンターBUGで、さまざまな共鳴が生まれてほしいという期待が込められています。この冬に現れる期間限定の学校で、一緒に学び合いましょう。
※2023年9月に活動を終えたクリエイションギャラリーG8とガーディアン・ガーデンで30年以上続いたチャリティー企画を引き継ぎ、バグスクールの小展示作品は購入可能です。本企画は作品購入の手前で、アーティストや作品の背景にある歴史的、政治的、社会的、文化的な文脈を理解する機会を創出し、作品売買の有機的なあり方を考える試みでもあります。(池田佳穂)

◉ 池田佳穂(いけだ・かほ)/ インディペンデント・キュレーター
2016年より東南アジアを中心に、土着文化や社会情勢から発展したコレクティブを調査。国内外で展覧会・パフォーミングアーツ・教育プログラムなどが複合した横断的なキュレーションを行う。近年の実績は「レシピライブラリー」(Rumah Budaya Sikukeluang/INTA-NET KYOTO 同時開催、2022)、「オープンパークMINE:ストリート/どう遊ぶ?」(山中 suplex 別棟 MINE、2023)。森美術館でアシスタントとして経験を積み、2023年春に独立。

◆ 小展示について
9名のアーティストがそれぞれ小規模な展示を BUG内 で展開します。参加型プログラムと地続きの展示も多く、ぜひセットでお楽しみください。
◆参加型プログラムを開催
9名のアーティストによる参加型プログラムを実施します
<会  場> 会場はプログラムによって異なります。
<対象・定員>  各プログラムによって異なります。詳細はウェブサイトにて更新予定です。
<参  加  費> 無料
<申込方法> 事前参加申し込み受け付けは11月17日より Peatix にて順次開始します。
各参加型プログラムの開催場所、詳しい内容、参加方法は、追ってウェブサイト、SNS にてお知らせします。

※ 下掲詳細公式サイトとあわせ、各種特設SNSサイト情報などで最新情報を確認の上ご参加を。
[ 詳 細 : BUG

【展覧会】実践女子大学香雪記念資料館|波多野華涯の世界 — 女性文人画家の明治・大正・昭和 —|’23年10月2日-11月18日|終了

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実践女子大学香雪記念資料館
波多野華涯の世界 — 女性文人画家の明治・大正・昭和 —
会  期  2023年10月2日[月]- 11月18日[土]
開館時間  10:30 - 17:00
休  館  日  日曜日 * ただし 10月8日[日]は開館
入  館  料  無 料
会  場   実践女子大学香雪記念資料館 企画展示室1・2、下田歌子記念室
       150-8538 東京都渋谷区東1-1-49
特別協力  小田切マリ氏(華涯文庫代表、波多野華涯曾孫)
後  援  渋谷区教育委員会
主  催  実践女子大学香雪記念資料館
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波多野華涯(1863-1944)は文久3年(1863)大坂に生まれ、跡見花蹊(1840-1926)や瀧和亭(1830-1901)、森琴石(1843-1921)らに画を学び、明治・大正・昭和という大きく変化した時代のなかで、文人画家として活躍しました。
14歳のときには《海棠孔雀図》が天覧に供され、明治天皇から御言葉を賜るなど、早くからその才能を示し、内国絵画共進会や内国勧業博覧会へも作品を出品。大正6年(1917)に岡山へ移ってからは画家としての道を邁進し、多くの人々と交流しながら、「文人」として生き、また弟子たちの指導にも力を注ぎ、情熱を持って生涯絵筆を執り続けました。

本展では華涯の描いた作品や関連資料をとおして、彼女が理想とし続けた文人画の世界を紹介します。

※ 本展覧会は予約不要です。
※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 実践女子大学香雪記念資料館

【展覧会】イルフ童画館|企画展 とびだせ! 長谷川義史展|’23年9月23日-12月4日|

イルフ童画館12月イベント

イルフ童画館
企画展 とびだせ! 長谷川義史展
会  期  2023年9月23日[土]- 12月4日[月]
休  館  日  水曜日(祝日は開館)
開館時間  9:00 - 18:00(受付は 17:30 まで)
会  場  武井武雄の世界 イルフ童画館
      394-0027 長野県岡谷市中央町2-2-1 TEL 0266-24-3319
入  館  料  一 般 510円、中・高校生 310円、小学生 160円
      * 各種割引・優待情報などは 下掲詳細公式サイト 参照
主  催  イルフ童画館・公益財団法人おかや文化振興事業団
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絵本作家として活躍する長谷川義史は、2000年に絵本作家としてデビューし、手描きの印象が強く残る勢いのある筆づかいと、ユーモアあふれる登場人物たちが特徴の作品を、現在まで150冊以上手がけてきました。
ふるさとである大阪や家族、教師、友人との日々を描いた作品には、他人を大切に思う気持ちを、戦争や震災を題材にした作品には、平和の願いが込められ、身の回りの幸せについて改めて考えさせられます。
本展では著名絵本原画を中心に、イラストレーションやスケッチ、立体作品など、絵本以外の作品も交え、これまでの創作の軌跡と魅力をご紹介いたします。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細公式サイトを確認の上ご観覧を
※ 本展終了後、改修工事のためイルフ童画館は ’24年1月19日 までの休館が発表されています。
[ 詳 細 : イルフ童画館

