【イベント/展覧会】EDO TOKYO KIRARI|江戸東京リシンク展 −旧岩崎邸庭園でみる匠の技と現代アートの融合−|’24年3月1日-3月10日|会期末

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EDO TOKYO KIRARI
江戸東京リシンク展
−旧岩崎邸庭園でみる匠の技と現代アートの融合−
開催期間  2024年3月1日[金]- 3月10日[日]
時  間  午前9時 - 午後5時(入園は午後4時30分まで)
主  催  東京都・江戸東京きらりプロジェクト
共  催  公益財団法人東京都公園協会
会  場  重要文化財 旧岩崎邸庭園
      〠 110-0008 東京都台東区池之端1-3-45
入  園  料  旧岩崎邸庭園への入園にあたり以下の入園料が必要となります。
      一 般 400円、 65歳以上 200円
      * 小学生以下及び都内在住・在学の中学生は無料
      * 身体障害者手帳、愛の手帳、精神障害者保健福祉手帳または療育手帳持参の方と
       付添の方は無料
出展事業者
      江戸うちわ・江戸扇子 伊場仙
      江戸刷毛・東京手植ブラシ 宇野刷毛ブラシ製作所
      江戸組子 建松
      新江戸染 丸久商店
      和太鼓 宮本卯之助商店
      東京くみひも 龍工房
      金唐革紙 金唐紙研究所(特別協力)
担当部署  東京都産業労働局総務部企画調整課
      〠 163-8001 東京都新宿区西新宿2-8-1
      電話番号 03-5320-4685
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江戸東京の伝統に根差した技術や産品などを新しい視点から磨き上げ、世界へと発信していく「江戸東京きらりプロジェクト」では、江戸東京の伝統ある技や老舗の産品といった「東京の宝物」の新たな価値を伝える展覧会イベントを実施しています。
この度、現代アートの分野で国内外問わず幅広く活躍する現代美術家・舘鼻則孝氏を展覧会ディレクターとして招聘し、重要文化財にも指定されている旧岩崎邸庭園を会場として「江戸東京リシンク展 −旧岩崎邸庭園でみる匠の技と現代アートの融合−」を一般公開します。
本展覧会は、江戸東京きらりプロジェクトのモデル事業者を舘鼻氏のコラボレーターとして迎え、「日本古来の伝統文化をみなおし、未来に向けて何を表現すべきか」という舘鼻則孝氏の創出プロセスである「Rethink(リシンク)」を起点として、歴史ある伝統産業の価値や魅力を新たなかたちで提案します。
2021年より開催している本展覧会では、毎年新たに制作されるアート作品やモデル事業者が保有する貴重な歴史的資料が展示公開されます。会場となる旧岩崎邸庭園・洋館の内装には「金唐革紙(きんからかわし)」で装飾が施された部屋もあり、そのような工芸的な内装も展示作品と共鳴し、本展覧会の大きな魅力となっています。
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展覧会ディレクター 現代美術家 舘鼻則孝 – たてはな のりたか
1985年、東京都生まれ。東京藝術大学美術学部工芸科染織専攻卒。卒業制作として発表したヒールレスシューズは、花魁の高下駄から着想を得た作品として、レディー・ガガが愛用していることでも知られている。現在は現代美術家として、国内外の展覧会へ参加する他、伝統工芸士との創作活動にも精力的に取り組んでいる。作品は、ニューヨークのメトロポリタン美術館やロンドンのヴィクトリア・アンド・アルバート博物館などに永久収蔵されている。

重要文化財 旧岩崎邸庭園
旧岩崎邸庭園は1896年(明治29年)に岩崎彌太郎の長男で三菱第3代社長の久彌の本邸として造られました。往時は約1万5,000坪の敷地に、20棟もの建物が並んでいました。現在は3分の1の敷地となり、現存するのは洋館・撞球室・和館の3棟です。
木造2階建・地下室付きの洋館は、鹿鳴館の建築家として有名な英国人ジョサイア・コンドルの設計で近代日本住宅を代表する西洋木造建築です。館内の随所に見事なジャコビアン様式の装飾が施されていて、同時期に多く建てられた西洋建築にはない繊細なデザインが、往事のままの雰囲気を漂わせています。
別棟として建つコンドル設計の撞球室(ビリヤード場)は当時の日本では非常に珍しいスイスの山小屋風の木造建築で、洋館から地下道でつながっています。洋館と結合された書院造りの和館は当時の名棟梁大河喜十郎の手によるものと言われています。床の間や襖には、明治を代表する日本画家・橋本雅邦が下絵を描いたと伝えられる障壁画などが残っています。現存する大広間を中心に巧緻を極めた当時の純和風建築をかいま見ることができます。大名庭園を一部踏襲する広大な庭は、建築様式と同時に和洋併置式とされ、「芝庭」をもつ近代庭園の初期の形を残しています。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : EDO TOKYO KIRARI  旧岩崎邸庭園オフィシャルサイト
[ 参 考 : 東京都産業労働局 YouTube 江戸東京リシンク展 –旧岩崎邸庭園で見るアートが紡ぐ伝統産業の未来– 24:40 ]


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【展覧会】奈良県立美術館|開館50周年記念 特別展|漂泊の画家 不染鉄 ~理想郷を求めて|’24年1月13日-3月10日|会期末

奈良県立美術館01 02奈良県立美術館

奈良県立美術館
開館50周年記念 特別展
漂泊の画家 不染鉄 ~理想郷を求めて
会  期  2024年1月13日[土]-3月10日[日]
開館時間  9 時 - 17 時(入館は閉館の 30 分前まで)
休  館  日  月曜日
      * ただし、2月12日[月]、3月4日[月]は開館、2月13日[火]は休館
会  場  奈良県立美術館
      〠 630-8213 奈良県奈良市登大路町10-6
      TEL 0742-23-3968/FAX 0742-22-7032/テレフォンサービス 0742-23-1700
観  覧  料  一 般=1,200 円、大・高生=1,000 円、中・小生=800円
      * チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
交通案内  近鉄・奈良駅 1番出口から奈良公園に向かって徒歩5分
      JR・奈良駅 東口バス乗り場から奈良交通バスにて5分「県庁前」下車 100 メートル
主  催  奈良県立美術館
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このたび奈良県立美術館では、開館 50 周年を記念して、特別展「漂泊の画家 不染 鉄」を開催いたします。
不染鉄(ふせん・てつ  1891-1976)は、明治 24 年(1891)東京・小石川で生まれました。父親は浄土宗の僧侶でしたが、やがて絵描きを志すようになり、日本画家の山田敬中や日本美術院に学びます。その後一時は伊豆大島で漁師のような生活を送りますが、大正7年(1918)に京都市立絵画専門学校(現・京都市立芸術大学)へ進学すると、在学中に帝展で初入選を果たし、同校を首席で卒業して以降も、画家として確かな足跡を残しました。
しかし戦後は、奈良・正強高校(現・奈良大学附属高等学校)の校長として請われたのを機に、同地に居住し、画壇とは距離を置きながら独自の道を歩みます。郷愁漂う村落風景にはじまり、悠然とたたずむ富士の眺望や、神聖な古寺の景観、そして神秘に満ちた海の風景から、幻想的な夜の情景へと、遍歴を重ね、深まりを見せるその画境には、過去の想い出とともに、静穏な日々の営みを慈しむ、不染の理想郷的世界が投影されています。
奈良県立美術館ではこれまで、「純情の画家 不染鉄展」(1996 年)、「幻の画家 不染鉄」(2017 年)と2度にわたり回顧展を開催し、その心に滲み入るような作品は、時代や世代を超え、人々に深い感動を呼び起こしました。
開館 50 周年を記念する本展では、再度の開催を待ち望む皆様からの声を受け、初期から晩年までの代表作を展示し、不染作品の魅力を改めて顕彰しようというものです。

出品件数(予定) 約 120 件

<展示構成>
Ⅰ 追 憶 ~ 懐かしの故郷
日本美術院や京都市立絵画専門学校などに学び、望郷の思いを込めて描いた茅葺き屋根の家や村落風景を題材とした大正から昭和初期(初期・形成期)の作品を展示し、不染作品の原点を探ります。
Ⅱ 彷 徨 ~ 理想郷を求めて

京都・奈良・東京と、各地を彷徨しながら、東西の画家たちとの交流などを通して、様々な作風を模索した昭和戦前期(中期・転換期)の作品を展示し、不染作品の展開を概観します。
Ⅲ   回 想 ~ 浄土へ
奈良を拠点に、奈良の古寺や伊豆大島での想い出などを回想した作品から、浄土を連想させる夜の風景へと集約されてゆく戦後(後期・円熟期)の作品を展示し、不染作品の本質に迫ります。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 奈良県立美術館

【展覧会】松岡美術館|日本の山海|’24年2月27日-6月2日|前後期二期制開催

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松岡美術館
日本の山海
会  期  2024年2月27日[火]- 6月2日[日] * 展示作品の一部入れ替えがあります
         前 期 2024年2月27日[火]- 4月14日[日]
         後 期 2024年4月16日[火]- 6月 2 日[日]
会  場  松岡美術館   展示室 5・6
      〠 108-0071  東京都港区白金台5-12-6 TEL:03-5449-0251
時  間  10:00 - 17:00(最終入館時間 16:30)
      * 毎月第1金曜日 10:00 - 19:00 (入館は 18:30 まで)
休  館  日  毎週月曜日(祝日の場合は翌平日)
観  覧  料  一  般 1,200 円、25歳以下 500 円、
      * 高校生以下、障がい者手帳をお持ちの方 無 料
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四方を海に囲まれ、豊かな山林を有する日本の自然は、私たちの暮らしに恵みをもたらす一方で、時に猛威を振るってきました。そんな関係から、古くから山や海は信仰の対象とされ、身近で特別な存在です。また、芸術家たちにとって、自然の造形は恰好の題材であり、多種多様な作品が生み出されました。今回は日本の画家による絵画作品から、日本の山と海を描いた作品を紹介します。

E325-4342酒井抱一《三笠山》前期展示

E325-4332竹内栖鳳《晴海》後期展示

▶  出品リストは こちら

❖ 日本人画家が描いた日本の山と海の絵を 志賀重昴 の流麗な文章とともに紹介

志賀重昴 国立国会図書館デジタルアーカイブゟ

志賀重昴
国立国会図書館デジタルアーカイブゟ

近代化が進んだ明治時代には現代の登山スタイル、いわゆる西洋式登山が輸入され、信仰や生活のためではなく、調査研究やレジャーとして山に登る人が出てきました。さらに、松岡美術館の創設者 松岡清次郎(1894-1989年)が生まれた1894年には 志賀重昂(しが しげたか、1863-1927年) による『日本風景論』が出版されます。本書はベストセラーとなり、日本人の景観意識に変革が起こり、芸術家にも影響を与えました。
本展では清次郎が自然に見出した美しさにも、志賀の影響があるのではないかという仮説のもと、日本の画家による絵画作品から日本の山と海を描いた作品を志賀の流麗な文章とともに紹介します。日本人が描く日本の自然美をごゆっくりお愉しみください。

※ 作品画像は 松岡美術館 より拝借した物です。二次引用などはご遠慮ください。
※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 松岡美術館 ]  { 松岡美術館  活版アラカルト  過去ログまとめ

【展覧会】東京藝術大学大学美術館|大吉原展|’24年3月26日-5月19日|前後期二期制開催|前売り券2月1日ゟ発売中

東京藝術大学2403大吉原展東京藝術大学大学美術館
大吉原展
会  期  2024年3月26日[火]- 5月19日[日] * 会期中、作品の展示替えがあります
         前期展示:3月26日[火]- 4月21日[日]
         後期展示:4月23日[火]- 5月19日[日]
開館時間  午前10時 - 午後5時(入館は 午後4時30分 まで)
会  場  東京藝術大学大学美術館 本館 展示室 1、2、3、4
      〠 110-8714 東京都台東区上野公園12-8
      TEL 050-5541-8600 (ハローダイヤル)
観  覧  料  一 般 2,000円(1,800円)、高・大学生 1,200円(1,000円)
      * 中学生以下、障がい者手帳をお持ちの方とその介助者1名は無料
      *( )は前売り料金、2024年2月1日より発売中 ▶ 公式チケットコーナー
特別協力  台東区立下町風俗資料館、千葉市美術館
主  催  東京藝術大学、東京新聞、テレビ朝日
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約10 万平方メートルもの広大な敷地に、約250 年もの長きにわたって続いた幕府公認の遊廓・江戸の吉原(よしわら)は、他の遊廓とは一線を画す、公界(くがい)としての格式と伝統を備えた場所でした。武士であっても刀を預けるしきたりを持ち、洗練された教養や、鍛え抜かれた芸事で客をもてなし、夜桜や俄など季節ごとに町をあげて催事を行いました。
約250 年続いた江戸吉原は、常に文化発信の中心地でもあったのです。3 月にだけ桜を植えるなど、贅沢に非日常が演出され、仕掛けられた虚構の世界だったからこそ、多くの江戸庶民に親しまれ、地方から江戸に来た人たちが吉原見物に訪れました。そうした吉原への期待と驚きは多くの浮世絵師たちによって描かれ、蔦屋重三郎(つたや じゅうざぶろう)らの出版人、文化人たちが吉原を舞台に活躍しました。
江戸の吉原遊廓は現代では存在せず、今後も出現することはありません。本展では、今や失われた吉原遊廓における江戸の文化と芸術について、ワズワース・アテネウム美術館や大英博物館からの「里帰り作品」を含む国内外の名品の数々で、歴史的に検証し、その全貌に迫ります。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上参観を。
※ 本展は事前予約制ではありませんが、今後の状況により、変更及び入場制限等を実施する可能性があります。
※主催者見解  「大吉原展」の開催につきまして-2024年2月8日 PDF が、公式WEBサイトトップページ NEWS に公表されています。関心のある方は  リンク先 もしくは直接サイトでご覧ください。

