感慨はありますが感想はありません。ただ馬齢をかさねたな …… とだけ。
ほかの会員からも写メールをいただきました。皆さんありがとう!
同世代の友人からも …… 。
WebSite を拝見すると誕生日のようすが。
遅ればせながらオメデトウゴザイマス! 老爺心ながら …….
気は長く 勤めは強く 色薄く 食細くして 心広かれ
ありがとうございます。
月別アーカイブ: 2018年9月
【タイポグラフィ学会】 第14回タイポグラフィ学会総会 並びに 『タイポグラフィ学会誌11号』刊行内容披露会開催
第14回 タイポグラフィ学会総会
『タイポグラフィ学会誌11号』刊行内容披露会
2018年09月24日[月・祝日]
於 : 学校法人専門学校 東洋美術学校 C棟1階 C2教室
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タイポグラフィ学会(山本太郎会長)は、09月24日[月・祝日]、第14回タイポグラフィ学会総会、および『タイポグラフィ学会誌第11号』の刊行内容披露を爽やかな秋晴れのなかで開催、無事に全日程を終了した。
総会終了後の『タイポグラフィ学会誌11号』刊行内容披露会では、一般有志の参加者をふくめて、<メディア・ルネサンス-メディア・ルネサンス 平野富二生誕170年祭>(協力:タイポグラフィ学会)のプレイベントとして、2017年11月11日に開催された「江戸・東京 活版さるく」での50箇所におよぶ訪問先をスライドショートとして公開された(日吉洋人会員)。
あわせて、現在編集作業が進行中の『タイポグラフィ学会誌11号』には、その詳細内容が研究レポート(大石 薫会員)として、詳細地図(春田ゆかり会員)を添付してまとめられることについての概要説明がおこなわれた。
『タイポグラフィ学会誌11号』の販売、ならびに、一般公開による『タイポグラフィ学会誌11号』研究ノート発表会の日程などの詳細は、追って タイポグラフィ学会 のサイトと、こちらのサイトでお知らせします。
【 詳細: タイポグラフィ学会 】
【展覧会】間村俊一装幀展|ボヴァリー夫人の庭|於 そら塾|11月2日-11日
【公演】十四世喜多六平太 記念能楽堂|喜多流十月自主公演|10月28日
十四世喜多六平太 記念能楽堂
〒141-0021 東京都品川区上大崎4-6-9 公益財団法人 十四世六平太記念財団
喜多流十月自主公演
公演日時 2018年10月28日[日]
開場 11:00 / 開演 12:00 / 終演 17:00頃
* 開演前11:15から本舞台にて喜多流若手能楽師による演目解説を行います。
会 場 喜多能楽堂(東京)
演目/シテ
能 『東岸居士』 粟谷明生
狂 言 『栗焼』 野村万作
能 『蝉丸』 髙林呻二
仕 舞 『鐘之段』 出雲康雅
能 『融』 粟谷浩之
お問い合わせ 喜多能楽堂
☎ 03-3491-8813 公益財団法人 十四世六平太記念財団
十四世喜多六平太記念能楽堂
〒141-0021 東京都品川区上大崎4-6-9 公益財団法人 十四世六平太記念財団
【詳細: 喜多能楽堂 】
【会員情報】 ぢゃむ 杉本昭生さん|活版小本新作 ── 岸田國士『女七歳北条』ゟ
{ ぢゃむ 杉本昭生 活版小本 一筆箋 }
岸田國士「女七歳」です。
家庭を失った少女の悲しみを散文詩のような形で書いた小品です。
作者の意図ではないかもしれませんが、
親の都合で人生が変えられる子どもたちの
心を思うと切なくなります。
☆
同じような本を何冊も作っていると、頭の中で仕上がりが見えてきます。
それが新鮮でわくわくするものであれば、一日も早く作りたいと思うのですが、
それほどでもないと、あとの工程が面倒に思うこともあります。
そんな退屈さから逃がれたいために、あれこれ考えるのですが、
いつまで考えても自分の範囲を外れたものは、当然作れません。
ジタバタして結局無難なところに落ち着いたものがこれ。
いささか、いや、おおいに心残りではありますが
ご一読いただければ幸いです。
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活版小本
次の本が出来るまで ── は順調に回をかさね-その107-を迎えています。
ここでは-その101-をご紹介。ご訪問をおすすめいたします。
次の本が出来るまで その101
カタカナの元字
わかりやすく並べてみました。元字は古い本からの引用です。
【 詳細 ぢゃむ 杉本昭生 活版小本 】 { 活版アラカルト 活版小本 既出まとめ }
【花こよみ】やまと花ごよみ2018|第8回 馬見フラワーフェスタ|10月6日-14日
やまと花ごよみ2018
第8回 馬見フラワーフェスタ
日 時 平成30年10月6日[土]-10月14日[日] 10時-17時 * 荒天中止
場 所 奈良県営馬見丘陵公園(奈良県北葛城郡河合町佐味田2202)* 入園無料
問合せ先 奈良県中和公園事務所(馬見丘陵公園館) TEL:0745-56-3851
※上記のイベント期間外もコスモスなどの花〻はご覧いただけます
※期間中は周辺道路および公園駐車場の混雑が予想されますので、ご来園は公共交通機関をご利用ください
※ペットを連れてのご入園はできません
→ 花の詳しい様子や開花状況は馬見丘陵公園ホームページ「馬見花だより」でご確認ください
→ 公園内のマップはリンクのPDFデーターからダウンロードできます 【PDF:4.4MB】
【 詳細: 奈良県 2018年 馬見フラワーフェスタ 】
【公演】キエフ・バレエ|『白鳥の湖』 松本公演|キッセイ文化ホール・大ホール|12月8日
キエフ・バレエ 『白鳥の湖』
松本公演
会 場 キッセイ文化ホール・大ホール
日 時 2018年12月8日[土]15:00開演(14:30開場)
席種・料金 S席 12,000円 A席 10,000円 B席 7,000円 C席 5,000円
全席指定(税込・未就学児 入場不可)
* 長野市からは、松本市の会場まで「コンサートバス」を運行予定。
☆本公演は全国巡回ののち、クリスマスイヴ(12月24日)東京文化会館大ホールで開演予定。
【 詳細: オフィス・マユ 】
【展覧会】印刷博物館 企画展示|天文学と印刷 ── 新たな世界像を求めて|10月20日-’19年1月20日
印刷博物館 企画展示
天文学と印刷
新たな世界像を求めて
会 期 2018年10月20日[土]-2019年1月20日[日]
休 館 日 毎週月曜日(ただし12月24日、1月14日は開館)、12月25日[火]、
