【展覧会】府中市美術館|春の江戸絵画まつり ほとけの国の美術|’24年3月9日-5月6日|会期末

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春の江戸絵画まつり ほとけの国の美術
会  期  2024年3月9日[土]- 5月6日[月・振休]
        前 期:3月9日[土]- 4月7日[日]
        後 期:4月9日[火]- 5月6日[月・振休]
      * 全作品ではありませんが、前期・後期で大幅な作品の展示替えをおこないます。
会  場  府中市美術館 2階 企画展示室
      〠 183-0001 東京都府中市浅間町1丁目3番地(都立府中の森公園内)
      電話:042-336-3371
休  館  日  月曜日(4月29日、5月6日は開館)
開館時間  午前10時 - 午後5時(入場は 午後4時30分 まで)
観覧料金  一 般 700円、 高校・大学生 350円、 小・中学生 150円
      * 各種割引、優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照。
主  催  府中市美術館     * 本展の他会場への巡回はありません。
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☆ 活版アラカルト掲載図版のほとんどは 図版画面をクリック or タップすると拡大表示されます ☆
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ほとけの世界を描く めくるめく創意と工夫

「ほとけの国の美術」という言葉から、皆さんなら、どんな美術を思い浮かべます 天平時代の優美な仏像、平安時代の洗練された仏画、あるいは、鎌倉時代に運慶が作った端正で力強い仏像でしょうか? もちろん、どれもが素晴らしい「仏教美術」です。しかし、この展覧会でご覧いただく「ほとけの国の美術」は、それらとはちょっと違います。
例えば、江戸時代の画家、伊藤若冲が描いたユニークな白象の絵も、円山応挙や長沢蘆雪の無邪気でかわいい子犬も、仏教がなければ生まれなかった美術なのです。
江戸時代の絵画というと、現代ではそれぞれの画家の「個性」に目が向けられがちですが、当時の画家や絵を見る人たちの多くは、仏教と密接な暮らしをしていました。今回の展覧会では、画家たちの制作の根底にあった「仏教」をキーワードに、現代人の心を魅了する様々な作品を見渡します。
展示作品の中心は江戸時代の絵画ですが、昨年修理を終えたばかりの室町時代の仏画の大作、京都市・二尊院の《二十五菩薩来迎図》全17幅のほか、近世以前の仏教美術の優品も展示します。来迎図から若冲、そして応挙や蘆雪の子犬まで、「ほとけの国」で生まれた、美しく、アイディアに溢れた作品をお楽しみください。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上、ご観覧を。
[ 詳 細 : 府中市美術館 ] 

【展覧会 予告】府中市美術館|Beautiful Japan 吉田初三郎の世界|’24年5月18日ー7月7日

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府中市美術館
Beautiful Japan 吉田初三郎の世界
会  期  2024年5月18日[土]ー 7月7日[日]
会  場  府中市美術館 2階 企画展示室
      〠 183-0001 東京都府中市浅間町1丁目3番地(都立府中の森公園内)
      電話:042-336-3371
休  館  日  月曜日(この日が祝日の場合はその翌日)
開館時間  午前10時 - 午後5時(入場は 午後4時30分 まで)
観覧料金  一 般 800円、 高校・大学生 400円、 小・中学生 200円
      * 各種割引、優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照。
主  催  府中市美術館
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大正から昭和戦前期、日本各地を空から見下ろす視点で描いた吉田初三郎 (1884-1955)。独自のデフォルメによって広い範囲が一望できる鳥瞰図の画面は、細部まで描き込まれ、まるで絵の中を旅するかのようにいつまでも見飽きることがありません。本展では大型の肉筆鳥瞰図を中心に、絵画・ポスターなど様々なメディアで展開された吉田初三郎の世界をご紹介します。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上、ご観覧を。
[ 詳 細 : 府中市美術館 ] 

【展覧会】秋田県立近代美術館|2024コレクション展第1期 美術館であいましょう|’24年4月11日-7月1日

秋田近美4月コレクション展

秋田県立近代美術館
2024コレクション展第1期
美術館であいましょう

開催期間  令和6年(2024年)4月11日[木]- 7月1日[月]
開館時間  午前9時30分 - 午後5時00分 (入館は 午後4時30分 まで)
休  館  日  会期中無休
会  場  秋田県立近代美術館 6階
      〠 013-0064 秋田県横手市赤坂字富ヶ沢62-46
      Tel 0182-33-8855 Fax 0182-33-8858 mail:akitamma☆rnac.ne.jp 
主  催  秋田県立近代美術館(横手市)  
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2024年4月、秋田県立近代美術館は開館30周年の節目を迎えました。当館の収蔵品は1975年に開館していた秋田県立博物館の美術部門を引き継ぎ、さらに網羅的に秋田ゆかりの美術を収集することで形成され、現在2,800点以上の点数となっています。
本展では、選りすぐりの作品とともに当館の沿革や収蔵の足跡を振り返り、今後の活動を展望します。
   ▶ 観覧料 無料  ▶ 作品一覧 PDF
   ◆ ギャラリートーク
     4月13日[土]、6月15日[土] 各日14時開始(30分程度)
     ※申込不要、参加無料

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 秋田県立近代美術館

【展覧会】新潟県立万代島美術館|企画展 JUNKO KOSHINO コシノジュンコ 原点から現点|’24年2月22日-5月26日|開幕貳箇月再紹介

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新潟県立万代島美術館
企画展
JUNKO KOSHINO コシノジュンコ 原点から現点
会  期  2024年02月22日[木]- 05月26日[日]
開催時間  10:00 - 18:00(観覧券の販売は17:30まで)
休  館  日   月曜日(ただし、3/25、4/1、4/29、5/6は開館)
観  覧  料   一 般 1,600円 / 大学・高校生 1,300円 / 中学生以下 無 料
      * チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
会  場  新潟県立万代島美術館   
      〠 950-0078 新潟市中央区万代島5-1 万代島ビル5階 TEL 025-290-6655
協  力  見附市、見附ニット工業協同組合
主  催  新潟県立万代島美術館、TeNYテレビ新潟、コシノジュンコ新潟展実行委員会
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大阪に生まれたコシノジュンコは、1960 年に新人デザイナーの登竜門とされる装苑賞を最年少で受賞し、以後、東京を拠点にファッションデザイナーとして活動を開始します。 1978 年のパリコレクションの参加をはじめ、世界各地でショーを開催し高い評価を得るとともに、オペラなどの舞台衣装にも活動の幅を広げます。
さらに、近年ではインテリアや食、花火のデザイン、野外エンターテインメントのプロデュースなど、服飾デザインの領域を超えて意欲的に創造の対象を切り開いています。
本展は、コシノジュンコの創造の原点である高校時代に描いた絵画や装苑賞の受賞作をはじめ、現在にいたる多彩で挑戦に満ちた活動の全貌を紹介する過去最大規模の展覧会です。衣装やデザイン画、写真パネル、映像演出など約200 点をとおして、コシノジュンコの創造の軌跡と魅力に迫ります。

◆ コシノジュンコからのメッセージ
画家を目指した高校時代、激動の時代の日本を、友人達と切磋琢磨し世界へと飛び出した’60~’70 年代、“対極”という私自身の体験から生まれたデザインコンセプトとの出会い、ゆるぎない独創的意志の表現はコシノジュンコのデザインの美の原点でした。人との出会い、新たなモノ・コトへの挑戦、デザイナーとしての原点が、現点から未来へと続きます。

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[ 詳 細 : 新潟県立万代島美術館 

【企画展示】国立歴史民俗博物館|企画展示 歴博色づくし|’24年3月12日-5月6日

民俗博トップ

国立歴史民俗博物館
企画展示 歴博色づくし
開催期間  2024年3月12日[火]- 5月6日[月・休] * 会期中、展示替えを行います。
         前 期:3月12日[火]- 4月 7 日[日]
         後 期:4月 9 日[火]-5月 6 日[月・休]
会  場  国立歴史民俗博物館 企画展示室A
      〠 285-8502 千葉県佐倉市城内町 117 TEL:050-5541-8600(ハローダイヤル)
料  金  一 般 1000円 / 大学生 500円
      * 高校生以下は入館無料です。
      * チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
開館時間  9:30 - 17:00(入館は16:30まで)
休  館  日  毎週月曜(休日の場合、翌日休館・休苑)
主  催  大学共同利用機関法人 人間文化研究機構 国立歴史民俗博物館
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本企画展示は、「色」をテーマとした館蔵資料展として企画しました。ここでは「色」という言葉を大きな意味でとらえ、赤,黄,青…などといった「いろ」にとどまらず、素材のもつ質感や微細な構造がかもす「つや」、そしてそれらの組み合わせがつくる「かたち」までを含めて考えることとしました。
特徴的な「いろ・つや・かたち」をもつ館蔵資料を取り上げ、歴史学・考古学・民俗学・自然科学の観点から展示・解説を行い、日本における色と人間とのかかわりについて考えます。権威あるいはおそれを象徴する存在としての色、職人らによって生み出される技芸としての色…「色」というキーワードから、館蔵資料のさまざまな見方を引き出してみたいと思います。

< 本展のみどころ >
◆建造物彩色、染織工芸、浮世絵版画、漆工芸、考古遺物、隕鉄剣…歴博の多彩な館蔵資料を紹介し、その「いろ・つや・かたち」が示す人間の営みについて考える
◆あなたがたはなぜ歴博に?2棟の建築彩色模型は、のちにユネスコ無形文化遺産にも登録された文化庁選定保存技術「建造物彩色」保持者となる、二人の技術者が制作したものだった!「醍醐寺五重塔彩色模型」は初の展示!
◆裂(きれ)から読み解く染織文化…着物の注文見本に見る“男物”と“女物”・上代裂が伝えるいにしえの染織の技
◆意味をもって使われたふたつの「赤い」錦絵…疱瘡絵と開化絵
◆蒔絵・螺鈿・色漆が織りなす漆工芸の豊かな色と質感の世界を堪能!
古墳時代の装身具、土器、金属工芸を通して古代日本での「色」の意味を探求!鮮やかな装飾壁画復元模写は必見!
◆純粋に隕鉄のみを使用して作られた刀剣類を展示!世に「隕鉄剣」は数あれど、日本刀と同じ折り返し鍛錬の脇差は世界で唯一!でもなぜそんなものが歴博の資料になったの?

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[ 詳 細 : 国立歴史民俗博物館

【展覧会】皇居三の丸尚蔵館|開館記念展 皇室のみやび ― 受け継ぐ美 ―|第3期:近世の御所を飾った品々|’24年3月12日-5月12日|開催中盤再紹介

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皇居三の丸尚蔵館
皇室のみやび―受け継ぐ美―
会  期  令和5年(2023)11月3日[金]- 令和6年6月23日[日] * 会期中一部展示替えあり
         ●  第3期:「近世の御所を飾った品々」
          令和6年(2024)3月12日[火]- 5月12日[日]     開催中  
休  館  日  毎週月曜日(ただし月曜が祝日または休日の場合は開館し、翌平日休館)  
       * その他諸事情により臨時に休館する場合があります。
開館時間  午前9時30分 - 午後5時 (入館は午後4時30分まで) 
会  場  皇居三の丸尚蔵館 展示室 1・2
      100-0001 東京都千代田区千代田1-8 皇居東御苑内
      [ 皇居三の丸尚蔵館ウェブサイト ]
      電 話:050-5541-8600(ハローダイヤル)
入  館  料  一  般   1,000円、 大学生   500円 (日時指定予約制)
      * 高校生以下および満18歳未満、満70歳以上の方は無料。
      ◎入館料で、ご観覧の当日に限り同時開催「皇室のみやび」展もご覧いただけます。
      * チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照 
特別協力  宮内庁
主  催  皇居三の丸尚蔵館
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本展は、今年11月に開館30年を迎える三の丸尚蔵館が、令和という新たな時代に、装いを新たに「皇居三の丸尚蔵館」として開館することを記念して開催するものです。
約8か月にわたって開催する本展では、「皇室のみやび」をテーマに、当館を代表する多種多彩な収蔵品を4期に分けて展示します。これらは、いずれも皇室に受け継がれてきた貴重な品々ばかりです。長い歴史と伝統の中で培われてきた皇室と文化の関わり、そしてその美に触れていただければ幸いです。
 ※ 出品作品は全て国(皇居三の丸尚蔵館収蔵)の作品です。

