深沢紅子 野の花美術館
企画展 開館25周年特別展
深沢紅子と軽井沢 ~ 野の花に魅せられて ~
会 期 2022年6月22日[水]-10月25日[火] * 会期中無休
会 場 深沢紅子野の花美術館
KARUIZAWA Taliesin 軽井沢タリアセン内
長野県北佐久郡軽井沢町大字長倉217 TEL 0267-46-6161
* 軽井沢高原文庫から徒歩5分の所にあります。
入 館 料 大 人 600円 小中学生 300円
時 間 午前9時-午後5時
*冬季の開園時間、休園日についてはご利用案内を確認下さい。
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盛岡出身である深沢紅子の作品を展示する美術館が、なぜ軽井沢に誕生したのか、深沢紅子と軽井沢の関係にあらためて光を当てます。
優しさと強さを兼ね備えた明治生まれの女流画家・深沢紅子が、堀辰雄夫妻や立原道造ら、軽井沢ゆかりの文学者と交流を重ねた人生と、夫・深沢省三(1899-1992)との軽井沢での暮らしを、野の花を描いた水彩・油彩作品約60点と紅子自身の言葉で紹介します
深沢紅子(ふかざわ こうこ 1903-1993)は、上京して岡田三郎助のもとで油彩画を学び、一水会展、女流画家展などに作品を発表するかたわら、戦前から訪れていた軽井沢をこよなく愛し、1964年から20年ほど「堀辰雄1412番山荘」(現在は軽井沢高原文庫敷地内に移築)を夏のアトリエとして、軽井沢高原に咲く多くの野の花を多く水彩で描きました。
「強いものより弱いもの、華やかなものより落ちついたもの、賑やかなものより静かなもの、私の選ぶもの、求めるものは、幼い頃から、心に染みた、野の花の心、ひっそりと佇む野の花の姿以外の何ものでもなかったことを悟りました。/その想いが、争いごとをも忘れて、終生を貫けたことを幸せに思います。」(「深沢紅子自選画集」 実業之日本社刊 一九八六年発行 「野の花によせて」からの抜粋)
※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上参観を。
[ 詳細 : 深沢紅子 野の花美術館 軽井沢高原文庫 ]
{新宿餘談}
お盆がすぎた夏の軽井沢、夏休みの終わった軽井沢。それぞれの表情をもっていますね。