12月29日[土]-2019年1月3日[木]、1月15日[火]
開館時間 10:00-18:00(入場は17:30まで)
入 場 料 一般 800円、学生 500円、中高生 300円、小学生以下無料
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天動説から地動説(太陽中心説)への転換が起こるきっかけとなった『天球の回転について』。著者であるコペルニクスの名は知られている一方、本書の印刷者を知る人は少ないのかもしれません。15世紀のヨーロッパに登場した活版および図版印刷は、新たな世界像を再構築していく上で大きな役割を果たしました。学者と印刷者は共同で出版を行うのみならず、学者の中には自ら印刷工房を主宰した人物も存在します。本展では学問の発展に果たした印刷者の活躍を、天文学を中心に紹介します。
【詳細: 印刷博物館 】
【展覧会】書道博物館 企画展|中村不折の し・ご・と|─ 画家として、書家として─|9月26日-12月16日
書道博物館 企画展
中村不折の し・ご・と
── 画家として、書家として──
期 間 平成30年9月26日[水]-12月16日[日]
開館時間 9時30分-16時30分(入館は16時まで)
入 館 料 一般・大学生500円、小中高生250円
問 合 せ 電話 03(3872)2645
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中村不折(1866-1943)の職業は、画家であり書家でした。生涯の仕事であった新聞さし絵をはじめ、明治の文士たちのブックデザイナーとして手がけた装丁や本のさし絵、財界や教育界で活躍した人の記念碑、商店の看板やロゴマークなど、今でも身近なところに息づいている作品がたくさんあります。書道研究のコレクション購入費や、書道博物館の建設費を工面するため、南画や書の制作にも励みました。
休館明けの企画展では、画家、書家として、不折が生涯にわたり制作しつづけた作品を、館蔵品の中から一挙公開いたします。
そして、2018年は不折が「千字文」を書いてからちょうど100年。100年後も色あせない不折流のモダンな楷書、行書、草書の千字文を特別展示いたします。
【詳細: 書道博物館 】 {活版アラカルト 過去ログ}
【彫刻家 奥村浩之後援会 新宿御苑前支部】奥村浩之新作彫刻作品 ?|否 ! HIROYUKI 氏が飼育している Xoloitzcuintle というらしい|
彫刻家 奥 村 浩 之 Okumura Hiroyuki プロフィール
1963年 石川県に生まれる。
1986年 金沢美術工芸大学美術学部彫刻科卒業
1988年 金沢美術工芸大学大学院修士課程修了
1989年- メキシコに渡る。首都メキシコシティーから 200 km ほどの町、ハラパを拠点に、彫刻に没頭。
現在ベラクルス大学 画廊 アルバ デ ラ カナルにおいて< HIROYUKI OKUMURA 彫刻展『Men, Myth, Journey and Life 展』── 男たち、神話、旅と生きかた ──>が好評開催中。
[詳細:Galeria Ramón Alva de la Canal]
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[彫刻家 奥村浩之後援会 新宿御苑前支部]
浩之さんは心底こころのやさしいひとであるが、寡黙なひとでもある。だからなんの役にもたてないが、勝手に[彫刻家 奥村浩之後援会 新宿御苑前支部]を結成して応援をしている。
数年前にやつがれもメキシコシティーにいった。家人がメキシコの「死者の祭」と、フリーダ・カーロ/ディエゴ・リベラ夫妻(互いに傷つけ、裏切ることが愛のあかしであるように、あやなす修羅をいきたふたりの造形家)に興味があった。
やつがれは建築家 ルイス・バラガン 探訪を加えることを条件に同行した。
その報告はほとんどできていない。なにぶん機中泊を含め四泊五日の慌ただしい旅であり、どれもがあまりに強烈な刺激に満ちており、ただ茫茫、混沌としたまま脳裏に刻まれている。
そのおり、ドローレス・オロメド・パティニョ美術館にいった。故ドローレス夫人は大富豪として知られ、フリーダ・カーロとディエゴ・リベラの作品を大量に購入していた。現在はその豪壮な私邸の一部が予約制の美術館として公開されていた。カーロとリベラの作品は唸るしかないものばかり、それも大量に展示されていた。
その折り、庭園の一隅に見慣れない犬がいた。陽ざしが暑いのか、通路からとおい木陰にかたまって10匹ほどいた。体毛は額のあたりに産毛のようにほんの少し生えているだけで、木陰にうずくまっている姿はなにかの置物のようにみえた。
この犬はおとなしくて従順なので、ふるくからアステカの人〻に愛玩されていたらしい。冷えこむ冬のよるなどには、寝具に抱きこんで「湯たんぽ」がわりにしていたなど、さまざまな記録がのこされている。
スペイン人がメキシコにやってきてからは、もっぱら食用とされたため、絶滅が危惧されるほどにまで減少したと案内板にはしるされていた。
犬種は「Xoloitzcuintle-ショロイスクィントリ」という。これは現地語なのかスペイン語なのかは知らないが、現地ではほとんど「ショロ」と呼んでいるらしい。
英語では「Mexican hairless Dog-メキシカン ヘアレス ドッグ」と呼ばれている。この英語名だとわかりやすい。[ウィキペディア:Mexican hairless Dog-メキシカン ヘアレス ドッグ]
かつて浩之さんの展覧会カタログに、この犬が一匹、作品の後方に写っていた。この「裸犬-とやつがれは呼んでいた」は、パティニョ美術館にいったときは、遠くに固まってうずくまっていただけなので、写真も撮ってこなかった。やつがれ、喘息にわるいからとして医者に犬猫の飼育を禁じられているが、かなりの愛犬家であり、愛猫家でもある。前回の浩之さんからの写真送付はこれも愛犬のシェパードだったので、浩之さんに「裸犬」の写真をリクエスト。
写真をみたらどうやら三匹も飼っているらしい。うらやましいかぎりであるが、なにせ体毛がない裸の犬である。当然寒がりであり、暑がりでもあるとされる。しかもメキシコシティでも高度が2,000-2,500 m ほどの高地に拡がっている。
乾燥しているが、それだけに冬は寒く、夏の陽ざしはつよい。だからよほど好きでなければ飼育は困難な犬のようである。