※ 本展覧会は「日時指定予約制」です。下掲チケット情報からご購入ができます。
※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 皇居三の丸尚蔵館  同展特設サイト/チケット情報サイト

【展覧会】ギャルリー東京ユマニテ|木村太陽 KIMURA Taiyo Visitors|’24年4月22日-4月27日

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木村太陽 KIMURA Taiyo
Visitors
会  期  2024年4月22日[月]- 4月27日[土]
会  場  ギャルリー東京ユマニテ  *1F, B1F 同時開催
〠 104-0031 東京都中央区京橋3-5-3 京栄ビル1F
Tel. 03-3562-1305 Fax. 03-3562-1306
humanite☆js8.so-net.ne.jp
開廊時間  10:30 - 18:30  会期中無休
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木村太陽は1995年創形美術学校研究科卒業後から作品を発表し、2000年以降はドイツ、ニューヨークを拠点にヨーロッパ、アメリカなど国内外で活躍。現在は神奈川を拠点に活動をしています。何気ない日常の中で出会う些細な違和感、群集心理や潜在意識の中にある感覚をユニークな視点で捉え、立体、インスタレーション、映像など多様なメディアを駆使した作品を構築してきました。
なにかの儀式のように音叉を取り囲む無数の人形や置物、触れ合うほどの距離で耳元にささやく生々しい口元、ガスマスクから吐き出される無数の棺、くり抜かれたファッション誌からのぞく夥しい数の女性の眼など、木村の作品はいつか夢で見たようなつかみどころのない違和感と現実が入り混じった光景を映し出します。「自身のうちにある茫漠としたものを形にしようとしている」と語る木村の見ている夢を共有しているような感覚に浸るうちに、鑑賞者自身の深層心理があぶり出され、無意識のうちに蓄積された価値観や思い込みの中を生きてきたことに気づかされるかもしれません。
今回の新作展では、立体作品4点ほどによるインスタレーションを地下会場にて展示いたします。ユーモラスでありながら不気味さも併せ持つ木村の作品をお見逃しなく、是非ご高覧下さい。

<作家コメント>

今晩のテレビに出てた人たちが、何故かみんな庭にいる。
狭い庭に隙間なく寝袋で横たわってニコニコしている。
イトイシゲサト、サンコンなどなど。
今晩ここでみんな寝るってことか。
断り切れず、笑顔で苦情言いつつ、雨戸を閉める。

>> 木村太陽 略歴

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : ギャルリー東京ユマニテ ]    {活版 à la carte  過去ログ まとめ

【展覧会】北海道立近代美術館|琳派 × アニメ展|~ 尾形光琳、神坂雪佳から鉄腕アトム、リラックマ、初音ミクまで ~|’24年4月20日-6月2日

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北海道立近代美術館
琳派 × アニメ展
~ 尾形光琳、神坂雪佳から鉄腕アトム、リラックマ、初音ミクまで ~
会  期  2024年4月20日[土]- 6月2日[日]
        前 期 4月20日[土]- 5月12日[日]
        後 期 5月14日[火]- 6月 2 日[日]
休  館  日  月曜日(4月29日、5月6日を除く)、4月30日[火]、5月7日[火]
開館時間  9:30 - 17:00(入場は 16:30 まで)
会  場  北海道立近代美術館
      〠 060-0001 札幌市中央区北1条西17丁目)
特別協力  公益財団法人細見美術財団 細見美術館
主  催  STV 札幌テレビ放送株式会社
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「琳派」とは、俵屋宗達から100年ほど後に絵師となった尾形光琳(1658〜1716)の「琳」をとって名付けられた名称です。「琳派」という言葉は、日本文化や日本美術のなかで有名な言葉であり世界にもその素晴らしさが認識されています。しかし、「琳派」は、ごく近年になって使われはじめた言葉です。それは、大正時代に美術史関係の人が創り出した言葉ではありますが、現在では日本を始め世界中が「琳派」と言えば宗達や光琳らの素晴らしい作品の数々を思い浮かべます。
しかし派が付いているからといって師弟関係で結ばれているものではなく、直接に教えを受けていないにもかかわらず、その人を慕い、その考えや行いを模範として学ぶという「私淑」によって再出されています。
一方、日本のマンガ、アニメは、日本のみならず世界の多くの人々に認められています。これらマンガ、アニメも現代の日本文化の大きな財産となっています。さらにマンガ、アニメの世界にも先人に「私淑」して生まれた作品もあることは周知のことと思います。
本展は、一見関係の無いジャンルである「琳派」と「マンガ、アニメ」を取り扱う展覧会ですが、この偉大な2つの日本文化には共通するものが見て取れると思います。それは、「私淑」「魅了」と言う語あるいはカリスマ性でしょうか。「琳派」も「マンガ、アニメ」も世界の人々の心を引きつけてとりこにする力があります。また、米国で発見され日本美術史を塗りかえる世紀の大発見、尾形光琳の《富士三壺図屏風》はじめ、宗達、光琳、酒井抱一、神坂雪佳など江戸時代初期から明治・大正時代にかけて制作された作品から「琳派」の素晴らしさを体感していただき、後半は、琳派に私淑した作家が琳派作品を写し、その中にマンガ、アニメのキャラクターを登場させるという新しい試みの上に制作された作品で2つの日本文化の素晴らしさや面白さを感得していただく展覧会です。

◆ 出品予定
本阿弥光悦、俵屋宗達、尾形光琳、酒井抱一、神坂雪佳他
琳派 × アニメアート(初音ミク、リラックマ、手塚治虫)

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 北海道立近代美術館   本展特設サイト

【トークイベント】国立科学博物館 附属自然教育園|共催:都市森トーク 第1回|’24年5月19日開催 申込受付中

5,19科博白金イベント

国立科学博物館 附属自然教育園
共 催:都市森トーク 第1回  2024年5月19日[日] 受付中
講 師:内田 圭  (東京都市大学 環境学部 准教授)
ゲストスピーカー:深野 祐也 (千葉大学大学院 園芸学研究科 准教授)
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都市の緑に関する講演と議論を通じて、その意義や在り方をみんなで考えてみませんか?
地域の森づくりに関心がある方、子育て中のご夫婦、教育関係者、学生など、都市の緑に興味のある方ならどなたでも大歓迎です!

日 時:2024年5月19日[日] 13:30-15:30
会 場:国立科学博物館 附属自然教育園
    〠 108-0071 東京都港区白金台5-21-5 お問合せ TEL:03-3441-7176
定 員:30名
対 象:中学生以上
持参品:筆記用具
備 考:先着順で受付 定員になり次第締切
    通常入園料 (一般320円、高校生以下・65歳以上は無料) が必要です
受 付:4月19日 10:00-5月12日 ▶ 申込方法 WEB 

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご参加を。
[ 詳 細 : 国立科学博物館 附属自然教育園   申込 WEB  イベントカレンダー ]

【展覧会】八戸市美術館|美術館企画 展示室の冒険|’24年4月20日-6月24日

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八戸市美術館
美術館企画 展示室の冒険
会  期  2024年4月20日[土]- 6月24日[月]
開館時間  10:00-19:00  * 11月29日は10:00-17:00 展覧会入場は16:30まで
休  館  日  火曜日  * ただし4/30[火]は開館
会  場  八戸市立美術館 ホワイトキューブ
      〠 031-0031 青森県八戸市大字番町10-4 TEL:0178-45-8338
観  覧  料  当日・個人  一 般 800円、高校生以下 無 料
      * チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
主  催  八戸市美術館
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「展示室の冒険」は、その名のとおり、展示室でくり広げられる冒険をテーマにした展覧会です。
展示室の管理人から届いた一通の招待状から、冒険が始まります。展示室の入口をくぐり抜け、あなたを待ち受けるのは、出会い、感動、困惑、ときめき、それとも……。
置いてあるアイテムを自由に使って、自分なりに作品を見る部屋があります。
決められた見方や解説にとらわれずに、自らの感覚と関心で、作品や人と出会い冒険を進めることをお楽しみください。
この冒険で、素敵な出会いがありますように!

◉ 展示作家(予定)
明山應義、池田恭三、岩織治、岩沢喜作、岩舘千松、上田恒次、宇山博明、大久保景造、岡山良一、加賀利孝、葛西四雄、久保田政子、高野三三男、呉之東、笹島喜平、佐藤淳子、下村正二、関頑亭、鷹山宇一、月舘れい、東郷たまみ、戸狩公久、時任亜矢子、戸村茂樹、豊島弘尚、名久井由蔵、奈良岡正夫、濱田晋作、福勢喜一、吉田三郎、和井田要、渡辺貞一
(敬称略・五十音順・32名)

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[ 詳 細 : 八戸市美術館 ]

【展覧会】ニュースパーク (日本新聞博物館)|企画展 新型コロナと情報とわたしたちⅡ─コロナがわたしたちに残したもの|’24年4月20日-9月1日

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ニュースパーク (日本新聞博物館)
企画展 新型コロナと情報とわたしたちⅡ ── コロナがわたしたちに残したもの
会  期  2024年4月20日[土]- 9月1日[日]
開館時間  午前10時 - 午後5時(入館は 午後4時30分 まで)
休  館  日  月曜日(祝日・振替休日の場合は次の平日)
会  場  ニュースパーク(日本新聞博物館) 2階企画展示室
      〠 231-8311 神奈川県横浜市中区日本大通11 横浜情報文化センター
      電話:045-661-2040  ファクス:045-661-2029
入  館  料  (常設展含む、税込み)
      一般 400円、大学生 300円、高校生 200円、中学生以下 無 料
協  力  東京写真記者協会
主  催  ニュースパーク(日本新聞博物館)
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ニュースパーク(日本新聞博物館)は、2024年4月20日から9月1日まで、企画展「新型コロナと情報とわたしたちⅡ―コロナがわたしたちに残したもの」を開催します。
当館は、新型コロナウイルス感染拡大による最初の緊急事態宣言が明けたばかりの2020年7月、緊急企画展「新型コロナと情報とわたしたち」を開催しました。SNS 時代に起きた世界的な感染症の流行は、真偽ないまぜの情報が瞬時に大量に拡散される「インフォデミック」という現象をもたらし、不安や恐怖で流言・デマが行き交い、医療従事者や感染者らへの中傷・差別などもありました
「情報と新聞の博物館」として当館は、日頃情報リテラシーの大切さとメディアの役割を伝えており、コロナ禍で起きたこれらのできごとを記録し、どう対処すればよいのか共に考えたいとの思いがありました。

コロナが感染症法上の5類に移行して1年たった今、コロナ禍がわたしたちに何を残したのか、SNS時代のマスメディアの役割や課題は何か。短い期間に同じテーマの展示を繰り返すのは、当館としては異例ですが、あらためて本展を通じて一緒に考えたいと思います。「確かな情報」がなぜ必要なのか ――。

< 展示構成 >
Ⅰ SNS時代の感染症
コロナ禍ではトイレットペーパーやワクチンなどをめぐるデマが拡散しました。感染者や医療従事者への差別、ワクチン接種をめぐる意見の相違・対立、さらには分断ともいえる状況も生じました。これらの多くはSNSを通じて広がり、時にエスカレートしていきました。現代のわたしたちは、インターネットやスマートフォン、SNSによる利便性を享受しています。こうした中で、わたしたちは、情報に振り回されないためにどうすればいいのでしょうか。
感染拡大防止と社会経済活動、「Go Toキャンペーン」、東京五輪の観客の有無などについて、政府と専門家らで考えや意見の隔たりがみられることもありました。専門家らの提言・見解はどのように届けられ、報じられたのでしょうか。また、どんな課題があったのでしょうか。
新聞報道、専門家らのコメントを通じてあらためて考えます。
Ⅱ 歴史に学ぶ感染症と情報
明治時代から現代に至るまで、人々がどのような感染症と向き合ってきたのか、また感染症に関する報道がどのようなものであったか、主に新聞紙面で紹介します。新聞には感染症流行の原因、その時の人々の行動、時代背景などが記録されており、「感染症史」を物語る資料ともいえます。
Ⅲ 新型コロナウイルス 新聞はどう伝えたか
「中国で原因不明の肺炎」と伝えた2020年1月1日付の初報から、23年5月8日の5類移行までの状況や動きを新聞と報道写真で振り返ります。
Ⅳ インフォデミックの経験、未来へつなぐ
コロナ禍で「インフォデミック」を経験したわたしたちは、これからどのように情報と向き合えばいいのでしょうか。メディアや情報の専門家とともに考えます。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : ニュースパーク(日本新聞博物館)

