【展覧会】樂美術館|樂歴代 特別展 ちゃわんのともし火|’23年4月28日-8月27日|終了

樂美術館春

樂美術館
樂歴代 特別展

ちゃわんのともし火
会  期  2023年4月28日[金]- 8月27日[日]
休  館  日  月曜日(但し 祝日は開館)
時  間  10:00 ー 16:30 (入館は16時まで)
会  場  樂美術館
      602-0923 京都市上京区油小路通一条下る   TEL:075-414-0304
料  金  一 般 1,100円  大学生 900円  高校生 500円  中学生以下 無 料
      * 福祉割引:手帳ご提示の方 500円/介助者(1名様まで)無 料
────────────────────
利休の創意のもと、『侘び茶』に叶う新たな茶碗を生み出した樂家初代・長次郎。
唐物、高麗の茶碗が名品とされていた中、和物茶碗としても新たなる挑戦であった。
『侘び茶』の思考を軸とし、茶の為に生み出された樂茶碗。
生まれたばかりの茶碗は、まだ 樂茶碗 という名もなく、『今焼茶碗』や『聚樂焼茶碗』などと呼ばれていた。
轆轤 – ろくろ – が主流の時代のなか、あえて手と篦 – へら – のみで成形する『手捏ね』という手法で造られ、燃え盛る炎の中から熱いま,ま、一碗のみ窯から引き出される特殊な焼き方で茶碗が誕生していく。

長次郎から始まった『樂焼』は、樂歴代へと繋がり、当代それぞれが長次郎茶碗を精神的な軸とし、各々の新たな茶碗を生み出していく。
そして始まりから約四百五十年、“ ちゃわんやのともし火 ” は、令和の時代へと受け紡がれる。この度の展観では、長次郎から脈々と紡がれる樂歴代の茶碗や実際の窯の炎の映像などから、樂がもつ精神性を探っていただければ幸いです。

* 新型感染症拡大予防のため、開館時間を変更する場合がございます。
* 入館に際して予約は必要ございません。
[ 詳 細 : 樂美術館 ]