【詳細:奥村浩之 笹井祐子 奥村浩之 Facebook 】{活版アラカルト 過去ログ }
{ 新 宿 餘 談 } 続きは{花筏}で。
フリーダ・カーロ/ディエゴ・リベラはともに「Xoloitzcuintle-ショロイスクィントリ」が好きで、カーロの生家「青い家」に同居していたころは「ショロ」を飼育していたようで、カーロは数点の絵画にのこし、リベラはこのような写真をのこした。
「青い家」はガイドブックなどではちいさな家に見えるが、敷地300坪ほど、高い塀に四囲をかこまれたかなりの規模の邸宅である。フリーダ・カーロの最晩年の作品「VIVA LA VIDA」。「青い家」のイーゼルには、この連作の描きかけの作品がポツンとのこされていた。
TOPコレクション たのしむ、まなぶ 夢のかけらT O P コレクション たのしむ、まなぶ|夢のかけら|8月11日-11月14日
東京都写真美術館
T O Pコレクション たのしむ、まなぶ
夢のかけら
開催期間 2018年8月11日[土・祝]-11月4日[日]
休 館 日 毎週月曜日(9月17日[月・祝]、9月24日[月・振休]、10月1日[月]、
10月8日[月・祝]開館、9月18日[火]、9月25日[火]、10月9日[火]は休館)料 金 一般 500円/学生 400円/中高生・65歳以上 250円
主 催 東京都 東京都写真美術館
協 賛 凸版印刷株式会社
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最初から決まった答えなんかない。だから楽しい。一緒にさがす喜びがまだ残されているから。知っているはずのことも、新鮮な目で見てみよう。知らないことには素直に感心してみよう。心を開いて、それが未知の扉を開けるカギ。
T O P コレクションは、東京都写真美術館の収蔵作品を紹介する展覧会です。今年のテーマは「たのしむ、まなぶ」。夏から始まる第二期は、「作品」という名の夢のかけらを手がかりにして、自由で、新鮮な驚きのある作品体験へと観客の皆様を誘います。
この展覧会は、大人と子供、さまざまな立場の人たちが見たものや感じたことを自由に語りあって、作品の見方を深めていく、そんな光景が自然と生まれてくることを 目指しています。作品から読み取り、感じ取ることのできる数々の夢や想い、それから過去の記憶。想像力を働かせ、感覚をクリアにして、数々のイメージを体感し、その魅力を探してみてください。答えは一つとは限らず、きっと大人でも子供でも、楽しみや学びを新たに見つけることができるでしょう。
本展では、「大人 + 子供 × アソビ」、「なにかをみている」、「人と人をつなぐ」、「わからないことの楽しさ」、「時間を分割する/積み重ねる」、「ものがたる」、「シンプル・イズ・ビューティフル」、「時間の円環」という8 つのセクションに分けて 34,000 点以上におよぶコレクションの中から選りすぐった古今東西の名品をご紹介していきます。
【詳細: 東京都写真美術館 】
【新宿私塾】新宿御苑の桜花爛漫のとき開講、百日紅が満開のころ|新宿私塾 第32期 全課程を終え無事に修了|
いつものことですが、出あいはうれしく、別れはさびしいものです。
<新宿私塾 第32期>は、桜花爛漫の4月初旬に開塾し、新宿御苑の百日紅が猛暑にめげずに真紅の花をつけている9月11日、全員が無事に全課程を修了し、おおきく成長して羽ばたいていきました。
最終講座は<第25回 タイポグラフィの基本技術の再構築>と題して演習:大石 薫の担当でした。この演習講座を終え、これからは<新宿私塾修了生>の一員となった塾生の諸君は、わかれがたいおもいがあったのかしばらく教場での談笑がつづき、やがて再開を約して新宿の町に消えていきました。
<新宿私塾>は毎回全25講座が開講されますが、「造形のよろこび」、「身体性をともなった造形のよろこび」をモットーとしています。
同時に<新宿私塾>では、タイポグラフィにおける 「知・技・美」 の三領域で、バランスのよい学習をモットーとしています。それはまた 「知に溺れず、技を傲らず、美に耽らず」 という、つよい自戒をともないます。
長いようで短かった半年間でした。ことしはあいにくの天候不順の日がつづき、また真夏日・猛暑日・酷暑日と体験をしたことがない炎暑が連日襲来しました。
さらに列島をいくつもの台風が襲い、水害や地滑り地震といった被害にかさなり、きびしい自然現象に見まわれ続けました。
さいわい最終講座の09月11日は、蒼空が澄みわたり、爽やかな秋風がかけぬけるおだやかな日でした。
講座の終了後、塾生諸君は時計を気にしながら、しばしのお別れに際してメアドの交換を急ぎ、同期会の幹事をきめて再会を約しての修了となりました。
造形界にはきびしい逆風がみられる昨今ですが、新宿私塾32期修了生の皆さんは大きく羽ばたいて旅だちました。
何人かの終了生は、すでに<平野の会>に加入されていますし、いずれ<活版カレッジ>の受講を予定されているかたもおられます。
きっと、いつかまた、どこかで、笑顔での再会を楽しみにしています。
【展覧会】宇都宮美術館|篠山紀信展 写真力 THE PEOPLE by KISHIN|9月16日-11月4日
宇都宮美術館
篠山紀信展 写真力
THE PEOPLE by KISHIN
展示期間 2018年9 月16日[日]-11月4日[日]
開館時間 午前9時30分-午後5時 * 入館は午後4時30分まで
観 覧 料 一般1000円、大学生・高校生800円、中学生・小学生600円
主 催 宇都宮美術館、読売新聞社、美術館連絡協議会
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写真家・篠山紀信(1940-)は、1950年代後半からその活動をスタートさせ、現在に至るまで、時代のトップを走り続けています。
本展は篠山紀信という稀有な写真家が、「写真」というメディアに内在する強力な「写真力」をあらためて世に問う大規模な個展です。ジョン・レノンとオノ・ヨーコや、山口百恵といった有名人から、東日本大震災で被災された方々まで、篠山が50余年に渡って撮り続けてきた膨大な数のポートレートの中から約120点を厳選し、「GOD」(鬼籍に入られた人々)、「STAR」(すべての人々に知られる有名人)、「SPECTACLE」(私たちを異次元に連れ出す夢の世界)、「BODY」(裸の肉体-美とエロスと闘い)、「ACCIDENTS」(2011年3月11日-東日本大災で被災された人々の肖像)の5つのセクションで紹介します。
