月別アーカイブ: 2022年12月

【展覧会】お札と切手の博物館|令和4年度 冬の特別展示 お札を彩るさまざまな模様|’22年12月20日-’23年2月26日

お札と01 お札とお札と切手の博物館
令和4年度  冬の特別展示 お札を彩るさまざまな模様
開  催  日  令和4年(2022)12月20日[火]- 令和5年(2023)2月26日[日]
開催時間  9:30-17:00
休  館  日   月曜日、年末年始、2月12日[日]
開催場所  お札と切手の博物館 2階展示室
114-0002  東京都北区王子1-6-1  Tel : 03-5390-5194  Fax : 03-3911-8905114-0002
入  場  料  無 料
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お札には、肖像や風景などの図柄、数字や文字といった模様のほかに、枠模様や地模様など、1枚のお札の中にも様々な種類の模様が描かれています。このような模様はデザインや製造技術の進展などと関わり合いながら、時代ごとに変化してきました。
本展ではお札の装飾的な部分、特に枠模様や地模様に着目し、それらが日本歴代のお札の中で、どのように変わってきたのか紹介します。あわせて海外のお札に見られるさまざまな模様も取り上げます。
なお、この展示では展示解説アプリポケット学芸員を使用した展示解説も行います。お札の模様について、展示では紹介しきれないエピソードや、小さな模様の拡大図をお手元で見ていただくことが可能です。展示室で実物を見ながら、またおうちでもご覧いただけます。是非この機会にご活用ください。

※ 感染症予防対応実施中です。下掲詳細を確認の上ご観覧を。
※やむを得ず会期や開館時間を変更する場合があります。
詳しくはホームページをご覧いただくか、電話にてお問い合わせください。
[ 詳 細 : お札と切手の博物館 ]

【展覧会】京都工芸繊維大学美術工芸資料館|アフリカ × 日本:アレワ紡の時代 ─ ナイジェリアと日本の繊維生産 1963-2005 ─|’23年1月10日-2月17日

京都工芸01 京都工芸02京都工芸繊維大学美術工芸資料館
アフリカ × 日本:アレワ紡の時代
─ ナイジェリアと日本の繊維生産  1963 – 2005 ─

開催期間  2023年1月10日[火]- 2月17日[金]
休  館  日  日曜日・祝日、1月14日[土]

開館時間  10時 - 17時(入館は 16時30分 まで)
会  場  京都工芸繊維大学美術工芸資料館
入  館  料  一 般 200円、大学生 150円、高校生以下 無 料
主  催  京都工芸繊維大学美術工芸資料館
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本展は、日本の経済協力によって、1965年にナイジェリアで生産を開始したアレワ紡績株式会社(アレワ・テキスタイルズ   Arewa Textiles Ltd.  2005年閉鎖)に関する資料を紹介するものです。工場建設が始まった1963年から、日本企業の撤収した1988年まで、アレワ紡に勤務した歴代の方々から寄贈された貴重な資料の数々を展示します。

京都工芸繊維大学美術工芸資料館では、2010年から機械捺染に関わる展覧会を行ってきましたが、2013年に開催した「京都からアフリカへ 大同マルタコレクションにみる1960年代京都の捺染産業」展において、京都という伝統産業の地から、遠くアフリカに向けて大量のプリント生地を生産していたことが明らかになりました。この展覧会の後、日本のアフリカ向けプリントについての研究が広がり、日本の技術提供で現地生産を行った「アレワ紡」資料の調査につながりました。いわば、もう一つのアフリカンプリント生産といえる資料で、今回が初めての紹介となります。

アレワ紡は日本の十大紡(大日本紡績、東洋紡績、敷島紡績、大和紡績、倉敷紡績、呉羽紡績(のちに東洋紡績に合併)、鐘渕紡績、冨士紡績、日清紡績、日東紡績)が60%、(ナイジェリア40%)を共同出資して、ナイジェリア北部州カドナに設立した繊維生産工場です。原綿から製糸、織布、染色、加工の一貫工場で、当初は、紡績1万錘、織機400台、晒加工1セットでスタートし、のちに現地従業員4000人を超える西アフリカ有数の工場となりました。十大紡のほか、大阪染工、笠野染工、高木彫刻、ニチメンから専門の技術者が現地に赴任し、技術指導や経営を行いました。またアレワ紡は、日本のODA(政府開発援助)の先駆けでもありました。

1960年代から1980年代まで日本の繊維産業の技術者たちが、アフリカの現地従業員たちと製造したアフリカンプリントは、当時の現地生産を語る貴重な資料といえるでしょう。アレワ紡に関する作業書類や写真などもあわせ、繊維産業を通した日本とアフリカの交流の一面を知る機会となれば幸いです。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 京都工芸繊維大学美術工芸資料館

【展覧会】京都工芸繊維大学美術工芸資料館|肌色って何色? ポスターに見る皮膚表現 What Does Skin Color Mean ? |’23年1月10日ー2月17日

