タグ別アーカイブ: 東京都美術館

【展覧会】東京都美術館|デ・キリコ展|’24年4月27日-8月29日|開幕に御座候

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東京都美術館
デ・キリコ展
会  期  2024年4月27日[土]- 8月29日[木]
休  室  日  月曜日、5月7日[火]、7月9日[火]-16日[火]
      * ただし、4月29日[月・祝]、5月6日[月・休]、7月8日[月]、
       8月12日[月・休]は開室
開室時間  9:30 - 17:30  * 金曜日は 20:00まで    * 入室は閉室の30分前まで
会  場  東京都美術館
      〠 110-0007 東京都台東区上野公園8-36
      TEL 050-5541-8600(ハローダイヤル)
観覧料金  個人・当日・税込料金を表示
      一 般 2,200円、大学生・専門学校生 1,300円、65歳以上 1,500円
      ☆ 土曜・日曜・祝日 及び 8月20日[火]以降は日時指定予約制
       (当日空きがあれば入場可)
      * 8月16日[金]までの平日は 日時指定予約 は不要です。{早めのご観覧を推奨}
協  力  ジョルジョ・エ・イーザ・デ・キリコ財団、メタモルフォジ財団
主  催  公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都美術館、 朝日新聞社、
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20世紀美術に衝撃を与えた孤高の画家!

20世紀を代表する巨匠の一人、ジョルジョ・デ・キリコ(1888-1978)。彼が1910年頃から描き始めた「形而上絵画」(幻想的な風景や静物によって非日常的な世界を表現する絵画)は、数多くの芸術家や国際的な芸術運動に大きな影響を与えました。
本展では、デ・キリコのおよそ70年にわたる画業を「イタリア広場」「形而上的室内」「マヌカン」などのテーマに分け、初期から晩年までの作品を余すところなく紹介。デ・キリコが描いた世界をたどる、日本では10年ぶりの大規模な個展となります。

◆ みどころ ◆
1. デ・キリコ芸術の全体像に迫る大回顧展
初期から描き続けた自画像や肖像画から、 画家の名声を高めた「形而上絵画」、西洋絵画の伝統に回帰した作品、そして晩年の「新形而上絵画」まで、世界各地から集まった100点以上の作品で デ・キリコ芸術の全体像に迫る大回顧展です。
2. 初期の「形而上絵画」の作品も出品
デ・キリコの代名詞ともいえる「形而上絵画」。とりわけサルバドール・ダリやルネ・マグリットをはじめ多くの画家に衝撃を与えた1910年代の作品も展示します。この時代の「形而上絵画」は世界中に散らばっており、まとめてみられる機会は貴重です。
3. 彫刻や舞台芸術、挿絵など幅広い創作活動を紹介
デ・キリコの活動は絵画のみに留まらず多岐にわたります。本展では彼の手掛けた彫刻や挿絵、さらには舞台衣装のデザインなども展示し、その幅広い創作活動をご紹介します。「形而上絵画」だけではない、デ・キリコの魅力をご覧いただけます。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 東京都美術館  本展特設サイト

【展覧会】東京都美術館|印象派 モネからアメリカへ ウスター美術館所蔵|’24年1月27日-4月7日|終了

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東京都美術館
印象派 モネからアメリカへ ウスター美術館所蔵
Frontiers of Impressionism: Paintings from the Worcester Art Museum
会  期  2024年1月27日[土]- 4月7日[日]
開室時間  9:30 - 17:30 * 金曜日は20:00まで  * 入室は閉室の30分前まで
休  室  日  月曜日、2月13日[火]
      * ただし、ただし2月12日[月・休]、3月11日[月]、3月25日[月]は開室
会  場  東京都美術館 企画展示室
      〠 110-0007 東京都台東区上野公園8-36 TEL 050-5541-8600(ハローダイヤル)
観  覧  料  一 般 2,200円 、大学生・専門学校生 1,300円、 65歳以上 1,500円
      * 当日・個人・税込み料金を表示。各種割引、優待情報などは 下掲詳細 参照
主  催  公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都美術館、
      日本テレビ放送網、 日テレイベンツ、BS 日テレ、読売新聞社
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第1回印象派展から150周年を迎える2024年、印象派がヨーロッパやアメリカへもたらした衝撃と影響をたどる展覧会を開催します。 19世紀後半、大都市パリには国外からも多くの画家が集いました。パリで印象派に触れ、学んだ画家たちは、新しい絵画の表現手法を自国へ持ち帰ります。 本展は、西洋美術の伝統を覆した印象派の革新性とその広がり、とりわけアメリカ各地で展開した印象派の諸相に注目します。
アメリカ・ボストン近郊に位置するウスター美術館は、1898年の開館当初から印象派の作品を積極的に収集してきました。このたび、ほとんどが初来日となる同館の印象派コレクションを中心に、日本でもよく知られるモネ、ルノワールなどフランスの印象派にくわえ、ドイツや北欧の作家、国際的に活動したサージェント、さらにはアメリカの印象派を代表するハッサムらの作品が一堂に会します。これまで日本で紹介される機会の少なかった、知られざるアメリカ印象派の魅力に触れていただく貴重な機会となります。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 東京都美術館  本展特設サイト ]
都美モネ展告知東京都現代美術館240201 東京都現代美術館240202☆ 活版アラカルト掲載図版のほとんどは 図版画面をクリック or タップすると拡大表示されます ☆

