タグ別アーカイブ: 美術館「えき」KYOTO

【展覧会】美術館「えき」KYOTO|イッタラ展 フィンランドガラスのきらめき|’24年2月17日-3月29日|

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美術館「えき」KYOTO
イッタラ展
フィンランドガラスのきらめき
Iittala ── Stars of Finnish Glass
会  期  2024年2月17日[土]- 3月29日[金]  ※会期中無休
会  場  美術館「えき」KYOTO
      〠 600-8555 京都市下京区烏丸通塩小路下ル東塩小路町
      ジェイアール京都伊勢丹7階隣接 TEL:075 (352) 1111 (大代表)   
開館時間  午前10時 - 午後7時30分  * 入館締切 閉館30分前
休  館  日  展示入替期間
入  館  料  当日・個人・税込 * 各種割引、優待情報などは下掲詳細参照
      一 般 1,000円、 高・大学生 800円、 小・中学生 600円
特別協力  Iittala
主  催  美術館「えき」KYOTO、京都新聞、フィンランド・デザイン・ミュージアム、朝日新聞社
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フィンランドを代表するライフスタイルブランド、イッタラ。1881年にフィンランド南部のイッタラ村に設立されたガラス工場からスタートした同ブランドは、アルヴァ・アアルトやカイ・フランクらフィンランドデザインの発展を牽引した建築家やデザイナーとともに歩んできました。美しさと機能性をすべての人へ提供するという彼らの思想のもと送り出されてきたプロダクトは、今なお世界中で愛されつづけています。

本展はイッタラ創立140周年を記念し、フィンランド・デザイン・ミュージアムが2021年に開催した展覧会を再構成し、さらに日本展ではイッタラと日本の関係に焦点を当てた章を加えて開催します。イッタラの歩みを象徴する20世紀半ばのクラシックデザインからモダンデザインのガラスを中心に、陶器や磁器、映像やインスタレーションを交え、作品や資料を通して、その技術と哲学、デザインの美学に迫ります。
イッタラのプロダクトの歴史を見れば、一つのブランドとしての枠組みを超えて、デザイン史、フィンランドの文化と社会情勢、人々のライフスタイルの変化などの背景と深くむすびついていることが明らかになるでしょう。時代を超えて今なお多面的に輝き続けるイッタラの世界を是非ご堪能ください。

※ 巡回会場と展示数が異なります。

■「イッタラ展」販売コーナー
会場出口の販売コーナーに、展覧会公式図録、限定アイテムなど多数取り揃えております。
※ 本展は、販売コーナーのみのご利用、また販売コーナーから展覧会会場への再入場はできません。
※ 一度、展覧会会場を出られますと、再入場できません。予めご了承ください。

※ 本展覧会は事前予約不要ですが、混雑状況により入館をお待ちいただく場合があります。
※ 下掲公式詳細サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 美術館「えき」KYOTO  「イッタラ展」展覧会公式WEBサイト 

【展覧会】美術館「えき」KYOTO|絵本作家 谷口智則展 ~ いろがうまれるものがたり ~|’23年8月5日-9月3日|会期末

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美術館「えき」KYOTO
絵本作家 谷口智則展
~ いろがうまれるものがたり ~
会  期  2023年8月5日[土]- 9月3日[日] * 会期中無休
会  場  美術館「えき」KYOTO
      京都駅ビル内ジェイアール京都伊勢丹7階隣接    
開館時間  午前10時 - 午後7時30分 * 入館締切 閉館30分前
入  館  料  当日・個人・税込 * 各種割引、優待情報などは下掲詳細参照
      一 般 900円、 高・大学生 700円、 小・中学生 500円
主  催  美術館「えき」KYOTO、朝日新聞社、京都新聞
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「海外の絵本作家の展覧会を見て、たとえ言葉が通じなくても、世界中の子どもから大人までたくさんの人に、想いや感動を伝えられる絵本が作りたいと思った。」と語る大阪在住の絵本作家、谷口智則さん。金沢美術工芸大学で日本画を専攻しながら、絵本作家になる夢を追い、独学で絵本作りをはじめます。
黒い紙に6色のアクリル絵具で色深い独特な世界を描き、2004年『サルくんとお月さま』で絵本作家デビューを果たしました。サルくんが森に落ちて泣いているお月さまを、自分の得意な木登りで空に返して笑顔にしてあげたというストーリー。
大人気の『100にんのサンタクロース』は、子どもの数だけサンタがいたら…世界中の全ての子どもたちのところにサンタが来るような世界になればという願いを込めた絵本です。

