久能山東照宮博物館
新春特別展「徳川家康公展」
期 間 令和4年(2022年)12月26日[月]- 令和5年(2023年)3月21日[火・祝]
前 期:令和4年12月26日-令和5年2月17日
後 期:令和5年 2 月18日ー令和5年3月21日
所 在 地 422-8011 静岡県静岡市駿河区根古屋390 TEL. 054-237-2438
入 館 料 博 物 館 大 人 400円、 小 人 150円
社殿共通 大 人 800円、 小 人 300円
※ 大人は高校生以上、小人は小学生・中学生とする
休 館 日 無 休
入館時間 9:00 - 17:00(最終入館時間は 16:45)
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久能山東照宮博物館では、御祭神である徳川家康公の生誕480年を記念し、「徳川家康公展」を開催致します。
期間中は家康公所用の甲冑3領(全て重要文化財)を全て展示する他、「徳川家康関係資料」として重要文化財として登録されている家康公が晩年使用していたお手回り品、更には家康公所用の刀剣(重要文化財 太刀 無銘光世作ほか)など、当館で所蔵している家康公関連の資料を一挙公開致します。
※ 刀剣は前期後期で一部入れ替え。前期に 重要文化財 太刀 無銘光世作(ソハヤノツルキ)を、後期に 国宝 太刀 銘 真恒を展示致します。
※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上ご観覧を
[ 詳 細 : 久能山東照宮博物館 展示品リスト PDF ]
{新宿餘談} さすがに在るところには有るものだ、とズラリと重要文化財がならんだ「展示品リスト」をみておもう。
廃仏毀釈をかかげた明治政府の初期、権力のたかみから転落した徳川家と、そのふたつの菩提寺、上野寛永寺(天台宗)、芝増上寺(浄土宗)の寺領は大幅に削られ、僧侶の多くは還俗畜髪して神官となり、堂宇は荒廃に任せて放置された。
徳川家康の遺品の多くが静岡に残されたのは好運だった。二代秀忠は芝増上寺に墓があるが、何度も改葬され、現在は火葬に付され、窮屈な徳川家廟に押しこめられている。遺品などもほとんど知られていない。権力とはすぐる権力にたいして容赦ないのは、古今東西を問わないようである。