京都工芸繊維大学01 京都工芸繊維大学02京都工芸繊維大学美術工芸資料館
展覧会 肌色って何色? ポスターに見る皮膚表現
What Does Skin Color Mean ?
開催期間  2023年1月10日[火]- 2月17日[金]
休  館  日  日曜日・祝日、1月14日[土]
開館時間  10時 - 17時(入館は 16時30分 まで)
入  館  料  一 般 200円、大学生 150円、高校生以下 無 料
主  催  京都工芸繊維大学美術工芸資料館
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広告ポスターの表現方法や内容は、どのようなメッセージを誰に伝えたいかによって変化します。メッセージを届けたい相手の視線をどうやって惹きつけるか、それがポスターのヴィジュアル表現において最も重要であるといってもいいでしょう。本展覧会では、19世紀末から20世紀前半にかけての日本とフランスのポスターを中心に、広告ポスターにおける皮膚の表現を見ていきます。

近年、色鉛筆の種別から「肌色」という名称がなくなりました。それは私たちの皮膚の色がひとそれぞれに異なり、一様に「肌色」と決めることができないことを、私たちが意識するようになったからです。一方で、皮膚はその色でさまざまな意味を表現してもいます。健康具合は肌の赤みや青白さに現れますし、女性の「白い肌」は美の象徴とされてきました。
紙にインクを刷り込むことで成立するポスターは、限られた色数で人の肌を表現して来ました。そこには技術的な工夫と伝えたいメッセージが渾然一体となって込められています。ポスターで表現された皮膚のあり方は、私たちに訴えかけたいメッセージのための記号であり、また同時に私たちが「こうありたい」と思う欲望の反映でもあります。
社会的な価値観や慣習の中で私たちの皮膚に与えられた多くの意味が、どのようにポスターに表れているか、あらためて見直してみたいと思います。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 京都工芸繊維大学美術工芸資料館 ]

【展覧会】国立公文書館|令和4年度 第3回企画展|衛生のはじまり、明治政府とコレラのたたかい|’23年1月14日-3月12日

20221219164451_0000220221219164451_00001国立公文書館
令和4年度 第3回企画展
衛生のはじまり、明治政府とコレラのたたかい
会  期  令和5年1月14日[土]- 3月12日[日]
開館日時  月-日曜日 午前9時15分 ー 午後5時00分
      * 期間中無休 * 閲覧室の開室日時とは異なります。ご注意ください。
会  場  国立公文書館 東京本館
入  場  料  無 料

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欧米に並び立つ国家を目指していた明治政府は、諸外国の衛生を学び、取り入れ、明治8年(1875)には、衛生を専門に担う行政機関として内務省衛生局を設置しました。 しかしながら、その数年後には幕末に甚大な被害をもたらしたコレラが再び蔓延(まんえん)し、 流行を繰り返します。生まれて間もない日本の衛生行政は、コレラとのたたかいを通じて整えられていきました。
本展では、衛生行政のはじまりと、コレラに立ち向かう政府の様子、そして、コレラ以外も対象としたより広い伝染病の予防に関する制度が確立するまでをご紹介します。
本展では、衛生行政のはじまりと、コレラに立ち向かう政府の様子、そして、コレラ以外も対象としたより広い伝染病の予防に関する制度が確立するまでをご紹介します。

◉ 主な展示資料

長与専斎の職務経歴書
1205_01長与専斎(ながよせんさい)の職務経歴書
明治4年、医学教育制度を学ぶため岩倉使節団の文部省随行員として欧米に渡った長与専斎(1838-1902)は、 現地で、医学教育のみならず衛生行政を整えることの大切さを痛感します。 帰国後、内務省衛生局が設けられた際は、初代局長に就任し、以後17年もの長きにわたり局長を務め、 日本の衛生行政の基礎を築きました。

虎列剌病流行紀事
1205_02虎列剌病(これらびょう)流行紀事
明治12年のコレラ流行は、患者16万人超、うち死者10万人超という甚大な被害をもたらしました。 内務省衛生局がとりまとめた報告書には、各府県における流行の状況や、想定される感染経路などが記載されています。

伝染病予防法の制定
1205_03伝染病予防法の制定
明治10年代以降、幾度ものコレラ流行とその対応を通じて、伝染病に対する予防策をあらかじめ定め、 流行時にはその予防策にのっとって行動することの大切さが実感されました。 同30年、コレラを含む8つの伝染病を対象に「伝染病予防法」が定められます。 この法律は平成10年に「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律」(感染症法)が公布され、 翌年施行されたことに伴い廃止されるまで、100年もの長きにわたり日本の伝染病予防の根幹を担いました。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 国立公文書館