【展覧会】國學院大學博物館|春の特別列品 恋とさすらいの系譜 ― 源氏物語と平安文学|ー 國學院大學図書館の名品 ー|’24年4月20日-6月16日

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國學院大學博物館
春の特別列品
恋とさすらいの系譜 ― 源氏物語と平安文学
ー 國學院大學図書館の名品 ー
会  期  令和6(2024)年4月20日[土]- 6月16日[日]
会  場  國學院大學博物館 企画展示室
      〠 150-8440 東京都渋谷区東4-10-28 TEL : 03-5466-0359
      〔國學院大學渋谷キャンパス内 学術メディアセンター 地下1階 國學院大學博物館〕
開館時間  10時 - 18時(最終入館 17時30分)
休  館  日  毎週月曜日(祝日は開館)、5月1日-5月4日
入  館  料  無 料
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源氏物語では光源氏の須磨流謫が叙情豊かに語られます。多くの和歌を引用しながら織りあげられるその叙述は、古来、名文として読み継がれてきました。しかし、主人公が流離する物語は、光源氏に固有のものではありません。伊勢物語の昔男、竹取物語のかぐや姫、さらに源氏物語の玉鬘や浮舟といった女性たちなど、さすらう人びとの姿は、平安文学のなかに繰り返し語られてきました。そして光源氏や昔男などの場合、その流離はかなわぬ恋と結びつけられています。平安文学において恋とさすらいは、作品を形成する主要なモチーフのひとつであったということができます。

平安文学における恋とさすらいは、個々の作品にどのように語られ、後代の作品にどのような影響を与えていくのでしょうか。本展では、國學院大學が所蔵する平安文学関係の写本や絵巻等の展示を通して、源氏物語と平安文学における恋とさすらいの系譜をたどってみたいと思います。
本展のオンラインミュージアムは5月18日[土]12時公開予定

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 國學院大學博物館

【展覧会】菊池寛実記念 智美術館|走泥社再考 前衛陶芸が生まれた時代|’24年4月20日-9月1日|前後期二期制三章展開

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20240405210329_00004☆ 活版アラカルト掲載図版のほとんどは 図版画面をクリック or タップすると拡大表示されます ☆

菊池寛実記念 智美術館
走泥社再考 前衛陶芸が生まれた時代
The Sodeisha Group: An Era Born Out of Avant-garde Ceramics
会  期  2024年4月20日[土]- 9月 1 日[日]    
         前 期:2024年4月20日[土]- 6月23日[日]
         後 期:2024年7月 5 日[金]- 9月 1 日[日] 
      * 前期、後期の各期内にも展示替えをいたします。
休  館  日  毎週月曜日(ただし4月29日、5月6日、7月15日、8月12日は開館)、
      4月30日[火]、5月7日[火]、7月16日[火]、8月13日[火]、展示替え期間
      <展示替えに伴う休館期間>
      以下の期間は休館し、展示替えを行います。
      前期と後期の展示替えの他、各期内にも展示替えをいたします。
      5月27日㈪- 5月30日㈭、6月24日㈪- 7月4日㈭、7月29日㈪- 8月1日㈭
開館時間  午前11時 - 午後 6 時(入館は 午後5時30分 まで)
観  覧  料  一 般 1,100 円 / 大学生 800 円 / 小中高生 500 円
      * チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
会  場  菊池寛実記念 智美術館
      〠 105ー0001 東京都港区虎ノ門 4-1-35
特別協力  国立工芸館
企画協力  京都新聞
主  催  公益財団法人菊池美術財団、日本経済新聞社
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本展は、前衛陶芸家集団として戦後日本の陶芸を牽引した走泥社ーそうでいしゃ-の活動を検証する展覧会です。走泥社は1948年に京都の陶芸家、八木一夫、叶哲夫、山田光(ひかる)、松井美介(よしすけ)、鈴木治の5人で結成されました。同人は入れ替わりながらも陶芸家に限らない多様な人材が集まり、50年にわたり活動を続けます。いわゆる器ではなく、立体造形として芸術性を追求した陶芸作品を創り出し、その視点を日本の陶芸に根付かせたことは走泥社の功績といえるでしょう。当時、それは「オブジェ焼」と呼ばれました。
走泥社の前衛性は特に活動期間の前半に認められることから、本展では結成25周年となる1973年までに焦点をあて、25年の間に同人であった42名のうち作品が残る32名の制作を通し、走泥社の活動をご覧いただきます。また、資料等により同時期に展開された他の前衛陶芸活動や日本の陶芸に影響を与えた海外の制作をご紹介し、その比較も交えて、前衛陶芸が生まれた時代を振り返ります。
なお、本巡回展は3章で構成する展覧会ですが、当館では1章と2章を前期、3章を後期として会期中に展示替えを行います。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 菊池寛実記念 智美術館
{新宿餘談} 
そちらの水があったのか、金沢に移転した「国立工芸館」が好企画を連発している。本展もそのひとつで各所を巡回してきたが、その都度新展示が加わり、ようやく武蔵の国へ着到した。交通至便な虎の門での展覧。これはいかずばなるまい。

【展覧会】群馬県立館林美術館|企画展 シンフォニー・オブ・アート — イメージと素材の饗宴|’24年4月20日-6月23日

群馬県立近代美術館4月15A 群馬館林

群馬県立館林美術館
企画展 シンフォニー・オブ・アート — イメージと素材の饗宴
会  期  2024年4月20日[土]- 6月23日[日]
時  間  午前9時30分 - 午後5時  * 入館は午後4時30分まで
休  館  日  月曜日(4月29日、5月6日は開館)、5月7日[火]
会  場  群馬県立館林美術館
      〠 374-0076 群馬県館林市日向町2003
      tel.0276-72-8188 fax.0276-72-8338
観  覧  料  一 般 620円、 大 高 生 310円
      * 中学生以下、障害者手帳等をお持ちの方とその介護者1名は無料
      * 群馬県在住の65歳以上の方は平日のみ2割引き
協  力  館林市、群馬大学、一般社団法人メノキ
主  催  群馬県立館林美術館
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多くの音で構成される交響曲のように、アート作品も多様な要素が集まることで作られているものがあります。この展覧会は、アート作品の表現や成り立ちを「集める」という視点から注目し、当館コレクションを中心に様々な作品を紹介するものです。
まずはアート作品の表現に「集められた」要素を探していきます。パターン化した色や形を集積した表現による絵画、同じモチーフを集めて構成した立体などのほか、ストーリーを伝えるために多くのモチーフが集められた物語的な表現を紹介します。また同じ素材を集めたり、異なる素材を積み重ねたりする表現も取り上げます。
そして繊維素材を集めて制作される「ファイバーアート」作品も紹介します。当館コレクションや、ゲスト・アーティストによる展示に加え、染織作品の紹介を活動方針のひとつとしてファイバーアートを収集してきた群馬県立近代美術館のコレクションから作品を紹介し、開館50周年を迎える同館の活動にも触れます。
モチーフや素材が集まることで響きあい、個性豊かな表現を見せてくれるアート作品の世界をお楽しみください。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 群馬県立館林美術館 ]

【展覧会】奈良県立橿原考古学研究所附属博物館|令和6年度 春期特別展 家形埴輪の世界|’24年4月20日-6月16日

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奈良県立橿原考古学研究所附属博物館
令和6年度 春期特別展 家形埴輪の世界
期  間  2024年4月20日[土]- 6月16日[日]
会  場  奈良県立橿原考古学研究所附属博物館
      The Museum, Archaeological Institute of Kashihara, Nara Prefrcture
      〠 634-0065 奈良県橿原市畝傍町50-2 
      TEL 0744-24-1185 FAX 0744-24-1355
開館時間  午前9時 ー 午後5時まで(入館は 午後4時30分 まで)
休  館  日  毎週月曜日 * 月曜日が休日にあたる場合は開館し、その翌日休館
      * 上記の他、年に数日臨時休館日がありますのでご注意を。▶ くわしくは こちら
観  覧  料  個人・当日・税込み料金 
      大 人 800円、学 生(大・高校生) 450円、小 人(中・小学生) 300円
      * チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
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家形埴輪は、埴輪が古墳上に配置された全期間にわたって存続したと考えられる数少ない種類の一つです。ただし、構造が複雑で大型品も多いため、その実態がよく分からず、展示で取り上げられる機会が少ない埴輪でもあります。このたびの展覧会では古墳時代の政治的な中枢が存在した奈良県内の資料を中心に、東日本と西日本で最大の製品も展示して、謎の多い家形埴輪の実態に迫ってみたいと思います。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 奈良県立橿原考古学研究所附属博物館 ] 

【展覧会】神奈川県立近代美術館 葉山|吉田克朗展 ― ものに、風景に、世界に触れる Yoshida Katsuro: Touching Things, Landscapes, and the World|’24年4月20日-6月30日

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神奈川県立近代美術館 葉山
吉田克朗展 ― ものに、風景に、世界に触れる
Yoshida Katsuro: Touching Things, Landscapes, and the World
会  期  2024年4月20日[土]-6月30日[日] ※ 一部展示替えあり
会  場  神奈川県立近代美術館 葉山
〠 240-0111 神奈川県三浦郡葉山町一色2208-1 電話:046-875-2800(代表)
休  館  日  月曜(4月29日、5月6日を除く)
開催時間  午前9時30分 – 午後5時(入館は 午後4時30分 まで)
観  覧  料  一 般 1,200円、20歳未満・学生 1,050円、65歳以上 600円、高校生 100円
* 中学生以下と障害者手帳等をお持ちの方(および介助者原則1名)は無料です。
* 各種割引、優待情報などは 下掲詳細公式サイトをご参照ください。
主  催  神奈川県立近代美術館、東京新聞
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多摩美術大学で斎藤義重に学んだ吉田克朗(1943-1999)は、1969年から物体を組み合わせ、その特性が自然に表出されるような作品を制作し始めます。このような作風を示す動向は後に「もの派」と称され、国際的に注目を浴びることになりますが、吉田はその先鞭をつけた作家のひとりでした。やがて「もの派」の作風から離れた吉田は、1970年代から転写などの実験的な手法を試みながら絵画表現を模索しました。1980年代前半には、風景や人体を抽象化して描く〈かげろう〉シリーズ、1980年代後半からは、粉末黒鉛を手指でこすりつけて有機的な形象を描く〈触〉シリーズを発表し注目を集めますが、惜しくも55歳で逝去しました。
本展は、吉田克朗の全貌に迫る初めての回顧展となります。これまでほとんど紹介されてこなかった作品や、作品プランやコンセプトを綴った制作ノートなどの資料を、調査をもとに展示します。転換期を迎えていた同時代の美術動向に向き合いながら、自ら選択すべき道について真摯に問い続けた吉田克朗の制作の軌跡を辿ります。

展覧会の見どころ
1.吉田克朗の全貌に迫る初めての回顧展
代表的な立体作品、油彩、版画を網羅するとともに、重要なドローイング作品を取り上げ、作品・資料約170点、全5章の構成で吉田克朗の制作の軌跡を辿ります。
2.「もの派」時代の再検証
「もの派」の中心作家の一人だった吉田克朗。その初期作品《Cut-off (Paper Weight)》(1969年)、《Cut-off (Hang)》(1969年)を再制作し、作品プランやコンセプトを綴った制作ノートなどの資料とともに紹介し、吉田の「もの派」時代を再検証します。

