【展覧会】直方谷尾美術館|企画展 記憶を描く 谷健太郎展|’23年7月1日-9月3日|

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直方谷尾美術館
企画展 記憶を描く 谷健太郎展
期  間  2023年7月1日[土]- 9月3日[日]
会  場  直方谷尾 – のおがた たにお – 美術館   新館展示室
      822-0017 福岡県直方市殿町10-35 TEL:0949-22-0038
開館時間  9:30 - 17:30(入館は 17:00 まで)
休  館  日  毎週月曜日(祝日の場合は開館)
入  館  料  一   般  400円、高大生  200円、中学生以下  無料
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谷 健太郎(1933-2016)は福岡生まれ。1936年から旧満州(現在の中国東北郤)で育ち、1946年の夏に日本へ引き揚げました。本展でも取りげる絵本、「1945 少年」と、「続 1945 少年」はその際の記憶がもとになっています。
日本への帰国後、1961年に九州大学文学部を卒業。卒業後は夕刊フクニチを経て読売新聞記者となりました。記者となった後に知りあった画家:立花重雄・是澤清一らとの交流をきっかけに、画家の道を志し、1988年に読売新聞社を退職。退職後は洋画家(日洋展委員・日展会友)に転身し、福岡を中心に作家活動を続けました。

谷の作品は。油絵具を塗り重ねた分厚いマチエールが特徴的ですが、色彩や捉えられた輪郭は柔らかく、どこか優しい雰囲気をまといます。また「記憶」をもとに描いた作品を多く遺しており、特に満州での経験を記した「1945 少年」と、「続 1945 少年」は、文・絵ともに谷自身が手掛けているため、当時の情勢から、その中で生活する人びとの暮らしぷりまでリアルに感じることができます。
本展では絵本原画をはじめ、谷の「記憶」をもとに描かれている作品を中心に取り上げ、画家の人物像や、その一生に迫ります。

※ 感染症対応実施中。下掲詳細公式サイトにて最終情報を確認の上ご観覧ください。
※ 館名の直方谷尾 – のおがた たにお – 美術館は、難読地名・館名にも取りあげられるほどです。
[ 詳 細 : 直方谷尾美術館