【展覧会】横尾忠則現代美術館|開館10周年記念 横尾忠則展 満満腹腹満腹|’23年1月28日-5月7日

横尾忠則現代美術館ポスター(予告)ポスターデザイン:横尾忠則

横尾忠則現代美術館
開館10周年記念 横尾忠則展 満満腹腹満腹
会  期  2023年1月28日[土]- 5月7日[日]
開館時間  10:00 - 18:00[入場は 閉館の30分前 まで]
休  館  日  月曜日
会  場  横尾忠則現代美術館(兵庫県立美術館王子分館)
      657-0837 兵庫県神戸市灘区原田通 3-8-30
      Tel:078-855-5607(総合案内)/ Fax:078-806-3888
観 覧 料  一 般 700円、大学生 550円、70歳以上 350円、高校生以下 無 料
主  催  横尾忠則現代美術館([公財]兵庫県芸術文化協会)、神戸新聞社
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開館10周年を記念し、これまでに開催した企画展をダイジェストで振り返る展覧会、「横尾忠則展 満満腹腹満腹」を開催します。
2012年の開館以来、当館は様々な角度から横尾の芸術に光を当ててきました。それは絶えざる変貌を求める作家の精神を反映した、一種の実験場のようでもありました。
10年前の開館記念展「反反復復反復」のセルフ・パロディーでもある本展では、限られた展示空間に、これまで開催された約30本の展覧会を限界まで詰め込むことを試みます。そこに立ち現れるカオス的な空間は、86歳を過ぎてもなお精力的に制作し続ける横尾の、尽きることのないエネルギーを象徴するものとなるでしょう。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 横尾忠則現代美術館

【展覧会】横尾忠則現代美術館|横尾さんのパレット|’22年8月6日-12月25日|会期終了乍蹔

横尾展ポスターポスターデザイン:横尾忠則

横尾忠則現代美術館
横尾さんのパレット
会  期  2022年8月6日[土]-12月25日[日]
開館時間  10:00-18:00[入場は閉館の 30 分前まで]
休  館  日  月曜日(ただし月曜が祝日の場合は開館し、翌平日休館)
会  場  横尾忠則現代美術館(兵庫県立美術館王子分館)
      657-0837 兵庫県神戸市灘区原田通 3-8-30
      Tel:078-855-5607(総合案内)/ Fax:078-806-3888
観  覧  料  一 般 700円、大学生 550円、70歳以上 350円、高校生以下 無 料
主  催  横尾忠則現代美術館([公財]兵庫県芸術文化協会)、神戸新聞社
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横尾作品の特徴である鮮やかな色彩に着目し、約40年の画家活動を振り返る展覧会。「ピンクガール」、「Y字路」、「A.W. Mandala」、「寒山拾得」など歴代の代表的なシリーズを含む作品を、テーマや様式から解放して色で分類、展示室をパレットに見立てたインスタレーションでヨコオワールドを再構築します。
また、使用済みのパレットや絵具など、作品が生まれる背景も合わせてご紹介します。
横尾さんの圧倒的な色の力を体感できるスペクタクルな空間をお楽しみください。

同時開催:YOKOO TADANORI COLLECTION GALLERY 2022 Part2
会  期  2022年8月6日[土]-12月25日[日]
開館時間  10:00-18:00 [入場は閉館の 30 分前まで]
休  館  日  月曜日 [ただし月曜が祝日の場合は開館し、翌平日休館]
会  場  横尾忠則現代美術館 4F 横尾忠則コレクションギャラリー * 2021年3月新設
観  覧  料  企画展のチケットでご覧いただけます。
      * 本展のみのチケットは販売しておりません。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 横尾忠則現代美術館

【展覧会】高知県立美術館|合田佐和子展 帰る途もつもりもない|’22年11⽉3⽇-’23年1⽉15⽇|終了企画

合田ポスター合田佐和子02

高知県立美術館
合田佐和子展
帰る途もつもりもない
会  期  2022 年 11 ⽉ 3 ⽇[木・祝]- 2023 年 1 ⽉ 15 ⽇[日]
休  館  日  12月27日[火]- 1月1日[日]年末年始以外は無休(臨時休館があります)
観  覧  料  一般当日 1,200円・大学生 850円・高校生以下 無 料
時  間  9:00 - 17:00(⼊場は 16:30 まで)
会  場  高知県立美術館 781-8123 高知県高知市高須353-2 TEL 088-866-8000
主  催  ⾼知県⽴美術館(公益財団法⼈⾼知県⽂化財団)、⾼知新聞社、RKC ⾼知放送
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もう帰る途(みち)もつもりもなかった ──
晩年の手稿に残した言葉のとおり、立ち止まることなく作風を変化させ、激しくも華やかな生涯を駆け抜けた,、美術家・合田佐和子(1940-2016、高知出身)。

1965年の個展デビュー以来、合田はオブジェや絵画、写真などのメディアを横断しながら制作活動を展開しました。69年以降は 2 つの劇団、「状況劇場」の唐⼗郎と、「天井桟敷」の寺⼭修司と協働し、公演の「顔」となるポスターの原画や妖しい魅⼒に満ちた舞台美術を数多く⼿がけました。ポス ターはもちろん、その原画となった油彩画のほか、本展初公開となる舞台の美術セット(書き割り)の 構想画などの展⽰を通し、合⽥の仕事の奥⾏きを探ります。 その表現はアングラが隆盛した時代の空気を体現するに至ります。しかし、90年代からはそれまでの退廃的な作風を脱ぎ捨て、内省に基づく独自の制作論の実践へと移行。作品はパステル調の色彩に彩られ、まばゆい光に満たされていきます。

男性作家が大多数を占めていた時代において、社会通念や因習にとらわれない、自由奔放な暮らしのなかで花開いた合田の表現は、ファッションや映画、音楽などの領域と高い親和性を示し、様々な分野の表現者から熱く支持されました。
その一方で、同時代の美術動向や批評の言説からは距離をとり、ひとつのスタイルに留まらずに繰り広げられた仕事は、美術の「正史」への位置付けが困難であるがゆえに、個人的・趣味的なものと見なされ、正当に評価されてきたとは言い難い側面があります。