吉田克朗略年譜
1943年 埼玉県深谷市に生まれる。
1964年 多摩美術大学絵画科に入学。66年から斎藤義重教室に入る。
1968年 多摩美術大学卒業。「もの派」の動向の起点になったといわれている関根伸夫の
《位相―大地》の制作を小清水漸とともに手伝う。
1970年 「第1回ソウル国際版画ビエンナーレ」(徳寿宮現代美術館)で大賞を受賞(出品作品:
《Work “9”》ほか3点)。
1971年 今榘子と結婚。以後、死去するまで鎌倉を拠点に活動する。「第7回パリ青年
ビエンナーレ」(パルク・フローラル)に選出され渡仏。
1973年 文化庁芸術家在外研修員として渡英。約1年間、ロンドンに滞在。
1986年 「前衛芸術の日本 1910-1970展」(ポンピドゥー・センター)に出品。
1988年 「もの派展」(ローマ大学付属現代美術館)に出品。
1992年 明星大学日本文化学部講師となる(1993年より教授)。「今日の作家たちⅣ- ‘92
山本正道・吉田克朗展」(神奈川県立近代美術館[旧鎌倉館]開催。)
1997年 武蔵野美術大学造形学部教授となる。
1999年 食道がんのため逝去(享年55)。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 神奈川県立近代美術館 葉山 ] 

【展覧会】佐倉市立美術館|佐倉市市制施行70周年記念|エドワード・ゴーリーを巡る旅|’24年4月20日-6月23日|前後期二期制開催

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佐倉市立美術館
佐倉市市制施行70周年記念
エドワード・ゴーリーを巡る旅
期  間  2024年4月20日[土]- 6月23日[日] * 会期中に展示替あり
      前 期 4月20日[土]- 5月19日[日] 後 期 5月21日[火]- 6月23日[日]
休  館  日  4月22日㈪、30日㈫、5月7日㈫、13日㈪、20日㈪、27日㈪(月)、
      6月3日㈪、10日㈪、17日㈪
会  場  佐倉市立美術館 2階展示室
      〠 285-0023 千葉県佐倉市新町210
      電 話 043-485-7851 FAX 043-485-9892   Mail  muse☆city.sakura.lg.jp
開館時間  午前10時 - 午後6時(入館は午後5時30分まで)
観  覧  料  一 般 800円、 大学生 600円円、 高校生以下 無料
特別協力  エドワード・ゴーリー公益信託・ゴーリーハウス(ケープコッド
主  催  佐倉市立美術館
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不思議な世界観と、モノトーンの緻密な線描で、世界中に熱狂的なファンを持つ絵本作家エドワード・ゴーリー (Edward Gorey, 1925-2000)。
近年、日本でも『うろんな客』『不幸な子供』などの絵本が次々と紹介されてきました。
ゴーリーは、自身がテキストとイラストの両方を手掛けた主著 (Primary Books) 以外にも、挿絵、舞台と衣裳のデザイン、演劇やバレエのポスターなどに多彩な才能を発揮しました。
本展は、そんな作家の終の棲家に作られた記念館・ゴーリーハウスで開催されてきた企画展から、「子供」「不思議な生き物」「舞台芸術」などのテーマを軸に約250点の作品・資料で再構成するものです。
米国東海岸の半島に残る古い邸宅へと旅するように、達観したクールな死生観を持つ謎めいた作品との邂逅をお楽しみください。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 佐倉市立美術館

【展覧会】島根県立石見美術館|企画展 111年目の中原淳一展|’24年4月20日-6月17日

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島根県立石見美術館
企画展 111年目の中原淳一展
会  期  2024年4月20日[土]- 6月17日[月]
開館時間  9:30 - 18:00(展示室への入場は 17:30 まで)
休  館  日  毎週火曜日
会  場  島根県立石見美術館 展示室 D
      〠 698-0022 島根県益田市有明町5-15 島根県芸術文化センター「グラントワ」内
      TEL:0856-31-1860       
観  覧  料  ※ 当日・個人・企画展のみの料金
      一 般 1000円、 大学生 600円、 小中高生 300円
      ※ 当日・個人・企画展+コレクション展セットで観覧の料金
      一 般 1150円、 大学生 700円、 小中高生 300円
      * チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
協力/監修       ひまわりや
主  催  島根県立石見美術館、しまね文化振興財団、朝日新聞社、日本海テレビ
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ほんとうの美しさとは、豊かさとは、何なのか ― 。

終戦からちょうど一年後の1946年8月15日、中原淳一(1913-1983)は自身が編集長を務める『それいゆ』を創刊すると、雑誌編集、イラストレーション、ファッション、インテリアなど、多くの領域を横断するマルチクリエイターと呼ぶべき多彩な仕事を手がけました。終戦直後、見えない未来に光を灯すような思いで手がけた雑誌制作をはじめとする数々の仕事は、女性たちの圧倒的な支持を得、また後の時代のクリエイターにも大きな影響を与えていきます。
中原の生誕111周年を記念する本展では、『それいゆ』、『ひまわり』、『ジュニアそれいゆ』など、雑誌での編集の仕事を軸にその幅広いクリエイションの全貌を紹介します。戦後の混沌とした時代に「暮らし」という視点からさまざまな提案を行った中原の仕事は、先を見通すことが難しい現在においても、私たちに多くの気づきを与えるはずです。

中原淳一 JUNICHI NAKAHARA
1913年  香川県生まれ
1926年  上京
1930年  上野広小路の高級洋品店のデザイナーに抜擢される
1932年  創作人形の個展開催
1935年 『少女の友』の表紙絵を描く(以降1940年まで66回表紙絵を担当)
1939年  ヒマワリ社の前身となる洋飾雑貨と洋装の店「ヒマワリ」を開店
1946年  女性誌『それいゆ』を創刊
1947年  月刊誌『ひまわり』を創刊
1954年 『ジュニアそれいゆ』を創刊
1970年 『女の部屋』を創刊
1975年 『中原淳一画集』を刊行

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 島根県立石見美術館  本展特設公式サイト ]
{ 活版 à la carte  島根県立石見美術館 過去ログ }

【展覧会】茨城県天心記念五浦美術館|企画展 西田俊英展 不死鳥|’24年4月20日ー6月23日

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茨城県天心記念五浦美術館
企画展 西田俊英展 不死鳥
会  期  2024年4月20日[土]ー 6月23日[日]
休  館  日  月曜日
      * ただし、4月29日[月・祝]、5月6日[月・振]は開館。5月7日[火]は休館
開館時間  午前9時30分 - 午後5時(入場は 午後4時30分 まで)
会  場  茨城県天心記念五浦美術館
      〠 319-1703  茨城県北茨城市大津町椿2083  TEL 0293-46-5311
入  場  料  一 般 840円 / 満70歳以上 420円 / 高大生 630円 / 小中生 320円
      * 身体障害者手帳等提示の方、および付き添いの方(1人まで)は無料
      * 各種割引、優待情報などは下掲詳細参照。
主  催  茨城県天心記念五浦美術館
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日本画家・西田俊英(しゅんえい 1953- )は、昨年の武蔵野美術大学退任記念展に《不死鳥》を発表して話題を集めました。2022年より1年間、屋久島に滞在して描き始めた本作は現在も制作が続いており、最終的には全長90メートルを越す大作となります。西田が世界自然遺産として知られる屋久島に魅了されたのは、その豊かな原生林に象徴されるように、森林が人間にとってかけがえのない存在で、その貴重な自然、そしてそこに棲む生命の営みに強く共感したからです。その稀有な自然を見つめることで作家は「人間と自然の共生」「生命の循環」をテーマにした壮大な物語を紡ぎだしました。
本展では、代表作とあわせて最新作《不死鳥》をさらに進化したかたちで一挙公開し、西田芸術の現在を紹介します。

※ 感染症対応実施中。下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 茨城県天心記念五浦美術館 ] 
[ 参 考 : 活版アラカルト 〔展覧会〕武蔵野美術大学 美術館・図書館|西田俊英 ── 不死鳥|’23年10月23日-11月19日|終了 ]

【展覧会】香川県立ミュージアム|特別展 皇居三の丸尚蔵館名品選 「美が結ぶ皇室と香川」|’24年4月20日-5月26日

香川県立ミュージアム3月

香川県立ミュージアム
特別展 皇居三の丸尚蔵館名品選
「美が結ぶ皇室と香川」
会  期  令和6年(2024年)4月20日[土]- 5月26日[日]
開館時間  午前9時 - 午後5時(入館は 閉館の30分前 まで)
休  館  日  月曜日(4月29日、5月6日は開館)、5月7日[火]
会  場  香川県立ミュージアム 特別展示室、常設展示室 1・4・5
      〠 760-0030香川県高松市玉藻町5-5 電話 087-822-0002
観  覧  料  一 般:1,400円 / 前売・団体(20名以上):1,100円
      * 高校生以下、65歳以上、障害者手帳をお持ちの方は無料
特別協力  文化庁、金刀比羅宮、紡ぐプロジェクト、読売新聞社
共  催  香川県教育委員会、四国新聞社
主  催  香川県立ミュージアム、皇居三の丸尚蔵館
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皇居三の丸尚蔵館は、皇居内の東御苑内において、皇室に代々受け継がれた古代から近現代までの貴重な美術工芸品を約6,100件(約2万点)収蔵し、保存、研究、公開を行っています。本展は同館が収蔵する皇室ゆかりの美術品のうち、中世から近代の絵画の名品、近代の工芸や彫刻から香川県をはじめとする四国にゆかりのある作品を中心に展示します。これらの名品を介して、皇室の文化と香川とのつながりを身近に感じ、今日に受け継がれる文化の大切さや郷土の歴史にふれていただく機会となりましたら幸いです。

※ すでに魅力的で多彩な関連イベントが発表されています。下掲情報をご覧ください。
※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 香川県立ミュージアム  皇居三の丸尚蔵館 

【展覧会 】秋田県立近代美術館|特別展 岩合光昭写真展 こねこ|’24年4月20日-7月15日|開幕

  • 秋田近美ねこ

秋田県立近代美術館
秋田県立近代美術館開館30周年記念特別展
岩合光昭写真展 こねこ
開催期間  令和6年(2024年)4月20日[土]- 7月15日[月・祝]
開館時間  午前9時30分 - 午後5時00分 (入館は 午後4時30分 まで)
休  館  日  会期中無休
料  金  一般/1,100円、高・大学生/700円、中学生以下 無 料
      * チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
会  場  秋田県立近代美術館  5 階
      〠 013-0064 秋田県横手市赤坂字富ヶ沢62-46
      Tel 0182-33-8855 Fax 0182-33-8858 mail:akitamma☆rnac.ne.jp 
主  催  岩合光昭写真展「こねこ」実行委員会、秋田県立近代美術館(横手市)  
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岩合光昭さんがライフワークとして撮影を続ける最も身近な動物「ネコ」。本展では、岩合さんがこれまでに出会った世界各地域の「こねこ」たちが大集合します。
愛くるしく元気いっぱいに暮らす「こねこ」たち。本展ではその日々の冒険に加え、同じ地球に暮らす、元気な「どうぶつ家族」の作品を特別展示。約170点の作品をご紹介します。
また、ミュージアムショップでは写真集やオリジナルグッズなども販売します。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 秋田県立近代美術館     本展特設外部サイト

