【展覧会】兵庫陶芸美術館|丹波焼の世界 season8|’24年3月9日ー12月8日

丹波焼

兵庫陶芸美術館
丹波焼の世界 season8
World of TAMBA ware season8
会  期  2024年3月9日[土]ー 12月8日[日]  ※ 一部、展示替え
         前 期:3月 9日[土]- 6月23日[日]
         後 期: 6月25日[火]- 12月8日[日] 
休  館  日  月曜日(月曜日が祝休日の場合は翌平日)
開館時間  3月  9日[土]- 5月26日[日]  10:00 ー 18:00
      5月28日[火]- 12月8日[日]  10:00 - 17:00
      * 入館はいずれも閉館の30分前まで
出品点数  約35点
会  場  兵庫陶芸美術館 展示棟1階 展示室 3
      〠 669-2135 兵庫県丹波篠山市今田町上立杭4
      TEL:079-597-3961 / FAX:079-597-3967
観  覧  料  一 般 200円、大学生 150円、高校生以下 無 料
      * 同時開催中の特別展の料金に含まれます
       (特別展開催中はテーマ展のみをご覧いただくことはできません)。
      * チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
主  催  兵庫陶芸美術館、丹波新聞社
──────────────────────
日本六古窯の一つに数えられる丹波焼(丹波篠山市など)は、平安時代末期に常滑焼(愛知県)など東海地方の窯業技術を取り入れて誕生しました。
中世には、壺 (つぼ)・甕 (かめ)・擂鉢 (すりばち) を中心に灰白色の素地に鮮緑色の自然釉の美しい無釉陶器の生産に終始しますが、近世初頭には窖窯 (あながま) から登窯に転換し、趣向を凝らした茶陶とともに、葉茶を入れる耳付きの壺や朝倉山椒の名を記した壺なども生産するようになります。
ほぼ軌を一にして、器面に塗った土部が赤く発色した赤土部、灰釉や栗皮釉、石黒釉など各種の釉薬を生み出し、それらを縦横に駆使し、器面装飾に多彩な展開をみせました。さらに、近世後期には、白い器面の瀟洒な白丹波とともに、京焼系の意匠・技法を受容し、時代の求めに応じて変化しながら、現在まで作り続けられてきました。近年には、丹波焼の伝統を活かしつつ、斬新で新たな息吹に溢れた作品も制作されています。

本展では、「田中寛コレクション」(平成30年3月、兵庫県重要有形文化財指定)を中心に、800年を超える歴史を育み、日本六古窯の一つとして日本遺産にも認定された(平成29年4月)丹波焼の名品や現代に活躍した丹波の作家の作品を通して丹波焼の未来を探ります。また、特設コーナーで「朝倉山椒壺」と「葉茶壺」を紹介します。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 兵庫陶芸美術館