[詳 細 : 東京藝術大学大学美術館  本展覧会公式WEBサイト ]

【展覧会 予告】新宿区立 歴史博物館|所蔵資料展 歳時記 暮らしの中の祈り|’24年3月23日-6月16日

新宿区立歴史博物館トップバーナー

新宿区立 歴史博物館
所蔵資料展 歳時記 暮らしの中の祈り
開催期間  2024年(令和6年)3月23日[土]- 6月16日[日]
時  間  9:30 - 17:30(入館は 17:00 まで)
休  館  日  3月25日、4月8日・22日、5月13日・27日、6月10日 いずれも月曜日
会  場  新宿区立 歴史博物館 地下1階 企画展示室
料  金  無 料
問い合せ  新宿区立 歴史博物館
      〠 160-0008 東京都新宿区四谷三栄町12-16 電 話 03-3359-2131
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昔からある風習や年中行事には、豊かな暮らしや子どもの成長などを願う、人々のさまざまな祈りがこめられています。風習や行事の様式は時代に合わせて変化をしてきましたが、そこにこめられた人々の願いや祈り、日常生活に節目を求める気持ちは、昔も今も変わらぬものです。
本展では、所蔵資料や写真、古くから新宿に暮らす方々の回想などをたよりに、100年、あるいは200年以上前から伝えられてきた行事や風習をまとめ、歳時記として紹介します。

<関連イベント>
所蔵資料展関連講座「江戸の大型祭礼  ~山車祭の文化史~」(3月30日開催)
江戸の祭礼には、神社の神輿の他に山車や附祭を伴い、大規模な行列を仕立てて氏子町を巡行するものが数十ヶ所ありました。
今回は新宿区域の大型祭礼を中心にその実態を紹介します。
日 時  3月30日[土] 14:00-16:00
会 場  新宿歴史博物館 2階講堂
講 師  滝口正哉(立教大学文学部特任准教授)
定 員  90名(多数抽選)
料 金  1,000円    ▶ 詳細は こちら

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細公式サイトを確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 新宿区立 新宿歴史博物館

【展覧会】新宿区立 漱石山房記念館|通常展 夏目漱石と漱石山房 其の一|’23年12月23日-’24年4月21日

漱石山房トップバーナー

新宿区立 漱石山房記念館
通常展  夏目漱石と漱石山房 其の一
開催期間  2023年12月23日[土]- 2024年4月21日[日]
開催時間  午前10時 - 午後6時(入館は 午後5時30分 まで)
会  場  漱石山房記念館 2階資料展示室
      〠 162-0043 新宿区早稲田南町7 電話 : 03-3205-0209
休  館  日  毎週月曜日(祝休日にあたるときはその翌平日)
観  覧  料  一 般 300円、 小 中 学 生 100円
      * イベント情報、各種割引、優待情報などは下掲詳細参照。
主  催  新宿区立 漱石山房記念館(公益財団法人 新宿未来創造財団)
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漱石山房記念館では、これまで多くの方からの寄贈や基金への寄附により
貴重な資料を収蔵することができました。
本展示では、そうした皆様の協力によって収集された
漱石山房記念館の代表的な資料を紹介していきます。
漱石山房記念館資料の核となる「松岡・半藤家資料」や、
近年新たに収蔵された資料を中心に、
夏目漱石と漱石山房をたどります。
漱石の遺品からは生活のありさまが、
門下生と交わした手紙からは気の置けない師弟関係がしのばれます。
推敲の跡を残す草稿や、装幀の美しい初版本は、
小説の世界を広げるだけではなく、漱石が生きていた時代に見る者をタイムスリップさせます。
漱石が亡くなるまでの9年間を過ごした漱石山房の地で、
ゆかりの資料を通じて漱石の生涯や作品世界に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。
通常展「夏目漱石と漱石山房」チラシ表

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 新宿区立 漱石山房記念館

【文化誌紹介】「ミツカン水の文化センター」機関誌|『水の文化』 第76号発刊|特集 そばと水|’24年2月|附{新宿餘談}

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ミツカン 水の文化センター
『水の文化』76号
特集  そばと水
  2024年 02月
  A4判 表紙とも52ページ フルカラー あじろ綴じ くるみ表紙
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日本人は「そば」が好きだ。そばを食す歴史は縄文時代まで遡る。平安時代には米が不作のときの代用品(救荒作物)としてソバの栽培が推奨されていたという。ソバの実を粉にして水や湯で練り上げ「そばがき」などで食していたそうだ。
今、私たちが食べている麺状のそばは、正式には「そば切(き)り」だ。そば粉に水や湯を入れて練った生地を平らにのして包丁で細く切る。そば切りがいつ生まれたかは諸説ある。そば切りも含めてそばにはわからないことが多い。
製粉から製麺まで、そばは水とつながりがある。かつて収穫した実は水車とつないだ石臼で粉にした。そば粉に水を入れて固まりにしていく「水回し」は手打ちの肝であり、そばをゆで、冷やすのにも水を使う。
食文化の単一化が進む現代にあって、そばは各地の特色を比較的残している。数多ある産地のなかから、今回は編集部が水とのかかわりで興味深く感じた地域のそばを取り上げた。そばと水に目を向けることで、その土地の歴史や文化、気候などを見つめていきたい。

※ 本特集の「ソバ」「そば」の表記
 [植物]ソバ
 [食品]そば=ざるそば、そば打ち、そばがき、そば殻、そば粉

【 詳細 : ミツカン 水の文化センター 】 { 活版アラカルト 既出まとめ }
20240227192434_00003☆ 活版アラカルト掲載図版のほとんどは 図版画面をクリック or タップすると拡大表示されます ☆

{新宿餘談} 本稿編者はそば処で知られる信州人である。したがって 字 とそば にはうるさい !?
漢字「蕎麦」には異体字・宛て字が多いし、ひらかな「そば」には「ひらかな異体字 ≒ 変体仮名」が山ほどある。したがって 字 とことば の乱用が目立つ昨今、ミツカン水の文化センターの明快かつ厳格な「ソバ・そば」の定義はうれしい。
ところでわが家人は九州出身。信州とは味噌・醤油の味も異なるが、わが家の基本は編輯子にあわせて信州味噌、醤油は関東風と九州風の甘いもの双方を用意。そんな家人の そば といえば、幼児体験かららしいが、各種の付けあわせで「鴨そば」だけ。そば には邪道で情けないかぎり。
編者のそばとは「江戸風には 大もり そば」で、調味料は信州善光寺門前で購入する「七味とうがらし」。黒い絆創膏のようなノリがベッタリ張り付いた「ザルそば」は気持ちがわるい。またスシでもあるまいし、最近のそばタレに、生ワサビの添付なんぞ意味がわからない。まぁワサビ派ならば江戸風に「なないろ とんがらし」でもたっぷりと振りかけなされよ。

仏人の女性に摑まって、フランスに移住した信州更科-さらしな-出身の友人は、たまの帰国に際し、いつも「善光寺七色とうがらし」を山ほど買って帰る。パリでは「日本そば―乾麺」をふくめて日本製品はほとんど揃うが「善光寺七色とうがらし」は別物らしい。ちなみに更科は水田がすくなく、荒蕪地向けのソバ畠が多かったという。いまでは信州でもソバ畠はほとんどみない。
どうやら舌と食とは高齢化すると逆に幼児帰りするようで、信州野沢温泉村 坪山こおり 出身の死んだオヤジは、最晩年に「クラのウチのソバ、クラの義姉さんが挽いたソバ粉で、井戸のウチの水、ズブラの家で、のして湯がいたそば ! を喰いたい」といいだして兄嫁さんを困惑させたらしい。クラ・井戸・ズブラはいずれも同姓の親戚。ちいさな集落に同姓の家ばかりなので、ほとんど「家号」で呼び合う。
それでもオヤジ・兄貴・仏国の友人ともども「男子厨房に入るべからず」世代。食事に容喙することは慎むべきと存じている。したがって食事の評価は毎度必須「おいしゅうござりました」 合 掌

【展覧会】東京国立博物館|平成館 特別展示室|特別展 本阿弥光悦の大宇宙|’24年1月16日-3月10日|会期末

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東京国立博物館 平成館 特別展示室
特別展 本阿弥光悦の大宇宙
会  期  2024年1月16日[火]- 3月10日[日]
会  場  東京国立博物館 平成館(上野公園)
      〠 110-8712 東京都台東区上野公園13-9
お問合せ  050-5541-8600(ハローダイヤル)

開館時間  9時30分 - 17時00分   * 最終入場は閉館の30分前まで
休  館  日  月曜日、2月13日[火]  * ただし、2月12日[月・休]は開館
観覧料金  本展は事前予約不要です。
      一  般  2,100円(一般前売 1,900円)、大学生  1,300円(大学生前売 1,100円)、
      高校生  900円(高校生前売 700円) 
      * 中学生以下、障がい者とその介護者一名は無料です。
       入館の際に学生証、障がい者手帳などをご提示ください。
      * 混雑時は入場をお待ちいただく可能性がございます。
      * 本券で、会期中観覧日当日1回に限り、総合文化展もご覧になれます。
主  催  東京国立博物館、NHK、NHKプロモーション、東京新聞
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本阿弥光悦(ほんあみ こうえつ 1558-1637)は戦乱の時代に生き、さまざまな造形にかかわり、革新的で傑出した品々を生み出しました。それらは後代の日本文化に大きな影響を与えています。しかし光悦の世界は大宇宙(マクロコスモス)のごとく深淵で、その全体像をたどることは容易ではありません。
そこでこの展覧会では、光悦自身の手による書や作陶にあらわれた内面世界と、同じ信仰のもとに参集した工匠たちがかかわった蒔絵など同時代の社会状況に応答した造形とを結び付ける糸として、光悦とその一族が篤く信仰した当代の法華町衆の社会についても注目します。造形の世界の最新研究と信仰のあり様とを照らしあわせることで、総合的に光悦を見通そうとするものです。
「一生涯へつらい候事至てきらひの人」で「異風者」(『本阿弥行状記』)といわれた光悦が、篤い信仰のもと 確固とした精神に裏打ちされた美意識によって作り上げた諸芸の優品の数々は、現代において私たちの目にどのように映るのか。本展を通じて紹介いたします。
20231110175733_00004☆ 活版アラカルト掲載図版のほとんどは 図版画面をクリック or タップすると拡大表示されます ☆

<本阿弥光悦とは>
◆ 刀剣鑑定の名門家系の生まれ
光悦自身も優れた目利きの力量を持ち、徳川将軍家や大名たちに一目置かれました。
◆ 篤い信仰の人々との強い結束
京都の町衆(裕福な商工業者)の一員として、さまざまな職種の工人(職人)たちと信仰と血縁を重ねて広範なネットワークを築いていました。
◆ 総合芸術家の光悦
家職(家業)だけでなく、能書(書の名人)として知られ、さらに漆芸や陶芸、出版などさまざまな造形に関わりました。
◆ 光悦芸術のすばらしさ
今に伝わる光悦が手がけた品々の多くが、国宝や重要文化財に指定されるなど、高く評価されています。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 東京国立博物館  本展特設サイト ] 