【展覧会】和歌山県立近代美術館|原勝四郎展  南海の光を描く|’23年10月7日-12月3日|

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和歌山県立近代美術館
原勝四郎展  南海の光を描く

会  期  2023年10月7日[土]- 12月3日[日]
会  場  和歌山県立近代美術館 1階展示室
      640-8137 和歌山市吹上1-4-14 TEL. 073-436-8690
開館時間  9時30分 - 17時(入場は 16時30分 まで)
休 館 日  月曜日(ただし、10月9日は開館し10月10日休館)
観 覧 料  一 般 800(640)円、大学生500(400)円  *( )内は20名以上の団体料金
      * 高校生以下、65歳以上の方、障害者、県内に在学中の外国人留学生は無料
      * 割引、各種優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照。
主  催  和歌山県立近代美術館 、田辺市立美術館
──────────────────────20230915172315_00011 20230915172315_00010◆ 和歌山県立近代美術館|原勝四郎展  南海の光を描く|’23年10月7日-12月3日 ◆

原 勝四郎(はら かつしろう/ 1886–1964)は、現在の和歌山県田辺市に生まれた画家です。絵画を学ぶため、東京、そしてヨーロッパにも赴きますが、帰国後は郷里に戻り、生地に隣接した現在の白浜町で家族と暮らしながら、絵を描き続けました。

原が描いたのは、明るく美しい田辺や白浜の風景と、そこに暮らす妻と子と自分の姿、そしてバラの花を主とする静物です。のびやかで力強い筆致と鮮やかな色彩による画面は心地良く、その生き生きとした作品の持つ力は、没後半世紀を経た今でも色あせず、見る者を魅了します。
原を画家として開花させ、その活動を支えたのは紀南の風土と人びとでした。明るい光に満たされたこの地の風景と向き合うなかで、原は自らの表現を作り上げ、その作品を愛した人びとが、画家の存在を見守り続けました。

この度の展覧会は、今も多くの人びとから愛され続ける画家の生涯をたどる、半世紀ぶりの大規模な回顧展として、和歌山県内のふたつの美術館が共同で開催します。和歌山県立近代美術館では、各時代の主要な作品を通して、その画業を通観できるよう展示を構成します。田辺市立美術館では、同じく絵を描いた兄や弟、また地元で交流のあった芸術家たちについても触れ、その生きた時代の地域における芸術活動についても紹介します。
両館での展示を通して、地方にありながら日本の近代美術に大切な足跡を残した画家の生涯と時代とを、ご覧いただきます。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 和歌山県立近代美術館 ]

【インスタレーション / 展示】岐阜県美術館|アーティスト・イン・ミュージアム AiM Vol.15|トザキケイコ|’23年10月11日-12月3日|終了

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岐阜県美術館
アーティスト・イン・ミュージアム
AiM Vol.15  トザキケイコ
会  期  2023年10月11日[水]- 12月3日[日]
         〔公開制作〕 2023年10月11日[水]- 11月 5 日[日]
         〔作品展示〕 2023年11月11日[土]- 12月 3 日[日]
会  場  岐阜県美術館 アトリエ
      500-8368 岐阜市宇佐4-1-22 TEL 058-271-1314(学芸部)
入  場  料  無 料
開場時間  10:00 - 18:00
      * 夜間開館日 10月20日[金]、11月17日[金]は、20:00まで開場
休  館  日  月曜日
主  催  岐阜県美術館
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15回目となる「アーティスト・イン・ミュージアム」では、祈りをテーマに高山市で制作を続ける、岐阜県出身のアーティスト・トザキケイコが公開制作を行います。

<作家略歴>
トザキケイコ  TOZAKI Keiko
1981年 岐阜県生まれ。
  2005年 愛知県立芸術大学美術学部デザイン科メディアデザイン専攻卒業。
  2017年より、羽島郡岐南町で「夜明けの美術学校ともしび」の企画運営を開始。
  2022年より、高山市清見町を拠点に、アートギャラリー「tomoshibi.lit」主宰。
  現在は、飛驒の森や自然から感じとった祈りのかたちを求めて制作をしている。
  ハートフィールドギャラリー(愛知)、十一月画廊(東京)にて個展多数。
  近年の主な展覧会に、いとなギャラリー(東京、2022年)など。

