【展覧会】たましん美術館〔立川〕|企画展 浮世絵 歌川広重《名所江戸百景》|’24年7月20日-9月16日|

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たましん美術館〔立川〕
企画展 浮世絵 歌川広重《名所江戸百景》
会  期  2024年7月20日[土]- 9月16日[月・祝]
開館時間  10:00 - 18:00(入館は17:30まで)
休  館  日   月曜日
      8月12日[月・祝]は開館し、翌13日[火]休館、9月16日[月・祝]は開館
会  場  たましん美術館 多摩信用金庫1階
      〠 190-8681 東京都立川市緑町3-4
入  館  料  500円、高・大学生 300円、中学生以下 無 料
      * チケット各種優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
協  力  多摩美術大学版画研究室
共  催  公益財団法人立川市地域文化振興財団   
主  催  公益財団法人たましん地域文化財団
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江戸庶民の風俗、文化を伝える広重晩年の最高傑作《名所江戸百景》、略して「江戸百」。
この展覧会では、江戸百に描かれた場所や人、動物から、江戸時代の生活についてご紹介します。
浮世絵の世界で、葛飾北斎とならび称される初代・歌川広重。安政5(1858)年に62歳で亡くなりますが、安政3(1856)年から制作されたこの江戸百が空前の大ヒット。題名の「百景」の100枚をこえ118枚まで描き続けられたほどです。
まさに「浮世絵師人生の集大成」となった本作は、江戸時代の情緒あふれる春夏秋冬の風景が、人々の度肝を抜くような斬新な構図と鮮やかな色彩で描かれました。江戸の名所をとらえた洒落と遊び心ある絵は江戸時代の人々を、そして150年以上を経た現代の私たちをも楽しませてくれます。
本展では江戸百から40点と《蒲田の梅園》の版木、多摩の風景を描いた浮世絵10点を展示。作品にはナゾときのクイズ、ワークシートなども添え、表現の意図や工夫はやさしい解説パネルで伝えます。会期中のワークショップやギャラリートークでは、創造活動や鑑賞のよろこびを体感することもできます。作品の見方や感じ方をひろげる、大人も子どもも楽しめる展覧会です。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : たましん地域文化財団|美術

【展覧会】府中市美術館|市制施行70周年記念|自然、生命、平和 ―私たちは見つめられている― 吉田遠志展|’24年7月20日ー9月6日|

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府中市美術館
市制施行70周年記念
自然、生命、平和 ―私たちは見つめられている―
吉田遠志展
会  期  2024年7月20日[土]ー 9月6日[金]
会  場  府中市美術館 2階 企画展示室
      〠 183-0001 東京都府中市浅間町1丁目3番地(都立府中の森公園内)
      お問合せ 050-5541-8600(ハローダイヤル)
休  館  日  月曜日(8月12日[月・祝]を除く)、8月13日[火]
開館時間  午前10時 - 午後5時(入場は 午後4時30分 まで)
観覧料金  一 般 800円、 高校・大学生 400円、 小・中学生 200円
      * 各種割引、優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照。
協  力  丸山晩霞記念館、吉田家、吉田版画アカデミー、(一財)太平洋美術会、地域美術
主  催  府中市美術館
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可愛いだけが動物ではない 弱肉強食だけでもない。
吉田 遠志-よしだ とおし-はアフリカで 水辺を譲り合って仲良く暮らす野生の動物たちの平和な「共存共栄」の姿をみた。
遠志は描いて訴える 地上の原理を人間も守れと。
野生動物は、愚かな人間をじっと見つめている。府中市美術館おもてA 府中市美術館7月うら☆ 活版アラカルト掲載図版のほとんどは 図版画面をクリック or タップすると拡大表示されます ☆

<みどころ>
✿ みどころ1 遠志の木版画
吉田遠志の父は明治の天才画家吉田博。その博のもとで、日本の伝統の木版画の技術を磨きました。
✿ みどころ2 遠志とアフリカ
遠志は幼少期から動物園に親しみ、動物の写生に飽きることなく没頭しました。彼の画題は野生動物であり、ついに取材はアフリカまで至りました。また顕微鏡で見える微生物にも関心が向けられ、制作意図は、「生命の根源」を探求することにむけられていきました。
✿ みどころ3 動物絵本シリーズ
晩年に取り組んだ色鉛筆を駆使した動物絵本を紹介します。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上、ご観覧を。
[ 詳 細 : 府中市美術館 

【展覧会】名古屋市美術館|特別展 生誕130年記念 北川民次展 ― メキシコから日本へ|’24年6月29日-9月8日|開幕壹个月再紹介

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名古屋市美術館
特別展 生誕130年記念 北川民次展 ― メキシコから日本へ
会  期  2024年6月29日[土]- 9月8日[日]
開館時間  午前9時30分 - 午後5時  * 金曜日は午後8時まで(入場は閉館30分前まで)
休  館  日  毎週月曜日〔7月15日[月・祝]、8月12日[月・休]は開館〕、
      7月16日[火]、8月13日[火]
観  覧  料  当日・個人 一 般 1,500円、高 大 生 900円、中学生以下 無 料
      * チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
会  場  名古屋市美術館
      〠 460-0008 名古屋市中区栄二丁目17番25号(芸術と科学の杜・白川公園内)
      TEL 052-212-0001 FAX 052-212-0005
主  催  名古屋市教育委員会・名古屋市美術館、中⽇新聞社、⽇本経済新聞社、テレビ愛知
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メキシコで画家・美術教育者として活動した北川⺠次(1894-1989)。
⽇本へ帰国後は東京や愛知を拠点に洋画壇で活躍し、⼦どもの美術教育や壁画制作にも挑みました。約30 年ぶりの回顧展となる本展では、北川がメキシコ時代に交流した作家や美術運動との関わりも視野に⼊れながら、彼がメキシコで学び⽇本へ帰国後も貫いてきた芸術への信念を再考します。
また本展では、北川の美術教育者としての側⾯にも注⽬します。北川はメキシコで野外美術学校の教師を務めた経験を活かして⽇本で児童美術学校を主宰し、美術批評家の久保貞次郎らの協⼒を得て絵本制作を⾏うなど、創造性をもった⼈間づくりを⽬指す美術教育に携わりました。現代でもなお⽰唆に富む⾰新的な⽅針やその⼿法を、⽣徒の作品や当時の資料とともに紹介します。
絵画作品約70 点を含む約180 点の作品と資料によって、洋画家・壁画家・絵本制作者・美術教育者など多彩な側⾯をもつ北川⺠次の魅⼒に迫ります。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 名古屋市美術館

e9bdbeed133bb2700c1964045f86688cISOP マヤ文字変換 による、マヤ文字風の表記  ろうぶんどう

{新宿餘談}
ふるいはなしである。2015年11月にメキシコに出かけた。その報告は当時のウェブサイト容量制限もあって、おもに{朗文堂 花筏}でなした。
{活版アラカルト}には〔【旅の備忘録】メキシコ|土着信仰と習合したキリスト教会では頭蓋骨を祀る風習が|拳銃と麻薬に要警戒、 修羅の国、 あやかしの國、 そしてとこしえの歴史をいだく魅力の邦|’15年11月9日〕にわずかにのこっている。

 世田谷美術館 ’24年9月21日- 11月17日「生誕130年記念 北川民次展―メキシコから日へ」今回の名古屋市美術館「特別展 生誕130年記念 北川民次展 ― メキシコから日本へ」は興味をもって情報を追っていたが、日本語版ウィキペディアには、北川民次紹介はあれど「メキシコ壁画運動」の記録は無い。ほかの資料でも近代メキシコ造形関連資料はきわめてすくないようだ。
そんなとき「妙な資料ならお任せ」のノー学部が次次と図書資料を提示してくれた。編者はそれをもとに、リベラとフリーダ夫妻の記録から「メキシコ近代造形運動」の資料をたぐりよせていた。
本展は名古屋での会期終了後、世田谷美術館(東京都世田谷区砧公園1-2)にて「生誕130年記念 北川民次展―メキシコから日本へ」-2024年9月21日[土]- 11月17日[日]での巡回開催が発表されている。
さすがに名古屋まで出かけることはできなかったが、世田谷なら容易になった。そこで編者の予習・復習をかねて、以下の入門書ともいうべき資料を紹介したい。

20240710162650_00001『メキシコ壁画運動-リベラ、オロスコ、シケイロス』
加藤 薫著  2003年  現代図書  表1&背文字
20240719215246_00001『フリーダ・カーロ-痛みこそ、わが真実』
クリスティーナ・ビュリュス著 遠藤ゆかり訳 2008年 創元社
フリーダ・カーロ予告編トップ「ビデオ フリーダ」(言語:スペイン語 日本語字幕)予告編トップ Amazon Prime Videoより

【展覧会】奈良県立万葉文化館|館蔵品展 万葉 恋ものがたり|’24年7月20日-9月16日|

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館蔵品展 万葉 恋ものがたり
会  期  2024年7月20日[土]- 9月16日[月・祝]
会  場  奈良県立万葉文化館 企画展示室
      〠 634-0103 奈良県高市郡明日香村飛鳥10 電話 0744-54-1850
観  覧  料  一 般  600円、 高校・大学生  500円、 小・中学生  300円
開館時間  10:00 ー 17:30(入館は17:00まで)
休  館  日  月曜日(月曜日が祝日の場合は翌日の平日)
主  催  奈良県立万葉館文化
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我が国最古の歌集『万葉集』には、男女の恋歌を主とする「相聞ーそうもん」に分類される歌が多くおさめられています。それらの歌の数々には、お互いを想う歌や、恋い焦がれる苦しみ、嫉妬する気持ちが込められたものもあり、およそ1300年の時を超えてなお、当時の人々の思いをありありと今に伝えます。
本展では、恋の歌をモチーフに描かれた「万葉日本画」を中心に、下絵や素描なども紹介します。万葉のひとびとが織りなす恋模様に思いをはせていただければ幸いです。
作品リスト PDF

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 奈良県立万葉文化館 ]

【展覧会】Bunkamura|二子玉川ライズ スタジオ & ホール|鈴木康広展 ただ今、発見しています|’24年7月20日-9月1日|

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Bunkamura
二子玉川ライズ スタジオ & ホール
鈴木康広展   ただ今、発見しています
会  期  2024年7月20日[土]- 9月1日[日] * 休館日なし
会  場  二子玉川ライズ スタジオ & ホール
      〠 158-0094 東京都世田谷区玉川1-14-1 二子玉川ライズ
      TEL:03-6732-7340 (受付時間:9:00-18:00)
時  間  10:00-19:00 * 7/22[月]ー 7/25[木]は 12:00-19:00
      * 毎週土曜日は10:00-20:00 * 最終入場は 各閉場の30分前まで
チケット  オンラインによる全日程日時予約制 詳細はこちら ▶ チケット情報
主  催  Bunkamura
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今話題のアーティストによる
発見に満ちた個展、待望の都内初開催!
観客とともに「発見」する、
ひらかれた現代アート