【展覧会】練馬区立牧野記念庭園|企画展 MAKINO 植物の肖像 ─ 菅原一剛が写した牧野富太郎の標本 ─|’24年4月20日-6月30日

【MAKINO植物の肖像】チラシ表面 【MAKINO植物の肖像】チラシ裏面

練馬区立牧野記念庭園
企画展 MAKINO 植物の肖像
── 菅原一剛が写した牧野富太郎の標本 ──
会  期  2024年4月20日[土]- 6月30日[日]
企画展示  午前9時30分 - 午後4時30分
開園時間  練馬区立牧野記念庭 午前9時 - 午後5時
      牧野記念庭園は東京都指定文化財(名勝および史跡)です。 入 園 料 :無 料
休  園  日  毎週火曜日 * ただし、火曜日が祝休日にあたる場合はその直後の祝休日でない日)
会  場  練馬区立牧野記念庭園 記念館 企画展示室
      〠 178-0063 東京都練馬区東大泉6丁目34番4号
      TEL 03-6904-6403 FAX 03-6904-6404
協  力  MAKINO Botanical Art Project、高知県立牧野植物園、東京都立大学牧野標本館
問い合せ  練馬区環境部 みどり推進課 施設係
      電話:03-6904--6403
入場無料
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植物研究に生涯を捧げた牧野富太郎博士は、詳細で緻密な植物図を描いたことで知られ、また各地に出掛け採集した標本の多さとその美しさでも定評があります。本展では、博士の標本に感銘を受けた菅原一剛氏(すがわら いちごう、1960年- )の写真作品を展示します。
子供の頃より図鑑に親しみその縁で牧野博士を知った菅原氏は、高知を訪れた際に高知県立牧野植物園で博士の蔵書と植物図に魅了されました。さらに標本庫に収蔵される博士自ら作製した標本を見て、まるで生きているかのような生命感に心動かされ、ぜひとも撮影を試みたいと希望しました。
菅原氏の思いは、植物学の研究に不可欠な資料として保管される「牧野標本」の美しさを、肖像写真を撮影するかのような眼差しで蘇らせたいという一念でした。高度な写真技術を駆使してまっすぐな光を当てたことによりに、植物の微細な陰影までもが立体的に写し出された作品が誕生しました。その一つ「センダイヨシノ」は、博士が練馬の自宅の庭で採取したサクラの標本を撮影し、それをピンクプラチナプリントという特別な技法で仕上げたものです。
あくまで科学的な資料である標本をアートの視点で紐解いた菅原氏の作品をぜひご覧ください。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上ご観覧を。
[ 詳細 : 練馬区立 牧野記念庭園

【展覧会】群馬県立近代美術館|開館50周年記念|コレクションのつくりかた/つたえかたー日本と西洋の近代美術ー|’24年4月20日-6月23日

群馬近美 群馬近美B群馬県立近代美術館
開館50周年記念
コレクションのつくりかた/つたえかたー日本と西洋の近代美術ー
会  期  2024年4月20日[土]- 6月23日[日]
開館時間  午前9時30分 - 午後5時(入館は 午後4時30分 まで)
休  館  日  月曜日(4月29日、5月6日は開館)、5月7日(火)
会  場  群馬県立近代美術館 展示室1
      〠 370-1293 370-1293群馬県高崎市綿貫町992-1 群馬の森公園内
電話:027-346-5560

観  覧  料  一 般 600円、大高生 300円
      * 中学生以下、障害者手帳等をお持ちの方とその介護者1名は 無料
主  催  群馬県立近代美術館
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群馬県立近代美術館は開館50年目を迎えます。長い年月をかけて作り上げられたコレクションは現在約2,100点を数え、国内外の近現代美術、日本と中国の古美術、日本画、染織工芸など幅広い分野にわたります。本展では、そのなかから日本の近代洋画と西洋近代美術のコレクションを取り上げ、代表的な作品約100点をご紹介します。
最初期に収集を開始した湯浅一郎、福沢一郎、山口薫、鶴岡政男、オノサト・トシノブら、洋画壇にその名を刻む群馬の作家たちのコレクションは、現在も新たに作品や資料が収蔵され、作家像を刷新しています。1990年代から本格的な収集がはじまったヨーロッパ近代美術のコレクションは、ルノワールやモネなどの印象派、藤田、シャガールらのエコール・ド・パリの画家たち、そしてキュビスムのピカソなど、巨匠たちの個性を伝えます。それぞれの制作や収集背景をひもとく解説とともに、作品との対話をお楽しみください。
また、美術館は収蔵作品の魅力を広く伝える役割を担っています。今回は、これまで制作してきた鑑賞サポートツールなど、コレクションのコミュニケーションについて、当館の活動の一端もご紹介します。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 群馬県立近代美術館 ]

【展覧会 予告】北海道立釧路芸術館|写真展 岩合光昭の 日本ねこ歩き|’24年4月20日-6月30日

北海道立釧路芸術館4がつA B北海道立釧路芸術館4月

北海道立釧路芸術館
写真展 岩合光昭の 日本ねこ歩き
会  期  2024年4月20日[土]- 6月30日[日]
開館時間  9:30 - 17:00
      * 5月31日、6月28日(いずれも金曜日)は 19:00 まで
休  館  日  月曜日(祝日等の場合は翌日)
会  場  北海道立釧路芸術館 展示室
      〠 085-0017 北海道釧路市幸町4丁目1番5号
      TEL 0154-23-2381 FAX 0154-23-2386
観  覧  料  一  般 1000円、 高 大 生 600円、 小 中 生 300円
      * チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
主  催  北海道立釧路芸術館、 北海道新聞釧路支社
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全国のネコファンに愛される長寿番組「岩合光昭の世界ネコ歩き」(NHK BSプレミアムおよびNHK BS4K)から、国内15か所を厳選した写真展。それぞれの風土を背景に、ネコとヒトの暮らしぶりを紹介します。作品は新作を中心とした150点。お気に入りの一枚を探しに来てください。全国のネコファンに愛される長寿番組「岩合光昭の世界ネコ歩き」(NHK BSプレミアムおよびNHK BS4K)から、国内15か所を厳選した写真展。それぞれの風土を背景に、ネコとヒトの暮らしぶりを紹介します。作品は新作を中心とした150点。お気に入りの一枚を探しに来てください。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 北海道立釧路芸術館

【展覧会】すみだ北斎美術館|企画展 歌舞音曲鑑 北斎と楽しむ江戸の芸能|’24年3月19日-5月26日|開幕壹箇月再紹介

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すみだ北斎美術館
企画展 歌舞音曲鑑 北斎と楽しむ江戸の芸能
会  期  2024年3月19日[火]- 5月26日[日] * 前後期で一部展示替えを実施
         前 期:3月19日[火]-4月21日[日]
         後 期:4月23日[火]-5月26日[日]
開館時間  9:30 - 17:30(入館は 17:00 まで)
休 館  日  毎週月曜日
        開 館:4月29日[月・祝]、5月6日[月・振休]
        休 館:4月30日[火]- 5月7日[火]
会  場  すみだ北斎美術館 3 階企画展示室
       〠 130-0014 東京都墨田区亀沢2丁目7番2号 TEL. 03-6658-8936
観覧料金  一  般  1,000円、  高校生・大学生・65歳以上  700円、 中学生 / 障害者  300円、
      小学生以下  無 料
      * 個人、当日、税込み料金を表示。各種割引・優待などは下掲公式サイトを参照。
主  催  墨田区・すみだ北斎美術館
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北斎が描いた江戸の芸能をモチーフとした作品を紹介する展覧会です。(歌舞音曲鑑 よみ:かぶおんぎょくかがみ)
代表作「冨嶽三十六景」シリーズを発表する約50年前、19歳の葛飾北斎は、勝川春章に入門し、浮世絵師としての活動を始めました。デビュー当時に発表した歌舞伎の役者を描いた錦絵は、残っている数が少なく貴重な作品群です。また、北斎は様々な芸能のお披露目会の招待状として作られたという摺物も多く手がけていますが、絵と文字情報がともに完全な形で残されている作品は多くありません。このほか、芸能にまつわる画題としては、さまざまな踊りを描いた作品もあります。雀踊りや悪玉おどりといったユニークな踊りを描いた作品からは、人間の身体の動きを捉える北斎の確かな筆致がうかがえます。当館初展示の作品も多く展観されます。北斎の多様な画業をお楽しみください。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : すみだ北斎美術館 

【展覧会】国立工芸館|企画展 卒寿記念 人間国宝 鈴木藏の志野展|’24年3月19日-6月2日|開幕壹箇月再紹介

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国立工芸館
企画展 
卒寿記念 人間国宝 鈴木藏の志野展
会  期  2024年3月19日[火]- 6月2日[日]
会  場  国立工芸館
      〠 920-0963 石川県金沢市出羽町3-2 TEL. 050-5541-8600
休  館  日  月曜日(ただし4月1日、8日、29日、5月6日は開館)、5月7日
開館時間  午前9時30分 - 午後5時30分   * 入館時間は閉館30分前まで
観  覧  料  一 般 1,000円、大学生 600円、高校生以下および18歳未満は 無料
      * チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
主  催  国立工芸館、NHKエンタープライズ中部、北國新聞社
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日本を代表する陶芸家、鈴木藏(すずき おさむ 1934- )。荒川豊蔵(1894-1985)に続き二人目の「志野」における重要無形文化財保持者(人間国宝)です。
鈴木藏は岐阜県土岐市に生まれ、多治見市市之倉町の丸幸陶苑(まるこうとうえん)に勤務する父の助手として働く中で、本格的にやきものづくりの道へと進むことになります。
1966年31歳で独立し、薪窯でしか焼けないとされていた「志野」にガス窯で挑戦し、自然への畏敬の念を重んじ、伝統を大切にした中から独自の作陶スタイルを確立していきます。そして、作品を作るなら「新しくて、力強いもの」という姿勢を崩さず今日まで取り組んできました。

本展では、2024年の今年、卒寿を迎えるのを機に、初期から最新作までの作品を一堂に展示します。
古典を大切にしながらも、鈴木藏の美意識を映し出した独自性に富んだ作品を展示することで、鈴木藏の軌跡と “ 今 ” をご紹介します。

<展覧会の構成>
◉ 展覧会のポイント
鈴木 藏(すずき おさむ 1934- )

1994年、59歳で重要無形文化財「志野」の保持者に認定され、現役陶芸家として最長の人間国宝です。
「伝統ということについて、物をつくる側からいえば、革新しかありえない。つまり、革新の中から生まれたものが、伝統となっていく」 (鈴木藏氏の言葉から)
焼成による偶然を待つのではなく、確かな意志を持った中で「志野」を制作し、とくに造形に独自性を持つ作品をつくり出し、作陶に向き合い続けています。

「志野」とは

「志野は日本で生まれた独特の創作であり、日本人の感性、美意識といった最も基本的なすべてが凝縮されている。」(鈴木藏氏の言葉から)
「志野」は日本陶磁の歴史において初めての白いやきものであると共に、初めて筆を使って絵付を施したやきものです。16世紀後半の桃山時代にその多くが美濃*で焼成されました。
* 美濃とは、美濃焼を生産した岐阜県の南東部、東濃地方を指します。
[志野」の技法は追求され続け、長石釉(ちょうせきゆう)のみの「無地志野」、下絵付による鉄絵が施された「絵志野」、鉄化粧を掛けてその色合いの変化による「鼠志野」や「紅志野」、「赤志野」、二種類の土を混ぜ合わせた「練上(ねりあげ)志野」などがあります。
暖かみを感じる白色の釉薬に、焼成によって生まれるほのかな赤みの「緋色」と、「ゆず肌」と呼ばれる表面に現れるピンホールが見どころです。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 国立工芸館