【展覧会】渋谷区立松濤美術館|サロン展 渋谷区立松濤美術館所蔵 土地の記憶と記録 風景を巡る旅|’24年2月27日-3月16日

松濤美術館2402サロン展南薫造《イングランド》1908年、水彩・紙 渋谷区立松濤美術館蔵 同館URLゟ

渋谷区立松濤美術館
サロン展 渋谷区立松濤美術館所蔵
土地の記憶と記録 風景を巡る旅
会  期  2024年2月27日[火]- 2024年3月16日[土]
入  館  料  無料
会  場  渋谷区立松濤美術館 2階サロンミューゼ・特別陳列室
      〠 150-0046 東京都渋谷区松濤2-14-14 TEL. 03-3465-9421
休  館  日  月曜日
開館時間  午前9時 - 午後5時  * 最終入館は閉館30分前まで。
      同時開催:2024松濤美術館公募展
主  催  渋谷区立松濤美術館
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「風景」とは、ひとことにいっても、自然風景、都市風景、日常の風景などさまざまです。 旅先の土地、散策の中で入った路地、日々生活する部屋、心の中の心象風景、理想の地——初めて見る風景かもしれませんし、どこか見覚えのある場所だったり、よく知っている有名スポットかもしれません。フレームの中に切り取られた風景は、鑑賞者である私たちを、時と空間を超えてその時その場所に誘います。
本展では松濤美術館が所蔵する、風景にまつわる油彩画や水彩画、日本画、版画、そして写真作品を紹介します。作者たちは、なぜその風景を描き、あるいは写し留めようとしたのでしょうか。さまざまな風景を巡り、その土地や作者たちのまなざしに思いを馳せてみてください。
* 作品はすべて渋谷区立松濤美術館蔵

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 渋谷区立 松濤美術館 ]  { 活版アラカルト 過去ログまとめ }

【展覧会】国立西洋美術館|小企画展 真理はよみがえるだろうか:ゴヤ〈戦争の惨禍〉全場面|’24年2月27日-5月26日

西洋美術館小企画展

国立西洋美術館
小企画展
真理はよみがえるだろうか:ゴヤ〈戦争の惨禍〉全場面
会  期  2024年2月27日[火]- 5月26日[日]
開館時間  9:30 - 17:30
      毎週 金・土曜日 9:30 - 20:00  * 入館は閉館の30分前まで
休  館  日  月曜日、5月7日[火](ただし 3月25日[月]、4月29日[月・祝]、4月30日[火]、
      5月6日[月・休]は開館)  
会  場  国立西洋美術館 版画素描展示室(常設展示室内)
      〠 110-0007 東京都台東区上野公園7-7
      お問合せ 050ー5541-8600(ハローダイヤル)
観覧料金  一 般 500円、 大学生 250円
      * 高校生以下及び18歳未満、65歳以上は無料(学生証、年齢確認できるものを提示)
      * 各種割引、優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
主  催  国立西洋美術館
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〈戦争の惨禍〉は、スペインの芸術家フランシスコ・デ・ゴヤ (1746-1828年) が制作した版画集です。1808-14年に戦われたスペイン独立戦争に取材し、戦いの光景やその中で苦しむ民衆の姿、そして政治風刺を主題としています。ゴヤは、フランス軍の暴挙に対するスペイン民衆の抵抗という図式を超え、戦争という非常事態に生み出される様々な暴挙や愚行を驚くほど冷静に、かつ仮借なく捉えました。人間の抱える深淵なる闇の世界を抉り出している点で、時代を超越した普遍的なメッセージを放つ傑作といえるでしょう。

本連作はゴヤの存命中には公開されず、1863年になってようやく、スペインのマドリードで80点からなる初版が出版されました。国立西洋美術館は1993年度にその初版を収蔵、以降多くの場面を様々な機会に展示してきました。また2017年度には、番号が振られながら初版には含まれなかった未発表作2点も収蔵しています。しかし、これらのうち半数近い37点はこれまでに展示したことがありません。そこで本展では、連作全点と未発表作2点を合わせた計82点を披露、版画集の全像をご紹介します。

2022年2月にロシアがウクライナに侵攻し、2023年10月にイスラエルとパレスチナの間で軍事衝突が勃発したことは周知のとおりです。ゴヤが銅版に刻んだ、時に目を逸らしたくなるような悲劇は、遠い昔の出来事ではなく、我々のアクチュアルな問題でもあるのです。真理や真実、正義が歪められ、文明の闇が露呈した時、我々は何をすべきなのか、根源的な問いを投げかける作品と向かい合ってみたいと思います。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 国立西洋美術館      本展特設サイト ] 

【展覧会 予告】国立西洋美術館|企画展 ここは未来のアーティストたちが眠る部屋となりえてきたか?──|国立西洋美術館65年目の自問|現代美術家たちへの問いかけ|’24年3月12日-5月12日

国立西洋トップ 240201国立西洋美術館

国立西洋美術館
企画展
ここは未来のアーティストたちが眠る部屋となりえてきたか?
── 国立西洋美術館65年目の自問|現代美術家たちへの問いかけ
会  期  2024年3月12日[火]- 5月12日[日]
開館時間  9:30 - 17:30
      毎週 金・土曜日 9:30 - 20:00  * 入館は閉館の30分前まで
休  館  日  月曜日、5月7日[火](ただし、3月25日[月]、4月29日[月・祝]、
      4月30日[火]、5月6日[月・休]は開館)
会  場  国立西洋美術館 企画展示室
      〠 110-0007 東京都台東区上野公園7-7
      お問合せ 050ー5541-8600(ハローダイヤル)
観覧料金  一 般 2,000円、大学生 1,300円、高校生 1,000円 ※ 中学生以下は無料。
      * 高校生以下及び18歳未満、65歳以上は無料(学生証、年齢確認できるものを提示)
      * 各種割引、優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
主  催  国立西洋美術館
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19世紀後半のフランスおよびイギリス美術と聞いて、みなさんが思い描くのは一体どんな絵画でしょうか。フランスにおけるレアリスムや印象派、あるいはイギリスのラファエル前派や唯美主義による作品が浮かんだ方も少なくないでしょう。
しかし、今日エポックメーカーとして俎上にあがる芸術運動と画家たちの背後には、常にアカデミー画家たちがおり、彼らこそが当時の画壇の主流を占め、美術における規範を体現していました。
かれらは、それぞれの国において最も権威ある美術教育の殿堂であったアカデミー ―― 1648年、フランスで創立された王立絵画彫刻アカデミーと1768年にイギリスで誕生したロイヤル・アカデミー・オブ・アーツ ―― に属し、古典主義的な芸術様式を遵守した画家たちです。

しかしアカデミーの権威と伝統は、社会の急速な近代化によって揺らぎ、19世紀後半になるとアカデミスムは衰退の危機をむかえます。そんななか、アカデミーで地歩を固めた画家たちは時代の変容や新たな画派の登場に決して無関心ではありませんでした。むしろ変化に富んだ時代において、需要に応じて主題や様式、媒体を変容し制作を行いながら、アカデミーの支柱としてその伝統と歴史を後世に継承しようと努めたのです。
本小企画展では、ウィリアム・アドルフ・ブーグロー(1825-1905)やジョン・エヴァレット・ミレイ(1829-1896)をはじめとする両国のアカデミー画家たちのキャリアを辿り、多様化した主題やモティーフ、モデルに焦点をあてることで、その柔軟かつ戦略的な姿勢と彼らが率いた「もうひとつの19世紀」を浮き彫りにします。西洋美術館92 0301西洋美術館☆ 活版アラカルト掲載図版のほとんどは 図版画面をクリック or タップすると拡大表示されます ☆

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[ 詳 細 : 国立西洋美術館

【展覧会】東京ステーションギャラリー|生誕120年 安井仲治 僕の大切な写真|’24年2月23日-4月14日|

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東京ステーションギャラリー
生誕120年 安井仲治 僕の大切な写真
会  期  2024年2月23日[金・祝]- 4月14日[日]
休  館  日  月曜日[4/8は開館]
開館時間  10:00-18:00  * 入館は それぞれ 閉館30分前 まで
      * 金曜日は 20:00 まで開館
会  場  東京ステーションギャラリー
      〠 100-0005 東京都千代田区丸の内1-9-1 TEL : 03-3212-2485
入  館  料  当日・個人 一 般 1,300円、高校・大学生 1,100円、中学生以下 無 料
      * 各種割引、優待情報などは 下掲詳細 参照
協  力  銀遊堂、PGI、株式会社アフロ
主  催  東京ステーションギャラリー(公益財団法人東日本鉄道文化財団)、共同通信社
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近代写真の金字塔。「安井仲治」を知らずに日本の写真は語れない!
日本写真史において傑出した存在として知られる安井仲治(やすいなかじ/1903-1942)の20年ぶりとなる回顧展。大正・昭和戦前期の日本の写真は、アマチュア写真家たちの旺盛な探求によって豊かな芸術表現として成熟していきました。この時期を牽引した写真家の代表格が安井仲治です。安井は38歳で病没するまでの約20年という短い写歴のあいだに、驚くほど多彩な仕事を発表しました。その作品は同時代の写真家をはじめ、土門拳や森山大道など後世に活躍した写真家たちからも掛け値なしの称賛を得ています。

写真はこんなにも自由なんだ! 多彩なバリエーションとインサイトが光る、安井の代表作が集結
安井はさまざまな被写体にカメラを向け、多岐にわたる技術や表現様式に果敢に取り組みました。しかし、それらの写真は世界に対する透徹した態度と感受性に貫かれています。なんでもない景色のなかに「世界の秘密」を発見した驚きと興奮。小さく、醜く、一顧だにされないものにさえ注がれる慈しみのまなざし。安井が「見たもの」に思いを馳せ「見せたもの」に浸るとき、私たちの内にはさまざまな思考と感情が去来することでしょう。安井の写真には100年の時を超えてなお私たちを惹きつける魅力があるのです。本展は200点以上の出展作品を通じて安井仲治の全貌を回顧するものです。戦災を免れたヴィンテージプリント約140点、ネガやコンタクトプリントの調査に基づいて制作されたモダンプリント約60点のほか、さまざまな資料を展示。安井の活動を実証的に跡付け、写真の可能性を切りひらいた偉大な作家の仕事を現代によみがえらせます。

安井仲治はなぜ “すごい” のか? 傑出した表現のヒミツ
安井仲治は大阪に生まれ、18歳で関西の名門・浪華写真俱楽部に入会。写真家としてまたたく間に頭角を現わし、日本全国にその名が知られる存在になりました。欧米の先進的な写真表現や理論をいちはやく受容し理解した安井は、それらを換骨奪胎することで新しい表現を次々に生み出していったのです。しかし、当時の写真界で安井が傑出した理由はそれだけではありません。独自の被写体を見出す感性こそ、余人をもって代えがたい安井の魅力だと言えるでしょう。混沌とした世界の一隅にカメラを向け、そこに隠された美を抽出する安井の卓越したセンスは、日本全国のアマチュア写真家たちから高い評価を受けました。さらに戦前日本写真界のフロントラインをひた走った安井の表現は、のちに森山大道や福島辰夫などの名だたる写真家や評論家・写真史家を瞠目させます。こうして安井仲治の名は日本写真史に刻まれることになったのです。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 東京ステーションギャラリー
[ 参 考 : 活版アラカルト〔展覧会〕愛知県美術館|生誕120年 安井仲治 YASUI NAKAJI : PHOTOGRAPHS|’23年10月6日-11月27日|終了 ]
[ 参 考  : 活版アラカルト〔展覧会〕兵庫県立美術館|特別展 生誕120年 安井仲治|’23年12月16日-’24年2月12日|終了 ]

【展覧会】茨城県近代美術館|企画展 英国キュー王立植物園|おいしいボタニカル・アート 食を彩る植物のものがたり|’24年2月23日-4月14日

 

E331-445520240202193351_00002茨城県近代美術館
企画展 英国キュー王立植物園
おいしいボタニカル・アート 食を彩る植物のものがたり
開催期間  2024年2月23日[金・祝]- 4月14日[日]
開館時間  午前9時30分 - 午後5時(入場は 午後4時30分 まで) 
休  館  日  3月18日[月]、3月25日[月]、4月1日[月]、4月8日[月]
入  場  料  一 般 1,210円/満70歳以上 600円/高大生 1,000円/小中生 490円
      * チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
会  場  茨城県近代美術館
      〠 茨城県水戸市千波町東久保666-1 TEL 029-243-5111
主  催  茨城県近代美術館
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E331-4445ウィリアム・フッカー 《リンゴ「デヴォンシャー・カレンデン」》
1818年 個人蔵 Photo Michael Whiteway
OLYMPUS DIGITAL CAMERAウィリアム・フッカー 《ブドウ「レザン・ド・カルム」》
1818年 個人蔵 Photo Michael Whiteway
E331-4449ピエール・アントワーヌ・ポワトー 《ビター・オレンジ》
1807-35年 個人蔵 Photo Michael Whiteway

