【展覧会】ベルナール・ビュフェ美術館|開館50周年 “ビュフェ・スタイル ”とは何か?|’23年4月1日-11月7日

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ベルナール・ビュフェ美術館
“ ビュフェ・スタイル ” とは何か?

開館50周年 唯一無二のそのスタイルを、たっぷりお楽しみください。
開催期間  2023年4月1日-11月7日[火]
開館時間  10:00-17:00  * 11月からは16:30閉館。入館は閉館の30分前まで
所  在  地  411-0931 静岡県長泉町東野クレマチスの丘515-575  TEL 055-986-1300
入  館  料    大人:1000円、高・大学生:500円、中学生以下:無料
      * 各種割引、優待情報などは下掲詳細参照
休  館  日  水曜日・木曜日
開館時間   10:00-17:00    *  11月からは16:30閉館。入館は閉館の30分前まで
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20230815140013_00002第二次世界大戦後のフランスにすい星のごとく現れた青年画家。灰色と栗色の画面、黒く鋭い輪郭線、画面を埋め尽くすひっかき傷のような線、顔に深い皺をきざみ、引きのばされやせ細った人物、不思議な配置の静物、人っ子ひとりいない町………虚無感に満ちた時代の空気を切り取り描いた彼の絵は、一度見たら忘れられない独特の輝きを放っていました。
20歳を前にして確立されたそのスタイルは、ベルナール・ビュフェという画家を唯一無二の存在に押し上げることになります。その後ビュフェは50年にわたって制作を続け、その線や色彩を変化させ、描く対象を広げていきますが、何をどう描こうと「ビュフェ・スタイル」は貫かれていました。
若くして時代の寵児となり、画家であることの幸せと苦しみを常にあわせもちながら20世紀を駆け抜けたビュフェ。この展覧会では、初期から晩年までの作品約100点を通してその変遷をたどるとともに、そこに貫かれた「ビュフェ・スタイル」を見つめます。様々なテーマと表現に挑んだベルナール・ビュフェの芸術、そしてその人生と人物像を、たっぷりとお楽しみください。

<ベルナール・ビュフェ>
ベルナール・ビュフェ(Bernard Buffet、1928-1999) は、フランス・パリ出身の具象
画家。19歳の若さで批評家賞を受賞し、パリ画壇に衝撃的にデビューする。黒い輪郭
線と抑制された色使いで、第二次世界大戦後の不安や虚無感を描きだしたと支持され、
一躍ビュフェ現象を巻き起こした。
その独自の表現は、没後20年を過ぎた今、あらためて注目を集めている。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : クレマチスの丘 ベルナール・ビュフェ美術館