【展覧会】吉村昭記念文学館|企画展 長崎と私 ~吉村昭 百七回の探訪~|’23年11月1日-12月24日|終了

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吉村昭記念文学館
企画展 長崎と私 ~吉村昭 百七回の探訪~
会  期  令和5年(2023年)11月1日[水]- 12月24日[日]
休  館  日  11月16日[木]、12月1日[金]、12月21日[木]
開館時間  9時00分 ー 20時30分
会  場  吉村昭記念文学館 3階企画展示室
      116-0002 東京都荒川区荒川二丁目50番1号(ゆいの森あらかわ内)
      TEL. 03-3891-4349
入  館  料  無 料
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吉村 昭(よしむら あきら 1927-2006)が作家として飛躍するきっかけとなった「戦艦武蔵」の舞台地である「長崎」に焦点をあて、長崎に関連する歴史作品を中心に紹介します。併せて、107回の長崎訪問を通して、吉村が愛した長崎の風情やゆかりの場所などを紹介して、長崎の魅力を伝えます。
また、関連イベントとして、講演会・展示解説・スタンプラリーを開催いたします。展示をご覧いただき、併せて関連イベントにもぜひご参加ください。

<イベントの一例>
講演会「吉村昭の『律儀』と長崎」を深掘りする
~ お世話になった長崎の一人として ~
◆ 講 師  本馬貞夫氏(長崎県長崎学アドバイザー)
◆ 日 時  11月19日[日] 13:30開場、14:00開演(60分程度)-終了
◆ 会 場  ゆいの森あらかわ 1階 ゆいの森ホール
◆ 定 員  120名(申込順)
◆ 内 容  講師に長崎県長崎学アドバイザーの本馬貞夫氏をお迎えして、吉村昭の執筆した歴史作品を中心に、長崎の歴史や文化を交えて語っていただきます。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 吉村昭記念文学館
{新宿餘談}
イベント講演会講師:本間貞夫さんは、元長崎県立図書館に勤務され、吉村昭氏とも親交があったようである。筆者:片塩とはほぼ同世代で、図書閲覧でなにかとお世話になったかたでもある。
それにしても吉村昭氏は「戦艦武蔵」執筆に際して、107回も長崎取材を重ねていたとはおどろいた。長崎には俚諺として「長崎名物の三カー坂・墓・莫迦」がある。これはあくまでも俚諺ではあるが、坂が多いことは事実である。吉村氏もひどい傾斜地の一角での写真をのこしている。ここの住人は平坦地へのゴミ出しが日常的に重くのしかかる。墓も寺町を中心に傾斜地によじ登るように設けられている。したがって墓参というより登山に近くなる。莫迦の真偽は知らないが、佐賀・長崎などの肥前地方には「ふうけもん」という表現がある。筆者の知人数名は「ふうけもん」である。