花や薬草など植物を緻密に描いて記録する植物画、ボタニカル・アート。18世紀来のイギリス王室ゆかりの庭園で、世界有数の植物や菌類の研究機関でもある英国キュー王立植物園は、数世紀にわたって世界中で植物を採集し、その情報をボタニカル・アートとして記録し、蓄積してきました。本展では22万点に及ぶボタニカル・アートのコレクションを誇るキュー王立植物園の協力のもと、野菜や果物、茶、コーヒー、ハーブ、スパイスといった食用の植物を描いたボタニカル・アートを紹介します。そして、ティー・セットやカトラリー、家具、18世紀頃の古いレシピやヴィクトリア朝の主婦のバイブル『ビートン夫人の家政読本』(1861年刊)などの資料とともに、18~19世紀に貿易大国として世界に君臨したイギリスの歴史や食文化、生活様式をひもときます。本展は、食を彩る植物の様々な“ものがたり”をたどりながら、科学と芸術の融合であり、目のご馳走でもある「おいしいボタニカル・アート」の豊かな世界をお楽しみいただく企画展です。

< 見どころ >
❖ ボタニカル・アート   ―サイエンスとアート、理性と感性のケミストリー
花や植物を緻密に描くボタニカル・アート(植物画)は、薬草学や植物学の科学的研究を目的として、カメラがない時代に植物を視覚的に記録するツールとして発展しました。ボタニカル・アートは、まずは科学的な正確さが求められますが、「絵」として鑑賞に堪えうる高い芸術性を備えたものが少なくありません。優れた植物画家が精魂込めて描いたボタニカル・アートは、科学的客観性においても芸術的香気においても観る者を驚嘆させ、感動させることが可能なのです。
ボタニカル・アートというとまず花の絵が思い浮かびますが、本展では、野菜や果物、茶、コーヒー、ハーブ、スパイスなど、食用になる植物に焦点を当てて、キュー王立植物園のボタニカル・アート・コレクションから厳選した、目のご馳走ともいうべき「おいしいボタニカル・アート」を紹介いたします。
❖ 食と植物がものがたるイギリスの歴史と文化
紅茶が国民的飲料になる以前にイギリスで一世を風靡したコーヒー・ハウス(コーヒー)、紅茶大国イギリスの誕生と優雅なアフタヌーン・ティー文化(チャの木)、イギリスとボルドー・ワインとの関係(ブドウ)など、イギリスは食と植物にまつわる興味深いストーリーに事欠きません。古くからイギリスで愛されてきた野菜や果物から、貿易大国として世界に進出ししていく過程で入手した植物まで、イギリスの社会や世界の歴史を動かしてきた様々な植物のものがたりをひもときます。
❖ ジョージ王朝のティー・タイム&ヴィクトリア朝の食卓の風景
ジョージ王朝時代(1714~1837)のティー・セッティングや、続くヴィクトリア朝のダイニング・テーブルの再現展示を行います。中産階級が台頭し、女性たちを中心に家庭でお茶を飲む習慣が広まった時期のティー・セッティングや、器、カトラリー、グラス等、それぞれのテーブルウェアの個性を活かした豪華なテーブル・セッティングをご覧いただきながら、産業革命を経て大英帝国として繁栄を極めていく時代の喫茶や食の風景を身近に感じていただきます。また、18世紀頃の古いレシピやヴィクトリア朝の大ベストセラーで主婦のバイブル『ビートン夫人の家政読本』などイギリスの食に関連した資料も展示します。

❖ 英国キュー王立植物園とは?
E331-4453     英国キュー王立植物園
     ©The Board of Trustees of the Royal Botanic Gardens, Kew

1841年に開園したキュー王立植物園(Royal Botanic Gardens, Kew 以下キュー)はイギリス王室ゆかりの庭園であると同時に、植物学の分野では世界屈指の研究機関でもあります。ロンドン南西部に広がる132haの広大な敷地内には3万種以上の植物が植えられ、約22万点のボタニカル・アート、700万点以上の植物標本という膨大なコレクションを収蔵しています。キューは、数世紀にわたって世界中にプラントハンターを派遣して植物を採集し、その情報をボタニカル・アートとして記録し、蓄積してきました。現在、キューは名実ともに世界最大級の植物園であり、2003年にはユネスコ世界遺産に登録されています。

S13-27※ 作品画像は 茨城県近代美術館 より拝借したものです。二次引用などはご遠慮ください。
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[ 詳 細 : 茨城県近代美術館

【展覧会】東京都立中央図書館|東京都立中央図書館50周年記念|企画展示 図書館の図書館展|’23年12月9日-’24年3月6日|

東京都立中央図書館12月

東京都立中央図書館
東京都立中央図書館50周年記念
企画展示 図書館の図書館展
会  期  2023年12月9日[土]- 2024年3月6日[水]
休  館  日  12月15日[金]、12月29日[金]-1月4日[木]、1月19日[金]、2月1日[木]、
      2月16日[金]
時  間  午前10時 - 午後8時45分(土日祝は 午後5時30分 まで)
会  場  東京都立中央図書館 4階 企画展示室
      106-8575 東京都港区南麻布5-7-13(有栖川宮記念公園内)
      お問い合わせ 03-3442-8451(代)
入場無料
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東京都立中央図書館が、1973年に開館して、2023年で50周年!
開館50周年を記念して「図書館の図書館展」を実施します。 都立中央図書館の50年間の歴史、「図書館の図書館」としての仕事、 東京都内にあるたくさんの楽しい図書館を紹介します。 図書館による図書館好きのための展示です!

第1章 中央図書館の今まで
東京都立中央図書館50年の歴史を、 図書館のレトログッズや写真で紹介します。 50年間の世相を映すベストセラーも展示!
第2章 図書館の図書館って!?
本を運んで東京都内の図書館に届けています。 都内の図書館を支える都立図書館の協力サービスを紹介します。
第3章 東京図書館めぐり
あなたの行きたい図書館はどこですか? 東京都内のたくさんの図書館をガイド! いろんな図書館の利用カードも見られます。

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[ 詳 細 : 東京都立中央図書館

【展覧会】宮沢賢治記念館|特別展 山男の四月|’24年2月23日-5月6日

宮澤賢治記念館

宮沢賢治記念館
特別展 山男の四月
開催期間  令和6年(2024年)2月23日[金]- 5月6日[月]
開催場所  宮沢賢治記念館  特別展示室
      〠 025-0011 岩手県花巻市矢沢1地割1番地36
      電話:0198-31-2319 ファクス:0198-31-2320
開館時間  午前8時30分-午後5時(午後4時30分までに入館ください)
休  館  日  12月28日から1月1日まで(年末年始のみ休館)
交通案内  東北新幹線、JR釜石線 新花巻駅より2キロメートル、車で3分
      JR東北本線、釜石線 花巻駅より8キロメートル、車で15分
入  館  料  一 般 350円、高校生・学生 250円、小学生・中学生 150円

      * チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
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「山男の四月」は生前に発表された唯一の童話集『注文の多い料理店』に所収されている作品の一つです。9編からなる童話集の原稿は残念ながら現存しませんが、「山男の四月」ついては初期形といわれる手入れ草稿11枚が残っており、構想の様子をみることができます。童話集に載っている発表形と比較しながら作品の魅力に迫ります。

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[ 詳 細 : 花巻市 宮沢賢治記念館

【展覧会】チェコセンター 東京|チェコの絵本:新しい可能性を求めて BEYOND PAPER PLANE|’24年1月25日-3月22日

チエコセンター

チェコセンター 東京
チェコの絵本:新しい可能性を求めて
BEYOND PAPER PLANE
会  期  2024年1月25日[木]- 3月22日[金] * 土日・祝日は休館となります。
時  間  10:00 - 19:00 (日曜日・祝日を除く)
開催場所  チェコセンター 東京
      〠 150-0012 東京都渋谷区広尾2-16-14(チェコ共和国大使館内)
      入場無料
主  催  チェコセンター東京
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チェコの絵本とアーティストたちの世界をご紹介する展示を、チェコセンター東京のギャラリーにて開催いたします。本展で選定されたのは、三次元の要素とアートが融合した作品です。現代の児童書は、読者が自分の手でイラストを完成させたり、それをバーチャル・リアリティに取り込んだり、よりインタラクティブで教育的な用途に使える可能性が広がっています。また、挿絵には金属板やテキスタイルなどを用いたこれまでにはない表現方法が試されています。
本展では、書籍やアートオブジェクトなど約100点をいくつかのテーマに分類し紹介します。現代の注目作を中心に、チェコの絵本におけるこの数十年の探求のきっかけともなった、ルドルフ・ルケシュやヴォイチェフ・クバシュタによる世界的にも有名な飛び出す絵本もご覧いただけるほか、ヤン・シュヴァンクマイエルのペーパーコラージュをはじめとしたアートワークの現物などもお楽しみいただけます。

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[ 詳 細 : チェコセンター東京

【コンサート】東京音楽大学 ACT Project / チェコセンター 東京|あの作曲家のウラオモテ VOL.2 ショパンとスメタナ アニバーサリーイヤーの作曲家たち|’24年3月10日

おもて チエコセンターうら

東京音楽大学 ACT Project / チェコセンター 東京
<コンサート> あの作曲家のウラオモテ VOL.2
ショパンとスメタナ アニバーサリーイヤーの作曲家たち
日  時  2024年3月10日[日] 15:00開演 (14:30開場)
開催場所  神奈川県民ホール 小ホール ※ 全席自由  
      〠 231-0023 神奈川県横浜市中区山下町3-1
問い合せ  TEL 0570-015-415(10:00-18:00)
料  金  一般・学生共通  1,000円 全席自由
チケット  * チケット販売場所 
      東京音楽大学中目黒・同学代官山キャンパス内カワイ店/チケット かながわ
曲  目  F. ショパン/前奏曲集より「雨だれ」
      スメタナ、岩河三郎作詞/モルダウ(オルガン伴奏)
      フォーレ/レクイエムより「ピエ・イエス」    ほか
協  力  チェコセンター東京
共  催  神奈川県民ホール(指定管理者:公益財団法人神奈川芸術文化財団)
主  催  東京音楽大学 ACT Project
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神奈川県民ホール・小ホールにて、東京音楽大学ACT Projectによる音楽コンサートが開かれます。今年それぞれ節目を迎えるショパン(ポーランド)とスメタナ(チェコ)の楽曲に焦点をあてたプログラムとなっており、合唱やオルガン、ピアノなどの演奏がお楽しみいただけます。
チェコセンター東京が歌唱の発音指導に協力したチェコ語の合唱曲も見どころです。ぜひお気軽にお越しください。

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[ 詳 細 : 東京音楽大学 ACT Project  神奈川県民ホール チェコセンター東京

【展覧会】春日井市道風記念館|館蔵品展 「書に想いをのせる」|’23年12月15日-’24年4月21日|前期動画紹介 後期展示開始

-20231201_01 -20231201_02☆ 活版アラカルト掲載図版のほとんどは 図版画面をクリック or タップすると拡大表示されます ☆

春日井市道風記念館
館蔵品展「書に想いをのせる」
開催期間  令和5年(2023年)12月15日[金]- 令和6年(2024年)4月21日[日]
         〔前 期〕 令和5年12月15日[金]- 令和6年2月12日[月]
         〔後 期〕 令和6年 2 月27日[金]- 令和6年4月21日[日]
休  館  日  月曜日(祝休日の場合は翌日)、12月29日-1月3日
      * 2月13日から26日までは工事及び展示替えのため休館です。
開館時間  午前9時 - 午後4時30分
観  覧  料  一  般 100円、高校・大学生 50円、 中学生以下 無 料
      * 60歳以上の春日井市在住者、障がい者と付添1名は無料(証明書提示が必要)
開催場所  春日井市道風記念館  1 階展示室
      486-0932 愛知県春日井市松河戸町5丁目9番地3 電 話 0568-82-6110
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書作品には作者の強い想いが込められています。書かれる内容は、作者自身の想いを語る言葉であったり、作者が深く共感した詩人・歌人の詩歌であったりします。今回の展覧会「書に想いをのせる」では、道風記念館所蔵の近現代書作品のなかでも特に作者の想いが鑑賞者の心に鮮やかに伝わってくる作品を選んでご紹介します。
御歌所寄人、阪正臣(1855-1931)が書いた明治天皇の御歌。小説家であり劇作家でもあった坪内逍遥(1859-1935)が描いた「お夏狂乱」の一場面。商人で狂言を能くした文人、伊勢門水(1859-1932)が描いた狂言「末広がり」の一場面。川谷尚亭(1886-1933)ら五人の書家による寄合書。堀田翠堂(1915-2005)が書家としての想いを込めた「書者心画也」。村上翠亭(1928-2018)が、自らの戦争体験により強い想いを込めて書いた萩原朔太郎の詩「軍隊」。高木大宇(1930-2013)が祈りを込めて描いた仏画と般若心経。富士の書家とよばれた野崎幽谷(1933-1996)が情熱を込めて書き上げた「富士山」。
展覧会を前期・後期に分け、あわせて52点の書作品を展示します。書作品にのせた作者の想いをうけとってください。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細公式サイトを確認の上ご観覧を
[ 詳 細 : 春日井市 春日井市施設案内 道風記念館 ]  { 活版アラカルト:道風記念館まとめ }
[ 関 連 : 春日井市公式動画チャンネル YouTube 春日井市道風記念館館蔵品展「書に想いをのせる」【前期展】紹介動画  4;15 ]