身の周りに存在する何気ないものごとに注目し、小さな気付きを独自の視点で捉えなおし作品を制作するアーティスト・鈴木康広(1979年- )。そのユーモラスな作品は、置かれるロケーションの変化、あるいは鑑賞者の視点や発見がスパイスとなって、その時々で新たな表情を見せてくれます。
本展では、代表作である《まばたきの葉》や《空気の人》をはじめ、鈴木康広の繊細な視点と斬新な発想にもとづく「見立て」(=あるものを見て他の何かを連想し、新たな視点で捉えなおすこと)から生まれた作品約50点を展示します。同じ作品と向き合っても、気付きや発見は人それぞれ。鈴木康広の「発見」から生まれた作品と、それを観て新たな「発見」をする鑑賞者、そしてその様子を見て別の視点からの「発見」をする隣の鑑賞者、と、「発見」の連鎖となって繋がっていったらどんなに楽しいことでしょう!
そうした「発見」の手がかりとして、ただ鑑賞するだけではない体験型の作品も! 会場では、夏休みの工作や自由研究のヒントにも出会えるかもしれません。
Bunkamura ザ・ミュージアムが、文化と自然にあふれるヒラメキの場所・二子玉川の地にて開催する本展。現在進行形で生まれ続ける「発見」をお楽しみください。

PROFILE 鈴木康広(すずき・やすひろ)
2001年東京造形大学デザイン学科卒。2014年に水戸芸術館、金沢21世紀美術館で個展を開催。現在、武蔵野美術大学空間演出デザイン学科教授、東京大学先端科学技術研究センター客員研究員。NHK Eテレ「みたてるふぉーぜ」(2023年- )総合指導。
鈴木康広 公式ウェブサイト

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : Bunkamura  本展特設サイト ] 

【展覧会】文化学園服飾博物館|世界のビーズ|’24年7月19日-11月4日|

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世界のビーズ
会  期  2024年7月19日[金]- 11月4日[月]
開館時間  10:00 - 16:30  * 入館は 閉館の30分前 まで
      * 8/30、10/25は19:00まで開館
休  館  日  日曜、祝日、夏期休館(8/9-18)* 7/28,8/25、11/3、11/4は開館
入  館  料  一 般 500円、大学・高校生 300円、小中学生 200円
      * 障がい者とその付添者1名は無料
会  場  文化学園服飾博物館
      〠 151-8529 東京都渋谷区代々木3-22-7 新宿文化クイントビル 1階
      TEL. 03-3299-2387
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衣服や装身具に幅広く用いられるビーズ。その素材は、木や石など入手がたやすいものから、宝石のような貴重な鉱物、ガラスやプラスチックといった合成素材など、地域や時代によってもさまざまです。ビーズで身を装うことは単なる装飾にとどまらず、民族や社会的立場といったアイデンティティーを表したり、富や権力を象徴することもあります。また、連なる玉に祈りを込める数珠など、精神世界とつながるための役割を果たすこともあります。本展では、交易品として珍重されたガラス・ビーズ「とんぼ玉」、ヨーロッパのきらびやかなビーズ刺繍のドレス、象徴的な意味を持つアジアやアフリカの各民族の衣服や装身具など、約40か国のビーズを紹介します。

※ 事前予約の必要はありませんが、混雑時には入館をお待ちいただく場合があります。
※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 文化学園服飾博物館 ] 

【展覧会】土門拳記念館|特別展 The Eyes -土門拳が撮った眼-|’24年7月19日-10月22日|

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土門拳記念館
特別展 The Eyes-土門拳が撮った眼-
開催期間  2024年7月19日[金]- 10月22日[火]
時  間  午前9時 ー 午後5時(入館は 午後4時30分 まで)
休  館  日  8/29[木]、9/25[水]ー 9/26[木]
会  場  土拳拳記念館 主要展示室、企画展示室Ⅰ、企画展示室Ⅱ
      〠 998-0055 山形県酒田市飯森山2-13(飯森山公園内)
      TEL:0234-31-0028
入  館  料  一 般:800円、高校生:400円、小・中学生:無 料
協  力  一般財団法人 日本カメラ財団、植田正治写真美術館、一般財団法人 草月会
共  催  酒田市、酒田市教育委員会
主  催  公益財団法人さかた文化財団 土門拳記念館
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たとえ小さくても軽くても
視線の強いものが、
ぼくの被写体として残る

写真家・土門拳(1909−1990年)が撮影した多様な “眼” に焦点をあてる展覧会を開催いたします。 
20世紀日本のドキュメンタリー写真を代表する『ヒロシマ』(1958年)や『筑豊のこどもたち』(1960年)には、被写体となった人々の眼が印象的な作品が数多く含まれています。何かを強く求め訴えかけてくるような眼があれば、時には現代の私たちの在り方を問うような深く静かな瞳もあります。
昭和の著名人たちの肖像を収めた『風貌』(1953年)シリーズでは、激動の時代を切り拓いていった者たちの才気あふれる眼差しに、時を超えて対面することができます。『文楽』(1972年)や『古寺巡礼』(1963〜1975年)といった写真集では、日本美術史の中で生み出され、継承されてきた個性的な眼の造形の数々が、土門特有のクローズアップ撮影によって鮮やかに切り撮られてきました。

「ぼくは被写体に対峙し、ぼくの視点から相手を睨みつけ、そして時には語りかけながら被写体がぼくを睨みつけてくる視点を探る。そして火花が散るというか、二つの視点がぶつかった時がシャッター・チャンスである」と書き残しているように、彼が写した多くの “ 眼 ” には、被写体そのものの発するメッセージと、土門自身の思想の両方が反映されているといえるでしょう。眼の中に刻まれた時代と、今も生き続ける記憶を感じていただければ幸いです。

会期の後半には一部展示替えを行い、今年で30回目を迎える「酒田市土門拳文化賞」の受賞作品展と、地元・庄内地域にゆかりのある若手写真家 / 美術家の作品とともに土門拳を再考する、初の試みとなるグループ展「KDMoP Shonai Photo Meeting −リミックス土門拳−」を順次開催いたします。

※ 多彩な関連イベントが発表されています。
※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 土門拳記念館 ]  { 活版アラカルト 過去ログ }

【展覧会】京都工芸繊維大学美術工芸資料館|パリをめぐるデザイン|’24年7月19日-9月14日|

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京都工芸繊維大学美術工芸資料館
パリをめぐるデザイン
開催期間  2024年7月19日[金]- 9月14日[土]
休  館  日  日曜日・祝日、8月12日[月]- 8月17日[土]
開館時間  10時 - 17時(入館は 16時30分 まで)
会  場  京都工芸繊維大学美術工芸資料館 2階
      〠 606-8585 京都市左京区松ヶ崎橋上町
      電話番号 075-724-7924 ファックス 075-724-7920
入  館  料  一 般 200円、大学生 150円、高校生以下 無 料
      * 各種割引、優待情報などは下掲詳細参照。
協  力  京都・大学ミュージアム連携
主  催  京都工芸繊維大学美術工芸資料館
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美術工芸資料館では、展覧会「パリをめぐるデザイン」を開催します。
この展覧会はパリ2024オリンピック開催にちなみ博物館実習の一環として、本学学生がキュレーションと展示全般を担いました。

本展では、ジャポニスムに始まり、アール・ヌーヴォー、アール・デコというモダン・デザインの二大潮流を経て、20世紀後半のヴィジュアル・イメージまで、広告ポスターを中心に約50点の作品を通して、パリのデザインを紹介します。

19世紀末のパリでは、産業革命やパリ万博など華々しい時代ベル・エポックを象徴する出来事が多数ありました。多くの美術館や教育施設があることから、パリには各地から若い芸術家たちが集まり、新聞や雑誌による美術批評が盛んに行われました。多色リトグラフという印刷技術の大きな進歩によって、美しい広告ポスターが街を彩るだけでなく、百貨店や地下鉄などの建築物や、家具、書籍も華やかなデザインで装飾されていきました。
展覧会の前半ではポスターの「スタイル」に焦点を当てて、デザインとイメージの変遷を紐解きます。後半ではポスターの「広告」としての機能に焦点を当てて、お酒のポスターと交通のポスターを中心に、ポスターの社会的役割とデザインの関係を探ります。
日本の影響を受けたデザインであるジャポニスムから始まり、後に海外のデザインにも影響を及ぼすアール・ヌーヴォーとアール・デコのデザイン、19世紀末から20世紀後半のパリの街を彩る広告ポスターの展示を通して、パリのデザインの変遷をお楽しみください。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 京都工芸繊維大学美術工芸資料館

【展覧会】東京シティビュー|ポール・マッカートニー写真展 1963-64 ~Eyes of the Storm~|’24年7月19日-9月24日

20240624201505_00016☆ 活版アラカルト掲載図版のほとんどは 図版画面をクリック or タップすると拡大表示されます ☆

東京シティビュー
ポール・マッカートニー写真展
1963-64 ~Eyes of the Storm~
会  期  2024年7月19日[金]- 9月24日[火]
開館時間  10:00 - 19:00 金曜・土曜は 10:00 - 20:00 
      * 7月19日[金]は-17:00まで * 入館はいずれも閉館の30分前まで
会  場  東京シティビュー(六本木ヒルズ森タワー52階)
      〠 106-6150 東京都港区六本木6-10-1
      お問い合わせ 050-5541-8600 (ハローダイヤル)全日9:00-20:00
入  館  料  (税込)一般 2,600円、学生(大・専門・高校生) 1,800円、
      子供(4歳-中学生)1,000円
      ▶ しいチケット情報は こちら  優待前売り券発売中
主  催  フジテレビジョン/東京シティビュー/キョードー東京
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世界が熱狂したザ・ビートルズ絶頂期の記録
ポール・マッカートニー撮影の未公開プライベート写真を展示

2023年、ロンドンのナショナル・ポートレート・ギャラリーのリニューアルオープン記念として、多くのセレブリティが足を運び盛況を博した『ポール・マッカートニー写真展 1963-64~Eyes of the Storm~』が今年日本にて開催の運びとなりました。
1962年にデビューし、瞬く間に世界のトップミュージシャンとなったザ・ビートルズ。
本展は、ジョン・レノン、ポール・マッカートニー、ジョージ・ハリスン、リンゴ・スターの4名が世界を熱狂させ社会現象となる1963年12月から、「エド・サリバン・ショー」でアメリカに凱旋した1964年2月までの約3か月間の記録です。
彼自身が撮影したものや、60年前からネガやコンタクトシートのままでプリント化されてこなかった貴重な写真を含む約250枚が展示されます。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 東京シティビュー  本展公式サイト

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※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 東京シティビュー  本展公式サイト ]

【展覧会】松岡美術館|レガシー ― 美を受け継ぐ モディリアーニ、シャガール、ピカソ、フジタ|’24年6月18日-10月13日|開幕壹个月再紹介

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レガシー ― 美を受け継ぐ モディリアーニ、シャガール、ピカソ、フジタ
会  期  2024年6月18日[火]- 10月13日[日] * 展示作品の一部入れ替えがあります
会  場  松岡美術館  展示室 5・6
      〠 108-0071 東京都港区白金台5-12-6 TEL:03-5449-0251
      ▶ アクセス  https://www.matsuoka-museum.jp/access/  
時  間  10:00 - 17:00(最終入館時間 16:30)
      * 毎月第1金曜日のみ  10:00 - 19:00 (入館は 18:30 まで)
休  館  日  毎週月曜日(祝日の場合は翌平日)
観  覧  料  一  般 1,200 円、 25歳以下 500 円、
      * 高校生以下、障がい者手帳をお持ちの方 無 料
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本展では、20世紀初頭のパリを彩った多様な表現を、当館コレクションからご紹介いたします。パリに集った多くの異邦人からなるエコール・ド・パリ、前衛的な表現を探求したフォーヴィスムやキュビスム、シュルレアリスム、そして日本からパリに渡った作家たちの表現をご覧ください。シュルレアリスムに関わったジョルジョ・デ・キリコとポール・デルヴォーの作品は、約10年ぶりの展示となります。 加えて、常設展示より、ブールデルやヘンリー・ムアの彫刻作品も、普段の展示とは異なる視点を交えてご紹介します。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 松岡美術館 ]  { 松岡美術館  活版アラカルト  過去ログまとめ }