ー 今回の制作に寄せて ー
その光る手は 祈りにひらいて

畏怖を覚える深い森の中、美しい緑青色の木片を見つけた。
菌糸に染まった木々は他の命の土壌となっていく。
命の輪の中では、次の芽生えの糧となる姿も美しいのだと知った。

生まれては消え、消えてはまた生まれてくる命の輪。
生まれてくるものに手を合わせ、消えゆくものにも手を合わせる。
あちらとこちらを行き来する、ひらめき、ひらく、ひかり。
その光る手は、祈りにひらいて。
                    トザキケイコ

※ 期間中、アーティスト不在の場合がございます。
※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 岐阜県美術館

【公演】東京都庭園美術館|開館40周年記念事業 庭園能|’23年11月24日・25日|

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東京都庭園美術館
開館40周年記念事業 庭園能
会  期  11月24日[金]・11月25日[土]
        11月24日[金]午後3時30分開場/午後4時開演/能「鵺」
        11月25日[土]1部:昼 12時開場/昼 12時30分  開演/能「羽衣 舞込」
        11月25日[土]2部:午後3時開場/午後3時30分開演/能「小鍛治 白頭」
会  場  東京都庭園美術館芝庭(雨天時会場 セルリアンタワー能楽堂)
時  間  午後3時30分開場 / 午後4時開演
料  金  各公演 5,000円(全席自由、入替制)
チケット  販売開始日 8月23日[水]お申し込み e+(イープラス)
主  催  公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都庭園美術館
      公益財団法人十四世六平太記念財団
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目黒駅近くの喜多能楽堂を拠点とする公益財団法人十四世六平太記念財団と共催し、
「庭園能」を行います。東京都庭園美術館の緑豊かな芝庭に、特別な能舞台が登場します。
当館の芝庭と日本の伝統文化「能」のコラボレーションをお楽しみください。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 東京都庭園美術館 同館該当 イベントページ ]

【展覧会】石川県立美術館/国立工芸館|企画展 第38回国民文化祭/第23回全国障害者芸術・文化祭|いしかわ百万石文化祭2023|皇居三の丸尚蔵館収蔵品展  皇室と石川|―麗しき美の煌めき―|’23年10月14日-11月26日|

20230912185755_00009石川県立美術館 / 国立工芸館
企画展 第38回国民文化祭/第23回全国障害者芸術・文化祭 いしかわ百万石文化祭2023
皇居三の丸尚蔵館収蔵品展 皇室と石川
―麗しき美の煌めき―
会  期  2023年10月14日[土]- 11月26日[日] *11月6日[月]休館
会  場  〔石川県立美術館〕
      920-0963 石川県金沢市出羽町2-1 TEL 076-231-7580
      〔国立工芸館〕
      920-0963 石川県金沢市出羽町3-2
      TEL 050-5541-8600(ハローダイヤル 9:00-20:00)
開館時間  9:30 - 18:00(展示室への入室は17:30まで)
観覧料金  一 般 1,500円(1,200円)、 大学生 1,000円(800円)
      * 65歳以上の方は団体料金・割引料金
      * 2館共通券。( )内は20名以上の団体料金・割引料金
      * 無料対象:高校生以下、18歳未満、障害者手帳をお持ちの方と付添者(1名)
      * いしかわ文化の日(10/15)、文化の日(11/3)は団体料金・割引料金
会  場  オンラインによる事前販売はこちら
      [第1会場]石川県立美術館 [第2会場]国立工芸館
共  催  北國新聞社
特別協力  紡ぐプロジェクト、読売新聞社、公益財団法人前田育徳会
主  催  石川県立美術館、国立工芸館、いしかわ百万石文化祭2023実行委員会、
      宮内庁、文化庁、独立行政法人国立文化財機構
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◆ 石川県立美術館/国立工芸館|企画展 第38回国民文化祭/第23回全国障害者芸術・文化祭|いしかわ百万石文化祭2023|皇居三の丸尚蔵館収蔵品展 皇室と石川|― 麗しき美の煌めき ― ◆

石川県立美術館と国立工芸館は今秋、国民文化祭の開催に合わせ、皇室ゆかりの美術工芸品などを収蔵・展示する宮内庁三の丸尚蔵館(10月1日より「皇居三の丸尚蔵館」に改称)の収蔵品による展覧会を開催します。
展覧会では、旧加賀藩主の前田家から皇室への献上品や石川出身の帝室技芸員や人間国宝による作品など、石川ゆかりの作品にくわえ、皇室に伝わった名宝や名刀など、総計約120点を多彩な構成で展示します。石川県立美術館と国立工芸館が共同で開催する初の展覧会となります。
第1会場の石川県立美術館では、絵画や彫刻、書跡、刀剣を、第2会場の国立工芸館では、工芸をご覧いただきます。
* 会期中、展示替えがあります。

※下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上、ご観覧を。
[ 詳 細 : 石川県立美術館 本展特設サイト  国立工芸館 ]