月別アーカイブ: 2020年11月

【展覧会】東京ミッドタウン・デザインハブ第89回企画展|「見えてないデザイン-社会に問い続けるムサビ-」|2020 年11 月14 日-12 月13 日

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東京ミッドタウン・デザインハブ第89回企画展
「見えてないデザイン-社会に問い続けるムサビ-」
会  期  2020 年11 月14 日[土]-12 月13 日[日] 会期中無休
時  間  11:00 – 19:00
会  場  東京ミッドタウン・デザインハブ
      東京都港区赤坂9丁目7番1号 ミッドタウン・タワー 5 階
入  場  料  無 料
主  催  東京ミッドタウン・デザインハブ
企画・運営  武蔵野美術大学
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美術やデザインを通してまだ「見えてない」ものに気づき、「問い続け」、これからの未来、そして新たな学びをみんなで考えていくための展覧会を開催します。
将来の変化を予測することが困難な時代を前に、社会における新しい学びのあり方が求められていますが、その中では、美術やデザインの発想から問いを生み出し、未来を創造する力が必要とされています。
武蔵野美術大学では、美術・デザインの教育機関として、社会と大学がつながるための方法を問い続け、様々な活動に取り組んできましたが、この問い続ける活動はまさにデザインのプロセスであると言えます。
本展は、「教育」、「地域」、「産業」、「文化」、「生活」、「多様性」という6 つのキーワードをもとに、美術やデザインを通してまだ「見えてない」ものに気づき、「問い続け」、みんなで考えたこれからの未来と新たな学びを展示します。

※ 感染症「COVID – 19」予防対応実施中。下掲詳細を確認の上展観を。
[ 詳細 : デザインハブ  WEB サイト ]

【展覧会】ギンザ・グラフィック・ギャラリー第381回企画展|SURVIVE – EIKO ISHIOKA /石岡瑛子 グラフィックデザインはサバイブできるか|前期・後期展示|’20年12月4日-’21年3月9日

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ギンザ・グラフィック・ギャラリー第381回企画展
SURVIVE – EIKO ISHIOKA /石岡瑛子 グラフィックデザインはサバイブできるか
会  期
── 会期を前期、後期に分け作品の入れ替えを行います。

前期 {広告・キャンペーン}:2020年12月4日[金]-2021年1月23日[土]
後期 {グラフィック・アート}:2021年2月3日[水]ー2021年3月19日[金]
〔冬期休館:2020年12月28日[月]-2021年1月5日[火]〕
会  場
ギンザ・グラフィック・ギャラリー(ggg)
〒104-0061 東京都中央区銀座7-7-2  DNP銀座ビル1F/B1
入場無料 11:00 am-7:00 pm 日曜・祝日休館
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石岡瑛子(1938-2012)は、1960-70年代の 東京で、資生堂、パルコ、角川書店などのアートディレクター(AD)として、広告界にセンセーションを巻き起こし、当時世の中にある「女性」のイメージをことごとく覆し、1980年代の「女の時代」到来の布石を打ちました。

「モーレツからビューティフルへ」や、「ディスカバー・ジャパン」などのキャンペーンではじまった1970年代の広告は、オイルショック(1973年)を契機に、高度成長経済の波に乗った大量生産、大量消費の時代が終わり、企業イメージによる差別化の時代へと突入。石岡瑛子や浅葉克己といった個性的なアートディレクターの出現によって、広告は商品の顔ではなく、企業の顔を明快にアピールするもの、つまり、「ものを宣伝するのではなく、現象(生き方=思想)を広告宣伝する」ようになりました。
特に70年代、最も熱いメッセージを送り続けた一連のパルコのポスターは、カメラマン、コピーライター、モデル等との親密でありながら、緊張感みなぎるコラボレーションにより、世界も驚くほどの表現水準に高まり、広告の領域を超えて強烈なアートとして時代を彩りました。

本展は石岡瑛子のデビューから1980年代のニューヨークへ渡るまでの日本の仕事に焦点を当てます。前期は資生堂やパルコなどの広告キャンペーンの名作を中心に、後期は映画や演劇のポスターをはじめ、今まであまり見る機会がなかったグラフィック・アート作品なども厳選してご紹介します。
生前、石岡がマントラのように唱えていたことば、「ORIGINARITY」、「REVOLUTIONARY」、「TIMELESS」。半世紀近い時を超えてなお、これら石岡瑛子の革命的な創造精神の破片は、私たちの心を激しく揺さぶりながら、確信を持って「目覚めなさい」とささやいています。

