【展覧会】髙島屋史料館|企画展 「人間 栖鳳」 生誕160年 知られざる竹内栖鳳|’24年3月9日-7月1日|開幕貳箇月再紹介

大阪高島屋03月A B大阪高島屋03月

髙島屋史料館
企画展 「人間 栖鳳」
生誕160年 知られざる竹内栖鳳
会  期  2024年3月9日[土]- 7月1日[月]
         〔第Ⅰ部〕 3月 9 日[土]- 5月6日[月・休]
         〔第Ⅱ部〕 5月18日[土]- 7月1日[月]
      * 会期は変更となる場合がございます。
開館時間  10:00 - 17:00(入館は 16 : 30 まで)
休  館  日  火・水曜日
      * 5月9日[木]- 17日[金]は展示替のため休館
会  場  髙島屋史料館 企画展示室
      〠 556-0005 大阪市浪速区日本橋3-5-25 高島屋東別館3階
      電 話:06-6632-9102
主  催  高島屋史料館
入館無料
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近代日本画の巨匠 竹内栖鳳(たけうち せいほう 1864-1942)は、20代半ば頃より、高島屋の画室に画工として勤務していました。東洋と西洋の絵画表現を融合し日本画を革新したといわれる栖鳳。実はその素地は、高島屋での仕事で培われたといっても過言ではありません。
なぜなら、明治期の高島屋は、輸出用染織品の下絵制作のため、外国の雑誌や画集、写真集などを収集し、栖鳳ら若い画工と共に、世界で通用する “新しい絵” を研究していたからです。京都では唯一の海外事情に触れることができた画室は、若き日の栖鳳が研鑚を積んだ場でした。やがて、栖鳳監修のもと、高島屋が次々に製作した “美術染織品” は各国の博覧会で高い評価を受け、製品は続々と海を渡っていきました。当時、世界の人々を魅了した栖鳳と高島屋の仕事は、近代日本史において特筆されるべきものといえるでしょう。

その生涯を通じて高島屋とは深い関わりを持った竹内栖鳳。生誕160年を記念して開催する本展では、代表作から書簡まで、高島屋史料館所蔵品を余すところなくご覧いただきます。喜び、怒り、詫び、笑う、-知られざる「人間栖鳳」の素顔をご紹介いたします。

主な展示作品
※ 本展は会期Ⅰ部・Ⅱ部に分け、展示作品を入れ替えて構成します。所蔵先の記載のないものはすべて高島屋史料館蔵。
・《ベニスの月》 1904年 絹本墨画(Ⅰ部展示)
・《雀》 年代未詳 杉戸着彩(Ⅰ部展示)
・《鶏の図》 年代未詳 杉戸着彩(Ⅰ部展示)
・《白梅》 1941年 絹本着彩(Ⅰ部展示)
・「竹内栖鳳年譜屏風」 1943年 海の見える杜美術館蔵(Ⅰ部展示)
・《アレ夕立に》 1909年 絹本着彩(Ⅱ部展示)
・《富士》 1893年 絹本着彩(Ⅱ部展示)
・《小心胆大》 1909年 絹本着彩(Ⅱ部展示)
・《国瑞》 1937年 絹本着彩(Ⅱ部展示)
・「栖鳳絣」 大正期 個人蔵(Ⅰ・Ⅱ部展示)

※ 関連イベントのほとんどが申し込み・抽選制です。下掲詳細からお申し込みを。
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