本展は作家の没後初にして、過去最大規模の回顧展です。
現代美術やサブカルチャーの文脈に依拠しない合田の作品群は、その劇的ともいえる作風の変遷をも含め、無二のオリジナリティに支えられています。本展では、初期のオブジェから、初公開となる晩年の鉛筆画シリーズまで、300点を超える作品や資料を体系的に検証し、美術家・合田佐和子の全貌に迫ります。

※ 感染症予防対応実施中です。下掲詳細を確認の上ご参観を。
[ 詳 細 : 高知県立美術館 ]  { 活版アラカルト  高知県立美術館  過去ログまとめ }
★本展は高知県立美術館での展示終了後、東京都三鷹市:三鷹市美術ギャラリーでの巡回展が発表されています(2023年1月28日-3月26日)

{新宿餘談}サブカルだ、アングラだ、と、よもやあの熱狂の時代を懐かしく思いおこすとは想像だにしなかった。当欄{活版 à la carte}管理者は、かれらからは「旧体制・ふるい」とされた新劇の末端に短期間ながら籍をおいていた。いまや新劇ともどもサブカルもアングラも時代の主流から遠ざかっている。それでもなお、いまだに当欄では、天井桟敷:寺山修司 三沢市寺山修司記念館 の活動はできるだけ収録して、当時をしのぶ よすが としている。そしてこの「高知県立美術館」、目が離せない存在になってる。

【展覧会】高知県立美術館|ARTIST FOCUS #03|角田和夫 土佐深夜日記 ─ うつせみ|’22年10月29日-’23年1月9日

高知県美01 高知県美

高知県立美術館
ARTIST FOCUS #03
角田和夫
土佐深夜日記 ── うつせみ
会  期  2022年10月29日[土]- 2023年01月09日[月]
休  館  日  12月27日[火]- 1月1日[日]年末年始以外は無休(臨時休館があります)
観  覧  料  一般当日 370円・大学生 260円・高校生以下 無 料
会  場  高知県立美術館 781-8123 高知県高知市高須353-2 TEL 088-866-8000
主  催  高知県立美術館(公益財団法人高知県文化財団)
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「ARTIST FOCUS」の第3回として、高知県南国市在住の写真家、角田和夫の個展を開催します。
幼少より対人関係に悩み、閉じこもりがちで失意に暮れる思春期を過ごした角田は、20歳頃に兄からカメラを譲り受けたことで、外界と関わり合う方法としての写真と出会います。以降、カメラに導かれるようにして、自らの表現と活動のフィールドを押し広げてきました。

本展では、角田が一貫して拠点とする高知の街を、肉眼では見えない光も捉えることができる「赤外線フィルム」によって写した3つのシリーズに焦点をあてます。暗夜の公園や、雑木林を心象風景として切り取った最初期作〈満月の夜〉、叔父の勤めるゲイバーを中心に、80年代の歓楽街を写した〈土佐深夜日記〉、そして三十余年を経てパンデミック禍の高知に再びカメラを向けた最新作〈続土佐深夜日記〉によって構成し、独自の抒情性を湛えた作品世界を紹介します。

本展タイトルにある「うつせみ」とは〝この世〟あるいは〝この世を生きる人〟を意味します。被写体に自身の弱さや、孤独な心情を響き合わせることで生み出されるモノクロームの写真には、夜の闇の深さと共に、そこに生きる人々が放つ、力強く眩いまでの光が焼き付けられています。撮影と暗室作業は、自身を癒す〝セラピー〟だと語る角田の作品を通して、観る人それぞれが今を生きることの手触りを得られる場となれば幸いです。

作家プロフィール 角田 和夫(すみだ・かずお)
1952年高知市生まれ、南国市在住。1999年、文化庁芸術家在外研修員としてニューヨークに滞在。以降、撮影のため度々渡米。2002年、第11回林忠彦賞受賞。作品は「パリフォト」「AIPAD」など国際的アートフェアへ出品されるほか、シカゴ美術館、デンバー美術館に収蔵される。主な写真集に、2002年『ニューヨーク地下鉄ストーリー』、同『シベリアへの旅路―わが父への想い』、2014年『土佐深夜日記』などがある。

※ ARTIST FOCUS とは …… ジャンルや年齢を問わず、当館学芸員が推薦した高知ゆかりの作家を紹介する展覧会シリーズです。
※ 本展は、一部の作品に性的な表現が含まれています。

※ 感染症予防対応実施中です。下掲詳細を確認の上ご参観を。
[ 詳 細 : 高知県立美術館
[ 関 連 : YouTube 高知さんさんテレビ モノクロ写真に浮かぶ「夜の街に生きる人々の輝き」高知市で写真展 (22/12/05)02:58 ]