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【展覧会】田端文士村記念館|田端文士村記念館 開館30周年記念展|芸術村のお住居拝見 ~ アトリエでの創作風景と暮らし|’24年2月23日-5月26日

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田端文士村記念館
田端文士村記念館 開館30周年記念展
芸術村のお住居拝見 ~ アトリエでの創作風景と暮らし
期  間  2024年2月23日[金・祝]- 5月26日[日] * 休館日を除く
開館時間  午前10時 - 午後5時(入館は4時30分まで)
休  館  日  月曜日(月曜日が祝日の場合は火曜日と水曜日が休館)
      祝日の翌日(祝日の翌日が土・日曜日の場合は、翌週火曜日が休館)
      その他展示替え等で臨時休館することがあります
展示会場  田端文士村記念館 企画展示スペース
      〠 114-0014 東京都北区田端6-1-2  
      TEL 03(5685)5171  FAX 03(5685)5662
入  場  料  無 料
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昭和15年、雑誌『スタイル』に挿絵画家である「岩田専太郎さんのお住居拝見」という訪問記が掲載されました。岩田邸のあった田端については「昔ながらの古い静かな芸術家町である。界隈は坂道や丘に富み、明治以来数知れぬ文人画家の思ひ出の地」と紹介されています。明治末期から昭和にかけて、田端には多くの芸術家が暮らしていました。
本展では、絵画・彫刻・工芸作品などを展示するとともにアトリエやその暮らしぶりを写真等で紹介します。当時の田端芸術村を訪問した気持ちでお楽しみください。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 田端文士村記念館

【イベント】田端文士村記念館|3月田端ひととき散歩|芸術村の住居とアトリエ ~ 板谷波山、岩田専太郎など|’24年3月17日開催|申込〆切り2月26日

t端文士村3月イベント

田端文士村記念館
3月田端ひととき散歩
芸術村の住居とアトリエ ~ 板谷波山、岩田専太郎など
期  間  2024年3月17日[日] 13:00 開演(12:30 開場)
入  場  料  無料(参加費)
定  員  80名(応募者多数の場合抽選・全席自由)
申込方法  往復はがき、または ▶ 専用フォーム からご応募ください。
〆  切   2024年2月26日[月]必着
会  場  田端文士村記念館 ホール
      〠 114-0014 東京都北区田端6-1-2  
      TEL 03(5685)5171  FAX 03(5685)5662
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芸術家たちの創作風景や田端での暮らしを通して、企画展(2月下旬~)を解説致します。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 田端文士村記念館:北区文化振興財団

【展覧会】国立能楽堂|国立能楽堂開場40周年記念収蔵資料展|収蔵資料名品展|’24年1月6日-3月23日|前後期二期制開催|後期展示2月20日開始

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国立能楽堂
国立能楽堂開場40周年記念収蔵資料展
収蔵資料名品展
期  間  令和6年1月6日[土]- 3月23日[土]
         前 期 1月 6 日[土]- 2月18日[日]
         後 期 2月20日[火]- 3月23日[土]
         前期展示出品リスト( 日本語PDF ▶ ダウンロード ) 
時  間  午前11時 - 午後5時
休  室  日  月曜日(月曜日が祝日の場合は火曜日休室)・1月22日-2月15日
      * 国立能楽堂主催による下記の夜公演をご鑑賞のお客様は、
       開場から休憩時間終了時まで展示をご覧頂くことができます。
       1月19日、2月29日、3月15日
主  催  独立行政法人日本芸術文化振興会
      国立能楽堂 資料展示室
      〠 151-0051 東京都渋谷区千駄ヶ谷4-18-1 電話 03-3423-1331
入場無料
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国立能楽堂が開場から現在まで収集した能楽資料の中から、収蔵後の継続的な調査・研究によって新たな事実が判明した名品を中心に、その調査報告と共に展示します。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上、ご観覧を
[ 詳 細 : 国立能楽堂 資料展示室 ]
[ 参 考 : 公益社団法人 能楽協会公式チャンネル YouTube  初心者向け 能・狂言 解説映像「能楽堂へようこそ」 13:53 ]

この{活版印刷アラカルト}のウェブページは、限度ギリギリの長尺ブログになっています。そのためお手数ながら、ときおり、とりわけ動画類を閲覧後は「ページ画面を更新」していただくと、次回からもスムーズなスクロールと閲覧をお楽しみいただけます。また活版アラカルトの二枚目以降のページにも、一枚目に納めきれなかった魅力的な記事が満載。閲覧を強力推奨いたします。

【講座】渋沢史料館|講座 かわいい、かわいい人形さん、ようこそ日本へ!|~ 記録映像でみる日米人形交流「青い目の人形」~|’24年3月3日|終了乍蹔

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渋沢史料館
講座 かわいい、かわいい人形さん、ようこそ日本へ!
~ 記録映像でみる日米人形交流「青い目の人形」~
日  時  2024年3月3日[日]  13:30-14:30
講  師  是澤 博昭氏(大妻女子大学教授)
      川上 恵  (渋沢史料館副館長 学芸員)
会  場  渋沢史料館 多目的室
      〠 114-0024 東京都北区西ヶ原2-16-1
      電話:03-3910-0005(渋沢史料館)
参  加  費  無料 但し要入館料(一般300円 小中高100円)
定  員  30名(事前申込制 ▶ 申込フォーム
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記録映像「Doll Messengers of Friendship」(1927年)の上映をします。
その後、渋沢栄一が大切にした日米人形交流事業「青い目の人形」を歴史的な観点から研究をされてきた大妻女子大学の是澤博昭氏に、渋沢史料館の学芸員がインタビューを行います。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 公益財団法渋沢栄一記念財団 渋沢史料館 ] 

【展覧会】渋沢栄一記念財団 渋沢史料館|企画展示 新一万円札発行記念企画展 渋沢栄一肖像展 Ⅰ 肖像写真|’24年2月3日-6月2日

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渋沢栄一記念財団
渋沢史料館
企画展示 新一万円札発行記念企画展 渋沢栄一肖像展 Ⅰ 肖像写真
会  期  2024年2月3日[土]- 6月2日[日]
休  館  日  月曜日(祝日と重なる場合は開館)、祝日の翌平日
開館時間  10時-16時(最終入館は15時30分)
会  場  公益財団法渋沢栄一記念財団 渋沢史料館
      〠 114-0024 東京都北区西ヶ原2-16-1 TEL 03-3910- 0005
入  館  料  一 般 300円、 小中高生  100円
主  催  公益財団法人渋沢栄一記念財団 渋沢史料館
後  援  公益財団法人紙の博物館、東京都北区、学校法人北里研究所、
      独立行政法人国立印刷局お札と切手の博物館、学校法人津田塾大学、
      日本銀行金融研究所貨幣博物館、株式会社堀内カラー
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2024年度に発行される新一万円札の肖像は、渋沢栄一が古希 (70歳) を迎えるときに撮影された肖像写真を参考に描かれたものです。新一万円札の「顔」となった栄一は、今後、「お札の顔」として、これから皆さんの日常生活のなかに馴染んでいくことでしょう。
皆さんは渋沢栄一という人物を思い浮かべるときに、どのような「顔」をイメージされるでしょうか。日本の近代経済社会の礎を築くため、多くの企業や社会公共事業を手掛けた栄一は、さまざまな場面において「顔」となり、自分の役割を果たしてきました。そうした栄一の姿は写真や映像、絵画や彫刻などの作品で今も目にすることができます。そこで渋沢史料館では、栄一が肖像となった新一万円札が発行されることを記念して、栄一の「顔」を伝える作品や資料を紹介する企画展を2期にわたって開催します。
本企画展・第1期では、渋沢栄一の肖像写真に注目します。栄一は多くの肖像写真を撮影しており、渋沢史料館では70歳の写真だけでなく、栄一の肖像写真を数多く所蔵しています。栄一の顔をじっくりとご覧いただき、あらためて栄一を身近に感じる機会になれば幸いです。
※ 昨秋より開催していた企画展「肖像展Ⅰ」を、一部展示替えして再開いたします。

<関連イベント>
かお見世トーク
 渋沢史料館の館長が渋沢栄一について語ります。
  日  時 会期中の第1、第4土曜日 14時から(20分程度)
  参加方法 申込不要。企画展示室前にお集まりください。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 公益財団法渋沢栄一記念財団 渋沢史料館 ] 

【展覧会】関西学院大学博物館|平常展:校歌制定90周年 《空の翼》展|特集陳列:井原西鶴没後330年記念 関西学院大学図書館所蔵西鶴貴重本展|’24年2月19日-4月20日|前後期二期制開催

関西学院大学2024年2月平常展

関西学院大学博物館
平常展 校歌制定90周年 《空の翼》展
特集陳列 井原西鶴没後330年記念 関西学院大学図書館所蔵西鶴貴重本展
会  期  2024年2月19日[月]- 4月20日[土]
         前期展示:2月19日[月]- 3月19日[火]
         後期展示:3月22日[金]- 4月20日[土]* 特集陳列は展示替えがあります
休  館  日  日曜日、祝日、3月21日[木]
開館時間  9:30 - 16:30(入館は 16:00 まで)
会  場  関西学院大学博物館(時計台2階展示室)
      〠 662-8501 兵庫県西宮市上ケ原一番町1-155 TEL 0798-54-6054
入館無料
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関西学院大学博物館は年に数回、学院の歴史をご紹介する「平常展」という展覧会を開催しています。博物館を訪れてくださる皆さまとともに本学が歩んできた道のりを振り返り、未来を築く礎としたいと考えています。
関西学院校歌《空の翼》は2023年度で制定から90周年を迎えました。これを記念し本展では《空の翼》関連資料をその誕生までの道のりとともにご紹介します。関西学院OBで日本を代表する作曲家の一人である山田耕筰の自筆譜や詩人・北原白秋の自筆原稿がいちばんの見どころです。併せて、特集陳列では、関西学院大学図書館が収蔵する井原西鶴の貴重本をお見せします。
展示室には完成当初の時計台にタイムスリップしたかのような写真を撮ることができる撮影スポットを設置しました。ぜひお楽しみください!

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 関西学院大学博物館

【展覧会】武井武雄の世界 イルフ童画館|開館25周年記念 武井武雄 版画展|’24年1月20日-4月7日

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武井武雄の世界 イルフ童画館
開館25周年記念 武井武雄 版画展
会  期  2024年1月20日[土]- 4月7日[日]
休  館  日  水曜日(祝日3/20は開館)
開館時間  9:00 - 18:00(受付は 17:30 まで)
会  場  武井武雄の世界 イルフ童画館
      〠 394-0027 長野県岡谷市中央町2-2-1 TEL 0266-24-3319
入  館  料  一 般 510円、中・高校生 310円、小学生 160円
      * 各種割引・優待情報などは 下掲詳細公式サイト 参照
主  催  イルフ童画館・公益財団法人おかや文化振興事業団
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武井武雄ほど、多種多様な版画を追求した作家はいないかもしれません。制作した版画は銅版、木版、層版、孔版などほとんどの版式を網羅しています。意外に思われるかもしれませんが、武井は生涯、版画に向き合い、版画を追求し、ついにはオリジナルの技法まで生み出すほど版画を研究しました。
版画は同じ図柄が何枚も制作できるという特徴を持つ、いわば印刷技術の一つです。武井は、自分の童画作品が絵雑誌などに掲載される度に、思うような印刷がされないことを苦々しく感じていました。そこで印刷について研究し、その美を追求したのが刊本作品です。本の宝石と呼ばれるこの作品群の中で版画を印刷技術の一つとして様々な版式に取り組み、実験的な作品を数多く制作しました。
版画技法を追求する一方で、日本における版画技法の進化もまた、武井に深く影響を与えました。
洋画家・美術教育運動家の 山本 鼎(やまもと かなえ  日本の版画家・洋画家・教育者 1882-1946年)が明治時代に確立した創作版画は、日本の版画芸術に新境地を開きました。浮世絵などの制作方法は数人で行う分業制ですが、創作版画は制作の行程を全て作家本人が行うという技法で、より作家のオリジナリティが発揮されます。
これにより、多くの版画家たちが誕生し、武井もまた創作版画に魅了された一人となりました。昭和19年には版画家・恩地孝四郎に推薦され、初山滋とともに日本版画家協会の会員となります。