【展覧会】東京都写真美術館|3F 展示室 TOPコレクション 見ることの重奏|’24年7月18日-10月6日|

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東京都写真美術館
3F 展示室
TOPコレクション 見ることの重奏
開催期間  2024年7月18日[木]- 10月6日[日]
会  場  東京都写真美術館 3F 展示室
      〠 153-0062 東京都目黒区三田1-13-3 恵比寿ガーデンプレイス内
      TEL 03-3280-0099
休  館  日  毎週月曜日(月曜日が祝休日の場合は開館し、翌平日休館)
料  金  一 般 700円 / 学 ⽣ 560円 / 中⾼⽣・65歳以上 350円
      * チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
主  催  公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都写真美術館
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東京都写真美術館では約37,000 点を超える収蔵作品のなかから、テーマに沿って選び抜かれた名品を定期的に紹介しています。本展覧会では、当館の所蔵する写真作品を中心に、「見ることの重奏」をテーマとして、見るということを問い直す試みを行います。
ひとつの作品に内在する、作者や批評家、鑑賞者など、さまざまなまなざし。たとえば、写真家は制作のプロセスにおいて、ある対象を独自の方法で見つめ、それをフレーム化します。また批評家は、自身の作品の見方を言語化することで、作品を評価し、価値づけます。そして鑑賞者はそこに写されている事象と自身の個人的な経験や記憶を結びつけ、その関係性のなかで作品を見ることができます。
このように、イメージの作り手、語り手、受け手など、その立ち位置によって、写真を見るという行為は多様なものとなります。そして見る経験は、イメージの表面上には見えない、歴史的な視点と豊かな想像力、自身の思考が重なり合い、それらを共鳴させる行為とも言えるのではないでしょうか。
本展では、これまで語られてきた作品をめぐる言葉とともに、時代も地域も異なるコレクションが一堂に展示されます。出品作品を通して、写真を見るということについて思考をめぐらせる場となれば幸いです。

◆ 出品作家 ◆
ベレニス ・ アボット、ウジェーヌ ・ アジェ、アンナ ・ アトキンス、チェン ・ ウェイ、スコット ・ ハイド、アンドレ ・ ケルテス、ウィリアム ・ クライン、奈良原 一高、マン ・ レイ、杉浦 邦恵、 モーリス ・ タバール、寺田 真由美、マイナー ・ ホワイト、山崎 博

※ 事業は諸般の事情により変更することがございます。 あらかじめご了承ください。
※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。

[ 詳 細 : 東京都写真美術館     日時指定チケット購入先-外部サイト ]

【展覧会】すみだ北斎美術館|特別展 北斎 グレートウェーブ・インパクト ― 神奈川沖浪裏の誕生と軌跡 ―|’24年6月18日-8月25日|開幕壹个月再紹介

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すみだ北斎美術館
特別展 北斎 グレートウェーブ・インパクト
― 神奈川沖浪裏の誕生と軌跡 ―
会  期  2024年6月18日[火]- 8月25日[日] * 前後期で一部展示替えを実施
         前 期:6月18日[火]-7月21日[日]
         後 期:7月23日[火]-8月25日[日]
開館時間  9:30 - 17:30(入館は 17:00 まで)
休 館  日  毎週月曜日
           開 館:7月15日[月・祝]、8月12日[月・振休]
        休 館:7月16日[火]、8月13日[火]
会  場  すみだ北斎美術館 3階企画展示室、4階企画展示室
       〠 130-0014 東京都墨田区亀沢2丁目7番2号 TEL. 03-6658-8936
観覧料金  一 般 1,500円、 高校生・大学生・65歳以上 1,000円、 中学生 / 障害者 500円、
      小学生以下 無 料
      * 個人、当日、税込み料金を表示。各種割引・優待などは下掲公式サイトを参照。
主  催  墨田区・すみだ北斎美術館
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新紙幣採用を記念して、「冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏」がどのような背景で誕生したか、またその図柄がさまざまに利用されてきた軌跡をたどり、海外で「グレートウェーブ」の通称で親しまれる影響、広がりを紹介します。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : すみだ北斎美術館 ] 

【展覧会】東京農業大学「食と農」の博物館|企画展 美しき土壌の世界|’24年4月18日-8月31日|開幕参个月再紹介

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東京農業大学「食と農」の博物館
企画展 美しき土壌の世界
展示期間  2024年4月18日[木]- 8月31日[土]
開館時間  9:30 - 16:30
休  館  日  日曜日、月曜日、祝日、 大学が定めた休日
所  在  地  東京農業大学「食と農」の博物館 1階企画展示室
      158-0098 東京都世田谷区上用賀2-4-28
      TEL 03-5477-4033 FAX 03-3439-6528
      入館料無料[予約不要]
協  力  埼玉県立川の博物館、(一社)日本土壌肥料学会
主  催  東京農業大学「食と農」の博物館、
      応用生物科学部 農芸化学科 土壌肥料学研究室
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土壌は物質ではなく環境です。私達人間が生活している住宅と同じく、土壌微生物や植物(根・地下茎)や土壌動物にとっての居住空間です。その居住空間は非常に多様な色彩を帯び、複雑な構造を形成しています。ワクワクするくらい色んな種類があるのです。そして全ての土壌がなぜか美しいのです。
本企画展では、様々な場所でできた土壌から作った “モノリス”(土壌断面標本)を一斉展示します。見て比べ、違いを体感し、地下に広がる土壌の世界へ誘います。

【主な展示内容】
〇 まだまだ若い土壌 〇 火山灰からできる土壌 〇 赤い土ができるまで 〇 年老いた土壌 〇 表面が白い土壌 〇 森の土壌 〇 日本にある特徴的な土壌 〇 川が氾濫してできる土壌 〇 触れるモノリス

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 東京農業大学「食と農」の博物館
[ 関 連 : 東京農業大学「食と農」の博物館   公式紹介動画   YouTube  11:56 ]

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【展覧会】帰還者たちの記憶ミュージアム 平和祈念展示資料館|特別企画展 15歳 少年兵の記憶 ─ 僕は、駆逐艦『雪風』から散っていく命を見た|’24年7月17日-10月14日|

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帰還者たちの記憶ミュージアム|平和祈念展示資料館
特別企画展 15歳 少年兵の記憶 ─ 僕は、駆逐艦『雪風』から散っていく命を見た
日  時  2024年7月17日[水]- 10月14日[月・祝]
         前 期:7月17日[水]ー 9 月 1 日[日]  
         後 期:9月 3 日[火]- 10月14日[月・祝]
開館時間  9:30 - 17:30 (入館は17:00まで)
休  館  日  毎週月曜日(月曜が祝日の場合は火曜日)
会     場  帰還者たちの記憶ミュージアム(平和祈念展示資料館)企画展示コーナー    
      〠 163-0233 東京都新宿区西新宿2-6-1 新宿住友ビル33階
      TEL :03-5323-8709 FAX :03-5323-8714 E-mail :info☆heiwakinen.jp
入館無料(総務省委託事業)
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故・西﨑信夫氏は1942(昭和17)年に若干15歳で海軍に志願し、海軍特別年少兵の1期生となりました。海軍特別年少兵とは、14歳以上16歳未満の少年を将来の中堅幹部要員として育成するための制度で、4期18,160名が採用され、2期までの約7,400名の修了者のうち約3,200名が戦死したとされています。
その後、西﨑氏は稀代の幸運艦として知られる駆逐艦「雪風」に乗艦し、まだ10代後半でありながら数多くの海戦に参加しました。そこで多くの僚艦が沈没し、戦友たちが死傷する有り様を目の当たりにしています。また戦後も雪風に残り、海外からの復員・引揚げ輸送に従事し、そこで着の身着のままの姿となった人々を目撃しています。}
鎮魂の想いから2013(平成25)年2月より当資料館語り部となり、自身の戦争体験を積極的に発信し続けましたが、コロナ禍でお話し会が中止となる中、2021年11月にお亡くなりになりました。昨年、ご遺族から当資料館へ海兵団時代の日記などの資料をご寄贈いただきました。他にも当資料館作成の記録映像や、ご本人の著書も遺されています。これらを手がかりに、関連する戦跡の写真なども交え、戦中・戦後に1人の少年がたどった軌跡を見つめます。

<西﨑信夫氏 プロフィール>
1927年1月2日 三重県鵜方村(現・志摩市)生まれ
1942年9月   海軍特別年少兵の第1期生として、広島県の大竹海兵団に入団
1943年8月      横須賀の海軍水雷学校普通科に入校し、11月に繰上げ卒業
1943年12月    駆逐艦「雪風」に乗艦。以後、魚雷発射管の射手や対空機銃要員として主要海戦に参加
1945年8月      京都府伊根村(現・伊根町)で終戦。最終階級は一等兵曹。
                          以後も雪風に乗務し、甲板長として復員・引揚げ輸送に従事
1947年10月    復員
2013年2月      平和祈念展示資料館の語り部としての活動を開始
2019年2月         西崎信夫著・小川万海子編『「雪風」に乗った少年 ― 十五歳で出征した
「海軍特別年少兵」―』(藤原書店)を発刊
2021年11月17日 逝去。享年94歳

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を(総務省委託事業)。
[ 詳 細 : 帰還者たちの記憶ミュージアム|平和祈念展示資料館 ]

【展覧会】東京国立博物館 平成館 特別展示室|創建1200年記念 特別展「神護寺 ― 空海と真言密教のはじまり」|’24年7月17日-9月8日

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東京国立博物館 平成館 特別展示室
創建1200年記念
特別展「神護寺―空海と真言密教のはじまり」
会  期  2024年7月17日[水]- 9月8日[日]
会  場  東京国立博物館 平成館 特別展示室(上野公園)
      〠 110-8712 東京都台東区上野公園13-9
お問合せ  050-5541-8600(ハローダイヤル)
開館時間  9時30分 - 17時00分  * 最終入場はいずれも閉館の30分前まで
      毎週金・土曜日は ー19時00分 * ただし8月30日・31日は除く
休  館  日  月曜日、8月13日[火]
      * ただし、8月12日(月・休)は開館、8月13日(火)は総合文化展は開館
観覧料金  本展は事前予約不要です。
      一 般 2,100円(一般前売 1,900円)、大学生 1,300円(大学生前売 1,100円)、
      高校生 900円(高校生前売 700円) 
      * 中学生以下、障がい者とその介護者一名は無料です。
       入館の際に学生証、障がい者手帳などをご提示ください。
      * 混雑時は入場をお待ちいただく可能性がございます。
      * 本券で、会期中観 覧日当日1回に限り、総合文化展もご覧になれます。
      * 詳細は、展覧会 公式 チケットページ で確認ください。
主  催  東京国立博物館、高雄山神護寺、読売新聞社、NHK,NHKプロモーション
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国博神護寺070003☆ 活版アラカルト掲載図版のほとんどは 図版画面をクリック or タップすると拡大表示されます ☆