【会員情報】ぢゃむ 杉本昭生さん|活版小本 新作 ── 森 鷗 外『 團 子 坂 』

杉本昭生01 杉本昭生02 杉本昭生03 杉本昭生04

{ ぢゃむ 杉本昭生 活版小本 一筆箋 }

森鷗外の一幕物のひとつ「團子坂」です。
登場人物は学生(賢そうなのでだふん帝大生)と、
女学生(銀行とか大企業の偉い人の娘のよう)。
推しの強い女学生と、生真面目すぎる男学生との会話がもどかしい
明治時代の男女交際の話です。
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制作はあまり考えずにできました。
すんなりできたふん「味のない本」になってしまった気がします。
美しい装幀が本の価値を高め、内容のグレードを上げることはわかりますが、
きままな一人遊びゆえ、外注するほどのこだわりもなく。
手持ちの紙や布を選んで仕上げているので
変わり映えがしないのも むべなるかな、というところです。
下駄買って

【 詳 細 : ぢゃむ 杉本昭生 活版小本 】 { 活版アラカルト 活版小本 既出まとめ 
[ 参 考 : 活版アラカルト〔展覧会〕文京区立 森鷗外記念館|特別展  写真の中の鷗外  人生を刻む顔|’22年1月9日-4月17日 ]

【展覧会】国立工芸館|工芸館と旅する世界展 ─ 外国の工芸とデザインを中心に|’22年12月20日-’23年2月26日

国立工藝館国立工芸館
工芸館と旅する世界展 ── 外国の工芸とデザインを中心に
会  期  2022年12月20日[火]- 2023年2月26日[日]
会  場  国立工芸館(石川県金沢市出羽町3-2)
開館時間  午前9時30分 - 午後5時30分 * 入館は閉館の30分前まで
休  館  日  月曜日(1月2日, 1月9日は開館)、年末年始(12月28日-1月1日)、1月10日[火]
観  覧  料  一  般  300円 / 大 学 生 150円  * 各種割引があります。下掲詳細参照
主  催  国立工芸館
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国立工芸館では、日本国内の工芸作品のみならず、世界各国の工芸家やデザイナーの作品収集も行い、さまざまな展覧会を開催してきました。コレクションのうち、外国人作家の作品は工芸作品が
約180点、デザイン作品が約300点におよびます。
本展では、これまでまとめて展示する機会の少なかった海外作家による作品を中心に約100点をご
紹介します。工芸やデザイン、それを生み出す場所の歴史や風土との関わりにも目を向ける機会となるでしょう。なかなか自由に活動することが難しい今、作品を通して、工芸とデザインをめぐる世界旅行に出かけてみませんか?

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上ご参加を
[ 詳 細 : 国立工芸館 ]

【展覧会】茨城県天心記念五浦美術館|企画展 のぞいてみよう!! 東京美術学校課題画展|’22年12月10日-’23年2月5日|終了

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茨城県天心記念五浦美術館
企画展 のぞいてみよう!! 東京美術学校課題画展
会  期  2022年12月10日[土]- 2023年2月5日[月]
会  場  319-1703  茨城県北茨城市大津町椿2083  TEL 0293-46-5311
休  館  日  月曜日
      ただし1月2日[月・振]、9日[月・祝]は開館、1月10日[火]は休館
開館時間  9:30 - 17:00(入場は 16:30 まで)
入  場  料  一 般 320円 / 満70歳以上 160円 / 高大生 210円 / 小中生 150円
      ※ 身体障害者手帳等提示の方、および付き添いの方(1人まで)は無料
      ※ 土曜日は高校生以下無料
主  催  茨城県天心記念五浦美術館
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明治20(1887)年、日本の伝統的な美術を学ぶ場として、現在の東京藝術大学美術学部の前身である東京美術学校が設立され、明治22(1889)年に開校しました。文明開化に伴う急速な西欧化に対し、日本独自の美術文化を守り、継承していく必要性を思案していた岡倉天心(1863-1913)は、その中心となって開設・運営に携わり、芸術家たちの育成に奮励しました。
天心ゆかりの地五浦に所在する当館では、東京美術学校の学生たちが授業や入学試験、進級試験等で描いたとされる課題画を2850点所蔵しています。
本展覧会では、当館が所蔵する課題画コレクションの中から、臨画(りんが)、デッサン、新案といった課題ごとに作品を紹介します。横山大観をはじめとする同校で学んだ学生時代の作品から、巨匠たちが若き日に積んだ研鑽の様子をご覧ください。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上展観を。
[ 詳 細 : 茨城県天心記念五浦美術館

【展覧会】あべのハルカス美術館|アリス ─ へんてこりん、へんてこりんな世界 ─ Alice : Curiouser and Curiouser|’22年12月10日-’23年3月5日

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あべのハルカス美術館
アリス ── へんてこりん、へんてこりんな世界 ──
Alice : Curiouser and Curiouser
開催期間  2022年12月10日[土]- 2023年3月5日[日]

