【展覧会】石川県立美術館|企画展 東京富士美術館所蔵/北國新聞創刊130年記念|東西近代絵画名品展|’23年7月28日-8月27日|終了

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石川県立美術館
企画展
東京富士美術館所蔵/北國新聞創刊130年記念
東西近代絵画名品展
会  期  2023年7月28日[金]- 8月27日[日]
会  場  石川県立美術館 第7展示室、第8展示室、第9展示室
      920-0963 石川県金沢市出羽町2-1
      電話:076-231-7580(受付時間/平日9:30-17:30)
開館時間  9:30 - 18:00(展示室への入室は 17:30 まで)

休  館  日  会期中無休
観  覧  料  当日・個人 一 般 1,300円、中高生 900円、小学生 700円

      * 本券では石川県立美術館のコレクション展はご覧いただけません。
企画協力  東京富士美術館
主  催  北國新聞社、石川県立美術館
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東京富士美術館は1983年に設立された美術館で、古今東西のさまざまなジャンルの作品約3万点を収蔵しています。本展は同館のコレクションより、19-20世紀の西洋絵画と日本画の名品59点をあわせて展観するものです。
19世紀に入ると、風景そのものが絵画の主題となり、また野外制作が行われるようになったことから、西洋風景画は大きな変革を迎えます。本展では、クールべらの写実主義、コロー、ミレーらのバルビゾン派、モネ、ルノワールらの印象派、セザンヌ、ゴーガンらの後期印象派と続く、西洋における近代絵画の流れをたどるのにふさわしい、21作家31点が展示されます。なかでもモネ3点とルノワール2点の同時陳列は、至福の鑑賞のひとときを提供するものでしょう。

一方、明治期以降の日本では、西洋文明の受容のなかで「日本画」という概念が形成されます。本展では、「近代日本画の育ての親」とも呼ばれた橋本雅邦、その指導を受けた横山大観や、下村観山、菱田春草、京都画壇における重鎮の竹内栖鳳、近年再評価が目覚ましい渡辺省亭など、精選された12作家14点の秀作が並びます。
そして、吉田博、川瀬巴水の「新版画」を紹介します。浮世絵の伝統を受け継ぎつつも、西洋の遠近法、陰影法等を巧みに取り入れた両者の作品は国外でも高い評価を受け、なかでも吉田博《瀬戸内海集 光る海》は、故ダイアナ元英国皇太子妃が執務室に飾っていたことでも知られています。
本展が、西洋・日本の近代絵画のそれぞれの魅力を感じ、東西の「美の競演」を存分に楽しんでいただける機会となれば幸いです。

※ 感染症予防対応継続実施中。下掲公式詳細サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 石川県立美術館