<みどころ>
① モネ、ルノワール、カサット ── 名だたる画家たちの作品が集結
ウスター美術館のコレクションを中心に、モネやルノワールなどのフランス印象派やアメリカ印象派を代表するハッサムなどの油彩画約70点を展示します。そのほかクールベ、コロー、シスレー、ピサロ、カサット、サージェント、ホーマー、セザンヌ、シニャックら40人以上の画家の作品が集結します。
② 海を越えて花開いた  “アメリカ印象派”
フランスで生まれた印象派は、海を越えて広がり、アメリカ各地で独自に展開していきました。その技法はニューイングランドの田園風景や西部の自然の驚異など、アメリカらしい主題にも応用されていきます。本展では、これまで日本で紹介される機会の少なかった、“アメリカ印象派”の知られざる魅力を堪能いただく貴重な機会となります。
③ 日本初公開!ウスター美術館コレクション
ウスター美術館は、開館当初から同時代美術として印象派の作品を収集し、1910年にはモネの《睡蓮》を美術館として世界で初めて購入しました。本展は、ウスター美術館の珠玉の印象派コレクションを紹介する日本で初めての機会となります。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 東京都美術館  本展特設サイト

【展覧会】東京都美術館|永遠の都 ローマ展 Rome, the Eternal City|カピトリーノ美術館の至宝でたどる二千年の歴史と芸術|’23年9月16日-12月10日|終了

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永遠の都 ローマ展  Rome, the Eternal City
カピトリーノ美術館の至宝でたどる二千年の歴史と芸術
会  期  2023年9月16日[土]- 12月10日[日]
休  室  日  月曜日、9月19日[火]、10月10日[火]
      * ただし、9月18日[月・祝]、10月9日[月・祝]は開室
開室時間  9:30 - 17:30 * 金曜日は20:00まで  * 入室は閉室の30分前まで
会  場  東京都美術館 企画展示室
      110-0007 東京都台東区上野公園8-36 TEL 050-5541-8600(ハローダイヤル)
観  覧  料   般 2,000円 、大学生・専門学校生 1,100円、 65歳以上 1,300円
      * 当日・個人・税込み料金を表示。各種割引、優待情報などは 下掲詳細 参照
      * 平日観覧は予約不要。土日・祝日のみ「日時指定予約制」。下掲詳細チケット参照。
共  催  ローマ市、ローマ市文化政策局、ローマ市文化財監督局
主  催  公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都美術館、 毎日新聞社、
      NHK、NHKプロモーション
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永遠の都ローマ ― 二千年を超える栄えある歴史と比類なき文化は、古代には最高神をまつる神殿がおかれ、現在はローマ市庁舎のあるカピトリーノの丘を中心に築かれました。その丘に建つカピトリーノ美術館は、世界的にもっとも古い美術館の一つに数えられます。同館のはじまりは、ルネサンス時代の教皇シクストゥス4世がローマ市民に4点の古代彫刻を寄贈したことにさかのぼります。古代遺物やヴァチカンに由来する彫刻、またローマの名家からもたらされた絵画など、その多岐にわたる充実したコレクションは、古代ローマ帝国の栄光を礎に、ヨーロッパにおける政治、宗教、文化の中心地として発展したローマの歩みそのものにも重ねられます。

本展は、カピトリーノ美術館の所蔵品を中心に、建国から古代の栄光、教皇たちの時代から近代まで、約70点の彫刻、絵画、版画等を通じて、「永遠の都」と称されるローマの歴史と芸術を紹介します。
なお、2023年は、日本の明治政府が派遣した「岩倉使節団」が、カピトリーノ美術館を訪ねて150年の節目にあたります。使節団の訪欧は、のちの日本の博物館施策に大きな影響を与えることになりました。この節目の年に、ローマの姉妹都市である東京、さらに福岡を会場として、同館のコレクションをまとめて日本で紹介する初めての機会となります。

※ 新型感染症予防対応実施中。下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
※ 会場内混雑が予想されるため、土日・祝日のみ日時指定予約制となっています。
※ 平日にご来場の際は、日時指定予約は不要です。特設サイトチケット情報参照。
[ 詳 細 : 東京都美術館  本展特設サイト ]

【展覧会】東京都美術館|マティス展 20世紀芸術の巨匠アンリ・マティスの大回顧展|’23年4月27日-8月20日|終了

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東京都美術館
マティス展
Henri Matisse: The Path to Color
会  期  2023年4月27日[木]- 8月20日[日]
休  室  日  月曜日、7月18日[火]
      * ただし、5月1日[月]、7月17日[月・祝]、 8月14日[月]は開室
開室時間  9:30 - 17:30 * 金曜日は20:00まで  * 入室は閉室の30分前まで
会  場  東京都美術館 企画展示室
      110-0007   東京都台東区上野公園8-36   TEL 050-5541-8600(ハローダイヤル)
観  覧  料  一 般 2,200円 、大学生・専門学校生 1,300円、 65歳以上 1,500円
      * 当日・個人・税込み料金を表示。各種割引、優待情報などは 下掲詳細 参照
主  催  公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都美術館、 ポンピドゥー・センター、 朝日新聞社、N H K、 N H K プロモーション
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色、形、線、冒険のはじまり
約20年ぶりの開催! 20世紀芸術の巨匠アンリ・マティスの大回顧展
20世紀を代表するフランスの巨匠、アンリ・マティス(1869–1954年)。純粋な色彩による絵画様式であるフォーヴィスム(野獣派)を生みだし、モダン・アートの誕生に決定的な役割を果たした彼は、84歳で亡くなるまでの生涯を、感覚に直接訴えかけるような鮮やかな色彩と光の探求に捧げました。彼が残した仕事は、今なお色あせることなく私たちを魅了し、後世の芸術家たちにも大きな影響を与え続けています。

世界最大規模のマティス・コレクションを所蔵するポンピドゥー・センターの全面的な協力を得て開催する本展は、日本では約20年ぶりの大規模な回顧展です。絵画に加えて、彫刻、ドローイング、版画、切り紙絵、晩年の最大の傑作であり、マティス自身がその生涯の創作の集大成とみなした南仏ヴァンスのロザリオ礼拝堂に関する資料まで、各時代の代表的な作品によって多角的にその仕事を紹介しながら、豊かな光と色に満ちた巨匠の造形的な冒険を辿ります。