開館時間  火 - 金 / 10:00 - 20:00
      月土日祝 / 10:00 - 18:00 *入館は閉館30分前まで
会  場  あべのハルカス美術館
      大阪市阿倍野区阿倍野筋 1-1-43 あべのハルカス 16 F
休  館  日  2022年12月12日[月]、31日[土]、2023年1月1日[日]
入  館  料  一 般 1,800円、大 高 生 1,400円、中 小 生 500円
主  催  あべのハルカス美術館、ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館、朝日新聞社、
      関西テレビ放送
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ルイス・キャロルの『不思議の国のアリス』は、1865年に初版本が発行されて以来、今もなお世界中の人々を魅了し続けています。本展は、英国ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館(V & A)発の国際巡回展です。ジョン・テニエルの貴重な原画をはじめ、物語をモチーフにした映画やデザイン、舞台やファッションなど、約300点の作品をとおして、約160年の長きにわたり愛され続ける『不思議の国のアリス』の魅力を紐解きます。

※ 大和文華館、松伯美術館、あべのハルカス美術館は、近鉄グループが運営する美術館です。
※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上ご参観を。

[ 詳 細 : あべのハルカス美術館  展覧会公式サイト

【展覧会】奈良国立博物館|式年造替記念特別展 春日大社 若宮国宝展 ― 祈りの王朝文化 ―|’22年12月10日- ’23年1月22日|終了

奈良国博ポスター

奈良国立博物館
式年造替記念特別展
春日大社 若宮国宝展 ― 祈りの王朝文化 ―
会  期  令和4年(2022)12月10日[土]- 令和5年(2023)1月22日[日]
会  場  奈良国立博物館 東・西新館
休  館  日  毎週月曜日(ただし 1月2日[月・休]、1月9日[月・祝]は開館)
      年末年始(12月28日-1月1日)、1月10日[火]
開館時間  午前9時30分-午後5時  * 入館は閉館の 30分前 まで
観覧料金  一 般 1,600円、 高 大 生 1,400円、 小 中 生 700円
主  催  奈良国立博物館、春日大社、朝日新聞社、NHK奈良放送局、NHKエンタープライズ近畿
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令和4年(2022)10月、春日大社の摂社、若宮神社の本殿(重要文化財)の 御造替 -ごぞうたい- が完了します。御造替とは、社殿を造り替え、神宝や調度品などを新調する事業で、古来、20年に一度を式年として行われてきました。本展覧会はこの大事業の完成を記念して開催する特別展です。
春日若宮神は、春日大社本社本殿に祀られる四神の御子神 -みこかみ- として、長保5年(1003)3月3日 巳 -み- の刻 に誕生したと伝えられています。御名を 天押雲根命 -あめのおしくもねのみこと-、あるいは五所王子(ごしょのみこ  五番目の神の意)といい、水徳の神、五穀豊穣神、さらには学問の神として広く信仰されてきました。毎年12月に行われる「春日若宮おん祭」は、大和一国を挙げた盛大な祭礼として全国にも知られ、保延2年(1136)の開始以来、およそ900年近い伝統を誇るものです。

奈良国博トップ国 宝 若宮御料古神宝類 銀鶴   奈良・春日大社

本展では、藤原摂関家をはじめ平安貴族が若宮神に奉納した太刀や弓、飾り物など、当時最高峰の技術を集めた工芸品から、壮麗な王朝文化の世界を感じていただき、また古来の祭礼や神事芸能の数々をご紹介いたします。さらに、過去、現在の御造替にかかわる器物や歴史資料を通して、これを支えた人々の熱意と努力の軌跡をふり返ります。本展が、日本文化の奥深さと素晴らしさを再確認していただく機会になればと願っております。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上観覧を。
[ 詳 細 : 奈良国立博物館

【特別長期公開】奈良国立博物館 なら仏像館|特別公開 金峯山寺仁王門 金剛力士立像 ― 奈良・金峯山寺所蔵 ―|’2021年2月23日-仁王門修理完了まで(令和10年度予定)

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奈良国立博物館 なら仏像館
特別公開 金峯山寺仁王門 金剛力士立像
― 奈良・金峯山寺所蔵 ―
展示期間  令和3年(2021)2月23日[火・祝]-仁王門修理完了まで(令和10年度予定)
開館時間  令和3年(2021)11月16日[火]から当面の間
      午前9時30分-午後5時まで * 毎週土曜日および12月17日[金]は午後7時まで
      * いずれも入館は閉館の30分前まで
休  館  日  毎週月曜日(休日の場合は翌日。連休の場合は終了後の翌日)、12月28日-1月1日
      * その他、臨時に休館日を変更することがあります。
観覧料金  一 般 700円、大学生 350円、高校生以下および18歳未満の方は 無 料
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奈良県吉野町に位置する金峯山寺-きんぷせんじ-の重要文化財 木造金剛力士立像-こんごうりきし りゅうぞう)2 軀を、令和3年(2021)2月23日から特別公開しております。
この金剛力士像は、金峯山寺仁王門(国 宝)に安置される 像高 5 メートルに達する巨像で、彫刻部門の指定品の中では東大寺南大門像に次いで 2 番目に大きい像です。像内の銘文により、南北朝時代の延元3年(1338)から翌年にかけて 南都大仏師  康成-こうじょう-によって造られたことがわかっています。
同像は令和元年(2019)の夏に仁王門の修理のために搬出され、同館の文化財保存修理所へと移動して保存修理が進められました。保存修理は完了しましたので、金峯山寺仁王門(国 宝)の修理が完成するまで、奈良国立博物館 なら仏像館 にて展示公開することとなりました。