これらの圧倒的な迫力に満ちたポートレートの数々は、あらためて「日本」とは何か、「日本人」とは何かを、観る者に問いかけるものとなるでしょう。
【詳細: 宇都宮美術館 】
{ 関連イベント 篠山紀信 トーク & サイン会 }
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【WebSite紹介】 明治産業近代化のパイオニア 平野富二|{古谷昌二ブログ19}|五代友厚と大阪活版所
明治産業近代化のパイオニア 平野富二生誕170年を期して結成された<「平野富二生誕の地」碑建立有志会>の専用URL{ 平野富二 http://hirano-tomiji.jp/ } では、同会代表/古谷昌二氏が近代活版印刷術発祥の地:長崎と、産業人としての人生を駈けぬけた平野富二関連の情報を意欲的に記述しています。
とりわけ今回は、資料の少なかった五代友厚と活版印刷事業への関わりに関し、大阪商工会議所にのこされた明治最初期の手稿(手書き)資料を丁寧に発掘されて、これまでの「印刷史研究」とは相当深度の異なる、充実した内容となっております。関係各位のご訪問をお勧めいたします。
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古谷昌二ブログ ──── 五代友厚と大阪活版所
◎ 古谷昌二ブログ
[管理人:「平野富二生誕の地」碑建立有志会事務局長 日吉洋人]
① 探索:平野富二の生まれた場所
② 町司長屋の前にあった桜町牢屋
③ 町司長屋に隣接した「三ノ堀」跡
④ 町司長屋の背後を流れる地獄川
⑤ 矢次事歴・平野富二祖先の記録
⑥ 矢次家の始祖関右衛門 ── 平野富二がその別姓を継いだ人
⑦ 長崎の町司について
⑧ 杉山徳三郎、平野富二の朋友
⑨ 長崎の長州藩蔵屋敷
⑩ 海援隊発祥の地・長崎土佐商会
⑪ 幕営時代の長崎製鉄所と平野富二
⑫ 官営時代の長崎製鉄所(その1)
⑬ 官営時代の長崎製鉄所(その2)
⑭ ソロバンドックと呼ばれた小菅修船場
⑮ 立神ドックと平野富次郎の執念
⑯ 長崎新聞局とギャンブルの伝習
⑰ 山尾庸三と長崎製鉄所
⑱ 本木昌造の活版事業
⑲ 五代友厚と大阪活版所
< 五代友厚と大阪活版所 主要内容 >
まえがき
(1)大阪における活版所開設の経緯
(2)活版所開設直後の『二十一史』出版中止
(3)五代友厚の『和訳英辞林』出版計画
(4)洋活字の製造で困難に直面
(5)平野富二の登場
(6)平野富二による五代友厚への融資金返済
【艸木風信帖】{朗文堂ちいさな勉強会『紙』講座}|9月12日[水]第六回最終講座を開講 ─|来春に向けてトロロアオイとフラックス[亜麻]の種子を再配布
原 啓志 さんを講師にお迎えしての{朗文堂ちいさな勉強会『紙』講座}は、毎月第二水曜日・連続六回の開催が予定されました。
受講者は19名の多数を数え、4月11日に第一回講座が開催され、5月9日には第二回講座が、6月6日には第三回講座が開催されました。ひきつづき7月11日には第四回講座が開催され、8月8日は台風のため翌〻週に第五回講座が開講され、9月12日に第六回最終講座が予定されています。
受講者のほとんどは打ち合わせ段階から参画されていた{活版カレッジ}の修了生で、実践に役立つ貴重な紙情報が語られています。
講師:原 啓志 さんは、「子供のころの遊び場は王子の紙の博物館だった」とされるほどの、根っからの紙博士です。当然同所で開催中のミニ展示『紙漉重宝記』が話題となりました。
『紙漉重宝記』は紙業界では世界的に知られる図書で、英語・仏語・独語による翻訳書も刊行されているほどの貴重な資料です。また現代語通行文になおした資料もありますが、ここでは国立国会図書館所蔵の原資料から、古谷昌二氏による釈読、原 啓志氏による技術解説を加えて、参加者のあいだに配布されました。
炎暑もようやく収束をみた昨今、王子の紙の博物館に本資料を片手に参観出かける参加者もふえてきたと仄聞します。
ここに講座参加を希望されながら、定員満員ということで受講を断念されたかたのために、本資料の一部を公開いたします。
そして朗報! はじめての挑戦となった「フラックス 亜麻」は、寒冷地に生育する植物ですので、ことしのあまりの猛暑で生育に失敗したひとが多かったようです。そこであらためて古澤氏より来春「フラックス 亜麻」の種子をお分けいただくことができるようになりました。あわせてトロロアオイの種子も希望者にお分けいたします。
トロロアオイ/黄蜀葵
アオイ科の一年草。中国原産。草丈は本来2メートル近くになるが、最近は0.5-1メートルの丈の低い品種が多く栽培されている。葉は互生し、葉柄が長く、掌状に深く裂ける。
夏から秋、淡黄色で中心部が濃赤紫色、径15-20センチメートルのおおきな五弁花をつける。花は1日でしぼむが、茎の下位から上位へと順に次〻と開く。植物体全体、とくに根に粘質物を多く含み、これを手漉き紙を漉くときの粘剤(ネリ)*01 として利用する。また花を観賞用・食用ともする。粘剤原料をとるための栽培では、開花・結実させないために、つぼみがついたら先端部を刈り取って根に養分をたくわえる。
粘剤(ネリ)*01
手漉き紙(和紙)の流し漉きのため、紙料に混ぜる植物粘液。繊維を水中に均等に分散させて漂浮させ、美しく強い紙をつくるのに有効に作用する。粘剤(ネリ)を抽出する植物は、おもにトロロアオイとノリウツギである。[参考『広辞苑』]
【関連:活版アラカルト 原 啓志さん 既出情報 】 {『紙漉重宝記』抜粋 PDF }
【奥村浩之彫刻展覧会】OKUMURA HIROYUKI|『Men, Myth, Journey and Life 展』─ 男たち、神話、旅と生きかた ─ ベラクルス大学画廊 アルバ デ ラ カナル 9月5日ゟ
OKUMURA HIROYUKI 彫刻展覧会
『Men, Myth, Journey and Life 展』
── 男たち、神話、旅と生きかた ──
会 場 ベラクルス大学画廊 アルバ デ ラ カナル
Galeria Ramón Alva de la Canal
開催日時 2018年9月5日[水]20時オープニング
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2018年09月04日 奥村浩之
東京・新宿の皆さん、お元気でおられますか? まだ、日本は残暑が厳しいですか?
