【展覧会】奈良国立博物館|特別陳列 お水取り|’24年2月10日-3月17日|大和路に春到来|終了

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奈良国立博物館
特別陳列 お水取り
会  期  令和6年(2024)2月10日[土]- 3月17日[日]
会  場  奈良国立博物館 西新館
      〠 630-8213 奈良市登大路町50番地 TEL:050-5542-8600(ハローダイヤル)
休  館  日  2月13日[火]・19日[月]・26日[月]
開館時間  午前9時30分 - 午後5時 * 入館は閉館の30分前まで
      * 東大寺二月堂お水取り(修二会)期間 (3月1日-14日) のうち、3月12日(籠松明の日)
       は午後7時まで、その他の日は午後6時まで。
       その他、臨時に開館時間を変更することがあります。
観覧料金  一 般 700円、大学生 350円、高校生以下および18歳未満の方、満70歳以上の方は無料
      * チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
主  催  奈良国立博物館、東大寺、NHK奈良放送局、仏教美術協会
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本展は、東大寺二月堂において「お水取りー修二会-しゅにえ」が行われる期間(毎年3月1日-14日)にあわせ、関連する彫刻・絵画・書跡・工芸品・考古遺物などを集めて陳列するもので、平成9年(1997)に第1回が行われて以来、毎年好評を博しています。
「お水取り」で行われる複雑な行法-ぎょうぼう・儀礼は長い歴史の中で徐々に形成されたもので、神仏習合的な要素など、多様な宗教・文化の歴史が織り込まれています。
基本的には非公開の行法であるため、一般にはうかがい知れない神秘性を多く含んだ「お水取り」ですが、本展を通じて、この掛け替えない儀式への理解を深め、その尽きせぬ魅力を感じ取って頂ければ幸いです。

< お水取りとは >
東大寺二月堂の「お水取り」は、正しくは「修二会」といい、二月堂の本尊に対し「十一面観音十悔過ーじゅういちめん かんのん けか」を行うものです。悔過とは過ちを懺悔し、あわせて除災招福を祈ることです。この「お水取り」は天平勝宝4年(752)に実忠和尚-じっちゅうかしょう-によって始められたといわれ、1270年をこえる長い歴史をもっています。
平氏による南都炎上、戦国時代の争乱、先の大戦における空襲の危機など、数々の困難を乗り越え、「不退の行法-ふたいのぎょうぼう」として、一度の中断もなく続けられてきた「お水取り」は、我が国を代表する生きた文化遺産といえましょう。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 奈良国立博物館