20230626194013_00001※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 東京都美術館  本展特設サイト

20230703192133_00008 20230703192133_00007{新宿餘談} 2023年も、はやなかばを過ぎた。だから …… チョット早いけど、折角の資料を忘念するとまずいし、そこで来年の諸兄のご多幸を祈念。トビ展からの〝予告第一弾〟をご紹介。

【展覧会】東京都美術館 特別展|レオポルド美術館 エゴン・シーレ展 ウィーンが生んだ若き天才 |’23年1月26日-4月9日|終了

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東京都美術館
特別展
レオポルド美術館 エゴン・シーレ展 ウィーンが生んだ若き天才
Egon Schiele from the Collection of the Leopold Museum – Young Genius in Vienna 1900
会  期  2023年1月26日[木]- 4月9日[日]
会  場  東京都美術館 企画展示室
      110-0007 東京都台東区上野公園8-36 TEL : 03-3823-6921
休  室  日  月曜日
開室時間  9:30 - 17:30(入室は 閉室の30分前 まで)
      夜間開室/金曜日は9:30 - 20:00(入室は 閉室の30分前 まで)
観  覧  料  一 般 2,200円 / 大学生・専門学校生 1,300円 / 65歳以上 1,500円 /
      平日限定ペア割(枚数限定)3,600円
      * 本展は日時指定予約制です。詳細は下掲の展覧会公式サイトをご覧ください
      * 2023年1月12日[木]10時より予約開始します
問合わせ  TEL:050-5541-8600(ハローダイヤル)
主  催  公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都美術館、朝日新聞社、フジテレビジョン
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19世紀末ウィーンを代表する画家エゴン・シーレ(1890-1918)は、28年という短い生涯のなかで数多くの作品を残し、独自の表現を追求しました。
本展では、ウィーンのレオポルド美術館の所蔵品を中心に、シーレの初期から晩年までの絵画、素描のほか、ウィーン世紀末の芸術家たちの作品を紹介し、画家の生涯とその作品、同時代の芸術の諸相を展観します。

◉ みどころ
1. 30年ぶり、エゴン・シーレの作品50点が集結
一目見れば天才ぶりがわかる作品。才能を目撃できる貴重な機会
2. 夭折の天才、その激動の人生に迫る
シーレの生涯や創作の背景、画家の言葉とともに人生を追体験
3. クリムト、ココシュカ、ゲルストル … シーレだけではない天才たちにも注目
ウィーン世紀末を生きた、強烈な個性を放つ画家たちの作品も紹介
* 本展には性的な表現を含む作品が出品されます。

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※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上展観を。
[ 詳 細 : 東京都美術館   展覧会公式サイト ]

【展覧会】東京都美術館|源氏物語と江戸文化 The Tale of Genji and Edo Culture|’22年11月19日-’23年1月6日|終了

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東京都美術館
源氏物語と江戸文化
The Tale of Genji and Edo Culture
会  期  2022年11月19日[土]- 2023年1月6日[金]
前期展示:2022年11月19日[土]-2022年12月18日[日]
後期展示:2022年12月20日[火]-2023年 1月 6日[金]
会  場  東京都美術館 ギャラリーB
休 室 日  ’22年11月21日[月]、12月5日[月]、19日[月]、29日[木]-’23年1月3日[火]
開室時間  9:30 - 17:30(入室は閉室の30分前まで)
夜間開室  11月25日[金]、12月2日[金]、9日[金]、16日[金、23日[金]は
9:30-20:00(入室は 閉室30分前 まで)
観 覧 料  無 料
※ 事前予約なしで閲覧可能です。ただし混雑時に入場制限を行う場合があります
主  催  東京都、公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都美術館
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平安時代に紫式部が執筆した源氏物語は、江戸時代になると印刷技術の普及により、大衆に浸透します。人びとに広く受け入れられたことで、本文だけでなく、挿絵や註を付けたものから手軽く内容がわかるあらすじ本まで、源氏物語にかかわるさまざまな書物が出版されました。そして、江戸文化のなかで独自の発展を遂げ、例えば源氏物語を翻案した柳亭種彦著・歌川国貞(初代)画の『偐紫田舎源氏(にせむらさきいなかげんじ)』が人気を博しました。この他にも、物語で描かれた四季折々の美しい情景を、ハレの場や身の回りの品に取り入れました。
本展では、江戸文化のなかで多様な広がりを見せる源氏物語について、東京都江戸東京博物館のコレクションを中心にその一端をご紹介します。

◉ みどころ
1. 江戸東京博物館のコレクションを紹介
江戸東京博物館のコレクションから、源氏物語にかかわる絵画資料や着物の文様を染めるための型紙を展示します。(展示替えがあります)
2. 大衆化する源氏物語
貴族や武家を中心に読まれていた源氏物語は、江戸時代に大衆化しました。読みやすく工夫された書物が出版されたほか、物語を意匠化したデザインを用いた着物や工芸品が制作されました。江戸文化のなかでさまざまにアレンジされた源氏物語の書物や工芸品をご紹介します。
3. 源氏物語をもとにした新たな物語『偐紫田舎源氏』
江戸時代後期、源氏物語を翻案した『偐紫田舎源氏』は一大ブームとなり、錦絵などの題材となりました。髷の先が二つに割れた海老茶筅髷というユニークな髪型をした主人公・足利光氏-あしかがみつうじ-にご注目ください。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上展観を。
[ 詳 細 : 東京都美術館 ]

