タグ別アーカイブ: 静岡市美術館

【展覧会】静岡市美術館|京都 細見美術館の名品 ― 琳派、若冲、ときめきの日本美術 ―|’24年4月13日-5月26日

静岡市美術館 B

静岡市美術館
京都 細見美術館の名品
― 琳派、若冲、ときめきの日本美術 ―
会  期  2024年4月13日[土]- 5月26日[日] * 期間中、一部展示替えがあります
開館時間  10:00 - 19:00(展示室への入場は 閉館の30分前 まで)
休  館  日  4月15日[月]、4月22日[月]、5月7日[火]、5月13日[月]、5月20日[月]
会  場  静岡市美術館
      〠 420-0852 静岡県静岡市葵区紺屋町17-1 葵タワー 3階
      TEL. 054-273-1515 (代表)
観  覧  料  日時指定予約制
      当日・個人 一 般 1,400円、大高生・70歳以上 1,000円、中学生以下 無 料
      * 障がい者手帳等をご持参の方および必要な付添の方原則1名は無料。
      * 前売りチケット、各種割引、優待情報などは下掲詳細参照。
特別協力  公益財団法人 細見美術財団
主  催  静岡市、静岡市美術館 指定管理者(公財)静岡市文化振興財団、
      静岡新聞社・静岡放送
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京都・細見美術館の収蔵品は、昭和の実業家・細見 良(初代古香庵)にはじまる細見家三代により80年近くをかけ蒐集され、日本美術史を総覧するコレクションとして国内外から高い評価を受けています。
本展では、細見美術館の開館25周年を記念し、約1000点に及ぶ良質なコレクションの中から、重要文化財8件を含む名品104件を厳選して紹介します。古墳時代の考古遺物や、平安・鎌倉時代の仏教・神道美術、室町時代の水墨画、茶の湯釜、桃山時代の七宝装飾、茶陶、江戸時代の風俗画、肉筆浮世絵、そして現代でも高い人気を誇る琳派、伊藤若冲など、コレクターの心をときめかせ、魅了した美の世界を存分にお楽しみください。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 静岡市美術館   ▶ 京都 細見美術館の名品 作品リスト PDF ]

【展覧会】静岡市美術館|特別展 高畑勲展 -日本のアニメーションに遺したもの|’23年12月27日-’24年3月31日|終了

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静岡市美術館
特別展 高畑勲展
-日本のアニメーションに遺したもの
会  期  2023年12月27日[水]- 2024年3月31日[日]
      ★ 年内は12月27日[水]、28日[木]のみ開館、新年は1月2日[火]より開館
開館時間  10:00 - 19:00(展示室への入場は 閉館の30分前 まで)
休  館  日  毎週月曜日、1月9日[火]、2月13日[火]、年末年始[12月29日-1月1日]
      * ただし1月8日[月・祝]、2月12日[月・祝]は開館
会  場  静岡市美術館
      420-0852 静岡県静岡市葵区紺屋町17-1 葵タワー 3階
      TEL. 054-273-1515 (代表)
観  覧  料  日時指定予約制
      当日・個人 一 般 1,500円、大高生・70歳以上 1,100円、中学生以下 無 料
      * 障がい者手帳等をご持参の方および必要な付添の方原則1名は無料。
      * 展示室内の混雑緩和のため、日時指定制(web予約)を導入しています。
      * 日時指定予約制、前売りチケット、各種割引、優待情報などは下掲詳細参照。
企画協力  スタジオジブリ
主  催  静岡市、静岡市美術館 指定管理者(公財)静岡市文化振興財団、Daiichi-TV
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日本のアニメーションの礎を築いた
スタジオジブリ・高畑アニメーション創造の軌跡

1960年代から日本のアニメーションを牽引し続けた高畑 勲(たかはた いさお 1935-2018)。
『アルプスの少女ハイジ』や『火垂るの墓』、『かぐや姫の物語』などの監督(演出)を務め、それまで映画化は不可能とされてきた題材や新しい表現に次々と挑戦し、国内外の制作者にも大きな影響を与えました。
本展では宮﨑駿や大塚康生、小田部羊一など、初期から高畑作品を支えたスタッフによる絵コンテやレイアウト、原画、背景画とともに、高畑直筆の制作ノートや企画書、音楽設定など、1300件超の作品や資料をとおして名作アニメーション誕生の裏側を展観します。また、絵を描かない高畑の「演出術」というポイントに注目し、多数の未公開資料も紹介しながら多面的な作品世界の秘密に迫ります。
20231110175733_00002☆ 活版アラカルト掲載図版のほとんどは、画面をクリック or タップすると拡大表示されます ☆