京都北郊の紅葉の名所、高雄の神護寺は、和気清麻呂(わけのきよまろ)が建立した高雄山寺を起源とします。唐から帰国した空海が活動の拠点としたことから真言密教の出発点となりました。
本展は824年に正式に密教寺院となった神護寺創建1200年と空海生誕1250年を記念して開催します。平安初期彫刻の最高傑作である国宝「薬師如来立像」や、約230年ぶりの修復を終えた国宝「両界曼荼羅(高雄曼荼羅)」など、空海ゆかりの宝物をはじめ、神護寺に受け継がれる貴重な文化財をご紹介します。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 東京国立博物館  本展特設公式サイト

【展覧会】原美術館 ARC|日本のまんなかでアートをさけんでみる|’24年3月16日-9月8日|開幕四箇月再紹介

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原美術館 ARC
現在開催中
日本のまんなかでアートをさけんでみる
会  期  会期:2024年3月16日[土]-9月8日[日]
      * 特別展示室・觀海庵は 会期中展示替えがあります
開館時間  9:30 am-4:30 pm(入館は 4:00 pm まで)
休  館  日  木曜日(5/2は開館、8月を除く)
入  館  料  一 般 1,800円、 70歳以上 1500円、 大高生 1,000円、 小中生 800円
      * 個人、当日料金を表記。各種割引、優待などは 下掲詳細 参照。
会  場  原美術館 ARC Hara Museum ARC
      〠 377ー0027 群馬県渋川市金井2855-1
      Tel:0279-24-6585 / Fax:0279-24-0449
主  催  原美術館 ARC
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【展覧会の見どころ】
① 原美術館とハラ ミュージアム アークをモチーフに制作された佐藤時啓「光-呼吸」全12作品を展示(全て原美術館最後の展覧会「光-呼吸 時をすくう5人」展出品作)
② 陽光のきらめきや雲の造形、草木の香りや鳥のさえずりなど、豊かな自然とその移ろいとともにある、時間芸術のような原美術館ARCでのアート体験
③ アーティストとの交流と信頼関係を礎に収蔵された作品の数々を展覧

【展覧会概要】
原美術館 ARC では、毎年、ここから発信する意味や意義を考慮したテーマの展覧会を開催しています。2024年春夏季は、「日本のまんなかでアートをさけんでみる」と題し、主に原美術館コレクションと 原六郎コレクションから厳選した作品を展示します。

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原美術館ARCは「日本の中心」にあります。「日本の中心」と言っても、政治・経済の中心として誰もが思い浮かべる東京でも、文化の中心地とされる京都でもありません。ここは群馬県渋川市、「日本のまんなか」と称する街に原美術館ARCはあります。
中心とは何なのでしょうか? 古くから三国街道の宿場町として栄え、伊香保の名湯を有し、赤城や榛名の山々をのぞむ渋川市は、「日本の主要四島で最北端の北海道宗谷岬と 最南端の鹿児島県佐多岬を円で結んだ中心に位置する」ことから「日本のまんなか」とされ、夏にはユニークな「へそ祭り」が開催されるなど独自の文化を育む街です。しかし、「日本の中心」、「真ん中」と称する街は他にもあります。つまり、物事を捉える角度や尺度を変えれば、中心はその位置を様々に変化させることができるのです。

原美術館ARCは、原美術館(東京・品川)と別館ハラ ミュージアム アーク(群馬・渋川)の活動を2021年に集約した美術館です。企画展を主軸にしていた原美術館とは異なり、ここでは主に現代美術と東洋古美術の収蔵品展を開催しています。これらのことは、一般的には、原美術館が日本の中心都市・東京からその周縁に拠点を移したと捉えられるでしょうし、企画展を中心にすえる日本では、収蔵作品展は周縁的展覧会とされる傾向にあるでしょう。
ですが、災禍を経験した私たちには、安心して深呼吸のできる空気や大きな青空の下でのアート体験が視界や思考の中心に入ってきましたし、地球の持続可能性が危ぶまれる現在では、大掛かりな宣伝や演出を抑え、国内外のアーティストひとりひとりとの信頼関係を礎として、今ここにある作品群と向き合う収蔵作品展の開催こそが、原美術館ARCの中心的役割のひとつなのではないかと考えています。
アートとは、中心(既成概念)をずらす思考のことであり、中心を変えることは先端に立つことでもあります。世の中の関心が新しさに向いていた昭和の日本で廃墟と化した戦前の洋館を「原美術館」として再生し維持し続けたことや、RC造が公共建築の当たり前だった時代に前身のハラ ミュージアム アークの建築を木造としたことが先駆的であったように、そして何より、まだ価値の定まっていなかった現代美術を両館から国内外に発信したことが先進的であったように、原美術館ARCも先端に立ち続けようと思います。そして、周縁とされがちなアートという営みを、出会った誰もが大好きになる中心的な場であり続けようと思います。 ここで、お待ちしています。

※ 厳冬期をのぞいて、ほぼ通年展示開催。群馬/渋川方面にお出かけの節は足をお運び下さい。
※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 原美術館 ARC

【展覧会】岡谷蚕糸博物館|企画展 中国古代復元絹織物展|’24年5月16日-8月18日|開幕貳个月再紹介

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岡谷蚕糸博物館
企画展 中国古代復元絹織物展
開催期間  令和6年(2024年)5月16日[木]- 令和6年(2024年)8月18日[日]
開館時間  9:00 - 17:00
      動態展示・まゆちゃん工房は 9:00-12:00、13:00-16:00
      * 時間は変更することがございます。
休 館 日  毎週水曜日 ▶ 開館カレンダー  
      * 臨時休館があります。ご来館の際には確認をよろしくお願いいたします。
会  場  岡谷蚕糸博物館 -シルクファクトおかや- 企画展示エリア
      〠 394-0021 長野県岡谷市郷田1-4-8  TEL 0266-23-3489  FAX 0266-22-3675
入 館 料  一   般  510円、 中・高生  310円、 小学生  160円
      * チケット・各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
主  催  岡 谷 市
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岡谷市は中国江蘇州の「蘇州絲綢博物館」と平成10年に学術協定を締結しました。その後、殷王朝(紀元前16ー紀元前11世紀)から、清王朝(17-20世紀)までの古代復元絹織物43点、清王朝以降の装飾品等の現品8点の計51点の提供を受け、当館では絹織物の起源である古代中国の絹織物の研究に活用してきました。
令和6年は辰年。中国において、龍の紋様は権威の象徴とされ、とりわけ5本の爪の龍は皇帝専用とされました。本企画展では、辰年にちなんで、中国古代復元絹織物から、龍の文様を持つ絹織物を中心に展示いたします。

<蘇州と絹織物の歴史>
春秋時代に呉の都として栄えた古都です。紀元前514年に呉王・闔閭-こうりょ-がこの地に城を築いたことから街が形成され始めました。元代にはマルコ・ポーロが訪れ、運河と街並の美しさを「東洋のベニス」と称して絶賛しました。街中に綱の目のように張りめぐらされた運河や、明代に造られた江南庭園の数々は今も旅行者の目を楽しませてくれます。特産は豊富な水資源を生かして発展した絹織物です。農業や漁業も盛んで、「魚米之郷」とも呼ばれてdfいます。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 岡谷蚕糸博物館   同館2024年 ハンドアウト PDF ] 

【展覧会】杉並区立郷土博物館〔郷土博物館分館〕|令和6年度 区民参加型展示 南川三治郎写真展 巨匠たちの仕事場|’24年6月15日-9月23日|開幕壹个月再紹介

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杉並区立郷土博物館(郷土博物館分館)
令和6年度 区民参加型展示 
南川三治郎写真展 巨匠たちの仕事場
開催期間  令和6年(2024)6月15日[土]- 9月23日[月]
開催時間  午前9時 - 午後5時
休  館  日  毎週月曜日・毎月第3木曜日(祝日の場合は開館し翌日)
対  象  小学生、中学生、高校生、一般、高齢者
      * どなたでもご覧いただけます。
開催場所  杉並区立郷土博物館 郷土博物館 分館
      〠 167-0032 杉並区天沼3丁目23番1号 天沼弁天池公園内
      電話番号03-5347-9801 ファクス番号03-5347-9802
      * 交通アクセスJR中央線「荻窪駅」(北口)徒歩10分
観覧料金  無料
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『アトリエの巨匠たち』『推理作家の発想工房』などの作品で知られる写真家・南川三治郎(みなみかわ さんじろう 1945年-2018年)は、美術家や小説家を仕事場ごと撮影する手法を用いて、その人物像や創作の様子を写真に収めてきました。その中には、中川一政(1893年-1991年)、鈴木信太郎(1895年-1989年)、開高健(かいこう たけし)(1930年-1989年)といった杉並にゆかりのある人物も多く含まれます。
そうした杉並ゆかりの作家とその仕事場を中心に、南川三治郎が撮影してきた作品を紹介しま。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 杉並区立郷土博物館(郷土博物館分館)

【展覧会】京都dddギャラリー|第242回企画展 Folio Folio Folio: Print by Veronica Ditting フォリオ フォリオ フォリオ:プリント バイ ヴェロニカ・ディッティング|’24年6月8日-7月28日|会期終盤

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京都dddギャラリー第242回企画展
Folio Folio Folio: Print by Veronica Ditting
フォリオ フォリオ フォリオ:プリント バイ ヴェロニカ・ディッティング
会  期  2024年6月8日[土]- 7月28日[日]
会  場  京都 ddd ギャラリー
      〠 600-8411 京都市下京区烏丸通四条下ル水銀屋町620 COCON 烏丸 3 F
      TEL:075-585-5370  FAX:075-585-5369
開館時間  火曜-金曜は 11:00-19:00 土日祝は 11:00-18:00
休  館  日  月曜日(祝日・振替休日の場合はその翌日)、祝日の翌日(土日にあたる場合は開館)
主  催  公益財団法人DNP文化振興財団
入場無料
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シェアツイートURLコピー京都 ddd ギャラリーにて開催されるこの展覧会では、ヴェロニカの手による過去 20年間の作品を多岐にわたって展示します。その内容は、本や雑誌、その他の出版物、展覧会用デザイン作品をはじめとした様々な印刷物です。会場では、この展示会のためにデザインされた展示用のスタンドを、ひとつひとつ高さや方向を変えて設置することで、いろいろな視点から作品を見ることができ、それによって作品の素材感と立体感を際立たせる展示法をとっています。ギャラリーに集め られたこれらの印刷物がひとつの風景を創り出し、集合体としてのヴェロニカの制作物が持つ本質 的特徴が浮き彫りになっています。
今回展示される主なプロジェクトのひとつに、『ザ・ジェントルウーマン』誌があります。ザ・ジェントルウーマンは、ある小さなチームが 2010年に創刊したもので、同誌の持つ唯一無二かつ非常に影響力を持つ感性は、ヴェロニカがチームの一員として創造し、進化させてきたものです。
展示では、同誌の考え抜かれたレイアウトと、読者に人気の高い情報ページにフォーカスがおかれており、編集に対するヴェロニカのアプローチ手法を明確に見て取ることができます。また、エルメスのビューティ部門立ち上げを牽引した多くの印刷物も展示されます。ここでは、ビューティ製 品そのものの特性とヴェロニカ自身の色使いとの比率に関して、ヴェロニカが見せた駆け引きの手腕が際立ちます。これらのプロジェクトは、アーティストブック、エディトリアル、展覧会デザインとともに展示され、ヴェロニカがそうした作り手たちと築いているユニークな関係性を表わしています。さらにこの展覧会では、完成品だけではなく、写真家チュウ・ヤンよる模型やダミー、校正刷り、デザインスケッチなどの素材を集めた大規模な写真作品も展示されます。複雑に構成され、美しく照らし出された作品たちを目にすると、それぞれのデザインプロセスを感じられるだけでなく、アーカイブの範囲とスケールも伺い知ることができます。そしてまた、ヴェロニカがクリエイティブディレクターとして特に重視する、写真の依頼という仕事についての示唆もあります。
作品キャプションには、各プロジェクトの素材とプロセスについて詳しい記載がありますが、そこにはまた、グラフィックデザインを三次元的に鑑賞することを推奨する意図が込められています。とは言え、この展覧会では、やはりまず作品に対する即時的かつ官能的な反応が励起されます。それこそが、何にも増して印刷物の可能性に対する祝福なのです。
                  エミリー・キング (本展キュレーター/デザイン史家)

