千葉市美術館
つくりかけラボ15
齋藤名穂|Tactile Hunt Weaving Space
空間をあむ 手ざわりハンティング
会 期 2024年6月12日[水]- 9月29日[日]
休 室 日 7月1日[月]、8月5日[月]、9月2日[月]
観 覧 料 無料
会 場 千葉市美術館 4階 子どもアトリエ
〠 260-0013 千葉県千葉市中央区中央3-10-8
tel 043-221-2311(受付時間 10:00 – 18:00)
主 催 千葉市美術館
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つくりかけラボは、「五感でたのしむ」「素材にふれる」「コミュニケーションがはじまる」いずれかのテーマに沿った公開制作やワークショップを通して空間をつくり上げていく、参加・体験型のアーティストプロジェクトです。いつでも誰でも、空間が変化し続けるクリエイティブな「つくりかけ」を楽しみ、アートに関わることができる表現の場です。
建築家・デザイナーである齋藤名穂さんは、建築空間において指先から伝わる感覚がもたらす感情や想像力をかたちにした「さわる地図」の制作に長年取り組んできました。本プロジェクトでは、千葉市美術館という空間を往来する人びとの感情や感覚を指先からひらき、絵本の1ページをつくるように、「さわる」を手がかりに来場者一人ひとりの美術館体験を紡いでいきます。────────────────
この夏のつくりかけラボでは、私が長年制作してきたミュージアムの「さわる地図」や「さわるコレクション」を、みんなで一緒に作ります。
それぞれが出会った手ざわりを色んな素材で表現したピースが「さわるコレクション」となって増えていきます。それは誰かが見つけた美術館や作品の‘空間のカケラ’。そして他の誰かは、「さわるコレクション」をラボで眺めたり、美術館を歩いたり、作品の世界を旅したりしながら作った物語を「さわる絵本」にして、聞かせてほしい。そうやって編まれる、いく編もの物語を重ねて「さわる地図」を作りたいと思います。 齋藤名穂
< プロフィール >
齋藤名穂 Nao SAITO [さいとう・なお]
ヘルシンキ芸術デザイン大学空間デザイン修士課程修了。UNI DESIGN主宰。フィンランド留学中に建築空間における視覚障がい者ための「さわる地図」をデザインしたことをきっかけにして、「建築空間を、五感や個人の空間の記憶を頼りにデザインする」をテーマに、建築設計から美術展覧会の会場デザイン、美術館・博物館の教育のためのツールや建築空間における家具のデザインに至るまで幅広く活動。主な仕事に、「ルート・ブリュック 蝶の軌跡」展(会場デザイン)、「アーノルド・ローベル」展(会場デザイン)、東京都庭園美術館の「さわる小さな庭園美術館」(ハンズオンデザイン)、長野県立美術館の「ひらくツール」(教育のためのツールのデザイン)など。
❖ アーティスト会場滞在スケジュール(予定) ❖ ※ 各日とも午後から滞在の予定です
6月15日[土]、16日[日] 7月13日[土]、14日[日]
※ 8月以降のスケジュールは後日公開します
※ 休憩やイベント等で会場に不在の場合もございます。
※ 急きょ予定が変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。
※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご参加・ご観覧を。
※ アーティストワークショップについては、近日中に募集サイトを公開します。
もうしばらくお待ちください。
[ 詳 細 : 千葉市美術館 ] { 活版アラカルト 千葉市美術館まとめ }