神奈川県立近代美術館 葉山
企画展 生誕110年 傑作誕生・佐藤忠良
会 期 2023年4月22日[土]- 7月2日[日]
前 期 : 4月22日[土]- 5月28日[日]
後 期 : 5月30日[火]- 7月 2 日[日]
会 場 神奈川県立近代美術館 葉山 展示室 2、3、4
休 館 日 月曜日
開催時間 午前9時30分 – 午後5時(入館は 午後4時30分 まで)
観 覧 料 一 般 1,200円、20歳未満・学生 1,050円、65歳以上 600円、高校生 100円
* 中学生以下と障害者手帳等をお持ちの方(および介助者原則1名)は無料です。
* 各種割引、優待などは 下掲詳細 をご覧下さい。
同時開催 コレクション展 野崎道雄コレクション受贈記念 見えないもの、見たいこころ
主 催 神奈川県立近代美術館
────────────────────
戦後日本彫刻史に大きな足跡を残した彫刻家・佐藤忠良(さとう ちゅうりょう 1912−2011)。東京美術学校(現・東京藝術大学)で彫刻を学び、従軍とシベリア抑留を経て復員したのちは、新制作派協会(現・新制作協会)を基点に一貫して具象彫刻の道を歩みました。また、力強く現実感をたたえた素描力を生かし、絵本や挿絵でも広く活躍しています。
本展はその傑作として知られる彫刻《群馬の人》と《帽子・夏》、今なお読み継がれるベストセラー絵本『おおきなかぶ』の3作品が、いかにして誕生したのか、各年代の代表作を制作年順に紹介するとともに、佐藤が蒐集し生涯手元においた西洋美術のコレクションを手がかりとして、その創造の秘密に迫ります。
<展覧会の見どころ>
1.「佐藤忠良」を再読する
日本人の手で初めて日本人の顔を表現したと評された《群馬の人》、身体と衣服の造形のバランスを追求し独自の様式に至った《帽子・夏》。佐藤が一貫して作り、描いたのは、人間でした。社会における芸術の役割とは何か、人はなぜ人間の姿を作るのか、自らに問い続けた 「佐藤忠良」という作家を読み直す展覧会です。
2. 蒐集と創作 - コレクションからみえるもの
フランス近代彫刻に魅せられて彫刻を志した佐藤は、敬愛する西洋作家の作品を蒐集し、その仕事を注意深く観察することから創作のヒントを得てきました。本展では佐藤忠良コレクション(宮城県美術館蔵)から、彫刻家のオーギュスト・ロダンやマリノ・マリーニやジャコモ・マンズー、画家のエドガー・ドガ、パブロ・ピカソ、アメデオ・モディリアーニ、ベン・シャーンらの作品を展覧します。
※ 同時開催 コレクション展 野崎道雄コレクション受贈記念 見えないもの、見たいこころ
※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 神奈川県立近代美術館 ]