タグ別アーカイブ: 神奈川県立歴史博物館

【展覧会】神奈川県立歴史博物館|特別陳列 戦国大名北条氏と西相模・伊豆|’24年3月16日-4月14日|終了

神奈川歴博03月展示

神奈川県立歴史博物館
特別陳列
戦国大名北条氏と西相模・伊豆
会  期  2024年3月16日[土]- 4月14日[日]
休  館  日  月曜日、3月21日[木]
開館時間  午前9時30分 - 午後5時(入館は午後4時30分まで)
観  覧  料  常設展示観覧料でご覧いただけます。
      一 般 300円、20歳未満・学生 200円、65歳以上・高校生 100円
      * チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
会  場  神奈川県立歴史博物館 1階 特別展示室 第1室
      〠 231-0006 神奈川県横浜市中区南仲通5-60
      TEL:045-201-0926/FAX:045-201-7364
主  催  神奈川県立歴史博物館
──────────────────────
神奈川県立歴史博物館が所蔵する 江梨鈴木家文書 をはじめとする 北条氏関係文書 などにより、戦国大名北条氏の当主が直轄統治した相模国西部および伊豆国の様相を紹介します。

<展示構成と主な展示資料>
1 二つの性格を持つ地域
西相模、伊豆地域は北条領国の中枢であり、かつ西の端でもありました。北条氏の支配体制や領国接する他大名との関係の推移を紹介します。
     大道寺盛昌書状(年未詳)4月2日 江梨鈴木家文書 当館所蔵
     北条氏規掟書(天正8年カ)6月26日 北条家文書 当館所蔵
     北条氏照書状(永禄12年)10月24日 山吉家文書 神奈川県立公文書館蔵
2 海からもたらされたもの ~海産物と人、もの、情報~
北条氏が海を利用した様子を紹介します。相模湾、駿河湾で獲れる海の幸を酒宴の席で用いるとともに、海上交通を利用して西国とのやり取りを行いました。
     伊藤家祐書状(年未詳)1月17日 江梨鈴木家文書 当館所蔵
     小田原天文記(快元僧都記)天文年間 神奈川県立図書館所蔵
     北条家法度書
     北条家法度書(元亀4年)7月16日 江梨鈴木家文書 当館所蔵
3 北条家朱印状の謎を追う
海上交通の法度周知のため複数作成された北条家朱印状は個別対応を前提とした様式を持っています。同地域の文書に見える特徴を類例と比較しながら考えます。
     北条家船手形朱印状
     北条家船手形朱印状(天正2年)7月10日 江梨鈴木家文書 当館所蔵
     北条家朱印状(天正14年)7月19日 関山家文書 個人所蔵
     北条家朱印状(天正17年)12月8日 桜井家文書 当館所蔵

※ 混雑時は入場制限をする場合があります。
※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 神奈川県立歴史博物館

【展覧会】神奈川県立歴史博物館|特別陳列 松平造酒助江戸在勤日記 ─ 武士の絵日記 ─|’23年2月18日-4月9日

神奈川歴博01 神奈川歴博02

神奈川県立歴史博物館
特別陳列 松平造酒助江戸在勤日記
── 武士の絵日記 ──
会  期  2023年2月18日[土]- 4月9日[日]
会  場  神奈川県立歴史博物館 1階 特別展示室 第1室
      231-0006 横浜市中区南仲通5-60
      Tel. 045-201-0926 / Fax. 045-201-7364
休  館  日  月曜日、2月24日[金]、28日[火]、3月14日[火]、22日[水]
開館時間  午前9時30分 - 午後5時(入館は 午後4時30分 まで)
観  覧  料  常設展示観覧料でご覧いただけます。
      一 般 300円、20歳未満・学生 200円、65歳以上・高校生 100円
主  催  神奈川県立歴史博物館
────────────────────
松平造酒助久茂(まつだいら みきのすけ ひさしげ)は、庄内藩(現山形県鶴岡市周辺)の上級武士で、元治元(1864)年8月より約1年間江戸に在勤、江戸市中取締を主導する任にあたりました。
造酒助は江戸在勤中に50冊にもおよぶ日記を記し、国元の家族へ送っています。この日記にはかわいらしい挿絵がふんだんに描かれ、その挿絵から造酒助の生活や、その時の心情を見ることができます。さらに近年には、造酒助の国元である鶴岡市郷土資料館に、造酒助が同時期に国元へ送った100通を超える書簡が収蔵されていることが判明し、日記と書簡の研究から様々なことが解明されました。
本展示では、造酒助の江戸における生活や職務、造酒助が見た幕末江戸の様相を紹介します。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上展観を。
[ 詳 細 : 神奈川県立歴史博物館

