【イベント】田端文士村記念館|講演会 朔太郎、龍之介、ときどきマジック?|’22年12月11日|申込予約制

tabata文士村イベント

田端文士村記念館
講演会 朔太郎、龍之介、ときどきマジック?
日  時  2022年12月11日[日] 14:00 開演(13:30 開場)
参  加  費  無 料(入場料)
定  員  50名(抽選・全席自由)
申込方法  往復はがき、もしくは、 ◆ 申込フォーム ◆ リンクからご応募ください。
締  切  11月21日[月]必 着
はがき記入事項    往信用裏面… ① 催事名 ② 開催日 ③ 住所 ④ 氏名(2名の場合は全員分)⑤ 電話番号 ⑥ 年齢
          返信用表面…応募者の住所・氏名  ※ 1 通につき 1 名(同居家族に限り 2 名まで可)。
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朔太郎エンブレム今秋、詩人・萩原朔太郎の没後80年を記念して、全国の50館を超える文学館や美術館等が「萩原朔太郎大全2022」と称した展覧会やイベントを開催しています。実行委員として参加している田端文士村記念館では、企画展「朔太郎・犀星・龍之介の友情と詩的精神 ~タバタニサクタロウキタリ~」と関連講演会を開催します。

講演会の講師は、朔太郎研究を数多く発表する一方で、朔太郎作品の朗読劇の劇作家として、さらにはマジシャンとしての顔も持つ変幻自在の研究者・栗原飛宇馬氏。本講演では詩人としての朔太郎はもとより、田端時代に「飽満した」という芥川龍之介、室生犀星との関係性、さらには朔太郎の意外な趣味・マジックについて実演を交えて紹介します。

朔太郎とマジックについて栗原氏は「生涯の親友であった室生犀星は、この詩人を追悼した小説『我友』の中で、手品に神秘や象徴とつながりを見出し、詩との結びつきを主張する茅原(=朔太郎)の姿を描いている。この見方に従えば、朔太郎の手品趣味は、もう一つの趣味であった立体写真同様、この世のどこにもないものへの〈郷愁〉に連なるものであり、詩を〈現在(ザイン)しないものへの憧憬〉と規定する『詩の原理』に通じるものである。」と述べ、詩作との通底を説いています。
田端から発信する(田端文士の)萩原朔太郎の魅力を、没後80年の記念イヤーにご堪能ください。

萩原朔太郎大全2022
本展示は、没後80年の萩原朔太郎を介した展示を同時期におこなう「萩原朔太郎大全2022」事業に参加しています。
{ 活版 à la carte   萩原朔太郎大全2022 まとめ 

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上参観を。
[ 詳 細 : 田端文士村記念館 「萩原朔太郎大全2022」公式サイト ]