本展では様々な版式の作品を紹介しながら、武井武雄の版画美術を広くご覧いただく展覧会です

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細公式サイトを確認の上ご観覧を
[ 詳 細 : イルフ童画館 ウィキペディア:武井武雄

【展覧会】東京都 庭園美術館|開館40周年記念 旧朝香宮邸を読み解く A to Z|’24年2月17日-5月12日

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東京都 庭園美術館
開館40周年記念
旧朝香宮邸を読み解く A to Z
会  期  2024年2月17日[土]- 5月12日[日]
会  場  東京都庭園美術館(本館+新館)
      東京都港区白金台5-21-9 ハローダイヤル 050-5541-8600
休  館  日  毎週月曜日
      * ただし4月29日・5月6日は開館、4月30日[火]・5月7日[火]は休館
開館時間  10:00 - 18:00(入館は閉館の30分前まで)
      * 2024年3月22日㈮、23日㈯、29日㈮、30日㈯は 夜間開館のため 20:00まで開館
       (入館は19:30まで)
観  覧  料  オンラインによる日時指定制です
      一 般 1,400円、大学生 1,120円、中学生・高校生 700円、65歳以上 700円
      * 関連イベント情報、チケット割引、優待情報などは下掲詳細参照
主  催  公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都庭園美術館
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この館(やかた)に込められたキーワードを拾い集め、解き明かす
旧朝香宮邸 ──。1933年(昭和8)に竣工したこの建物は、皇族・朝香宮家の邸宅として、または外務大臣・首相の公邸や迎賓館として、時代とともに役割を変えて様々な顔を見せながらも、今日たくさんの方々をお迎えしています。
建設当初の姿を留めた旧朝香宮邸は、現在では特別で豊かな時間をお楽しみいただける美術館という一面のみならず、国指定の重要文化財という特性も兼ね備え、活用と保存の両輪を成した存在と言えます。
開館40周年を記念して開催する本展は、改めて旧朝香宮邸をじっくりと読み解く趣旨の展覧会です。これまで培った調査や研究をもとに、建築技法、建設に携わった人々、室内意匠や素材、各時代にまつわるエピソード等、アルファベットのAからZを頭文字に持つキーワードをピックアップして解説し、新たな見どころや魅力を来館者に発見していただきたいと思います。

今回、可能な限り建築空間との対話ひとつひとつを大切に考えていきます。今までに来館されたことがある方も、まだ見たことがない! という方も、この機会にぜひご来館いただき、建築そのものを存分にご堪能ください。そして当館の活動へのご理解を深めていただけるきっかけになれたら嬉しく思います。

< HIGHLIGHTS-みどころ >
◆ 1.竣工から90年、時を刻んだ空間を巡る楽しさ
朝香宮家の邸宅として誕生して90年、東京都庭園美術館として開館してから40年の月日が経過しました。時間の流れとともにこの建物の歴史や関わった人の想いは重なり、今、それから未来へと繋がる礎になりつつあります。
そこで改めて旧朝香宮邸を見つめ直す試みとして、「Art Deco」「Bathroom」等… 空間に散りばめられたキーワードを解説しながら導く構成で館内を回っていただきます。
それはあたかも旧朝香宮邸の辞書を引いて紡いでいくような体験。 旧朝香宮邸に関する基本情報から今までなかなか紹介するチャンスがなかった内容まで、調査や取り組みの一端を紹介します。
◆ 2.実はあまり見る機会がない、素のままの旧朝香宮邸
普段の旧朝香宮邸について、展示ケースや仮設の壁面の設置、家具・調度品を配した再現展示等、美術館の展示室として活用している部分を主にご覧いただいています。これは当館の本館として最も重要な役割です。
今回の展覧会はその部分の役目を一度脇に置いて、敢えてあるがままの旧朝香宮邸を知っていただく機会とします。ウインターガーデンをはじめ、観覧可能なエリアを公開します。
実は私たちスタッフ職員も素の状態はあまり見ることがありません。そこにはどんな光景が潜んでいるのでしょうか。じっくりと味わってみてください。
◆ 3.現代作家の視点に委ねて旧朝香宮邸を読み解いてみる
伊藤公象(1932-)と須田悦弘(1969-)をゲストアーティストに迎え、本館内や庭園で、旧朝香宮邸をさらに深く読み解く手がかりとなるようなインスタレーションを展開します。作品と空間そして歴史とが呼応した瞬間、旧朝香宮邸の新たな視点や見え方が舞い込むかも知れません。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 東京都庭園美術館 ]

【展覧会】目黒区美術館|広がるコラージュ / 同時開催 IIDA 101 飯田善國|’24年2月17日-3月24日

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目黒区美術館
広がるコラージュ / 同時開催 IIDA 101 飯田善國
会  期  2024年2月17日[土]- 3月24日[日]
休  館  日  月曜日 
時  間  10:00 - 18:00(入館は 17:30 まで)
観  覧  料  一 般 700円、大高生・65歳以上 550円、中学生以下 無 料
      * 各種割引、優待情報などは下掲詳細参照。
主  催  公益財団法人目黒区芸術文化振興財団 目黒区美術館
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20240124205026_00003☆ 活版アラカルト掲載図版のほとんどは 図版画面をクリック or タップすると拡大表示されます ☆

◉ 広がるコラージュ 展示内容
コラージュは、「糊で貼り付ける」という意味のフランス語(coller)から派生した言葉で、身近にある様々な素材を切り取り、組み合わせる手法です。この手法が新しい芸術表現のジャンルとして価値づけられたのは、1912年にフランスでパブロ・ピカソやジョルジュ・ブラックによって油彩画に布や紙片が貼り付けられた作品が制作されたのがきっかけといわれています。
日本では、西洋美術の前衛的な表現を積極的に学んだ大正時代以降に発展し、様々な作品が作られてきました。20世紀よりもはるか以前から存在していたコラージュという行為は、従来の芸術表現を問い直す機運の中で再発見されてきたと考えられます。次第に、技法を示す言葉の意味の範疇を越えて、多様な広がりをもって制作に用いられるようになり、現在では、その発想を読み取れる作品が数多く存在することに気づかされます。
本展では、当館のコレクションより、コラージュによって作られた作品のほか、その発想に基づいて多様なイメージやテクスチャーを引用し組み合わせた作品を紹介し、その手法と表現を掘り下げます。

1.色、かたち、デザイン
素材がもともと持つ質感、模様、色、かたちなどの違いや、平面性を生かしたグラフィカルな作品など、デザインの手法としてコラージュを用いた作品を紹介します。
2.異質なイメージの組み合わせ
既存のイメージをもとの文脈から切り取り、新たに全く異質なイメージと同居させることで、比喩や象徴、幻想や夢のような世界を表現した作品もコラージュとして捉えられます。
3.異質なテクスチュアの組み合わせ
木、段ボール、縄、糸、コンクリート、紙粘土など様々な素材を用いて制作された作品を紹介します。これらの作品は、従来の絵画表現を打ち破ろうとする気概やエネルギーに溢れています。

◉ IIDA 101 飯田善國 展示内容
目黒にゆかりのある芸術家・飯田善國(1923-2006)の特集展示を同時開催します。飯田善國は2023年に生誕100周年を迎えました。これを記念し、本年は「101年目からの飯田善國プロジェクト」の一環として、目黒区美術館が所蔵する飯田善國の作品・資料を中心に、画家・彫刻家・版画家、そして詩人・評論家として多彩な足跡を残した飯田善國の仕事を振り返ります。
目黒区美術館での展示以降、飯田善國の生誕の地である栃木県の足利市立美術館 * をはじめ、飯田の作品を所蔵する全国の他の美術館においても、特集展示が予定されています。

*飯田善國展開催情報:足利市立美術館 2024年11月16日[土]-12月26日[木]

1.初期の絵画
1952年の東京藝術大学油画科卒業から、1956年の渡欧までの間に描かれた初期の絵画作品を紹介します。
2.絵画から彫刻へ
1956~57年のローマ滞在、1957~63年のウィーン滞在、1963~67年のベルリン滞在を経て、制作の主軸を絵画から彫刻へと移した時期の作品を紹介します。
3.野外モニュメント:〈ミラーモビール〉
1968年より、材質にステンレス・スチールを使った野外モニュメントの制作を継続的に行いました。模型や映像資料等によりその仕事を紹介します。
4.詩と音楽:「円盤の五月」
1982年に刊行された飯田善國による長詩「円盤の五月」に合わせて、作曲家の田中聰が楽曲を提供し、1995年に初演されました。楽譜や映像資料等によりその仕事を紹介します。

飯田善國(いいだ・よしくに)略歴
1923年栃木県足利市に生まれる。1941年群馬県立館林中学(旧制)卒業。1943-46年まで軍隊生活を送る。1947年東京目黒区中目黒に住む(-1956年)。1949年慶応大学文学部卒業。1953年東京藝術大学油画科卒業。1956年渡欧。翌年ローマのペリクレ・ファッツィーニの私塾で彫刻を学ぶ。1967年帰国。1969年日本鉄鋼連・毎日新聞社主催による「国際鉄鋼彫刻シンポジウム」に実行委員、運営委員として参加する。この頃から、鏡面ステンレスによる〈ミラーモビール〉を各地に制作し始める。
1972年詩人・西脇順三郎との共同制作で詩画集『クロマトポイエマ』を制作。1974年ニューヨークのドゥニーズ・ルネ画廊で「クロマトフィロロギア展」を開催。〈クロマトポイエマ〉の方法論を絵画と彫刻作品へ展開させた。1978年第一詩集『ナンシーの鎧』刊行。1982年第二詩集『円盤の五月』刊行。1983年法政大学工学部建築学科教授となる。2006年長野県松本市で死去。

※ 入館のための日時指定予約は必要ありません。開館時間内に直接お越しください。
※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 目黒区美術館

【展覧会】茨城県天心記念五浦美術館|企画展 水底に群れ、水面に集う|’24年2月17日-4月14日

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茨城県天心記念五浦美術館
企画展 水底 – みなぞこ – に群れ、水面 – みなも – に集う
会  期  2024年(令和6年)2月17日[土]- 4月14日[日]
休  館  日  月曜日
開館時間  午前9時30分 - 午後5時(入場は 午後4時30分 まで)
会  場  茨城県天心記念五浦美術館
      〠 319-1703  茨城県北茨城市大津町椿2083  TEL 0293-46-5311
入  場  料  一 般 320円 / 満70歳以上 160円 / 高大生 210円 / 小中生 150円
      * 身体障害者手帳等提示の方、および付き添いの方(1人まで)は無料
      * 各種割引、優待情報などは下掲詳細参照。
主  催  茨城県天心記念五浦美術館
──────────────────────
本展覧会は、魚、水鳥、水棲生物などをテーマとした展覧会です。身近な魚類や目にする機会の多い水鳥などは、日本美術において、古くから画題となってきましたが、明治時代以降は水族館の実現、また写真や映像技術の発達などによる新しい視覚体験により、画家たちは更なる多様な水棲生物を描きました。自然の中でたくましく生きる生物に対して、画家たちは特別な眼差しを注ぎ、ときに畏敬の念すら抱いています。
本展では、茨城県近代美術館の所蔵作品を中心に、横山大観や木村武山など五浦の作家をはじめ、河童など自然の中に住む精霊たちを描いた小川芋銭うせん、霞ケ浦とそこに育まれる生命を描き続けた小林巣居人そうきょじん・恒岳こうがくなどによる日本画を展示します。

※ 感染症対応実施中。下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 茨城県天心記念五浦美術館

【展覧会】小平市 平櫛田中彫刻美術館|企画展 春爛漫 ~ 平櫛田中コレクションより ~|’24年2月16日-5月19日

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小平市 平櫛田中彫刻美術館
企画展
春爛漫 ~ 平櫛田中コレクションより ~
会  期  令和6年(2024年)2月16日[金]- 5月19日[日]
         前 期:2月16日[金]-3月25日[月]
         後 期:3月27日[水]-5月19日[日]
休  館  日  火曜日
開館時間  午前10時-午後4時 (なるべく3時30分までに入館してください)
入  館  料  一 般 300円、小・中学生 150円
会場住所  平櫛田中-ひらくし でんちゅう-彫刻美術館
      〠 187-0045 東京都小平市学園西町1-7-5 電話 042-341-0098
──────────────
季節の豊かな日本では、古くから人びとが四季折々に移り変わる景色を情調豊かに表現してきました。とりわけ、長く厳しい冬の終わりに訪れる春は、人びとが待ち望み、到来の喜びを作品に込めてきました。また、梅や桜をはじめ、一年で最も多くの花が咲き誇る季節であるため、優れた美術作品にはこと欠きません。
本展では、平櫛田中-ひらくし でんちゅう-が収集した美術コレクションから、春にちなんだ絵画、工芸、書などを展示します。美術の世界に足を運び、うるわしき春を満喫しませんか。展示は前期と後期に分けて、一部入れ替えを行います。
また、平櫛田中が娘のために制作した《内裏びな》(展示期間:2月16日-3月18日)と、誕生したときの釈迦を表した《南無誕生仏》(展示期間:3月20日-4月15日)の展示をします。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上参観を。
[ 詳 細 : 小平市 平櫛田中彫刻美術館