【展覧会】東京都美術館|上野アーティストプロジェクト2022|美をつむぐ源氏物語 ― めぐり逢ひける えには深しな ―|’22年11月19日-’23年1月6日

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東京都美術館
上野アーティストプロジェクト2022
美をつむぐ源氏物語 ― めぐり逢ひける えには深しな ―
会  期  2022年11月19日[土]-2023年1月6日[金]
会  場  東京都美術館 ギャラリー A・C
休  室  日  ’22年11月21日[月]、12月5日[月]、19日[月]、29日[木]-’23年1月3日[火]
開室時間  9:30 - 17:30(入室は閉室の30分前まで)
夜間開室  11月25日㈮、12月2日㈮、9日㈮、16日㈮、23日㈮は
9:30-20:00(入室は閉室30分前まで)

観  覧  料  当日券 | 一般 500円 / 65歳以上 300円 / 学生以下は 無 料(要照明)
      ※ 事前予約なしでご覧いただけます。混雑時に入場制限を行う場合があります。
主  催  東京都、公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都美術館
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「上野アーティストプロジェクト」は、「公募展のふるさと」とも称される東京都美術館の歴史の継承と未来への発展を図るために、2017年より開始したシリーズです。その第6弾となる本展は、「源氏物語」がテーマです。
平安時代に紫式部が執筆した源氏物語には、四季折々の美しい情景とともに、多数の登場人物が魅力的に描かれています。主人公の光源氏を中心に紡がれる人間模様は、現代の私たちにも通じるものがあります。読者は登場人物と自分とを重ね合わせ、物語に感情移入することができるからこそ、約1000年の間、変わらず読み継がれてきたのではないでしょうか。そして、長い間広く親しまれてきたことにより、美術工芸や芸能など他のジャンルにも影響を与え、源氏物語は時代や文化を超えて人びとを魅了してきました。
本展では、絵画・書・染色・ガラス工芸という多彩なジャンルの作家をご紹介します。人との出会いはもちろん、美術館で作品とめぐり逢うことも、ひとつの「えに(縁)」と言えます。人や社会とのつながり方が変化しているコロナ禍において、本展が私たちの生活を見つめ直す機会となれば幸いです。
 同時開催/源氏物語と江戸文化 The Tale of Genji and Edo Culture は 別途紹介

◉ 出品作家
青木寿恵/石踊達哉/高木厚人(臨池会)/鷹野理芳(日本書道美術院)/玉田恭子(日本ガラス工芸協会)/守屋多々志(日本美術院)/渡邊裕公(光風会)

◉ みどころ
1. 新感覚の源氏物語展
絵巻や屏風などに描かれた絵画だけでなく、書、ガラス工芸、染色という多彩な手法で表現した作品を通して、新たな視点から源氏物語の世界を体感していただけます。
2. 源氏物語をわかりやすく紹介
源氏物語は、全54帖と長編であることに加え、登場人物が多いことから読破するにはとても時間がかかります。本展では、作品を鑑賞する手引きとして、物語のあらすじや人物関係をわかりやすくご紹介します。
3. 源氏物語がつなぐ美の饗宴
これまで5回開催した上野アーティストプロジェクトでは、書と美術を隔年で取り上げてきましたが、本年はその2つを同時に展示いたします。源氏物語をテーマとした書と美術の作品による美の饗宴にぜひご注目ください。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上展観を。
[ 詳 細 : 東京都美術館 ]

【展覧会】東京都美術館|特別展 ドレスデン国立古典絵画館所蔵 フェルメールと17世紀オランダ絵画展|’22年2月10日-4月3日

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東京都美術館
特別展
ドレスデン国立古典絵画館所蔵 フェルメールと17世紀オランダ絵画展
Johannes Vermeer and the Masters of the Golden Age of Dutch Painting
from the collection of the Gemäldegalerie Alte Meister, Staatliche Kunstsammlungen Dresden
会  期  2022年1月22日[土] 2022年2月10日[木]-4月3日[日]* 会期変更
会  場  東京都美術館 企画展示室 
休  室  日  月曜日、3月22日[火] * ただし、2月14日[月]、3月21日[月・祝]は開室
開室時間  9:30-17:30(入室は閉室の30分前まで)
夜間開室  金曜日は 9:30-20:00(入室は閉室の30分前まで)
観  覧  料  一般 2,100円 / 大学生・専門学校生 1,300円 / 65歳以上 1,500円
      * 本展は日時指定予約制です。詳細は展覧会 公式サイト をご覧ください
      * 高校生以下は無料(日時指定予約が必要です)
主  催  公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都美術館、産経新聞社、フジテレビジョン
問い合せ  TEL:050-5541-8600(ハローダイヤル)
展覧会公式サイト  https://www.dresden-vermeer.jp
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17世紀オランダを代表する画家ヨハネス・フェルメールの《窓辺で手紙を読む女》は、窓から差し込む光の表現、室内で手紙を読む女性像など、フェルメールが自身のスタイルを確立したといわれる初期の傑作です。1979年の X 線調査で壁面にキューピッドが描かれた画中画が塗り潰されていることが判明、長年、その絵はフェルメール自身が消したと考えられてきました。しかし、その画中画はフェルメールの死後、何者かにより消されていたという最新の調査結果が、2019年に発表されました。

本展では、大規模な修復プロジェクトによって キューピッドの 画中画 が現れ、フェルメールが描いた当初の姿となった《窓辺で手紙を読む女》を、所蔵館であるドレスデン国立古典絵画館でのお披露目に次いで公開します。所蔵館以外での公開は、世界初となります。
加えて、同館が所蔵するレンブラント、メツー、ファン・ライスダールなどオランダ絵画の黄金期を彩る珠玉の名品約70点も展示します。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上参観を。
[ 詳細 : 東京都美術館 公式サイト