メキシコはここのところ気温 20 ℃ 前後で、今年は雨も少なく過ごしやすい日々です。
アルバ デ ラ カナルでの個展の搬入が一昨日からはじまっています。
今回は展示風景を展示図録に載せるために、図録は展示期間中にできあがる予定です。
案内状と同じデザイナーにお願いしているので、良いものができそうです。
9月5日にオープニングが迎えらるように、明日も朝から展示です。
{新宿餘談}
メキシコ在住30年余、彫刻家の奥村浩之さんからメールをいただいた。
現在ご令室の笹井-奥村-祐子さんもメキシコにいっておられ、アトリエからのぞむ風景の写真を、最近はじめられた Facebook にアップロードしたので観るようにとのメールも着到。
アトリエ周辺の景観写真は、浩之さんにとってはあまりにあたりまえで、これまでほとんど紹介がなかったのですが、祐子さんにとっては新鮮でご紹介いただきました。
こんな霊気のただようような山嶺のなかで、黙〻とメキシコの大理石に鑿を入れ続けている奥村浩之さんです。
メキシコシティしか知らないやつがれ、またまたメキシコを旅したいとのおもいを強くするいま。
[彫刻家 奥村浩之後援会 新宿御苑前支部]
【詳細:奥村浩之 笹井祐子 奥村浩之 Facebook 】{活版アラカルト 過去ログ }
【シンポジウム】東京大学総合研究博物館|シンポジウム『工学主義と近代日本』|11月17日
東京大学総合研究博物館
シンポジウム『工学主義と近代日本』
日 時 2018年11月17日[土]14:00-17:00(13:45開場)
会 場 インターメディアテク 2 階 ACADEMIA(レクチャーシアター)
参 加 費 無 料(事前予約不要)
使用言語 日本語・英語(レクチャー:対訳資料配付有り、ディスカッション:通訳付き)
席 数 60席(先着順、桟敷席含む)
主 催 東京大学総合研究博物館
助 成 公益財団法人東芝国際交流財団
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本シンポジウムでは、近代における日本の工学を共通テーマに、それぞれ多様な研究関心のもとに、米国・英国・日本で活躍する研究者 5 名によるレクチャーとディスカッションを行います。「工学」とは、明治期の近代化において西洋から輸入された学問を指すと同時に、日本の近代国家建設を担った西洋由来の技術でありました。一方、「エンジニアリング」の訳語に用いられた「工」とは、「たくみ」と訓読みされるように、小さな細工ものから大きな建造物まで、それを形にする「たくみな」技術力を表し、西洋化以前から日本に存在していた概念でした。
このように、近代日本における工学という学問や技術の発展には、西洋の近代技術の導入と日本の在来技術の展開が複雑に絡み合う様相を見て取ることができます。これは、工学史や技術史の観点のみならず、この時代特有の文化的事象として眺めたときにも、非常に興味深い点であるといえるでしょう。
シンポジウムのタイトルに掲げた「工学主義」とは、2017年に東京大学総合研究博物館小石川分館で開催した特別展示『工学主義 ── 田中林太郎・不二・儀一の仕事』で用いたキーワードです。
日本における工学分野の発展を支えた田中家に関係する当館所蔵資料を紹介したこの展覧会では、林太郎・不二・儀一という三代の主要な仕事から浮かび上がる、彼らのパイオニアとしての進取の精神と、取り巻く人々を含めた集団としての協調の精神を「工学主義」という言葉で表しました。英文タイトルに用いた造語「Pio-engineers」とは、この「工学主義」の精神をもつ人々を指しています。
本シンポジウムでは、各レクチャーで取り上げられる「工学主義」の精神に連なる人物や彼らによる仕事を手がかりに、日本の近代化プロセスを多角的に読み解きながら、さまざまな研究領域の専門家から一般の皆様まで多くの方にご参加いただき、日本の過去、そしてそれにつながる現在や未来の姿について考えてみたいと思います。
【詳細: 東京大学総合研究博物館 】
【プログラム】
【展覧会】太田記念美術館|特別展 没後160年記念-歌 川 広 重|’18年 前期9月1日-9月24日 後期 9月29日-10月28日|終了
太田記念美術館記念
特別展 歌 川 広 重
開催期間 2018年09月01日[土]-10月28日[日]
前期展示 09月01日[土]-09月24日[月・祝]
後期展示 09月29日[土]-10月28日[日] * 前後期で全点展示替え
開館時間 午前10時30分-午後5時30分 * 入館は午後5時まで
休 館 日 9月3日、10日、18日、25日-28日、10月1日、9日、15日、22日は休館します。
入 館 料 一般1000円、大学生・高校生700円、中学生以下無料
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9月6日は広重の命日。今年は没後160年。
日本各地の風景を叙情豊かに描いた浮世絵師、歌川広重(1797-1858)。「東海道五拾三次之内」や「名所江戸百景」といった代表作は、日本のみならず海外でも広く知られています。今年2018年は、広重が亡くなってから160年にあたる節目の年。太田記念美術館ではそれを記念して、広重の画業の全貌を紹介する展覧会を開催いたします。
広重が亡くなったのは安政5年(1858)9月6日。墓所である東岳寺(東京都足立区)では毎年法要も営まれています。その命日に重なるよう、没後160年記念展を開催いたします。
太田記念美術館のコレクションの中でも、最も点数が多いのが広重の作品。その中から、代表作である「東海道五拾三次之内」や「名所江戸百景」を含め、選りすぐりの広重の名作をご紹介します。太田記念美術館では13年ぶりに開催される大回顧展となります。
【詳細: 太田記念美術館 】
【展覧会】林原美術館 特別展|「王朝文学への憧れ ─ 歌・物語に染まる、もののあはれ ─」 9月15日-11月4日|会期終了
林原美術館 特別展
「王朝文学への憧れ ── 歌・物語に染まる、もののあはれ ──」
【岡山後楽園・野﨑家塩業歴史館・林原美術館3館連携
岡山後楽園能舞台復元60周年記念事業協力展示 PartⅢ】
会 期 平成30年9月15日[土]-11月4日[日]
休 館 日 月曜日休館(祝日の場合は翌日)