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 静岡市美術館

【展覧会】静岡市美術館|カンペール美術館所蔵 ブルターニュの光と風 フランス 神秘と伝統の地へ|’23年9月5日-10月22日|終了

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静岡市美術館
カンペール美術館所蔵

ブルターニュの光と風
フランス 神秘と伝統の地へ
会  期  2023年9月5日[火]- 10月22日[日]
開館時間  10:00 - 19:00(展示室への入場は 閉館の30分前 まで)
休  館  日  毎週月曜日
      * 但し9月18日[月・祝]、10月9日[月・祝]開館)、9月19日[火]、10月10日[火]
観  覧  料  当日・個人  一 般 1,400円、大高生・70歳以上 1,000円、中学生以下 無 料
      * 障がい者手帳等をご持参の方および必要な付添の方原則1名は無料.
      * 日時指定予約制、前売りチケット、各種割引、優待情報などは下掲詳細参照。
主  催  静岡市、静岡市美術館 指定管理者(公財)静岡市文化振興財団、
      静岡新聞社、静岡放送
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フランス北西部、大西洋と英仏海峡の間にせり出すブルターニュ半島は、岩々が露出した岬やエメラルドグリーンの海、起伏に富んだ大地が作り出す壮大な自然景観を有することで知られます。中世にはこの地域一帯で一つの国がつくられ、ケルト民族に由来する独自の文化が育まれました。フランスの地域圏になってからも、その郷土色あふれる風俗や風景は保たれ、鉄道網が発達した19 世紀以降、多くの画家たちがこの地を訪れました。
本展ではフランス・カンペール美術館のコレクションを中心に、ウジェーヌ・ブーダン、ギュスターヴ・クールベ、クロード・モネ、ポール・ゴーギャン、モーリス・ドニら45 作家による約70 点の絵画作品を通して、ブルターニュという場所の魅力をひも解きつつ、この地にゆかりのある画家たちと、彼らが編み出した多様な芸術表現をご紹介します。首都パリとは一味ちがう、神秘と伝統の地ブルターニュへと皆様をご案内します。
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※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 静岡市美術館

【プレイベント】静岡市美術館|Shizubi Research+ 倉俣史朗と静岡 プレ企画|パネル展示 ’23年11月11日-12月24日|終了

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静岡市美術館
Shizubi Research+
倉俣史朗と静岡 プレ企画
■パネル展示■
2023年11月11日[土]- 12月24日[日]
静岡市美術館 エントランスホール

※ 休館日、開館時間などは下掲詳細 美術館HPをご確認ください。
※ 本事業は、静岡市文化振興財団アフターコロナ事業の一環として実施します。
主  催  静岡市美術館 指定管理者(公財)静岡市文化振興財団
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倉俣史朗(くらまた しろう 1934-1991)は、椅子や照明機器などのプロダクトやインテリアデザインの分野で革新的な活動を展開した、戦後日本を代表するデザイナーです。アクリル、ガラス、アルミニウム、FRP など、それまで家具や内装で使用されることのなかった素材を積極的に取り入れ、透明感や浮遊感に満ちた独創性あふれる作品で世界的にも高い評価を得ました。

