【展覧会】出羽桜美術館|斎藤真一 吉原炎上展|’23年11月23日-’24年3月3日|終了乍蹔

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出羽桜美術館
斎藤真一 吉原炎上展
会  期  2023年11月23日[木]- 2024年3月3日[日]
会  場  公益財団法人 出羽桜美術館
      〠 994-0044 山形県天童市一日町1-4-1 電話番号 023-654-5050
開館時間   9:30 - 17:00[入館は16:30まで]
休  館  日  月曜日[祝祭日の場合は翌日]
入  館  料  一般600円、高大生400円、小中生200円
      * 優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
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出羽桜美術館は、1988年に、三代目仲野清次郎が永年に亘って蒐集してきた陶磁器、工芸品等の寄贈を受けて開館しました。三代目清次郎の旧住宅である明治後期頃の伝統的日本家屋の建物を活用し、木造瓦葺の母屋と蔵座敷を展示室として公開しております。
主な収蔵品は、古韓国・新羅・高麗・李朝期の陶磁器と工芸品で、その他、斎藤真一「瞽女・明治吉原細見記」、近代文人の書、桜に因んだ工芸品、日本六古窯等、三ヶ月毎の企画展示をしています。
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斎藤真一 吉原炎上展
斎藤真一(1922-1994)は、十数年にわたり盲目の女性、旅芸人瞽女-ごぜ-を描いてきましたが、1975年頃から「吉原炎上」・「明治吉原細見記」を十年もの歳月をかけて調査、執筆、作画に取り組みました。明治、吉原の遊女たちには、明治維新で没落した士族出の娘たちが、家族を助けるために苦界に身を投じた女性たちが多くいました。
斎藤真一の養祖母の久野-ひさの-もそのようにして吉原に入り、太夫にまでなり、年季が明けてからは朝鮮総督府の官僚にまでなった人と結婚しています。その優しかった養祖母の久野が、母の益-ます-にも決して語らなかった吉原での七年の歳月を、絵筆で蘇らせたいと願っていました。
1985年「絵草紙吉原炎上」(文藝春秋)・「明治吉原細見記」(河出書房新社)が刊行。これが原作となり、1987年監督五社英雄、主演名取裕子によって東映映画「吉原炎上」として上映され、その後もテレビや舞台でドラマ化されています。
本展は映画「吉原炎上」のタイトルになった「浅草全景」作品を含む「絵草紙吉原炎上」・「明治吉原細見記」に収録された秀作作品を紹介します。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 出羽桜酒造株式会社  美術館特設サイト