京都 ddd ギャラリー第229回企画展
小島 武展 夢ひとつ
展示期間 2021年7月24日[土]-9月25日[土]
開館時間 11:00-19:00 * 土曜日と9月19日[日]は18:00まで
休 館 日 日曜・月曜・祝日休館 * 特別開館9月19日[日]
会 場 京都 ddd ギャラリー
616‒8533 京都市右京区太秦上刑部町10
TEL:075-87-1480
主 催 公益財団法人 DNP 文化振興財団
入場無料
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2009年に亡くなった不世出のイラストレーター小島 武はたくさんの作品を残しました。
「ぼくはね、今でも筋金入りのシクスティーンズ・チルドレンを自称しているんですよ」(2002年5月号『レコード・コレクターズ』インタビューより)の言葉どおり、小島武は、まさしく1960年代の申し子でした。
60年代カウンターカルチャーの発信地「アートシアター新宿文化」の上映・公演ポスターを22歳でてがけたのをかわきりに、その後「六文銭」の小室等や井上陽水らとレコードレーベル「フォーライフ」の発足に参画するなど、ミュージシャンたちとの関わりも深かったのです。
平野甲賀氏曰く、今回、彼が残した膨大な作品を整理するなかで、とくに気がついたことは、漫画のタッチの新鮮さ。描き文字のすばらしさでした。小島武に言わせれば「ボクの描くものはすべてイラストレーションだ」ということになるのだが。
本展ではスライド、ライトテーブルで作品を映像としてもご覧いただきたいと考えています。ひとつのモチーフをなんども描いて別の背景と組み合わせていく―という独特の手法や、鉛筆画をなんども描き分け、コピーを重ねながら墨色を色濃くしていく、或いは描いたイラストを切り分け、別の絵の上にコラージュを重ねていく―といった創作過程についてもご覧いただきます。
小島武プロフィール
1940年満州生まれ。北九州に引き上げ後は、高校まで博多で暮らす。映画三昧の日々であった。上京後、桑沢デザイン研究所に通う。音楽、演劇、広告、出版と多彩にイラストレ-ションとグラフィックで関わる。62年からフリーのイラストレーターとして活躍し、93年には第24回講談社出版文化賞(さしえ賞)を受賞。主な仕事に、アートシアター新宿文化/小室等/井上陽水/高田渡/『Number』表紙/『話の特集』/『ニューミュージック・マガジン』/『小説新潮』/など多数。
※ 新型感染症「COVID-19」予防対応実施中。下掲詳細を確認の上展観を。
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