【展覧会】神奈川県立歴史博物館|特別陳列 古文書が語る富士山宝永噴火-神奈川県域の被災と復興-|’20年1月7日-2月2日

神奈川歴博

神奈川県立歴史博物館 特別陳列
古文書が語る富士山宝永噴火-神奈川県域の被災と復興-
会  期  2020年1月7日[火]-2月2日[日]
休  館  日  月曜日(1月13日は開館)、1月14日[火]、1月28日[火]
開館時間  9時30分-17時(入館は16時30分まで)
観  覧  料  常設展示観覧料でご覧いただけます。
      一般 300円、20歳未満・学生 200円、65歳以上・高校生 100円
会  場  神奈川県立歴史博物館 1 階 特別展示室 第 1 室
主  催  神奈川県立歴史博物館
──────────────
約300年前の宝永4年11月23日(太陽暦1707年12月16日)、富士山が大噴火を起こしました。噴出された膨大な火山灰は静岡県御殿場市と小山町(駿河国駿東郡北半部)から神奈川県域(相模国および武蔵国南部)にかけて大量に降下し、地域一帯を埋め尽くしてしまいました。これにより耕地はもちろん、家屋敷・道路・水路 山野など、人々の生活・生産基盤は根こそぎ破壊され、その復旧は困難を極め、地域に大きなツメ跡を残しました。

当館では宝永噴火の様相と深刻な被災状況、そしてそこからの復興過程を振り返るために、2006年(平成18年)に特別展『富士山大噴火-宝永の「砂降り」と神奈川-』を開催し、神奈川県内はもとより、全国各地から集めた多くの関係資料を展示・紹介しました。しかしながら、神奈川県域には深刻な被災状況とその後の困難な復興過程を窺うことのできる、なお多くの古文書や絵図などの資料が残されています。この企画では前回の特別展には展示できなかった資料や、その後新たに見出した未紹介資料を中心に、関連資料をあらためて紹介します。

近年、東日本大震災をはじめ大きな自然災害が相次いでいます。かつて地域が経験した自然災害を振り返ることは、防災への備えをまた新たにすることにもつながることと思います。

[ 詳細: 神奈川県立歴史博物館 ]

【展覧会】神奈川県立歴史博物館|令和元年度 かながわの遺跡展|「縄文と弥生-時代と文化の転機を生きた人々-」|2019年11月27日-12月22日

神奈川歴博01 神奈川歴博02

神奈川県立歴史博物館
令和元年度 かながわの遺跡展「縄文と弥生-時代と文化の転機を生きた人々-」
会  期   2019年11月27日[水]-12月22日[日]
休  館  日  月曜日
開館時間  9時30分-17時(入館は16時30分まで)
観  覧  料  一般300円、20歳未満・学生200円、高校生・65歳以上100円
      常設展観覧券でご覧いただけます。
会  場  神奈川県立歴史博物館 1階 特別展示室
主  催  神奈川県教育委員会、神奈川県立歴史博物館〔横浜会場〕
問い合せ  遺跡展に関するお問い合わせは神奈川県埋蔵文化財センター(045-252-8661)──────────────
縄文時代から弥生時代への移り変わりは、狩猟採集社会から稲作農耕社会へと変化を遂げる転機であり、歴史上の大きなターニングポイントであったといえます。
神奈川県域をはじめとした関東地方や中部高地では、縄文時代中期に極大化した遺跡数は、後期を迎えると減少に転じ、後期後葉以降から晩期にかけて激減します。
その背景として、世界的な気候の寒冷化により植生が変化したことで食料資源が枯渇し、狩猟採集社会が行き詰まり、その窮状を打破すべく稲作を取り入れることで、歴史的な転換がはかられたとされてきました。

しかし近年、停滞あるいは衰退と評価されてきた縄文時代後・晩期の社会観を見直す動きが出てきています。後・晩期社会が寒冷化を積極的に利用し、植物質食料の多角化を図り、気候の変動に適応したことがわかってきたためです。
このような視点から、変動する自然環境に適応した人々が縄文時代から弥生時代へと移り変わる時期をどのように暮らしたのかを探ることにします。

◉ かながわの遺跡展〔綾瀬会場〕
かながわの遺跡展では県内の発掘調査によって出土した資料を中心に、テーマに沿った展示を行っています。資料とじかに接することにより郷土神奈川の歴史に関心をもっていただくとともに、考古学、埋蔵文化財についての理解を深めていただく趣旨で実施しています。

[ 詳細: 神奈川県立歴史博物館