現在は絵本の世界にとどまらず、カンボジアへの絵本支援、保育園や幼稚園、動物園の壁画やモニュメントの制作をはじめ、四條畷市PR大使としてサンタクロースのオブジェで地元の観光や街巡りのプロジェクトに貢献。また、ライブペインティングやワークショップの開催、ギャラリー&カフェを経営するなど幅広く活躍中です。
本展では、新作を含む約20タイトルの絵本から原画を中心にサンタの立体など約250点の作品をご紹介します。

また、展覧会オリジナルグッズの販売をはじめ、サイン会などイベントも多数開催します。
夏休みは、谷口智則の絵本の世界をお楽しみください。

※ 本展覧会は事前予約不要ですが、混雑状況により入館をお待ちいただく場合があります。
※ 下掲公式詳細サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 美術館「えき」KYOTO ] 

【展覧会】美術館「えき」KYOTO|芭蕉布 人間国宝・平良敏子と喜如嘉の手仕事|’23年9月9日-10月29日|終了

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芭蕉布 
人間国宝・平良敏子と喜如嘉の手仕事
会  期  2023年9月9日[土]- 10月29日[日] 会期中無休
会  場  美術館「えき」KYOTO
      京都駅ビル内  ジェイアール京都  伊勢丹7階隣接
開館時間  午前10時 - 午後7時30分   * 入館締切 閉館30分前
入  館  料  当日・個人・税込 * 各種割引、優待情報などは下掲詳細参照
      一 般 900円、 高・大学生 700円、 小・中学生 500円
主  催  美術館「えき」KYOTO、朝日新聞社、京都新聞
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今時こんな美しい布はめったにないのです。いつ見てもこの布ばかりは本物です ― 柳 宗悦

芭蕉布とは、亜熱帯を中心に分布する植物「糸芭蕉」の葉柄からとれる繊維を材料とした沖縄を代表する織物のことです。第二次世界大戦後に消滅しかけた芭蕉布を、生まれ育った大宜味村喜如嘉-おおぎみそんきじょか-で、糸芭蕉の畑を自ら復活させ、工房を作り、現代へと繋いだのが人間国宝・平良 敏子(たいら としこ、1921-2022年)でした。
芭蕉布は、3年ほどかけて糸芭蕉を育てることからはじまります。収穫後の糸づくりから、染め、織りまで、膨大な時間をかけ、30近い工程を経て完成していきます。この貴重な芭蕉布は、喜如嘉の女性たちの努力と熱い志によって、今も大切に受け継がれています。

本展では、芭蕉布の着物、帯、裂地や資料など約70点にわたり展覧いたします。
糸が織りなす透けるような風合い、古くから伝わる琉球藍や車輪梅の力強い色彩、バラエティに富んだ絣柄の世界など、沖縄の伝統文化である美しい手仕事の魅力を存分にお楽しみください。

※ 本展覧会は事前予約不要ですが、混雑状況により入館をお待ちいただく場合があります。
※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 美術館「えき」KYOTO ]

【展覧会】美術館「えき」KYOTO|石をやく 土をやく 樂雅臣 樂直入|’24年1月2日-1月29日|

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美術館「えき」KYOTO
石をやく 土をやく 樂雅臣 樂直入
Firing stone / Firing clay Masaomi Raku / Jikinyu Raku
会  期  2024年1月2日[火]- 1月29日[月]
会  場  美術館「えき」KYOTO
      600-8555 京都市下京区烏丸通塩小路下ル東塩小路町
      ジェイアール京都伊勢丹7階隣接 TEL:075 (352) 1111 (大代表)   
開館時間  午前10時 - 午後7時30分  * 入館締切 閉館30分前
休  館  日  展示入替期間
入  館  料  当日・個人・税込 * 各種割引、優待情報などは下掲詳細参照
      一 般 1,000円、 高・大学生 800円、 小・中学生 600円
特別協力  公益財団法人樂美術館
主  催  美術館「えき」KYOTO、京都新聞
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☆ 活版アラカルト掲載図版のほとんどは 図版画面をクリック or タップすると拡大表示されます ☆

「石が土となり、また土は石となる」のは 地質学的時間、つまり循環する宇宙時間のなかで起きている。この石と土との間で、人類はやくという行為によって器を制作してきた。すなわち「やきもの」である。京都の地において、初代長次郎(1589年没)を祖とする樂家に、茶碗という究極の造形の存在に対して、石から、土からそれぞれのアプローチを行っている2人の芸術家がいる。
初代長次郎は千利休の侘び茶の心を汲み、装飾的要素を排除した、画期的な赤と黒の樂茶碗を創出した。

それから約450年。樂直入(1949- )はこの石と土との関係性のなかで 様々な挑戦を行ってきている。2019年に15代樂吉左衞門から樂直入へと改名した後は、侘び茶の思考や伝統から離れて、京都市の最北端、山間の小村に住まいし、純粋造形としての茶碗の制作に没頭している。
そして2022年には「White rock」と仮称される茶碗の展覧会をロンドンとドーハで発表した。始め仮称であった「白い巖石みたいな茶碗」即ち「White rock」の名称は、今では海外でも広く認知されて。「White rock」があれば当然「Black rock」もある。本展ではその両方が出品される。


