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【展覧会】東京オペラシティ アートギャラリー|宇野亞喜良展 AQUIRAX UNO|’24年4月11日-6月16日

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宇野亞喜良展 AQUIRAX UNO
会  期  2024年4月11日[木]- 6月16日[日]
会  場  東京オペラシティアートギャラリー ギャラリー 1, 2
      〠 163-1403 東京都新宿区西新宿 3-20-2
      お問い合わせ:050-5541-8600(ハローダイヤル)
開館時間  11:00 - 19:00(入場は18:30まで)
      *ただし、展示により変更の可能性があります。
休  館  日  月曜日(祝日の場合は翌火曜日)
入  場  料  個人・当日・税込み料金を表示
      一 般 1,400円、 大学・高校生 800円  、中学生以下 無料
      * 各種割引、優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照。
特別協力  刈谷市美術館
主  催  公益財団法人 東京オペラシティ文化財団
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日本を代表するイラストレーター、グラフィックデザイナーとして活躍を続ける宇野亞喜良(うの・あきら1934-)。1960年代の日本において「イラストレーション」「イラストレーター」という言葉を広め、時代を牽引してきたレジェンドでありながら、常に進化し続けています。その創作は、イラストレーション、ポスター、絵本、書籍、アニメーション映画、絵画、舞台美術など多岐におよび、1950年代初めのデビュー以来、活動の範囲は限りなく広がっています。
本展は、宇野の初期から最新作までの全仕事を網羅する、過去最大規模の展覧会です。1950年代の企業広告をはじめ、1960年代のアングラ演劇ポスターや絵本や児童書、近年の俳句と少女をテーマとした絵画など、多彩で貴重な原画や資料等を紹介します。
「魅惑のサウスポー」から生み出される、時代を超越した宇野の華麗で耽美な創作世界に迫ります。

< 展示の見どころ Highlights >
出品点数900点超、史上最大規模のスケールで宇野亞喜良の全仕事を展開
宇野の仕事を振り返る大型個展は、2010年刈谷市美術館で開催されて以来14年ぶり、東京では初めて開催します。本展は、刈谷市美術館での個展よりもさらに出品点数を増やし、900点を超える作品群によって膨大な宇野の仕事の全貌を紹介します。
繊細で華麗な原画を多数展示
本展では、宇野による原画を多数展示します。宇野の確かな描写力を感じさせる繊細で華麗なデッサンや、校正紙に書き込まれた細やかな指示にみられるデザインへのこだわりなど、直に見ることができます。
空間を贅沢に使ったポスター展示
1960年代の初期から現在にいたるまで宇野が手掛けたポスターを一堂に展示します。1960年代当時の時代の空気を体感できるよう、蛍光塗料が施されたポスターをブラックライトの光で鑑賞できるコーナーも設置予定です。
Project Nyx「星の王子さま」などの舞台美術を紹介
宇野が描いた舞台や衣装の原画、実際に制作にも携わった大道具や小道具、人形、衣装など、これまであまり展示する機会がなかった、宇野の手掛けた舞台美術をまとまったかたちで紹介します。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 東京オペラシティアートギャラリー

【展覧会】東京オペラシティ アートギャラリー|企画展 ガラスの器と静物画 山野アンダーソン陽子と18人の画家|’24年1月17日-3月24日|終了

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東京オペラシティ アートギャラリー
企画展 ガラスの器と静物画 山野アンダーソン陽子と18人の画家
会  期  2024年1月17日[水]- 3月24日[日]
開館時間  11:00 - 19:00(入場は18:30まで)
      *ただし、展示により変更の可能性があります。
休  館  日  月曜日(祝日の場合は翌火曜日)
入  場  料  個人・当日・税込み料金を表示
      一 般   、 大学・高校生  、中学生以下 
      * 各種割引、優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照。
会  場  東京オペラシティアートギャラリー ギャラリー 1, 2
      163-1403 東京都新宿区西新宿 3-20-2
      050-5541-8600(ハローダイヤル)
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日本とスウェーデンのアーティストによるガラスの器と静物画、写真からなる展覧会。2018年、スウェーデン在住のガラス作家・山野アンダーソン陽子の発案で、山野が作ったガラスの器を18人の画家が静物画に描くというプロジェクトが始まりました。
身近なガラスを媒介に、山野と多様な文化的背景をもつ画家たちは、言葉とイメージを通じた対話を経て作品を制作しました。ガラスの器と静物画、写真家の三部正博が撮り下ろした写真等で構成し、空間全体でアーティストたちの物語をつむぐ展覧会です。