戦中、愛鷹村(現・静岡県沼津市)に疎開していたというだけでなく、倉俣と静岡は深い関係にありました。彼がそのキャリアをスタートさせた60年代半ばから80年代にかけて静岡の数多くの商業空間が手がけられ、静岡市美術館が位置する静岡駅前に限っても トンボヤ(衣料品/1966、70)、タカラ堂(宝飾品/1965、69、70、71、89)、COMBLÉ(バー/1988)などがあげられます。なかでも、天井の曲面と 柔らかな色彩で人を包み込む COMBLÉ(コンブレ)は、倉俣の空間が体感できる、数少ない現存例です(一部改装済)。さらに静岡市が1988年に主催した「家具産地イメージアップ事業」では、倉俣と静岡の職人がオリジナルのイスとテーブルを共同制作しています。
静岡市美術館では、2024年度に倉俣史朗の静岡での仕事をまとめた小企画アーカイブ展を計画しています。本年度はプレ企画として、トークイベントやパネル展示を通じて 当時の記憶を掘り起こしていきます。この「Shizubi Research+」は、美術館の調査を出発点に、開かれた研究の場として関係者や研究者、市民の方々から得られた情報も活かしていく試みです。今は失われてしまった店舗の所在地や内観の詳細など不明な点も多く、皆さまからの情報を広く募集しています。よくお店に通っていた、お店の中で撮った写真を持っているなど、どんな些細な情報でも構いません。是非皆さんが知っていることを美術館までお寄せください。

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■ 連続トークイベント ■
倉俣史朗が内装を手掛けた バー COMBLÉ を会場に、当時の関係者や研究者からお話を伺い、倉俣史朗のデザインについて考えます。トーク後は簡単な懇話会(1時間程度・500円で追加ドリンク可)も予定していますので、是非お時間に余裕をもってご参加ください。

① 2023年12月3日[日]
14:30-16:00(14:00開場)
「バー COMBLÉ ができるまで」 ※ チケットは完売しました
ゲスト:五十嵐久枝(イガラシデザインスタジオ、武蔵野美術大学教授、元クラマタデザイン事務所勤務)
勝俣震一(勝俣銘木工業)
中山昌彦(COMBLÉ オーナー)

② 2024年1月14日[日]
14:30-16:00(14:00開場)
「家具産地イメージアップ事業と倉俣史朗」※チケットは完売しました
ゲスト:町田光(デーシーエスデザイン研究所、《静岡ファニコンの椅子》製作)

③ 2024年2月4日(日)
14:30-16:00(14:00開場)
「倉俣史朗のショップ・インテリア」
ゲスト:橋本啓子(近畿大学建築学部准教授)
〔会 場〕COMBLÉ(静岡県静岡市葵区呉服町2-7 静専ビル2F)
〔参加料〕各回1,000円 ※チケット制 ※ワンドリンク付き(通常メニューとは異なります)
〔定 員〕各回 20歳以上25名
〔申 込〕セブンチケットにて各日10:00~販売(なくなり次第販売終了)
① 11月3日[金・」祝]- [セブンコード 103-217]
② 12月14日[木]- [セブンコード 103-227]
③ 1 月 4日[木]- [セブンコード 103-229]

■ パネル展示 ■
2023年11月11日[土]- 12月24日[日]
静岡市美術館 エントランスホール
420-0852 静岡県静岡市葵区紺屋町17-1 葵タワー3階   電話 054-273-1515(代表)
開館時間    10:00-19:00(展示室入場は閉館30分前まで)

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご参加・ご観覧を。
[ 詳 細 : 静岡市美術館  静岡市美術館イベント
[ 関 連 : 活版アラカルト 〔展覧会〕世田谷美術館|倉俣史朗のデザイン ― 記憶のなかの小宇宙|’23年11月18日-’24年1月28日 ]

【展覧会】静岡市美術館|NHK大河ドラマ特別展 どうする家康|’23年11月3日-12月13日|終了

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静岡市美術館
NHK大河ドラマ特別展
どうする家康
会  期  2023年11月3日[金・祝]- 12月13日[水] * 会期中、一部展示替えがあります
開館時間  10:00 - 19:00(展示室への入場は 閉館の30分前 まで)
休  館  日  11月20日[月]
観  覧  料  当日・個人  一 般 1,500円、大高生・70歳以上 1,100円、中学生以下 無 料
      * 障がい者手帳等をご持参の方および必要な付添の方原則1名は無料.
      * 日時指定予約制前売りチケット、各種割引、優待情報などは下掲詳細参照。
主  催  静岡市、静岡市美術館 指定管理者(公財)静岡市文化振興財団、NHK静岡放送局、
      NHKエンタープライズ中部、中日新聞東海本社
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静岡市美術館-しずび  史上最多!  国宝・重文 約50点