【展覧会】東京都美術館|特別展 ゴッホ展 ── 響きあう魂 ヘレーネとフィンセント|’21年9月18日-12月12日

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特別展 ゴッホ展 ── 響きあう魂 ヘレーネとフィンセント
会  期  2021年9月18日[土]-12月12日[日]

休 室 日  月曜日、9月21日[火]
      * 9月20日[月・祝]、11月8日[月]、22日[月]、29日[月]は開室
開室時間  9:30-17:30(入室は閉室の30分前まで)
観 覧 料  一般 2,000円 / 大学生・専門学校生 1,300円 / 65歳以上 1,200円
      * 本展は日時指定予約制です。詳細は特設WEBサイトをご覧ください
      * 高校生以下は無料(日時指定予約が必要です)
主  催  公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都美術館、東京新聞、TBS
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フィンセント・ファン・ゴッホ(1853-1890)の芸術に魅了され、その世界最大の個人収集家となったヘレーネ・クレラー=ミュラー(1869-1939)。ヘレーネは、画家がまだ評価の途上にあった1908年からおよそ20年で、鉄鉱業と海運業で財をなした夫アントンとともに90点を超える油彩画と約180点の素描・版画を収集しました。
ファン・ゴッホの芸術に深い精神性を見出したヘレーネは、その感動を多くの人々と分かち合うべく、生涯にわたり美術館の設立に情熱を注ぎました。

本展では、クレラー=ミュラー美術館からファン・ゴッホの絵画28点と素描・版画20点を展示します。また、ミレー、ルノワール、スーラ、ルドン、モンドリアンらの絵画20点もあわせて展示し、ファン・ゴッホ作品を軸に近代絵画の展開をたどる、ヘレーネの類まれなコレクションをご紹介します。
さらに、ファン・ゴッホ美術館から《黄色い家(通り)》を含む4点を展示し、20世紀初頭からファン・ゴッホの人気と評価が飛躍的に高まっていく背景にも注目します。

※ 感染症「COVID – 19」予防対応実施中。下掲詳細を確認の上展観を。
[ 詳細 : 東京都美術館   特設 WEB サイト ]

【展覧会】東京都美術館|企画展 世界にふれる、世界を生きる Walls & Bridges ― Touching the World, Living the World|’21年7月22日-10月9日

Walls&Bridges展チラシビジュアル_11 (2)増山たづ子 《無題》1982年 増山たづ子の遺志を継ぐ館蔵増山たづ子《無題》1982年 増山たづ子の遺志を継ぐ館蔵

東京都美術館
企画展 Walls & Bridges 世界にふれる、世界を生きる
Walls & Bridges ― Touching the World, Living the World
会  期  2020年7月18日(土)~10月9日(金)
      2021年7月22日[木・祝]-10月9日[土]
      + 新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、会期を変更しました。
会  場  ギャラリー A・B・C
休  室  日  月曜日、9月21日[火]
      * 7月26日[月]、8月2日[月]、8月9日[月・休]、8月30日[月]、9月20日[月・祝]は開室
開室時間  9:30-17:30(入室は閉室の30分前まで)
観  覧  料  一 般 800円 / 65歳以上 500円
主  催  公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都美術館
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東勝吉(1908-2007)、増山たづ子(1917-2006)、シルヴィア・ミニオ=パルウエルロ・保田(1934-2000)、ズビニェク・セカル(1923-1998)、ジョナス・メカス(1922-2019)。
本展でご紹介する5人は、表現へといたる情熱の力によって、自らを取巻く障壁を、展望を可能にする橋へと変え得たつくり手でした。彼らにとっての表現とは、「よりよく生きる」ために必要な行為であり、生きる糧として、なくてはならないものだったのです。

5人のまったく異なる背景から生まれた作品のアンサンブル ── 絵画、彫刻、写真、映像 ── には、記憶という言葉から導かれる、不思議な親和性があるように思われます。何ら交わることのなかった軌跡が、ある世界へと見るものを誘う想像・創造の連鎖。本展では、生きるよすがとしてのアートの魅力にふれていただきたいと考えています。

※ 感染症「COVID – 19」予防対応実施中。下掲詳細を確認の上展観を。
[ 詳細 : 東京都美術館   特設 WEB サイト

【展覧会】東京都美術館|特別展 イサム・ノグチ 発見の道|’ 21年4月24日-8月29日

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東京都美術館
特別展 イサム・ノグチ 発見の道
会  期  2021年4月24日[土]-8月29日[日]
会  場  東京都美術館 企画展示室
休  室  日  月曜日
      * ただし、7月26日[月]、8月2日[月]、8月9日[月・休]は開室
開室時間  9:30-17:30(入室は閉室の30分前まで)
観  覧  料  一 般 1,900円/大学生・専門学校生 1,300円/65歳以上 1,100円/高校生以下は無料
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日本人を父に、米国人を母に生まれたイサム・ノグチ(1904-1988)は、東西の間でアイデンティティの葛藤に苦しみながら、独自の彫刻哲学を打ち立てた20世紀を代表するアーティストです。
20代で彫刻家コンスタンティン・ブランクーシと出会い、そのヴィジョンに決定的な影響を受けたノグチは、自然と通底する抽象のフォルムが生み出す世界を、生涯を掛けて追い求めました。

ノグチは戦争によって、両親の祖国が互いに敵国になるという痛恨事を経験しており、平和への強い願いを込めた作品も残しています。
本展では、類例なきつくり手による「発見の道」を辿りながら、ノグチの日本文化への深い洞察や、その今日的な意味を明らかにし、彼の彫刻芸術の核心に触れる機会にしたいと考えています。

※ 感染症「COVID – 19」予防対応実施中。下掲詳細を確認の上展観を。
[ 詳細 : 東京都美術館   特設 WEB サイト

【展覧会】東京都美術館 特別展|ハマスホイとデンマーク絵画 Vilhelm Hammershøi and Danish Painting of the 19th Century|2020年1月21日[火]-3月26日