【イベント/展覧会】今治市伊藤豊雄建築ミュージアム|展覧会 大三島みんなの参道物語|’23年10月8日-’24年9月13日|ほぼ通年企画|中間報告

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展覧会 大三島みんなの参道物語
期  間  2023年10月8日- 2024年9月13日[金] 
会  場  今治市伊東豊雄建築ミュージアム
      794-1308 愛媛県今治市大三島町浦戸2418
      TEL 0897-74-7220 FAX 0897-74-7225
開館時間  9:00-17:00
休  館  日  月曜日(祝日の場合は原則翌日振替) * 年末(12/27-12/31)
観  覧  料  一 般 840円・団体(20名以上)670円、学 生 420円・団体(20名以上)340円
      * 65歳以上の方は団体料金を適用   * 高校生以下または18歳未満無料
      * 障がい者とその介助者1名は無料
主  催  今治市
助  成  公益財団法人朝日新聞文化財団
協  力  今治北高等学校大三島分校、大三島図書館、きつねのぼたん、旅館さわき、
      料理旅館 茶梅、参道夕涼み会にてインタビューにご協力いただいた皆様、他
ディレクター  伊東豊雄
プロジェクトメンバー  NPOこれからの建築を考える 伊東建築塾、
      神奈川大学 曽我部・吉岡研究室、関東学院大学 柳澤研究室
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大三島みんなの参道物語
しまなみ海道がまだ開通していなかった頃、宮浦港で船を降りて大山祇神社へと向かう人々で参道は押すな押すなの賑わいだった、と島の人から聞きます。ところが現在の参道は信じられない程寂れています。昼間でも神社の周辺を除けば観光客の姿を目にすることはほとんどなく、まして夜間人に出会うことは滅多にありません。しかし何と言っても大三島の中心は大山祇神社の参道と言えるでしょう。大三島の賑わいを取り戻すには参道の復活が不可欠です。
参道を元気にするにはどうすればよいでしょうか。これまでも検討して参りましたが、いまいちど私達は神奈川大学曽我部・吉岡研究室と関東学院大学柳澤研究室の協力を得てこのテーマに取り組み、さまざまな提案を「大三島みんなの参道物語」と題して展示することにしました。
提案の中心は2つあります。その第1は宮浦港周辺の整備です。宮浦港はかつて海から参道への玄関口でした。眺望も良く、すぐ近くには今治市役所の支所や大三島公民館と一体になった図書館もあります。これらのエリアをもっと街に開き、島民の人々が日々集まりたくなる場所にするにはどうすれば良いかを提案します。
第2の提案は参道の古民家の改修です。かつて薬舗だった鈴木邸は参道でも最初期に建てられたと言われ、その佇まいは美しいのですが、傷みも激しい。この家を調査して、いずれは学校帰りの子ども達が立ち寄って楽しく過ごせる居場所にしようと考えています。子どもたちで賑わえば、参道もきっと明るくなるでしょう。
その他、誰でも自由に自分の参道への想いを模型にして展示できるような試み、参道付近の人々へのショートインタビューの映像など参道の活性化を実現するための提案をしたいと思います。皆様のご意見をいただいて、一緒にこの参道物語を綴っていきましょう。
                                      伊東豊雄

伊東豊雄|プロフィール
伊東 豊雄 (いとう・とよお)
伊藤豊雄氏1941年生まれ。建築家。1965年東京大学工学部建築学科卒業。主な作品に「せんだいメディアテーク」「みんなの森 ぎふメディアコスモス」「台中国家歌劇院」(台湾)など。日本建築学会賞、ヴェネツィア・ビエンナーレ金獅子賞、プリツカー建築賞など受賞多数。
2011年に私塾「伊東建築塾」を設立。これからのまちや建築を考える建築教育の場として様々な活動を行っている。また、自身のミュージアムが建つ愛媛県今治市大三島においては、塾生有志や地域の人々とともに継続的なまちづくりの活動に取り組んでいる。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご参加・ご観覧を。
[ 詳 細 : 今治市伊東豊雄建築ミュージアム ]

【展覧会】A4 ギャラリーエークワッド|ピート・アウドルフのナチュラリスティックガーデン ― いのちがめぐる庭―|’24年4月19日-7月11日|愈〻開幕に御座候

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ピート・アウドルフのナチュラリスティックガーデン ―いのちがめぐる庭―
会  期  2024年4月19日[金]- 7月11日[木]
開館時間  10:00 - 18:00(土曜、最終日は 17:00 まで)
      * 6月18日[火]は20:30まで夜間開館  
休  館  日  日曜・祝日、2024年4月27日[土]- 5月6日[月]
入  館  料  無 料
主  催  公益財団法人 竹中育英会
企画/共催   公益財団法人 ギャラリー エー クワッド
特別協力  ピート・アウドルフ・永村裕子
会  場  GALLERY A4(ギャラリー エー クワッド) 
      〠 136-0075  東京都江東区新砂1-1-1  竹中工務店東京本店 1 F
      お問合せ ギャラリー エー クワッド事務局   TEL 03-6660-6011
──────────────────────
ピート・アウドルフは、ニューヨーク・ハイラインの植栽デザインや世界中のランドスケープデザインで知られるガーデンデザイナーです。その土地に自生する植物や、宿根草を中心とした精緻な庭づくりで、枯れた姿にも生命循環の美しさを見出す革新的なアイデアにより、世界的な評価を得ています。オランダの自庭でのインタビュー等を通して、四季折々の景色を魅せるアウドルフの庭を紹介します。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 公益財団法人 ギャラリー エー クワッド ]

【展覧会 予告】和久傳ノ森 森の中の家 安野光雅館|第29回特別展「細川護熙 美の世界」展と安野光雅展|’24年6月12日-9月2日

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和久傳ノ森 森の中の家 安野光雅館
第29回特別展 「細川護熙 美の世界」展と安野光雅展
開催期間  2024年6月12日[水]- 2024年9月2日[月]
会  場  和久傳ノ森 森の中の家 安野光雅館
      〠 629-3559 京都府京丹後市久美浜町谷764和久傳ノ森 TEL:0772-84-9901
営業時間  9:30 - 17:00 (入館は 16:30 まで)
休  館  日  毎週火曜日(祝の場合は翌日)、年末年始の12月29日-1月1日

和久傳ノ森について
── message ──
明治三年、京都の北京丹後で和久屋傳右衛門が始めた料理旅館が和久傳の始まりであり、その後、京都市内に料亭「高台寺和久傳」として歩みを始めました。
料亭の傍ら、弁当や惣菜、菓子など、料理人が仕立てる おもたせ の販売も手がけ、「紫野和久傳」が誕生します。おもたせの店が始まって十四年の時を経て、故郷の京丹後に「紫野和久傳」の食品工房を立ち上げるとともに、更地であったその土地に、植物生態学者・宮脇 昭氏のご指導のもと、地元の方々や全国からお集まりくださった方々が、従業員とともに植樹を行い、「和久傳ノ森」づくりが始まりました。

和久傳ノ森
世界各国で植樹を行い、大地を守り続けてこられた故・宮脇 昭氏との出会いにより、2007年、和久傳創業の地に、何百年も続く新たな森を育てていきたいとの想いから、和久傳の森づくりが始まりました。これまでに56種3万本の植樹を行っています。混植密植された小さな苗木は、切磋琢磨しながら大きな森に成長し、今では蕗のとう、椎茸、桑の実、山椒、柿、柚子など、季節ごとにたくさんの実りをもたらしています。
20240426163406_00003 20240426163406_00004▲ 和久傳ノ森 MORI  ハンドアウト

和久傳ノ森 森の中の家 安野光雅館
2017年6月23日、和久傳ノ森の中に美術館が誕生しました。安藤忠雄氏のシンプルかつ自然の光や風を取り込んだ独特の設計が光る建築と、優しい水彩画で世界の風景や風物を描いた安野光雅氏の世界を同時にご体感いただけます。森の中で、芸術に浸る非日常の時間を心ゆくまでお楽しみください。

和久傳ノ森 森の中の家 安野光雅館 展示予定について
いつも紫野和久傳をご利用いただき、誠にありがとうございます。
森の中の家 安野光雅館の今後の展示予定をお知らせいたします。
当館では3カ月ごとに全館展示替えを行っております。
◇ 2024年6月12日[水]- 2024年9月2日[月]
     第29回特別展 「細川護熙 美の世界」展と安野光雅展    
◇ 2024年9月4日[水]- 2024年12月2日[月]
     第30回 安野光雅「ドイツの森」・モンゴメリ生誕150周年「赤毛のア ン」
◇ 2024年12月4日[水]ー2025年3月3日[月]
     第31回 安野光雅の世界
ぜひ、お立ち寄りください。皆さまのお越しをお待ちしております。
都合により変更等生じましたら、ご容赦下さい。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 和久傳ノ森 森の中の家 安野光雅館 ]

【展覧会】島根県立美術館|企画展 畠山記念館名品展 ー松平不昧ゆかりの逸品と琳派ー|’24年4月19日-6月10日|愈〻開幕

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島根県立美術館
企画展 畠山記念館名品展 ー松平不昧ゆかりの逸品と琳派ー
会  期  2024年4月19日[金]- 6月10日[月]
休 館 日  火曜日(ただし4月30日は開館)
開館時間  ◉ 島根県立美術館は 宍道湖に照りはえる夕陽も「作品」です。
      10:00 - 日没後30分(展示室への入場は日没時刻まで)
会  場  島根県立美術館
      〠 690-0049 島根県松江市袖師町1-5 TEL:0852-55-4700
観  覧  料  畠山展のみ 当日・個人
      一 般  1,300円、大学生 1,000円、 小中高生 500円
      畠山展+コレクション展  当日・個人  
      一 般  1,450円、大学生 1,100円、 小中高生 500円
      * 各種割引、優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照。
学術協力  京都国立博物館
主  催  島根県立美術館、公益財団法人荏原畠山記念文化財団 畠山記念館、日本経済新聞社、
      TSKさんいん中央テレビ、山陰中央新報社、SPSしまねグループ  
──────────────────────
株式会社荏原製作所の創業者であり数寄者でもあった畠山一清(号:即翁)は、長年にわたり美術品を蒐集し畠山記念館を設立しました。本展では施設改築工事のため休館している畠山記念館の所蔵品の中から、茶の湯と琳派の名品、加えて松平不昧ゆかりの品を紹介します。中四国の地で初めて開催される展覧会です。

◉ 島根県立美術館は 宍道湖に照りはえる夕陽も「作品」です。島根県立美術館ウェブサイトの トップページ には「本日の日没時間」が表示され、サイト内には年間の日没時間一覧表があります。
※ 下掲詳細公式サイトにて最新情報を確認の上、ご観覧ください。
[ 詳 細 : 島根県立美術館
[ 参 考 : 山陰中央新報社 松江の茶の湯 大名茶人 松平不昧公

【展覧会】福田美術館|君があまりにも綺麗すぎて ~福田コレクションの美人画~|’24年4月19日|

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福田美術館
君があまりにも綺麗すぎて ~福田コレクションの美人画~
会  期  2024年4月19日[金]- 7月1日[月]
         前 期:4月19日[金]- 5月27日[月]
         後 期:5月29日[水]- 7月 1 日[月]
開館時間  10:00 - 17:00(最終入館 16:30)
休  館  日  5月28日[火]展示替え、6月18日[火]設備点検
場  所  福田美術館
      〠 616-8385 京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町3-16
      嵯峨嵐山文華館
      〠 616-8385 京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町11
入  館 料  一 般・大学生:1,500 円、 高校生:900 円、 小中学生:500 円
      * 障がい者と介添人1名まで:各900円
      嵯峨嵐山文華館との二館共通券
      一般・大学生:2,300円、高校生:1,300円、小中学生: 750円
      * 障がい者と介添人1名まで:各1,300円
──────────────────────20240409180455_00021☆ 活版アラカルト掲載図版のほとんどは 図版画面をクリック or タップすると拡大表示されます ☆

「美人画」というジャンルが 日本で生まれたのは江戸時代のこと。同時代の洗練された衣装や、優れた着こなしを絵画として愛でる文化が生まれたのです。浮世絵師たちも数多くの作品を描き、多くの人々がそれを求めました。近代に入ると展覧会という場でも美人画が重視されるようになり、多くの日本画家たちが理想の美人画を追求し、作品は美しく、麗しく妍を競う時代が訪れます。
私たちを惹きつけてやまない、尽きせぬ多種多様な着想や表現をまとった魅力の源こそ「君があまりにも綺麗すぎて」という画家たちの想いにほかなりません。本展では、これをキーワードとして、福田コレクションの中から、選りすぐった近世から近代にかけての約190人の美人たちを嵯峨嵐山文華館と福田美術館の二館に集め、その魅力に迫ります。
また、近代の美人画の営みは、彼らだけに留まるものではありません。伊藤小坡や伊東深水、梶原緋佐子ら、それぞれに異なる発想と手法で制作に励んだ画家たちに加えて、甲斐荘楠音、岡本神草らによる妖艶な美人画などもご紹介いたします。

一方、第1会場となる嵯峨嵐山文華館では、日本における美人画のルーツとなる浮世絵をご紹介いたします。歌川広重や葛飾北斎など、著名な浮世絵師によって描かれたものから、近世に京都で活躍した画家による美人絵などを展示。髪型や衣服に当時流行した風俗を今に留める美人画をお楽しみください。さらに、その流れを汲む近代美人画の名手たち ―― 鏑木清方や北野恒富、伊東深水らによる作品で、時代の流れとともに変化していった浮世絵系美人画の系譜をご覧いただきます。
あなたを最も虜にするのは、果たして誰になるのでしょうか。

