前田土佐守家資料館[金沢]
企画展案内
前田土佐守家とゆかりの寺院
開催期間 平成30年7月8日[日]-9月24日[月]
開館時間 午前9時30分-午後5時(入館は閉館30分前まで)
会期中 無 休
観覧料金 一般 300円、高校生以下無料
65歳以上・障がい者手帳をお持ちの方およびその介護人200円(祝日は無料)
主 催 前田土佐守家資料館、公益財団法人金沢文化振興財団
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現在、金沢市内には寺町台、卯辰山麓、小立野台を中心に様々な宗派の寺院が残っています。寺町台、卯辰山麓、小立野台の寺院群は「寺町寺院群」「卯辰山麓寺院群」「小立野台寺院群」として市民に親しまれ、観光スポットとしても広く知られています。
これらの寺院のなかには加賀藩主前田家ゆかりの寺院が多くあり、なかでも小立野台の宝円寺、天徳院は加賀藩主家の菩提寺として有名です。藩主家ゆかりの寺院ということでいえば、お隣の富山県にも瑞龍寺をはじめとして、ゆかりの寺院がいくつかあります。
さて、今回の企画展では前田土佐守家と寺院について紹介します。
前田土佐守家とゆかりの深い寺院は三寺、野田山のふもと野田寺町の桃雲寺、京都紫野大徳寺の塔頭芳春院、越中高岡伏木の勝興寺です。桃雲寺は前田土佐守家の菩提寺、京都大徳寺芳春院は、前田土佐守家がこの寺を建立した前田利家夫人芳春院まつ直系の家柄ということでゆかり深い寺院です。家祖前田利政の墓も大徳寺芳春院にあります。また勝興寺には前田土佐守家七代当主直時の弟直棣が入寺し、二十二世住持となったというご縁があります。
本展では前田土佐守家伝来の史料を中心に、この三つの寺院を軸として、前田土佐守家と寺院との関わり、菩提寺について、葬儀や法事について紹介します。
【詳細: 前田土佐守家資料館 】