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 京都 ddd ギャラリー
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【展覧会 予告】京都dddギャラリー|第243回企画展 立平面社 〜手と脳のあそびの不思議〜|’24年8月7日-10月14日|

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京都dddギャラリー 第243回企画展
立平面社  〜 手と脳のあそびの不思議 〜
会  期  2024年8月7日[水]- 10月14日[月・祝]
会  場  京都 ddd ギャラリー
      〠 600-8411 京都市下京区烏丸通四条下ル水銀屋町620 COCON 烏丸 3 F
      TEL:075-585-5370  FAX:075-585-5369
開館時間  火曜-金曜は 11:00-19:00 土日祝は 11:00-18:00
休  館  日  月曜日(祝日・振替休日の場合はその翌日)、祝日の翌日(土日にあたる場合は開館)
主  催  公益財団法人DNP文化振興財団
入場無料
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京都dddギャラリーでは地方のグラフィックデザインや色々な造形に目を向け、地域に密着したデザイナーを紹介する展示企画を始動します。その第一弾として、松井桂三が音頭を取って結集した [ 立平面社 ] を取り上げます。彼ら6名は広島に根を張り、地域から世界へ発信するデザイン思考とアート思考が共存共栄するクリエイティブ集団です。年齢やキャリア、経験、働き方などにダイバーシティを持つ彼らだが、「今までにはない新しさ」を求めてきた彼らのデザインに対する姿勢は、非常に人間的でプリンシパル (基幹的)、そして大の実験好きです。
これまでのデザインワークにはじまり、紙を使った動く立体作品、視点を変えて遊ぶ錯視立体、紙とコラボしたアートサイエンス作品など、今展のために制作し展示します。

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[ 詳 細 : 京都 ddd ギャラリー

【展覧会 予告】TOTO ギャラリー・間|大西麻貴 + 百田有希 / o+h 展:⽣きた全体 ― A Living Whole onishimaki + hyakudayuki / o+h: A Living Whole|’24年9月4日-11月24日|

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TOTO ギャラリー・間
大西麻貴 + 百田有希 / o+h 展:⽣きた全体 ── A Living Whole
onishimaki + hyakudayuki / o+h: A Living Whole
会  期  2024年9月4日[水]- 11月24日[日]
開館時間  11:00 - 18:00
休  館  日  月 曜
入  場  料  無 料
会  場  TOTO ギャラリー・間-TOTO GALLERY – MA
      〠 107-0062 東京都港区南青山1-24-3 TOTO 乃木坂ビル 3F
      ▶ 交通アクセス 
      TEL=03-3402-1010 URL=https://jp.toto.com/gallerma
主  催  TOTO ギャラリー・間
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TOTO ギャラリー・間では、「大西麻貴+百田有希 / o+h 展:生きた全体 ── A Living Whole」を開催します。
詩人の T.S.エリオットは、「今までに書かれたあらゆる詩の生きた全体(a living whole)」が詩の概念だという考えを提示し、現在は過去によって導かれながらも、新しい詩が挿入されることによって過去は変化し、新しい複合体となり、そこに伝統が成立すると説きました。*1
大西と百田は、建築をつくることは、その建築を含む「生きた全体」を考えることだと言います。彼らが建築をつくるとき、多様な背景や特性をもつ利用者や地域の人々の声、その土地に伝わる物語にまで耳を傾け、人の営みを丁寧に拾い上げながら建築に翻訳してきました。日本建築学会賞(作品)を受賞した児童遊戯施設「シェルターインクルーシブプレイス コパル」では、スロープが車椅子を含むすべての人の動線でありながら、同時に子どもたちの遊び場でもあるように、一部分だけを取り出すことができない複雑な総体を生み出しています。個々の価値観や機能を出発点に、それらが折り重なり合うことによって誰もが自分の居場所を見つけることができるように、「生きた全体」を考えることとは、各存在のかけがえのなさを大切にし、寛容で多様な社会の理想形を、建築を通して示そうとしていると言い換えられるのではないでしょうか。
展覧会では、彼らの作品や人の営みが織りなす「生きた全体」がどう建築の風景として立ち上がってくるのか、模型や言葉、インスタレーション等で紹介します。本展を通じて、o+h の眼差しと世界観を体感いただければ幸いです。
                                 TOTO ギャラリー・間
         *1 出典:T.S.エリオット著、矢本貞幹訳『文芸批評論』 岩波書店(1938)

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : TOTO ギャラリー・間

【展覧会/ワークショップ 予告】東京都写真美術館|B1F 展示室 いわいとしお × 東京都写真美術館|光と動きの100かいだてのいえ ―19世紀の映像装置とメディアアートをつなぐ|’24年7月30日-11月3日|

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東京都写真美術館
B1F 展示室
いわいとしお × 東京都写真美術館 光と動きの100かいだてのいえ
―19世紀の映像装置とメディアアートをつなぐ
開催期間  2024年7月30日[火]- 11月3日[日・祝]
会  場  東京都写真美術館 B1F 展示室
      〠 153-0062 東京都目黒区三田1-13-3 恵比寿ガーデンプレイス内
      TEL 03-3280-0099
開館時間  10:00 - 18:00  * 入館はいずれも閉館 30 分前まで
      (木・金曜日は 20:00 まで、ただし 8/30[金]までの木・金曜日は21:00 まで)
休  館  日  毎週月曜日(月曜日が祝休日の場合は開館し、翌平日休館)
料  金  一 般 700 円、学 生 560 円、中 高 生・65 歳以上 350 円
      * チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
主  催  東京都、公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都写真美術館、日本経済新聞社
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このたび東京都写真美術館では、「いわいとしお ╳ 東京都写真美術館 光と動きの 100 かいだてのいえ―19 世紀の映像装置とメディアアートをつなぐ」展を開催します。
岩井俊雄(1962 年- )は、幼少期からアニメーションに強い興味を持ち、パラパラマンガや驚き盤を現代のテクノロジーによって進化させた作品〈時間層〉シリーズによって、独自のメディアアートを確立しました。日本を代表するメディアアーティストである岩井は、絵本作家いわいとしおとしての顔ももち、販売部数累計 400 万部を超える大人気絵本<100 かいだてのいえ>シリーズの作者としても知られています。
本展では、岩井のメディアアート、絵本原画、インスタレーション作品と、東京都写真美術館が収蔵する映像装置を紹介します。岩井のメディアアートと、その原点となる 19 世紀の映像装置をつなぎ、光と動きが生み出す視覚体験の面白さと、それらを作り上げた科学者や芸術家たちの飽くなき探究心を解き明かす体験型の展覧会です。

< 作家プロフィール >
岩井俊雄/いわいとしお
メディアアーティスト・絵本作家
1962 年愛知県生まれ。筑波大学大学院芸術研究科修了。1985 年《時間層Ⅱ》で第 17 回現代日本美術展大賞を最年少受賞。その後テレビ番組やゲームソフト制作、電子楽器開発など多岐にわたる活動を展開。
絵本の代表作に〈100 かいだてのいえ〉シリーズがある。

※ 事業は諸般の事情により変更することがございます。 あらかじめご了承ください。
※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 東京都写真美術館 ] 

【展覧会 予告】泉屋博古館 東京|SEN-OKU HAKUKOKAN MUSEUM|特別展 昭和モダーン モザイクのいろどり 板谷梅樹の世界|〔同時開催〕特集展示 住友コレクションの茶道具|’24年8月31日-9月29日|

1泉屋博古館東京000 泉屋博古館東京0002泉屋博古館 東京|SEN-OKU HAKUKOKAN MUSEUM
特別展 昭和モダーン モザイクのいろどり
板谷梅樹の世界
〔同時開催〕 特集展示 住友コレクションの茶道具
会  期  2024年8月31日[土]- 9月29日[日]
休  館  日  月曜日、9月17日・24日[火] * 9月16日・23日[月・祝休]は開館
開館時間  午前11時 - 午後6時(入館は午後5時30分まで)
      * 金曜日は午後7時まで開館(入館は午後6時30分まで)
会  場  泉屋博古館 東京(東京・六本木)
      〠 106-0032 東京都港区六本木1丁目5番地1号
      TEL 050-5541-8600(ハローダイヤル)  ▶ 会場アクセス
入  館  料  一 般 1,200円 高大生 800円 中学生以下 無 料
      * チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
主  催  公益財団法人泉屋博古館、板谷波山記念館、毎日新聞社
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「昭和」モダンのアートシーンを飾ったモザイク作家・板谷梅樹(いたや うめき 1907-1963)。かつての日劇のモザイク壁画、瀟洒な飾箱や飾皿、帯留やペンダントヘッドなど、絵画や模様を表出した独特のエキゾチックなモザイク作品は、どれも清新な色彩と可憐な意匠にあふれています。
近代陶芸の巨匠・板谷波山(いたや はざん 1872-1963)の息子であった梅樹は、父が砕いた陶片の美しさに魅了され、20代半ばから陶片を活用したモザイク画の制作を志します。その代表作は旧日本劇場一階玄関ホールの巨大なモザイク壁画(1933年作、原画:川島理一郎)でした(現存せず)。戦後復興の中で残された梅樹の作品は決して多くはありませんが、近年その再評価の機運が高まっています。

本展は、梅樹作品を一堂に集めた初の展覧会となります。昭和29(1954)年に制作された現存する最大の壁画《三井用水取入所風景》は、本展の見どころのひとつといえるでしょう。住友コレクションの板谷波山作品と共に、カラリストと称された波山と梅樹の美の競演をお楽しみください。
併せて、住友コレクションの茶道具をご紹介いたします。(出品予定点数:約100点)

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
※ 泉屋博古館東京では入館の事前予約はおこなっていません。希望の日時にお出かけください。
[ 詳 細 : 泉屋博古館(東京・六本木) { 活版 à la carte  泉屋博古館まとめ }