第2会場となる福田美術館では、福田コレクションが誇る近代美人画の名品をご紹介。「東の清方、西の松園」と称され、お互いを認めあっていた近代を代表する美人画家、上村松園と鏑木清方の共演をお楽しみいただきます。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を
[ 詳 細 : 福田美術館 嵯峨嵐山文華館

【展覧会】国立民族学博物館|特別展示 みんぱく創設50周年記念特別展|日本の仮面 ― 芸能と祭りの世界|’24年3月28日-6月11日|会期中盤再紹介

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国立民族学博物館
特別展示 みんぱく創設50周年記念特別展
日本の仮面 ── 芸能と祭りの世界
会  期  2024年3月28日[木]- 6月11日[火]
会  場  国立民族学博物館 特別展示館
      〠 565-8511 大阪府吹田市千里万博公園10-1
      TEL: 06-6876-2151(代表) FAX : 06-6875-0401
開館時間  10:00 - 17:00(入館は 16:30 まで)
休  館  日  水曜日
観  覧  料  一 般 880円、 大学生 450円、 高校生以下 無料
      * 当日・個人・税込み料金を表示。本館展示もご覧になれます。
      * チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
協  力  雨宮坐日吉神社、硫黄島八朔太鼓踊り保存会、石井町教育委員会、
      公益財団法人千里文化財団、国立歴史民俗博物館、御霊神社、
      島根県立古代出雲歴史博物館、鳥取県立博物館、矢田山金剛山寺
主  催  国立民族学博物館
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国内各地では、仮面をつけた役が登場する芸能や祭りがおこなわれてきました。本展示では、仮面の役の登場が印象的な各地の芸能や祭りの様相を中心に、あわせて仮面の歴史、仮面と人間の関係などを紹介し、それらをつうじて仮面と人びとの多様なかかわりについて考えます。

< 関連イベント >
◉ みんばくゼミナール:日本の仮面/東南アジアの仮面
◉ みんぱくウィークエンド・サロン ── 研究者と話そう:特別展「日本の仮面」を巡って/八朔太鼓踊りとメンドン/中東イスラーム世界にも仮面芸能はあった、かもしれない……
◉ 研究公演:千本ゑんま堂大念佛狂言民博公演
◉ みんぱく映画会:島と人とメンドン

※ 下掲詳細公式サイトにて最新詳細情報を確認の上、ご参加ご観覧ください。
[ 詳 細 : 国立民族学博物館  みんぱく ご利用案内 観覧料などの申し込み ]
[ 関 連 : 国立民族学博物館 YouTube みんぱく創設50周年記念特別展「日本の仮面 ── 芸能と祭りの世界」紹介映像 0:30 ]

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【イベント】国立民族学博物館|みんぱく創設50周年記念特別展「日本の仮面―芸能と祭りの世界」関連|島と人とメンドン|’24年5月3日開催!

みんぱくメンドンA みんぱくメンドンB

国立民族学博物館
みんぱく創設50周年記念特別展「日本の仮面――芸能と祭りの世界」関連
島と人とメンドン
開催日  2024年5月3日[金・祝]
時  間  13:30 - 16:30(開場13:00)
場  所  国立民族学博物館 みんぱくインテリジェントホール(講堂)
定  員  350名
参  加  費  要展示観覧券(一 般 580円、特別展をご覧になる場合は 一 般 880円)
      * イベント参加費は不要
申  込  事前申込制(先着順)
      * 予約状況はイベント予約サイトでご確認ください。
      * オンライン(ライブ配信)はありません。
主  催  国立民族学博物館
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十数年にわたる鹿児島県三島村硫黄島での調査の成果である作品を上映し、八朔太鼓踊りを支えてきた人びとを招いて、島の人びとにとっての八朔太鼓踊りやメンドンの意味について考えます。

❖ 上映作品 「島と人とメンドン」

九州の南、薩南諸島には古くから人びとが暮らす火山の島がある。この島の名は、薩摩硫黄島。現在は約 120名の島民が生活している。薩摩硫黄島には400年以上踊り継がれてきた「八朔太鼓踊り(はっさくたいこおどり)」があり、島では重要なハレの場となっている。祭りの期間中には、ユネスコ無形文化遺産に登録された「メンドン」が登場する。この作品は、 薩摩硫黄島における人の「営み」と「八朔太鼓踊り」を描いたドキュメンタリー映画である。
2024年 / 日本 / 日本語 / 120分 / 日本語字幕なし 【監督】 藤岡幹嗣

❖ プログラム
【司会】 福岡正太(国立民族学博物館教授)
13:30 監督による解説(藤岡幹嗣)
13:40 上映開始
15:40 休憩(15分間)
15:55 座談会
     岡幹嗣、徳田保、室之園晃徳、佐藤央隆、
     笹原亮二(国立民族学博物館教授/特別展実行委員長)
16:30 終了

❖ 参加申込について
事前申込制(先着順)での開催となります。代表者を含め2名まで申込可能です。
受付期間:2024年4月1日[月]10:00-4月30日[火]16:00
     * 定員になり次第受付終了
    * 解説時に手話通訳が必要な方は4月12日[金]までに申込、その旨をお知らせください。
❖ 申込方法
イベント予約サイトからの申込
イベント予約サイト 2024年4月1日[月]10:00-
電話での申込      2024年4月1日[月]10:00-
企画課博物館事業係イベント予約受付
Tel:06-6878-8210(土日祝を除く10:00-16:00)

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 国立民族学博物館  島と人とメンドン特設ページ

【展覧会】鎌倉市 鏑木清方記念美術館|特別展 清方えがく、華やぐ舞台 ~芝居絵を中心に~|’24年4月19日-5月22日

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鎌倉市 鏑木清方記念美術館
特別展 清方えがく、華やぐ舞台 ~芝居絵を中心に~ 
会  期  2024年4月19日[金]- 5月22日[水]
開館時間  午前9時00分 - 午後5時00分(最終入館は午後4時30分まで)
休  館  日  毎週月曜日(4月29日[月・祝]、5月6日[月・振]は開館)
会  場  鎌倉市 鏑木清方記念美術館
      〠 248-0005 神奈川県鎌倉市雪ノ下一丁目5番25号
      tel. 0467-23-6405  fax. 0467-23-640
観  覧  料  一 般 450円、小・中学生 220円
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大の芝居好きだった鏑木清方は、その画業をとおして歌舞伎や新派に取材した作品を多く残しました。華やかな衣裳や踊り、役者の表情など、一瞬の美しさをとらえた作品からは、舞台の見どころを熟知する芝居好きならではの視点がうかがえます。
明治のはじめに芝居好きの両親のもとに生まれ、新富町や木挽町など劇場が軒を連ねる芝居町で幼少期を過ごした清方。後に挿絵画家となり、演芸雑誌へ挿絵やスケッチなどを寄せ、歌舞伎の合評に参加することもありました。歌舞伎座の近くに住んでいたころは、芝居の感激と興奮の熱が冷めないうちに家へ戻り、挿絵の版下絵を描いたといいます。清方にとり、芝居は最も楽しめる趣味であり、かつ魅力的な絵の題材でした。
本特別展では、「道成寺」や「野崎村」など、清方が好んだ演目に取材した芝居絵を、演芸雑誌に寄せた挿絵などとともにご紹介します。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 鎌倉市 鏑木清方記念美術館 

【展覧会/イベント】不忍画廊|特別企画展 ❝ 愛でる ❞ 100年後のアンティーク|’24年4月26日ー4月27日

4月不忍画廊

不忍画廊
特別企画展 愛でる 100年後のアンティーク
会  期   2024年4月26日[火]ー 4月27日[土]
会  場  不忍画廊
      〠 103-0027 東京都中央区日本橋3-8-6 第二中央ビル 4F
開廊時間  12:00 - 18:00 / 最終日17:00まで
休  廊  日  日曜・月曜
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❝ 100年後も愛される芸術 ❞ をコンセプトにした特別企画展。
有名・無名問わず、いつも身近に置きたい魅力的なモノ達を8つのコーナーで展示します。

① 知られざるモダニスト ITARU TERADA Selection
② 生誕120年 長谷川潾二郎 小展示
③ 日本橋所縁の作家と作品 ─ 駒井哲郎・二代広重・木村荘八・南桂子
④ 画廊コレクション vs 現代作家秀作セレクション
⑤ 額縁無しで版画を “愛でる” ─ 世界に誇る日本の版画芸術
⑥ “無名の芸術” ─ 詳細不詳の絵画・オブジェ・器たち
➆ 読む・見る・知る芸術〈ART BOOK SALE〉
⑧ チャリティ入札会 ─ 巨匠&人気作家(全て3万円-)

不忍画廊 コレクション|COLLECTION ページは  こちら

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上、ご観覧を。
[ 詳 細 : 不忍画廊  アクセス・問い合わせ

【演奏会】加藤訓子プロデュース|SREVE REICH PROJEECT KUNIKO PLAYS REICH II DRUMM LIVE|’24年6月-9月 三会場公演|予約・チケット販売開始

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加藤訓子プロデュース
SREVE REICH PROJEECT
  KUNIKO PLAYS REICH II
  DRUMM LIVE
◉ 2024年6月28日[金] 彩の国さいたま芸術劇場 音楽ホール  
◉ 2024年8月25日[日] ロームシアター京都サウスホール
◉ 2024年9月13日[金]・ 14日[土]愛知県芸術劇場小ホール
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加藤訓子、待望のニューアルバム「kuniko plays reich II」4月26日、世界同時発売!
音楽ファン待望、世界的に活躍するパーカッショニスト加藤訓子の最新アルバム「kuniko plays reich II」( クニコプレイズライヒ 2 )が 4月26日、英リンレコーズより世界同時発売されます。
本作は、加藤訓子の卓越した演奏と表現力を存分に発揮した、スティーヴ・ライヒの名曲を集めたアルバムです。ライヒの60年-2000年代の楽曲を幅広くフィーチャーし、加藤訓子が厳選した四作品を収めました。収録曲は、ミーマルミュージックの最高傑作とされる「フォーオルガンズ」、初期フェイズシフティング技法の代表作である「ピアノフェイズ」その世界初ビブラフォンバージョン、日本を題材にした唯一の作品「ナゴヤ・マリンバ」、より旋律的な近年の代表作「マレット・カルテット」が含まれます。
プロデューサー、エンジニア陣も LINN のチーフプロデューサー、フィリップ・ホブスをはじめ、録音・ミキシングに寒河江勇志、マスタリングは Channel Classics 創業者でもあるジャレード・サックスが 担当するというオーディオ・ファイル垂涎の豪華顔ぶれが参加しています。
アルバムリリースを記念し「スティーヴ・ライヒプロジェクト」コンサートを彩の国さいたま芸術劇場、ロームシアター京都、愛知県芸術劇場にてそれぞれ6月28日、8月25日、9月13と14日に開催します。さらに、12月には東京公演を開催予定です(会場日時未定)。
PRTIMES メルマガゟ  


特定非営利活動法人芸術文化ワークス > 

芸術文化系NPOの草分けとして200年に設立。以後、日本の芸術文化振興の一翼を担い現在に至る。2017年、国際的に活躍する演奏家・加藤訓子が代表理事へ就任。質の高い高度な舞台芸術事業、次世代人材育成事業、芸術の国際交流事業、芸術文化による地域活性化事業の4つの部門を柱に芸術性、国際性の高い事業を展開している。(東京都・代表理事・加藤訓子)

[ 関連動画 : Linn Records   YouTube   REICH // Drumming by Kuniko   4:17 ]

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高知県美2405[ 参 考 : 活版アラカルト 〔上演〕高知県立美術館|パフォーマンス 加藤訓子|バッハを弾く|’24年1月28日|於:窪川四万十会館|終了 ]
[ 参考詳細 : 高知県立美術館 高知県立美術館パフォーマンス 終了 ]