入 館 料 一般 800円、高校・大学生 500円、小・中学生 300円
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四季折々の情景や自然の趣、恋情や別れの哀情を歌にして溢れる心情を詠み交わした平安時代。そうした和歌をもとに筆を起こした『伊勢物語』や『大和物語』、『源氏物語』などの物語は、王朝文化を象徴する文学としていまなお人〻に親しまれています。
本展では、旧岡山藩主池田家に伝わる藩主自筆の和歌資料を紹介するとともに、『源氏物語』の第7帖「紅葉賀」を描いた狩野養信筆「源氏物語屏風」や王朝文学を題材とした意匠の工芸品をご覧いただきます。
【詳細: 林原美術館 】
<関連イベント>
【展覧会】2019 チャリティカレンダー展 + 環境ポスター展|地球はともだち事務局|11月7日-13日 終了企画
2019
チャリティカレンダー展
+
環境ポスター展
展示期間 11月7日[水]-13日[火] * 11日[日]休館
時 間 11:00-18:00 * 最終日は14:00まで
会 場 山脇ギャラリー
主 催 地球はともだち事務局
【展覧会】小野洋次個展 Hirotsugu Ono solo exhibition|吉祥寺 一日(古本屋 + ギャラリー)|10月24日-28日|終了企画
小野洋次個展
Hirotsugu Ono solo exhibition
場 所 吉祥寺 一日(古本屋 + ギャラリー)
* 古本屋百年の姉妹店
東京都武蔵野市吉祥寺本町2-1-3 石上ビル1F
TEL:0422-27-5990 Web : http://www.100hyakunen.com
期 間 10月24日[水]-28日[日]
時 間 12:00-20:30 * 27、28日は19:00まで
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ドローイングやペインティング、そこから生まれたイメージの一端を印刷物に落とし込んだもの、又は印刷物の上からさらに描きこんだものなど、描画と印刷(シルクスクリーン、活版-凸版-印刷、インクジェットなどとの関係に焦点をあてた展示となります。
描画と印刷のレイヤーを重ねることで、作品のパターンや奥行きをさらに表現できればと考えています。作品の他、作品集や活版印刷で刷った印刷物も用意していますので、お気軽にお越しください。宜しくお願いします。
小野洋次 Hirotsugu Ono
Web : http://hiroono.tumblr.com
Instagram : hiroono4649
1981年生 福島県いわき市出身 東京都在住。
油絵具、アクリル、色鉛筆、ペン、コラージュなどで絵を描いています。また印刷会社や製版会社勤務での経験を活かし、シルクスクリーンや活版印刷などで印刷物の制作も行っています。
【公演】国指定重要文化財 八千代座|坂東玉三郎 映像 × 舞踊公演|10月30日-11月4日 チケット発売7月21日ゟ
国指定重要文化財 八千代座
坂東玉三郎 映像 × 舞踊公演
日 時 平成30年10月30日[火]-11月4日[日]午後 2 時 ゟ
会 場 八千代座
熊本県山鹿市山鹿1499番地 TEL 0968-44-4004
入 場 料 SS席 16,000円 S席 13,000円 A席 10,000円
7月21日[土]チケット発売開始
主 催 板東玉三郎八千代座公演実行委員会
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<演目と配役>
一、お目見得 口上
演目解説
二、新歌舞伎十八番の内 鏡獅子
三、藤 娘
[出 演]
坂東 玉三郎
☆ ☆ ☆
明治43年(1910)に建設された芝居小屋 ── それが八千代座。
八千代座は開業以来様〻な興行をおこなって山鹿に賑わいをもたらしましたが
昭和には映画館になり、テレビの普及により客足が減って閉館となりました。
人がいなくなった芝居小屋は荒れ果て、屋根には穴が ……
もはや不要といわれた八千代座を救うために立ち上がったのが、老人と若者たちでした。
彼らは30年を超える復興活動を実施。
昭和63年(1988年)国の重要文化財指定を受けて実施された「平成の大修理」を経て
平成13年から八千代座は現代の芝居小屋として活き続けています。
【詳細: 国指定重要文化財 八千代座 公式ホームページ 】
八千代座 外観
八千代座 内部
八千代座の概要
所 在 地 熊本県山鹿市山鹿1499番地
所 有 者 山鹿市
建物規模 間口 29.49m 奥行 35.40m (延べ面積1487.4㎡)
舞台規模 間口 13.38m 奥行 10.50m (廻り舞台直径8.45㎡)
プロセニアム (H)4.256m
収容能力 約700人
建築年式 明治43年(1910年)
指 定 重要文化財(昭和63年12月19日)
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八千代座は、廻り舞台、スッポンー花道の七三の場所にある切り穴。奈落から花道へ役者をせり上がらす装置-をそなえた本格芝居劇場として知られます。
こうした劇場は「嘉穂劇場- 福岡県」、「旧金毘羅大芝居-香川県琴平町」、「内子座-愛媛県」、「康楽館-秋田県」、「永楽館-兵庫県」など日本各地に現存しています。
熊本県山鹿市、八千代座の復興には、歌舞伎界の大看板にして、重要無形文化財保持者(人間国宝):五代目 坂東玉三郎が、1990年「坂東玉三郎舞台公演」以来なんどもこの舞台に登場して、貢献が顕著なものがありました。また2001年5月、平成の大修理竣工式にあわせて、こちらも人間国宝:十五代目 片岡仁左衛門 一行による大歌舞伎が八千代座で公演されています。
2018年秋の八千代座公演にたいして、板東玉三郎がその思いを「歌舞伎公式総合サイト 歌舞伎美人-かぶきびと-ニュース 2018年07月02日」の中で語っています。リンク先でご覧ください。
「坂東玉三郎 八千代座 映像 × 舞踊公演」への思い
【詳細: 歌舞伎座 歌舞伎美人 】
【詳細: 国指定重要文化財 八千代座 公式ホームページ 】
【公演】国立劇場 大劇場 主催公演|平成30年10月歌舞伎公演|近松門左衛門作「通し狂言 平家女護島-へいけにょごのしま」|10月1日-10月25日|終了企画
国立劇場|大劇場|主催公演