戦国乱世に次々と起こる予期せぬ出来事に逃げることなく答えを出し続け、泰平の世の礎を築いた徳川家康。本展は「どうする?」をキーワードに、その生涯において重要なターニングポイントとなった合戦や出来事の数々を、関連する豊富な資料を通してひもといていきます。
また、家康の前に立ちはだかり、重要な決断を迫った武田信玄、織田信長、豊臣秀吉をはじめ、酒井忠次、本多忠勝、榊原康政ら「徳川四天王」に代表される家臣団の精鋭たちゆかりの肖像画、武具なども数多く展観。さらに家康自身が愛用した甲冑や刀剣、駿府で暮らした晩年に使用した茶道具、香道具、文房具といった手沢品の数々も紹介します。
国宝・重要文化財を多数含む110点余りの作品を通して、誕生から歿後に東照大権現として祀られるまでの足跡を辿るとともに、真の姿を浮き彫りにします。

20231024183639_00001☆ 活版アラカルト掲載図版のほとんどは、画面をクリック or タップすると拡大表示されます ☆

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 静岡市美術館 ]

【イベント・展覧会】静岡市美術館|イベント Shizubi Project 8 世界は生きている 松藤孝一|’23年1月17日-3月5日|終了

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静岡市美術館
イベント 
Shizubi Project 8
世界は生きている 松藤孝一
会  期  2023年1月17日[火]- 3月5日[日]
      月曜休館
会  場  静岡市美術館 エントランスホール
観  覧  料  無 料
主  催  静岡市美術館 指定管理者(公財)静岡市文化振興財団
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溶解炉のなかで変幻自在に形を変えるガラスに魅せられた松藤は、2011年の東日本大震災で発生した原発事故をきっかけにウランガラスを扱うようになりました *。 大小様々な形の集合体は、ビルが整然と立ち並ぶ都市を思わせ、穏やかな佇まいをみせます。しかしそこに UV ライトを当てると一転、怪しく蛍光色に発光します。相反するその表情や、行き過ぎた力が加わると割れてしまうガラスの脆さはそのまま、人間の関わり方次第で恩恵にも脅威にもなりうるウランそのものの危うさへとつながります。
本展では、松藤 孝一の代表作である ウランガラスによるインスタレーション《世界の終わりの始まり》や、希ガスを閉じ込めたガラス作品、さらに気泡ガラスをレンズに使った写真や静岡の波の音とガラスを組み合わせた新作も発表します。人間よりも遥かに長い歴史を持つ元素や自然と関り合いながら世界の深遠さに迫り、自らの立脚地を探し求める作家の試みをご覧ください。
作家が制作するガラス作品のウラン含有率は 0.1% 程度で、人体でカリウムが放出すると言われている放射線量とほぼ同程度です。

◆ 関連イベント アーティストトーク ◆
日    時:2023年1月17日(火)11:00ゟ、3月5日(日)14:00ゟ 各40分程度
会    場:当館エントランスホール
参加料:無 料
申込不要(当日直接会場にお越しください)

◉ 松藤 孝一(まつふじ・こういち)
1973年長崎県生まれ。1995年愛知教育大学卒業後、財団法人ポーラ美術振興財団の在外研修助成により渡米。2001年イリノイ州立大学美術学部修士課程を修了。
主な個展に2020年妖精の森ガラス美術館(岡山)、2021年アートハウスおやべ(富山)ほか。グループ展に2013年「あいちトリエンナーレ2013現代美術展企画コンペ」(伏見地下街/名古屋)、2020年「第23回岡本太郎現代芸術賞展」(川崎市岡本太郎美術館/神奈川)、2021年「富山ガラス大賞展2021[銀賞]」(富山市ガラス美術館/富山)など。現在、富山市立富山ガラス造形研究所准教授。富山と名古屋を拠点に活動。

多くの人が行きかうエントランスホールの開放的な空間で、現代のさまざまな美術の姿を紹介してきたShizubi Project。第8回は、ガラスを素材に人間と自然環境の関係性を見つめてきた松藤孝一(1973-)の作品を展示します。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上ご観覧を
[ 詳 細 : 静岡市美術館