【展覧会】文京区立 森鷗外記念館|特別展「観潮楼の逸品 ― 鷗外に愛されたものたち」|開催日変更|’ 21年4月3日-9月12日

210614_観潮楼_DM_OL_内容ご確認用 森鷗外02_page-0001

文京区立 森鷗外記念館
特別展「観潮楼の逸品 ― 鷗外に愛されたものたち」
会  期  2021年4月3日[土]-6月27日[土]
      開催延期・臨時休館があり、最終日が9月12日[日]に変更。詳細は同館 WebSite
会  場  文京区立 森鷗外記念館 展示室 1、2
開館時間  10時-18時(最終入館は閉館30分前)
観  覧  料  一 般 500円、中学生以下 無 料
──────────────
「父は元気盛んな時代には家でも多く軍服で過し、身のまわりすべてキチンとしており、机上の書類、筆硯などその位置をくずした事はない」(森於菟『父親としての森鷗外』)

作品を執筆していたとき、陸軍省や帝室博物館に出勤する前、家族とくつろいでいたとき、鷗外を取り囲む風景の中には、数々の「もの」がありました。
硯や筆洗などの文具。落款印などの印章類。それらが置かれた小机。鷗外や家族、訪問者を迎えた玄関の扁額や、客間を飾った書や絵画。家族で遊んだ双六など…。鷗外の身近にあった「もの」は、鷗外を一番近くで見守ってきたものたちです。そこには歴史があり、物語があります。
鷗外が時に購入し、時に譲り受けたこれらのものたちは、鷗外や家族が暮らした自邸・観潮楼(現・文京区立森鷗外記念館)にとってかけがえのない逸品です。

本展では、当館で所蔵しているこれら観潮楼の逸品を展示します。明治、大正の文豪・鷗外に愛されたものたちを通して、洗練された意匠や精巧な細工を味わうと共に、それらを使用していた鷗外の姿や、飾られていた観潮楼に思いを馳せてみてください。そこから物語が立ち上がってくるはずです。

※ 感染症「COVID – 19」予防対応実施中。下掲詳細を確認の上展観を。
[ 詳細 : 文京区立森鷗外記念館 ]