【展覧会 予告】練馬区立美術館|生誕150年 池上秀畝 ― 高精細画人 ―|’24年3月16日-4月21日

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練馬区立美術館
生誕150年 池上秀畝 ― 高精細画人 ―
会  期  2024年3月16日[土]- 4月21日[日]
      * 4月1日[月]に一部展示替えを行います。
休  館  日  月曜日
開館時間  10:00-18:00  * 入館は17:30まで
観  覧  料  一 般 1,000円、 高校・大学生 および 65-74歳 800円
      * 中学生以下および75歳以上 無料
      * 同館は事前予約制ではありません。当日チケットカウンターでお求めください。
      * 各種割引、優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照。
共  催  長野県立美術館
主  催  練馬区立美術館(公益財団法人練馬区文化振興協会)
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池上秀畝(いけがみ  しゅうほ   1874-1944)は、長野県上伊那郡高遠町(現在の伊那市)に生まれ、明治22年(1889)、本格的に絵を学ぶため上京。当時まだ無名だった荒木寛畝の最初の門人・内弟子となります。大正5年(1916)から3年連続で文展特選を受賞。また、帝展で無鑑査、審査員を務めるなど官展内の旧派を代表する画家として活躍しました。
同じく長野県出身で同い年の菱田春草(1874-1911)らが牽引した「新派」の日本画に比べ、秀畝らの「旧派」と呼ばれる作品は近年展覧会等で取り上げられることは少なく、その知名度は限られたものに過ぎませんでした。
しかし、伝統に基づく旧派の画家たちは、会場芸術として当時の展覧会で評価されたことのみならず、屏風や建具に描かれた作品は屋敷や御殿を飾る装飾美術としても認められていました。特に秀畝は徹底した写生に基づく描写に、新派の画家たちが取り組んだ空気感の表現なども取り入れ、伝統に固執しない日本画表現を見せています。

本展は生誕150年にあたり、秀畝の人生と代表作をたどり、画歴の検証を行うと共に、あらたなる視点で「旧派」と呼ばれた画家にスポットを当てる展覧会です。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 練馬区立美術館
〔 参 考 : 練馬区立美術館/長野県立美術館 YouTube 「生誕150年池上秀畝-高精細画人-」 0:33 〕

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【展覧会】国立新美術館|マティス 自由なフォルム|’24年2月14日-5月27日

国立新美マチス展

国立新美術館
マティス 自由なフォルム
会  期  2024年2月14日[水]- 5月27日[月]
休  館  日  毎週火曜日 * ただし4月30日[火]は開館
開館時間  10:00 - 18:00
      * 毎週金・土曜日は20:00まで * 入場はいずれも閉館の30分前まで
会  場  国立新美術館 企画展示室2E
      〠 106-8558 東京都港区六本木7-22-2
      お問合せ 050-5541-8600(ハローダイヤル)
観覧料金  当日 2,200円(一般)、1,400円(大学生)、1,000円(高校生)
      前売 2,000円(一般)、1,200円(大学生)、 800円(高校生)
      * 中学生以下は入場無料。
      * 各種割引、優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照。
主  催  国立新美術館、ニース市マティス美術館、読売新聞社、日本テレビ放送網
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20世紀最大の巨匠の一人アンリ・マティス(1869-1954)。自然に忠実な色彩から解放された大胆な表現が特徴のフォーヴィスムの中心人物としてパリで頭角を現します。後半生の大半を過ごすこととなるニースではアトリエで様々なモデルやオブジェを精力的に描く一方で、マティスは色が塗られた紙をハサミで切り取り、それを紙に貼り付ける技法「切り紙絵」に取り組みます。
本展はフランスのニース市マティス美術館の所蔵作品を中心に、切り紙絵に焦点を当てながら、絵画、彫刻、版画、テキスタイル等の作品や資料、約150点を紹介するものです。なかでも切り紙絵の代表的作例である《ブルー・ヌードⅣ》が出品されるほか、大作《花と果実》は本展のためにフランスでの修復を経て日本初公開される必見の作品です。
本展ではさらに、マティスが最晩年にその建設に取り組んだ、芸術家人生の集大成ともいえるヴァンスのロザリオ礼拝堂にも着目し、建築から室内装飾、祭服に至るまで、マティスの至高の芸術を紹介いたします。

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[ 詳 細 : 国立新美術館  本展特設サイト  

【展覧会】香川大学博物館|香川大学博物館 開館15周年特別展|ホスピタルアートプロジェクト|~リレーで繋ぐ大きな木~|’24年2月13日-3月23日

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香川大学博物館
香川大学博物館 開館15周年特別展
ホスピタルアートプロジェクト ~リレーで繋ぐ大きな木~
令和5年度香大生の夢チャレンジプロジェクト採択事業
期  間  2024年2月13日[火]- 3月23日[土]
時  間  10:00 - 16:00
休  館  日  日・月曜日、祝日 、
会  場  香川大学博物館 展示室 ほか
      〠 760-8521 香川県高松市幸町1-1 TEL 087-832-1300
入  館  料  無 料       
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ホスピタルアートとは……
わたしたち瀬戸内地域医療ラボラトリーは、香川大学医学部の学生サークルです。
ホスピタルアートとは、アートの力で病院をより快適な空間とする試みです。今年度は、小児病棟に入院しているこどもたちや、地域のこどもたちと一緒にひとつの作品を作り、香川大学博物館にて展示を行うことになりました。
展示の内容としては、これまでに行ったワークショップの作品に加えて、子どもたちの作品づくりの様子や感想、ホスピタルアートの活動紹介が主となります。
また、作品に対
するメッセージカードも用意しておりますので、ぜひ作品を見て感じたことを自由に記入してください。

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[ 詳 細 : 香川大学博物館

【展覧会 】パナソニック汐留美術館|開館20周年記念展/帝国ホテル二代目本館100周年|フランク・ロイド・ライト─世界を結ぶ建築|’24年1月11日-3月10日|前後期二期制開催|会期末

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パナソニック汐留美術館
開館20周年記念展/帝国ホテル二代目本館100周年
フランク・ロイド・ライト ── 世界を結ぶ建築
会  期  2024年1月11日[木]- 3月10日[日] * 会期中、一部展示替えします。
      前 期 1月11日-2月13日、後 期 2月15日-3月10日。
      * 2月15日以降に再入場の場合は、半券提示で100円割引となります。
開館時間  午前10時 - 午後6時(入館は 午後5時30分 まで)
      * 2月2日[金]、3月1日[金]、8日[金]、9日[土]は夜間開館
        午後8時まで開館(入館は 午後7時30分 まで)
休  館  日  水曜日(ただし3月6日は開館)
入  館  料  一  般  1,200円、65歳以上  1,100円、大学生・高校生 700円、中学生以下 無 料
      * チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照 
主  催  パナソニック汐留美術館、フランク・ロイド・ライト財団、東京新聞
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アメリカ近代建築の巨匠フランク・ロイド・ライト (1867–1959)。「カウフマン邸(落水荘)」や「グッゲンハイム美術館」で知られるライトは、「帝国ホテル二代目本館(現在は博物館明治村に一部移築保存)」や「自由学園」を手がけ、熱烈な浮世絵愛好家の顔も持つ、日本と深い縁で結ばれた建築家です。
2012年にフランク・ロイド・ライト財団から図面をはじめとする5万点を超える資料がニューヨーク近代美術館とコロンビア大学エイヴリー建築美術図書館に移管され、建築はもちろんのこと、芸術、デザイン、著述、造園、教育、技術革新、都市計画に至るライトの広範な視野と知性を明らかにすべく調査研究が続けられてきました。こうした研究成果をふまえ、本展はケン・タダシ・オオシマ氏(ワシントン大学教授)とジェニファー・グレイ氏(フランク・ロイド・ライト財団副代表、タリアセン・インスティテュート・ディレクター)を迎えて日米共同でキュレーションを行ない、帝国ホテルを基軸に、多様な文化と交流し常に先駆的な活動を展開したライトの姿を明らかにします。
精緻で華麗なドローイングの数々をお楽しみください。世界を横断して活躍したライトのグローバルな視点は、21世紀の今日的な課題と共鳴し、来るべき未来への提言となるはずです。

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[ 詳 細 : パナソニック汐留美術館

【展覧会】神奈川県立近代美術館 葉山|芥川龍之介と美の世界 二人の先達─夏目漱石、菅 虎雄|’24年2月10日-4月7日|二部制開催

神奈川県近美葉山

神奈川県立近代美術館 葉山
芥川龍之介と美の世界 二人の先達 ─ 夏目漱石、菅 虎雄
Akutagawa Ryunosuke and His Aesthetics,
Two Forerunners-Natsume Soseki and Suga Torao
会  期  2024年2月10日[土]- 4月7日[日]
         1 期:2月10日[土]- 3月10日[日]
         2 期:3月12日[火]- 4月 7 日[日]
会  場  神奈川県立近代美術館 葉山 (展示室1、2、3a)
      〠 240-0111 神奈川県三浦郡葉山町一色2208-1 電話:046-875-2800(代表)
休  館  日  月曜(2月12日を除く)
開催時間  午前9時30分 – 午後5時(入館は 午後4時30分 まで)
観  覧  料  一 般 1,200円、20歳未満・学生 1,050円、65歳以上 600円、高校生 100円
      * 中学生以下と障害者手帳等をお持ちの方(および介助者原則1名)は無料です。
      * 各種割引、優待情報などは 下掲詳細公式サイトをご参照ください。
主  催  神奈川県立近代美術館
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無題 神奈川近美芥川2402B☆ 活版アラカルト掲載図版のほとんどは 図版画面をクリック or タップすると拡大表示されます ☆

「羅生門」「鼻」「蜘蛛の糸」をはじめとする数々の名作を世に送り出し、今もなお 幅広い世代に愛される小説家・芥川龍之介(あくたがわ・りゅうのすけ/1892–1927)。芥川は作品や書簡等においてしばしば美術に言及し、その文学と美術への関心の高さは、彼が師と仰いだ夏目漱石(なつめ・そうせき/1867–1916)と共通しています。
一方、菅 虎雄(すが・とらお/1864–1943)は、芥川の第一高等学校時代のドイツ語の教師であるとともに、漱石を禅に導いた人物でした。本展では、芥川の遺稿である「或阿呆の一生」を導入に、芥川、漱石、菅の三人の交流関係に着目しながら、古今東西の芸術に関心を寄せ、自らの文学世界にもそれらを取り込んだ芥川龍之介とその眼をとおした美の世界を紹介します。

< 展覧会の見どころ >
1. 文豪たちの直筆原稿類
漱石、芥川の初版本のほか、彼らの直筆原稿や、漱石、菅、芥川がやり取りした手紙などの貴重な資料を全国各地の文学館の協力により展示します 。
2. 芥川と漱石を結ぶ菅 虎雄という存在
夏目漱石の友人であり、第一高等学校の名物教師として芥川にドイツ語を教え、また、書家でもあった菅 虎雄。芥川が初めて出版した『羅生門』の題字は菅によるものでした。鎌倉に長く暮らし、多くの文士と交流した菅の書家としての側面にも焦点をあてます。
3. 芥川が愛した芸術世界
芥川は機会をとらえて美術鑑賞や観劇に出かけました。古今東西の芸術に幅広く関心を寄せた芥川の美意識を刺激した美術作品を紹介します。

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[ 詳 細 : 神奈川県立近代美術館 葉山 ] 

