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【展覧会】神奈川県立近代美術館 葉山|コレクション展 加納光於 色 – ルゥーパ、 光、 そのはためくものの|’23年7月15日-9月24日|終了

葉山コレクション0701

神奈川県立近代美術館 葉山
コレクション展 加納光於 色 – ルゥーパ、光、そのはためくものの
会  期  2023年7月15日[土]- 9月24日[日]
        前 期:7月15日[土]- 8月31日[木] 
        後 期:9月 1 日[金]- 9月24日[日]
      * 一部作品の入替えがあります。
会  場  神奈川県立近代美術館 葉山  展示室 1
休  館  日  月曜日(7月17日、9月18日を除く)
開催時間  午前9時30分 – 午後5時(入館は 午後4時30分 まで)
観  覧  料  一  般  250円、20歳未満・学生 150円、65歳以上 100円、高校生 100円
      *中学生以下と障害者手帳等をお持ちの方(および介助者原則1名)は無料です
      * 各種割引、優待情報などは 下掲詳細公式サイトを参照ください。
同時開催  企画展「挑発関係 = 中平卓馬 × 森山大道」
主  催  神奈川県立近代美術館
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加納光於(かのう みつお  1933年、東京生まれ)は、豊かなイメージを追求してきた独行の作家です。1955年、銅版画集『植物』を自費出版し、翌年、詩人・批評家の瀧口修造(1903-1979)の推薦によりタケミヤ画廊の銅版画展に参加。金属版の腐蝕をめぐる独自の思考と、斬新な技法が生み出す幻想的で有機的なイメージは高く評価され、国内外で受賞が相次ぎました。
1960年代に入るとそのモノクローム世界は一転。熱で変容させた亜鉛版に、鮮やかな色の絵具を塗るなどしてプレスしたメタルプリントは、色彩版画の開花であると同時に、瞬時に生まれる色彩、その揺らぎに作家の意識を向かわせることになりました。
その後、カラーインタリオ、リトグラフなど次々と表現を広げ、オブジェや本の装幀も手がけるなかで、1980年頃からは、色彩の波動とも言うべき油彩画を展開。その旺盛な創作活動は、90歳を迎えた今日も一貫しています。

同館の加納作品のコレクションは、初期のモノクローム版画を起点に、2013年、鎌倉館で開催した個展を機に収蔵された色彩版画、オブジェから成ります。本展ではそれらに加えて、作家から寄贈された新作を含む油彩画の数々を展覧します。加納が70年余にわたり問い続けてきた色と光の世界をお楽しみください。×森山大道」の観覧券で、同日に限りコレクション展「加納光於 色(ルゥーパ)、光、そのはためくものの」をご覧いただけます。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 神奈川県立近代美術館 葉山 ]