【展覧会 予告】千葉市美術館|企画展 Nerhol 水平線を捲る|’24年9月6日 –11月4日|

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企画展 Nerhol 水平線を捲る
会  期  2024年9月6日[金] – 11月4日[月・日]
会  場  千葉市美術館
      〠 260-0013 千葉県千葉市中央区中央3-10-8
      tel 043-221-2311(受付時間 10:00 – 18:00)
開館時間  10:00 – 18:00 (金・土曜日は、20:00まで)
      * 入場受付はいずれも閉館の30分前まで
休  室  日  休室日:9月9日[月]、24日[火]、10月7日[月]、21日[月]
      * 第1月曜日は全館休館
観  覧  料  一 般 1,200円、 大学生 700円、 小・中学生、高校生 無 料
      ◎ 本展観覧券で5階常設展示室「千葉市美術館コレクション選」もご覧いただけます
      * チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
主  催  千葉市美術館、朝日新聞社
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Nerhol(ネルホル)は、田中義久(1980- )と 飯田竜太(1981– )により、2007 年に結成されたアーティストデュオです。
公立美術館で初の大規模な個展となる本展では、2人の対話を原点とし、写真と彫刻、自然と人工、言語と図像といった様々な境界を越境する多様な表現を、千葉の土地や歴史にまつわる最新作とともに網羅的に紹介します。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 千葉市美術館 ]  { 活版アラカルト 千葉市美術館まとめ }

【展覧会】龍谷大学 龍谷ミュージアム| シリーズ展/特集展示 阿弥陀さん七変化!|’24年7月13日-8月18日|遅参紹介

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龍谷大学 龍谷ミュージアム
シリーズ展/特集展示
阿弥陀さん七変化!
会  期  2024年7月13日[土]- 8月18日[日]
会  場  龍谷大学 龍谷ミュージアム  展示室
      〠 600-8399 京都市下京区堀川通正面下る(京都駅から徒歩約12分・西本願寺前)
      TEL. 075-351-2500 FAX. 075-351-2577
時  間  10:00 - 17:00(最終入館時間 16:30)
休  館  日  月曜日月曜日(ただし7月15日[月・祝]、8月12日[月・祝]は開館)
      7月16日[火]、8月13日[火]
入  館  料  一 般 550円、 シニア 450円、大学生 400円、高校生 300円、中学生未満 無料
      * チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
主  催  龍谷大学 龍谷ミュージアム、京都新聞
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今回の特集展示のテーマは「阿弥陀さん七変化!」。
阿弥陀如来は西方にある極楽 浄土の教主で、浄土教の広がりとともにアジア各地で信仰されました。日本でも浄土真宗をはじめ様々な宗派で大切にされ、阿弥陀さんの姿をかたどった彫像や絵像、あるいは名号が、お寺やお堂の本尊として安置されてきました。
その一方、阿弥陀さんは多面的な信仰体系や教義のなかで、実にバラエティ豊かに姿を変える仏でもあります。本特集では、滋賀県東近江市・梵釈寺の宝冠阿弥陀如来坐像(重要文化財、平安時代前期)をはじめ、多彩に変身する阿弥陀さんの造形をご紹介します。知ってるようで知らない、まだ出会ったことのない阿弥陀さんをご堪能ください。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 龍谷大学 龍谷ミュージアム 本展特設サイト

【展覧会】堀 辰雄文学記念館|生誕120年特別企画展 堀 辰雄「幼年時代」の世界|’24年7月13日-12月27日|

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堀 辰雄文学記念館
特別企画展
生誕120年特別企画展 堀 辰雄「幼年時代」の世界 
開催期間  2024年7月13日[土]- 12月27日[金]
      * 7月15日 - 10月31日は無休
所  在  地  〠 長野県北佐久郡軽井沢町大字追分662 TEL / FAX 0267-45-2050
開館時間  9時 - 17時 (入館は 16時30分 まで)
休  館  日  水曜日(水曜日が祝日の場合は開館)   * 7月15日 - 10月31日は無休
入 館 料  大 人 400円、小中高生 200円(追分宿郷土館と共通)
      * 各種割引、優待情報、関連イベント情報などは、下掲詳細参照。
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堀辰雄は明治37(1904)年東京市麴町区平河町(現千代田区)に生まれました。
2歳の時に東京市本所区向島(現墨田区向島)に移り、母と養父の愛情を受けて育ちました。堀辰雄は「自分の人生の本質のやうなものを見出したい」(「幼年時代」)として「幼年時代」をはじめ、自身の幼少年期を素材に数々の作品を執筆しました。
今年は堀辰雄生誕120年の節目となる年です。
本企画展では、堀が物心ついた頃から大正12(1923)年、初めて軽井沢を訪れ、文学的出発を果たす19歳頃までのエピソードを作品化した小説などを手掛かりに、幼年期とその周辺や、堀が自分の「幼年時代」の中に求め続けたものについて探ります。

◆ 特別展示 ◆
鈴木信太郎記念館で令和5年秋に新発見された、堀辰雄の東京帝国大学在学中の試験答案(昭和2年頃)を、7月13日[土]- 9月1日[日]まで展示します。

※ 下掲詳細公式サイトで、最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 軽井沢町 堀辰雄文学記念館だより ]
[ 関 連 : 限定在庫図書 朗文堂愛着版花あしび堀 辰雄著 
{新宿餘談 
上掲『花あしび』は、外箱などに若干の瑕疵がみられ、流通ルートから除外したほんのわずかな数量の図書です。それでもどうしても……という読者は、小社宛て架電、ご相談ください

【展覧会】国立科学博物館|特別展 昆虫 MANIAC|’24年7月13日-10月14日|

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国立科学博物館
特別展 昆虫 MANIAC
会  期  2024年7月13日[土]- 10月14日[月・祝]
会  場  国立科学博物館(東京・上野公園)
      〠 110-8718 東京都台東区上野公園7-20
      お問い合わせ 050-5541-8600(ハローダイヤル)、03-5814-9898(FAX)
開館時間  9時 - 17時 (入場はいずれも閉館30分前まで)
      * ただし毎週土曜日及び8月11日[日]-15日[木]は19時まで開館延長
休  館  日  7月16日[火]、9月2日[月]、9日[月]、17日[火]、24日[火]、30日[月]
入  場  料  (税込)一般・大学生 2,100円、小・中・高校生 600円 未就学児は無料
      * 障害者手帳をお持ちの方とその介護者1名は無料。
      * 学生証、各種証明書をお持ちの方は、ご入場の際にご提示ください。
      * 各チケットの詳細は下掲公式サイトでご確認ください。
主  催  国立科学博物館、読売新聞社、フジテレビジョン
────────────────────20240712191947_00004☆ 活版アラカルト掲載図版のほとんどは 図版画面をクリック or タップすると拡大表示されます ☆

昆虫は、地球上で報告されている生物種の半数以上となる約100万種を占める最大の生物群です。
ほとんどは体長1cmにも満たない小さな生物ですが、体のつくりから行動、能力にいたるまで、その多様性は驚くほど高く、変化に富んでいます。世界にはまだ見ぬ昆虫が無数に存在しており、身近な環境にすら将来の新種や新発見が眠っています。
本展では、国立科学博物館の研究者によるマニアックな視点と、研究者セレクトのマニアックな昆虫標本、最新の昆虫研究を織り交ぜ、カブトムシやクワガタムシといったおなじみの昆虫はもちろん、クモやムカデなどを含む「ムシ *」たちのまだ見ぬ驚きの多様性の世界に迫ります。
* 本展では昆虫および昆虫をはじめとする陸生の節足動物を ムシ として扱います。

※ 下掲の公式詳細サイトで最新情報を確認のうえ、ご観覧ください。
[ 詳 細 : 国立科学博物館  本展特設サイト

【展覧会】国立科学博物館 附属自然教育園|企画展 自然教育園の非公開地域|’24年7月13日-9月16日|

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国立科学博物館 附属自然教育園
企画展 自然教育園の非公開地域
開催期間  2024年7月13日[土]- 9月16日[月・祝]
休  園  日  7月/ 16日㈫、22日㈪、29日㈪ 8月/ 5日㈪、13日㈫、19日㈪、26日㈪
      9月/ 2日㈪、9日㈪  
入  園  料  一 般・大学生 320円、高校生(高等専門学高生含む)以下・65歳以上:無 料
      * チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
開園時間  7月-8月 9:00-17:00 (入園は16:00まで)
      9月     9:00-16:30 (入園は16:00まで)
所  在  地  国立科学博物館 附属自然教育園
      〠 108-0071 東京都港区白金台5-21-5 
      お問合せ TEL:03-3441-7176
主  催  国立科学博物館 附属自然教育園
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「植生管理シリーズ」の企画展第3弾。自然教育園は、大都会東京にありながら豊かな自然が残る巨大な森。その面積の85%を占める非公開地域は、人の立ち入りが制限され、めったに入ることができない場所です。いったいどんなところ? なぜ非公開なの? 中では何をしているの? 今まで、ほとんど明かされてこなかった非公開地域を、コミック風のパネル展示でご紹介します。乞うご期待!
※ 園内の非公開地域にお入りいただくことはできません。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 国立科学博物館 附属自然教育園
[ 関 連 : YouTube   国立科学博物館公式チャンネル 【特別公開】東京都港区の「なぞの森」に入ってみた!企画展「自然教育園の非公開地域~『植生管理はしない』ってなんでだよ!」特別映像 10:57 ]

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【展覧会】宮沢賢治イーハトーブ館|企画展 1924年の春 ―『春と修羅』『注文の多い料理店』刊行100年 ―|’24年7月13日-’25年1月30日|

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宮沢賢治イーハトーブ館
企画展 1924年の春 ―『春と修羅』『注文の多い料理店』刊行100年 ―
開催期間  令和6年(2024年)7月13日[土]- 令和7年(2025年)1月30日[木]
開館時間  午前8時30分 - 午後5時まで(午後4時30分までに御入館ください)
休  館  日  年末年始(12月28日-1月1日)
開催場所  宮沢賢治イーハトーブ館 展示場
      〠 025-0014 岩手県花巻市高松第1地割1番地1
      電話:0198-31-2116  ファクス:0198-31-2132
入館料無料
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宮沢賢治が生前に出版した詩集『春と修羅』と、短編集『注文の多い料理店』の刊行100年を記念した展示を行います。

※ 感染症対応実施中。下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 :宮沢賢治イーハトーブ館  専用問い合わせフォーム ] 

【展覧会】東京都板橋区 植村冒険館|企画展 北極点単独到達 植村直己、たったひとりで地球のてっぺんに立つ|’24年6月4日ー10月6日|開幕壹个月再紹介

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東京都板橋区 植村冒険館
企画展 北極点単独到達」
植村直己、たったひとりで地球のてっぺんに立つ
期  間  令和6年(2024年)6月4日[火]ー 10月6日[日]
所  在  地  東京都板橋区 植村冒険館 3階
      〠 173-0003 東京都板橋区加賀 1-10-5
      TEL 03-6912-4703  FAX 03-6912-4705
開館時間  10時 ー 18時(3階展示室の最終入館は17時30分まで)
休  館  日  毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は開館し、翌日休館)
入  館  料  無 料
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冒険家・植村直己の冒険精神「ウエムラ・スピリット」を新たなスポーツ文化基地である植村記念加賀スポーツセンターから発信するため、令和3年12月18日にリニューアルオープンしました。
1階の「ウエムラチャレンジベース」と3階の「植村冒険館」では、「今『ここ』にいる冒険家・植村直己」という視点で、植村直己の冒険を紹介しています。また、スポーツセンター館内では「言葉の回廊」(階段)で、彼の冒険精神である「ウエムラ・スピリット」を感じていただけるような言葉を選び、紹介しています。2階には大型の写真を中心に、冒険に関連するパネル展示を予定しています。植村直己が冒険で見た美しい景色をご覧ください。