平成30年10月歌舞伎公演「通し狂言 平家女護島-へいけにょごのしま」
10月25日[木]まで
中村芝翫
「「清盛館」や「敷名の浦」を併せて上演したほうが面白いと言われるような作品にしたい」
片岡孝太郎
「新しい東屋、そして俊寛の芝居を創っていきたい」
23年ぶりの通し上演に並々ならぬ意欲を燃やしている芝翫と孝太郎。
今回の通し上演では、単独で上演されることの多い「俊寛(鬼界ヶ島の場)」では明かされない衝撃の物語が展開します。
俊寛の最愛の妻・東屋が下す意外な決断、権勢を誇る清盛の末路……。
近松門左衛門の不朽の名作をお見逃しなく。
公演の特設サイトは、こちらをご覧ください。
https://www.ntj.jac.go.jp/kokuritsu/h30/kabuki_10.html?no=jac181003
【 YouTube 国立劇場10月歌舞伎公演『通し狂言 平家女護島』記者会見《中村芝翫・片岡孝太郎》3:38 音が出ます 】
{ チラシ裏面の解説を読む }
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【公演】国立能楽堂|友 枝 会 友枝喜久夫23回忌追善|11月4日 終了企画
友枝会
友枝喜久夫23回忌追善
公演日時 2018年11月04日[日]
開場12:00 / 開演13:00
会 場 国立能楽堂(東京)
演目/シテ
能 『卒都婆小町』 友枝昭世
狂言 『無布施経』 野村 萬
能 『融』 友枝雄人
友枝昭世-ともえだ あきよ
喜多流能楽師/重要無形文化財保持者(人間国宝)
お問い合わせ
● 友枝会チケット専用電話番号 03-5950-4543
● ネットの申し込み https://tomoeda-kai.com
【公演】第二十二回 友枝昭世・厳島観月能「頼政」|厳島神社能舞台|10月22日|終了企画
第二十二回 友枝昭世・厳島観月能「頼政」
厳島神社能舞台
2018年10月22日[月]開催
18時30分開演(18時開場) 厳島神社能舞台
友枝昭世-ともえだ あきよ
喜多流能楽師/重要無形文化財保持者(人間国宝)
22回目を迎える厳島観月能。本年も開催させていただきます。
本年は「頼政」を勤めさせていただきます。
絶好のロケーションの厳島神社能舞台での火入れの儀から始まる夜能を是非ご堪能ください。
第二十二回 友枝昭世・厳島観月能
能「 頼 政 」
於 厳島神社能舞台
シテ 友枝 昭世
ワキ 森 常好
地頭 香川 靖嗣
< 友枝昭世プロフィール >
肥後熊本、加藤家・細川家のお抱え能役者の本座・友枝家の友枝喜久夫の長男として、東京に生まれる。1946年喜多流十五世宗家喜多実に師事。1947年『鞍馬天狗』花見で初舞台。1950年『西王母』で初シテ。
1978年芸術選奨新人賞受賞。1982年重要無形文化財「能楽」保持者に認定(総合認定)。2000年紫綬褒章受章。2003年日本芸術院賞受賞。2008年能シテ方として重要無形文化財保持者に各個認定(人間国宝)。2011年日本芸術院会員。
喜多流職分協議会代表。「友枝会」・「友枝昭世の会」主宰。國學院大學文学部卒業。
戦後の能の世界におけるカリスマの一人であった観世寿夫の芸風をもっとも受け継いでいるのが友枝昭世であるともいわれている。
国内でも唯一の海に浮かぶ能舞台。現在、重要文化財に指定されている国内五つの能舞台のうちのひとつ。
厳島での演能は、永禄11年(1568)の観世太夫の来演がそのはじまりとされ、慶長10年(1605)には福島正則が常設の能舞台を寄進。現在の舞台と橋掛及び楽屋が建立されたのは藩主が浅野氏に代わった延宝8年(1680)のこと。
この能舞台は海上にあるため、通常は能舞台の床下に置かれる共鳴用の甕(音響効果をたかめるための甕-かめ)がなく、足拍子の響きをよくするため舞台の床が一枚の板のようになっているのが特徴。
春の桃花祭神能がこの舞台で演じられるほか、茶道表千家と裏千家家元が隔年交互に執りおこなう「献茶祭」ではここでお茶が点てられ神前に献じられている。[廿日市市 環境産業部 観光課]
【展覧会】町田市立国際版画美術館| 企画展 ヨルク・シュマイサー 終わりなき旅|’18年9月15日-11月18日|終了
町田市立国際版画美術館 企画展
ヨルク・シュマイサー
終わりなき旅
会 期 2018年9月15日[土]-11月18日[日]
休 館 日 月曜休館
* 9月17日[月]、24日[月]、10月8日[月・祝]は開館
9月18日[火]、25日[火]、10月9日[火]は休館
開館時間 平日 10:00-17:00(入場は16:30まで)
土日祝 10:00-17:30(入場は17:00まで)
観 覧 料 一般800円、大・高生、65歳以上400円、中学生以下は無料
* 9月15日(展覧会初日)と11月3日(文化の日)は入場無料です。
会 場 町田市立国際版画美術館 企画展示室 1、2
主 催 町田市立国際版画美術館、読売新聞社、美術館連絡協議会
巡 回 先 奈良県立美術館 2019年4月13日[土]-6月2日[日](予定)
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ヨルク・シュマイサー(1942-2012)は世界を舞台に活躍したアーティストです。ドイツに生まれ、日本に学び、オーストラリアを拠点に制作を行いました。「旅する版画家」と称されるように世界各地を訪ね、その経験を版に刻みました。その足跡は、欧米、中東、アジア、そしてついには南極にまで及んでいます。
けれども、シュマイサーはただ旅先の風景を描いた画家ではありません。
マクロからミクロまで、シュマイサーが描くすべての底流をなしていたテーマが「変化」です。
自分をとりまく世界に起こる変化を画面に捉えることに、シュマイサーは生涯をかけたのです。
日本とも深い縁のあったシュマイサー。2012年の逝去後、初の本格的な回顧展となる本展では、初期から晩年までの代表作を網羅した約180点により、その軌跡をたどります。
【詳細: 町田市立国際版画美術館 】
{関連イベント}
【公演】国立演芸場|10月特別企画公演「五代目圓楽一門会」|10月26日-28日|終了企画
公演期間 | 2018年10月26日(金)~2018年10月28日(日) |