< 参加作家 >
山野アンダーソン陽子、石田淳一、伊庭靖子、小笠原美環、木村彩子、クサナギシンペイ、小林且典、田幡浩一、八重樫ゆい、アンナ・ビヤルゲル、アンナ・カムネー、イルヴァ・カールグレン、イェンス・フェンゲ、カール・ハムウド、CM・ルンドベリ、ニクラス・ホルムグレン、マリア・ノルディン、レベッカ・トレンス、三部正博ほか

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 東京オペラシティアートギャラリー

【展覧会】東京オペラシティ アートギャラリー|ライアン・ガンダー|われらの時代のサイン|Ryan Gander : THE MARKERS OF OUR TIME|’22年7月16日-9月19日

オペラタイトル東京オペラシティ アートギャラリー
ライアン・ガンダー われらの時代のサイン
Ryan Gander : THE MARKERS OF OUR TIME
期  間  2022年7月16日[土]-9月19日[月・祝]
会  場  東京オペラシティ アートギャラリー 交通アクセス フロアマップ
開館時間  11:00-19:00(入場は18:30まで)
休  館  日  月曜日(祝日の場合は翌火曜日)、8月7日[日](全館休館日)
入  場  料  一般1,400円/大・高生1,000円、中学生以下 無 料
* 同時開催「ライアン・ガンダーが選ぶ収蔵品展」「project N 87 黒坂祐」入場料を含む
問い合せ  050-5541-8600(ハローダイヤル)
主  催  公益財団法人 東京オペラシティ文化財団
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国際的な注目を集めるライアン・ガンダー(1976年イギリス生)の東京で初めての大規模個展。
ンダーの作品は、日常生活で気に留めることすら忘れているあたりまえの物事への着目を出発点として、オブジェ、インスタレーション、絵画、写真、映像などそのジャンルは多岐にわたります。
制作の背景には、「見る」ということについての考察や、日常経験の鋭い分析など、知的な好奇心が満ちあふれていて、その作品は見る人の思考や創造力を刺激して、私たちにさまざまな問いを抱かせます。

意外なもの同士を結びつけ、情報を部分的に隠蔽し、ユーモアをまじえて「そもそも」を考えるきっかけをつくるのは、ガンダーの作品の真骨頂です。作品を前にすれば、思わずクスっとしたあとに、はっとするような発見が待っていることでしょう。新作を含めて空間全体をひとつの作品として創り上げることを目指す今回の個展を、ガンダー自身も楽しみにしています。

本展は当初2021年に開催を予定していましたが、コロナ禍により延期を余儀なくされました。しかし本人の申し出により「ライアン・ガンダーが選ぶ収蔵品展」を代わりに開催し、絶妙な手法で当館の寺田コレクションに新しい光を当ててくれました。
困難な状況でも発想の転換でよいものを。これは「創造する力」を信じるガンダーを象徴するできごとでもありました。今回、満を持しての個展に加え、上階では再び「ライアン・ガンダーが選ぶ収蔵品展」を開催します。二つの展覧会にぜひご期待ください。

ライアン・ガンダー Ryan Gander
1976年イギリス生まれのライアン・ガンダーは、コンセプチュアルアートの新しい地平をひらく作家として世界のアートシーンで注目を集めています。2019年クンストハレ・ベルンの大規模な個展をはじめ各国で展覧会が開催されるほか、ドクメンタ、ヴェネチア・ビエンナーレなどの国際展での展示、2010年セントラルパーク(ニューヨーク)における屋外彫刻などのパブリックアートも知られています。日本では2017年に国立国際美術館(大阪)の個展およびガンダーのキュレーションによる同館の収蔵品展が同時開催されて話題になりました。

※ 新型コロナウイルス感染症対策およびご来館の際の注意事項は こちら
※ 事前予約不要
[ 詳細 : 東京オペラシティ アートギャラリー

【展覧会】東京オペラシティ アートギャラリー|篠田桃紅展|’22年4月16日ー 6月22日

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東京オペラシティ アートギャラリー
篠田桃紅展
期  間  2022年4月16日[土]ー 6月22日[水]
会  場   東京オペラシティ アートギャラリー[ 3 F ギャラリー 1, 2 ]
開館時間  11:00ー19:00(入場は18:30まで)
休  館  日  月曜日
入  場  料  一 般 1,200円、大学・高校生 800円、中学生以下 無 料
      同時開催「収蔵品展073 1960─80年代の抽象」「project N 86 諏訪未知」の
入場料を含みます。