【展覧会】奈良国立博物館|特別陳列 お水取り|’24年2月10日-3月17日

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奈良国立博物館
特別陳列 お水取り
会  期  令和6年(2024)2月10日[土]- 3月17日[日]
会  場  奈良国立博物館 西新館
      〠 630-8213 奈良市登大路町50番地 TEL:050-5542-8600(ハローダイヤル)
休  館  日  2月13日[火]・19日[月]・26日[月]
開館時間  午前9時30分 - 午後5時 * 入館は閉館の30分前まで
      * 東大寺二月堂お水取り(修二会)期間 (3月1日-14日) のうち、3月12日(籠松明の日)
       は午後7時まで、その他の日は午後6時まで。
       その他、臨時に開館時間を変更することがあります。
観覧料金  一 般 700円、大学生 350円、高校生以下および18歳未満の方、満70歳以上の方は無料
      * チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
主  催  奈良国立博物館、東大寺、NHK奈良放送局、仏教美術協会
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本展は、東大寺二月堂において「お水取りー修二会-しゅにえ」が行われる期間(毎年3月1日-14日)にあわせ、関連する彫刻・絵画・書跡・工芸品・考古遺物などを集めて陳列するもので、平成9年(1997)に第1回が行われて以来、毎年好評を博しています。
「お水取り」で行われる複雑な行法-ぎょうぼう・儀礼は長い歴史の中で徐々に形成されたもので、神仏習合的な要素など、多様な宗教・文化の歴史が織り込まれています。
基本的には非公開の行法であるため、一般にはうかがい知れない神秘性を多く含んだ「お水取り」ですが、本展を通じて、この掛け替えない儀式への理解を深め、その尽きせぬ魅力を感じ取って頂ければ幸いです。

< お水取りとは >
東大寺二月堂の「お水取り」は、正しくは「修二会」といい、二月堂の本尊に対し「十一面観音十悔過ーじゅういちめん かんのん けか」を行うものです。悔過とは過ちを懺悔し、あわせて除災招福を祈ることです。この「お水取り」は天平勝宝4年(752)に実忠和尚-じっちゅうかしょう-によって始められたといわれ、1270年をこえる長い歴史をもっています。
平氏による南都炎上、戦国時代の争乱、先の大戦における空襲の危機など、数々の困難を乗り越え、「不退の行法-ふたいのぎょうぼう」として、一度の中断もなく続けられてきた「お水取り」は、我が国を代表する生きた文化遺産といえましょう。

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[ 詳 細 : 奈良国立博物館

【展覧会】神奈川県立近代美術館 葉山|コレクション展 木茂(もくも)先生と負翼童子|’24年2月10日-4月7日

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神奈川県立近代美術館 葉山
コレクション展 木茂(もくも)先生と負翼童子
Mokumo Sensei and Cupid: AOKI Shigeru Library From the Museum Collection
会  期  2024年2月10日[土]- 4月7日[日]
会  場  神奈川県立近代美術館 葉山 (展示室3b、4)
      〠 240-0111 神奈川県三浦郡葉山町一色2208-1 電話:046-875-2800(代表)
休  館  日  月曜(2月12日を除く)
開催時間  午前9時30分 – 午後5時(入館は 午後4時30分 まで)
観  覧  料  一 般 500円、20歳未満・学生 150円、65歳以上 100円、高校生 100円
      * 中学生以下と障害者手帳等をお持ちの方(および介助者原則1名)は無料です。
      * 企画展「芥川龍之介と美の世界 二人の先達—夏目漱石、菅 虎雄」の観覧券で、
       同日に限りコレクション展「木茂(もくも)先生と負翼童子」をご覧いただけます
      * 各種割引、優待情報などは 下掲詳細公式サイトをご参照ください。
主  催  神奈川県立近代美術館
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神奈川県立近代美術館葉山コレクション展イメージ               Image: 《負翼童子図》(部分)作者・制作年不詳 神奈川県立近代美術館蔵

自らを書痴と称し、愛書家にして愛煙家であった “木茂(もくも)先生” こと美術史家・青木茂(あおき・しげる/1932–2021)。幕末明治の洋画家・高橋由一研究の第一人者として⾧年にわたる研究を重ねた青木が蒐め、当館に譲られた蔵書「青木文庫」は1万冊に及びます。今後の美術史研究に大きな遺産となる「青木文庫」から明治期の貴重な資料を紹介するほか、青木の調査によって明らかとなった2019年度収蔵の高橋由一旧蔵作品《負翼童子図》(作者不明)を修復後初公開します。

< 展覧会の見どころ >
1.『高橋由一履歴』を含む明治期の貴重な資料を展示
青木茂が⾧年にわたり蒐集した約1万冊を超える旧蔵書と資料のなかから『高橋由一履歴』など、明治期の貴重な資料を展示します。
2.《負翼童子図》の発見から修復までの過程を紹介
青木の調査によって発見された高橋由一旧蔵の《負翼童子図》とその修復までの過程を映像で紹介します。
3.「木茂珍蔵」印の押された資料を展示
青木の蔵書のなかでも珍品に押された「木茂珍蔵」印のある書籍資料をまとめて展示します。
4.『大同石佛寺』掲載の木村荘八による挿絵原画約60点と写真を紹介
1920年に木村荘八が木下杢太郎と中国華北の大同近郊にある雲崗石窟に赴き、描いた『大同石佛寺』(1922年、日本美術学院)掲載の挿絵原画約60点を、掲載写真と合わせて紹介します。

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[ 詳 細 : 神奈川県立近代美術館 葉山 ] 

【会員情報】ぢゃむ 杉本昭生さん|活版小本 新作 ── 里見 諄『椿』

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{ ぢゃむ 杉本昭生 活版小本 一筆箋 }

里見諄の名作『椿』です。
川端康成が『新文章読本』で褒めていたのを読んだことがあります。
話は単純で、叔母と姪(叔母は三十歳ぐらい、姪は二十歳)が
布団を並べて寝ている時の出来事を描いたものです。
***************
この作品はずっと前に作っていましたが、後回しにしていました。
なんとなく出来上がりが想像できたからです。
しかし実際に印刷し製本してみると
頭の中で考えていたものとは違う存在感があり、
あっ、こんなふうになるのかと新鮮な驚きを感じました。
たぷん、そんな感触が楽しくて飽きずに続けているのでしょう。
よろしければご一読ください。
ねむらざる

【 詳 細 : ぢゃむ 杉本昭生 活版小本 】  { 活版アラカルト 活版小本 既出まとめ 

【展覧会】ポーラ美術振興財団|ポーラ ミュージアム アネックス展 2024|― 表彰と趣意 ―|’24年2月9日-4月14日 前後期二期制開催

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公益財団法人 ポーラ美術振興財団
ポーラ ミュージアム アネックス展 2024
―表彰と趣意―
会  期  【前  期】 2024年2月 9 日[金]ー 3月10日[日]  *会期中無休
       アーティスト:西田秀己・砂田百合香・江原梨沙子
      【後  期】 2024 年3月15日[金]ー 4月14日[日]  *会期中無休
       アーティスト:水永阿里紗・菊池奈緒・鶴見朋世
会  場  ポーラ ミュージアム アネックス
      〠 104-0061 中央区銀座 1-7-7 ポーラ銀座ビル 3 階
      U R L:https://www.po-holdings.co.jp/m-annex/
開館時間  11:00 - 19:00 (入場は 18:30 まで)
入  場  料  無 料
主  催  公益財団法人ポーラ美術振興財団
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ポーラ ミュージアム アネックス展は、公益財団法人ポーラ美術振興財団が行っている「若手芸術家の在外研修助成」を受けられた方々の研修成果を披露いただく展覧会として毎年開催しているもので、今回で22回目を迎えます。
ポーラ美術館 木島俊介前館長 監修のもと「表彰と趣意」と題し、近年の研修員より採択された6名の作
品をご紹介します。
また3月8日から3日間は、国際的なアートの見本市「アートフェア東京」にも出展し、より
多くの方々に作品を目にしていただく機会を設けるとともに、作品の販売も予定しています。
* 若手芸術家の在外研修に対する助成事業とは、公益財団法人ポーラ美術振興財団が実施している活動のひとつで、40歳未満のアーティストを対象に海外での研修を援助し、更に活発な創作活動を奨励しようとするものです。

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[ 詳 細 : 公益財団法人ポーラ美術振興財団

【展覧会】ポーラ美術館|展覧会 モダン・タイムス・イン・パリ 1925 ― 機械時代のアートとデザイン|’23年12月16日-’24年5月19日

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ポーラ美術館
展覧会 モダン・タイムス・イン・パリ 1925 ― 機械時代のアートとデザイン
MODERN TIMES in Paris 1925 : Art and Design in the Machine-age
会  期  2023年12月16日[土]- 2024年5月19日[日] 会期中無休
会  場  ポーラ美術館 展示室 1, 2
      250-0631 神奈川県足柄下郡箱根町仙石原小塚山1285 TEL 0460-84-2111
開館時間  午前9時 - 午後5時(入館は午後4時30分まで)
      * ご来館に際しての日時指定予約は【不要】です。
      * 混雑状況に応じて〔展示室内のお客様人数を制限〕しています。
        展示室入口にて一時入室をお待ちいただく場合がございます。
入館料金  個人・当日・税込み料金
      大 人 ¥1,800、シニア割引(65歳以上)¥1,600、大学・高校生 ¥1,300、
      中学生以下 無料、障害者手帳をお持ちのご本人及び付添者(1名まで)¥1,000
      * 優待価格での入館の際は、学生証、年齢がわかる身分証明書等のご提示が必要。
      * チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照   
後  援  在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ
主  催  公益財団法人ポーラ美術振興財団 ポーラ美術館
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20231124173509_00002☆ 活版アラカルト掲載図版のほとんどは図版画面をクリック or タップすると拡大表示されます ☆

1920年代を迎えたフランスの首都パリでは、第一次世界大戦からの復興によって急速に工業化が進み、「機械時代」(マシン・エイジ)と呼ばれる華やかでダイナミックな時代を迎えました。
本展覧会は、1920-1930年代のパリを中心に、ヨーロッパやアメリカ、日本における機械と人間との関係をめぐる様相を紹介します。特にパリ現代産業装飾芸術国際博覧会(アール・デコ博)が開催された1925年は、変容する価値観の分水嶺となり、工業生産品と調和する幾何学的な「アール・デコ」様式の流行が絶頂を迎えました。
日本では1923年(大正12)に起きた関東大震災以降、急速に「モダン」な都市へと再構築が進むなど、戦間期という繁栄と閉塞の狭間に、機械や合理性をめぐる人々の価値観は大きく変化していきました。

コンピューターやインターネットが高度に発達し、AI(人工知能)が生活を大きく変えようとする現在において、約100年前の機械と人間との関係は、私たちが未来をどのように生きるかを問いかけてくるでしょう。

※ 箱根仙石原での ほぼ半年間の大型展覧会。多彩で魅力的なイベントも多数発表されています。
※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。

[ 詳 細 : ポーラ美術館  本展特設サイト

【展覧会】國學院大學博物館|企画展 榧園好古図譜|ー北武蔵の名家・根岸家の古物 -たから-|’24年2月17日-4月14日

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國學院大學博物館
企画展
榧園好古図譜 -ひえんこうこずふ- ー北武蔵の名家・根岸家の古物 -たから-
会  期  令和6 (2024) 年2月17日[土]- 4月14日[日]
会  場  國學院大學博物館 企画展示室
      〠 150-8440 東京都渋谷区東4-10-28 TEL : 03-5466-0359
      〔國學院大學渋谷キャンパス内 学術メディアセンター 地下1階 國學院大學博物館〕
開館時間  10時 - 18時(最終入館 17時30分)
休  館  日  毎週月曜日(祝日は開館)
入  館  料  無 料
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北武蔵冑山村(現 埼玉県熊谷市)の名家「根岸家」の11代当主・根岸友山とその子息・武香は、著名な好古家として知られてきました。友山は、剣術道場や寺子屋「三餘堂」の開設など、子弟の教育に尽力する一方、明治初期にあって、蜷川式胤や柏木貨一郎、松浦武四郎ら好古家たちとも親交を 結んでいました。武香は、県会議員、貴族院議員として活躍する傍ら、好古家としても活動し、明治10(1877)年には、黒岩横穴群を発掘。H.v.シーボルトやE.s.モースをはじめ、多くの学者が武香のもとを訪れました。武香の関心は、考古遺物(埴輪・土偶・鏡類)だけではなく、印譜・地図・古文書に至るまで幅広く、彼の飽くなき探求は明治30年代前半まで続き、蒐集した考古遺物は、回廊型の陳列場に展示し、来訪者に公開していました。これは、国内でも初期の私設博物館施設といえるでしょう。
根岸武香の蒐集品に関する図譜の存在は紹介されていましたが、昭和30年代を境に行方不明となっていました。この度、この貴重な図譜が再発見され、科研費事業の成果のもと、本展にて初公開する運びとなりました。ここに記録されている古物“たから” こそが武香のコレクションの集大成であり、本展は、同家あるいは各所に残る現物と対比していくことで、その膨大なコレクションの一端を紹介するものです。

◎ 本展示は、「人文資料形成史における博物館学的研究−根岸友山・武香旧蔵資料の研究と公開−」(日本学術振興会科学研究費助成事業[令和3年-令和5年]課題番号21K01002研究代表 内川隆志)による研究によって得られた新たな成果を中心に公開するものである。
◎ 本展のオンラインミュージアムは3月9日(土)14時公開予定

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[ 詳細 : 國學院大學博物館