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開演時間 | 開場予定 12時30分 開演 午後1時(午後4時頃終演予定) |
ジャンル | |
演目・主な出演者 | 10月特別企画公演 平成30年度(第73回)文化庁芸術祭協賛 10月特別企画公演 五代目圓楽一門会【26日(金)1時】 落語 三遊亭楽㐂 落語 三遊亭楽天 落語 三遊亭真楽 吉例~隼町でひと踊り~ 三遊亭圓福 三遊亭鳳志 三遊亭楽八 他 落語 三遊亭楽生 落語 三遊亭好太郎 ―仲入り― 落語 三遊亭とん楽 漫談 寒空はだか 落語 三遊亭圓楽 【27日(土)1時】 落語 三遊亭兼太郎 落語 三遊亭とむ 落語 三遊亭鯛好 漫才 母 心 落語 三遊亭楽之介 落語 三遊亭王楽 ー仲入りー 落語 三遊亭竜楽 中喜利 噺家一同 落語 三遊亭好楽 【28日(日)1時】 落語 三遊亭らっ好 落語 三遊亭鳳笑 落語 三遊亭上楽 活動写真弁士 坂本 頼光 落語 三遊亭神楽 落語 三遊亭圓橘 ―仲入り― 落語 三遊亭兼好 江戸太神楽 丸一仙翁社中 落語 三遊亭萬橘 |
【詳細: 国立演芸場 】
【落語公演】京都国立博物館|京都・らくご博物館【秋】~錦秋寄席~ Vol.50|11月9日|終了企画
京都国立博物館
京都・らくご博物館【秋】~錦秋寄席~ Vol.50
秋の夜長のお供に、博物館で落語はいかがでしょうか
京都国立博物館では、より多くの皆様に親しまれる博物館づくりを目指しています。
日本の伝統芸能である落語の上演を「京都・らくご博物館」と題して定期的に実施しています。
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日 時 2018年11月9日[金]18:00開場 18:30開演
会 場 平成知新館 講堂
入 場 料 一般 3,100円(税込)/キャンパスメンバーズ 2,500円(税込)
(全席指定・特別展「京のかたな」団体割引引換券付)
チケット 下掲リンク先にて確認ください
主 催 京都国立博物館
制作協力 米朝事務所
演 目 当日のお楽しみ!
出 演 者
桂 弥っこ
桂 ひろば
桂 団 朝
中 入
桂 吉 弥
笑福亭 仁 智
【公演】狂言|ござる乃座 58 th|国立能楽堂|10月24日・10月27日|終了企画
狂言 ござる乃座 58 th
国立能楽堂
開催日時 2018年10月24日[水] 18:15開場 19:00開演(終演21:00ころ)
2018年10月27日[土] 12:15開場 13:00開演(終演15:00ころ)
会 場 国立能楽堂
チケット S席 7,000円、A席 6,000円、B席 5,000円、学生席 3,000円
チケットショップ各所-詳細参照
主 催 万作の会(問いあわせ TEL:03-5981-9778)
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狂言 悪太郎-あくたろう
出演:野村萬斎・石田幸雄・野村万作
狂言 柑 子-こうじ
出演:野村萬斎・深田博治・高野和憲
狂言 三人片輪-さんにんかたわ
出演:野村太一郎・中村修一・内藤 連・野村裕基
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★野村萬斎@狂言ござる乃座 Twitter アカウントは こちら から ★
チケット発売日:9月21日[金]10:00 ゟ
【詳細 : 万作の会 野村萬斎@狂言ござる乃座 】
【公演】国立能楽堂[千駄ヶ谷]|九月 開場35周年記念公演 ── 福の神・射狸・木実争|9月28日迄
国立能楽堂[千駄ヶ谷]
九月 開場35周年記念公演
福の神・射狸・木実争
公演期間 | 2018年9月28日[金] |
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開演時間 | 午後6時30分開演(終演予定午後8時45分頃) * 開場時間は、開演の1時間前の予定です。 |
ジャンル | |
演目・主な出演者 | 《開場35周年記念公演》 狂言 福の神 (ふくのかみ) 善竹 忠一郎(大蔵流) 狂言 射 狸 (いだぬき) 山本 東次郎(大蔵流) 狂言 木実争(このみあらそい) 野村 萬斎(和泉流)購入枚数制限のお知らせ(2018/07/30) * 字幕あり(日本語・英語) |
前売開始日 | 電話・インターネット予約=8月9日(木)午前10時より 窓口販売=8月10日(金)より * 窓口販売用に別枠でのお取り置きはございません。 |
等級別料金 | 正 面=8200円 脇正面=6700円(学生4700円) 中正面=5700円(学生4000円) 座席図はこちら |
問い合わせ (チケット購 入等) |
国立劇場チケットセンター(午前10時-午後6時) 0570-07-9900/03-3230-3000(一部IP電話等) インターネット購入 パソコン http://ticket.ntj.jac.go.jp/ スマートフォン http://ticket.ntj.jac.go.jp/m |
福の神 | 福の神に参詣した二人の前に大きな笑い声とともに神が示現、神酒を所望して、楽しくなる 心の持ちようを二人に授けます。 |
射 狸 | 狸を獲る男のもとに古狸が尼に化けて現れます。正体を見破られた狸は命乞いに秘曲の腹鼓を披露します。 |
木実争 | 吉野山の花見で出会った茄子の精と橘の精、些細なことから喧嘩が始まります。大勢の木の実たちも登場して大騒動になりますが…… 。 |
【詳細: 国立能楽堂[千駄ヶ谷]】
【2018年09月壁紙】国立科学博物館|特製壁紙プレゼント|タマゴダケ
9月の壁紙は、筑波実験植物園で撮影したきのこ、タマゴタケの写真です。真っ赤なカサの色を見ると、いかにも毒々しいきのこです。さらに、このタマゴタケは猛毒きのこを数多く含むテングタケ科に属します。しかし、タマゴタケは無毒でとても美味しい食用きのこなのです。
筑波実験植物園では、9月29日[土]-10月8日[月・祝]の期間に企画展「きのこ展~みんなでさぐるきのこのふしぎ~」を開催します。タマゴタケは毎年夏-秋にかけて、植物園内の冷温帯落葉広葉樹林帯から暖温帯落葉広葉樹林帯に大量に発生します。きのこ展期間中にも見事な群生を見ることができるかもしれません。
【詳細: 国立科学博物館 筑波実験植物園きのこ展2018 】