八王子市夢美術館
特別展
ルーヴル美術館の銅版画展
Copperplate Prints from the Louvre
会 期 2024年6月28日[金]- 9月1日[日]
開館時間 10:00 - 19:00 * 入館は閉館の30分前まで
休 館 日 月曜日 * ただし、祝日の場合は開館し翌日休館
会 場 八王子市夢美術館
〠 192-0071 東京都八王子市八日町8-1 ビュータワー八王子 2F
TEL. 042-621-6777 FAX 042-621-6776
観 覧 料 一 般:800円、学 生(高校生以上)・65歳以上:400円、中学生以下 無料
主 催 公益財団法人 八王子市学園都市文化ふれあい財団(八王子市指定管理者)
──────────────────────
世界最高峰
美の殿堂「ルーヴル美術館」コレクションによる銅版画
(カルコグラフィー)日本公開!
誰もがその名を知るフランス・パリの「ルーヴル美術館」。館内を見て回れば、美術の教科書に載っている名だたる名画がそこかしこに展示されています。 そんなルーヴルのなかでも、グラフィック・アート部門の一角を担う「カルコグラフィー室」の存在はあまり知られていないかもしれません。
カルコグラフィーとは、ギリシャ語で「銅(カルコス)に描いたもの」という意味で、ルーヴルでは銅版画とそのコレクションを原版とともに保存し、それをもとに版画を刷る場所を意味します。
ルーヴル美術館のカルコグラフィー室は、太陽王ルイ14世がフランス王家の権勢を国内外に知らしめるため、壮麗なイベントや王宮などの建築物、芸術作品、植物図鑑などの学術研究を銅版画によって記録することを奨励したことに始まります。複製・複写という側面において、写真技術誕生以前の版画は、欠くことのできない重要なメディアだったのです。
その後、王政が終焉を迎えると「王の版画原版収集室」、「王立絵画彫刻アカデミー」のコレクションなどが統合され1797年に現在のカルコグラフィー室(国立カルコグラフィー室)が誕生し、版画技術の保存、ルーヴル美術館の貴重な名画を版画化するという役割を改めて担うようになったのです。さらに20世紀に入ると、現代作家による新作も加えながらコレクションはさらに拡充を続けています。
本展覧会では、ルーヴル美術館のカルコグラフィー室の銅版画コレクション約13,000点の中から、日本での特別公開のために、当時の版を使い刷られた銅版画100点余りをご紹介いたします。知られざるルーヴル美術館のカルコグラフィーをとおして、フランス、さらにはヨーロッパの文化や歴史をより身近に感じていただけるに違いありません。
※ 感染症対応実施中。 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 八王子市夢美術館 ]