※ 感染症「COVID – 19」予防対応実施中。下掲詳細を確認の上展観を。
[ 詳細 : ギンザ・グラフィック・ギャラリー(ggg)]

【展覧会】菊池寬実記念 智美術館|鈴木藏の志野 造化にしたがひて、四時を友とす|’20年12月12日-’21年3月21日

20201126164431_00003 20201126164431_00004菊池寬実記念 智美術館
鈴木藏の志野 造化にしたがひて、四時を友とす
会  期  2020年12月12日[土]-2021年3月21日[日]※当初の会期より変更
休  館  日  毎週月曜日(ただし1/11は開館)、1/12[火] 年末年始〔12月28日-’21年1月1日〕
      ※2月2日[火]は開館
開館時間  11:00-18:00  ※入館は17:30まで
観  覧  料  一般 1100円、大学生 800円、小・中・高生 500円
主  催  公益財団法人 菊池美術財団、日本経済新聞社
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志野焼は桃山時代に岐阜県の美濃で生まれたやきものです。暖かみのある釉薬や土の味わい、斬新な意匠は、当時の流行の先端をいくものであり、日本ならではのやきものとして現在でも多くの陶芸家が取り組んでいます。
同地出身の鈴木藏(すずきおさむ、1934年-)もそうした桃山の名品を踏まえつつ自身の志野に挑み続ける作家です。焼成に敢えてガス窯を用いるなど試みを重ねた鈴木の作品は、伝統の中に現代性を兼ね備えた志野として評価を高め、1994年には重要無形文化財「志野」の技術保持者に認定されています。本展では、鈴木のライフワークである志野茶碗の新作を中心に構成しその作陶の世界をご紹介いたします。

※「COVID – 19」予防対応実施中。下掲詳細を確認の上展観を
[ 詳細 : 菊池寬実記念 智美術館 

【展覧会】武蔵野美術大学 美術館・図書館|現代美術インスタレーション|部屋と庭|’20年11月16日-12月19日

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武蔵野美術大学 美術館・図書館
現代美術インスタレーション
部屋と庭
会  期  2020年11月16日[月]-12月19日[土]
時  間  10:00-18:00(土曜日、11月23日は17:00閉館)
休  館  日  日曜日
入  館  料  無 料
会  場  武蔵野美術大学美術館 展示室 2
主  催  武蔵野美術大学 美術館・図書館
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私たちが生活する「部屋」には、家具や日用品といった見なれた事物が遍在すると同時に、目に見えない時間や記憶が折り重なり、私的な気配が漂います。そして内的な部屋と接する「庭」は、外的空間へと接続する中間域であり、外と内への視線が交じりあう曖昧な領域として、世界と私たちを不確かに隔ちます。
部屋は内的な小宇宙を包みこむ容れ物のように、庭はその先にある外界との距離を確かめる隙間のように、私たちの世界をかたどる形式として、存在しているといえるでしょう。

本展では「部屋と庭」をめぐり想起される様々な事象―日用品と記憶、時間と痕跡など―を起点として、現代作家7名の多様な表現が集います。彼らの作品によって織りなされた「隔たりの形式」は、見過ごしがちな日常の風景のなかで、大きく揺らぎ、かたちを変えていく世界の姿を再認識するひとつの試みとなりえるかもしれません。

※ 感染症「COVID – 19」対応実施中。下掲詳細を確認の上展観を。
[ 詳細 : 武蔵野美術大学 美術館・図書館 ]

【展覧会】大阪大学総合学術博物館|第23回企画展 日本のまなざしに映った中国|’ 20年10月31日-’ 21年1月30日

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第23回企画展 日本のまなざしに映った中国
会  期  2020年10月31日[土]-2021年1月30日[土]
会  場  大阪大学総合学術博物館 待兼山修学館 ※入館無料
開館時間  11時-16時(入館は15:30まで)
休  館  日  日曜日・祝日・12月28日[月]-1月4日[金]
主  催  大阪大学総合学術博物館、国際日本文化研究センター
共  催  大阪大学大学院 言語文化研究科
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近代以降の日本人旅行者や研究者による中国各地の記録と表象(絵葉書・写真等)をテーマにした展覧会を開催します。国際日本文化研究センター所蔵資料および本学言語文化研究科と総合学術博物館教員の撮影した資料を活用し、戦前・戦後における中国各地の社会的変化、日本人の中国認識の変容、とりわけその間の両者の連続と断絶を検証し、戦前から現在へと至る記録・表象の変遷をたどります。

※ 感染症「COVID – 19」予防対応実施中。下掲詳細を確認の上展観を
[ 詳細 : 大阪大学総合学術博物館