【公募】南島原市アートビレッジ・シラキノ|2024年度 AIR招聘作家公募告知|’24年4月16日投稿

南島原市アートビレッジ・シラキノ
廃校:版画・再生
Closed school / Print / Reproduction
< CONCEPT >
南島原市アートビレッジ・シラキノは、長崎県南島原市にある若手芸術家の支援と地域文化の発展を目的とした芸術文化複合施設です。
明治8年に開校し、平成27年に閉校した、130年以上の歴史をもった小学校、旧南島原市立白木野小学校の校舎(校舎は昭和54年再建)をリノベーションし、平成30年9月に新たな地域の、芸術文化の発信拠点として生まれ変わりしました。
3階には銅版画、リトグラフ、木版画、シルクスクリーンに対応した本格的な版画工房、2階には共同のシャワー室とキッチンを併設した宿泊施設、そして1階に銅版画の刷り工房と2つのギャラリーと、滞在制作から発表までを視野に入れた充実した設備が用意されています。
毎年2回開催される AIR プログラム では、国内外からの将来の活躍を期待される若手芸術家を招聘し、その創作活動の支援と、地域社会との文化的交流事業を積極的に開催し、発信しています。
南島原市は400年前、キリシタンの手で、日本で初めての銅版画が作られた土地です。また同校は《平和祈念像》の作者、彫刻家 北村西望氏 の卒業校でもあります。様々な芸術文化の記憶を留めたこの施設で、多様性のある若手芸術家達の活動を通して、新たな地域文化が再生していく事を目指しています。
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2024年シラキノAIR実行委員会フライヤー< 公募告知 >
2024年度 南島原市アートビレッジ・シラキノ AIR招聘作家
〔夏 冬 同時募集〕 投稿日:2024年4月16日

1 事業目的
長崎県南島原市は、日本人の手による最初の銅版画が制作されたまちであることに因み、版画分野において、現在活躍中の作家、または将来にわたって作家活動を続けていく強い意志を持った若手作家を招へいし、共に制作活動をする機会を提供することで、作家同士の交流・育成・スキルアップにつなげることを目的とした、アーティスト・イン・レジデンス(AIR)事業を実施します。
また、招へい作家によるワークショップや展示等を通じて、地域住民等との交流を図ることにより、芸術や異文化に対する相互理解と創造性を深めるとともに、南島原市アートビレッジ・シラキノを拠点とした地域の活性化に寄与することを目的とします。
2 主催者及び実施主体
南島原市アートビレッジ・シラキノ・レジデンス事業は、南島原市教育委員会が主催し、南島原市アートビレッジ・シラキノAIR実行委員会が運営する。
3 公募人数  前 期    夏:3名程度
        後 期    冬:3名程度
        ※ 希望期間を応募用紙の指定欄にチェックする。
4 公募期間  2024年5月13日[月]- 同年6月24日[月]まで * 6月24日[月]郵送必着
5 招へい期間 前 期    夏:2024年8月 1 日[木]-9月30日[月]まで
        後 期    冬:2025年1月26日[日]-3月28日[金]まで
6 会   場   南島原市アートビレッジ・シラキノ(長崎県南島原市南有馬町丙1795番地)
7 招へいの条件  これ以降詳細は「南島原市アートビレッジ・シラキノ」のウェブサイト参照

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報の確認を。
[ 詳 細 : 南島原市アートビレッジ・シラキノ

【展覧会】長崎県南島原市|世界文化遺産登録5周年記念|第22回 南島原市セミナリヨ現代版画展|巡回展長崎県美術館4月16日-21日開催

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長崎県南島原市
◆【世界文化遺産登録5周年記念】 第22回 南島原市セミナリヨ現代版画展
2023年12月19日
2018年7月4日、「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の構成資産の一つとして「史跡原城跡」が世界文化遺産に登録されました。2023年7月で5周年を迎えたことを記念して、以下のとおり「第22回 南島原市セミナリヨ現代版画展」を開催いたします。
※ 史跡原城跡は寛永14(1637)年から寛永15(1638)年に起こった島原・天草一揆の主戦場であり、総大将・天草四郎が籠城した場所。

◆ 第22回 南島原市セミナリヨ現代版画展
歴史と文化のあふれるまちで天正遣欧使節たちの想いを今に伝える……
雲仙岳を仰ぐ南島原市は、干戈まだ収まらぬ戦国時代、千々石ミゲルなど遠くローマに派遣された天正遣欧使節たちが学んだセミナリヨやコレジヨが置かれた土地です。
銅版画「セビリアの聖母」と「聖家族」は、16世紀の南島原市有家 アリエ セミナリヨで、日本人の手によって制作された最初の銅版画といわれています。この2枚の銅版画は、明治2年プチジャン神父により奇跡的にマニラで発見され、一旦ローマ法皇ピオ8世に献呈されましたが、現在、貴重な歴史遺産として、長崎県文化財に指定され、カトリックセンターに保管されています。
南島原市は、このような日本の歴史に燦然と輝くまちの歴史遺産を誇りとし、先人の国際性と向学心を鑑にして「歴史と文化のあふれるまちづくり」を目指し、「南島原市セミナリヨ現代版画展」を開催しております。

◆ 募集期間
令和5年12月1日[金]- 令和6年1月16日[火]
◆ 展覧会
令和6年2月17日[土]- 2月25日[日]
会場:南島原市ありえコレジヨホール
〠 859-2202 長崎県南島原市有家町山川131番地1
電 話 0957-73-6736  FAX 0957-82-1212

◆ 巡回展示 いずれも入場無料
令和6年3月16日[土]- 3月31日[日]
雲仙ビードロ美術館  
〠 854-0621 長崎県雲仙市小浜町雲仙320
TEL 0957-73-3133 FAX 0957-73-3130 E-mail unzenspa☆giga.ocn.ne.jp
──
令和6年4月16日[火]- 4月21日[日]
長崎県美術館 県民ギャラリー
〠 850-0862 長崎県長崎市出島町2番1号
TEL:095-833-2110/FAX:095-833-2115

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 長崎県南島原市 ]

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長崎県 南島原市
世界文化遺産登録5周年記念
第22回南島原市セミナリヨ現代版画展審査結果の公表 及び 展覧会の開催について
https://www.city.minamishimabara.lg.jp/kiji0038359/index.html
長崎県南島原市は、天正遣欧少年使節が学んだセミナリヨやコレジヨが置かれた土地であり、長崎県指定文化財である銅版画「セビリアの聖母」は、有家セミナリヨ(長崎県南島原市)で日本人の手によって最初に制作された銅版画といわれています。
このような銅版画技術発祥の地である南島原市の歴史遺産や、先人の国際性と向学心をまちの誇りとして、歴史と文化のあふれるまちづくりを目指し、『南島原市セミナリヨ現代版画展』を開催しています。
今回は、10,845点もの素晴らしい作品の応募をいただきました。
厳正な審査により選ばれた入賞作品について、以下のとおりお知らせします。
第22回南島原市セミナリヨ現代版画展審査結果(PDF:32.6キロバイト)別ウインドウで開きます
https://www.city.minamishimabara.lg.jp/kiji0038359/3_8359_62449_up_mjb25ygs.pdf
小学生作品から一般作品まで、独創性豊かな版画作品がずらりと並ぶ「第22回南島原市セミナリヨ現代版画展」にどうぞお越しください。
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日本大学藝術学部 美術学科
キャンパスニュース 2024年2月23日
【第22回南島原市セミナリオ現代版画展】
美術学科版画専攻(グラフィック・アーツ)在学生の成田華蓮さん(大学院1年)が 第22回南島原市セミナリヨ現代版画展セミナリオ大賞 を受賞、東尾文華さん(博士課程1年)が 準大賞(渡辺千尋賞)を受賞しました!   受賞おめでとうございます!
第三部門 一般の部
✿ セミナリヨ大賞     埼玉県   成田 華蓮  満ちる  銅版画
✿ 準大賞 (渡辺千尋賞)   東京都   東尾 文華  果てなき想い  水性木版画・銅版画
第22回南島原市セミナリヨ現代版画展第3部門(一般の部)入選作 画像紹介
                                   投稿:版画研究室

【展覧会】宇都宮美術館|企画展 イヴ・ネッツハマー|ささめく葉は空気の言問い|’24年3月10日-5月12日|中盤経過再紹介

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宇都宮美術館
企画展 イヴ・ネッツハマー ささめく葉は空気の言問い
Yves Netzhammer Blätter sind Fragen der Luft
開催期間  2024年3月10日[日]- 5月12日[日]
開館時間  午前9時30分-午後5時 (入館は午後4時30分まで)
休  館  日  毎週月曜日、4月30日[火]、5月7日[火]
      * ただし4月29日[月・祝]、5月6日[月・振替休日]は開館
観  覧  料  一 般 1,000円、大学生・高校生 800円、中学生・小学生 600円
      * チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
会  場  宇都宮美術館
      〠 320-0004 栃木県宇都宮市長岡町1077
      TEL:028-643-0100 FAX:028-643-0895
主  催  宇都宮美術館 下野新聞社
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スイス現代美術を代表する映像インスタレーション作家、イヴ・ネッツハマー(1970- )は、デジタル・アニメーションの無言劇に風変わりなオブジェを掛け合わせ、理不尽に苛まれながらも世界や自己の霧散しかけた根拠をめぐってさまよう者の姿を、繊細に描き出してきました。
見えない空気のざわめきをひそやかな震えへと翻訳する木々の葉たちの呼びかけのように、作品が置かれる土地や建物の、記憶の奥にゆらめくもの。触れかかるその影にネッツハマーが感応するとき、作中にしばしば現れるのが、深層へと潜る、特徴的な身振りです。
日本で最初の個展となる本展は、「潜る人」ネッツハマーと、大谷石採掘場という巨大な地下空洞を宿す街、宇都宮との出会いから生まれました。これまでの代表的な映像作品を紹介するとともに、現地で制作する大がかりな新作インスタレーションを披露します。単館開催につき宇都宮でしかご覧いただけない光景をぜひご堪能ください。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 宇都宮美術館

【展覧会】龍谷大学 龍谷ミュージアム|春季特別展 文明の十字路・バーミヤン大仏の太陽神と弥勒信仰|-ガンダーラから日本へ-|’24年4月20日-6月16日

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龍谷大学 龍谷ミュージアム
春季特別展 文明の十字路・バーミヤン大仏の太陽神と弥勒信仰
-ガンダーラから日本へ-
会  期  2024年4月20日[土]- 6月16日[日]
会  場  龍谷大学 龍谷ミュージアム  展示室
      〠 600-8399 京都市下京区堀川通正面下る(西本願寺前)
      TEL. 075-351-2500 FAX. 075-351-2577
時  間  10:00 - 17:00(最終入館時間 16:30)
休  館  日  月曜日(ただし、4月29日[月]、5月6日[月]は開館)、
      4月30日[火]、5月7日[火]は休館
入  館 料  一 般 1,600円、 シニア 450円、高大生 900円、小中生 500円、小学生未満 無料
      * チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
特別協力  浄土真宗本願寺派、本願寺
主  催  龍谷大学 龍谷ミュージアム、京都新聞、読売新聞社
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アフガニスタンのバーミヤン遺跡は、ヒンドゥークシュ山脈のただ中にあって、ユーラシア各地の文化が行き交った、文明の十字路とも呼ばれる地域です。渓谷の崖面には、多くの石窟と2体の大仏が彫られ、その周囲には、「太陽神」や「弥勒」のすがたが、壁画で表現されていました。
残念ながら、それらは 2001年3月にイスラム原理主義組織・タリバンによって爆破されてしまいましたが、かつて日本の調査隊が撮影した写真や調査資料を詳細に検討することで、壁画の新たな描き起こし図が完成しました。名古屋大学・龍谷大学名誉教授の宮治昭先生による監修のもと、京都市立芸術大学の正垣雅子先生が描いた、貴重な学術研究成果です。
本展では、この新たな描き起こし図の完成を記念してその原図を展示し、壁画に表された太陽神と弥勒の世界に迫っていきます。さらに、中央アジアで発展した弥勒信仰が、東アジアへと伝わって多様な展開を遂げる様子をご覧いただきます。debb3cf94e9e1fd6fb77cd6e8f933ffe

<展示構成>
第1章:バーミヤン遺跡と東大仏の太陽神
第2章:西大仏の兜率天と弥勒
第3章:アジアに広がる弥勒信仰
第4章:弥勒信仰、日本へ

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 龍谷大学 龍谷ミュージアム