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今から46年前の昭和53年 (1978年) 4月29日、植村直己さんは北極点単独到達を果たしました。

たったひとりの北極点までの道のりをご紹介します。

<主な展示品>
冒険で使用した装備/北極地域の民芸品など
<上 映>
スライドショー「単独冒険 セルフタイマーの記録」 約9分

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 東京都板橋区 植村冒険館 ]

【展覧会】横浜市歴史博物館|企画展 海を守った武士たち サムライ Meets ペリー With 黒船|’24年7月13日 -9月1日|

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横浜市歴史博物館
企画展 海を守った武士たち
サムライ Meets ペリー With 黒船
会  期  2024年7月13日 [土]- 9月1日[日]
会  場  横浜市歴史博物館
      〠 224-0003 神奈川県横浜市都筑区中川中央1-18-1 
      電話 : 045-912-7777
開館時間  9:00 - 17:00(券売は 16:30 まで)
休  館  日  月曜日(ただし7月15日、8月12日は開館)、7月16日[火]、8月13日(火)
観覧料金  当日・個人 特別展・常設展共通  
      一般 1,000円、高校・大学生 500円、小・中学生、横浜市内在住65歳以上 200円
      * 各種割引、優待情報など観覧料金の詳細は 下掲公式詳細 を参照。
特別協力  船の科学館「海の学び ミュージアムサポート」
共  催  横浜市教育委員会
主  催  (公財)横浜市ふるさと歴史財団
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今からおよそ170年前、ペリー率いるアメリカ艦隊が日本の海に現れました。江戸幕府は、ペリーの来航に備えて、各地に大名を配置し、江戸湾の警備を強化しました。横浜市域では武州金沢藩(神奈川県横浜市)・鳥取藩(鳥取県)・小倉藩(福岡県)・松代藩(長野県)などが警備を担当しました。
一般的に「ペリーがやってきた」ことはよく知られていますが、ペリー来航に際して、横浜市域を警備した武士たちの活躍は知られていません。彼らは、最前線でペリー艦隊と対峙し、自らその体験を日記や手紙に記しました。

今年2024年は、ペリーが横浜に上陸し、日米和親条約が結ばれてから170年目にあたります。本展示ではこの節目の年を記念し、ペリー来航に際し、現場で警備を担った武士たちの目線から新たなペリー来航の一面をわかりやすく紹介します。

※ 多彩な関連イベントが発表されています。
※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 横浜市歴史博物館

【展覧会】岡山県立美術館|没後八十年 波多野華涯 ― 筆と生きた女性|’24年7月13日-8月25日|

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岡山県立美術館
没後八十年 波多野華涯 ― 筆と生きた女性
会  期  2024年7月13日[土]- 8月25日[日]
休  館  日  月曜日(7月15日、8月12日は開館)、7月16日[火]
開館時間  9:00 - 17:00
      * 7月27日[土]、8月10日[土]ー 25日[日]は19時まで夜間開館
      * いずれも入館は閉館30分前まで
会  場  岡山県立美術館 2階展示場
      〠 700-0814 岡山県岡山市北区天神町8-48
      TEL. 086-225-4800  FAX. 086-224-0648
観 覧 料  一 般:350円、65歳以上:170円*、大学生:250円 *高校生以下:無料*
      *学生証やシルバーカード等、年齢が確認できる証明書をご提示ください
      * チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
特別協力  小田切マリ(華涯文庫代表・波多野華涯曾孫)
主  催  岡山県立美術館
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大正から昭和初期、岡山でひとりの女性が絵筆をとって暮らしていました。彼女は、漢籍の知識に基づいて花鳥や山水を描く「南画」と呼ばれる分野で活躍し、アトリエには老若男女の門人が集いました。本年はその南画家・波多野華涯の没後八十年にあたります。
華涯の作品は確固たる筆の力や鮮麗なる色遣いに魅力があります。諸地域の師や文人たちとの交流を通じて、迫力ある画面から繊細な描写まで様々に挑みました。
また華涯は、幼い頃から多くの下絵や手紙などを残しています。それらは子孫宅で大切に守り継がれ、華涯という画家の人生を現代に伝えています。
本展は、華涯の作品、師の書画や関連する中国絵画、そして華涯旧蔵資料を通じて、岡山ゆかりの近代南画家の一面に迫ります。

波多野 華涯(はたの かがい 1863ー1944)
文久3年、大阪生まれ。13歳で東京に遊学し、跡見学校(現在の跡見学園)第1期生として、跡見花蹊(あとみ かけい  1840-1926)に学問や絵画の指導を受ける。卒業後は南画家・滝和亭(たきかてい  1830-1901)や 森琴石(もり きんせき1843-1921)にも学び、大阪や広島、東京で作画を続けた。
大正8年(1919)頃に岡山へ転居、画業に邁進し、同10年より画塾「有香社ーゆうこうしゃ」を主宰。書画展への出品も続け、県内外で活動した。昭和19年7月18日没、法界院(岡山市)に葬られる。

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[ 詳 細 : 岡山県立美術館 ]

【展覧会】滋賀県立美術館|滋賀県立美術館開館40周年記念 滋賀の家展|’24年7月13日-9月23日|

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滋賀県立美術館
滋賀県立美術館開館40周年記念
滋賀の家展
会  期  2024年7月13日[土]- 9月23日[月・休]
休  館  日  毎週月曜日(ただし祝日の場合には開館し、翌日火曜日休館)
開館時間  9:30 - 17:00(入場は 16:30 まで)
会  場  滋賀県立美術館 展示室3など
      〠 520-2122 滋賀県大津市瀬田南大萱町1740-1 TEL 077-543-2111
観  覧 料  一  般  1200円、高校生・大学生 800円、小学生・中学生 600円(未就学児は無料)
      * 企画展のチケットで展示室1・2で同時開催している常設展も無料で観覧可
      * 身体障害者手帳、精神障害者保健福祉手帳、療育手帳をお持ちの方は無料
      * チケット各種優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
特別協力  株式会社木の家専門店 谷口工務店、BBCびわ湖放送
主  催  滋賀県立美術館、京都新聞
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多くの住宅建築関連の工場を県内に有してきた滋賀県は、近代以降の日本の住宅建築の展開を支えてきました。また、琵琶湖を中心とする自然豊かな土壌に惹かれ、別荘地やベッドタウンとしての活用が進む一方で、古くからの集落を残す場所でもありました。
本展では滋賀県と日本の住宅建築のつながりを起点に、今まさに滋賀県に生きる人々の暮らしと建築がどのような未来の生活様式や環境を形作るのか見つめていきます。

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[ 詳 細 : 滋賀県立美術館

【展覧会】軽井沢高原文庫|夏期特別展 生誕110年 立原道造展 ~ 夭折の生涯を辿って ~|’24年7月13日-10月14日|

軽井沢高原文庫7月立原道造

軽井沢高原文庫
夏期特別展 生誕110年 立原道造展 ~ 夭折の生涯を辿って ~
会  期  2024年7月13日[土]- 10月14日[月]  * 会期中無休
会  場  軽井沢高原文庫(軽井沢タリアセン)
      〠 389-0111 長野県北佐久郡軽井沢町長倉202-3 TEL. 0267-45-1175 
開館時間  午前 9:00 - 午後 5:00
入  館  料  大 人〔高校生以上〕800 円 / 小 人〔小中学生〕400 円
      * チケット各種優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
主  催  軽井沢高原文庫
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85年前に24歳8か月で逝った立原道造。青春の憧れと悲哀を音楽性豊かな口語で謳いあげ、詩集『萱草に寄す』『暁と夕の詩』を刊行するなど、詩人として活躍しました。また将来を嘱望された建築家でもあり、浅間山麓に構想した芸術家コロニイや、小住宅・ヒアシンスハウスなどの設計思想は、多くの人々に愛され、今日まで語り継がれています。
近年、立原道造記念会及び宮本則子氏(同会会長)から、多くの立原関係資料が当館に寄贈されました。更に評論家立花隆旧蔵の立原関係書籍がご遺族から寄贈され、今年は建築家生田勉宛立原書簡等がご遺族から寄託されました。
今回、これらの寄贈・寄託資料を中心として、夭折の生涯を辿り、立原が求め続けた作品世界へと誘う道標となるような展覧会を開催いたします。草稿、詩集、パステル画、建築スケッチ、建築論文、設計図、書簡、遺品など、約200点余を一堂に展観します。

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[ 詳 細 : 軽井沢高原文庫 ] 

【展覧会】豊田市美術館|エッシャー 不思議のヒミツ|’24年7月13日-9月23日|

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豊田市美術館
エッシャー 不思議のヒミツ
会  期  2024年7月13日[土]- 9月23日[月・祝]
会  場  豊田市美術館
      〠 471-0034 愛知県豊田市小坂本町8丁目5番地1 Tel:0565-34-6610
開館時間  10:00 - 17:30(入場は17:00まで)
休  館  日  月曜日[7月15日、8月12日、9月16日、9月23日は開館]
観  覧  料  一 般 1,700円、 高校・大学生 1,200円、 中学生以下 無 料
      * チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
共  催  中日新聞社
主  催  豊田市美術館、NHK 名古屋放送局、NHK エンタープライズ中部
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同時代のアートのみならず過去の美術からもインスピレーションと影響を受けたマウリッツ・コルネリス・エッシャー(1898-1972)は、幾何学的な構成と厳密さを追求して、視覚芸術の本質に迫る作品を生みだしました。
多才で先進的なこの芸術家は、幻視的イメージや錯視を用いた作品で独自の芸術世界を創造した存在であったといえます。エッシャーが自身の独創的な世界を形づくる鍵を見出したのは、数字や幾何学、数学の世界においてだけではありません。奇想の天才として、芸術的言語を幅広く駆使し、それらを融合させて魅力的な新しい道を切り開いたのです。この点で、エッシャーは美術史における例外的な存在であり、幅広い層の人々の関心を惹きつけてやまない人物だといえます。

本展では、エッシャーがサミュエル・イェッスルン・ド・メスキータに師事していた頃のアール・ヌーヴォーにインスピレーションを得た作品をはじめ、イタリア滞在時代の作品も含めた約160作品を展観します。あわせて、エッシャーの不思議な世界に入り込むことができるさまざまな体験展示が会場のあちらこちらに用意されています。
それらによって、エッシャー作品の根底にあり、新しい世代のあらゆる分野の芸術家に刺激を与え続けている数多くの遠近法的、幾何学的、構成的パラドックスと能動的に関わるという、貴重な機会を提供します。

