【展覧会】入江泰吉記念 奈良市写真美術館|世界遺産登録25周年記念|入江泰吉「約70年前の古都奈良の貌」展|’23年12月2日-’24年1月28日|終了

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入江泰吉記念 奈良市写真美術館
世界遺産登録25周年記念
入江泰吉「約70年前の古都奈良の貌」展
会  期  2023年12月2日[土]- 2024年1月28日[日]
場  所  入江泰吉記念 奈良市写真美術館
      630-8301 奈良市高畑町600-1 TEL: 0742-22-9811 / FAX:0742-22-9722
開館時間  午前9時30分 - 午後5時(入館は午後4時30分まで)
      * 毎月第2・第4土曜日は、午後2時から展示担当者による作品解説があります。
休  館  日  月曜日(休日の場合は最も近い平日)、年末年始(12月27日-翌年1月3日)
観覧料金  一 般 500円、高校・大学生 200円(高校生のみ土曜日無料)、
      小・中学生 100円(土曜日無料)、奈良市在住の70歳以上の方 無料
      *身体障がい者手帳などをお持ちの方(要手帳)とその介護者 無料
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ユネスコ世界文化遺産に登録された資産群の約70年前の風景

1998年12月、ユネスコの世界文化遺産に東大寺、興福寺、春日大社、元興寺、薬師寺、唐招提寺と、特別史跡・特別天然記念物に指定されている平城宮跡、春日山原始林を含む8つの資産群が「古都奈良の文化財」として登録されました。本年は、世界遺産に登録されて25周年を迎えます。これを機に、あらためて「古都奈良の文化財」を入江泰吉の作品で振り返ります。
入江泰吉といえば、終戦後から亡くなるまでの約半世紀にわたって奈良大和路の風物を撮り続けてきた写真家です。一貫して奈良にこだわり、大和の歴史を見据えた視点で撮り続け、カラー作品にいたっては静謐で抒情漂う作風が特徴的です。
今回は、入江が奈良を撮り始めた終戦後から1960年代前半までに撮影されたモノクロ写真で展示構成します。この頃の日本は、戦後の混沌とした時期を経て高度経済成長をとげる頃と重なり、日本が大きく変わった時代でもありました。そうした時代が揺れ動くなか、入江は奈良の風物と向き合い、今に残る歴史美をとらえようと撮影してきたのです。写された写真から、奈良の風景の移ろいと護り伝えていかなければならない奈良の文化財と先人たちの思い、その心を感じ取っていただければ幸いです。
世界に誇れる古都奈良の文化財の約70年前の姿をご覧ください。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 入江泰吉記念 奈良市写真美術館 ]