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特別展 ハマスホイとデンマーク絵画
Vilhelm Hammershøi and Danish Painting of the 19th Century
会  期  2020年1月21日[火]-3月26日[木]
会  場  東京都美術館 企画展示室
休  室  日  月曜日、2月25日[火] * ただし2月24日[月・休]、3月23日[月]は開室
開室時間  9:30-17:30(入室は閉室の30分前まで)
夜間開室  金曜日、2月19日[水]、3月18日[水]は9:30-20:00(入室は閉室30分前まで)
観  覧  料  一般 1,600円/大学生・専門学校生 1,300円/高校生 800円/65歳以上 1,000円
主  催  公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都美術館、読売新聞社
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身近な人物の肖像、風景、そして静まりかえった室内 ── 限られた主題を黙々と描いたデンマークを代表する画家ヴィルヘルム・ハマスホイ(1864-1916)。17世紀のオランダ絵画に影響を受け、静謐な室内表現を特徴とすることから “ 北欧のフェルメール ” とも評される画家は、1990年代以降、パリのオルセー美術館やニューヨークのグッゲンハイム美術館などで次々と回顧展が開催され、再び脚光を浴びています。日本でも2008年に展覧会が開かれ、国内の美術ファンに強い印象を残しました。
そのハマスホイをはじめ、デンマーク近代絵画の精華を日本で初めて本格的に紹介する展覧会となります。デンマークが生んだ珠玉の絵画の数々をご堪能ください。

[ 詳細: 東京都美術館

【展覧会】東京都美術館|特別展 コートールド美術館展-魅惑の印象派|2019年9月10日-12月15日|

20191107182602_00012 20191107200551_00001東京都美術館
特別展 コートールド美術館展 魅惑の印象派
会  期  2019年9月10日[火]-12月15日[日]
会  場  東京都美術館 企画展示室
休  室  日  月曜日
開室時間  9:30-17:30    * 入室は閉室の30分前まで
夜間開室  金曜日、11月20日[水]、11月30日[土]、12月7日[土]は9:30-20:00
* 入室は閉室の30分前まで

観  覧  料  一般 1,600円、大学生・専門学校生 1,300円、高校生 800円、65歳以上 1,000円
主  催  公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都美術館、朝日新聞社、NHK、NHKプロモーション
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ロンドンにあるコートールド美術館のコレクションから、印象派・ポスト印象派の作品を紹介します。実業家サミュエル・コートールドが収集したコレクションを核に1932年に設立された同館は、美術史や保存修復において世界有数の研究機関であるコートールド美術研究所の展示施設です。

本展覧会では、その研究機関としての側面にも注目し、画家の語った言葉や同時代の状況、制作の背景、科学調査により明らかになった制作の過程なども紹介し、作品を読み解いていきます。
日本の風景のようだと語られたファン・ゴッホによるアルルの風景《花咲く桃の木々》、19世紀後半の近代都市パリの風俗を映すルノワールの《桟敷席》やマネの《フォリー = ベルジェールのバー》、科学調査が作品の秘密を解き明かしたゴーガンの《ネヴァーモア》や、モディリアーニの《裸婦》などをはじめ、選りすぐりの絵画・彫刻約60点を展示します。

[ 詳細: 東京都美術館

【展覧会】東京都美術館|ムンク展 ── 共鳴する魂の叫び|10月27日-’19年1月20日

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東京都美術館
ムンク展 ── 共鳴する魂の叫び
会  期  2018年10月27日[土]-2019年1月20日[日]
会  場  東京都美術館 企画展示室
休  室  日  月曜日、12月25日[火]、1月1日[火・祝]、15日[火]
      * 11月26日[月]、12月10日[月]、24日[月・休]、1月14日[月・祝)は開室
開室時間  9:30-17:30(入室は閉室の30分前まで)
夜間開室  金曜日、11月1日[木]、3日[土・祝]は9:30-20:00 * 入室は閉室の30分前まで
観  覧  料  一般 1,600円 / 大学生・専門学校生 1,300円 / 高校生 800円 / 65歳以上 1,000円
主  催  東京都美術館(公益財団法人東京都歴史文化財団)、朝日新聞社、テレビ朝日、BS朝日
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世界で最もよく知られる名画の一つ《叫び》を描いた西洋近代絵画の巨匠、エドヴァルド・ムンク(1863-1944)。画家の故郷、ノルウェーの首都にあるオスロ市立ムンク美術館が誇る世界最大のコレクションを中心に、約60点の油彩画に版画などを加えた約100点により構成される大回顧展です。
複数描かれた《叫び》のうち、ムンク美術館が所蔵するテンペラ・油彩画の《叫び》は今回が待望の初来日となります。愛や絶望、嫉妬、孤独など人間の内面が強烈なまでに表現された代表作の数々から、ノルウェーの自然を描いた美しい風景画、明るい色に彩られた晩年の作品に至るまで、約60年にわたるムンクの画業を振り返ります。

【 詳細: 東京都美術館  特設サイト

【展覧会】東京都美術館 特別展|没後50年 藤田嗣治展|7月31日-10月8日 終了企画

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没後50年 藤田嗣治展
会  期  2018年7月31日[火]-10月8日[月・祝]
会  場  東京都美術館(東京・上野公園)
開室時間  9:30-17:30 * 入室は閉室の30分前まで
      * 会期中金曜日は20:00まで 8月3日、10日、17日、24日、31日は21:00まで
休  室  日  月曜日、9月18日[火]、25日[火]
      * 8月13日[月]、9月17日[月・祝]、24日[月・祝]、
      10月1日[月]、8日[月・祝]は開室
主  催  東京都美術館、朝日新聞社、NHK、NHKプロモーション
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明治半ばの日本で生まれ、80年を超える人生の約半分をフランスで暮らし、晩年にはフランス国籍を取得して欧州の土となった画家・藤田嗣治(レオナール・フジタ 1886-1968)。2018年は、エコール・ド・パリの寵児のひとりであり、太平洋戦争期の作戦記録画でも知られる藤田が世を去って50年目にあたります。この節目に、日本はもとよりフランスを中心とした欧米の主要な美術館の協力を得て、画業の全貌を展覧する大回顧展を開催します。