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[ 詳 細 : 豊田市美術館

【展覧会】不忍画廊|安元亮祐 個展 – Ryosuke Yasumoto 2024|’24年7月13日ー7月27日|

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不忍画廊
安元亮祐 個展 – Ryosuke Yasumoto 2024
会  期   2024年7月13日[土]ー 7月27日[土]
会  場  不忍画廊
      〠 103-0027 東京都中央区日本橋3-8-6 第二中央ビル 4F
開廊時間  12:00 - 18:00
休  廊  日  月曜・火曜・祝日(7/15[月], 16[火], 22[月], 23[火])
同時開催  「池田満寿夫の絵 松永伍一の詩」 小展示室
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“ YASUMOTO GRAY ” と呼ばれる色彩で詩的世界を展開しながら進化を続けるアーティスト安元亮祐(やすもと りょうすけ  1954年-  兵庫県生まれ)。 幼少期の発熱で聴覚を失うが、美術館で観た松本竣介作品に感動し「音の無い世界は雑音も聞こえない」と画家を志す。
今展ではアクリル・コラージュによるペインティングやレリーフ作品、古い家具材や木枠から生み出されたオブジェなど、新作30点以上を展示する。

< プロフィール 安元 亮祐|Ryosuke Yasumoto 1954 – >
1954年、兵庫県姫路市生まれ。幼い頃、高熱が原因で聴覚を失う。小学校の頃から絵に熱中、画家になろうと決意する。学生時代から独特の色彩感覚など日本人離れした感性が際立っており、頭角を現わす。
1988年(34歳)には安田火災美術財団奨励賞受賞。1989年セントラル美術館油絵大賞展・佳作賞受賞。具象絵画や彫刻の新人登竜門といわれる第27回昭和会展(日動画廊主催)では昭和会賞を受賞し一躍注目を集める。特徴的な画風にはマリオネットのピエロ、フルートやトランペットを奏でるジプシーたちが月明かりの下でいつも踊っている。鉛色したブルーグレイの空、人魚の棲む浜辺、枯れかけた花、降り注ぐビーズの雨は見知らぬ街を濡らし、記憶の断片を紡ぐ。窓からこちらの様子を伺う見知らぬ月の住人、刻印された街。そんな幻想的な世界は多くの人々を惹きつけ、魅了してきた。

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【展覧会予告】不忍画廊|4つのワンダーランド 會田千夏・櫻井結祈子・集治千晶・水村芙季子|’24年8月9日- 8月24日|

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不忍画廊
4つのワンダーランド
會田千夏・櫻井結祈子・集治千晶・水村芙季子
会  期   2024年8月9日[金]ー 8月24日[土]
会  場  不忍画廊
      〠 103-0027 東京都中央区日本橋3-8-6 第二中央ビル 4F
開廊時間  12:00 - 18:00
休 廊 日  月曜・火曜・祝日(8/12[月], 13[火], 19[月], 20[火])
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夢みる人の数だけワンダーランドがあります。
心の中には誰が住んでいますか?
暗闇に仄めく清らかなるモノ、
果ての森に棲む美しいケダモノたち、
キラキラ輝くガラスの蝶、
もつれあう桃色の悪夢 ─
4人の作家が紡ぐ、4つのおとぎの国の物語。

< 出展作家プロフィール >
會田 千夏|Chinatsu Aita(1980 – )
1980年、北海道生まれ。多摩美術大学大学院美術研究科修士課程修了。
─展覧会に寄せて─
「『0』という、『有る』と『無い』の狭間です。言葉になるまえのもの達や気配などを描こうとしています。自分の感じている曖昧さを表現するのに、描き過ぎるとわざとらしくなるように感じ、一生懸命描いたものをヤスリで削ってマイナスに戻し、その方が美しいと感じてしまった時に描く意味が見出せなくなって長く苦悩する時間です。」

櫻井 結祈子|Yukiko Sakurai(1993 – )
1993年、長野県生まれ。愛知県立芸術大学彫刻領域修了。
─展覧会に寄せて─
「物語や夢の世界を旅することは私の創作の原点であり、最も尊い時間のひとつです。 幼い頃から慣れ親しんできたルイス・キャロルの『不思議の国のアリス』。
私の元にも白兎が現れて、憂鬱な現実から自分を連れ出してくれたらと夢見ていました。私の創作も、誰かにとっての愉快な逃避行になれたら嬉しいです。」

集治 千晶|Chiaki Shuji(1973 – )
1973年、京都生まれ。京都市立芸術大学大学院絵画専攻版画修了。
2005年頃に出会った人形作家に衝撃を受け、近年は絵画・人形・手芸・BOXアートの要素を融合したミクストメディア作品を発表している。
─展覧会に寄せて─
「昔からやってみたかったステンドグラスを 最近になって本格的に始めました。システムとしてはシンプルな手法ですが奥が深く、工程一つ一つの技術的な成熟度によって仕上がりが大きく左右され、銅版画を攻略できずに悩んでいた若い頃を思い出します。コツコツと小物を作って練習を重ね、今回初めて作品制作に導入を試みました。ステンドグラスとの融合作品第一号です。」

水村 芙季子|Fukiko Mizumura(2000 – )
2000年、埼玉生まれ。2024東京造形大学 絵画専攻卒業。
─展覧会に寄せて─
「ユートピアに潜む ディストピアをテーマに作品を制作しております。物語は私たちが本をめくる度に蘇る不死の生命です。しかし、それと同時に私たちが開いた分だけ彼らは試練にぶつかり、何度も死を経験しなければなりません。特に、今回のポスターにもなっている作品『はんぷく』はその名の通り、永遠と繰り返される同じ時間の中のみを生きる、出口の無い画面をテーマに制作しました。」

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【展覧会】長野県立美術館|展覧会 ダリ版画展 ― 奇想のイメージ|’24年7月13日-9月16日|

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展覧会 ダリ版画展 ― 奇想のイメージ
開催期間  2024年7月13日[土]- 9月16日[月]
休  館  日  水曜日
開館時間  9:00 - 17:00(展示室入場は 16:30 まで)
観  覧  料  個人・当日券
      一 般 1,400円、 大学生 1,200円、高校生以下又は18歳未満 無 料
      * 前売り券、割引券、各種優待情報などは下掲詳細参照
会  場  長野県立美術館 展示室1・展示室2・展示室3
      〠 380-0801 長野市箱清水1-4-4(善光寺東隣)
      TEL 050-5542-8600(ハローダイヤル) FAX 026-232-0050
共  催  長野県教育委員会、信越放送
主  催  長野県、長野県立美術館、信濃毎日新聞社、(公財)信毎文化事業財団
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シュルレアリスムを代表する画家として知られるサルバドール・ダリ(1904-1989)。スペインの小さな町フィゲラスで生まれたダリは、幼い頃から驚くべき絵の才能をみせ、マドリードの美術学校に進みます。その後、パリにおけるピカソやミロ、ブルトンらとの出会いをきっかけにシュルレアリスムの運動に加わり、ダブルイメージや緻密な表現を用いた独自の作風に到達します。
その才能は絵画制作にとどまらず、版画、彫刻、オブジェ、舞台芸術、宝石デザイン、広告デザイン、映画、文筆と、幅広い芸術分野において発揮されました。なかでも、50代後半から本格的に取り組んだ版画に対する愛好と造詣は深く、生涯に1600点以上もの版画作品を残しています。そこには「やわらかい時計」「変形した肉体」など、ダリ特有のイメージが継承される一方で、エッチングから描き出す柔らかな線や卓抜したデッサン力からは、ダリの繊細な感性を垣間見ることができます。
本展では、1960年代から70年代に精力的に制作された版画を中心に、晩年までの作品約200点を展示します。20世紀最大の奇才といわれるダリの真髄をご堪能ください。

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[ 詳 細 : 長野県立美術館 ]

【展覧会】小山市立車屋美術館|市制70周年記念 第60回企画展 小山を愛した日本画家 齊藤鷗舟|’24年7月13日-9月1日|

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小山市立車屋美術館
市制70周年記念 第60回企画展
小山を愛した日本画家 齊藤鷗舟
会  期  2024年7月13日[土]- 9月1日[日]
開館時間  午前9時 - 午後5時(入館は 午後4時30分 まで)
休  館  日  毎週月曜日(7月15日、8月12日は開館)、7月16日[火]、7月26日[金]、
      8月13日[火]、8月23日[金]
会  場  小山市立車屋美術館  企画展示室
      〠 329-0214 栃木県小山市乙女3丁目10番34号
      電話番号:0285-41-0968 ファクス番号:0285-41-0922
観  覧  料  一 般 400円、大高生 250円、中学生・義務教育学校生以下は無料
      * 各種割引、各種優待情報などは下掲詳細参照
主  催  小山市立車屋美術館
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齊藤鷗舟(さいとう おうしゅう 1890ー1987)は、東京に生まれ、歴史画で知られる松本楓湖に師事し、巽画会で研鑽を積んだ日本画家です。画業前半期の作品や資料は震災や戦禍のために大方が失われ、現存する作品の多くは1957 (昭和32) 年に小山市に転居後30年間に制作されたと考えられます。
小山での鷗舟は、作品制作のかたわら市内の小学校への作品寄贈、『小山の伝説』(小山市教育委員会、第一集1963年、第二集1966年発行) の挿絵制作などで広く親しまれました。また小山の郷土文化研究にも尽力し小山市文化功労者として表彰されるなど、地元小山に多くの功績を残しました。
鷗舟の画風は中央画壇で磨かれた確かな画技に裏付けられており、植物や動物、風景などには穏やかなまなざしが表現されています。なかでも歴史人物画には細部まで丁寧な描写がみられ、師に学んだ安定した構図と物語性が感じられます。本展覧会では、鷗舟の歴史人物画、花鳥画、風景画など多彩な画題の作品約30点を展示します。とくに《小山義政》、《鉢の木》は本展が修復完了後初公開となります。鷗舟が小山で描いた優品の数々をどうぞご覧ください。

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[ 詳 細 : 小山市立車屋美術館

【展覧会】メナード美術館|なつやすみ所蔵企画展 額縁のむこうのFRANCE -心惹かれる芸術の地-|’24年7月13日-9月23日|

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メナード美術館
なつやすみ所蔵企画展
額縁のむこうのFRANCE -心惹かれる芸術の地-
会  期  2024年7月13日[土]- 9月23日[月・休]
      * 8/19に一部展示替を行います。
会  場  メナード美術館
      〠 485-0041 愛知県小牧市小牧五丁目250番地
      TEL (0568)75-5787 ▶アクセス
休  館  日  月曜日(ただし7/15、8/12、9/16・23は開館)、 7/16・8/13・9/17[火]
開館時間  10:00 - 17:00(最終入館は 16:30 まで)
入  館  料  一般 1,000円、 高大生 600円、 小中生 300円 (250円)
      * 各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
共  催  小牧市
主  催  メナード美術館、中日新聞社
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歴史を感じる建物やおしゃれな人々、そして芸術。心惹かれるものが多くあるフランス。
この展覧会は、メナード美術館のコレクションからセザンヌやマティス、ブラックといったフランスの美術作品、さらに藤田嗣治や佐伯祐三らフランスに学んだ日本出身の作家たちの作品を、絵画を中心に約80点ご紹介するものです。
時代を力強く生きる女性たちとその装い、街や農村・避暑地の風景、また20世紀に起こったフォーヴィスムとキュビスムという美術革命などをテーマに、フランスという国とそこで展開された芸術をお楽しみいただきます。
作家たちが、フランスのどこに惹かれ、いかに表現したのか。額縁を絵画の中と私たち鑑賞者をつなぐものとして、作品からフランスへと思いをめぐらせてみてください。

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[ 詳 細 : メナード美術館