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【展覧会】伊那市創造館|第31回企画展|「池上秀畝生誕一五〇年記念展」 ~ 伊那・高遠との交流を中心に ~|’24年3月16日-5月27日

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伊那市創造館
第31回企画展「池上秀畝生誕一五〇年記念展」
~ 伊那・高遠との交流を中心に ~
期  間  令和6年(2024年)3月16日[土]- 5月27日[月]
時  間  午前10時 - 午後5時(最終入場は4時45分)
会  場  伊那市創造館 2階 企画展示室
      〠 長野県伊那市荒井3520番地 電話:0265-72-6220       
問い合せ  伊那市役所 教育委員会 生涯学習課 創造館
      電話:0265-72-6220 ファクス:0265-74-6829 メール:szk☆@inacity.jp
休  館  日  毎週火曜日/3月21日[木]
観  覧  料  無  料
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池上秀畝(いけがみしゅうほ 1874-1944)は、長野県伊那市高遠町出身の日本画家です。
明治から昭和にかけて、特に花鳥画を得意とし、日本画壇の中心人物のひとりとして活躍しました。高遠藩御用達の紙問屋の次男として生まれた秀畝ですが、祖父 池上休柳-きゅうりゅう、父 池上秀花-しゅうか、両者とも本格的に絵を学び、俳句や短歌、茶道や華道にも秀でていたという文化的な環境にあったことから、絵の描き方を自然に覚えることとなりました。

明治22(1889)年、15歳で小学校を卒業後、絵を学ぶために上京、荒木寛畝-あらきかんぽーの門人となり、写生に基づく写実的な表現の日本画を体得していきました。明治40(1907)年、第41回日本美術協会・正派同志会連合展で2等賞銀牌、翌年の文部省美術展覧会(文展)で初入選、以来大正5(1916)年から3年連続で文展特選となるも、同志と共に新結社を結び、文展改革の口火を切る存在となりました。大正8(1919)年、発足したばかりの帝国美術院展覧会(帝展)で無鑑査となり、名実共に日本画壇中心の一人となりました。晩年になっても後進の指導と作品制作に力を注ぎましたが、第2次世界大戦中の昭和19(1944)年に、東京下谷の自宅で死去。

生涯を通じて、故郷伊那・高遠への愛を忘れず、学校や図書館、寺社などさまざまな施設へ作品が贈られるなど、今もこの地には多くの作品が残っています。本年令和6(2024)年が池上秀畝生誕150年であることから、今回各地の施設が連携して企画展示を行います。

【池上秀畝生誕150年展 開催情報】
伊那市立高遠町歴史博物館/令和6年2月23日[金・祝]- 6月16日[日]
信州高遠美術館/令和6年3月2日[土]- 5月19日[日]
練馬区立美術館/令和6年3月16日[土]- 4月21日[日]
伊那市創造館/令和6年3月16日[土]- 5月27日[月]
長野県伊那文化会館/令和6年3月30日[土]- 5月12日[日]
長野県立美術館/令和6年5月25日[土]- 6月30日[日]

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 伊那市創造館 ]