本展覧会は、「風景画」「肖像画」「裸婦」「宗教画」などのテーマを設けて、最新の研究成果等も盛り込みながら、藤田芸術をとらえ直そうとする試みです。藤田の代名詞ともいえる「乳白色の下地」による裸婦の代表作、初来日となる作品やこれまで紹介されることの少なかった作品も展示されるなど、見どころが満載の展覧会です。

【詳細: 東京都美術館  特設 WEB サイト

【展覧会】東京都美術館 プーシキン美術館展 ── 旅するフランス風景画 4月14日-7月8日

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プーシキン美術館展 ── 旅するフランス風景画
Masterpieces of French Landscape Paintings from 
The Pushkin State Museum of Fine Arts, Moscow
2018年4月14日[土]-7月8日[日]
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プーシキン美術館展 ── 旅するフランス風景画のポスタ ー 珠玉のフランス絵画コレクションで知られるモスクワのプーシキン美術館から、17世紀から20世紀の風景画65点が来日します。
神話の物語や古代への憧憬、あるいは身近な自然や大都市パリの喧騒、果ては想像の世界に至るまで、描かれた時代と場所を軸にフランス近代風景画の流れをご紹介します。様々な情景を舞台にした風景画は、その土地のにおいや太陽の煌めき、風にそよぐ木々や街のさざめきをも感じさせてくれます。
なかでも、初来日となるモネの《草上の昼食》では、同時代の人物たちとみずみずしい自然の風景が見事に調和しています。印象派の誕生前夜、26歳となる若きモネの魅力溢れる作品です。

ほかにもロラン、ブーシェ、コロー、ルノワール、セザンヌ、ゴーガン、ルソーらの作品が集います。初夏の上野で、巨匠たちが愛した光と色彩が躍る美しい風景を巡る「旅」をどうぞお楽しみください。

【 詳細:東京都美術館 特設WEBサイト

【展覧会】東京都美術館特別展 {ブリューゲル展 画家一族 150年の系譜}開催中 ─ 4月1日まで 

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東京都美術館 
特別展
ブリューゲル展 画家一族 150年の系譜
Brueghel: 150 Years of an Artistic Dynasty
2018年1月23日[火]-4月1日[日]
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16-17世紀のヨーロッパにおいてもっとも影響力を持った画家一族のひとつであったブリューゲル一族。一族の祖であるピーテル・ブリューゲル1世は、現実世界を冷静に見つめ、人間の日常生活を何の偏見もなく、ありのままに表現した革新的な画家でした。
この観察眼は、子から孫、ひ孫へと受け継がれ、一族の絵画様式と伝統を築き上げていくことになります。

父の作品の忠実な模倣作(コピー)を手掛けた長男のピーテル2世。父の自然への関心を受け継いで発展させ、多くの傑作を残したヤン1世。そして、ヤン2世やアンブロシウス、アブラハムといったヤン1世の子孫たちが、一族の作風を受け継ぎ、「ブリューゲル」はひとつのブランドとして確立されていくのです。

本展は貴重なプライベート・コレクションの作品を中心とした約100点の作品により、ブリューゲル一族と、彼らと関わりのある16、17世紀フランドル絵画の全体像に迫ろうという挑戦的な展示になります。

【 詳細情報 : 東京都美術館 特設WEBサイト 】 ☆初出:2017年12月18日

【展覧会】 東京都美術館 ゴッホ展 ─ 巡りゆく日本の夢

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東京都美術館
ゴッホ展-巡りゆく日本の夢
会    期 : 2017年10月24日[火]-2018年1月8日[月・祝]
会      場 : 企画棟 企画展示室
休  室  日 : 月曜日、12月31日[日]、1月1日[月・祝]
* 1月8日[月・祝]は開室
開室時間 : 9:30-17:30(入室は閉室の30分前まで)
夜間開室 : 金曜日
* 11月1日[水]、2日[木]、4日[土]は9:30-20:00(入室は閉室の30分前まで)
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フィンセント・ファン・ゴッホ(1853-1890)は、パリ時代からアルル時代前半にかけて、浮世絵や日本に関する文献を集めるなど、日本に高い関心を寄せていました。
一方で、ファン・ゴッホの死後、日本の芸術家や知識人が、この画家に憧れ、墓のあるオーヴェール=シュル=オワーズを巡礼していたことが明らかになりました。
本展では、ファン・ゴッホの油彩画やデッサン約40点、同時代の画家の作品や浮世絵など約50点に加え、関連資料を通して、ファン・ゴッホと日本の相互関係を探り、その新たな魅力を紹介します。