問い合せ  050ー5541ー8600(ハローダイヤル)
主  催  公益財団法人 東京オペラシティ文化財団
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107歳で逝去した巨星、篠田桃紅。
知られているようで知られていない仕事の全貌を総数120点以上の作品・資料で大回顧
篠田桃紅は、70年を越える活動を通して、前衛書から墨による独自の抽象表現の領域を拓き、孤高の位置をまもりながら探究しつづけました。中国大連に生まれ、東京で育った篠田は、自立した生き方を求めて書の世界に身を投じ、戦後まもなく、40歳を越えて単身ニューヨークに渡り活動の場を大きく拡げます。新しい表現を求める熱気あふれるこの時代、欧米の抽象芸術と日本の前衛書が時代の先端で響きあうなか、篠田の表現は大きな注目と高い評価を獲得したのです。

帰国後は、書と絵画、文字と形象という二分法に囚われない、墨によるまったく新しい独自の抽象表現、空間表現を確立し、ときに建築的なスケールにまで及ぶ制作によって、他の追随を許さない位置を占めました。
篠田はまた、版画の世界でも固有の表現を確立し、さらに豊かな教養と細やかな感性、そして怜悧な批判精神に裏打ちされたエッセイの名手としても、広く人々から愛されました。
惜しくも107歳で逝去した作家の没後1年を経て開催される本展は、桃紅の長きにわたる活動の全貌を総数120点以上の作品・資料により紹介するとともに、その広い射程と現代性を今日的な視座から検証するものです。

◉ 篠田桃紅略歴

1913年 3月28日、中国大連に生まれ、翌年父の転勤で東京に移る。幼少より書に親しむ。
1940年 銀座鳩居堂で初めての書の個展。伝統に縛られない自由な表現を志向するが「根なし草」と酷評される。
1945年 敗戦後、病をえて二年間療養。
1947年 この頃より文字に囚われない抽象的な作品を制作しはじめる。
1954年 建築関連の最初の仕事として、サンパウロ市400年祭の日本政府館(設計・丹下健三)に壁書を制作。
ニューヨーク近代美術館「日本の書」展に出品。
1955年 ベルギーの画家ピエール・アレシンスキーの映画「日本の書」撮影のために制作を実演。
1956年 日本の前衛書と欧米の抽象絵画の響きあいに国際的な注目が集まるなか、単身渡米。主にニューヨークを拠点に2年にわたり活動、全米各地およびパリで個展を開催。
1958年 帰国。大田区田園調布に住む。以後、日本の湿潤な風土が墨の特性を生かすことを再認識し、日本で制作して海外で精力的に発表しながら、独自の抽象表現に取り組んでいく。また多くの建築のために壁書、壁画、陶壁、緞帳などを手掛けていく。
1959年 「日本の伝統と革新:白隠・志功・桃紅・南谷4人展」(クレラー・ミューラー美術館、オランダ)。
1963年 山梨県富士山麓に山荘を建て、以後、毎年一定期間ここで過ごす。
1965年 国立京都国際会館(設計: 大谷幸夫)のためにレリーフと壁画を制作。ベティ・パーソンズ画廊(ニューヨーク)で個展(以後複数回開催)。
1974年 増上寺(東京)のために壁画と襖絵を制作。
1979年 「岡田・篠田・津高:20世紀日本の抽象絵画3人のパイオニアたち」展 (フィリップス・コレクション、ワシントンD.C.ほか巡回)。
『墨いろ』で第27回日本エッセイスト・クラブ賞受賞。
1992年 回顧展「篠田桃紅 時のかたち」(岐阜県美術館)。
1996年 個展「TOKO SHINODA VISUAL POETRY」展(シンガポール国立近代美術館)。
2003年 関市立篠田桃紅美術空間開館。
2013年 回顧展「篠田桃紅 百の譜」展(岐阜現代美術館、岐阜県立美術館ほか同時期開催)。
「百の記念 篠田桃紅の墨象」展(菊池寛実記念 智美術館、東京)。
2021年 東京都内で逝去。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上参観を。
[ 詳細 : 東京オペラシティ アートギャラリー