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【展覧会】ミュゼ 浜口陽三・ヤマサコレクション|手のひらほどの小さな絵 ― パリ1930年代の浜口陽三 ―|’21年9月11日-12月22日

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Musée Hamaguchi Yozo: Yamasa Collection
ミュゼ 浜口陽三・ヤマサコレクション
手のひらほどの小さな絵 ― パリ1930年代の浜口陽三 ―
会  期  2021年9月11日[木]-12月22日[水]
開館時間  11:00-17:00
      * 土曜・日曜・祝日は10:00-/最終入館16:30)
入  館  料  大 人 600円、大学・高校生 400円、中学生以下 無 料
会場住所  103-0014 東京都中央区日本橋蛎殻町1-35-7 
      TEL:03-366-0251(開館時間に準拠)
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20世紀を代表する銅版画家・浜口陽三の、若きパリの時代を紹介する展覧会です。
浜口は1930年に、東京美術学校の彫塑科を2年で中退し、フランスへ向かいました。一時はパリのサロンに油彩画を出品しますが、次第に大画面の油絵を描くことに興味を失い、小品や水彩画を制作したといいます。
戦争によりやむなく帰国するまでの9年間の作品はほとんど失われてしまいました。
しかし戦後、40歳を過ぎて完成させた神秘的な銅版画は、かつて国際芸術都市で育んだ理想の果実でもあったはずです。
本展では銅版画約30点と共に、パリ時代の小さなグアッシュ3点を特別展示するほか、作家のインタビューや資料によって当時を探ります。

Musée Hamaguchi Yozo : Yamasa Collection
ミュゼ 浜口陽三・ヤマサコレクション
浜口陽三の作品を収蔵・展示する美術館

1998年11月ヤマサ醤油株式会社が開設

浜口陽三は創業360年、歴史あるヤマサ醤油第10代目社長濱口儀兵衛の三男として生まれました。父儀兵衛は南画収集家で、自らも南画を学んだ人でした。さかのぼれば、5代目濱口灌圃は江戸後期に活躍した南画家で、濱口家は芸術に秀でた人物を多く輩出した家柄でもあります。
浜口陽三は、カラーメゾチントという独特の銅版画技法を開拓、その卓越した技術が創り出す、静謐な世界は多くのファンを魅了しています。1996年にパリ、サンフランシスコでの永い海外生活を終え帰国。本人の賛意もあり、持ち帰った多くの作品を展示する美術館を開設いたしました。現在では、銅版画の魅力を紹介する企画展、イベント、版画教室なども開催しております。

[ 詳細 : ミュゼ 浜口陽三・ヤマサコレクション