【 詳細情報 : 東京都美術館

【展覧会】 上野アーティストプロジェクト 「現代の写実 ─ 映像を超えて」 東京都美術館

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東京都美術館 展覧会
上野アーティストプロジェクト「現代の写実 ― 映像を超えて」
Ueno Artist Project: “Contemporary Realism — Transcending the Photograph and Video”
会       期 : 2017年11月17日[金]-2018年1月6日[土]
会       場 : ギャラリーA・C
休  室  日 : 12月4日[月]、18日[月]、25日[月]、31日[日]、1月1日(月・祝)
開室時間 : 9:30-17:30(入室は閉室の30分前まで)
夜間開室 : 金曜日は9:30-20:00(入室は閉室の30分前まで)
観  覧  料 : 一般 500円 / 65歳以上 300円
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東京都美術館、東京藝術大学などがある「上野」は、多くの芸術家が育ち、輩出してきた長い歴史のある芸術家のメッカです。なかでも「公募展のふるさと」ともいわれる東京都美術館は、さまざまな芸術家の発表と成長の場として大きな役割を果してきました。
その歴史の継承と未来への発展のために、一定のテーマを決めて、現在公募団体で活躍している現代作家を紹介するシリーズ「上野アーティストプロジェクト」を開催します。

第1 回のテーマは「現代の写実― 映像を超えて」です。
都市の看板や大型スクリーン、そしてテレビやスマホなどを通して写真やビデオの映像情報がめまぐるしく氾濫する現代社会の中で、絵画でしかできない「現代の写実」を真摯に追究する画家たち 9 人を紹介します。
【出品作家】
稲垣考二(国画会)/岩田壮平(日展)/小田野尚之(日本美術院)/小森隼人(白日会)/
佐々木里加(女流画家協会)/塩谷 亮(二紀会)/橋本大輔(独立美術協会)/蛭田美保子(新制作協会)/元田久治(日本版画協会)

【 詳細情報 : 東京都美術館

【展覧会】 東京都美術館 ボイマンス美術館所蔵 ブリューゲル「バベルの塔」展

20170214173632_00007 20170214173632_00008ボイマンス美術館所蔵 ブリューゲル「バベルの塔」展
16世紀ネーデルラントの至宝-ボスを超えて-
Collection of Museum Boijmans Van Beuningen Bruegel’s
“The Tower of Babel” and Great 16th Century Masters
2017年4月18日[火]-7月2日[日]
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ボイマンス美術館所蔵 ブリューゲル「バベルの塔」展を、東京美術館で開催いたします。
副題に「16世紀ネーデルラントの至宝―ボスを超えて」とある通り、ブリューゲルのみならず、彼が手本とした先駆者ヒエロニムス・ボスの油彩2点、そして彼らが生きた時代、16世紀ネーデルラントの絵画、版画、彫刻を全体で約90点の出品作でご紹介します。

迫真の写実と輝くような美しい色彩が印象的な油彩絵画、ボスの怪物モチーフが所狭しと、描かれる版画作品、そして木彫の粋を尽くした彫刻作品など、16世紀ネーデルラント美術の精華をご覧いただきます。

また、今回の展覧会では新しい試みとして作品を美しく見やすく展示することに加え、東京藝術大学COI拠点の特別協力により芸術と科学技術を融合させ、原寸を約300%拡大したブリューゲル「バベルの塔」の複製画を制作・展示します。
また、同拠点は「バベルの塔」の3DCG動画も制作し、多様なメディアを駆使してこの傑作の魅力に迫ります。

【 詳細 : 東京都美術館

【展覧会】 ティツィアーノとヴェネツィア派展/東京都美術館 新春特別展

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Titian and the Renaissance in Venice
2017年1月21日(土)-4月2日(日)

水の都ヴェネツィアは、15世紀から16世紀にかけて海洋交易により飛躍的に繁栄し、異文化の交わる国際都市として発展を遂げるなかで、美術の黄金期を迎えます。
政庁舎や聖堂、貴族の邸宅のための絵画まで、公私の場のためにさまざまな主題の絵画が制作され、明るい色彩と自由闊達な筆致、柔らかい光の効果を特徴とする、ヴェネツィアならではの絵画表現が生み出されました。
本展は、ヴェネツィア派の巨匠ティツィアーノを中心に、黄金期を築いた多様な芸術家たちの絵画をとおして、ヴェネツィア・ルネサンス美術の特徴とその魅力を紹介します。

【 詳細 : 東京都美術館

【展覧会】 バルテュス展 東京都美術館

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かのピカソをして、「20世紀最後の巨匠」と言わしめた画家がバルテュス(本名 : バルタザール・クロソフスキー・ド・ローラ、1908-2001)です。
時が止まったように静謐な風景画や、バルテュス曰く、「この上なく完璧な美の象徴」である、少女のいる室内画など、どこか神秘的で緊張感に満ちたバルテュスの絵画は、多くの人々に愛され続けています。

<バルテュス展 賞賛と誤解だらけの、20世紀最後の巨匠>は、バルテュスの初期から晩年までの作品を通して、画家の創造の軌跡をたどる大回顧展です。
ポンピドゥー・センターやメトロポリタン美術館のコレクション、また個人蔵の作品など、世界各国から集めた40点以上の油彩画に加えて、素描や愛用品など、あわせて約100点を紹介するとともに、晩年を過ごしたスイスの「グラン・シャレ」と呼ばれる住居に残るアトリエを初めて展覧会場で再現し、孤高の画家バルテュスの芸術が生み出された背景を探ります。

◎みどころ
1967年にバルテュスと結婚した節子夫人の全面的な協力を得て開催する、日本国内では没後初、かつ最大規模の大回顧展となります。
世界の名だたる美術館のコレクションだけでなく、公開されることの少ない個人蔵の作品も含め、 国内ではほとんど見ることのできないバルテュス作品がならんでいます。
東京都美術館 バルテュス展図録──────
◎ 会 期
2014年4月19日[土]-6月22日[日]
◎ 会 場
企画棟  企画展示室
◎ 休室日
月曜日
◎ 開室時間
9 : 30-17 : 30 (入室は閉室の30分前まで)
◎ 夜間開室
毎週金曜日は9:30-20:00 (入室は閉室の30分前まで)

【 詳細情報 : 東京都美術館 バルテュス展 Balthus : A Retrospective