* 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上展観を。
[ 詳細 : 奈良国立博物館 本覧初出:2022年1月17日

YouTube  ならはくチャンネル|なら仏像館 特別公開「金峯山寺仁王門 金剛力士立像動画」】
Part1  搬入・展示編  ◉ Part2  解説編  ◉ Part3  解説編  ◉ Part4  解説編

【展覧会】国立西洋美術館|版画で「観る」演劇|フランス・ロマン主義が描いたシェイクスピアとゲーテ|’22年10月8日-’23年1月22日|終了

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国立西洋美術館
版画で「観る」演劇
フランス・ロマン主義が描いたシェイクスピアとゲーテ
会  期  2022年10月8日[土]- 2023年1月22日[日]
開館時間  9:30 - 17:30
      毎週 金・土曜日:9:30 - 20:00 * 入館は閉館の30分前まで
休  館  日  月曜日、10月11日[火]、12月30日[金]-2023年1月1日[日]、1月10日[火]
      (10月10日[月・祝]、2023年1月2日[月・祝]、1月9日[月・祝]は開館)
会  場  国立西洋美術館 新館2階 版画素描展示室
主  催  国立西洋美術館
観覧料金  一 般  500円、大学生  250円      * 本展は常設展の観覧券または「ピカソとその時代 ベルリン国立ベルクグリューン美術館展」観覧当日に限り、同展観覧券でご覧いただけます。
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18世紀後半から19世紀前半にかけて勃興したロマン主義運動は、文学・音楽・美術など分野を超えて展開し、なかでもフランス・ロマン主義においては外国文学を着想源とした情感豊かな作品が生み出されました。特に古典演劇の規範から外れた自由な構成で、運命や自然に抗い苦悩する人間の姿と心理を描いたシェイクスピアとゲーテの戯曲は様々な芸術家たちに影響を与え、美術においては画家ウジェーヌ・ドラクロワ(1798-1863年)とテオドール・シャセリオー(1819-56年)に霊感をもたらしました。

本企画では、当館所蔵作品より、ドラクロワ最初の文学主題版画とされる《魔女たちの言葉を聞くマクベス》をはじめ、ロマン主義版画における金字塔ともいうべき連作の数々―ドラクロワの〈ファウスト〉と〈ハムレット〉、そしてシャセリオーの〈オセロ〉―を展覧します。同時代の舞台表象の影響をうかがわせる一方で、いずれも場面にみなぎる感情の描出において独創性を有するこれらの作品は、まさに二人の画家の綿密な精読と豊かな想像の結実ともいうべきものです。
ドラクロワとシャセリオーによって命を吹き込まれた登場人物たち、そして鮮烈に描き出されたドラマの数々をご堪能ください。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上参観を。
[ 詳 細 : 国立西洋美術館

【展覧会】大分県立美術館|大本山 相国寺と金閣・銀閣の名宝|’22年11月26日ー’23年1月22日

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大本山 相国寺と金閣・銀閣の名宝
会  期  2022年11月26日[土]ー 2023年1月22日[日]
開館時間  10:00 - 19:00(入場は 閉館の30分前 まで)
      * 金曜日・土曜日は20時まで開館
休  館  日  12月26日[月]
会  場  大分県立美術館 3階 展示室 B・コレクション展示室
観  覧  料  一 般 1200円、大学・高校生 800円、中学生以下 無 料
      * 障がい者手帳等をご提示の方とその付添者1名は無料
      * 学生の方は入場の際、学生証をご提示ください。
問合せ先  大分県立美術館 TEL:097-533-4500
主  催  公益財団法人大分県芸術文化スポーツ振興財団・大分県立美術館、日本経済新聞社

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京都の名刹・相国寺は、1382(永徳2)年に夢窓疎石を開山として、室町幕府3代将軍の足利義満が創建した寺院です。金閣(鹿苑寺)、銀閣(慈照寺)、大光明寺は、相国寺の塔頭寺院として知られています。大本山相国寺をはじめとしたこれらの寺院は、日本文化を代表する貴重な文化財を数多く守り伝えてきました。
本展覧会では、禅画や墨蹟、唐物や茶道具などの美術工芸品の他、雪舟、千利休、長谷川等伯、狩野探幽、伊藤若冲、円山応挙、本阿弥光悦、野々村仁清、尾形乾山ら、室町から江戸期の巨匠や、さらには大分県日田市出身の日本画家・岩澤重夫の金閣寺客殿障壁画まで、選りすぐりの寺宝をご紹介します。日本文化が誇る「美」の世界を存分にご堪能ください。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上参観を。
[ 詳 細 : 大分県立美術館  展覧会特設サイト
[ 関 連 :活版アラカルト【展覧会】 伊藤若冲生誕三〇〇年記念展[後期] 相国寺承天閣美術館 5月21日まで 杉本昭生さんとand more
[ 動 画 : YouTube  大分県立美術館OPAM『大本山 相国寺と金閣・銀閣の名宝』学芸員による見どころ紹介(インタビュアー:梶原史帆)21:49]