樂直入の次男である樂雅臣(1983- )は 石の彫刻家として知られているが、2023年には長年構想してきた「石器」シリーズを発表した。溶結凝灰岩から茶碗の造形を彫り、さらに焼成することにより、溶融と非溶融の状態となり、不動であるはずの存在が重力によってわずかに動く彫刻作品。そこには、石と土との関係性において、雅臣がかつて発表した「輪廻」、「Stone box」シリーズと同様に、輪廻というテーマがある。直入は雅臣の作品を「まるで地底から湧き起こった様に太古からそこに存在したかのような佇まいをしている」と評している。

本展では樂雅臣の新作「石器」シリーズの彫刻作品と樂直入の「Black rock」、「White rock」の茶碗などを中心に展観する。
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樂 雅臣 | Masaomi Raku
1983年、樂家15代直入の次男として生まれる。2008年東京造形大学院美術研究領域造形研究科修了。石を彫刻することで人工物として支配する事なく、自然をいかし、造形と共存した作品を表現する。これを「石の中に表現を、表現と共に自然を」という自身の言葉に込め制作する。
主な個展に美術館「えき」KYOTO、石川県立美術館での「彫刻家 樂雅臣展」(2017)、京都の賀茂別雷神社「樂雅臣個展」(2015)・「石器 石から器を」(2023)など。ヴェネチア・ビエンナーレにあわせ開催されるPalazzo Fortunyでの特別展「PROPORTIO」(2015)・「INTUITION」(2017)にノミネートされ出品。海外でも広く活躍する。2018年京都市芸術新人賞受賞。

樂 直入|Jikinyu Raku
1949年、樂家14代覚入の長男として生まれる。1973年東京藝術大学彫刻科卒業後、イタリア留学の後、作陶に入る。覚入没後、1981年15代吉左衞門を襲名。樂家は桃山時代、樂茶碗を創造した初代長次郎以来、450年の歴史と伝統を継ぐ陶家。直入は、伝統に立脚しながら安住することなく、常に斬新な感覚を示す造形世界を表現し続けている。1990年個展「天問」に於いて、「焼貫」の技法を駆使し、大胆な箆削りによる彫刻的ともいえる前衛的な作風を発表、その衝撃的な出来事は今では伝説となっている。その後も作風は停滞することなく変化し続け、近年は、「White rock」,「Black rock」と称する茶碗に取り組んでいる。これらは佐川美術館「吉左衞門X展」、ロンドンのアネリー・ジュダ・ファイン・アートをはじめ、海外で発表されている以外、国内では佐川美術館につづき、本展での公開となる。
*2019年7月8日に代を譲り、「吉左衞門」から「直入」に改名、戸籍を改めた。

※ 本展覧会は事前予約不要ですが、混雑状況により入館をお待ちいただく場合があります。
※ 下掲公式詳細サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 美術館「えき」KYOTO ] 

【展覧会】美術館「えき」KYOTO|生誕140年 ユトリロ展|’23年11月3日-12月25日|終了

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美術館「えき」KYOTO
生誕140年 ユトリロ展
会  期  2023年11月3日[金・祝]- 12月25日[月]
会  場  美術館「えき」KYOTO
      京都駅ビル内ジェイアール京都伊勢丹7階隣接    
開館時間  午前10時 - 午後7時30分  * 入館締切 閉館30分前
休  館  日  展示入替期間
入  館  料  当日・個人・税込 * 各種割引、優待情報などは下掲詳細参照
      一 般 1,000円、 高・大学生 800円、 小・中学生 600円
企画協力  IS ART INC.
主  催  美術館「えき」KYOTO、京都新聞
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哀愁漂うパリの風景を描いた画家として知られるモーリス・ユトリロ(1883-1955)。アルコール依存症の治療のために始めた絵画制作でその才能を開花させ、1928年にはレジオン・ドヌール勲章シュヴァリエ章を受章し、エコール・ド・パリの代表的な画家のひとりとなりました。約半世紀におよぶユトリロの画業の中でも、1908-14年頃の「白の時代」に描かれた作品は特に高く評価されています。
ユトリロの 生誕140年 を記念した本展では、画家としての名声を高めた、白壁の描写が特徴的な「白の時代」の作品を中心に、初期の「モンマニーの時代」、1915年以降の色使い豊かな「色彩の時代」、そして晩年までの作品を国内のコレクションからご紹介します。

※ 本展覧会は事前予約不要ですが、混雑状況により入館をお待ちいただく場合があります。
※ 下掲公式詳細サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 美術館「えき」KYOTO ]