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【公演】六代目片岡愛之助ほか 第十一回 出石ーいずし 永楽館歌舞伎 10月18日-24日

eirakukan_201810_f3_c6bcc8c730d9ac30f2dd90981536c810 永楽座うら

第十一回 出石ーいずし 永楽館歌舞伎
平成30年10月18日[木]-24日[水
    昼の部 午前11時30分ゟ
    夜の部 午後4時ゟ
    * 24日[水]は昼の部のみ 【貸切】19日[金]昼の部
会  場  出石ーいずし 永楽館
料  金  全席指定 12,000円[税込]
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<演目と配役──見どころ>
昼の部・夜の部

一、御所桜堀川夜討-ごしょざくらほりかわようち
弁慶上使-べんけいじょうし

                        武蔵坊弁慶  片岡 愛之助
                          おわさ  中村 壱太郎
                    卿の君/腰元しのぶ  上村 吉太朗
                          花の井  上村  吉弥
                         侍従太郎  大谷  桂三
☆ みどころ
豪傑、武蔵坊弁慶が生涯一度だけ恋をし、
大泣きしたという伝説を描いた時代物の傑作
懐妊のため静養中の源義経の正室、卿の君のもとを、源頼朝の上司として武蔵坊弁慶が訪れます。弁慶は源頼朝より反逆人の平時忠の娘である卿の君の首を討つようにと命を受けていたのです。侍従太郎は、妻の花の井とともに、卿の君に瓜二つの腰元しのぶを身替りに立てようとしますが、しのぶの母おわさは、18年前に一度だけ契った、しのぶの父にあたる男に娘を会わせるまでは死なせるわけにはいかないと、頑なに拒みます。
実は弁慶こそがしのぶの父親。弁慶は自分が親だと名のり出たい気持ちを抑え、卿の君の身替りとしてしのぶの首を刎ねるのでした。歌舞伎の様式美あふれるなか、夫婦、親子の情愛、そして忠義を尽くす武士の姿を描いた名作をご堪能ください。

二、お目見得 口上-こうじょう
                              幹部俳優出演
☆ みどころ

出演する幹部俳優がご挨拶を申し上げます。歌舞伎を身近に感じていただきたいという出演者の意気込みが伝わる口上は、小さな芝居小屋「出石永楽館」ならではの恒例の一幕です。

人気投票によりアンコール上演決定!
水口一夫 作・演出
三、神の鳥-こうのとり

              狂言師右近実はこうのとり(男)  片岡 愛之助
                      山中鹿之介幸盛  片岡 愛之助
              狂言師左近実はこうのとり(女)  中村 壱太郎
                     こうのとり(子)  片岡 愛三朗
                         傾城柏木  上村  吉弥
                         赤松満祐  大谷  桂三
☆ みどころ

幸せを運ぶという霊鳥コウノトリを題材にした新作舞踊劇
時は室町時代。播磨を拠点に勢力を拡大していた守護大名の赤松満祐は、将軍足利義教を討ち果たし、今や飛ぶ鳥落とす権勢を誇っていました。
出石神社の社頭では、満祐の天下掌握を祈願する宴が開かれようとしています。ひと際目を引くのは大きな鳥籠。中には神の使いとされる“こうのとり”が捕らえられています。その肉を食べると長寿を得るという伝説に従い、家臣が満祐に献上した生贄だったのでした。
まだ幼い子どもの“こうのとり”を殺して料理しようと、家臣たちが鳥籠をとり囲むと、突然辺りが真っ暗となり、狂言師の二人連れが現れます。二人は満祐の前で奉納の舞を披露しますが、やがて鳥籠に近づいたかと思うと ……。
但馬の霊長 “ こうのとり” を題材に新たに書き下ろされた、ご当地但馬地方が舞台の舞踊劇です。これまで永楽館で上演した18演目のなかからお客様に「もう一度見たい」演目を公募で選んでいただき、待望の再演が決まりました。錦絵を見るような歌舞伎らしい華やかな舞台にどうかご期待ください。

※昼の部/夜の部 同一演目にて上演します。
【詳細:歌舞伎座 出石 永楽館

{六代目片岡 愛之助と、出石-いずし 永楽館 兵庫県豊岡市出石町柳17ー2}

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