戸栗美術館
伊万里・鍋島の凹凸文様
会 期 2023 年10月6日[金]- 12月21日[木]
会 場 戸栗美術館 東京都渋谷区松濤 1-11-3
開館時間 10:00 - 17:00(入館受付は 16:30 まで)
* 金曜・土曜は 10:00 - 20:00(入館受付は 19:30 まで)
休 館 日 月曜・火曜 * 10月9日[月・祝]は開館
入 館 料 一 般 1,200 円 / 高大生 500 円 * 中学生以下は 入館料 無 料
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◆ 戸栗美術館|伊万里・鍋島の凹凸文様|’23年10月6日-12月21日 ◆
今展では、やきものの表面に施された凹凸(おうとつ)の文様に注目します。取り上げるやきものは、江戸時代初頭に佐賀・有田(ありた)で、日本初の国産磁器として誕生した伊万里焼(いまりやき)と、その技術を応用して徳川将軍家への献上品として創出された鍋島焼(なべしまやき)。これらのやきものの施文方法は筆による絵付けが主流ではありますが、中には表面を盛り上げたり、貼り付けたり、反対に削ったり、くりぬいたりという表現も見られます。
こうした凹凸文様は、画像はもちろん肉眼であっても絵付けによる表現に比べると視認しにくいもの。しかしながら、凹凸文様をあらわすための技法は、型の準備や、ヘラや鉋(かんな)などの工具の使用など、伊万里焼や鍋島焼の基本成形技法である轆轤(ろくろ)挽きだけでは完成しない、ひと手間もふた手間も掛けられ、高い技術力も要するものです。
伊万里焼・鍋島焼あわせて約80点の出展品から、一見気付きにくい、しかし繊細な凹凸文様をご堪能ください。
色絵 鳳凰花鳥文 鉢 伊万里(柿右衛門様式)
江戸時代(17世紀後半)口径33.6cm 戸栗美術館所蔵
染付 唐草透彫網文 三足香炉 伊万里
江戸時代(17世紀末-18世紀初) 通高9.8cm 戸栗美術館所蔵
色絵 七宝菊文 稜花皿 鍋島
江戸時代(17世紀後半)口径21.3cm 戸栗美術館所蔵
※ 展示作品の写真画像は 戸栗美術館 から拝借しました。二次流用などはご遠慮ください。
※ 下掲詳細公式サイトで、最新情報を確認の上ご観覧を。
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