【展覧会】不忍画廊|生誕90年記念 特別企画|〈MASUO IKEDA 2024 Color/Line/Form〉|’24年2月9日-2月24日|終了

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不忍画廊
生誕90年記念 特別企画
〈MASUO IKEDA 2024 Color/Line/Form〉
会  期  2024年2月9日[金]- 2月24日[土]
会  場  不忍画廊
      〠 103-0027 東京都中央区日本橋3-8-6 第二中央ビル4F
開廊時間  12:00 - 18:00
休  廊  日  日曜・月曜(2月11日, 12日, 18日, 19日)
池田満寿夫関連展 :
      広島市現代美術館『特別展 とびたつとき 池田満寿夫とデモクラートの作家』
      2024年1月20日[土]- 3月17日[日]
      国立工芸館(金沢市)『印刷/版画/グラフィックデザインの断層 1957-1979』
      2023年12月19日[火]- 2024年3月3日[日]
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MASUO IKEDA 2024 Color/Line/Form(版画芸術202号 2023冬『展覧会スポットライト』より)
展覧会名の「Color/Line/Form」は、池田満寿夫作品の特色を表す。第1回東京国際版画ビエンナーレで評価された「色」、ドライポイントの無垢で闊達な「線」、そして構図やパターンの繰り返し、大胆な解釈の人体による「形」。池田はこの三つの要素を組み合わせて、次々と新鮮な作品を生み出してきた。
本展では「色彩」にスポットを当て、1980-90年代のカラフルな半抽象作品をメインに、70-80年代のエロチックな色彩作品を絡めて展示予定。

池田の作品は、やはり初期からヴェネチア・ビエンナーレまでの銅版画による「線」の印象が強い。しかし、ヴェネチア・ビエンナーレ以後は、タマリンド工房でのリトグラフ制作と、1970年代のメゾチントを経たことにより、見た者の印象に鮮烈に焼き付く効果的な色の使い方が前面に表れてくる。むしろ、鮮明な印刷やディスプレイの色彩に日常的に囲まれている現代人にとっては、下絵にCGの手法を用い始めた80年代末から90年にかけての作品の方が、馴染みやすいようにも思われる。これまで晩年の作品が中心となって紹介される機会はあまり多くなかったため、池田満寿夫のイメージを刷新する得難い機会となるに違いない。
また、2023年末から24年3月にかけて、本展以外にも金沢・国立工芸館と、広島市現代美術館で1950~60年代の池田作品を見ることができる。(版画芸術・栗本寛子)

池田 満寿夫|Masuo Ikeda(1934 – 1997)
国際的な版画家、画家、彫刻家、陶芸家、芥川賞作家、エッセイスト、浮世絵研究家、脚本家、映画監督など多彩な顔をもつマルチ・アーチスト。
1934年、旧満州国・奉天市で生まれ、終戦後に父母と共に長野に引き揚げる。長野県立長野北高等学校(現長野高等学校)在学中に現不忍画廊会長・荒井一章と級友となり、以後「作家と画廊」という関係を超えて、晩年まで友人関係を続けていく。
高校を卒業後、画家、彫刻家をこころざし、19歳で初めて自由美術協会に入選。画家・瑛九のすすめで色彩銅版画をはじめ、1957年第1回東京国際版画ビエンナーレ展に入選。1960年、文部大臣賞を受賞して一躍脚光を浴びる。1961年、はじめての銅版画の個展を上野・不忍画廊で開催する。その後も数々の国際版画展で受賞をかさね、1965年ニューヨーク近代美術館で日本人初の個展を開催。1966年ヴェネチア・ビエンナーレ展の〔国際版画大賞受賞〕、版画家として最高の評価を得る。文学への傾倒もすすみ、1977年小説『エーゲ海に捧ぐ』で〔芥川賞受賞〕。
1997年4月より多摩美術大学版画科教授に就任など制作以外の活動も活発となる予定であった中、1997年3月8日に急性心不全により熱海市にて逝去。同年4月に「池田満寿夫美術館」の開館を控えてのことであった。

▶ 「MASUO IKEDA 2024 Color/Line/Form」 Online 展覧会は こちら

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上.ご観覧を。
[ 詳 細 : 不忍画廊 】
{新宿餘談} 池田満寿夫、不忍画廊会長・荒井一章氏は、迂生のひと廻り上、長野高校の先輩。その荒井一族に 荒井 修がいて、フランスに画廊修行に出かけたりしていて、迂生の友人だった。そんなわけで不忍画廊応援團を結成している次第。