【展覧会】鎌倉市 鏑木清方記念美術館|企画展 冬の輝き ─ 美人画と押絵羽子板 ─|’22年12月2日-’23年1月9日|終了企画

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鎌倉市 鏑木清方記念美術館
企画展 冬の輝き ── 美人画と押絵羽子板 ──
会  期  2022年12月2日[金]- 2023年1月9日[月・祝]
開館時間  午前9時00分 - 午後5時00分(最終入館は午後4時30分まで)
休  館  日  毎週月曜日、12月29日[木]-1月3日[火]、1月9日[月・祝]は開館。
会  場  248-0005 神奈川県鎌倉市雪ノ下一丁目5番25号 
      tel. 0467-23-6405 fax. 0467-23-6407
観  覧  料  一 般  350円、小・中学生  150円
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鏑木清方は随筆で「冬をさう厭はしく思ふことはなかった。第一好きな雪が降る。」
(『鏑木清方文集四 春夏秋冬』)とつづり、落ち葉焚きや小雪の舞う黒田川など凛とした冬の美しさを好んで描きました。また、年の暮れから新年の賑わう街と人々の様子にも趣を感じ、古きよき新春の風景も作品や口絵に描きました。
本展覧会では、冬景色に取材した作品とともに、名押絵師・永井周山が清方作品を意匠化した押絵羽子板「明治風俗十二ケ月」をご紹介します。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上観覧を。
[ 詳 細 : 鎌倉市 鏑木清方記念美術館

【展覧会】郵政博物館|企画展 卯年年賀状展|’22年12月6日-’23年1月9日

郵政博物館

郵政博物館
企画展 卯年年賀状展
会  期  2022年12月6日[火]- 2023年1月9日[月・祝]
休  館  日  12月12日[月]・19日[月]・28日[水]- 1月1日[日・祝]
開館時間  10:00-17:30 * 入館は 17:00 まで
会  場  郵政博物館
      131-8139   東京都墨田区押上1-1ー2   東京スカイツリータウン・ソラマチ 9 F
      TEL:03-6240-4311
入  館  料  大 人 300円 / 小中高校生 150円
主  催  郵政博物館
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2023年の干支は卯です。
一般的にうさぎといえば穏やかで温厚な小動物というイメージを抱く人が多いでしょう。昔からペットとして人気があり、室内でも飼いやすいということで、コロナ渦において人気が高まっています。
卯年はうさぎが跳ねることから「飛躍する」年、そして卯の字は、祭祀のときの肉を2つに裂いた形からできたとされていることから時代の区切り「契機になる」年だといわれています。
今回の展示では、干支の卯にあやかり、コロナから区切りとなる「契機になる」年に、更なる「飛躍する」年になるよう、卯年の年賀切手の意匠となる郷土玩具を紹介するとともに、日本漫画家協会所属の漫画家の先生方の描きおろし卯年の年賀状、日本絵手紙協会による「みんなの絵手紙年賀状展2023」の展示をします。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上観覧を。
[ 詳 細 : 郵政博物館

【展覧会】青梅市立美術館|館蔵企画展「没後30年ー藤本能道展」|’22年11月19日-’23年1月15日

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青梅市立美術館
館蔵企画展「没後30年ー藤本能道展」
会  期  2022年11月19日[土]- 2023年1月15日[日]
開館時間  午前9時 - 午後5時(入館は 午後4時30分 まで)
休  館  日  月曜日(ただし、1月9日[月]は祝日のため開館し、1月10日[火]は休館)
      年末年始12月29日[木]- 1月3日[火]
観  覧  料  大 人 200円、小・中学生 50円
      * 青梅市吉川英治記念館 との共通観覧券(大人600円、小人200円)を販売中。
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本展は当市に窯を構えた陶芸家・藤本能道(ふじもと・よしみち 1919-92年)の、没後30年を記念した展覧会です。当館には未完成品を含めて、約90点の作品が所蔵されており、ここ数年間、それらの調査を集中的に行ってきました。
本展ではこうした活動を踏まえて、これまで展示する機会が少なかった未完成作品も、色絵陶磁の名品や珍しいオブジェと合わせて展示します。青梅の雄大な自然を背景にした、藤本の創作の軌跡を、人間国宝に指定される契機となった、色絵磁器の技法の解説と合わせてお楽しみください。

◆ 作家紹介 藤本 能道-ふじもと・よしみち
1919年 現在の東京都新宿区大久保に誕生。
1941年 東京美術学校(現・東京藝術大学美術学部)工芸科図案部を卒業。
1942年 色絵磁器の加藤土師萌に師事。本格的に陶芸の道に進む。
1944年 色絵磁器の大家・富本憲吉に師事し、磁器の染付、上絵付けなどを学ぶ。
1947年 富本を中心に結成された新匠美術工芸会の創立に参加。
1956年 京都市立美術大学(現・京都市立芸術大学)専任講師に就任。モダンアート協会や走泥社へオブジェ作品を出品。
1962年 東京藝術大学助教授に就任。以降、同大教授、学長を歴任。
1973年 青梅市梅郷に築窯。色絵磁器の研究と制作に専念。
1986年 白磁を作る段階で着彩(釉描)した素地に色絵(加彩)を施す「釉描加彩」の開発により、重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定。
1992年 死去。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上参観を。
[ 詳 細 : 青梅市立美術館